JPH0126497Y2 - - Google Patents

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JPH0126497Y2
JPH0126497Y2 JP18330885U JP18330885U JPH0126497Y2 JP H0126497 Y2 JPH0126497 Y2 JP H0126497Y2 JP 18330885 U JP18330885 U JP 18330885U JP 18330885 U JP18330885 U JP 18330885U JP H0126497 Y2 JPH0126497 Y2 JP H0126497Y2
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air
vehicle
outside
air inlet
switching door
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JP18330885U
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) この考案は車両用特にバス用クーリングユニツ
トに関するものである。 (従来の技術) 従来、この種の装置として、例えば実公昭56−
30494号公報や特公昭54−42490号公報に示される
ように、送風機とエバポレータとを有して成るク
ーリングユニツトを車両天井の側方湾曲部に設け
ると共に、前記車両天井の中央に排気用のフアン
を設けてクーリングユニツトによる冷房に加え車
室内空気の排気機能を有するようにしたものや、
車外の空気を導入する外気導入口を設けて換気機
能を具備するようにしたものが公知となつてい
る。 (考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この場合複数配置されるクーリ
ングユニツトと共に複数のフアンを別個に必要と
するのでコスト高となるばかるでなく、その取付
作業には手間がかかるという問題点があつた。 そこで、この考案は、上記問題点を解決し別個
に他の機器を要することなく換気及び排気が行な
える車両用クーリングユニツトを提供することを
課題とするものである。 (問題点を解決するための手段) しかして、この考案を要旨とするところは、送
風機と冷房用熱交換器とを有するクーリングユニ
ツトを空気通路に配置し、前記クーリングユニツ
トの上流側で前記空気通路に内気入口と外気入口
とを形成し、この内気入口と外気入口とを開閉す
る内外気切換ドアを設け、前記クーリングユニツ
トの下流側で前記空気通路に車内吹出口と車外排
出口とを形成し、且つこの車内吹出口と車外排出
口とを開閉する換気切換ドアを設けた車両空調装
置にある。 (作用) したがつて、内気入口と車外排出口とを開けば
車内の空気を車外に排出することができ、また、
外気入口と車内吹出口とを開けば車外の空気を車
内に取り込むことができ、このため、上記課題を
達成することができるものである。 (実施例) 以下、この考案に係る実施例を図面により説明
する。 第1図乃至第3図において、車両空調装置1は
ケース2内に送風機3及び冷房用熱交換器4から
成るクーリングユニツト5を内設して、例えば、
バス等の車両天井6の長手方向の両側に互いに対
向しないようにして(第2図参照)又は一方の側
に適宜な間隔を隔てて(第3図参照)複数分散配
置されている。 前記ケース2内部には空気通路2aが形成され
ており、該空気通路2aには送風機3及び冷房用
熱交換器4から成るクーリングユニツト5が配置
されている。そして、このクーリングユニツト5
の上流側の前記空気通路2aにおいては内気入口
7と外気入口8とが形成されており、その間には
これら内気入口7と外気入口8とを開閉する内外
気切換ドア9が回動自在に設けられている。 一方、前記クーリングユニツト5の後流側の空
気通路2aには車内吹出口10と車外排出口11
とが形成され、その間にはこれら車内吹出口10
と車外排出口11とを開閉する換気切換ドア12
が回動自在に設けられている。 また、前記ケース2の上面、即ち前記天井内板
6aと対向する面には、接続口13が突出形成され
ており、該接続口13は、天井内板6aと天井外
板6bとを貫通して形成された孔14に貫装され
ている。15は前記接続口13に雨水等が流入す
るのを防ぐ覆いで、該覆い15を支持する支持板
16は前記接続口13を貫通して内板17に接合
されており、該接続口13を接続口A13aと接
続口B13bとの2つに画成している。接続口A
13aにはケース2の外壁と前記内板17とで画
成された外気導入路18が連通しており、この外
気導入路18の他端は前記外気入口8に接続され
ている。一方、接続口B13bには同様に形成さ
れた排気路19が連通しており、該排気路19の
他端は前記車外排出口11に接続されている。 尚、前記内気入口7の上流には、吸入グリル2
0が、前記車内吹出口10の後流には吹出グリル
21がそれぞれ設けらている。 上記構成において、使用方法を第1図及び第1
を参考に説明すれば、例えば、夏期において冷房
運転を行なう場合(表1の参照)、内外気切換
ドア9は位置に設定して内気導入とし、換気切
換ドア12を位置に設定すれば、内気入口7を
介して導入された車室内の空気は送風機3によつ
て冷房用蒸発器4に送られ、該冷房用蒸発器4で
冷却されて車内吹出口10及び吹出グリル21を
介して車室内へ送風される。尚、この場合、第2
図又は第3図のように配置した4台の車両空調装
置1は全て使用する。 中間季の春又は秋の場合(表1の参照)、冷
房運転は行なわず(OFF)、換気又は排気機能
【表】 のみを用いる。例えば、換気の際には内外気切換
ドア9は位置に、換気切換ドア12は位置に
それぞれ設定することによつて外気入口8を介し
て車室外の新鮮な空気が取り込まれて吹出グリル
21から車室内へ送風される。この場合、車両用
空調装置は2〜3台で充分であるが、早急に換気
を行ないたいときには4台全て用いても良い(表
1のの最下欄参照)。次に排気を行なう場合は、
内外気切換ドア9を位置に換気切換ドア12を
囲置に設定すれば、車両空調装置1内に導入さ
れた車室内の空気は車外排出口11を介して車外
へ排出される。車両空調装置1の使用台数は1〜
2台で充分である。 梅雨期の場合(表1の参照)は、冷房運転を
行なう場合(ON)と行なわない場合(OFF)が
あるが、共に、内気切換ドア9及び換気切換ドア
12の設定は前述の夏期の場合と同様である。 尚、本実施例においては、車両用空調装置を4
台配置した場合で説明したが、これに限定される
ことなく例えば6台用いて同様に使い分けても良
い。 第4図には他の実施例が示されており、前記実
施例と同一構成には同一番号を付与して説明を省
略し、以下異なる点のみ説明すれば、接続口A1
3aと接続口B13bとが別々に設けられたもの
である。 (考案の効果) 以上、述べたようにこの考案によれば、クーリ
ングユニツトの上流側に内気入口と外気入口とを
形成し、この内気入口と外気入口とを開閉する内
外気切換ドアを設ける一方、下流側には車室吹出
口と車外排出口とを形成し、この車内吹出口と車
外排出口とを開閉する換気切換ドアを設けたの
で、冷房機能に加え換気及び排気を行なうことが
でき、従来のように排気フアンやベンチレータを
別個に設ける必要がなくなり、このためコストダ
ウンが図れるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る車両用クーリングユニ
ツトの実施例を示す断面図、第2図及び第3図は
同上の装置の配置を示す平面図、第4図は同上の
装置の他の実施例を示す断面図である。 7……内気入口、8……外気入口、9……内外
気切換ドア、10……車内吹出口、11……車外
排出口、12……換気切換ドア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送風機と冷房用熱交換器とを有するクーリング
    ユニツトを空気通路に配置し、前記クーリングユ
    ニツトの上流側で前記空気通路に内気入口と外気
    入口とを形成し、この内気入口と外気入口とを開
    閉する内外気切換ドアを設け、前記クーリングユ
    ニツトの下流側で前記空気通路に車内吹出口と車
    外排出口とを形成し、且つこの車内吹出口と車外
    排出口とを開閉する換気切換ドアを設けたことを
    特徴とする車両空調装置。
JP18330885U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0126497Y2 (ja)

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JP18330885U JPH0126497Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18330885U JPH0126497Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JPS6290817U JPS6290817U (ja) 1987-06-10
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