JPH0122057B2 - - Google Patents
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- JPH0122057B2 JPH0122057B2 JP58065289A JP6528983A JPH0122057B2 JP H0122057 B2 JPH0122057 B2 JP H0122057B2 JP 58065289 A JP58065289 A JP 58065289A JP 6528983 A JP6528983 A JP 6528983A JP H0122057 B2 JPH0122057 B2 JP H0122057B2
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- container lid
- tension ring
- tear
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- tab
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/38—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
- B21D51/44—Making closures, e.g. caps
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/38—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
- B21D51/383—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures scoring lines, tear strips or pulling tabs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、金属製引張リングを成形すると同時
にこれを容器蓋に結合する装置に関する。
にこれを容器蓋に結合する装置に関する。
最近、容器蓋のスカート部より突出する裂取り
タブから頂面に至る所まで導かれる引裂弱化線を
容器蓋本体に設け、裂取りタブを引張ることによ
り簡便に開封できる容器蓋が普及している。この
種の容器蓋の開封に際し、裂取りタブの引上げに
は相当の力を加える必要があることから裂取りタ
ブを長く構成したり、適切な掴持片を付して開封
を容易にする手段が計られている。しかしなが
ら、これらの手段は、容器蓋を金属薄板から予備
成形する際多くの無駄が生じ、従つて容器蓋のコ
スト高を来たす欠点がある。
タブから頂面に至る所まで導かれる引裂弱化線を
容器蓋本体に設け、裂取りタブを引張ることによ
り簡便に開封できる容器蓋が普及している。この
種の容器蓋の開封に際し、裂取りタブの引上げに
は相当の力を加える必要があることから裂取りタ
ブを長く構成したり、適切な掴持片を付して開封
を容易にする手段が計られている。しかしなが
ら、これらの手段は、容器蓋を金属薄板から予備
成形する際多くの無駄が生じ、従つて容器蓋のコ
スト高を来たす欠点がある。
また、掴持片を別に構成してこれを接着、鋲着
ないしは挾持などの手段により裂取りタブに接続
する方法も数多く提案されているが、これらの方
法は工程中に多くの手間と時間とを要し、接続部
が脆弱で開封前に切断等の故障を生じ易く、しか
も製造コストが著く増大する難点がある。
ないしは挾持などの手段により裂取りタブに接続
する方法も数多く提案されているが、これらの方
法は工程中に多くの手間と時間とを要し、接続部
が脆弱で開封前に切断等の故障を生じ易く、しか
も製造コストが著く増大する難点がある。
このような問題点を克服するため、金属薄板の
端部より短冊片を切断すると同時に湾曲せしめて
両端部の重畳した筒環を形成し、容器蓋の裂取り
タブの自由端部と前記筒環の一部とが相互に重合
し得るよう前記容器蓋と筒環とを位置決めし、前
記筒環の周端縁を半径方向にカーリングしてリン
グに形成すると共に裂取りタブをこのリング内に
巻込んで両者を結合することにより、低コストで
多量生産の可能な金属製引張リング付き容器蓋の
製造方法および装置につき、本出願人が技術提携
を行つたスウエーデン国のヴイカンデルス社によ
り開発された。
端部より短冊片を切断すると同時に湾曲せしめて
両端部の重畳した筒環を形成し、容器蓋の裂取り
タブの自由端部と前記筒環の一部とが相互に重合
し得るよう前記容器蓋と筒環とを位置決めし、前
記筒環の周端縁を半径方向にカーリングしてリン
グに形成すると共に裂取りタブをこのリング内に
巻込んで両者を結合することにより、低コストで
多量生産の可能な金属製引張リング付き容器蓋の
製造方法および装置につき、本出願人が技術提携
を行つたスウエーデン国のヴイカンデルス社によ
り開発された。
すなわち、この種の金属製引張リング付き容器
蓋は、例えば第１図に示すように構成される。そ
して、この容器蓋の連続的な成形は、帯状金属
薄板を切断し筒環状の前成形体を成形する前成形
体形成手段と、前成形体を容器蓋タブ片と結合
する位置へ供給する前成形体供給手段と、容器
蓋供給手段と、容器蓋タブ片に突き合せた前成
形体を引張リングに成形すると同時にこれを容器
蓋に結合する引張リング成形および結合手段とか
ら基本的に構成される装置によつて容易に達成で
きる。
蓋は、例えば第１図に示すように構成される。そ
して、この容器蓋の連続的な成形は、帯状金属
薄板を切断し筒環状の前成形体を成形する前成形
体形成手段と、前成形体を容器蓋タブ片と結合
する位置へ供給する前成形体供給手段と、容器
蓋供給手段と、容器蓋タブ片に突き合せた前成
形体を引張リングに成形すると同時にこれを容器
蓋に結合する引張リング成形および結合手段とか
ら基本的に構成される装置によつて容易に達成で
きる。
この場合、低コストで品質の安定した金属製引
張リング付き容器蓋を得るためには、筒環状の前
成形体を充分高速で成形し、この前成形体を容器
蓋タブ片に対し引張リングとして充分高速に成形
しかつ充分強固に結合することが要求される。
張リング付き容器蓋を得るためには、筒環状の前
成形体を充分高速で成形し、この前成形体を容器
蓋タブ片に対し引張リングとして充分高速に成形
しかつ充分強固に結合することが要求される。
本発明の目的は、容器蓋の裂取りタブの自由端
部と、前成形体の金属薄板からなる筒環の一部と
が重合するように適正に位置決めし、筒環の周端
縁を半径方向にカーリングしてリングに形成する
際に裂取りタブを前記リング内に巻込んで両者を
結合する装置における引張リングと容器蓋との結
合部の結合を強化する手段に、引張リング付き容
器蓋を供給するための容器蓋移送手段を改良する
ことにある。
部と、前成形体の金属薄板からなる筒環の一部と
が重合するように適正に位置決めし、筒環の周端
縁を半径方向にカーリングしてリングに形成する
際に裂取りタブを前記リング内に巻込んで両者を
結合する装置における引張リングと容器蓋との結
合部の結合を強化する手段に、引張リング付き容
器蓋を供給するための容器蓋移送手段を改良する
ことにある。
本発明は、金属薄板の端部より短冊片を剪断す
ると同時に湾曲せしめて両端部の重畳した筒環状
の前成形体を形成する手段と、容器蓋の裂取りタ
ブの自由端部と前成形体の一部とが相互に重合せ
しめられた関係になるように前記容器蓋と前記前
成形体とを位置決めし、前記前成形体の周端縁を
半径方向にカーリングしてリングに形成せしめる
と共に前記裂取りタブを前記リング内に巻込んで
両者を結合する引張リング成形および結合手段
と、さらに引張リングを裂取りタブの自由端部に
結合した容器蓋を容器蓋移送手段を介して移送し
前記容器蓋と引張リングとの結合部を加圧変形し
て結合を強化する手段とからなる金属製引張リン
グを成形すると同時に容器蓋に結合する装置にお
いて、 前記容器蓋移送手段は、 実質上鉛直な軸線を中心として回転自在に設け
られ外周面に半径方向外方と鉛直方向上方に開放
された複数個の容器蓋受入れポケツトを周方向に
所定間隔離間して配置した回転搬送盤と、少なく
とも引張リング成形および結合手段の排出域から
結合強化手段の搬送域までの範囲に亘つて回転搬
送盤の外周面に沿つて延在する静止案内レールと
を具備し、 前記静止案内レールには前記ポケツトに収容さ
れた引張リングが結合された容器蓋のスカート壁
下縁が接触する内面と裂取りタブ片の基部および
引張リングの半径方向内側部が接触する上面とを
設けると共に前記上面に対しその間に前記容器蓋
の裂取りタブ片と引張リングとを案内する上部静
止案内レールを設け、 前記引張リングの成形および結合手段から容器
蓋を受取る容器蓋排出域と、結合強化手段へ容器
蓋を受渡す容器蓋移送域とを介して容器蓋を搬送
するよう構成することを特徴とする。
ると同時に湾曲せしめて両端部の重畳した筒環状
の前成形体を形成する手段と、容器蓋の裂取りタ
ブの自由端部と前成形体の一部とが相互に重合せ
しめられた関係になるように前記容器蓋と前記前
成形体とを位置決めし、前記前成形体の周端縁を
半径方向にカーリングしてリングに形成せしめる
と共に前記裂取りタブを前記リング内に巻込んで
両者を結合する引張リング成形および結合手段
と、さらに引張リングを裂取りタブの自由端部に
結合した容器蓋を容器蓋移送手段を介して移送し
前記容器蓋と引張リングとの結合部を加圧変形し
て結合を強化する手段とからなる金属製引張リン
グを成形すると同時に容器蓋に結合する装置にお
いて、 前記容器蓋移送手段は、 実質上鉛直な軸線を中心として回転自在に設け
られ外周面に半径方向外方と鉛直方向上方に開放
された複数個の容器蓋受入れポケツトを周方向に
所定間隔離間して配置した回転搬送盤と、少なく
とも引張リング成形および結合手段の排出域から
結合強化手段の搬送域までの範囲に亘つて回転搬
送盤の外周面に沿つて延在する静止案内レールと
を具備し、 前記静止案内レールには前記ポケツトに収容さ
れた引張リングが結合された容器蓋のスカート壁
下縁が接触する内面と裂取りタブ片の基部および
引張リングの半径方向内側部が接触する上面とを
設けると共に前記上面に対しその間に前記容器蓋
の裂取りタブ片と引張リングとを案内する上部静
止案内レールを設け、 前記引張リングの成形および結合手段から容器
蓋を受取る容器蓋排出域と、結合強化手段へ容器
蓋を受渡す容器蓋移送域とを介して容器蓋を搬送
するよう構成することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
次に、本発明に係る装置の実施例につき、添付
図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図面を参照しながら以下詳細に説明する。
まず、本発明に係る容器蓋における金属製引張
リングの成形および結合装置の全体的な基本構成
につき、第２図を参照して説明する。すなわち、
本発明装置は、前成形体形成手段１０と、前成形
体供給手段１２と、容器蓋供給手段１４と、引張
リング成形および結合手段１６と、容器蓋移送手
段１８と、結合強化手段２０とを備えている。こ
れら各手段の機能とその動作は概略次の通りであ
る。
リングの成形および結合装置の全体的な基本構成
につき、第２図を参照して説明する。すなわち、
本発明装置は、前成形体形成手段１０と、前成形
体供給手段１２と、容器蓋供給手段１４と、引張
リング成形および結合手段１６と、容器蓋移送手
段１８と、結合強化手段２０とを備えている。こ
れら各手段の機能とその動作は概略次の通りであ
る。
前成形体形成手段１０は、クロム酸処理鋼、ブ
リキまたはアルミニウム系合金等からなる帯状金
属薄板より短冊片を切断すると同時に長手方向に
湾曲せしめてその両端部を相互に重合せしめた形
態の略筒環状の前成形体を形成する。次に、前成
形体供給手段１２は、前成形体形成手段１０によ
つて成形された前成形体を保持域Ａ，Ｂで受取
り、矢印方向に搬送し、前成形体受域Ｃへ搬出す
る。一方、容器蓋供給手段１４は、容器蓋を保持
域Ｄで受取り、矢印方向に搬送し、容器蓋受域Ｅ
へ搬出する。引張リング成形および結合手段１６
は、前記前成形体受域Ｃで前成形体供給手段１２
から前成形体を受取り、矢印方向に搬送し、次い
で前記容器蓋受域Ｅで容器蓋供給手段１４から容
器蓋を受取り、容器蓋タブ片と前成形体の一部と
が相互に重合し得るよう容器蓋と前成形体とを位
置決めし、その後湾曲域Ｆで前成形体の周縁部を
半径方向にカーリングしてリングに形成すると共
に引張リング成形および結合域Ｇで容器蓋タブ片
をこのリング内に巻込んで両者を結合し、排出域
Ｈへ搬出する。
リキまたはアルミニウム系合金等からなる帯状金
属薄板より短冊片を切断すると同時に長手方向に
湾曲せしめてその両端部を相互に重合せしめた形
態の略筒環状の前成形体を形成する。次に、前成
形体供給手段１２は、前成形体形成手段１０によ
つて成形された前成形体を保持域Ａ，Ｂで受取
り、矢印方向に搬送し、前成形体受域Ｃへ搬出す
る。一方、容器蓋供給手段１４は、容器蓋を保持
域Ｄで受取り、矢印方向に搬送し、容器蓋受域Ｅ
へ搬出する。引張リング成形および結合手段１６
は、前記前成形体受域Ｃで前成形体供給手段１２
から前成形体を受取り、矢印方向に搬送し、次い
で前記容器蓋受域Ｅで容器蓋供給手段１４から容
器蓋を受取り、容器蓋タブ片と前成形体の一部と
が相互に重合し得るよう容器蓋と前成形体とを位
置決めし、その後湾曲域Ｆで前成形体の周縁部を
半径方向にカーリングしてリングに形成すると共
に引張リング成形および結合域Ｇで容器蓋タブ片
をこのリング内に巻込んで両者を結合し、排出域
Ｈへ搬出する。
さらに、容器蓋移送手段１８は、前記排出域Ｈ
において引張リングおよび結合手段１６から引張
リングが結合された容器蓋を受取り、矢印方向に
搬送し、移送域Ｉへ搬出する。そして、結合強化
手段２０は、前記移送域Ｉにおいて容器蓋移送手
段１８から引張リングが結合された容器蓋を受取
り、矢印方向に搬送し、加圧変形域Ｊで容器蓋タ
ブ片と引張リングの一部との相互巻込み結合部に
加圧変形を行つて結合部の強化を行つた後〔第１
図参照〕送出域Ｋへ搬出する。
において引張リングおよび結合手段１６から引張
リングが結合された容器蓋を受取り、矢印方向に
搬送し、移送域Ｉへ搬出する。そして、結合強化
手段２０は、前記移送域Ｉにおいて容器蓋移送手
段１８から引張リングが結合された容器蓋を受取
り、矢印方向に搬送し、加圧変形域Ｊで容器蓋タ
ブ片と引張リングの一部との相互巻込み結合部に
加圧変形を行つて結合部の強化を行つた後〔第１
図参照〕送出域Ｋへ搬出する。
次に、本発明装置の要部である容器蓋移送手段
の実施例につき、第３図および第４図を参照して
説明する。
の実施例につき、第３図および第４図を参照して
説明する。
第３図および第４図に示すように、本発明装置
における容器蓋移送手段１８は、引張リング成形
および結合手段１６において前成形体供給手段１
２から供給された前成形体と容器蓋供給手段１４
から供給された容器蓋とを突き合せて引張リング
の成形と同時にこの引張リングを容器蓋に結合し
て得られた容器蓋を、それぞれ適正に回収保持し
て次の結合強化手段２０へ搬送するよう動作す
る。すなわち、本実施例の容器蓋移送手段１８
は、実質上鉛直に延在する静止支持軸２２を備
え、この支持軸２２の周囲に軸受部材２４を介し
て中空円筒体２６が回転自在に装着されている。
中空円筒体２６の上端には、回転搬送盤２８が固
定されている。また、中空円筒体２６は、適宜駆
動源と連結され、回転搬送盤２８を所定の方向に
連続的に回転するよう構成される。回転搬送盤２
８の外周には、周方向に等間隔離間して複数個の
容器蓋受入れブロツク３０が固定配置される。こ
のブロツク３０の外面上端部には第４図に示すよ
うに、容器蓋受入れポケツト３２が設けられてい
る。ポケツト３２は、容器蓋３４のスカート壁３
６の外形に対応した略円形に構成され、その半径
方向深さはスカート壁３６の高さの略半分に設定
されている。このポケツト３２の鉛直方向略中間
部において、ブロツク３０には周方向に貫通して
延在する溝３８が設けられている。ポケツト３２
に続いているこの溝３８の半径方向深さは、ポケ
ツト３２の半径方向深さよりも相当大きく設定さ
れる。
における容器蓋移送手段１８は、引張リング成形
および結合手段１６において前成形体供給手段１
２から供給された前成形体と容器蓋供給手段１４
から供給された容器蓋とを突き合せて引張リング
の成形と同時にこの引張リングを容器蓋に結合し
て得られた容器蓋を、それぞれ適正に回収保持し
て次の結合強化手段２０へ搬送するよう動作す
る。すなわち、本実施例の容器蓋移送手段１８
は、実質上鉛直に延在する静止支持軸２２を備
え、この支持軸２２の周囲に軸受部材２４を介し
て中空円筒体２６が回転自在に装着されている。
中空円筒体２６の上端には、回転搬送盤２８が固
定されている。また、中空円筒体２６は、適宜駆
動源と連結され、回転搬送盤２８を所定の方向に
連続的に回転するよう構成される。回転搬送盤２
８の外周には、周方向に等間隔離間して複数個の
容器蓋受入れブロツク３０が固定配置される。こ
のブロツク３０の外面上端部には第４図に示すよ
うに、容器蓋受入れポケツト３２が設けられてい
る。ポケツト３２は、容器蓋３４のスカート壁３
６の外形に対応した略円形に構成され、その半径
方向深さはスカート壁３６の高さの略半分に設定
されている。このポケツト３２の鉛直方向略中間
部において、ブロツク３０には周方向に貫通して
延在する溝３８が設けられている。ポケツト３２
に続いているこの溝３８の半径方向深さは、ポケ
ツト３２の半径方向深さよりも相当大きく設定さ
れる。
また、本実施例の容器蓋移送手段１８は、前記
回転搬送盤２８の外周に沿つて延在する静止案内
レール４０を備え、この静止案内レール４０は支
持脚４２により支持され、回転搬送盤２８の回転
方向に見て排出域Ｈから移送域Ｉまで延在してい
る（第２図参照）。静止案内レール４０の内面４
４は、前記ブロツク３０の外周面に対して所定の
間隔、すなわち容器蓋３４のスカート壁３６の高
さの略半分の間隔を置いて位置決めされる。ま
た、静止案内レール４０の上面４６は、排出域Ｈ
に位置する上流端部および移送域Ｉに位置する下
流端部を除いて、前記ブロツク３０の上面と実質
上同一の高さの平担面として位置決めされる。
回転搬送盤２８の外周に沿つて延在する静止案内
レール４０を備え、この静止案内レール４０は支
持脚４２により支持され、回転搬送盤２８の回転
方向に見て排出域Ｈから移送域Ｉまで延在してい
る（第２図参照）。静止案内レール４０の内面４
４は、前記ブロツク３０の外周面に対して所定の
間隔、すなわち容器蓋３４のスカート壁３６の高
さの略半分の間隔を置いて位置決めされる。ま
た、静止案内レール４０の上面４６は、排出域Ｈ
に位置する上流端部および移送域Ｉに位置する下
流端部を除いて、前記ブロツク３０の上面と実質
上同一の高さの平担面として位置決めされる。
また、本実施例においては、第３図および第４
図に図示する如く、回転搬送盤２８の回転方向に
見て排出域Ｈよりも幾分下流の位置から移送域Ｉ
まで延在している付加的な上部静止案内レール４
１も設けられている。第３図に図示する如く、上
記静止案内レール４０の外面には間隔を置いて複
数個の支持部材４３（第３図にはそのうちの１個
のみを図示する）が固定され、かかる支持部材４
３の上面に、上部静止案内レール４１の半径方向
外側部が固定されている。上部静止案内レール４
１の半径方向内側部下面は、ポケツト３２に収容
され搬送される容器蓋３４に結合されている引張
リング５２の直く上方に位置し、容器蓋３４およ
びこれに結合された引張リング５２の上方への変
位を阻止する。
図に図示する如く、回転搬送盤２８の回転方向に
見て排出域Ｈよりも幾分下流の位置から移送域Ｉ
まで延在している付加的な上部静止案内レール４
１も設けられている。第３図に図示する如く、上
記静止案内レール４０の外面には間隔を置いて複
数個の支持部材４３（第３図にはそのうちの１個
のみを図示する）が固定され、かかる支持部材４
３の上面に、上部静止案内レール４１の半径方向
外側部が固定されている。上部静止案内レール４
１の半径方向内側部下面は、ポケツト３２に収容
され搬送される容器蓋３４に結合されている引張
リング５２の直く上方に位置し、容器蓋３４およ
びこれに結合された引張リング５２の上方への変
位を阻止する。
次に、前述した構成からなる容器蓋移送手段１
８の作用について説明する。
８の作用について説明する。
第４図に示すように、回転搬送盤２８の回転に
よつて矢印方向に旋回する容器蓋受入れブロツク
３０は、引張リング成形および結合手段１６と同
期して排出域Ｈに到達する。排出域Ｈにおいて
は、例えば前記引張リング成形および結合手段１
６の外側部材に設けたポケツトと、ブロツク３０
のポケツト３２とが相互に近接して対向する。こ
の時、一部（スカート壁３６の下端部）が外側部
材のポケツトに収容されている容器蓋３４の一部
（天面壁４８とスカート壁３６の上端部）がブロ
ツク３０のポケツト３２に挿入される。この時点
において、引張リング成形および結合手段１６に
配設されている静止案内レール５０の下流端部
は、ブロツク３０に設けられた溝３８の深部に位
置決めされる。一方、容器蓋移送手段１８に配設
されている静止案内レール４０の上流端部は、例
えば引張リング成形および結合手段１６の外側部
材に設けられた溝の深部に位置決めされる。従つ
て、この静止案内レール４０の上流端部は、前記
溝の深部に位置し得るようその厚さおよび高さが
減少されている（第４図照参照）。
よつて矢印方向に旋回する容器蓋受入れブロツク
３０は、引張リング成形および結合手段１６と同
期して排出域Ｈに到達する。排出域Ｈにおいて
は、例えば前記引張リング成形および結合手段１
６の外側部材に設けたポケツトと、ブロツク３０
のポケツト３２とが相互に近接して対向する。こ
の時、一部（スカート壁３６の下端部）が外側部
材のポケツトに収容されている容器蓋３４の一部
（天面壁４８とスカート壁３６の上端部）がブロ
ツク３０のポケツト３２に挿入される。この時点
において、引張リング成形および結合手段１６に
配設されている静止案内レール５０の下流端部
は、ブロツク３０に設けられた溝３８の深部に位
置決めされる。一方、容器蓋移送手段１８に配設
されている静止案内レール４０の上流端部は、例
えば引張リング成形および結合手段１６の外側部
材に設けられた溝の深部に位置決めされる。従つ
て、この静止案内レール４０の上流端部は、前記
溝の深部に位置し得るようその厚さおよび高さが
減少されている（第４図照参照）。
このようにして、ブロツク３０が排出域Ｈから
所定方向に旋回すると共に引張リング成形および
結合手段１６を所定方向に旋回すると、ブロツク
３０と引張リング成形および結合手段１６の外側
部材とが相互に離反する際に、容器蓋３４は静止
案内レール５０による拘束から解除されて前記外
側部材より離脱する。次いで、容器蓋３４は、静
止案内レール４０によつてブロツク３０のポケツ
ト３２に拘束され、容器蓋３４およびこれに結合
した引張リング５２がブロツク３０の所定位置へ
円滑に受渡される。ブロツク３０に受渡された容
器蓋３４およびこれに結合された引張リング５２
は、第４図に示すように、容器蓋３４の天面壁４
８を半径方向内方に向け、裂取りタブ片５４が最
上位に位置する状態にあり、裂取りタブ片５４の
自由端部５６に結合した引張リング５２は半径方
向外方に突出している。その後、容器蓋３４およ
びこれに結合された引張リング５２は、ブロツク
３０の旋回に伴つて排出域Ｈから移送域Ｉに搬送
される（第２図参照）。この時、容器蓋３４は、
第３図に示すように、裂取りタブ片５４の基部と
裂取りタブ片５４の自由端部に結合された引張リ
ング５２の半径方向内側部とが静置案内レール４
０の上面に当接支持される。これにより、容器蓋
３４およびこれに結合された引張リング５２が容
器蓋３４の中心軸線を中心として回動することが
阻止され、移送域Ｉに到達するまで容器蓋３４の
安定した移送を実現することができる。
所定方向に旋回すると共に引張リング成形および
結合手段１６を所定方向に旋回すると、ブロツク
３０と引張リング成形および結合手段１６の外側
部材とが相互に離反する際に、容器蓋３４は静止
案内レール５０による拘束から解除されて前記外
側部材より離脱する。次いで、容器蓋３４は、静
止案内レール４０によつてブロツク３０のポケツ
ト３２に拘束され、容器蓋３４およびこれに結合
した引張リング５２がブロツク３０の所定位置へ
円滑に受渡される。ブロツク３０に受渡された容
器蓋３４およびこれに結合された引張リング５２
は、第４図に示すように、容器蓋３４の天面壁４
８を半径方向内方に向け、裂取りタブ片５４が最
上位に位置する状態にあり、裂取りタブ片５４の
自由端部５６に結合した引張リング５２は半径方
向外方に突出している。その後、容器蓋３４およ
びこれに結合された引張リング５２は、ブロツク
３０の旋回に伴つて排出域Ｈから移送域Ｉに搬送
される（第２図参照）。この時、容器蓋３４は、
第３図に示すように、裂取りタブ片５４の基部と
裂取りタブ片５４の自由端部に結合された引張リ
ング５２の半径方向内側部とが静置案内レール４
０の上面に当接支持される。これにより、容器蓋
３４およびこれに結合された引張リング５２が容
器蓋３４の中心軸線を中心として回動することが
阻止され、移送域Ｉに到達するまで容器蓋３４の
安定した移送を実現することができる。
なお、前成形体形成手段１０、前成形体供給手
段１２、容器蓋供給手段１４、引張リング成形お
よび結合手段１６並びに結合強化手段２０の各々
の構成の詳細については、それぞれ本出願と同日
付けの特許出願〔特開昭59−191530号公報、特開
昭59−191531号公報、特開昭59−191532号公報、
特開昭59−191533号公報、特開昭59−191534号公
報および特開昭59−191526号公報〕の明細書およ
び図面に詳述されている。
段１２、容器蓋供給手段１４、引張リング成形お
よび結合手段１６並びに結合強化手段２０の各々
の構成の詳細については、それぞれ本出願と同日
付けの特許出願〔特開昭59−191530号公報、特開
昭59−191531号公報、特開昭59−191532号公報、
特開昭59−191533号公報、特開昭59−191534号公
報および特開昭59−191526号公報〕の明細書およ
び図面に詳述されている。
前述したところから明らかなように、本発明に
おいては、前成形体供給手段から連続的に供給さ
れる前成形体と、容器蓋供給手段から連続的に供
給される容器蓋とを、引張リング成形および結合
手段により所定のタイミングと所定の位置関係で
保持しながら引張リングの成形と同時にこの引張
リングと容器蓋との結合を行い、このようにして
得られた容器蓋をさらに所定の状態に保持して引
張リングと容器蓋との結合部の強化を行う手段へ
の移送を安定かつ高速度に実現することができ
る。従つて、このように移送される容器蓋は、結
合強化手段へ供給して引張リングと容器蓋との結
合部の加圧変形を施すことにより、低コストで強
度的に優れた金属製引張リング付き容器蓋を量産
することができる。
おいては、前成形体供給手段から連続的に供給さ
れる前成形体と、容器蓋供給手段から連続的に供
給される容器蓋とを、引張リング成形および結合
手段により所定のタイミングと所定の位置関係で
保持しながら引張リングの成形と同時にこの引張
リングと容器蓋との結合を行い、このようにして
得られた容器蓋をさらに所定の状態に保持して引
張リングと容器蓋との結合部の強化を行う手段へ
の移送を安定かつ高速度に実現することができ
る。従つて、このように移送される容器蓋は、結
合強化手段へ供給して引張リングと容器蓋との結
合部の加圧変形を施すことにより、低コストで強
度的に優れた金属製引張リング付き容器蓋を量産
することができる。
第１図は本発明装置によつて製造する金属製引
張リング付き容器蓋の斜視図、第２図は第１図に
示す金属製引張リング付き容器蓋の製造工程を示
す概略説明図、第３図は本発明装置の要部である
引張リングを結合した容器蓋の結合部の強化を行
う手段に移送するための容器蓋移送手段の一実施
例を示す要部断面側面図、第４図は引張リング成
形および結合手段から引張リングが結合された容
器蓋の受渡しを行う状態を示す容器蓋移送手段の
要部説明斜視図である。 １０……前成形体形成手段、１２……前成形体
供給手段、１４……容器蓋供給手段、１６……引
張リング成形および結合手段、１８……容器蓋移
送手段、２０……結合強化手段、２２……静止支
持軸、２４……軸受部材、２６……中空円筒体、
２８……回転搬送盤、３０……容器蓋受入れブロ
ツク、３２……容器蓋受入れポケツト、３４……
容器蓋、３６……スカート壁、３８……溝、４０
……静止案内レール、４１……上部静止案内レー
ル、４２……支持脚、４３……支持部材、４４…
…内面、４６……上面、４８……天面壁、５０…
…静止案内レール、５２……引張リング、５４…
…裂取りタブ片。
張リング付き容器蓋の斜視図、第２図は第１図に
示す金属製引張リング付き容器蓋の製造工程を示
す概略説明図、第３図は本発明装置の要部である
引張リングを結合した容器蓋の結合部の強化を行
う手段に移送するための容器蓋移送手段の一実施
例を示す要部断面側面図、第４図は引張リング成
形および結合手段から引張リングが結合された容
器蓋の受渡しを行う状態を示す容器蓋移送手段の
要部説明斜視図である。 １０……前成形体形成手段、１２……前成形体
供給手段、１４……容器蓋供給手段、１６……引
張リング成形および結合手段、１８……容器蓋移
送手段、２０……結合強化手段、２２……静止支
持軸、２４……軸受部材、２６……中空円筒体、
２８……回転搬送盤、３０……容器蓋受入れブロ
ツク、３２……容器蓋受入れポケツト、３４……
容器蓋、３６……スカート壁、３８……溝、４０
……静止案内レール、４１……上部静止案内レー
ル、４２……支持脚、４３……支持部材、４４…
…内面、４６……上面、４８……天面壁、５０…
…静止案内レール、５２……引張リング、５４…
…裂取りタブ片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 金属薄板の端部より短冊片を剪断すると同時
に湾曲せしめて両端部の重畳した筒環状の前成形
体を形成する手段と、 容器蓋の裂取りタブの自由端部と前成形体の一
部とが相互に重合せしめられた関係になるように
前記容器蓋と前記前成形体とを位置決めし、前記
前成形体の周端縁を半径方向にカーリングしてリ
ングに形成せしめると共に前記裂取りタブを前記
リング内に巻込んで両者を結合する引張リング成
形および結合手段と、 引張リングを裂取りタブの自由端部に結合した
容器蓋を容器蓋移送手段を介して移送し前記容器
蓋と引張リングとの結合部を加圧変形して結合を
強化する手段とからなる金属製引張リングを成形
すると同時に容器蓋に結合する装置において、 前記容器蓋移送手段は、 実質上鉛直な軸線を中心として回転自在に設け
られ外周面に半径方向外方と鉛直方向上方に開放
された複数個の容器蓋受入れポケツトを周方向に
所定間隔離間して配置した回転搬送盤と、少なく
とも引張リング成形および結合手段の排出域から
結合強化手段の移送域までの範囲に亘つて回転搬
送盤の外周面に沿つて延在する静止案内レールと
を具備し、 前記静止案内レールには前記ポケツトに収容さ
れた引張リングが結合された容器蓋のスカート壁
下縁が接触する内面と裂取りタブ片の基部および
引張リングの半径方向内側部が接触する上面とを
設けると共に前記上面に対しその間に前記容器蓋
の裂取りタブ片と引張リングとを案内する上部静
止案内レールを設け、 前記引張リングの成形および結合手段から容器
蓋を受取る容器蓋排出域と、結合強化手段へ容器
蓋を受渡す容器蓋移送域とを介して容器蓋を搬送
するよう構成することを特徴とする金属製引張リ
ングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6528983A JPS59191527A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置 |
| US06/599,666 US4586863A (en) | 1983-04-15 | 1984-04-12 | Apparatus for shaping an metallic pull ring and simultaneously connecting it to a container closure |
| SE8402046A SE456071B (sv) | 1983-04-15 | 1984-04-12 | Apparat for framstellning av en metalldragring och samtidig anslutning av denna till ett upprivbart behallarlock |
| GB08409643A GB2138327B (en) | 1983-04-15 | 1984-04-13 | Shaping pull-ring and attaching it to container closure |
| DE19843414189 DE3414189A1 (de) | 1983-04-15 | 1984-04-14 | Vorrichtung zum formen eines metallenen zugringes und zum gleichzeitigen anbringen desselben an einem behaelterverschluss |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6528983A JPS59191527A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59191527A JPS59191527A (ja) | 1984-10-30 |
| JPH0122057B2 true JPH0122057B2 (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=13282621
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6528983A Granted JPS59191527A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59191527A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111940629B (zh) * | 2020-07-15 | 2022-02-15 | 宁波锦世弘机械设备有限公司 | 一种不锈钢圈自动拉边机及拉边方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54133988A (en) * | 1978-02-27 | 1979-10-18 | Wicanders Gmbh | Bottle stopper with annular tornnoff member |
| JPS56122723A (en) * | 1980-03-03 | 1981-09-26 | Japan Crown Cork Co Ltd | Conveyor for vessel lid with tongue |
| JPS58334A (ja) * | 1981-06-23 | 1983-01-05 | Hokkai Can Co Ltd | 簡易開口缶蓋用タブ成形材料のフイ−ド方法 |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP6528983A patent/JPS59191527A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54133988A (en) * | 1978-02-27 | 1979-10-18 | Wicanders Gmbh | Bottle stopper with annular tornnoff member |
| JPS56122723A (en) * | 1980-03-03 | 1981-09-26 | Japan Crown Cork Co Ltd | Conveyor for vessel lid with tongue |
| JPS58334A (ja) * | 1981-06-23 | 1983-01-05 | Hokkai Can Co Ltd | 簡易開口缶蓋用タブ成形材料のフイ−ド方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59191527A (ja) | 1984-10-30 |
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