JPS6370946A - 光磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

光磁気記録媒体の製造方法

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Publication number
JPS6370946A
JPS6370946A JP21541286A JP21541286A JPS6370946A JP S6370946 A JPS6370946 A JP S6370946A JP 21541286 A JP21541286 A JP 21541286A JP 21541286 A JP21541286 A JP 21541286A JP S6370946 A JPS6370946 A JP S6370946A
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JP
Japan
Prior art keywords
interval time
magneto
transition metal
dielectric film
rare earth
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Pending
Application number
JP21541286A
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English (en)
Inventor
Akira Aoyama
明 青山
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPS6370946A publication Critical patent/JPS6370946A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光磁気記録媒体のスパッタ法による製造方法に
関する。
〔従来の技術〕
従来、光磁気記録媒体に用いられている材料は、TbF
e、GdTbFeCo、NdDyFeCoTi、TbC
o。
GdTbFe等の希土類遷移金属膜であるが、この希土
類遷移金属膜は酸化され易く(特に希土類金属の酸化が
激しい)そのためにこの希土類遷移金属層を誘電体膜で
サンドインチするなどして保護していた。しかしながら
窒化シリコン(以後5iN)窒化アルミニウム(以後A
 I N )、酸化シリコン(以後5io)等の誘電体
膜を成膜した後に希土類遷移金属膜を成膜しても、本来
の光磁気特性を示さず誘電体膜を成膜した後に逆スパツ
タをして、誘電体膜表面の浮遊酸素、窒素を除去する必
要があった。(テレビジョン学会誌Vol  40,4
6゜1986、p82  ) 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら前述の逆スパツタの技術により、光磁気特
性はかなり改良されたが、その光磁気特性にバラツキが
あるという問題点を有していた。
そこでこのバラツキの要因を究明するために、鋭意研究
の結果、逆スパツタ後の希土類遷移金属膜を成膜するま
でのインターバル時間にそのバラツキの要因が有ること
を発見した。
本発明はこのような問題点を解決するもので、その目的
とするところは、バラツキの無い安定した光磁気特性を
示す媒体の製造方法を提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
基板上に少なくとも誘電体膜と非晶質希土類遷移金属膜
が順に8層してなる光磁気記録媒体において、誘電体膜
を逆スパッタリングした後に3分以上60分以下のイン
ターバル時間を経て非晶質希土類遷移金属膜を成膜する
ことを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、逆スパツタ後のインターバル時間が3
分未満もしくは60分を超えると光磁気特性が十分でな
くなる。これは、逆スパッタ抜機の誘電体膜の表面は、
浮遊酸素、窒素は除去されているものの、かなシ活性化
されておシ、活性化された状態のままで希土類遷移金属
膜を成膜すると、希土類遷移金属が誘電体と界面で結合
してしまうためである。一方、逆にインターバル時間が
60分を超えると誘電体膜表面に残留ガス(02゜N2
0等)が再付着しだすため、光磁気特性が十分でなくな
るのである。
本発明を実施例をもとに詳述する。
〔実施例〕
第1図は本発明に用いたスパッタ装置の横から見た概略
図である。1はロードロック室で基板のセット及び取り
出し室で、2が誘電体成膜室、3が光磁気記録層成膜室
、4,5がゲートパルプで各室を仕切っている。まず、
ポリカーボネート(pc)基板6を基板ホルダー7に取
υ付け、ロードロック室を排気する。そしてPC基板か
らのガス放出が無くなるまで十分排気した後、4のゲー
トパルプを開けPC基板を誘電体成膜室2へ送り込む、
8はAIと3iの合金のターゲットであ’)、ArとN
2が2を用いて反応スパッタした。
そしてPC基板上に窒化アルミニウムと窒化シリコンの
複合膜(以下A I S、、、i N )を1000大
成膜した後、ArとN2が2の導入を止め、再度ゲート
バルブ4を゛開きPC基板をロードロック室1へもどす
。そしてArガスを導入し、RF電源9?用いPC基板
上の誘電体膜表面の逆スパツタをおこなった。powe
rは50W5分おこなった。そしてその後Arガス導入
を止め、ゲートバルブ5を開は光磁気記録層成膜室6へ
送り込む。10はNdとDyの合金ターゲット、11は
FeとCOとTlの合金ターゲットであシ、所定のイン
ターバル時間を待ってDC電源12を用いArガス導入
後同時スパッタをおこない、Nd1)yFecoTi膜
400X成膜した。モしてArガスを止めゲートパルプ
4,5を開け、誘電体成膜室へ送シ込みAl5iN膜1
ooo入を成膜した。最後にロードロック室1から媒体
を取り出す。
以上が本発明による光磁気記録媒体の製造工程であるが
、ロードロック室1での逆スパツタが終了してから、光
磁気記録層の成膜が開始されるまでのインターバル時間
を変えた光磁気記録媒体を作成した。第2図が、磁気光
学特性の逆スパッタ後インターバル時間依存性図である
。横軸がインターバル時間で、縦軸が保磁力HC及びフ
ァラデー回転角θfである。本実施例に用いた磁性膜は
組成的に遷移金属rich側であるため、保磁力Heが
大きいほど媒体の酸化が少ないことを示している。21
は保磁力のインターバル時間依存性を示し、22はファ
ラデー回転角のインターバル時間依存性を示す。この図
から明らかな様に逆スパツタ後のインターバル時間が3
分以上60分以下で磁気特性は一定となっておシ、保磁
力、ファラデー回転角とも最良の値となっている。一方
、インターバル時間3分未満あるいは60分を超える媒
体の磁気特性は劣化している。これらはいずれも光磁気
記録膜が一部劣化したもので°ある。又第3図は、耐候
性の逆スパッタ後インターバル時間依存性図である。耐
候性試験は60℃90%RHの恒温恒湿槽中に入れ、B
it Error Rate(BER)が倍罠なるまで
の時間を測定し、その時間を縦軸にした。又、各々の媒
体の初期のBERは2〜3 x 10  bit/bi
tである。この第3図からもわかる様にインターバル時
間が6分以上60分以下の媒体は耐候性の面でも優れて
いることがわかる。
この様に1本発明による製造方法すなわち逆スパツタ後
のインターバル時間を3分以上60分以下とすることに
より、バラツキの無い極めて高品質の光磁気記録媒体が
得られる。逆にインターバル時間が3分未満あるいは6
0分を超える媒体ではインターバル時間により品質がバ
ラツキさらに品質も低いものに々ってしまう。
尚、本実施例に用いた媒体構造は光磁気記録層を誘電体
膜でサンドインチした構造であるが、3層目をAI、(
::u等の反射膜を成膜しても本発明は有効であシ、4
層、5層構造でも何らさしつかえない。さらにPC基板
以外のPMMA基板、エポキシ樹脂等のプラスチック基
板さらにはガラス基板等で伺ら支障ない。又、誘電体膜
もAl5iN以外にS iNs AIN% S iox
 Zn8等の誘電体膜であっても良い。そして、光磁気
記録層もNdDyFeC0Ti以外にTbFe、TbF
eCo−GdTbFeCo、等の希土類遷移金属膜であ
れば何ら有効性を失わない。
〔発明の効果〕
以上述べた様に本発明によれば、誘電体膜を逆スパツタ
した後に5分以上60分以下のインターバル時間を経て
希土類遷移金属膜を成膜することによシバラツキの無い
高品質の媒体を作成できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いたスパッタ装置の横から見た概略
図。 第2図は磁気光学特性の逆スパッタ後インターバル時間
依存性図。 第3図は耐候性の逆スパッタ後インターバル時間依存性
図。 1・・・ロードロック室 2・・・誘電体成膜室 3・・・光磁気記録層成膜室 4・・・ゲートパルプ 5・・・ゲートバルブ 6・・・ポリカーボネート(pc)基板7・・・基板ホ
ルダー 8・・・AIとSiの合金のターゲット9・・・RF電
源 10・・・NdとI)7の合金ターゲット11・・・F
eとGoとTiの合金ターゲット12・・・DC電源 21・・・保磁力のインターバル時間依存性22・・・
77ラデ一回転角のインターバル時間依存性 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 Hc(koe) イ二ター/(ル時r4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基板上に少なくとも誘電体膜と非晶質希土類遷移金属膜
    が順に積層してなる光磁気記録媒体において、前記誘電
    体膜を逆スパッタリングした後に3分以上60分以下の
    インターバル時間を経て前記非晶質希土類遷移金属膜を
    成膜することを特徴とする光磁気記録媒体の製造方法。
JP21541286A 1986-09-12 1986-09-12 光磁気記録媒体の製造方法 Pending JPS6370946A (ja)

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JP21541286A JPS6370946A (ja) 1986-09-12 1986-09-12 光磁気記録媒体の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03192551A (ja) * 1989-12-22 1991-08-22 Nec Corp 光磁気記録媒体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03192551A (ja) * 1989-12-22 1991-08-22 Nec Corp 光磁気記録媒体の製造方法

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