JPH01320125A - パルス射出圧縮成形法 - Google Patents

パルス射出圧縮成形法

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JPH01320125A JP63152981A JP15298188A JPH01320125A JP H01320125 A JPH01320125 A JP H01320125A JP 63152981 A JP63152981 A JP 63152981A JP 15298188 A JP15298188 A JP 15298188A JP H01320125 A JPH01320125 A JP H01320125A
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    • B29L2011/00—Optical elements, e.g. lenses, prisms
    • B29L2011/0016—Lenses

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、金型内の樹脂圧を検出して射出制御する方法
に係り、詳しくは射出側から瞬間的高圧を加えるように
した成形方法に関する。
［従来の技術］ 本出願人は、樹脂の状態関数から樹脂圧に看目し、この
樹脂圧（型内圧）を金型樹脂通路部において連続的な型
内圧波形として把握して、制御することに最初に成功し
ている（特公昭５８−５２４８６号公報）、斯る型内圧
制御を前提として、金型内を高真空状ｉＭとして決めら
れた射出制御パターンで超高速射出する技術に関しては
、特公昭６２−４１８５３号公報にて発明している。
ところで、溶融樹脂は成形によって大きな材料収縮を生
じる。この収縮を補償して樹脂密度を高めるためには、
保圧力による溶融樹脂への圧縮が行なわれている。圧縮
に関しては、射出成形と成形品全体を保圧工程において
同時加圧する圧縮成形とを組合せた射出圧縮成形法が実
施されている。
＃＆名の圧縮成形のうちでは、型締機構側から樹脂収縮
に応じて金型全面から保圧力を付与する技術が望ましい
、この方法を用いたとしても、樹脂の充填状況を無視し
て一定段階の保圧力を付与しているに過ぎず、製品の再
現性が無い、これに対処するものとしては、特開昭６０
−８０２１号公報に示すように、検出した型内圧の変化
が設定型内圧波形に一致するように金型全面から圧縮力
を型締力によって調整する技術が本発明者の代表する法
人から提供されている。
［発明が解決しようとする課題］ −１−記特開昭６０−８０２　ｔ　ｒ：公報の圧縮Ａ整
技術にノ、（づいても、製品の完全１１１現性が得られ
ない場合がある。
第一に、圧縮過程開始時には既に溶融樹脂の収縮固化が
始まっており、固化した部位へ圧縮力を加えても状態変
化を招来できないことにあった。
溶融樹ｊ指の固化は、金型のキャビティ乃至コアの接触
面側から内部へ向けて生じるが、型締側からの圧縮は般
初の賦形される樹脂表面スキン層から樹脂内側層へと賦
形されて固化している状１ムで加えられるに過ぎないも
のであった。や線側からの圧縮方式では、金型機構の移
動を件なう分だけタイムラグを回避できないものであっ
て、樹脂固化開始前の圧縮が必要であることが′ｌ！１
す１した。
第二に、圧縮力調整乃至前記多段型締によれば、僅かで
はあっても製品の厚みバラツキが回避できないものであ
った０例えば１円盤状記録媒体の成形に際しては、圧縮
に伴なって約２０〜３０μｍ程度の厚さバラツキが生じ
るものであった。
殊に円盤状記録媒体の成形では、ゲートがある円盤中心
部位から末端に向けての配向を生じ易く。
樹脂圧力乃至溶融温度等によって複屈折率が相違する欠
点があった。
而して、未発ＩＩは、上記実情に鑑みてさらに研究され
たものであって、射出機構により樹脂溶融状ｙ島に対し
てサージ圧を加えて、充填時の樹脂の溶融状！底を均一
化できるようにした射出圧縮法を提供することにある。
［課題を解決するためのｆ段］ −に記目的を達成するための本発明に係るパルス射出圧
縮成形方法は、高真空の金型内へ決められた射出パター
ンで溶融樹脂を充填した後に５樹１指溶融状態に対して
約０．Ｏ１〜０．１秒程瓜の瞬間的な高サージ圧を射出
して停止するようにしたことにある。サージ圧射出は、
型内圧波形制御を＋ｉｉｊ提とし、高応答大流７４の油
圧サーボ系と慣性の少ない射出機構によって実施される
。
［作　　川］ 金型の＃ｊ４）指成形空＋１１１　（キャどティ）を高
真空状１Ｂとし、ｔじめ設定された射出制御パターンで
溶融樹脂を高速充填する。
溶融８１脂はキャどティ面でのＩｉ動に伴なって接触面
である表面が賦形されつつ充満されるので、充填時には
表面スキン層が賦形されている状態となっている。この
場合の、９速射出は、スキン層以外が固化しないような
速度と温調下で行なわれる。
次で、充填された樹脂溶融状態に対して、直ちに高圧で
約０．０１〜０．１秒程度の瞬間的なサージ圧を射出す
る。サージ圧はスキン層以外の樹脂溶融状態下で迅速に
全体に伝播するので、充填時の配向や超高速射出に伴な
うせん新現象等が解消される。
これに同時に、直ちにゲートシール等によって射出圧が
継続付加されないようにすれば良い。
［実　施　例］ 本発明に係るパルス射出圧縮成形法を円盤状記録媒体に
適用した一実施例に基づいて説明する。
図中１は固定側型板、２は可動側型板、３はキャビティ
、４は固定側型板に摺動可能に設けられるスプルブツシ
ュ、５はスプル、６はスプルブツシュ４に対向してｕＩ
動側型板２に摺動Ｍ（能に設けられるカットビン、７は
ゲート、８は真空吸引間隙、９は型内圧を検出するため
の圧力センサ、１０は射出機構である。
而して、キャビティ３は、所定サイクル中において図示
しない真空吸引源からの真空によってｌＯＴｏｒｒ乃至
１０　　Ｔｏｒｒ程度の高真空状、態とし、キャビテイ
面の空気やガスの付着層を除去する。高真空状態やガス
抜き等に関しては１本発明者の特開昭５８−１９４５２
３号、実公昭５９−３８２５２号及び同６３−３７９９
号の真空技術を実施できる。
斯るキャビティ３へ予じめ設定した射出１１′ａパター
ンで溶融樹脂Ｐを射出機構１０により高速充填する。！
）を出速度Ｌｌは、第３図に示すように０．０１〜０．
１秒程度が望ましい、射出速度ｔｌとするのは、溶融樹
脂Ｐのスキン層が固化せず、中間層が溶融状態のままで
充填できる速度であるためである、この点に関しては特
公昭６２−４１８５３号に開示している。
次で、充填された樹脂溶融状態に灯して、直ちに高圧で
約０．０１〜０．１程度度、好ましくは０．０１〜０．
０５秒程度の瞬間的なサージ圧を射出する。サージ圧は
スキン層以外の樹脂溶融状！！！）−で迅速に全体に伝
播するので、充填時の配向や圧力バラツキ等が解消され
る。上記サージ圧によって溶融樹脂は極めて僅かに充填
されるので、内側層への全体的な圧縮力ともなる。勿論
、樹脂材事１や成形条件によっては、充填量を１００％
とせずに高サージ圧に伴なう充ｉｇ４賃を合せて１００
％となるようにしても良い。
又、サージ圧到達速度ｔ２は０．０１〜０．１程度度、
好ましくは０．０１〜０．０５秒程度とし、充＠後直ち
に行なわれる。サージ圧縮時間ｔ３は０．０１〜０．１
程度度、好ましくは０．０１〜０．０５秒程度とし、溶
融樹脂中を高サージ圧が伝播するがストレスとして残留
しない間とする。高サージ圧は製品や金型構造等で相違
するが、型締力を僅かに」二まわって型開させることが
できる程度の圧力とすることができる。
その後或いは同時に、直ちにスプルブツシュ４に対して
カットピン６を前進摺動させて溶融状態のままでゲート
カットし、射出圧の過度の伝播を酊１１トする。その後
の保圧工程には特開昭６０−８０２１１；、ｔの圧縮成
形を組合せることを妨げない。
４体的には、ポリカーボネート樹脂を材料とした場合、
ｆ￥がφ１３０ｍｍ、厚さ１．２ｍｍの円盤状記録媒体
を、射出速度ＴＩが０．１秒、サージ圧到達速度ｔ２が
０．０５秒、サージ圧縮時間【３が０．１秒で最大サー
ジ圧が約３００Ｋｇ／ｃ　ｍ’の成形条件すると、以下
の通り成形できた。
複に＋：折４　　　　　１０〜１５　ｎ　ｍ厚さバラツ
キ　　　５終ｍ １記円盤状記録媒体を例示したが、レンズ成形にも実施
でき、この場合にはサージ圧縮時間ｔ３を０．１程度度
として高密度で均一に圧縮できる。射出圧遮断に関して
は、ゲートカットのほかに、極端な制限ゲート構造にも
適用できる。
〔発明の効果〕
以り説明したように本成形法によれば、充填された樹脂
溶融状態に対して約ｏ、ｏｉ〜０．０８程度度の瞬間的
な高サージ圧を射出して直ちに停止するようにしたので
、樹脂の配向や圧カバラッ＋等を解消することができた
。従って、円盤状記録媒体の成形に好適に実施でき、高
品質に成形できる。
加えて、型締等の圧縮成形を行なわないことによって、
厚さバラツキを一掃できた。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るパルス射出圧縮成形法の一実施例を
示し、第１図は同概略全体説剛固、第２図はガートカッ
ト状態の説明図、第３図は型内圧波形図を示す。 ３・・・・キャビティ、ｔｌ・・・・射出速度。 Ｌ２・・・・サージ圧到達速度。 Ｅ３・・・・サージ圧縮時間。 特許出願人　・・・・　　小　嶋　久　司代理人　　　
・・・・弁理上　Ｓ　…　芳　春第１図 第２図 　Ｊ　　１

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高真空の金型内へ決められた射出パターンで溶融樹脂を
    充填した後に、樹脂溶融状態に対して約０．０１〜０．
    １秒程度の瞬間的な高サージ圧を射出して停止するよう
    にしたパルス射出圧縮成形法。
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