JPH01247336A - 給紙ローラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリンタに装着して使用し、多数の単葉の印字
用紙を積重ねて搭載して１枚ずつプリンタに供給するた
めの給紙装置の給紙ローラーに関する。

〔従来の技術〕

プリンタに使用する給紙装置の従来の給紙ローラーは、
ゴム製のローラーの中心部に角シヤフトを通して給紙ロ
ーラーの回転を制御するための角穴を設け、この角穴に
通した角シヤフトの回転と給紙ローラーの回転とを同期
させることによってホッパーに積載した印字用紙をプリ
ンタの中に吸入させている。

第３図は上述のような従来のプリンタの給紙装置の給紙
ローラーの一例を示す断面図、第４図は第３図の例を給
紙装置に装着した状態を示す側面図である。

第３図の給紙ローラーは、角シヤフト１と、こ−ルド製
の結合部材２ａおよび２ｂと、この結合部Ｉ２ａおよび
２ｂのそれぞれの外周に固着したゴム製のローラー３ａ
および３ｂを有している。

上述のように構成された給紙ローラーは、第４図に示す
ように、給紙装置のホッパー８ａ中の印字用紙がなくな
ってプレッシャプレート１２ａと給紙ローラー３８とが
直接接触したのちもなお矢印入方向に回転する。プレッ
シャプレート１２ａには、給紙ローラー３ａに対して印
字用紙を押すためにプレッシャスプリング１０を設けて
おり、常にプレッシャプレート１２ａに対して給紙ロー
ラー３ａの方向の圧力を与えている。従って給紙ローラ
ー３ａには常時このプレッシャスプリング１０による圧
力がかかっており、ホッパー８ａ内に印字用紙がある場
合に比して直接プレッシャプレート１２ａと給紙ローラ
ー３ａとが直接接触する場合は、ローラー３ａに加わる
摩擦力が極めて太きくなる。従って印字用紙がない状態
で給紙ローラーを長時間回転させると、ローラー３ａが
摩耗する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように、プリンタの給紙装置の従来の給紙ロー
ラーは、ホッパーに印字用紙があるときは、ローラーと
印字用紙とが接触しているためローラーの摩耗は小さい
が、ホッパーに用紙がなくなったときは、給紙ローラー
は印字用紙を送るために印字用紙に対して押圧力を与え
るためのプレッシャプレートと直接接触して回転するた
め、ゴム製のローラーが摩耗してしまうという欠点があ
る。

本発明の給紙ローラーは、上述のような従来の給紙ロー
ラーの欠点を解消して、給紙装置のホッパー内に印字用
紙がなくなって給紙ローラーのローラーと給紙装置のプ
レッシャプレートとが直接接触したときは、シャフトが
回転してもローラーは回転しないようにして、ローラー
の摩耗を防止した給紙ローラーを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の給紙ローラーは、１本のシャフトと、前記シャ
フトの左右の位置で給紙装置のプレッシャプレートに対
応した位置に設けられ前記シャフトに対して回転自在に
配設した２個の結合部材と、前記２個の結合部材のおの
おのに固着してその外側に設けた２個のローラーと、前
記シャフトと前記２個の結合部材とのそれぞれの間に配
設し前記シャフトが前記給紙装置に積載した印字用紙を
プリンタの方に送出する方向に回転したときその回転運
動を前記結合部材に伝達する２個のトルククラッチとを
備え、前記トルククラッチに対して前記印字用紙をプリ
ンタの方に送出する方向と反対方向の所定の値以上のト
ルクが作用したとき前記シャフトのみ回転して前記結合
部材が回転しないように設定したものである。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は第１
図の実施例を給紙装置に装着した状態を示す斜視図であ
る。

第１図の実施例は、シャフト２１の左右の外周に、ゴム
製の２個のローラー２３ａおよび２３ｂが設けられてお
り、これらのローラー２３ａおよび２３ｂは、給紙装置
に設けられている２個のグレソシャプレー）１２ａおよ
び１２ｂに対応した位置に設けられている（第２図参照
）。ローラー２３ａおよび２３ｂとシャフト２１との間
には、それぞれプラスチックモールド製の結合部材２２
ａおよび２２ｂが設けられており、結合部材２２ａおよ
びローラー２３ａならびに結合部材２２ｂおよびローラ
ー２３ｂは、それぞれ固着されておシ、結合部材２２ａ
および２２ｂはシャフト２１０周りに自由に回転できる
。

結合部材２２ａおよび２２ｂとシャフト２１との間には
、それぞれトルククラッチ２４ａおよび２４ｂが配設さ
れておシ、このトルククラッチ２４ａおよび２４ｂは、
それぞれシャフト２１と結合部材２２ａおよび２２ｂと
を結合して給紙装置のホッパーに積載された印字用紙を
プリンタに送シ出す方向（第２図の矢印入方向）に回転
するが、ローラー２３ａおよび２３ｂに加えられる矢印
Ａと反対方向のトルクが一定値以上となると空転をし、
シャフト２１のみが回転してローラー２３ａおよび２３
ｂは（ロ）転しないように設定されている。

このトルククラッチの限界トルクは、印字用紙とローラ
ー２３ａおよび２３ｂとの間の摩擦力によるトルクと、
プレッシャプレート１２ａおよび１２ｂとローラー２３
８および２３ｂとの間の摩擦力によるトルクとの間の値
に設定しておく。

上述のように構成された給紙ローラーは、給紙装置に装
着されて動作する場合、給紙装置の印字用紙がなくなっ
て直接プレッシャプレートと接触する状態となると、ト
ルククラッチ２４ａおよび２４ｂの作用によってシャフ
ト２１のみ（９）転してローラー２３ａおよび２３ｂは
静止するので、ローラー２３ａおよび２３ｂの摩耗を防
止することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の給紙ローラーは、ローラー
を保持している結合部材とシャフトとの間に規定トルク
以上のトルクがかかると空転するトルククラッチを設け
ることにより、印字用紙の供給は支障なく石うことがで
き、しかも印字用紙がなくなって給紙装置のプレッシャ
プレートとローラーとが直接接触するときはシャフトの
み回転いう効果があり、従ってローラーの摩耗による印
゛・手用紙の供給ミスを防止した信頼性のすぐれた給紙
装置が得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は第１
図の実施例を給紙装置に装着した状態を示す斜視図、第
３図は従来の給紙ローラーの一例を示す断面図、第４図
は第３図の例を給紙装置に装着した状態を示す側面図で
ある。 １・・・角シヤフト、２ａ・２ｂ・２２ａ・２２ｂ・・
・結合部材、３ａ・３ｂ２３ａ・２３ｂ−ローラー、８
　ａ　・・・ホッパー、１０・・・プレッシャスプリン
グ、１２ａ・１２ｂ・・・プレッシャプレート、２１・
・・シャフト。 ２４ａ・２４ｂ・・・トルククラッチ。 代理人　弁理士　　内　原　　　晋 ２１　　シイフト 箔ｌ　図 第　２　関

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １本のシャフトと、前記シャフトの左右の位置で給紙装
   置のプレッシャプレートに対応した位置に設けられ前記
   シャフトに対して回転自在に配設した２個の結合部材と
   、前記２個の結合部材のおのおのに固着してその外側に
   設けた２個のローラーと、前記シャフトと前記２個の結
   合部材とのそれぞれの間に配設し前記シャフトが前記給
   紙装置に積載した印字用紙をプリンタの方に送出する方
   向に回転したときその回転運動を前記結合部材に伝達す
   る２個のトルククラッチとを備え、前記トルククラッチ
   に対して前記印字用紙をプリンタの方に送出する方向と
   反対方向の所定の値以上のトルクが作用したとき前記シ
   ャフトのみ回転して前記結合部材が回転しないように設
   定したことを特徴とする給紙ローラー。