JPH01235007A - 磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH01235007A
JPH01235007A JP5851088A JP5851088A JPH01235007A JP H01235007 A JPH01235007 A JP H01235007A JP 5851088 A JP5851088 A JP 5851088A JP 5851088 A JP5851088 A JP 5851088A JP H01235007 A JPH01235007 A JP H01235007A
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JP
Japan
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glass
gap
low
magnetic head
temp
Prior art date
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JP5851088A
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English (en)
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Heikichi Sato
平吉 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 新規の高精度磁気ヘッド、特にフロッピーディスクやハ
ードディスクなどに用いられる磁気ヘッドとその製造方
法に関する。
〔発明の概要〕
第1、第2のコア半休をフロントギャップとバックギャ
ップを介して一体化するに、前記フロントギャップ近傍
をガラスにより、そして前記バックギャップ近傍を低温
硬化型無機接着剤により接合することにより、その後の
例えばガードコアなどのガラス融着時にトラック幅やギ
ャップ長などの変化のない高精度の磁気ヘッドとその製
造方法を提供する。
〔従来の技術〕
従来の磁気ヘッドを第4図ないし第5図を参照しながら
説明する。第4図の従来の磁気ヘッドのへラドチップ2
1の斜視図において、ヘソドチップ21は第1、第2の
コア半体2.3をフロントギャップgr及びバックギャ
ップg、を介して、前記フロントギャップgr及びハッ
クギャップgb近傍を第1、第2のガラス22.23に
より接合する。
次いで、第5図の従来の磁気ヘッドの斜視図に示すよう
に、前記へラドチップ21に巻線10を巻装し、この巻
線10を巻装したヘッドチップ21のフロントギャップ
gtのトラック幅方向の両側面に、この巻線10のコイ
ルエンドを逃げるような断面コ字状の溝部を有するガー
ドコア6.7をこの溝部が夫々前記へノドチップ21側
に向くように第3、第4のガラス24.25により接合
して、従来の磁気ヘッドが完成する。
〔発明が解決しようとする課a] 前述の第1ないし第4のガラスによる接合はガラスを融
解して固着するいわゆるガラス融着により行われる。こ
のガラス融着工程のうち、第1、第2のガラス22.2
3融着工程は融着温度が例えば900°Cという高融点
ガラスを使用し、第3、第4のガラス24.25融着工
程は融着温度が700°C以下という低融点ガラスを使
用する。前記高融点ガラスは融着温度が例えば900°
Cと非常に高温のため、前記第1、第2のガラス22.
23と前記コア半体2.3の熱膨張係数の違いにより、
常温に戻した時に寸法差が生じ、トラック幅やギャップ
長が微妙に変化する問題点が発生した。
本発明は斯る問題点に鑑みなされたものであって、トラ
ック幅やギャップ長などの変化のない高精度の磁気ヘッ
ドとその製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明の磁気ヘッドであっ
ては、第1、第2のコア半休をフロントギャップとバッ
クギャップを介して一体化してなり、前記フロントギャ
ップ近傍をガラス、例えば融着温度が700°C以下と
いう低融点ガラスにより接合し、そして前記バックギャ
ップ近傍を低温硬化型無機接着剤により接合し、ヘッド
チップを得た後、該ヘッドチップの前記フロントギャッ
プのトラック幅方向の両側面に、ガードコアを接合して
磁気ヘッドとなす。該ガードコアの接合に、前記フロン
トギャップ近傍を接合した時と同じかわずかに低い融着
温度を有するガラス、例えば融着温度が700’ C以
下の低融点ガラスを使用する。
また、同じ目的を達成するために、本発明の磁気ヘッド
の製造方法にあっては、第1、第2のコア半休により形
成されるフロンギャップとバックギャップの前記フロン
トギャップ近傍をガラス、例えば融着温度が700’ 
C以下という低融点ガラスにより接合する工程、 前記バックギャップ近傍を低温硬化型無機接着剤により
接合してヘッドチップを得る工程、前記ヘッドチップの
前記フロントギャップのトランク幅方向の両側面にガー
ドコアを接合して磁気ヘッドとなし、該ガードコアの接
合に前記フロントギャップ近傍を接合した時と同じかわ
ずかに低い融着温度を有するガラス、例えば融着温度が
700°C以下の低融点ガラスを使用して接合する工程
とを有する。
(作用〕 このような本発明の磁気ヘンドとその製造方法において
は、前記ガードコアの接合に、前記フロントギャップ近
傍を接合した時と同じかわずか、こ低い融着温度のガラ
ス、例えば融着温度が700゜C以下の低融点ガラスを
使用する。この時、先に前記フロントギャップ近傍を接
合したガラスの融着温度が後から前記ガードコアを接合
するガラスの融着温度と近接しているので、前記フロン
トギャップ近傍を接合したガラスが融解寸前になるが、
前記バックギャップ近傍を接合する低温硬化型無機接着
剤は硬化温度は200°C前後と低温だが、融解温度は
約1000°Cと極めて高温のため、再加熱によって前
記第1、第2のコアー半体がずれることがなく、トラッ
ク幅やギャップ長の精度が低下することがない。その上
、前記接合に低融点ガラスの融点よりも高い例えば90
0°Cという高礁点ガラスを使用する必要がないので、
前記磁気へラドが900’ Cという高温にさらされる
ことなく、トラック幅やギャップ長が微妙に変化すると
いう問題点が発生しない。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図を参照しながら本発明の磁気
ヘッドとその製造方法を説明するに、従来技術として説
明した第4図ないし第5図の主たる構成部材で本発明と
同様なものは、従来例と対応する部分に同一符号を付し
て説明する。
第1図の本発明の磁気ヘッドのへラドチップ1の斜視図
において、ヘントチツブ1は第1、第2のコアー半体2
.3をその一端において所要のギャップ長のフロントギ
ャップgrを介して前記第1、第2のコアー半体2.3
の前記フロントギャップg、のトラック幅方向の両側面
に設けた溝の中に充填したガラス4により接合する。こ
のガラス4は例えば融着温度が700°C以下の低融点
ガラスである。一方、前記へラドチップ1は前記第1、
第2のコアー半体2.3をその他端においてバックギャ
ップg、のギャップ幅方向の両側面に設けた溝の中に例
えば水ガラスなどの低温硬化型無機接着剤5により接合
する。この低温硬化型無機接着剤5は例えば200°C
前後の低温で硬化するが、硬化後は1000°Cの高温
にも耐えられる。
更に、第2図に示す本発明の磁気へ・ラドの斜視図のよ
うに、前記へラドチップ1に巻線10を巻装し、この巻
線10を巻装した前記ヘッドチップ1のフロントギャッ
プgtのトラック幅方向の両側面にこの巻線10のコイ
ルエンドを逃げるように断面コ字状の溝部を有するガー
ドコアー6.7をこの溝部が夫々前記へラドチップ1側
に向くようにガラス8.9により接合する。このガラス
8.9は前記ガラス4と同じかわずかに低い融着温度を
有するガラス、例えば融着温度が700°C以下の低融
点ガラスである。
以上、本発明の磁気ヘッドとその製造方法の一実施例に
ついて説明したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種
々の磁気ヘッドとその製造方法が得られることはいうま
でもない。
第3図はトンネル・イレーズヘッド付フロッピーディス
ク用磁気ヘッドに本発明の磁気ヘッドとその製造方法を
適用した例である。ヘッドチップ1a、1bが2組設け
らている。そして、フロントギャップgrが1個のへラ
ドチップ1aはり一ド/ライト用ヘッ1であり、フロン
トギャップg、が2個あるヘッドチップ1bはトンネル
・イレーズヘッドを示している。第1、第2のコアー半
体2.3はその一端のフロントギャップgrをガラス4
、例えば融着温度が700°C以下という低融点ガラス
により接合し、そしてバックギャップgb  (第3図
には、作図の関係で図示されていないが)を低温硬化型
無機接着剤5により接合する。
その後、2個のへラドチップ1a、1bを接合し、この
ヘッドチップ1a、、Ibの前記フロントギャップgr
のトラック幅(リード/ライト用ヘッドのトラック幅)
方向の両側面にガードコア6.7を接合するに、ガラス
8.9、例えば融着温度が700°C以下という前記フ
ロントギャップgrの融着に使われた低融点ガラスと同
じかわずかに低い融着温度の低融点ガラスにより接合す
る。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明の磁気ヘッドとそ
の製造方法では、前記フロントギャップをガラス、例え
ば融着温度が700’ C以下という低融点ガラスによ
り接合し2、前記バックギャップを低温硬化型無機接着
剤により接合し、ヘッドチップを得た後、このヘッドチ
ップの前記フロントギャップのトラック幅方向の両側面
にガードコアを接合するに、前記フロントギャップを接
合した時と同じかわずかに低い融着温度を有するガラス
、例えば融着温度が700°C以下の低融点ガラスによ
り接合する。この時、先に前記フロントギャップを接合
したガラスの融着温度が、後から前記ガードコアを接合
するガラスの融着温度と近接しているので、前記フロン
トギャップを接合したガラスが融解寸前になるが、前記
低温硬化型無機接着剤は硬化温度は200°C前後と低
温だが、硬化後の融解温度は約1000°Cと高温のた
め、再加熱によって前記第1、第2のコア半休がずれる
ことがなく、トラック幅やギャップ長の精度が低下する
ことがない。その上、前記接合に融着温度が例えば90
0°Cという高融点ガラスを使用する必要がないので、
前記磁気ヘッドが例えば900°Cという高温にさらさ
れることがなく、トラック幅やギヤ・ンブ長が微妙に変
化してしまうという問題点が発生しない。
特に、フェライトコアのフロントギャップの近傍にセン
ダストやアモルファスなどのメタル薄膜を形成したメタ
ルテープ対応の磁気ヘッドや、非磁性フェライトコアの
内側に、メタル薄膜のみで小ヘッドを形成したメタル薄
膜磁気ヘッドの場合、従来前記高融点ガラスは融着温度
が例えば900”Cと非常に高温のため、前記メタル薄
膜の磁気特性の劣化や、前記メタル薄膜は熱膨張係数が
フェライトコアに比し大きいため、前記フェライトコア
よりの剥離が生じ、磁気ヘッド自体が破壊するという問
題点が危惧されたが、本発明ではこのような問題点をも
解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気ヘッドのへラドチップ斜視図で、
第2図は本発明の磁気ヘッドの斜視図である。第3図は
本発明のトンネル・イレーズヘッド付フロッピーディス
ク用磁気ヘッドの斜視図である。 第4図は従来の磁気ヘッドのへラドチップの斜視図で、
第5図は従来の磁気へラドの斜視図である。 1−−−−−−−・−・−・−・ヘッドチップ2.3−
・・−・・・・第1、第2のコア半休4−・−・・・−
・−ガラス 5・−・−・−・・・・・・・低温硬化型無機接着剤6
.7−−−−・−ガードコア 8.9・−一−−−−ガラス 10−−−−−−−一〜−・・・−巻線gr・・−−−
−−一−・−フロントギャップgb−一・−・・−パッ
クギャップ 不完8月の磁媚、へ・ラドのヘッド千゛・ンブ4判・ネ
LF躬1図 本芝明の磁気へ・・/ド斜視図 第2図 フロッピーテ゛ンスク用対V泥へ1.7ドの4斗ネ地図
第3図 従来の磁気ヘッドのヘッド千・ツブ梁牛視図第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1、第2のコア半体をフロントギャップとバック
    ギャップを介して一体化する磁気ヘッドにおいて、 前記フロントギャップ近傍をガラスにより接合し、前記
    バックギャップ近傍を低温硬化型無機接着剤により接合
    したことを特徴とする磁気ヘッド。 2、第1、第2のコア半休により形成されるフロンギャ
    ップとバックギャップの前記フロントギャップ近傍をガ
    ラスにより接合する工程、 前記バックギャップ近傍を低温硬化型無機接着剤により
    接合する工程とを有することを特徴とする磁気ヘッドの
    製造方法。
JP5851088A 1988-03-14 1988-03-14 磁気ヘッド及びその製造方法 Pending JPH01235007A (ja)

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