JPH01263959A - 光磁気記録媒体の製造法 - Google Patents

光磁気記録媒体の製造法

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JPH01263959A
JPH01263959A JP9023488A JP9023488A JPH01263959A JP H01263959 A JPH01263959 A JP H01263959A JP 9023488 A JP9023488 A JP 9023488A JP 9023488 A JP9023488 A JP 9023488A JP H01263959 A JPH01263959 A JP H01263959A
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JP
Japan
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film
magneto
optical recording
recording medium
sputtering
Prior art date
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Pending
Application number
JP9023488A
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English (en)
Inventor
Katsusuke Shimazaki
勝輔 島崎
Hiroyuki Suzuki
浩幸 鈴木
Yukinori Yamada
幸憲 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光磁気記録媒体に係わり、さらに詳しくはその
光磁気記録膜の製造法に関する。
〔従来の技術〕
光磁気記録膜をスパッタリング法により作製する際の導
入アルゴンガス圧は、薄膜の堆積速度が速いという点か
ら5xlO−3torr  (6,7x10−’Pa)
付近が適するとか、選択的再スパツタリング効果が少な
くターゲット組成に近い膜になるという点から4〜5x
l Q−”t o r r  (5,3〜8Pa)の範
囲が適するといった報告にみられるように、膜組成に依
存する磁気特性や堆積速度等から5X10−”torr
以上に設定される場合が多かった。
しかし、5X10−3torr以上のアルゴン圧下で、
作製された光磁気記録膜は、膜質が粗で、又、アルゴン
ガスのとりこみ量も多いため反射率が低く、さらに耐食
性も低いという欠点をもっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来光磁気記録膜が持っていた低反射率、低
耐食性という欠点を解決し、信号品質および信頌性の高
い光磁気媒体の製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的を達成するため、本発明は、例えばFe、C
o、Niなどの遷移金属と、例えばTb。
Gd、I))l、Ndなどの希土類金属との合金系から
なる非晶質薄膜をスパッタリング法で形成して光磁気記
録膜とする光磁気記録媒体の製造方法において、放電時
のチャンバー内の雰囲気として、高純度のアルゴンガス
を3 X 10−’パスカル(Pa)以下としたことを
特徴とするものである。
〔実施例〕
第5図は本発明にかかる記録媒体の膜構成を模式的に示
す断面図であって、1は基板、2は信号パターン、3は
エンハンス膜、4は光磁気記録膜、5は保護膜を示して
いる。
基板1は、例えばガラス、あるいはポリカーボネート(
PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA) 、ポ
リメチルペンテン、エポキシ等の透明な樹脂材料によっ
て形成される。該基板1の片面には、それぞれトラッキ
ング信号に対応する案内トラックやアドレス信号に対応
するプリピットなどの信号パターン2が形成される。
信号パターン2の形成手段としては、前記基板1の材質
によって適宜の方法が適用される。例えば、基板1がP
CやPMMA、それにポリメチルペンテンなどの熱可塑
性樹脂にて形成される場合には、射出成形用金型内に溶
融した基板材料を射出して基板1と信号パターン2とを
一体に成形する所謂インジェクション法が適する。また
、この基板材料に関しては、射出成形用金型内に溶融し
た基板材料を射出したのちに圧力を加える、所謂コンプ
レッション法あるいはインジェクション−コンプレッシ
ョン法といった公知に属する形成手段を適用することも
できる。さらに、基板1がガラスや、エポキシなどの熱
硬化性樹脂にて形成される場合には、所望の信号パター
ンの反転パターンが形成されたスタンパ(金型)と基板
1との間で光硬化性樹脂を展伸し、スタンパの反転パタ
ーンを基板1に転写する所謂2P法(P hotopo
lym−erisation  ;光硬化性樹脂法)が
適する。また、エポキシなどの熱硬化性樹脂に関しては
、金型内に溶融状態にある基板材料を静注して基板1と
信号パターン2とを一体に成形する所謂注型法を適用す
ることもできる。
エンハンス膜3は、見掛は上のカー回転角を大きくする
ためのものであって、例えばSi、N4などの誘電体を
もって、前記基板1の信号パターン2形成面に、約80
0〜900人の厚さに形成される。このエンハンス膜3
の成膜手段としては、例えば真空蒸着法やスパッタ法な
どの真空成膜方法を適用することができる。
光磁気記録膜4は、希土類金属(Tb、Gd。
Dy、Nd)−遷移金属(Fe、Co、N1)−高耐食
性添加元素(P t +  Cr + N b 、 T
 1 。
A7り系からなる非晶質垂直磁化膜である。
真空槽内を、10−’torr以下に排気し、高純度A
rガス(99,999%)を、本発明にかかる製造法に
よる1〜3X10−’Paの圧力に導入して7〜l O
W/ c m”の高周波ないし直流電力をターゲットに
投入し、マグネトロンスパッタリングを行なう。なおl
Xl0−’Paは安定放電の下限である。
ターゲットは複合型、合金型、焼結型いずれにも、又、
多元同時スパッタにおいても、適用することができる。
光磁気記録膜4積層後に酸化防止のために保護膜5を積
層する。これは、例えばS i3N4. S i Oz
5iAj!ONなどの誘電体質をもって、1000人〜
2000人程度の厚さに製膜する。
光磁気記録膜の具体的に製造実施例として・到達真空度
? 1.5 X 10−’ t O,r r (2Xl
0−5Pa) ・ターゲット1TbzzFeaz、sCO+z、5Nl
)z焼結体 ・投入電力 ;高周波8w/cm” ・スパッタガス;Ar1.5XIQ−3torr2 X
 10”’P a) ・スパッタ時間;100sec(膜厚1000人)スパ
ッタ時のガス(Ar)圧のみを種々変えて、他の条件は
前記実施例と同様にして光磁気記録媒体を作り、そのと
きの各特性を第1図ないし第4図に示す。
第1図はスパッタAr圧と反射率との関係を示す特性図
、第2図はスパッタAr圧と反射率の環境試験(80℃
、95%RH)による劣化との関係を示す特性図である
。この第1図ならびに第2図の結果から明らかなように
、スパッタAr圧が3X10−’Pa以下では高い反射
率を有し、また反射率の劣化が少ない。これはスパッタ
Ar圧を3X10−’Pa以下にすることにより、膜質
が非常に緻密で、Arの混入の少ない光磁気記録膜が得
られるためであると考えられる。
第3図は得られる記録膜の組成とターゲットのずれがス
パッタAr圧によってどのように変化するかを調べた特
性図、第4図はスパッタAr圧と堆積速度との関係を示
す特性図である。これらの図からも明らかなように、ス
パッタAr圧が3×10−’Pa以下の方がよいことが
分かる。
上記実施例のスパッタ条件にて作製した薄膜は、従来法
の代表的条件として、5X10−3torr(6,7X
 10−’P a)のアルゴン圧下で作製した薄膜と比
較して、下記のような特性の相違がある。
160℃90%RH1000時間 〔発明の効果〕 以上の如く本発明には、光磁気゛記録膜のスパッタリン
グによる製造において、そのスパッタArガス圧を3X
10−’Pa以下とすることにより、膜が緻密となるた
め、高反射率、高耐食性、高カー回転角を得ることがで
き、光磁気ディスクに用いて信号品質、信顛性の高いも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はスパッタAr圧と反射率との関係を示す特性図
、第2図はスパッタAr圧と反射率の劣化との関係を示
す特性図、第3図はスパッタAr圧を変化した場合のタ
ーゲットと膜組成とのずれの関係を示す特性図、第4図
はスパッタAr圧と堆積速度との関係を示す特性図、第
5図は本発明の実施例に係る光磁気記録媒体の拡大断面
図である。 1・・・・・・・・・基板、2・・・・・・・・・信号
パターン、3・・・・・・・・・エンハンス膜、4・・
・・・・・・・光磁気記録膜、5・・・・・・。 ・・・保護膜。 第1図 又ノずツタ% jJ”ス、圧  (Pa)第2図 lX1081×101×1021×10314間(hr
」、) 第3図 スパーツタAトカ゛又耳、   (Pa)第4図 ヌJでツヲAとガヌノ五 (Pa)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遷移金属−希土類金属系非晶質からなる光磁気記
    録膜をスパッタリング法によつて形成する光磁気記録媒
    体の製造法において、放電時のチャンバー内雰囲気とし
    て、アルゴンガスを3×10^−^1パスカル(Pa)
    以下の圧力に導入して成膜することを特徴とする光磁気
    記録媒体の製造法。
JP9023488A 1988-04-14 1988-04-14 光磁気記録媒体の製造法 Pending JPH01263959A (ja)

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JP9023488A JPH01263959A (ja) 1988-04-14 1988-04-14 光磁気記録媒体の製造法

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61253654A (ja) * 1985-04-30 1986-11-11 Mitsubishi Electric Corp 光熱磁気記録媒体の製造方法
JPS62245546A (ja) * 1986-04-17 1987-10-26 Fuji Photo Film Co Ltd 光磁気記録媒体の製造方法
JPS62283434A (ja) * 1986-05-31 1987-12-09 Nissin Electric Co Ltd 光磁気記録媒体の製造方法

Patent Citations (3)

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