JPS62285253A - 光磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
光磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPS62285253A JPS62285253A JP12854786A JP12854786A JPS62285253A JP S62285253 A JPS62285253 A JP S62285253A JP 12854786 A JP12854786 A JP 12854786A JP 12854786 A JP12854786 A JP 12854786A JP S62285253 A JPS62285253 A JP S62285253A
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Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Thin Magnetic Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、スパッタによって基板上に非晶質希土類・
遷移金属合金膜を形成する光磁気記録媒体の製造方法に
関するものである。
遷移金属合金膜を形成する光磁気記録媒体の製造方法に
関するものである。
[従来の技術]
F e s Coなどの遷移金属に、Tb、Gd、Dy
等の希土類元素を入れた場合、垂直磁気異方性膜となる
こと、および磁気光学効果が比較的大きくなることが知
られている。さらに適度な保磁力とキュリ一温度を与え
得ることから、光磁気記録媒体の材料として、非晶質希
土類・遷移金属合金薄膜が実用化されている。具体的に
は、GdCo。
等の希土類元素を入れた場合、垂直磁気異方性膜となる
こと、および磁気光学効果が比較的大きくなることが知
られている。さらに適度な保磁力とキュリ一温度を与え
得ることから、光磁気記録媒体の材料として、非晶質希
土類・遷移金属合金薄膜が実用化されている。具体的に
は、GdCo。
GdTbFe、TbFeCo、GdTbDyFeなどが
開発されている。
開発されている。
従来、この非晶質希土類・遷移金属合金薄膜の製造は、
日本金属学会会報第24巻第7号(1985)p5g1
〜p587やトリケッブス社「光磁気ディスクJ (
1986)p43〜p81に記載されているように、真
空蒸着法、直流2極スパツタ法、3極スパツタ法、高周
波スパッタ法、ブレチー型マグネトロンスパッタ法など
によってなされている。これらの製造法の中では、装置
が簡単で、膜組成の1;制御性に優れ、さらには大面積
の基板に均一に膜を形成できるという点から、主として
高周波スパッタ法の採用が検討されている。
日本金属学会会報第24巻第7号(1985)p5g1
〜p587やトリケッブス社「光磁気ディスクJ (
1986)p43〜p81に記載されているように、真
空蒸着法、直流2極スパツタ法、3極スパツタ法、高周
波スパッタ法、ブレチー型マグネトロンスパッタ法など
によってなされている。これらの製造法の中では、装置
が簡単で、膜組成の1;制御性に優れ、さらには大面積
の基板に均一に膜を形成できるという点から、主として
高周波スパッタ法の採用が検討されている。
[発明が解決しようとする間屈点]
光磁気記録媒体は垂直磁化膜でなければならないが、こ
のためには膜の形状による磁気異方性に打ち勝つだけの
垂直磁気異方性エネルギを誘起させる必要がある。従来
の製造法で非晶質希土類・遷移金属合金薄膜を形成した
場合、この垂直磁気異方性エネルギの値が不十分であっ
た。
のためには膜の形状による磁気異方性に打ち勝つだけの
垂直磁気異方性エネルギを誘起させる必要がある。従来
の製造法で非晶質希土類・遷移金属合金薄膜を形成した
場合、この垂直磁気異方性エネルギの値が不十分であっ
た。
第3図は、スパッタ法で膜を製造するとき、基板側に印
加した直流バイアス電圧(Vb)に対する非晶質GdC
o、GdFe5DyFe、TbFe1lの垂直磁気異方
性エネルギの変化を示している。第4図は、非晶質Gd
Co、GdFe膜における垂直磁気異方性エネルギのス
パッタガス圧力による変化を示している。垂直磁気異方
性エネルギ〉Oの領域で垂直磁化膜となる。材料がTb
Fe合金の場合には、垂直磁気異方性エネルギはlXl
0 erg/am と満足すべき値を示す。
加した直流バイアス電圧(Vb)に対する非晶質GdC
o、GdFe5DyFe、TbFe1lの垂直磁気異方
性エネルギの変化を示している。第4図は、非晶質Gd
Co、GdFe膜における垂直磁気異方性エネルギのス
パッタガス圧力による変化を示している。垂直磁気異方
性エネルギ〉Oの領域で垂直磁化膜となる。材料がTb
Fe合金の場合には、垂直磁気異方性エネルギはlXl
0 erg/am と満足すべき値を示す。
しかし、その他の材料の場合、たとえばGdFe合金の
場合には、垂直磁気異方性エネルギは1×10 er
g/cm 程度であり、不十分である。
場合には、垂直磁気異方性エネルギは1×10 er
g/cm 程度であり、不十分である。
また、たとえばGd、zNd、、Fe、、やGd、ps
mtoFe’Ifのような材料では、従来の製造法によ
れば、垂直磁気異方性エネルギが2X10”erg/
c m 以下となり、光磁気記録媒体としては記録の
長期保存に対する信頼性に不安があった。
mtoFe’Ifのような材料では、従来の製造法によ
れば、垂直磁気異方性エネルギが2X10”erg/
c m 以下となり、光磁気記録媒体としては記録の
長期保存に対する信頼性に不安があった。
TbFe等のTb系材料では、従来の製造法によっても
実用上十分に高い垂直磁気異方性エネルギを呈する。し
かし、Tbは、希土類元素の中でも最も資源の乏しい元
素の1つであり、高価である。そこで、Tbを使用しな
い非晶質希土類・遷移金属合金でも、TbFeと同等の
垂直磁気異方性エネルギを発揮し得る薄膜の出現が望ま
れる。
実用上十分に高い垂直磁気異方性エネルギを呈する。し
かし、Tbは、希土類元素の中でも最も資源の乏しい元
素の1つであり、高価である。そこで、Tbを使用しな
い非晶質希土類・遷移金属合金でも、TbFeと同等の
垂直磁気異方性エネルギを発揮し得る薄膜の出現が望ま
れる。
また、従来から最も多く使用されている高周波スパッタ
リング法によって薄膜を形成する場合、安定な放電が発
生するガス圧は2X10 Torr以上であるが、こ
の条件下では膜が柱状組織を呈し、記録ビット形状に歪
みを生じさせるという問題もあった。
リング法によって薄膜を形成する場合、安定な放電が発
生するガス圧は2X10 Torr以上であるが、こ
の条件下では膜が柱状組織を呈し、記録ビット形状に歪
みを生じさせるという問題もあった。
それゆえに、この発明の目的は、大きな垂直磁気異方性
エネルギを呈する非晶質希土類・遷移金属合金薄膜を得
ることのできる製造方法を提供することである。
エネルギを呈する非晶質希土類・遷移金属合金薄膜を得
ることのできる製造方法を提供することである。
[問題点を解決するための手段]
この発明は、スパッタによって基板上に非晶質希土類・
遷移金属合金膜を形成する光磁気記録媒体の製造方法で
あって、以下のことを特徴とする。
遷移金属合金膜を形成する光磁気記録媒体の製造方法で
あって、以下のことを特徴とする。
a、 2枚のターゲットを、そのスパッタ面が空間
を隔てて対面するように配置する。
を隔てて対面するように配置する。
b、 前記基板を、前記2枚のターゲット間に作られる
空間の側面に配置する。
空間の側面に配置する。
C1前記2枚のターゲット間に作られる空間内の磁束密
度が90ガウス以上となるように前記スパッタ面に略垂
直な方向に磁界を印加し、さらに該空間のガス圧をlX
l0 Torr以下として放電によるスパッタを生じ
させて前記基板上に薄膜を形成する。
度が90ガウス以上となるように前記スパッタ面に略垂
直な方向に磁界を印加し、さらに該空間のガス圧をlX
l0 Torr以下として放電によるスパッタを生じ
させて前記基板上に薄膜を形成する。
[作用]
垂直磁気異方性の起源として、株式会社シーエムシー社
発行「機能材料J 1983年7月号p23〜p31に
見られるように、歪誘導磁気異方性、原子配列の異方性
、形状誘導磁気異方性等が指摘されているが、あまり明
らかにはなっていない。
発行「機能材料J 1983年7月号p23〜p31に
見られるように、歪誘導磁気異方性、原子配列の異方性
、形状誘導磁気異方性等が指摘されているが、あまり明
らかにはなっていない。
本願発明では、2枚のターゲットをそのスパッタ面が空
間を隔てて対面するように配置し、基板を2枚ターゲッ
ト間に作られる空間の側面に配置しているので、反跳ア
ルゴンやγ電子による衝撃が少ない状態で基板上に成膜
を行なうことができる。
間を隔てて対面するように配置し、基板を2枚ターゲッ
ト間に作られる空間の側面に配置しているので、反跳ア
ルゴンやγ電子による衝撃が少ない状態で基板上に成膜
を行なうことができる。
また、このような構造において、2枚のターゲット間に
作られる空間内の磁束密度が90ガウス以上となるよう
にスパッタ面に略垂直な方向に磁界を印加すれば、空間
のガス圧がlXl0 T。
作られる空間内の磁束密度が90ガウス以上となるよう
にスパッタ面に略垂直な方向に磁界を印加すれば、空間
のガス圧がlXl0 T。
rr以下というような高い真空度であっても安定なプラ
ズマを発生させることが可能となる。このような方法で
スパッタを行なえば、真空度が高いためにスパッタ粒子
が方向性を持った大きな運動エネルギを有したままで基
板に到達する。このことに加えて、反跳アルゴンやγ電
子による衝撃が少ないので、基板上に形成される薄膜は
、方向性の高い原子配列をなし、高い磁気異方性を与え
るものと推定される。しかも、その組織は極めて緻密で
、たとえばその断面を解像度50Aの電子顕微鏡で観察
しても全く滑らかである。
ズマを発生させることが可能となる。このような方法で
スパッタを行なえば、真空度が高いためにスパッタ粒子
が方向性を持った大きな運動エネルギを有したままで基
板に到達する。このことに加えて、反跳アルゴンやγ電
子による衝撃が少ないので、基板上に形成される薄膜は
、方向性の高い原子配列をなし、高い磁気異方性を与え
るものと推定される。しかも、その組織は極めて緻密で
、たとえばその断面を解像度50Aの電子顕微鏡で観察
しても全く滑らかである。
真空度が高いほどスパッタ粒子はより大きな運動エネル
ギを有して基板に到達するようになるが、安定した放電
を維持するために、2枚のターゲット間に作られる空間
のガス圧は、好ましくは、lXl0 Torr〜5X
10 Torrとなるようにされる。
ギを有して基板に到達するようになるが、安定した放電
を維持するために、2枚のターゲット間に作られる空間
のガス圧は、好ましくは、lXl0 Torr〜5X
10 Torrとなるようにされる。
より磁気異方性の高い膜を得るためには、基板の面内方
向に大きな磁界を印加した状態で成膜を行なうことは好
ましくない。このような観点から、たとえば基板を含む
真空容器外周に巻いたコイルによって磁界を印加するよ
りも、ターゲットの背面に設けた磁石によって磁界を印
加することが好ましい。また、lXl0 Torr以
下での安定な放電のためには、電磁石またはサマリウム
コバルト磁石等の著しく磁束密度の大きな永久磁石を使
用することが望ましい。なお、基板面上における磁束密
度が80ガウス以下となるようにするのがよい。この部
分での磁束密度が80ガウスを越える場合、基板上に形
成される膜の垂直磁気異方性エネルギが減少する傾向が
認められる。
向に大きな磁界を印加した状態で成膜を行なうことは好
ましくない。このような観点から、たとえば基板を含む
真空容器外周に巻いたコイルによって磁界を印加するよ
りも、ターゲットの背面に設けた磁石によって磁界を印
加することが好ましい。また、lXl0 Torr以
下での安定な放電のためには、電磁石またはサマリウム
コバルト磁石等の著しく磁束密度の大きな永久磁石を使
用することが望ましい。なお、基板面上における磁束密
度が80ガウス以下となるようにするのがよい。この部
分での磁束密度が80ガウスを越える場合、基板上に形
成される膜の垂直磁気異方性エネルギが減少する傾向が
認められる。
[実施例]
実施例1
第1図に模式的に示す装置を用いて、基板上に薄膜を形
成した。直径205mmの2枚のターゲット1,1は、
チャンバ8内において、スパッタ面が130mmの間隔
を隔てて平行に対面するように配置されている。ターゲ
ット1.1の背面には、鉄芯を有する電磁石2が設けら
れている。この電磁石2によってスパッタ面に略垂直な
方向に磁界を印加し、さらにチャンバ8との間に直流電
圧を印加してスパッタリングを行なった。なお、基板3
は、2枚のターゲット1.1間に作られる空間の側面に
配置されている。また、図中、6は排気口、7はガス導
入口である。
成した。直径205mmの2枚のターゲット1,1は、
チャンバ8内において、スパッタ面が130mmの間隔
を隔てて平行に対面するように配置されている。ターゲ
ット1.1の背面には、鉄芯を有する電磁石2が設けら
れている。この電磁石2によってスパッタ面に略垂直な
方向に磁界を印加し、さらにチャンバ8との間に直流電
圧を印加してスパッタリングを行なった。なお、基板3
は、2枚のターゲット1.1間に作られる空間の側面に
配置されている。また、図中、6は排気口、7はガス導
入口である。
2枚のターゲット1,1間に作られる空間内の磁束(資
)度を測定したところ、2枚のターゲット1゜1のスパ
ッタ面から等距離に位置する中心面4の部分およびこの
中心面4の外周部分5のところで最少の磁束密度を示し
た。これらの部分4.5のところで磁束密度が80ガウ
スのとき、ガス圧が2X10 Torr以下では安定
な放電を示さなかった。しかし、磁束密度が92ガウス
のときには、ガス圧がlXl0 Torrで安定して
放電するようになった。
)度を測定したところ、2枚のターゲット1゜1のスパ
ッタ面から等距離に位置する中心面4の部分およびこの
中心面4の外周部分5のところで最少の磁束密度を示し
た。これらの部分4.5のところで磁束密度が80ガウ
スのとき、ガス圧が2X10 Torr以下では安定
な放電を示さなかった。しかし、磁束密度が92ガウス
のときには、ガス圧がlXl0 Torrで安定して
放電するようになった。
最少磁束密度を示す部分4,5における磁束密度を10
5ガウスに固定してスパッタリングを実施した。スパッ
タ条件は、下記の通りとしした。
5ガウスに固定してスパッタリングを実施した。スパッ
タ条件は、下記の通りとしした。
a、基板:60mmφのガラス円板
す、ターゲット二CoまたはFe上に希土類元素チップ
をモザイク状に配置した205mmφの複合ターゲット C0到達真空度:lX10 Torrd、ガス圧:5
X10 Torr 〜lXl0 T r r e、投入型カニ500Watt f6 プリスパッタ時間:15分 g、スパッタ時間=3分 磁気トルクメータにより垂直磁気異方性エネル
−ギを測定したところ、第2図に示す結果が得られた
。第2図から明らかなように、はぼ1×1O−jTor
rで従来の製造法における垂直磁気異方性エネルギの最
大値を示し、5X10 Torr以下では、特に大き
な垂直磁気異方性エネルギの値を示した。しかし、lX
l0 Torr未満では垂直磁気異方性エネルギの値
はあまり変わらず、lXl0−”Torr以下とするこ
とはあまり意味がないと思われる。
をモザイク状に配置した205mmφの複合ターゲット C0到達真空度:lX10 Torrd、ガス圧:5
X10 Torr 〜lXl0 T r r e、投入型カニ500Watt f6 プリスパッタ時間:15分 g、スパッタ時間=3分 磁気トルクメータにより垂直磁気異方性エネル
−ギを測定したところ、第2図に示す結果が得られた
。第2図から明らかなように、はぼ1×1O−jTor
rで従来の製造法における垂直磁気異方性エネルギの最
大値を示し、5X10 Torr以下では、特に大き
な垂直磁気異方性エネルギの値を示した。しかし、lX
l0 Torr未満では垂直磁気異方性エネルギの値
はあまり変わらず、lXl0−”Torr以下とするこ
とはあまり意味がないと思われる。
基板3の位置を動かすことにより、基板面上での磁界を
変化させたところ、基板面の磁束密度が80ガウス以上
では、垂直磁気異方性エネルギが減少するような傾向が
認められた。
変化させたところ、基板面の磁束密度が80ガウス以上
では、垂直磁気異方性エネルギが減少するような傾向が
認められた。
実施例2
直径100mmのターゲット2枚を距離105mm離し
て平行に配置した。そして、ターゲット裏面よりSmC
o磁石により磁界を印加して、さらにチャンバとの間に
直流電圧を印加して、Gdtp N d 、、 F e
IgおよびG d、I S m、a F e2.のス
パッタを行なった。ガス圧8X10 Torr以下に
おいて3X10’ erg/cmJ以上の異方性エネル
ギを有する垂直磁化膜を作製することができた。このと
き、ターゲット間の空間で磁束密度が107ガウス以上
、基板面で最大60ガウスであった。
て平行に配置した。そして、ターゲット裏面よりSmC
o磁石により磁界を印加して、さらにチャンバとの間に
直流電圧を印加して、Gdtp N d 、、 F e
IgおよびG d、I S m、a F e2.のス
パッタを行なった。ガス圧8X10 Torr以下に
おいて3X10’ erg/cmJ以上の異方性エネル
ギを有する垂直磁化膜を作製することができた。このと
き、ターゲット間の空間で磁束密度が107ガウス以上
、基板面で最大60ガウスであった。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、同一組成の材料であ
っても、従来の製造方法に比べて、より大きな垂直磁気
異方性を有する媒体を製造することができる。
っても、従来の製造方法に比べて、より大きな垂直磁気
異方性を有する媒体を製造することができる。
Tb系材料では、従来の製造法によっても実用上十分に
高い垂直磁気異方性エネルギを呈していた。これに対し
て、Gd系、Dy系等の材料では、従来の製造法では、
垂直磁気異方性エネルギの値が不十分であった。Gd系
やDy系材料などにこの発明を適用すれば、Tb系材料
とほぼ同等の垂直磁気異方性エネルギを呈するようにな
る。GdやDyはTbに比べてその資源が豊富であるの
で、この発明は、光磁気ディスク等の記録媒体の実用化
に対して特に効果的である。
高い垂直磁気異方性エネルギを呈していた。これに対し
て、Gd系、Dy系等の材料では、従来の製造法では、
垂直磁気異方性エネルギの値が不十分であった。Gd系
やDy系材料などにこの発明を適用すれば、Tb系材料
とほぼ同等の垂直磁気異方性エネルギを呈するようにな
る。GdやDyはTbに比べてその資源が豊富であるの
で、この発明は、光磁気ディスク等の記録媒体の実用化
に対して特に効果的である。
第1図は、この発明を実施するのに使用される装置の一
例を模式的に示す図である。第2図は、この発明の実施
例1において、スパッタガス圧力に対する垂直磁気異方
性エネルギの変化を示す図である。 第3図は、従来の製造法において、基板バイアス電圧に
対する非晶質GdCo、GdFe、DyFe、TbFe
膜の垂直磁気異方性エネルギの変化を示す図である。第
4図は、従来の製造法において、非晶質GdCo、Gd
Fe膜における垂直磁気異方性エネルギのスパッタガス
圧力による変化を示す図である。 図において、1はターゲット、2は電磁石、3は基板、
6は排気口、7はガス導入口、8はチャンバを示す。 第1図
例を模式的に示す図である。第2図は、この発明の実施
例1において、スパッタガス圧力に対する垂直磁気異方
性エネルギの変化を示す図である。 第3図は、従来の製造法において、基板バイアス電圧に
対する非晶質GdCo、GdFe、DyFe、TbFe
膜の垂直磁気異方性エネルギの変化を示す図である。第
4図は、従来の製造法において、非晶質GdCo、Gd
Fe膜における垂直磁気異方性エネルギのスパッタガス
圧力による変化を示す図である。 図において、1はターゲット、2は電磁石、3は基板、
6は排気口、7はガス導入口、8はチャンバを示す。 第1図
Claims (4)
- (1)スパッタによって基板上に非晶質希土類・遷移金
属合金膜を形成する光磁気記録媒体の製造方法において
、 2枚のターゲットを、そのスパッタ面が空間を隔てて対
面するように配置し、 前記基板を、前記2枚のターゲット間に作られる空間の
側面に配置し、 前記2枚のターゲット間に作られる空間内の磁束密度が
90ガウス以上となるように前記スパッタ面に略垂直な
方向に磁界を印加し、さらに該空間のガス圧を1×10
^−^3Torr以下として放電によるスパッタを生じ
させて前記基板上に薄膜を形成することを特徴とする、
光磁気記録媒体の製造方法。 - (2)前記磁界は、前記ターゲットの背面に設けられた
磁石によって印加される、特許請求の範囲第1項に記載
の光磁気記録媒体の製造方法。 - (3)前記基板面上における磁束密度が80ガウス以下
となるようにされる、特許請求の範囲第1項または第2
項に記載の光磁気記録媒体の製造方法。 - (4)前記空間のガス圧が1×10^−^4Torr〜
5×10^−^4Torrとなるようにされる、特許請
求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の光磁気
記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12854786A JPS62285253A (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 光磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12854786A JPS62285253A (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 光磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62285253A true JPS62285253A (ja) | 1987-12-11 |
Family
ID=14987454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12854786A Pending JPS62285253A (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 光磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62285253A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01118241A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Pioneer Electron Corp | 光磁気記録媒体の製造方法 |
FR2703793A1 (fr) * | 1993-04-06 | 1994-10-14 | Commissariat Energie Atomique | Procédé de réalisation de couches minces à anisotropie magnétique perpendiculaire. |
JP2015172249A (ja) * | 2015-04-30 | 2015-10-01 | 株式会社ナチュラテクノロジー | ナチュラトロンスパッタ装置 |
-
1986
- 1986-06-02 JP JP12854786A patent/JPS62285253A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01118241A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-10 | Pioneer Electron Corp | 光磁気記録媒体の製造方法 |
FR2703793A1 (fr) * | 1993-04-06 | 1994-10-14 | Commissariat Energie Atomique | Procédé de réalisation de couches minces à anisotropie magnétique perpendiculaire. |
JP2015172249A (ja) * | 2015-04-30 | 2015-10-01 | 株式会社ナチュラテクノロジー | ナチュラトロンスパッタ装置 |
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