JPH0524955A - 透水性コンクリートブロツクおよびその製造方法 - Google Patents

透水性コンクリートブロツクおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH0524955A
JPH0524955A JP3182411A JP18241191A JPH0524955A JP H0524955 A JPH0524955 A JP H0524955A JP 3182411 A JP3182411 A JP 3182411A JP 18241191 A JP18241191 A JP 18241191A JP H0524955 A JPH0524955 A JP H0524955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
water
permeable concrete
aggregate
concrete block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3182411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3230529B2 (ja
Inventor
Haruomi Tada
多田東臣
Kunihiro Yuno
油野邦弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Research Institute Inc
Original Assignee
Shikoku Research Institute Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shikoku Research Institute Inc filed Critical Shikoku Research Institute Inc
Priority to JP18241191A priority Critical patent/JP3230529B2/ja
Priority to KR1019920013148A priority patent/KR950006210B1/ko
Publication of JPH0524955A publication Critical patent/JPH0524955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3230529B2 publication Critical patent/JP3230529B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/009After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/53After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone involving the removal of at least part of the materials of the treated article, e.g. etching, drying of hardened concrete
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00241Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00284Materials permeable to liquids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00241Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00336Materials with a smooth surface, e.g. obtained by using glass-surfaced moulds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00241Physical properties of the materials not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00405Materials with a gradually increasing or decreasing concentration of ingredients or property from one layer to another

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] セメントをバインダとした透水性コンクリー
トブロックで、一定の透水性能を有するものを安定的製
造することを目的とし、同時にその表面が平坦で歩行し
やすく、さらにその表面への骨材の露出面積が大きく外
観の良好なものを提供することをも目的とする。 [構成] セメントCをバインダとして表層骨材4や下
層骨材5を接合した透水性コンクリートブロック1にお
いて、そのブロック1の表面1a側を研磨してあるこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、歩道等に舗装として
設置されるコンクリートブロックであって、透水性を有
するものに関する。
【0002】
【従来の技術】近時自然環境との調和等のため、舗装用
等に用いられるブロックに透水性を付与させることが望
まれている。
【0003】かかる要望に応えて、この種のブロックに
透水性を付与する技術が各種提案されている。
【0004】しかしながら、これらの提案の多くは、骨
材をエポキシ樹脂等の合成樹脂をバインダとして用いて
接合させるものや融薬を用いて焼結させる等材料や工程
上高価なものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ブロックのバインダとしてセメントを用いれば、ブロッ
クを安価にすることができると考えられる。
【0006】しかし、バインダをセメントとした場合、
セメントの接着力の発生に時間がかかるので、骨材と混
練したブロック材料を成形型内に充填する時点での骨材
へのセメントの付着力が小さく、セメント分の脱落があ
る程度生じるので、この脱落したセメント分のいかんに
よりブロックの透水性能にばらつきを生じ、一定の透水
性能のコンクリートブロックを安定的に製造することが
困難である。
【0007】かかる背景に鑑み、本願発明者は鋭意研究
の結果、前記問題点の根本原因が次の点にあることを察
知した。
【0008】すなわち、この種の舗装用等に用いられる
コンクリートブロックは、工業的には、一般にそのコン
クリートブロックの表面側を下向きとした成形型にブロ
ック材料を充填して型成形により製造されるものであ
る。
【0009】そして、骨材から遊離した状態のセメント
分が前記ブロックの表面側の部位に集中する傾向にあ
り、このため、このブロックの表面側の部位でのセメン
ト分の分量が過多となることにより、透水機能を奏する
骨材間の空隙が閉塞され、この閉塞の程度に応じて透水
性能のばらつきが生じるものと考えられる点である。
【0010】この発明は、このような背景と本願発明者
の知見に基づいてなされたもので、セメントをバインダ
とした透水性コンクリートブロックで、一定の透水性能
を有するものを安定的に製造することを目的とし、同時
にその表面が平坦で歩行しやすく、さらにその表面への
骨材の露出面積が大きく外観の良好なものを提供するこ
とをも目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、セメントをバインダとして
骨材同士を接合した透水性コンクリートブロックにおい
て、そのブロックの表面側を研磨してあることを特徴と
する。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、透水性コンクリ
ートブロックの表面側を研磨してあるので、骨材から遊
離した状態のセメント分が内在している部分が除去さ
れ、残部でブロックが形成されているので、ブロックの
透水性能を安定的に維持することができる。
【0013】そして、ブロックの表面側が研磨されてい
るので、平坦で歩行等が行いやすく、また、塊状の骨材
の断面が前記ブロックの表面に露出するので表面に対す
る骨材の露出する面積割合が大きく、外観も良好とな
る。
【0014】
【実施例】以下、図面に示す一実施例によりこの発明を
説明するが、先に透水性コンクリートブロックの製造方
法を説明し、その後に実施例の透水性コンクリートブロ
ックの説明を行なう。
【0015】図2は、透水性コンクリートブロックの製
造工程図である。
【0016】この透水性コンクリートブロックの製造工
程においては、まずブロック材料の混合撹拌工程が行な
われる。
【0017】この実施例の場合、透水性コンクリートブ
ロック1はその表面側1aに外観性の良好な表層を備え
た2層構造からなるものであるため、その表層を形成す
るための表層材料(この発明でいう第1のブロック材料
に該当する)と、そのブロックの下層を形成するための
下層材料(この発明でいう第2のブロック材料に該当す
る)とをそれぞれ別個に混合撹拌して用意する。
【0018】表層材料としては、色彩の美しい石を小割
りして、ふるいで粒径範囲を10mm〜1.2mmに選別し
た砕石からなる表層用骨材4と、白色ポルトランドセメ
ントと、ポリマー(例えば、ヘキスト合成株式会社社製
の商品名モビニールDM200)に微量の増粘剤(例え
ば、ヘキスト合成株式会社社製の商品名チローゼMH)
等を添加した結合補助剤と、水からなるものである。
【0019】すなわち、表層材料は、前記表層用骨材4
と、その表層用骨材4の1/3〜1/5重量の白色ポル
トランドセメントと、その白色ポルトランドセメントの
約1/40重量の結合補助剤と、前記白色ポルトランド
セメントの約1/3重量の水とをミキサに投入して混合
撹拌することにより得られたものである。
【0020】かかる表層材料を構成する表層用骨材4の
表面には、白色ポルトランドセメントや結合補助剤等が
付着しており、これらによって各骨材4同士の接着が可
能となっている。
【0021】一方、下層材料は、粒径5〜2.5mmの7
号砕石を主体とする下層骨材5と、この下層骨材5の1
/3〜1/5重量の普通ポルトランドセメントと、その
普通ポルトランドセメントの約1/40重量の前記と同
様の結合補助剤と、前記普通ポルトランドセメントの約
1/3重量の水とをミキサに投入して混合撹拌すること
により得られたものである。
【0022】この下層材料を構成する下層骨材5の表面
にも、普通ポルトランドセメント等が付着しており、他
の骨材との接着が可能となっている。
【0023】なお、これらのブロック材料の調整におい
ては、白色ポルトランドセメントあるいは普通ポルトラ
ンドセメントの添加量は、各材料中の骨材4,6の全表
面を濡らすに必要かつ十分の量であることが好ましい。
【0024】このようにして表層材料および下層材料が
用意された後、鋼製型枠M(この発明でいう成形型に該
当する)内に次のように型込め工程が行なわれる。
【0025】この型込め工程においては、鋼製型枠M内
の底部にまず遅延紙を敷込み、この遅延紙上に表層材料
を1〜2cmの厚さに敷きならし、むらのないように押
え、鋼製型枠Mの底部に沿って表層材料からなる薄層を
形成する。
【0026】なお、この遅延紙は、セメント凝固の遅延
剤(例えば、日槽マスタービルダーズ株式会社製100
−R)を紙材に浸透させたものであり、また、型枠Mは
胴部のみの型枠とし作業台の上面を底部として用いるこ
ととしてもよい。
【0027】そして、この表層材料からなる薄層の上側
に、下層材料を4〜5cmの厚さで敷きならし、締固め機
械Bにより振動締固めを行なうことによって表層材料部
2と下層材料部3とを形成する(図3)。
【0028】かかるブロック材料の型込め工程において
は、白色ポルトランドセメントあるいは普通ポルトラン
ドセメントの添加量過多や,水分量の過多あるいは表層
または下層材料の混合撹拌の具合い、さらには締固め操
作等の型込めに伴う操作等により、各骨材4,5から遊
離した状態のセメント分Cが生じ、これらが落下するこ
とにより、セメント分Cは鋼製型枠M中での底部側であ
る,ブロック1の表面1a側の部位に多く分布するおそ
れがあるが、本願では後述の研磨工程が存在するのでこ
れによる不都合はない。
【0029】前記のように型込め工程の行なわれたブロ
ック材料は、直ちにまたはおよそ1昼夜室内で養生させ
た後型枠Mを外す(脱型工程)。
【0030】この時、ブロック1の表面1aにおいて
は、塊状の骨材4の一端部が型枠Mの表面に接した状態
であるので、図4に示すように、骨材から遊離した状態
のセメント分Cで骨材4が覆われた状態となりがちであ
るが、この実施例においては前記遅延紙をブロック1の
表面1aから剥し、凝固の遅延したセメント分Cをブラ
シ等でブロック1の表面1aから除去する。
【0031】なお、この表面のセメント分Cの除去工程
は脱型したブロック1の表面1aに前記と同様の遅延剤
を吹き付け、その後ブラシで除去することとしてもよ
い。
【0032】この後、さらにブロック1の養生を行い,
型込め工程からおよそ1週間後の適度な強度が発現した
時点で、ブロック1の表面1aの研磨工程を行なう。
【0033】なお、前記養生は、例えば、70度〜10
0度程度の蒸気室により1昼夜程度の蒸気養生としても
よい。
【0034】研磨工程は、研削砥石等を用いた研磨機で
行なうが、この時点には前記各ブロック材料の強度が十
分発現されているので、この研磨に伴う加工力に表面1
aの骨材4は対抗することができる。
【0035】したがって、セメント分Cが除去され,骨
材4が露出して凹凸状となっている前記ブロック1の表
面1aにおいて、研削砥石は、突出している骨材4の凸
部を例えば寸法dだけ削り落し、表面1aを図5中の仮
想線Aに示すように平坦な状態に仕上げられてブロック
1の製造が完了する。
【0036】このようにして製造された透水性コンクリ
ートブロック1は、図1に示すようである。
【0037】透水性コンクリートブロック1は、表層材
料部2と下層材料部3からなる。
【0038】表層材料部2中の表層骨材4は、その全表
面に白色ポルトランドセメント等が付着されており、各
表層骨材4同士が互いに接着されて一体化している。下
層材料部3中の下層骨材5は、その全表面に普通ポルト
ランドセメント等が付着されており、各下層骨材5同士
も互いに接着されて一体化している。
【0039】このように、表層骨材4と下層骨材5と
は、ともに白色ポルトランドセメントあるいは普通ポル
トランドセメントが付着しており、いずれもポルトラン
ドセメントであるため、表層骨材4と下層骨材5との間
も良好に接着されており、この透水性コンクリートブロ
ック1は表層材料部2と下層材料部3との2層構造の一
体に構成されている。
【0040】そして、前記各表層骨材4や各下層骨材5
は、いずれも塊状であるので、前記接着はその接点部分
で行なわれ、その他の部分には空隙6が形成されてい
る。
【0041】この空隙6は、この透水性コンクリートブ
ロック1の表面から水を下方に導き、この透水性コンク
リートブロック1に透水性能を付与するものであり、こ
の透水性コンクリートブロック1の踏面となる,表面1
aは、前記したように研磨してある。
【0042】これにより、前記鋼製型枠M中において、
最も底部に位置し,骨材4等から遊離した状態のセメン
ト分Cが過多の状態となっていたおそれのある部位が、
ブロック1から除去され、その残部でブロック1が形成
されているので、このブロック1の透水性能のばらつき
はきわめて小さく,透水性能の安定したブロック1が得
られる。
【0043】そして、この実施例においては研磨工程に
先だって、表面1a側のセメント分Cを大部分除去し、
骨材4のみの凹凸状態としてあるので、骨材4のみを研
磨すればよく、研磨工程の負荷が小さく,比較的容易な
作業となっている。
【0044】さらに、一般に型成形において塊状の骨材
を用いると、その骨材の一端が型枠の内面に接触するの
で、ブロックの表面がセメント等で覆われ,骨材をブロ
ックの表面に大きく露出させることは困難であるが、本
願では表面1aを研磨することにより、表面1aに骨材
4の断面が位置するので、ブロック1の表面1aにおい
て露出する骨材4の面積割合が増大して良好な外観とす
ることができる。
【0045】また、ブロック1の踏面となる表面1aが
平坦であることにより、その上の歩き心地が良好である
とともに、透水性をもたらす微細孔により滑り止めの効
果がある。
【0046】以上説明した実施例は、表層材料部と下層
材料部との2層構造とした透水性コンクリートブロック
に関するものであるが、本願発明は、これに限らず、1
層構造としてもよく,また3層以上の構造であっても実
施することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、透水性コンクリートブロックの表面側を研
磨してあるので、骨材から遊離した状態のセメント分が
内在している部分が除去され、残部でブロックが形成さ
れているので、ブロックの透水性能を安定的に維持する
ことができる。
【0048】そして、ブロックの表面側が研磨されてい
るので、平坦で歩行等が行いやすく、また、塊状の骨材
の断面が前記ブロックの表面に露出するので表面に対す
る骨材の露出する面積割合が大きく、外観も良好とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の透水性コンクリートブロックの説明断
面図である。
【図2】実施例の透水性コンクリートブロックの製造工
程図である。
【図3】型込め工程の説明図である。
【図4】脱型後の透水性コンクリートブロックの表層断
面説明図である。
【図5】表面のセメント分を除去した状態での透水性コ
ンクリートブロックの表層断面説明図である。
【符号の説明】
C セメント分 M 鋼製型枠(成形型) 1 透水性コンクリートブロック 1a 表面 4 表層骨材 5 下層骨材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントをバインダとして骨材同士を接
    合した透水性コンクリートブロックにおいて、 そのブロックの表面側を研磨してあることを特徴とする
    透水性コンクリートブロック。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の透水性コンクリートブロ
    ックにおいて、 そのブロックの表面側部位の骨材をその他の部位の骨材
    と異ならせたことを特徴とする透水性コンクリートブロ
    ック。
  3. 【請求項3】 骨材とバインダとしてのセメントとを主
    要材料とし、これを混合撹拌したブロック材料を成形型
    内に充填して成形する透水性コンクリートブロックの製
    造方法において、 前記成形型から脱型し、硬化した透水性コンクリートブ
    ロックの表面を研磨することを特徴とする透水性コンク
    リートブロックの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の透水性コンクリートブロ
    ックの製造方法において、 透水性コンクリートブロックの硬化が完了する前に、そ
    のブロックを前記成形型から脱型するとともに、そのブ
    ロック表面のセメント分を除去してこれを硬化させ、こ
    の後、前記表面研磨を行なうことを特徴とする透水性コ
    ンクリートブロックの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の透水性コンクリートブロ
    ックの製造方法において、 前記ブロック材料として第1のブロック材料と第2のブ
    ロック材料とを用意し、成形型の底部に第1のブロック
    材料を薄層状に充填し、さらにこの薄層状の第1のブロ
    ック材料の上側に第2のブロック材料を層状に充填して
    前記第1のブロック材料と第2のブロック材料とからな
    る透水性コンクリートブロックを一体に成形し、前記第
    1のブロック材料で形成した透水性コンクリートブロッ
    クの表面を研磨することを特徴とする透水性コンクリー
    トブロックの製造方法。
JP18241191A 1991-07-23 1991-07-23 透水性コンクリートブロックおよびその製造方法 Expired - Lifetime JP3230529B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18241191A JP3230529B2 (ja) 1991-07-23 1991-07-23 透水性コンクリートブロックおよびその製造方法
KR1019920013148A KR950006210B1 (ko) 1991-07-23 1992-07-23 투수성 콘크리트 블록 및 그 제조방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18241191A JP3230529B2 (ja) 1991-07-23 1991-07-23 透水性コンクリートブロックおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0524955A true JPH0524955A (ja) 1993-02-02
JP3230529B2 JP3230529B2 (ja) 2001-11-19

Family

ID=16117827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18241191A Expired - Lifetime JP3230529B2 (ja) 1991-07-23 1991-07-23 透水性コンクリートブロックおよびその製造方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3230529B2 (ja)
KR (1) KR950006210B1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003049402A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Taiheiyo Cement Corp 透水性コンクリートの表面処理方法
JP2003246664A (ja) * 2001-12-19 2003-09-02 Kagoshima Prefecture 低コストのシラス加圧成形体およびその製造方法
KR100689183B1 (ko) * 2006-09-28 2007-03-02 (주)자연과환경 투수 콘크리트 블록의 제조방법, 및 이에 의하여 제조된투수 콘크리트 블록
JP2020200740A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 大林道路株式会社 透水コンクリート舗装の舗装構造及び施工方法
CN113458988A (zh) * 2021-07-20 2021-10-01 安徽佑开科技有限公司 一种用于制作砂轮的模具填充装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129838A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Shinsei_Techno Co., Ltd. 保水性成形体およびその製造方法
KR20210076234A (ko) 2019-12-13 2021-06-24 주식회사 네오콘크리트 보습형 보도블록

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003049402A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Taiheiyo Cement Corp 透水性コンクリートの表面処理方法
JP2003246664A (ja) * 2001-12-19 2003-09-02 Kagoshima Prefecture 低コストのシラス加圧成形体およびその製造方法
KR100689183B1 (ko) * 2006-09-28 2007-03-02 (주)자연과환경 투수 콘크리트 블록의 제조방법, 및 이에 의하여 제조된투수 콘크리트 블록
JP2020200740A (ja) * 2019-06-13 2020-12-17 大林道路株式会社 透水コンクリート舗装の舗装構造及び施工方法
CN113458988A (zh) * 2021-07-20 2021-10-01 安徽佑开科技有限公司 一种用于制作砂轮的模具填充装置
CN113458988B (zh) * 2021-07-20 2023-06-23 安徽佑开科技有限公司 一种用于制作砂轮的模具填充装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR930002274A (ko) 1993-02-22
KR950006210B1 (ko) 1995-06-12
JP3230529B2 (ja) 2001-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2888342B2 (ja) 天然石コンクリートブロックの製造方法
US3378617A (en) Method of facing building products with exposed mineral granules
US7607859B2 (en) Surface seeded fine aggregate concrete simulating quarried stone
KR100309155B1 (ko) 자연석표면층을갖는다공성시멘트블록제조방법
JP2023060787A (ja) 竹繊維による舗装用ブロックおよびその製造方法
JPH0524955A (ja) 透水性コンクリートブロツクおよびその製造方法
KR100406440B1 (ko) 흙을 자재의 일부로 사용하는 시멘트콘크리트도로포장방법 및 시멘트블록 제조방법
JPH06313301A (ja) 弾性舗装ブロック及びその製造方法
JPH11209906A (ja) 透水性ブロック
KR100500575B1 (ko) 자연석 투수 평판 블록 및 그 제조방법
JPH11226931A (ja) 路面用透水性ブロックおよびその製造方法
JP2000034702A (ja) 舗装ブロック
JP2006241700A (ja) 土質ブロック
JP2614814B2 (ja) 表面化粧コンクリートブロツク
JPH0371961B2 (ja)
JP3005835B2 (ja) 模様入り人造石成形体の製造方法
US20090085250A1 (en) Manufacture of Moulded Paving Elements
JPH0411781Y2 (ja)
JPH0437921Y2 (ja)
JP4150970B2 (ja) 化粧コンクリート路面の施工方法
JPH01275483A (ja) 天然石コンクリートブロックの製造方法及びその洗い出し装置
JP2551858B2 (ja) 人工大理石の製造方法
JPH07112425A (ja) 透水性ブロック及びその製造方法
JPH02111648A (ja) 透水性複合平板及びその製造方法
JPH02238901A (ja) 自然石結合ブロックの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070914

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term