JPH01252003A - 衛星放送受信用パラボラアンテナの反射器およびその製造方法 - Google Patents

衛星放送受信用パラボラアンテナの反射器およびその製造方法

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JPH01252003A
JPH01252003A JP63079310A JP7931088A JPH01252003A JP H01252003 A JPH01252003 A JP H01252003A JP 63079310 A JP63079310 A JP 63079310A JP 7931088 A JP7931088 A JP 7931088A JP H01252003 A JPH01252003 A JP H01252003A
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reflector
synthetic resin
injection molding
layer
radio wave
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Kashichi Hirota
嘉七 廣田
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Kyowa Electric and Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は衛星放送受信用のアンテナに関し、特に合成
樹脂製のパラボラ反射器およびその製造方法に関する。
(従来の技術) 従来より合成樹脂製のパラボラ反射器としてF: l?
 P製のものが知られており、これはSMC(5hee
シMolding  Compound)法により成形
されている。つまり圧縮成形用金型内へSMCシートと
シート状の電波反射材とを重ね合わせて入れ、加熱加圧
し、両者を一体化して反射板を成形するもので、しかる
後、反射板の表面を保護膜でおおっている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来例は圧縮成形であるため、細部構造を後加工する必
要があり、またSMCシート自体の製造時間だけでも5
〜6分を要する。
このため一般の射出成形によることも考えられるが、合
成樹脂に電波反射材を混入して成形すると、電波反射材
の一部が反射板の表面へ表出し、粗面となり、その後の
表面保護処理等に支障がある。
(問題点を解決するための手段) この発明の第1の手段は反q−を板lがサンドイッチ射
出成形によるスキン層2とコア層3とを有し、スキン層
2が合成樹脂20をもって成り、コア層3が繊維状の電
波反射材30と発泡剤31とを含む合成樹脂32をもっ
て成り、反射板lの表面が保、!!!膜4でおおわれた
ことを特徴とするものであり、第2の手段は反射板lが
サンドイッチ射出成形によるスキン層2とコア層3とを
有し、スキン層2が合成樹脂20をもって成り、コア層
3が繊維状の電波反射材30と発泡剤31とを含む合成
樹脂32をもって成り、反射板1の表面へ導電塗料5が
塗布され、塗布面50が保護膜4でおおわれたことを特
徴とするものであり、第3の手段は反射板1を形成する
ための金型6のキャビティ60へサンドイッチ射出成形
機7の第1シリンダー70から溶融した合成樹脂20を
注入し、続いてキャビティ60へサンドイッチ射出成形
機7の第2シリンダー71から繊維状の電波反射材30
と発泡剤31とを含む溶融した合成樹脂32を注入して
スキン層2.コア層3を有する反射板1を成形し、しか
る後反射板1の表面を保護膜4でおおうことを特徴とす
る製造方法であり、第4の手段は反q・↑板1を形成す
るための金゛R:!6のキャビデイ60へサンドイッチ
射出成形機7の第1シリンダー70から溶融した合成樹
脂20を注入し、続いてキャビティ60へサンドイッチ
射出成形機7の第2シリンダー71から繊維状の電波反
q・を材30と発泡剤31とを含む溶融した合成樹脂;
32を注入してスキン層2、コア層3を有する反射板1
を成形し、次に反射板1の表面へ導電塗料5を塗布し、
しかる後、塗布面50を保護膜4でおおうことを特徴と
する製造方法である。
(実施例) 第4図における符号6は反射板1を成形するための射出
用の金型であり、固定型61と可動型62によりキャビ
ティ60が形成され、固定型61にキャビティ60と連
通ずるスプルー63が形成されている。また同図におけ
る符号7はサンドイッチ射出成形機の−・部を示すもの
で、第1シリンダー70と第2シリンダー71には共通
の射出バルブ72が取り付けられ、第1プランジヤ73
の摺動により射出バルブ72が開閉され、第1プランジ
ヤ73内の第2プランジヤ74の摺動により第1プラン
ジヤ73の先端[]75が開閉し、第1シリンダー70
からの流路76がボディ77内へ、第2シリンダー71
からの流路78が第1プランジヤ73内へ連通されてい
る。
この発明における反射板lの実施例は前記金l916、
サンドイッチ射出成形機7により得られ、またこの発明
における反射板1の製造にあたっては前記金型6、サン
ドイッチ射出成形機7を使用するものであり、まず最初
に第1プランジヤ73を第4図実線で示すように左方へ
摺動して射出バルブ72を開き、第2プランジヤ74を
同図鎖線で示すように右方へ摺動して先端ロア5を閉じ
、第1シリンダー70より合成樹脂20のみを溶融状態
(200〜280℃)で射出し、1γ1記溶融樹脂を流
路76、ボディ77内、スプルー63を介して金y26
(30〜80℃)のキャピテイ60内へ射出し、市I記
射出の開始から1〜3秒後に第2プランジヤ74を第4
図実線で示すように左方へ摺動して第1プランジヤ73
の先端ロア5を開き、第2シリンダー71より、発泡剤
31 (例えば重炭酸ナトリウム)と繊維状の電波反射
材30とを混入した合成樹脂32を溶融状態(200〜
280℃)で3〜10秒間射出する。このとき射出バル
ブ72を開き続けているので、第1シリンダー70から
の合成樹脂20も同時に射出されており、発泡剤31、
電波反射材30を含む合成樹脂32は流動状態の合成樹
脂20を第4図示のように押しひろげながらキャビティ
60内へ注入されていく。その後、第2プランジヤ74
を右方へ摺動して第1プランジヤ73の先端ロア5を閉
じ、第1シリンダー70からの合成樹脂20のみを0.
1〜5秒間射出し、しかる後第1プランジヤ73を右方
へ摺動して射出バルブ72を閉じ、射出を完了する。
ここに合成樹脂20.32は固化し、第2・3図の符号
1で示す放物面lO、フランジI+を有する反射板が成
形される。この反射板1の成形時間(最初の射出から射
出完了後の冷却、型開き、突き出し時間を含む)は60
〜120秒である。この反射板1は前述のようなサンド
イッチ構造であり、スキン層2は合成樹脂20で、コア
層3は発泡剤3!と繊維状の電波反射材30が混入され
た合成樹脂32で形成されている。そして第1実施例の
反射器にあっては、第1・2図示のように前記構造の反
射板lの表面へ塗料を塗布して保護膜4を形成し、また
第2実施例の反射器にあっては5第3図示のように前記
構造の反射板1の表面へ導電塗料5を塗布し、この塗布
面50へ塗料を塗布して保護膜4を形成するものである
なお特許請求の範囲における合成樹脂20と32は同一
のものでも、異なったものでもよく。
実施例は変性ppo <ポリフェニレンオキサイド)、
変性PPE (ポリフェニレンエーテル)、変性P P
 Eとポリアミドのアロイ、耐熱ABS樹脂、ポリプロ
ピレン、ポリプロピレンへ無機物(例えば炭酸カルシウ
ム)を混入した複合材の内の1種類または上記樹脂の内
の2種類の組み合わせをもって成る。また電波反射材3
0の実施例はニッケルコーティングをした炭素繊維、ス
テンレス繊維、黄銅繊維若しくはアルミニウム繊維であ
り5保護膜4は塗料を塗布することにより形成され、当
該塗料の実施例はウレタン系塗料、エポキシ系塗料、ア
クリル系塗料若しくは))VDF(フッ化ビニリデン樹
脂)のようなフッ素塗料であり、導電塗料5の実施例は
ニッケル系塗料、銅系塗料、アルミニウム系塗料若しく
は銀糸塗料である。
(発明の効果) この発明はサンドイッチ射出成形によるので、細部の構
造、形状についても後加工する必要がなく、所望構造、
形状の反射板を迅速、容易かつ安価に得ることができ、
しかも合成樹脂によるスキン層を有するので1反射板の
表面に発泡剤や電波反射材の一部が表出することがなく
1面精度が高く、塗装面を均一に仕上げることができ、
またコア層に発泡剤および電波反射材を含むので機械的
強度が高いとともに電波反射率が良く、しかも電波反射
材は繊維状であり、射出成形時に支障がないものである
さらに特許請求の範囲第2・4請求項の発明は前記効果
に加え、反射板の表面へ導電塗料を塗布するので、さら
に電波反射率が良好となる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は第1実施
例の反射器の一部を切り欠いたiE而面、第2図はA−
A端面図、第3図は第2実施例の反射器を切断した端面
図、第4図は反Q−T扱の製造方法を示す説明図である
。 1・・・反射板      2・・・スキン層3・・・
コア層      4・・・保護膜5・・・導電塗料 
    6・・・金型7・・・サンドイッヂ射出成形機 20.32・・・合成樹脂 30・・・電波反射材31
・・・発泡剤     50・・・塗布面60・・・キ
ャビティ   70・・・第1シリンダー71・・・第
2シリンダー 発明者   廣  [H嘉  七 出頭人   協和電機化学株式会社 第1区

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反射板1がサンドイッチ射出成形によるスキン層
    2とコア層3とを有し、スキン層2が合成樹脂20をも
    って成り、コア層3が繊維状の電波反射材30と発泡剤
    31とを含む合成樹脂32をもって成り、反射板1の表
    面が保護膜4でおおわれたことを特徴とする衛星放送受
    信用パラボラアンテナの反射器。
  2. (2)反射板1がサンドイッチ射出成形によるスキン層
    2とコア層3とを有し、スキン層2が合成樹脂20をも
    って成り、コア層3が繊維状の電波反射材30と発泡剤
    31とを含む合成樹脂32をもって成り、反射板1の表
    面へ導電塗料5が塗布され、塗布面50が保護膜4でお
    おわれたことを特徴とする衛星放送受信用パラボラアン
    テナの反射器。
  3. (3)反射板1を形成するための金型6のキャビティ6
    0へサンドイッチ射出成形機7の第1シリンダー70か
    ら溶融した合成樹脂20を注入し、続いてキャビティ6
    0へサンドイッチ射出成形機7の第2シリンダー71か
    ら繊維状の電波反射材30と発泡剤31とを含む溶融し
    た合成樹脂32を注入してスキン層2、コア層3を有す
    る反射板1を成形し、しかる後反射板1の表面を保護膜
    4でおおうことを特徴とする衛星放送受信用パラボラア
    ンテナの反射器の製造方法。
  4. (4)反射板1を形成するための金型6のキャビティ6
    0へサンドイッチ射出成形機7の第1シリンダー70か
    ら溶融した合成樹脂20を注入し、続いてキャビティ6
    0へサンドイッチ射出成形機7の第2シリンダー71か
    ら繊維状の電波反射材30と発泡剤31とを含む溶融し
    た合成樹脂32を注入してスキン層2、コア層3を有す
    る反射板1を成形し、次に反射板1の表面へ導電塗料5
    を塗布し、しかる後、塗布面50を保護膜4でおおうこ
    とを特徴とする衛星放送受信用パラボラアンテナの反射
    器の製造方法。
JP63079310A 1988-03-31 1988-03-31 衛星放送受信用パラボラアンテナの反射器およびその製造方法 Pending JPH01252003A (ja)

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