JP3327609B2 - 給紙・搬送装置 - Google Patents

給紙・搬送装置

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JP3327609B2 JP01618993A JP1618993A JP3327609B2 JP 3327609 B2 JP3327609 B2 JP 3327609B2 JP 01618993 A JP01618993 A JP 01618993A JP 1618993 A JP1618993 A JP 1618993A JP 3327609 B2 JP3327609 B2 JP 3327609B2
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康 沢田
龍一 稲葉
泰範 前田
和博 西村
司晶 手島
直人 森
昭人 永山
秀隆 吹春
巌 川村
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コピア株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置等の機器
における給紙搬送する給紙・搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の給紙・搬送装置の概要説明
図、図9は図8の給紙機構の加圧解除手段の概要説明図
を示す。図8および図9において、給紙・搬送装置1
は、搬送ローラ2と従動ローラ3とからなる搬送機構9
と、弾性ローラ4とこの弾性ローラ4との間に摩擦抵抗
を有する摩擦抵抗部材5および摩擦抵抗部材5を加圧す
る加圧バネ6とからなる給紙機構8とから構成され、給
紙機構8により搬送されたシート7を、搬送機構9によ
りさらに搬送する。なお、シート加圧板10はシート7
を加圧バネ6により加圧し、弾性ローラ4によりシート
7を進行方向Pへ1枚づつ送込むものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、給紙機構8
側と搬送機構9側との双方に速度差が発生することによ
り、搬送機構9の引抜こうとする力と、給紙機構8の引
戻そうとする力とが作用して、双方に負荷が掛り、弾性
ローラ4および摩擦抵抗部材5でシート7のスリップ状
態が発生し、摩耗量が増大し、耐久性能が低下するとい
う問題があった。
【0004】また、給紙機構8からシート7が抜ける時
に、搬送機構9への負荷が低減し、シート7のスリップ
もなくなることによって、シート速度が急に速くなり、
例えば画像形成装置等において、この影響が画像の伸縮
に拘るために、画質が悪化するという問題もあった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を改善するた
めに、シートが搬送機構へ搬送された時またはその搬送
途中で給紙機構の負荷が低減され、摩耗量が減少し、画
質が向上する給紙・搬送機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一対の搬送体によりシートを給紙・搬送
する給紙・搬送装置において、前記搬送体の少なくとも
一方が円筒体で、他方が長手方向に分割され前記シート
を加圧する被分割部材であって、この被分割部材の一部
を加圧解除する加圧解除手段を備えることを特徴とする
給紙・搬送装置である。
【0007】また、本発明の一実施態様によれば、被分
割部材は、摩擦抵抗を有する摩擦抵抗部材である。
【0008】
【作用】本発明の給紙・搬送装置を採用することによ
り、搬送体の少なくとも一方が円筒体で、他方が長手方
向に分割され前記シートを加圧する被分割部材であっ
て、この被分割部材の一部を加圧解除する加圧解除手段
を設け、また被分割部材を摩擦抵抗を有する摩擦抵抗部
材とすることによって、シートが搬送機構へ搬送された
時またはその搬送途中で給紙機構の負荷が低減され、摩
耗量が減少し、画質が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて、詳
細に説明する。
【0010】図3は本発明が実施された給紙・搬送装置
の概略構成図を示す。図において給紙・搬送装置11
は、搬送機構9および給紙機構12から構成されてい
る。搬送機構9は、搬送ローラ2と従動ローラ3とから
なる。
【0011】給紙機構12は、円筒状弾性ローラ4と、
この弾性ローラ4との間に摩擦抵抗を有し長手方向に複
数個、本実施例では3個に分割された被分割摩擦抵抗部
材(分割摩擦部材)13A,13B,13Cおよびこの
分割摩擦部材13A,13B,13Cをそれぞれ加圧す
る加圧バネ6とからなる。
【0012】給紙機構12における弾性ローラ4の回転
によりシート7が給紙され、シート7が2枚以上給紙さ
れるのを防止するために、分割摩擦部材13A,13
B,13Cが押圧されて、シート7の分離を行い、シー
ト7の1枚のみを給紙・搬送するものである。
【0013】図1は本発明の一実施例の概略構成図、図
2は図1の動作状態図を示す。図1および図2におい
て、給紙機構12の加圧解除手段は、本実施例では摩擦
抵抗保持板14を、例えば分割摩擦部材13A,13C
にのみ連結し、シート加圧板10が軸支部16を中心と
して下降することにより、突起部15と接触し、分割摩
擦部材13A,13Cを下方向へ移動させ押圧を解除
し、シート7への加圧を解除するものである。
【0014】この加圧解除により、シート7に掛る負荷
が低減され、搬送機構9におけるシート7のスリップお
よびシート7に与える速度差の要因が低減される。
【0015】図4は本発明の他の実施例の概略構成図、
図5図4の要部動作状態図を示す。図4および図5に
おいて、給紙機構17は、複数個、本実施例では3個の
分割リタードローラ18A,18B,18Cと、弾性ロ
ーラ4との間に、2枚以上のシート7が挟まれると、リ
タードローラ18A,18B,18Cはその摩擦抵抗と
そのトルクにより、シート7を逆流する方向へ回転する
ように構成されている。
【0016】このために、シート7が給紙された後、リ
タードローラ18A,18Cの押圧を解除方向に移動さ
せるために、図1、図2と同様な加圧解除手段である摩
擦抵抗保持板14が設けられるものとする。
【0017】図6は本発明の参考例である給紙・搬送装
の概略構成図、図7は図6の要部動作状態図を示す。
図6および図7において、複数個、本参考例では3個に
分割された弾性ローラ19A,19B,19Cと、シー
ト加圧板20とが押圧関係を保持している。シート7を
給紙した後、弾性ローラ19A,19Cは押圧解除方向
へ移動するものである。分離爪21はシート加圧板上の
シート7を、弾性ローラ19A,19B,19Cにより
送り出す時1枚づつ分離させる。
【0018】以上のように構成された給紙・搬送装置1
1の加圧解除手段である摩擦抵抗保持板14が動作する
特定の時点は、搬送機構9へシート7搬送された時ま
たはその途中に設けられる図示されていない位置センサ
により容易に検知することができる。従って、搬送時に
発生する負荷を低減させて、摩耗量を減少させ、画像の
品質を向上させることが可能である。
【0019】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、他
の態様においても実施することが可能である。
【0020】
【発明の効果】上述の説明ですでに明らかなように、本
発明の給紙・搬送装置は、搬送体の少なくとも一方が円
筒体で、他方が長手方向に分割され前記シートを加圧す
る被分割部材であって、この被分割部材の一部を加圧解
除する加圧解除手段を設け、また被分割部材を摩擦抵抗
を有する摩擦抵抗部材とすることによって、従来技術の
問題点が有効に解決され、シートが搬送機構へ搬送され
た時またはその搬送途中で給紙機構の負荷が低減され、
摩耗量が減少し、画質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1の動作状態図である。
【図3】本発明が実施された給紙・搬送装置の概略構成
図である。
【図4】本発明の他の実施例の概略構成図である。
【図5】図4の要部動作状態図である。
【図6】本発明の参考例である給紙・搬送装置の概略構
成図である。
【図7】図6の要部動作状態図である。
【図8】従来の給紙・搬送装置の概要説明図である。
【図9】図8の給紙機構の加圧解除手段の概要説明図で
ある。
フロントページの続き (72)発明者 西村 和博 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コ ピア株式会社内 (72)発明者 手島 司晶 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コ ピア株式会社内 (72)発明者 森 直人 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コ ピア株式会社内 (72)発明者 永山 昭人 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コ ピア株式会社内 (72)発明者 吹春 秀隆 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コ ピア株式会社内 (72)発明者 川村 巌 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コ ピア株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−66434(JP,A) 特開 平5−4732(JP,A) 特開 昭63−171734(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の搬送体によりシートを給紙・搬
    送する給紙・搬送装置において、 前記一対の搬送体の一方は円筒体であり、 前記一対の搬送体の他方は、 前記円筒体との間に摩擦抵抗を生じさせる複数の摩擦
    抗部材であり、 これら複数の摩擦抵抗部材は、シート搬送方向に交差する方向に複数並んで配置された
    ものであって、且つ、シートを給紙するときにはこのシ
    ートを前記円筒体に押し付けて加圧するものであり 、 搬送路に設けられたセンサが、前記搬送体によって搬送
    されたシートを検知した際には、前記複数の摩擦抵抗部
    材の一部のみを前記円筒体から離すことによりシートの
    加圧を解除する加圧解除手段を備えたことを特徴とする
    給紙・搬送装置。
  2. 【請求項2】 所定のシート搬送方向にシートを給紙
    する給紙ローラと、該給紙ローラに押圧されてシートを
    分離する摩擦抵抗部材と、積載されたシートを前記給紙
    ローラに給紙時に加圧するシート加圧板とを備えた給紙
    ・搬送装置において、 前記摩擦抵抗部材は、前記シート搬送方向に交差する方
    向に複数並んで配置されたものであり、 前記シート加圧板は、 これら複数の摩擦抵抗部材のうちのいずれか一部のみに
    連結されたものであって、且つ、前記シート搬送方向に
    交差する方向に延びる軸支部を中心に回動して下降する
    ことにより前記いずれか一部の摩擦抵抗部材のみを下方
    向に移動させるものであり、 前記いずれか一部の摩擦抵抗部材は、 前記シート搬送方向の下流側に位置する搬送機構にシー
    ト先端が搬送された際に、前記シート加圧板が前記軸支
    部を中心に回動して下降することにより前記下 方向に移
    動して前記給紙ローラへの押圧が解除されて搬送負荷を
    低減するものであることを特徴とする給紙・搬送装置。
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