JPS61257841A

JPS61257841A - シ−ト給送装置

Info

Publication number: JPS61257841A
Application number: JP10102385A
Authority: JP
Inventors: Akimitsu Hoshi; 明光星
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1985-05-13
Filing date: 1985-05-13
Publication date: 1986-11-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機、レーザビームプリンタ等の画像形成
装置におけるシート収納体からシートを給送するシート
給送装置に係り、詳しくは、積層されたシート材の最上
層に接圧するシート給送回転体に関する。

Ｃ口）従来の技術複写機等の画像形成装置（以下、複写機という）におい
ては、一般に、カセット等のシート収納体内の最上層の
シート材に接圧するシート給送回転体（以下給紙ローラ
という）を設け、該給紙ローラによりシート材を一枚一
枚給紙する給紙装置が多用されている。

このような給紙装置１としては、第５図に示すように、
シート材Ｐを積層した収納体２を設け、収納体２の底面
には、シート材Ｐをバネ等によって上方に押圧する抑圧
板３が設けられており、給紙ローラ４が回動することに
より、最上層のシート材Ｐ′を引き出して給紙作動を行
なうものがあり、また、別の給紙装置１として、第６図
に示す・ように、収納体２上に積増したシート材Ｐをリ
ンク機構３′により上方に移動させ、シート材Ｐの最上
層のシート材Ｐ′の上面に給紙ローラ４を設け、かつ給
紙ローラ４は揺動自在アーム５に設けられ、バネあるい
は自重により下方に押圧して給紙作動を行なっている。

しかし、上述した給紙装置においては、いずれも給紙ロ
ーラ４のシート材Ｐ′への押圧力が常に一定であるため
シート材を重送することが多く、これを防ぐために、第
７図に示すように給紙ローラ４の後に分離機構６を設け
て、この分離機構６の一対のローラ６ａ、６ｂのうち下
方のローラ６ｂをシート材の移動方向とは逆方向に回転
させ。

重送を防止する給紙装置も既に知られている。このよう
な給紙装置においては、重送はある程度防げるものの、
シート材Ｐの上面には常に押圧力が働いているため、重
送されるシート材の搬送力は相当に大きく、したがって
、重送された下方のシート材を分離し、戻すためには、
ローラ６ａ。

６ｂの接圧力を大きくしなければならず、このローラ６
ａ、６ｂの接圧力を大きくすると、分離機構直後のレジ
ストローラ６等のシート材Ｐの引き抜き力を大きくしな
ければならない。このため、分離機構６において、シー
ト材Ｐが傷み易く、ジャムも起り易く、レジストローラ
６での大きな引き抜き力がシート材の全巾に亘って均一
に作用しずらいために、シート材が斜行して感光ドラム
８に対して正確な位置に送給されない場合も多く、また
、装置自体も駆動力の大きなものが必要であり、各ロー
ラのゴム材料の耐久性も底下する等の不都合があった。

これらの不都合を改善するため、近時、第７図および第
８図に示すように、収納体（図示せず）からのシート材
Ｐ′を送り出す際には、給紙ロー２４に押圧力を作用さ
せ、シート材Ｐが分離機構６に到達した際には、給紙ロ
ーラ４の押圧力を解除する給紙装置が提案されている。

即ち、第７図に示される装置において、給紙ローラ４は
カム９によって矢印Ａ方向に揺動するアーム９に取付け
られ、シート材Ｐを送り出す際は下降し、シート材Ｐが
分離機構６に到達する際は上昇するように設けられてい
る。また、第８図に示される装置において、給紙ローラ
４′は断面が欠円形をしており、矢印Ｂ方向にのみ回転
し、シート材Ｐの送り出し時には円弧部４’ａがシート
材Ｐに接圧し１分離機構６に到達した時にはシート材Ｐ
は欠内部４’ｂに対応して離れている。

（ハ）発明が解決しようとする問題点上述したような、第８図に示される給紙装置においては
、シート材の重送を防止できるものの、揺動アーム１０
の上下動の周期を短かくすることには限度があり、高速
給紙には適用できず、しかも、揺動アーム１ｏの駆動機
構が複雑となり、部品点数も多くなるため高価で故障が
多く、耐久性にも問題があり、また第９図に示される給
紙装置においては高速回転すると欠円形給紙ローラ４′
が跳ね上がり、重送及び送り不良の原因になると共に、
給紙ローラ４′の給送距離が一定であるため、重送時に
分離ローラ６で分離された後のシートと、通常状態での
シートとのシートの給送位置が相違して、送り不良の原
因になっている。

（ニ）問題点を解決するための手段本発明は、上述した問題点を解消することを目的とし、
第１図ないし第４図に示すように、収納体２内に層状に
堆積収納されている多数のシート材Ｐを、給送指命に基
づいて間欠的に駆動されるシート給送回転体（給紙ロー
ラ）４により給送するシート給送装置（給紙装置）にお
いて、該給紙ローラを駆動部材１５に連動すると共に、
給紙ローラが駆動されている時のみ、給紙ローラへの回
転伝達力に基づき、シート材に給紙ローラを押圧するト
ルクリミッタ等よりなる押圧部材２０゜２０’、２０’
を設けたことを特徴としている。

（ホ）作用上記手段の採用により、シート材Ｐを収納体２内より引
き出す際には、給紙ローラ４が回動すると同時に、給紙
ローラ４を給紙ローラの駆動力を用い、た押圧部材２０
，２０’、２０’により最上層のシートＰ′に押圧し、
シート材を適格に引き出して送給し、引き出した後は、
給紙ローラの回転を停止することに基づき押圧力を解除
する。

（へ）実施例以下、本発明を複写機の給紙装置に適用した実施例を、
図に基づいて説明する。なお、既に説明した従来例のも
のと同じ部分については、同じ符号を用いて説明するこ
ととする。

給紙装置１は、第１図に示すように、多数のシート材Ｐ
を層状に堆積収納する収納体２が設けられ、収納体２は
シート材Ｐの使用量に比例して除徐に上昇し、最上層の
シート材Ｐ′が分離ローラ（図示せず）に対して、常に
定位置にあるように調整されており、最上層のシート材
Ｐ′にはピックアップローラ等の給紙ローラ４，４が接
触して設けられている。

そして、給紙ローラ４の駆動源であるモータ１１の駆動
力は、歯車１２．１３を経て、給紙指令に基づき間欠的
に作動するクラッチ１４を介して駆動軸１５を回動させ
、駆動軸１５からベルト１６を介して回転軸１７を回動
させ、更に回転軸１７の両端にはワンウェイクラッチ１
９を介して給紙ローラ４，４が矢印Ｃの送給方向に回転
し得るように装着されている。

給紙ローラ４を支持するアーム５，５は、駆動軸１５に
対して回転自在に支持されており、該アーム５，５にお
ける給紙ローラ４と駆動軸１５に対して反対側には、バ
ランスウェイト１８．１８’が設けられ、給紙ローラ４
等の重力がシート材Ｐに加わらないようにバランスして
いる。

駆動軸１５には、該［＝ＩＰ軸１５が回転している間、
上記給紙ローラ４にシート材Ｐを下方に押圧する力を作
用する抑圧部材２０が配設されており、該押圧部材２０
を構成する抑圧レバー２１が駆動軸１５に回動自在に設
けられているが、第２図に示されているように、レバー
２１は駆動軸１５に固定された一対の係止部材２２．．
２３の間に設けられ、レバー２１の駆動軸１５の側面は
スプリング２４およびワッシャー２５とによって一方の
係止部材２３に押圧され、抑圧レバー２１に対してトル
クリミッタ−２６として作動する。

したがって、給紙ローラ４が矢印Ｃの方向に回動すると
同時に、レバー２１が矢印りの方向に回動する力が働き
、回転軸１７を下方に押下げることにより、給紙ローラ
４はシート材Ｐ′の上面を押圧し、かつ給紙ローラ４の
回動が停止すると、レバー２１の回動力も無くなるので
、給紙ローラ４の押圧力も解除される。

つぎに、押圧部材２０’の他の実施例を、第３図に基づ
いて説明するが、回転軸１７とレバー２１′との間に、
前述の第１の実施例と同様にスプリング等によるトルク
リミッタ−２６を介在させ（この場合１回転軸１７とレ
バー２１′の軸受２７との間に、単にある程度の摩擦抵
抗が存在するだけの構成でもよく、要はトルクリミッタ
−として作動すればよい。）、レバー２１′の開放端部
２８を駆動軸１５に係止させれば、給紙ローラ４が矢印
Ｅ方向に回転するのに伴い、レバー２１′の開放端２８
は矢印Ｆ方向の回転力が働き、結果として、レバー２１
′の給紙ローラ４側を矢印Ｇの方向に回動する力が働き
、給紙ローラ４をその駆動時のみシート材Ｐ′の上面を
押圧し、シート材の送給に際しては、前述の第１の実施
例と同様に作動する。

さらに、押圧部材２０′の別の他の実施例を第４図に基
づいて説明するが、第１の実施例と同じ部分については
、同じ符号を用いており、これらの部分の説明を省略す
る。

アーム５，５の側面２９と回転軸１７との間にトルクリ
ミッタ−２６，２６を介在させることにより（この場合
も、前述の第２の実施例と同様に、回転軸１７とレバー
５，５′の回転軸１７の軸受部との間に、単にある程度
の摩擦抵抗が存在する構成でもよい。）、回転軸１７が
矢印Ｈの方向に回転することにより、この反作用として
アーム５゜５は矢印Ｇの方向に回転する力が働らき、結
果として、レバー５，５′の給紙ローラ４は回転軸１７
の回転方向の矢印Ｈ方向に力が働き、前述の第１、第２
の実施例と同様に、給紙ローラ４の回転時にのみ、給紙
ローラ４はシート材Ｐ′を下方に押圧する。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によれば、シート給送回転体
の回転力を利用した押圧部材を設けて、シート材への押
圧力を変化させたので、特別に駆動源を用意することの
ない簡単な構造でありながら、シート給送時にはシート
に適度の押圧力を付与してシート材を確実に給送するこ
とができ、また、回転体が高速回転しても、跳ね上がる
こともなく、高速給紙が可能となる。更に、回転体がシ
ート材を給送していない場合は、シートにほとんど圧押
力を作用しないので、分離ローラ等の分離機構と組合せ
た場合でも、シート分離用の大きなしごき圧を作用する
必要がなく、安定したシートの給送を行うことができる
と共に、シート表面等を粗すことを防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明を適用した実施例を示す図
で、第１図は第１の実施例である給紙装置の斜視図、第
２図は第１図における押圧部材の詳細な正面図、第３図
は押圧部材の第２の実施例の側面図、第４図は第３の実
施例である給紙装置の斜視図、第５ないし第９図は従来
の給紙装置を示す図で、第５図は従来装置の側面図、第
６図は別の従来装置の側面図、第７図は分離機構を備え
た従来装置の側面図、第８図は同様な別の従来装置の側
面図、第９図は同様なさらに別の従来装置の側面図であ
る。Ｐ・・・シート材　、　Ｐ′・・・最上層のシート材　
、１・・・シート給送装置（給紙装置）　、　２・・・
収納体　、　４・・・回転体（給紙ローラ）、５・・・
アーム　、　　１５・・・駆動部材（駆動軸）　、１７
・・・回転軸　、　　２０，２０’、２０’・・・押圧
部材　、　　２１．２１’・・・レバー　、　２２゜２
３・・・係止部材　、　２４・・・スプリング　、２５
・・・ワッシャー　、　　２６・・・トルクリミッタ　
Ｏ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）収納体内に層状に堆積収納されている多数のシー
ト材を、給送指令に基づいて間欠的に駆動されるシート
給送回転体により給送するシート給送装置において、上記回転体を駆動部材に連動すると共に、該駆動部材に
より、回転体が駆動されている時のみ、該回転体への回
動伝達力に基づき、回転体をシート材に押圧する押圧部
材を設けたことを特徴とするシート給送装置。