JPH01253803A - 磁気ヘッドチップおよび複合型磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッドチップおよび複合型磁気ヘッド

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JPH01253803A
JPH01253803A JP8056388A JP8056388A JPH01253803A JP H01253803 A JPH01253803 A JP H01253803A JP 8056388 A JP8056388 A JP 8056388A JP 8056388 A JP8056388 A JP 8056388A JP H01253803 A JPH01253803 A JP H01253803A
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magnetic
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magnetic head
thin film
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良 後藤
Tadashi Tomitani
富谷 忠史
Makoto Ushijima
誠 牛嶋
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、コンピュータ用ハードディスクなどに用いら
れる複合型磁気ヘッドに関するものである。
〔従来の技術〕
回転する磁気記録媒体(以下媒体という)に対しおおむ
ね平行に浮上する磁気ヘッドとして、近年、第5図に示
すような複合型磁気ヘッドが開発され、例えば実開昭5
7−189173号公報にて開示されている。
すなわち、上記複合型磁気ヘッドは、第5図(a)に示
す非磁性体からなるスライダー1の、2木のスライドレ
ール1aのうちいずれか一方の媒体流出端側に設けた溝
3内に、磁性体からなり巻線溝2Cを有するCコア2a
と1コア2bとを、接合ガラスと補強ガラス4bとによ
り接合と補強とを行なって形成した磁気ヘッドチップ(
以下チップという)2を挿入し、接着ガラス4Cにより
接着して第5図(C)のように組み立てたものである。
しかして、従来より複合型磁気ヘッドのチップには主と
してフェライトからなるものが用いられている。一方、
近年の磁気記録の高密度化に伴ない、媒体の保磁力を大
きくする必要があり、高保磁力の媒体が出現している。
しかし、前記フェライトは飽和磁束密変が比較的小さい
ため、高保磁力の媒体への書き込みが十分になし得ない
という問題がある。
このため、従来は、第6図に示すようにCコア1aの巻
線溝IC側と、これに対向する■コア2b側の両側全面
にFe−AE−5iあるいは非晶質合金等の磁性薄膜5
をスパッタ法等により形成し、ガラス4で接合したもの
が開発され、例えば特開昭61−184712号公報で
開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点] しかしながら、Cコアと1コアの対向面全面に磁性薄膜
を形成したものは、ギャップ部の両側に磁性薄膜が形成
されるので、フロントギャップ部から媒体側へ形成され
る漏洩磁束の磁界分布が急峻になりすぎ、記録磁界の垂
直成分が大きくなり面内記録成分が小さくなって、磁気
特性が十分にでない。
また、対向面の両側全面に磁性薄膜を形成したものは、
薄膜によるコアの残留応力が増大するため、スライス加
工時あるいは非磁性スライダーにチップを固定する工程
時に補強ガラスのクラックが発生し易く、製造歩留まり
が低くかつ製品としての信頼性が劣るという問題を有す
るものである。
全面磁性膜形成による応力を低減するための手段として
は、フロントギャップ部とバックギャップ部にのみ膜形
成すれば良い。この場合バック側にマスクスパッタ等に
より磁性膜を配置するにあたり膜が巻線窓内部に露出し
たり逆にパックギャップ内部に入り込んだりして、これ
がクランク発生の起点となる、という問題が生じ易い。
本発明は、上記問題点を解決し、磁気特性が優れるとと
もにクラックの発生が少なく信頼性の高い複合型磁気ヘ
ッドを提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するためになされたもので、
磁性体からなり巻線溝を有するCコアと対向するIコア
とを、フロントギャップ部およびバックギャップ部にお
いてガラスにより接合するとともに、前記巻線溝内にお
いてガラスによる補強を行なった磁気へ、ラドチップを
、非磁性体からなるスライダーのスライドレールに設け
た磁気記録媒体流出端側の溝内に挿入し、ガラスにより
接着した複合型磁気ヘッドにおいて、前記磁気ヘッドチ
ップは、■コアのフロントギャップ部およびバックギャ
ップ部を形成する面のみにセンダストの薄膜を1〜10
μmの厚さ形成し、かつ該薄膜面およびこの面と対向す
るCコアの面の両面またはいずれか一方の面に、5iO
zl膜とガラスの薄膜とを111次形成して、前記Cコ
アと■コアとの接合に際し、磁気ヘッドチップ完成時に
後部ギャップ部に連なる巻線溝の内側に補強用ガラスが
配置するようにガラスを流入させ、さらに媒体対向面側
にフロントギャップ部のギャップ深さより深いステップ
部を形成したものであり、該磁気ヘッドチップをIコア
側を前記媒体の流出端側に向けて前記スライダーの溝に
挿入したことを特徴とするものである。
(作 用〕 センダストからなる磁性薄膜を■コアのギヤツブ部形成
面のみに形成し、このIコアを媒体の流出端側にしたの
で、ギャップ部における漏洩磁束の磁界分布が媒体の流
出端側で急峻になり、記録された媒体における磁化の遷
移中が急峻に記録できるのである。
さらに、磁性薄膜がギヤツブ部形成面のみに形成され、
巻線溝内ではCコア、■コアとも形成されず、かつ巻線
溝内に図1 (a)にあるように配置した補強ガラスの
効果により、補強ガラスにクランクが発生することが少
なく、信頼性を向上しうるちのである。
しかして、■コアのギヤツブ部形成面にセンダストの薄
膜を形成したのは、センダストは飽和磁束密度Bが大き
く、かつ結晶質であって耐熱性があるからである。
また、膜厚を1〜10μmとしたのは、1μm未満では
出力が出す、10μmを超えると膜剥がれやクラックが
発生しやすくなるからである。
なおまた、チップの磁気記録媒体対向面側に、フロント
ギャップ部のギャップ深さより深いステップ部を形成し
たので、トラック巾Twの規制が容易である。
、〔実施例〕 以下、第1図および第2図により本発明の一実施例を説
明する。
第2図(a)はCコアと■コアとを接合する前の状態を
示す正面図である。
まず第2図に示すように、MN −Znフェライトから
なり巻線溝20を有するCコアブロック2Aと巻線溝の
ないIコアブロック2Bとを準備し、それぞれのフロン
トギャップ部2dのギヤツブ部形成面2e、2e′およ
びパックギャップ部2fのギヤツブ部形成面2g、2g
’を鏡面仕上げし、■コアブロック2Bのギヤツブ部形
成面2e′、2g′のみにセンダストの薄膜5をスパッ
タ法により1〜10μmの範囲で形成した。
次に、上記センダストの薄膜5の面とCコアのギヤツブ
部形成面2e、2gに軟化点が630°Cの接合ガラス
4aの薄膜をスパッタ法により0.1μmの厚さに形成
した。
次に上記Cコアブロック2AとIコアブロック2Bとを
突き合わせ、N2ガス中で750°Cに加熱し30分間
保持して接合を行なうとともに、軟化点が600°Cの
SiO□−BzO*  PbO系の補強ガラス4bによ
って巻線溝lc内において補強を行なった。
この接合と補強を行なったブロックを約0.6 am厚
に切断した後、媒体対向面2h側にフロントギャップ2
dのギャップ深さGdより深い深さdのステップ部2S
を、媒体対向面2hと平行に形成し、さらに全体にラッ
プ加工を施して第1図に示すチップ2に仕上げた。
このチップ2の仕上がり外形寸法は、■コアの中0.3
4 rtmを含めて全体の巾1.1m、高さ1.8胴、
厚さ0.6閣である。
次に、このチップ2を、チタン酸カルシウムからなるセ
ラミックのスライダー1のスライドレール1aの一方の
媒体流出端側の溝3に挿入し、軟化点445°C1溶融
温度540°Cの接着ガラスにより接着を行なった後、
最終的な仕上げ加工を施して第5図(C)と同様の複合
型磁気ヘッドとした。
上記のようにして製造した本発明の複合型磁気ヘッド(
A)と、センダスト薄膜5をフロントギャップ部2dの
ギヤツブ部形成面2e、2e′の両面に形成したもの(
B)、Cコア2a側の面2eに形成したもの(C)、セ
ンダスト薄膜5をいずれの面にも形成しなかったもの(
D)について、それぞれの特性を磁気ヘッドテスターで
テストした結果を第3図に示す。
第3図から明らかなように、本発明のもの(A)は、他
のもの(B)、(C)、(D)よりも分解能、出力とも
優れるものである。
次に、本発明のものについて、センダスト薄膜の膜厚を
変えてテストした結果を第4図に示す。
第4図に見られるように、所望の出力を得るためには1
μm以上の膜厚が必要であるが、10μmを超えると膜
剥がれやクラックが発生して使用できないものとなるの
である。
次に、スライス加工時の剥がれやクランクの発生率(%
)について、本発明のもののようにセンダストの薄膜5
を1コア2bの面2e′のみに形成したものと、Cコア
2aと■コア2bの両面2e、2 e lに形成したも
のとについて比較した結果、第1表に示すとおり本発明
のものは発生率が極めて少なく、製品としての信頼性の
高いことが6育J忍された。
第   1   表 また、補強ガラス断面積Sに対して、剥がれやクシツク
の発生率で調査したものが第2表である。
このようにかかるガラスのSは5×10□S以上で効果
を示す。ただし5×10□2においてはガラス量が多す
ぎて巻線時に支障をきたす。
なお、上記実施例は、第5図(a)に示すようにスライ
ダー1の左側の溝3中に、第1図(b)に示すようにス
テップ部2Sを左側に形成したチップ2を挿入して接着
したアップサイド用のものについて説明したが、右側の
溝中に右側にステップ部を形成したチップを挿入して接
着したダウンサイド用についても同様の作用効果を奏す
るものである。
〔発明の効果] 上述のように本発明の複合型磁気ヘッドは、磁気特性に
優れるとともに、膜剥がれやクラックの発生率が低く信
頼性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示すチップの正面図
、第1図(b)は同じく側面図、第2図は接合前の状態
を示すチップの正面図、第3図、第4図は磁性薄膜につ
いてテストした結果を示す図、第5図(a)、(b)、
(c)は従来の複合型磁気ヘッドの一例を示す図で、(
a)はスライダーを、(b)はチップを、(C)は組み
立て状態をそれぞれ示す斜視図、第6図は従来のものの
要部を誇張して示す斜視図である。 1ニスライダー、2:チップ、3:溝、4ニガラス、4
a:接合ガラス、4b:補強ガラス、4c:接着ガラス
、5:センダスト薄膜、6:Si0g薄膜、1aニスラ
イドレール、2a:Cコア、2b:Iコア、2c:巻線
溝、2d:フロントギャップ部、2e、2e′ :ギヤ
ツブ部形成面、2r:バラクギ中ツブ部、2g、2g′
 :ギヤツブ部形成面、2h:媒体対向面、2sニステ
ップ部、Gclギャップ深さ、dエステ91部の深さ。 第2図 第3図 第4図 膜剥れ、クラlり発生 騙厚(mm)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性体からなり巻線溝を有するコア(Cコア)と
    対向するコア(Iコア)とを、フロントギャップ部およ
    びバックギャップ部においてガラスにより接合するとと
    もに、前記巻線溝内においてガラスによる補強を行なっ
    た磁気ヘッドチップを、非磁性体からなるスライダーの
    スライドレールに設けた磁気記録媒体流出端側の溝内に
    挿入し、ガラスにより接着した複合型磁気ヘッドにおい
    て、前記磁気ヘッドチップは、Iコアのフロントギャッ
    プ部およびバックギャップ部を形成する面にセンダスト
    の薄膜を1〜10μmの厚さ形成し、かつ該薄膜面およ
    びこの面と対向するCコアの面の両面またはいずれか一
    方の面に、SiO_2薄膜とガラスの薄膜とを順次形成
    して、前記CコアとIコアとを接合し、さらに磁気記録
    媒体対向面側にフロントギャップ部のギャップ深さより
    深いステップ部を形成し後部ギャップ部に連なる巻線溝
    内部に補強用ガラスを配置したものであり、該磁気ヘッ
    ドチップをIコア側を前記磁気記録媒体の流出端側に向
    けて前記スライダーの溝に挿入したことを特徴とする複
    合型磁気ヘッド。
  2. (2)特許請求の範囲第一項において、後部ギャップ部
    に連なる補強用ガラスの断面積が5×10^−^5mm
    ^2以上5×10^−^3mm^2以下であることを特
    徴とする複合型磁気ヘッド。
JP8056388A 1988-04-01 1988-04-01 磁気ヘッドチップおよび複合型磁気ヘッド Expired - Lifetime JPH0724091B2 (ja)

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JPH01253803A true JPH01253803A (ja) 1989-10-11
JPH0724091B2 JPH0724091B2 (ja) 1995-03-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5231554A (en) * 1990-03-13 1993-07-27 Hitachi Metals, Ltd. Floating magnetic head having low noise level

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5231554A (en) * 1990-03-13 1993-07-27 Hitachi Metals, Ltd. Floating magnetic head having low noise level

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