JP4150970B2 - 化粧コンクリート路面の施工方法 - Google Patents

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本発明は、庭、公園、駐車場、道路等において、石材を表面に露出させた化粧コンクリート路面を敷設する施工方法に関する。
コンクリート舗装の表面に石材を露出させて化粧用路面を形成する方法として、下地コンクリートと、この下地コンクリートの上層に石材が混合されている化粧用コンクリートを打設して、前記下地コンクリートと化粧用コンクリートとを一体化形成し、該化粧用コンクリートの表面のコンクリートをサンドブラストで除去することにより、石材を表面に露出させて化粧用路面を形成する方法が提案されている。
このようにサンドブラストによって石材を露出させることで、石材が露出した部分と非露出部分とで様々な模様を描くことができる。
さらに、化粧路面に所定模様の凹溝を形成する方法として、表面の化粧用コンクリートが硬化する前に、鉄筋等で型押しするという手段が提案されている。
しかし、この従来の凹溝を形成する方法は、コンクリートを打設してすぐに行うことはできない。なぜなら、打設した後、すぐに型押しによって凹溝を形成しても、コンクリートがまだ柔らかいため、流動して平面化してしまい溝が残らないからである。従って、実際には、ある程度コンクリートが硬化した後、すなわち生乾きの状態で行う必要があった。よって結局、化粧用コンクリートを打設してから、夏では4〜5時間、冬では6時間から8時間近く経過した後に、型押ししなければならないという大きな問題があった。
また、凹溝を形成した場合であっても、サンドブラスト加工のときに、凹溝の表面はなんら保護されていないので、凹溝内もブラスト加工されてしまい、そのため周囲の削れた部分との視覚の差別化が図りづらいという欠点があった。
特開2003−138505号公報
そこで、本発明は以上のような問題点を鑑みてなされたものであり、コンクリート表面に凹部の模様を明確かつ容易に設けた化粧コンクリート路面を形成することができる施工方法を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、請求項1に係る発明が採った手段は、コンクリート10を打設する工程と、前記コンクリート10に、ゴム又はシリコンで作製された型枠50を埋設し、溝などの凹部を形成する工程と、前記コンクリート10を乾燥させる工程と、サンドブラストによって、前記コンクリート10表面を削る工程と、乾燥した前記コンクリート10から前記型枠50を除去し、サンドブラストによって削られていない凹部を露出する工程と、からなることを特徴とする化粧コンクリート路面100の施工方法、とするものである。
また、請求項2に係る発明が採った手段は、コンクリート10を打設する工程と、該コンクリート10の上面に石材30を埋設するとともに、ゴム又はシリコンで作製された型枠50を埋設し、溝などの凹部を形成する工程と、前記コンクリート10を乾燥させる工程と、サンドブラストによって、前記コンクリート10表面の石材30周辺のコンクリート10を除去し、石材30を表面に露出する工程と、乾燥した前記コンクリート10から前記型枠50を除去し、サンドブラストによって削られていない凹部を露出する工程と、からなることを特徴とする化粧コンクリート路面の施工方法、とするものである。
請求項1又は2に係る発明は、コンクリート10の表面に溝などの凹部を形成する手段として、ゴム又はウレタンからなる型枠50を埋め込んだものである。ゴム又はウレタンからなる型枠50を用いることにより、従来の型押しと比較して以下のような特徴を有する。
まず、従来の型押しという方法では、打設直後のコンクリート10に凹部を形成したとしても、硬化する前のコンクリートは表面張力により表面が平面化してしまい凹部が形成されないか、されたとしても型押しした形状を保つことはできない。しかし、本発明の型枠50は、完全に埋め込んだ状態で硬化を待つので、このような弊害がなく型の形状を確実に保ったままコンクリートが硬化する。従って、コンクリートを打設した後、硬化時間を待つことなく直ちに型枠50の埋め込み作業を行うことができ、作業時間を大幅に短縮することができる。
また、ゴム又はウレタンは、サンドブラストによって摩耗することがないので、埋め込んだ状態のままサンドブラスト加工を行うことができる。よって、凹部は型枠で保護された状態となり、凹部は全く削られることなく、削られて白っぽくなった部分とにより、明瞭なコントラストを形成することになる。また、凹部内がサンドブラストによって削られることないことから、その形状も深くかつ明瞭な凹部を形成することができる。
さらに、型枠を従来のような鉄筋等の硬質なものでなく、ゴムやウレタンという成型可能な軟質な素材を用いていることから、様々な複雑な形状に作製することができる。したがって、従来のような凹溝に限られることなく、様々な形状の凹部を形成することができる。
さらに、請求項3に係る発明が採った手段は、下地コンクリート11を打設する工程と、化粧用コンクリート20と一体化可能であるとともに、上層から化粧用コンクリートを流し込んでも下地コンクリート11と攪拌混合されない程度に下地コンクリート11を固化させる工程と、前記下地コンクリート11の上面に石材30を混合した化粧用コンクリート20を打設する工程と、前記化粧用コンクリート20に、ゴム又はシリコンで作製された型枠50を埋設し、溝などの凹部を形成する工程と、前記化粧用コンクリート20を乾燥させる工程と、サンドブラストによって化粧用コンクリート20表面の石材周辺のコンクリートを除去し、石材30を表面に露出する工程と、乾燥した化粧用コンクリート20から型枠50を除去し、サンドブラストによって削られていない凹部を露出する工程と、からなることを特徴とする化粧コンクリート路面100の施工方法、とするものである。
また、請求項4に記載された発明が採った手段は、下地コンクリート11を打設する工程と、化粧用コンクリート20と一体化可能であるとともに、上層から化粧用コンクリート20を流し込んでも下地コンクリート11と攪拌混合されない程度に下地コンクリート11を固化させる工程と、前記下地コンクリート11の上面に化粧用コンクリート20を打設する工程と、該化粧用コンクリート20の上面に石材30を埋設するとともに、ゴム又はシリコンで作製された型枠50を埋設し、溝などの凹部を形成する工程と、前記化粧用コンクリート20を乾燥させる工程と、サンドブラストによって、化粧用コンクリート20表面の石材周辺のコンクリートを除去し、石材を表面に露出する工程と、乾燥した化粧用コンクリート20から型枠50を除去し、サンドブラストによって削られていない凹部を露出する工程と、からなることを特徴とする化粧コンクリート路面100の施工方法、とするものである。
この請求項3及び請求項4に係る発明は、意匠的効果を意図してされる表面の化粧用コンクリート20と、強度確保のために打設される下地コンクリート11との2層からなる化粧用コンクリート路面を形成する方法である。表面の化粧用コンクリート20を薄く形成した場合、下地コンクリート11と上層の化粧用コンクリート20層が分離していると、重量のある車両等が走行した場合に、上層の化粧用コンクリート20が剥離してしまうおそれがある。そこで、下地コンクリート11が完全に硬化する前に、上層の化粧用コンクリート20を打設して上層と下層のコンクリートを一体化させたものである。型枠50等で凹部を形成し、サンドブラストによって凹部及びその他覆い隠された以外の部分を削って模様を形成する点は、請求項1又は2と同様である。
本発明に係る化粧コンクリート路面の施工方法によれば、化粧用コンクリートの打設と凹部形成との作業工程を時間的に分離することなく、化粧用コンクリート打設後、直ちに作業を行うことができ、施工時間を大幅に短縮可能とすることができる。
また、完成した凹部の形状も様々なバリエーションに対応できるとともに、深くかつ明瞭な凹部を設けることができる。
本発明の化粧コンクリート路面は、一般に敷設されるコンクリート路面と同様の方法で作成されたコンクリート路面を用いて形成することができるものである。本発明は、このように通常の方法で打設されたコンクリート路面に、ゴム又はウレタンで作製された型枠をコンクリート内に埋め込むことによって凹部を形成する。このとき、コンクリートが硬化した後に、型枠を除去する必要があるので、少なくとも一部がコンクリート路面の外部に露出するように埋め込む必要がある。また、必要であれば、同時に石材を埋め込んで化粧性を向上させても良い。なお、ここで使用される型枠の形状は、特に限定するものではなく、適宜任意に設定される。例えば、ブロックを敷き詰めたような意匠にしたい場合には、ブロックを敷き詰めたときにできるブロック間の凹部形状をかたどった型枠を埋め込むことになる。その他、文字を形成したい場合には、文字をかたどったゴム又はウレタンの型枠を埋め込むことになる。このような型枠を駆使して凹部を形成することにより化粧用路面に幾何学模様やアート画風な路面を形成することができる。
そして、上層のコンクリート路面が乾燥した後に、サンドブラストによって砂を吹き付けてコンクリート表面を削ることによって、削られて白く形成された部分と型枠によって保護された黒色の部分とでコントラストを形成し、及び凹部と凹部でない場所で形状の有無によって模様を形成する。なお、ここでサンドブラストに用いる砂は、粒度がそろっているものを用いると表面の削れる度合いが一定になるため好ましく、また土質を含まないものを用いると施工時に粉塵を出しにくいため好ましい。より好適には粒度1.5mm以下のケイ砂等がよい。
次に、二層構造の化粧コンクリート路面について説明する。二層の化粧コンクリート路面は、下層を形成する下地コンクリート層と、その上層を形成する化粧用コンクリート層とからなる。下地コンクリートは、通常に使用されるものであり、セメントに細骨材(砂)若しくは、粗骨材(砕いた石や砂利等)を混合したものが使用される。一方、上層を形成する化粧用コンクリートは、内部に化粧用の石材を混合又は埋め込んで使用される。化粧用コンクリートに使用されるコンクリートは、下層を形成するコンクリートと同様にセメントに細骨材や粗骨材を任意に配合したものを使用してもよいが、より意匠的効果を発揮させるために着色剤を用いて彩色したセメントを用いてもよい。着色されたセメントを用いれば、石材との組み合わせにより様々な模様やコントラストの表面層を形成することができる。化粧用コンクリートに混合又は埋設される石材の種類、大きさ等は、特に限定するものではない。天然石、自然石又は人工的に彩色した石等、種々のものを使用することができる。
2層コンクリート路面を形成する場合において、化粧用コンクリートは意匠効果をねらってされるものであるから、表面に薄く存在すれば足りる。また、比較的高価な素材である石材を混合した化粧用コンクリートは、できるだけ打設する量は少ない方が望ましい。従って、化粧用コンクリートは石材が脱落することがなく、かつ上層に十分な強度を保てる程度の厚さに形成するとよい。好適には、1cm〜4cm程度に打設するとよい。しかし、化粧用コンクリートを薄く形成した場合、下地コンクリートと上層の化粧用コンクリート層が分離していると、重量のある車両等が走行した場合に、上層の化粧用コンクリートが剥離してしまうおそれがある。そこで、上層の化粧用コンクリートは、下地コンクリートが完全に硬化する前に打設して上層と下層のコンクリートを一体化させる。化粧用コンクリートを打設する時期は、下地コンクリートの表面が硬化する前であれば、下地コンクリートを打設した直後であってもよいが、より好適には、下地のコンクリートが半乾燥の状態、すなわち、その上面からコンクリートを打設しても、混ざり合うことはなく、かつ表面が多少乾燥して上層と下層のコンクリートが完全に分離しない状態のときに行うのが好ましい。
そして、化粧用コンクリートに石材が混合されていない場合には、石材を埋め込んだ後若しくは埋め込みと同時に、石材を混合した化粧用コンクリートを打設した場合には、その後又は打設した化粧用コンクリートの表面をならすときにゴム又はウレタンで作成された型枠を化粧用コンクリート内に埋め込む。
そして、上層のコンクリート路面が乾燥した後に、サンドブラストによって砂を吹き付けて石材の周囲のコンクリートを削り落として、石材を表面に露出させて化粧用コンクリートの表面を形成する。
こうしてサンドブラストされた化粧用コンクリート表面は冷たい感じのコンクリートから、自然石や人工石が表面に顔を出し、コンクリート路面とは感じられない程の風合いをもつ化粧用路面を形成することができる。このときにゴムやウレタンの型枠が存在する場所は、サンドブラストによって表面が削られることはないため、型枠を取り外せば、その部分に綺麗な凹部が形成されて模様を形成することになる。
さらにサンドブラストする前にサンドブラスト防止用型材を化粧用路面に敷いた後にサンドブラスト加工を行うことによって、サンドブラスト加工しない部分を設けることができ、これによって模様を形成することもできる。サンドブラスト用型材は、サンドブラストによって破損しないものであればよく、例えば、ベニヤ板、ゴム板、厚手の紙等を用いることができる。特にゴム板は、舗装路面に追従して覆うことができるのみならず、サンドブラストによってもゴムが削られることもないため、好適である。なおここで、使用する型材の模様や配置は、適時自由に決定することができるが、サンドブラスト用型材で幾何学模様や具体的なアート画を型どりすると、背景に相当する部分のみサンドブラスト加工されて型どりされた部分のみが浮き上がったように見えて路面全体に美しい模様やアート画が形成される。
次に本発明のうち、最適と思われる実施例について施工工程とともに説明する。
図1に化粧コンクリート路面100を施工した状態を表した図が示されている。
まず、コンクリート路面を施工する場所にコンクリート10を打設するためにある程度掘り下げる。そして、コンクリート10を打設する位置に鉄筋コンクリートを組み立てる。(図2)。そして、コンクリート10を打設し、敷き均してコンクリート10の打設は完了する(図3)。このとき、意匠的効果をねらって、コンクリート10に石材30を混合した状態で打設してもよい。
そして、このコンクリート10の表面に型枠50を埋め込む。この型枠50は、直径2cm程度のゴムからなり、あらかじめブロックを敷き詰めたときの継ぎ目をなすような形態に設けられている(図4)。この型枠50をコンクリート10の表面に敷き、図5のような平面を持つ型押し部材60によって、埋め込んでいく。
そして、コンクリート路面が完全に硬化するのを待ってから、粉塵が舞い散ることのないように表面を水で濡らした後、図6のようにサンドブラストにより、凹部溝以外のコンクリートを削ることにより、表面の風合い、色を変化させる。このとき型枠50はゴムでできているので、サンドブラストによって削られることはない。
そして、サンドブラスト加工が終了した後、硬化したコンクリート10内に埋設された型枠50を取り除くことにより、サンドブラストによって全く影響を受けていない凹部が現れ、従来と比較して明瞭な溝や凹部が形成される(図7)。従って、例えば、本実施例でいえば、あたかもブロックを敷き詰めたかのような外観を有する化粧路面を作製することができる。
図8には、実施例2における化粧路面コンクリートが示されている。この化粧路面は、下地コンクリート11と化粧用コンクリート20の二層構造からなるものである。まず、化粧用コンクリート20を施工する場所に下地コンクリート11を打設するためにある程度掘り下げる。下地コンクリート11を打設するのは、化粧用コンクリート20は高価な石材30を含んでいることから、できる限り薄く形成したいのであるが、薄く形成すると重量を有する車両等が走行した場合にコンクリート路面が破損することがあるからである。下地コンクリート11は、強度を高めるために鉄筋コンクリートとすべく、下地コンクリート11を打設する位置に鉄筋コンクリートを組み立ててある。そして、上面2cm前後を残して、下地コンクリート11を打設し、敷き均して下地コンクリート11の施工は完了する(図9)。約1〜2時間後、乾燥状況を確認し、その上面から化粧用コンクリート20を打設しても混ざり合うことのない程度の生乾き状態になった後で、かつ化粧用コンクリート20が下地コンクリート11と一体化する状態であることを確認して、化粧用コンクリート20を打設する(図10)。このとき、化粧用コンクリート20には、石材30を混合した状態で打設する。このときに、例えば御影石のように非常に高価な石を採用する場合には、化粧用コンクリートを打設した後に、石を手で一つずつ埋め込んでもよい(図11)。こうして下地コンクリート11と化粧用コンクリート20は一体化され、薄く形成されても十分な強度を保つことができる。
そして、この化粧用コンクリート20の表面に型枠50を埋め込み(図12)、化粧コンクリート路面が完全に硬化するのを待ってから、粉塵が舞い散ることのないように表面を水で濡らした後、図12下図のようにサンドブラストにより、石材30の周辺のコンクリートを除去して、化粧用コンクリート20内に混合されている石材30を露出させる。
そして、サンドブラスト加工が終了した後、硬化した化粧用コンクリート20内に埋設された型枠50を取り除くことにより、サンドブラストによって全く影響を受けていない凹部が現れ、従来と比較して明瞭な溝や凹部が形成される。
図13には実施例3における実施例が示されている。これは、サンドブラスト防止用型材60を用いて、凹部と非加工部分とを組み合わせて模様を設けたのである。この実施例2における施工工程のうち、化粧用コンクリート20を打設するまでは、実施例1と同様である。この実施例3においては、型枠50を埋め込んだ後に、サンドブラスト加工を欲しない部分に、あらかじめゴム板からなるサンドブラスト防止用型材60を敷設しておき、サンドブラスト加工を施したものである。このようにサンドブラスト防止用型材60を用いた部分は、サンドブラスト加工がされないので、化粧用コンクリート20の表面に幾何学模様やアート模様を形成することができ、型枠50と組み合わせて図14のように、「止まれ」の文字の形状をなしたサンドブラスト防止用型材を敷いた後にサンドブラスト加工をすれば、止まれの部分と型枠が埋め込まれた部分のみがサンドブラスト加工されることなく黒く形成され(図13では凹溝の部分の黒色は省略してある)、その他の部分はサンドブラスト加工がされて、複雑なアート模様を有した路面を形成することができる。
実施例1に係る施工方法によって作成された化粧用路面を表す斜視図である。 実施例1に係る化粧用路面の施工方法の工程を示す斜視図である。 実施例1に係る化粧用路面の施工工程のうちコンクリートを打設した状態を示す斜視図である。 実施例1に係る化粧用路面の施工工程に用いられる枠体を示す斜視図である。 実施例1に係る化粧用路面の施工工程のうち、枠体を埋め込んでいる工程を示す斜視図である。 実施例1に係る化粧用路面の施工工程のうち、サンドブラストで表面を加工している状態を示す斜視図である。 実施例1に係る化粧用路面の完成した状態を示す平面図である 実施例2に係る施工方法によって作成された化粧用路面を表す斜視図である。 実施例2に係る施工方法の下地コンクリートを打設した状態を示す斜視図である。 実施例2に係る施工方法によって表面の化粧用コンクリートを打設した状態を示す斜視図である。 実施例2に係る化粧用コンクリートに石材を埋設している状態を示す斜視図である。 実施例2に係る化粧用路面の施工工程のうち、サンドブラストで表面を加工している状態を示す斜視図である。 実施例3に係る化粧用路面の施工工程のうち、サンドブラストで表面を加工している状態を示す斜視図である。 実施例4に係る化粧用路面の完成した状態を示す図である。
符号の説明
10 コンクリート
11 下地コンクリート
20 化粧用コンクリート
30 石材
50 型枠

Claims (4)

  1. コンクリートを打設する工程と、
    前記コンクリートに、ゴム又はシリコンで作製された型枠を埋設し、溝などの凹部を形成する工程と、
    前記コンクリートを乾燥させる工程と、
    サンドブラストによって、前記コンクリート表面を削る工程と、
    乾燥した前記コンクリートから前記型枠を除去し、サンドブラストによって削られていない凹部を露出する工程と、
    からなることを特徴とする化粧コンクリート路面の施工方法。
  2. コンクリートを打設する工程と、
    該コンクリートの上面に石材を埋設するとともに、ゴム又はシリコンで作製された型枠を埋設し、溝などの凹部を形成する工程と、
    前記コンクリートを乾燥させる工程と、
    サンドブラストによって、前記コンクリート表面の石材周辺のコンクリートを除去し、石材を表面に露出する工程と、
    乾燥した前記コンクリートから前記型枠を除去し、サンドブラストによって削られていない凹部を露出する工程と、
    からなることを特徴とする化粧コンクリート路面の施工方法
  3. 下地コンクリートを打設する工程と、
    化粧用コンクリートと一体化可能であるとともに、上層から該化粧用コンクリートを流し込んでも前記下地コンクリートと攪拌混合されない程度に前記下地コンクリートを固化させる工程と、
    前記下地コンクリートの上面に石材を混合した前記化粧用コンクリートを打設する工程と、
    前記化粧用コンクリートに、ゴム又はシリコンで作製された埋設し、溝などの凹部を形成する工程と、
    前記化粧用コンクリートを乾燥させる工程と、
    サンドブラストによって、前記化粧用コンクリート表面の石材周辺のコンクリートを除去し、石材を表面に露出する工程と、
    乾燥した前記化粧用コンクリートから前記型枠を除去し、サンドブラストによって削られていない凹部を露出する工程と、
    からなることを特徴とする化粧コンクリート路面の施工方法。
  4. 下地コンクリートを打設する工程と、
    化粧用コンクリートと一体化可能であるとともに、上層から該化粧用コンクリートを流し込んでも前記下地コンクリートと攪拌混合されない程度に前記下地コンクリートを固化させる工程と、
    前記下地コンクリートの上面に前記化粧用コンクリートを打設する工程と、
    該化粧用コンクリートの上面に石材を埋設するとともに、ゴム又はシリコンで作製された埋設し、溝などの凹部を形成する工程と、
    前記化粧用コンクリートを乾燥させる工程と、
    サンドブラストによって、前記化粧用コンクリート表面の石材周辺のコンクリートを除去し、石材を表面に露出する工程と、
    乾燥した前記化粧用コンクリートから前記型枠を除去し、サンドブラストによって削られていない凹部を露出する工程と、
    からなることを特徴とする化粧コンクリート路面の施工方法。
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