JPH01239709A - 耐熱及び耐放射線性絶縁電線の製造方法 - Google Patents

耐熱及び耐放射線性絶縁電線の製造方法

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JPH01239709A
JPH01239709A JP63067606A JP6760688A JPH01239709A JP H01239709 A JPH01239709 A JP H01239709A JP 63067606 A JP63067606 A JP 63067606A JP 6760688 A JP6760688 A JP 6760688A JP H01239709 A JPH01239709 A JP H01239709A
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glass
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insulation
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清 渡辺
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柳生 秀樹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐熱性及び耐放射線性に優れた絶縁電線に関
するものである。
[従来の技術] 近年、原子力発電所、照射施設、宇宙関係等で使用する
ケーブルに対する要求が高度化しており、10〜100
MGyレベルの太線量の放射線及び500°C程度の高
温に耐える電線ケーブルへの要求が高まっている。
[発明が解決しようとする問題点] このような要求に対応するものとしては、酸化マグネシ
ウム等の金属酸化物の微粉末を絶縁体としたM1ケーブ
ルがあるが、可とう性を欠くため適用範囲が極めて限定
されている。
一方、可とう性の高いケーブルとして、ガラスクロスを
主体とした絶縁テープを巻回したガラス絶縁ケーブルが
ある。この場合、ガラスクロスのみでは耐湿性や耐電圧
特性に問題があるので、通常はジメチルシロキサンをベ
ースとしたワニスを含浸したガラステープが用いられる
が、大線量の放射線あるいは高温度環境下では前記ワニ
スか竜化し絶縁テープにクラックか入り、絶縁性か低下
するという問題かあった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたちのであって、そ
の目的とするところは前記した従来技術の欠点を解消し
、耐熱性及び耐放射線性をrイする絶縁電線を提供する
ことにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明の要旨は、絶縁体としてポリチタノカルボシラン
を主体としたワニスを含浸させたガラスクロスから成る
テープを用いたことにある。
ここで、「ポリチタノカルボンランを主体としたワニス
」とは、ジメチルジクロロシランの脱塩素縮重合反応に
より合成されるポリジメチルシランに、ジフェニルジク
ロロシランとホウ酸の縮重合により得られるポリボロジ
フェニルシロキサンと適mのチタン化合物とを加え、加
熱縮重合させて得たポリチタノカルボシランをキシレン
等の有機溶剤に溶解させて得られたものである。
なお、ポリチタノカルボシランと有機溶剤の混合比は所
望するワニスの粘度によって決められるので特に限定さ
れないが、標準的には1:1である。
上記ワニスは従来のポリジメチルシロキサンをベースと
するワニスと異なり、500℃以上の温度に曝露される
とセラミック化する特性を有する。
なお、上記ワニスにはタルク、マイカ、シリカ、アルミ
ナ等の微粒子状無機光てん剤が添加されていてもよい。
次に、上記ワニスのガラスクロスへの含浸について説明
する。使用されるガラスクロスの種類としてはEガラス
の手織が代表的であり、含浸は常法(例えばディッピン
グ)により行われる。含浸後、室温で乾燥させ、250
℃までの温度で焼付を行い、半焼性テープを得る。この
段階ではワニスはまたセラミック化していないため十分
な可とう性を有しており、上記テープを導体上に巻回す
ることが可能である。導体としてはメツキ層又はクラッ
ド層としてニッケルを含有する銅導体が一般に用いられ
る。
なお、ガラステープ絶縁体上にガラス編組の押え巻層あ
るいはヒールシール層付きのポリイミドテープの押え巻
層を施してもよい。
[作用] ガラスクロスに含浸させたワニスが高温度環境下あるい
は大線量の放射線下でセラミック化するためクラックが
入らなくなり、絶縁性の低下が少なくなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を比較例と共に説明する。
ポリチタノカルボシランを同量のキシレンに溶解させて
得たワニスを0,2I厚の平織ガラスクロスに含浸させ
、室温で乾燥させた後、10℃/分の昇温速度で250
℃まで加熱し半焼成状態のガラステープを得た。このガ
ラステープの厚さは0.25mmであり、このテープを
1/2ラツプで絶縁体の厚さが0.5mmとなるよう2
 mm2のニッケルメッキ鋼より線導体上に巻回し、こ
の上に押え巻層としてガラス編組を施して絶縁電線を得
た。
一方、比較例として、ポリジメチルシロキサンを同量の
キシレンに溶解させて得たワニスを用い、実施例と全く
同じ手順で同一サイズの絶縁電線をi!フだ。
これらの絶縁電線を電気炉内で500℃で1時間加熱し
た後、60Coを線源とするγ線を104Gy/時間で
50MGyまで照射し、照射前後の絶縁抵抗値の変化に
より絶縁性能を判定した。その結果を表に示す。
実施例にみられるように本発明の絶縁電線は高温にさら
され、大線量のγ線に照射された後でも十分に高い絶縁
性を有しているが、比較例では大幅に絶縁抵抗が低下し
ている。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、耐熱性及び耐放射
線性に優れた絶縁電線が得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、絶縁体としてポリチタノカルボシランを主体とする
    ワニスを含浸したガラスクロスから成るテープが導体上
    に巻回されることを特徴とする絶縁電線。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5239200A (en) * 1975-09-23 1977-03-26 Nitto Electric Ind Co Ltd Electric insulation tape
JPS5736717A (ja) * 1980-08-13 1982-02-27 Showa Electric Wire & Cable Co
JPS62168376A (ja) * 1986-01-20 1987-07-24 松下電器産業株式会社 面状発熱体

Patent Citations (3)

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JPS62168376A (ja) * 1986-01-20 1987-07-24 松下電器産業株式会社 面状発熱体

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