JPS62200509A - 磁気ヘツドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘツドの製造方法

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Publication number
JPS62200509A
JPS62200509A JP4217286A JP4217286A JPS62200509A JP S62200509 A JPS62200509 A JP S62200509A JP 4217286 A JP4217286 A JP 4217286A JP 4217286 A JP4217286 A JP 4217286A JP S62200509 A JPS62200509 A JP S62200509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
melting point
magnetic
gap
point glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP4217286A
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English (en)
Inventor
Masao Okamura
岡村 雅夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、磁気コア同士の接着に高融点ガラスを用い、
次に非磁性部材との接着に低融点ガラスを用いて磁気ヘ
ッドを製造する方法に関するものである。
[従来の技術] 磁気ヘッドの種類によっては、経1気コア同士を接着す
る工程と、接着された磁性部材と非磁性部材とを接着す
る工程を含むものがある。一般にこれら二つの工程を一
度に行うことは容易でない、そのため何れか一方の接着
を先に行う2段接着が行われる。
そこで一般に先に磁気コア同士を接着して所定のギャッ
プを形成し、その後に磁性部材と非磁性部材とを接着す
る方法が採られる。その時、先に接着した磁気コア同士
によって形成されたギャップ長が変化しないようにする
ことが肝要である。このため先に行われる磁気コア同士
の接着には高融点ガラスが用いられ、次の磁性材料と非
磁性部材との接着には低融点ガラスを用いて低温度で作
業が行われる。
[発明が解決しようとする問題点] このような2段接着を行う場合、低融点ガラスは高融点
ガラスの転移点7g以下の温度で溶融・接着を行う必要
があるため、これら2種類のガラスの作業温度差は20
0℃以上必要である。しかしながら実際には200〜2
50℃以上の作業温度の差を持った2種類のガラスを選
定するのは容易でない。高融点ガラスの場合には磁気コ
アの特性上、作業温度に上限があり、例えばマンガン−
亜鉛系フェライトを用いていると上限は850℃程度で
ある。それ以上高温にすると磁気コアの特性に悪影響を
与えてしまう。また信頼性の面から低融点ガラスもあま
り低い゛作業温度のものを用いることはできない。
本発明の目的は、上記のような従来技術の問題点を解決
し、作業温度の差が100℃程度であっても2段接着を
行った際に磁気コア同士のギャップ長に変化が生じない
ような磁気ヘッドの製造方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記のような目的を達成することのできる本発明は、ギ
ャップとなる磁気コア同士の対向面に予めスパッタリン
グなどにより非結晶化ガラスのギャップ層を設けておき
、磁気コア同士を接着する高融点ガラスとして結晶化ガ
ラスを用いて接着し、その後に低融点ガラスを用いて非
磁性部材と接着し磁気ヘッドを組み立てる方法である。
つまり本発明では高融点ガラスとして、結晶化し易い性
質をもつガラスを用い、また冷却等の過程でも結晶化し
易い条件に設定し、結晶化させているのであり、この点
に大きな特徴を有するものである。
[作用] ガラスを結晶化させてしまうと、−IIにその作業温度
はかなり高くなる。従って当初の高融点ガラスの作業温
度が多少低くても、結晶化することによって再度軟化溶
融する温度はかなり高くなり、そのためその後に低融点
ガラスを用いて非磁性部材と接着する際に低融点ガラス
の作業温度まで加熱しても磁気コア同士の接着層の厚さ
、即ちギャップ長が変化することはない。
しかし結晶化ガラスは針状結晶を含んでおり、それが摺
動面に露出すると磁気記録媒体を傷めることがあり好ま
しくない0本発明では磁気コア同士の接合面に予め非結
晶化ガラスのギヤノブ層を設けであるから、これが磁気
記録媒体との摺動面に現れ、良好なギャップを形成する
なお第1段目の接着の際に加熱されて非結晶化ガラスの
層は軟化溶融するが、狭いギャップの表面張力のため流
出してしまうことはなく、所定の位置で保持される。ま
た第2段目の非磁性部材とのガラス接着の際、ギャップ
に位置している°非結晶化ガラスが再び軟化しても、こ
の部分は高融点の結晶化ガラスによって強固に固着され
ているため、ギャップ長が変化することはない。
このようにして本発明では低融点ガラスと高融点ガラス
の作業温度の差が100℃前後まで小さくてもよくなり
、2種類のガラスの選定が容易となる。
[実施例] 第1図は本発明方法の一実施例を示す工程説明図である
。断面U型の磁気コアIOと断面i型の磁気コア12と
を接合する。この時、磁気記録媒体との対向面側の接合
面、所謂フロントギャップに相当する部分に予めスパッ
タリング等の手法により非結晶化ガラスのギャップ層1
4を設けておく、そして巻線窓16およびバックギャッ
プ側の切込み部分にそれぞれ結晶化し易い高融点ガラス
棒18をi3!置する。このような結合体を加熱炉内に
入れて加熱し、ガラス棒18の作業温度まで上げ、軟化
溶融させてギャップ部分を接着させる。なおこの時、第
2図に示すように予めギャップ長さしを規定するスペー
サ20を挿入しておく。
高融点ガラス棒1Bの材質は特に限定されるものではな
いが、結晶化し易い組成のものが選ばれる。そして結晶
化し易い条件で冷却し、結晶化したガラス22によって
2個の磁気コア10.12を接着する。予め設けられて
いる非結晶化ガラスのギャップ層14には徐冷しても結
晶化し難いガラスを選ぶ。高融点ガラス棒18の作業温
度まで加熱すると、この非結晶化ガラスのギャップPJ
14も軟化熔融するが、狭いギャップ中にあるから表面
張力によって保持され流出してしまうことはない。
極端に言えば高融点ガラスはギャップ部分に流し込む必
要は無く、再磁気コアが接着されていればよいため比較
的短時間で作業が完了し、フェライトの浸食等の悪影響
を及ぼす虞れも少ない。このギャップ部分の接着強度は
結晶化ガラスによって保たれている。
次゛に第1図Bに示すように断面I型の磁気コア12の
側面に非磁性部材24を添設し、その上部切込みに低融
点ガラス棒26を載置してその作業温度まで加熱し溶融
流下させて接着を行う、高融点ガラスが結晶化すること
によって元のガラスよりも作業温度が高くなっている。
このため当初の状態で高融点ガラスと低融点ガラスとの
作業温度の差が100℃程度であっても、高融点ガラス
が結晶化することによってそれを再度溶融させるには前
の作業温度よりもはるかに高い温度にしなければならな
いから、低融点ガラス棒26の作業温度に上げても磁気
コア10.12間の接着強度が低下することは無く、ギ
ャップ長も変化しない。このようにして掻めて作業性良
く2段接着を行うことができる。
その後、第2図に示すように断面U型の磁気コアlOの
エイペックス部30から所定のギャップ深さDを有する
ように仮想線で示す位置まで研削する。従って磁気ヘッ
ドの磁気記録媒体との対向面のギャップ部分には非結晶
化ガラスのギャップ層14が露出することになる。
−iに結晶化ガラスの場合には、結晶化している部分と
結晶化していない部分が混じり合った構造をなし各部で
耐摩耗性が異なる。また結晶化している部分は針状結晶
が多く磁気記録媒体と接すると傷を付けるなど好ましか
らざる影響を及ぼす、しかし本発明では非結晶化ガラス
のギャップ層が表面に露出するよう工夫されているため
、磁気記録媒体に悪影響を及ぼす虞れはない。
第3図および第4図(よ本発明方法の他の実施例を示す
説明図である。基本的な考え方は前記実施例の場合と同
様である。まず第3図Aに示すように断面U型の磁気コ
ア10と断面I型の磁気コア12とを高融点ガラス棒1
8を用いて接着する。この接着に先立ち、断面U型の磁
気コアlOもしくは断面I型の磁気コア12のギャップ
となる接合面に予め非結晶化ガラスのギャップ層14を
設けておくことは前記実施例の場合と同様である。そし
て加熱炉等に挿入して高融点ガラスの作業温度まで加熱
し、結晶化し易い条件で冷却し、結晶化ガラス22にす
る。
そして所定の厚さにスライスして第3図Bに示すような
磁気コア30を作成する。
次にこのような磁気コア30を第4図に示すように非磁
性スライダ32の切り欠き溝34内に挿入し、低融点ガ
ラスを用いて接着する。この場合にも前記実施例の場合
と同様、磁気コアを形成する過程で用いた高融点ガラス
が結晶化することにより、低融点ガラスによる非磁性ス
ライダとの接着の際に実質的な作業温度の差が大きくな
っているためギャップ長などが変化するのを防止でき、
また非結晶化ガラスのギャップ層14によって結晶化ガ
ラスが摺動面に出るのを防止することができる。
[発明の効果] 本発明は上記のようにギャップとなる磁気コア同士の対
向面に予め非結晶化ガラスのギャップ層を設けておき、
磁気コア同士を接合するのに高融点ガラスとして結晶化
ガラスを用いているから、磁気記録媒体との対向面には
結晶化ガラスは露出せず、しかも磁気コアと非磁性部材
とを接着するのに低融点ガラスを用い加熱した時、その
過程で磁気コアのギャップ長はほとんど変化せず、精度
良く且つ容易に磁気へノドを組み立てることができる。
つまり本発明によれば高融点ガラスとして結晶化し易い
ガラスを用いること・で低融点ガラスとの作業温度の差
がそれほど大きくなくてもよ(なり、磁気コアの材料で
あるフェライト等に熱的な悪影響あるいはガラスとの反
応等による悪影響を及ぼすのを防止し、形状的な精度を
高めることができるとともに、低融点ガラスにより接着
した部分の耐摩耗性や化学的耐久性を向上させることが
でき、信頼性の高いものが得られるという優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは本発明の一実施例を示す説明図、第2図
はそのギヤ、ブ部分の接着状態を示す拡大説明図、第3
図A、Bおよび第4図は本発明の他の実施例を示す工程
説明図である。 10・・・断面U型の磁気コア、12・・・断面■型の
磁気コア、14・・・非結晶化ガラスのギャップ層、1
日・・・高融点ガラス棒、22・・・結晶化ガラス、2
4・・・非磁性部材、26・・・低融点ガラス棒、30
・・・磁気コア、32・・・非磁性スライダ。 特許出願人  富士電気化学株式会社 代  理  人     茂  見     穣第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、高融点ガラスを用いて磁気コア同士を接着し、その
    後に低融点ガラスを用いて非磁性部材と接着する方法に
    おいて、ギャップとなる磁気コア同士の対向面に予め非
    結晶化ガラスの層を設けておき、磁気コア同士を接着す
    る高融点ガラスとして結晶化ガラスを用いることを特徴
    とする磁気ヘッドの製造方法。
JP4217286A 1986-02-27 1986-02-27 磁気ヘツドの製造方法 Pending JPS62200509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4217286A JPS62200509A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 磁気ヘツドの製造方法

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JP4217286A JPS62200509A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 磁気ヘツドの製造方法

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JPS62200509A true JPS62200509A (ja) 1987-09-04

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ID=12628550

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JP4217286A Pending JPS62200509A (ja) 1986-02-27 1986-02-27 磁気ヘツドの製造方法

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JP (1) JPS62200509A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0382244A2 (en) * 1989-02-10 1990-08-16 Sanyo Electric Co., Ltd. Magnetic head and process for producing same

Cited By (1)

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