JPS63264302A - 石張ブロツクの製造方法 - Google Patents

石張ブロツクの製造方法

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Publication number
JPS63264302A
JPS63264302A JP9756287A JP9756287A JPS63264302A JP S63264302 A JPS63264302 A JP S63264302A JP 9756287 A JP9756287 A JP 9756287A JP 9756287 A JP9756287 A JP 9756287A JP S63264302 A JPS63264302 A JP S63264302A
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JP
Japan
Prior art keywords
stones
reinforcing sheet
stone
jelly
concrete
Prior art date
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Pending
Application number
JP9756287A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Takeshita
竹下 巌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RYOWA CONCRETE KOGYO KK
Original Assignee
RYOWA CONCRETE KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by RYOWA CONCRETE KOGYO KK filed Critical RYOWA CONCRETE KOGYO KK
Priority to JP9756287A priority Critical patent/JPS63264302A/ja
Publication of JPS63264302A publication Critical patent/JPS63264302A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンクリートブロックの表面に鉄子−石等の
天然石またはモザイクタイルその他の人造石などの石材
の表面を露出させた石張ブロックの合理的な製造方法に
関する。
(従来の技術) 表面がほぼ平面状をなし、茶系統の美麗な模様を有する
石材を、その特性を利用し、これを表面に露出させたコ
ンクリート門柱等は古くから知られている。
本出願人はこのような石材を表面に露出させたブロック
の意匠性に着目し、従来灰白色−色で運転者等が眩惑す
るおそれのあった道路切を法面や河川の堤防斜面等の植
みブロックに代り、地色の異なる石材を表面に石張した
ブロックをかねてより開発施工し、非常に好評を博して
いる。
このような石張ブロックは従来法のような方法で製造さ
れていた。
そのwSlの製造方法は、ブロックを製造すべき型枠の
底面に「シラス」または貝灰などを薄く敷均し、この層
−Eに石材を押しつけながらその表面かこの層中に埋め
込まれるように配置し、次いでモルタルを打設して石材
をモルタル中に埋め込み、次いでその丘にコンクリート
を打設して型枠内にブロックを形成し、養生、脱型後「
シラス」または貝灰層を2qft、清掃仕−卜して石材
な露出させ、この露出面をブロックの表面とする製造方
法である。
この第1のSJ造方法は石材相互間の目地の幅が狭いと
きは適切な製品を得ることかでき目地の幅の広い場合は
、目地部の形成にやや難点かあり、また「シラス」ある
いは貝灰の除去仕−ヒに手間かかかる問題かある。
次に第2の製造方法は、型枠内にコンクリートを打設し
、その上面にモルタルを敷均し、このモルタル上に石材
を配置し、石材の表面にセメント硬化遅延剤を刷毛塗り
し、次いて石材を上記モルタル層に打込むと共にモルタ
ル層上面をごて仕上した後、コンクリート養生を行い、
養生完了後、脱型してブロックを型枠から取り出し、次
いで石材の表面およびその表面周囲の硬化遅延している
モルタルを洗い出して石材を浮き上らせ、仕上を行う。
この第2の製造方法は、石材相互間の目地の広い製品の
製造に適しているが1石材の打込みおよび最終表面仕上
に著しく手間を要する問題がある。
第3の製造方法は、ろうを用いるものである(特公昭5
4−57520)。この方法は、ろうを高温に加熱する
ことか必要てあり、ろうの除去にバーナ等を要し、手間
かかかる。
(発I11が解決しようとする問題点)これらの方法を
改善した第4の製造方法として、型枠の底面にまず石材
を敷並べ、その石材相互間の目地部に寒天を流し込み、
次いてモルタルを打設し、その−ヒにコンクリートを打
設してブロックを形成し、養生後寒天を洗い去ることに
よって製造する方法か開発された。
この方法は注入する寒天の厚みの調整が極めて容易であ
り、安価な材料で手間が少なくてすむ利点があるが、型
枠底面に塗布した離型剤りに寒天を流し込む場合に寒天
がはじき出されて寒天層にクラックや条痕が生じてモル
タル漏れを生じたり、また石材相互間の目地の幅が大き
いときはコンクリート締固めのためブロックに振動を与
えたとき寒天にひびが入り不良品となるなどの問題かあ
った。
本発明は、上記現状に鑑み、手間がかからない上記第4
の製造方法にさらに改善を加えて上記欠点を解消し1品
質のよい製品を合理的に製造する方法を開発し提供せん
とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の技術手段は次の工程から成ることを特徴とする
(1)  底板と側枠とから成るブロック用型枠を組立
てる。底板にはコンクリート分離用の油を塗布しておく
。    ゛ (2) 底板−ヒに補強シートを敷設する。この補強シ
ートは不織布または織布ないしは網目体であって、次工
程のゼリー状物質の脱水固化とその補強のためのもので
ある。
(3) 石材をその表面を補強シート側に向けて配置す
る。
(4) 石材相互間の目地部にゼリー状物質を流し込む
(5) 石材か埋め込まれる程度までモルタルを打設し
、次いでその上にコンクリートを打設する。
(6) コンクリート養生後脱型し、脱型したプロ・ン
クの表面から前記補強シートを剥ぎとる。このとき、大
部分のゼリー状物質は補強シートと共に回収される。
(7) さらにブロックの面を水洗仕上する。
(作用) 本発明によれば、石張ブロックの石材相互間の目地部の
大小に拘らず、補強シートによってゼリー状物質が一体
に強化され、クラック等を生ずることがないのでモルタ
ルが石張ブロックの表面に浸出することがなく、良好な
製品を確実に製造することがてきる。補強シートはゼリ
ー状物質の裏打ち材料として膜状ないしは板状のゼリー
状物質を一体に保持するもので、切裂に対して耐力があ
る薄膜シート状の材料から成るものである。
補強シートとしてはポリエステル、ナイロン、アクリル
、ビニロンなどの合成繊維、レーヨン、(再生繊維)、
アセテートなどの化学繊維、麻、木綿1組などの天然繊
維等から成る不織布、織布、網目体などを用いることか
できる。補強シートは耐切裂強度、透水性およびゼリー
状物質とのからみ合い性を有するものか好適である。
補強シートはコンクリート締固めのためのバイブレータ
の振動によってもゼリー状物質にクラックなどの欠陥を
生じさせない。
水溶性ゼリー状物質は、温水に溶解して流動性を有し、
冷却するとゼリー状に固まる粘質物質であって、例えば
寒天、上澱天(しようおりてん)などの寒天質物質、ガ
ラクトース等の多糖類炭水化物、デキストリン等を用い
ることができる。このようなゼリー状物質は取扱いが容
易であり、型枠内に注入するとき、一様に目地部に拡が
り一様な厚さを呈すると共に目視によってその厚さを極
めて容易に調節することかでき、また温水等により容易
に流し去ることができる。
また補強シートがないと、ゼリー状物質は型枠底板に塗
油したJll!型剤によってはじき出されて欠陥を生じ
やすいが、補強シートを型枠底板上に敷設することによ
りこの欠点か除かれ、かつ補強シートとこのゼリー状物
質とはよくからみ合い。
一体の板状となって、割れ、ひび等の欠陥を生じないか
ら、製品ブロックの表面側にペースト漏れ、モルタル浸
出などの欠陥を生じない。
また、脱型後補強シートを剥ぎとるとゼリー状物質は大
部分か補強シートと共に回収され、再生使用することが
回部である。
なお、石材の表面とその目地部コンクリートとの凹凸を
1mm〜2mmとするときには補強シートをゼリー状物
質に浸して付着させたシートを用い、ゼリー状物質の流
し込み工程を省略することもてきる。
〔実施例〕
第1図に示すような、鉄平石2を表面に露出した8 0
0 m m X 800 m m X 100 m m
厚の石張ブロックlを本発明方法により製造した。
底板上に側枠を組立てた2連のメタル型枠を用い、その
底板に離型剤を塗油した後、底板りに補強シートとして
それぞれ、 ■ ポリエステル100%の薄手接着芯(不織布) ■ 麻30%、レーヨン70%の織布 ■ 網目1mmのナイロン網 を敷設し、その上に厚さが30〜50mmの種々の形の
鉄平石をブロック表面の55〜80%の合計露出表面桔
をもつように適宜敷き並べ、次いで型枠中央部の鉄平石
1個を取り除いてここに温湯に溶解した寒天溶液を注入
した。寒天溶液は水1Mに乾燥寒天15gを溶解したも
のをやかんに入れて使用した。寒天溶液は容易に鉄平石
の目地部に拡がるので、目視により約15mmの厚さに
なるまで注入した。取り外した鉄平石を型枠内の元の位
置に戻した。寒天の厚さは約15mmとした。寒天が固
化した後1モルタルて目地部を埋め、さらに鉄平石がす
べて埋まるまでモルタルを打設して均した。モルタルと
しては砂セメント比3:1のものを用いた。
次にコンクリートを打設し、棒状バイブレータで締固め
た。コンクリートは セメント   220kg 川砂     450kg 砕石     970kg 水セメント比  55% の配合のものを用いた。
養生後説型し、補強シートを剥ぎとったところ、1−記
補強シート■、■、■の何れも60〜90%の寒天と共
に剥がれた。
仕]−水洗により、目地が狭いものも広いものも[1地
幅に拘らずブロック面から鉄平石か一様に約15mm浮
出した美しい石張ブロックを得ることができた。
(発明の効果) 本発明方法により、従来の製造方法に比し30〜50%
手間を節減することかてき、かつ、目地幅の寸法の如何
に拘らず石材の浮出し星の一定した美しい石張ブロフク
を容易にtA造することかiff能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により製造された石張ブロッ1りの
一例の斜視図である。 ■・・・石張ブロック 2・・・鉄モ石

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底板と側枠とから成るブロック用型枠を組立て、底
    板上に補強シートを敷設し、該補強シート上に石材を配
    置し、該石材相互間の目地部に水溶性ゼリー状物質溶液
    を流し込み、次いで石材を埋め込むモルタルを打設した 後、その上にコンクリートを打設し、養生後脱型し、前
    記補強シートを剥ぎとると共にゼリー状物質を取り去り
    、水洗仕上することを特徴とする石張ブロックの製造方
    法。
JP9756287A 1987-04-22 1987-04-22 石張ブロツクの製造方法 Pending JPS63264302A (ja)

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JP (1) JPS63264302A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02192909A (ja) * 1989-01-23 1990-07-30 Masashi Yukimoto 自然石結合ブロツクの製造方法
JPH03159703A (ja) * 1989-11-17 1991-07-09 Masanari Nishimura 道路、擁壁等のブロック製造法
JPH0885107A (ja) * 1994-09-19 1996-04-02 Matsukusuton Kk 洗い出し工法及び同工法に用いるマット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02192909A (ja) * 1989-01-23 1990-07-30 Masashi Yukimoto 自然石結合ブロツクの製造方法
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