JPS6333932B2 - - Google Patents
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- JPS6333932B2 JPS6333932B2 JP58065288A JP6528883A JPS6333932B2 JP S6333932 B2 JPS6333932 B2 JP S6333932B2 JP 58065288 A JP58065288 A JP 58065288A JP 6528883 A JP6528883 A JP 6528883A JP S6333932 B2 JPS6333932 B2 JP S6333932B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/38—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
- B21D51/383—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures scoring lines, tear strips or pulling tabs
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D51/00—Making hollow objects
- B21D51/16—Making hollow objects characterised by the use of the objects
- B21D51/38—Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
- B21D51/44—Making closures, e.g. caps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、金属製引張リングを成形すると同時
にこれを容器蓋に結合する装置に関する。
にこれを容器蓋に結合する装置に関する。
最近、容器蓋のスカート部より突出する裂取り
タブから頂面に至る所まで導かれる引裂弱化線を
容器蓋本体に設け、裂取りタブを引張ることによ
り簡便に開封できる容器蓋が普及している。この
種の容器蓋の開封に際し、裂取りタブの引上げに
は相当の力を加える必要があることから裂取りタ
ブを長く構成したり、適切な掴持片を付して開封
を容易にする手段が計られている。しかしなが
ら、これらの手段は、容器蓋を金属薄板から予備
成形する際多くの無駄が生じ、従つて容器蓋のコ
スト高を来たす欠点がある。
タブから頂面に至る所まで導かれる引裂弱化線を
容器蓋本体に設け、裂取りタブを引張ることによ
り簡便に開封できる容器蓋が普及している。この
種の容器蓋の開封に際し、裂取りタブの引上げに
は相当の力を加える必要があることから裂取りタ
ブを長く構成したり、適切な掴持片を付して開封
を容易にする手段が計られている。しかしなが
ら、これらの手段は、容器蓋を金属薄板から予備
成形する際多くの無駄が生じ、従つて容器蓋のコ
スト高を来たす欠点がある。
また、掴持片を別に構成してこれを接着、鋲着
ないしは挾持などの手段により裂取りタブに持続
する方法も数多く提案されているが、これらの方
法は工程中に多くの手間と時間とを要し、接続部
が脆弱で開封前に切断等の故障を生じ易く、しか
も製造コストが著しく増大する難点がある。
ないしは挾持などの手段により裂取りタブに持続
する方法も数多く提案されているが、これらの方
法は工程中に多くの手間と時間とを要し、接続部
が脆弱で開封前に切断等の故障を生じ易く、しか
も製造コストが著しく増大する難点がある。
このような問題点を克服するため、金属薄板の
端部より短冊片を切断すると同時に湾曲せしめて
両端部の重畳した簡環を形成し、容器蓋の裂取り
タブの自由端部と前記筒環の一部とが相互に重合
し得るよう前記容器蓋と筒環とを位置決めし、前
記筒環の周端縁を半径方向にカーリングしてリン
グに形成すると共に裂取りタブをこのリング内に
巻込んで両者を結合することにより、低コストで
多量生産の可能な金属製引張リング付き容器蓋の
製造方法および装置につき、本出願人が技術提携
を行つたスウエーデン国のヴイカンデルス社によ
り開発された。
端部より短冊片を切断すると同時に湾曲せしめて
両端部の重畳した簡環を形成し、容器蓋の裂取り
タブの自由端部と前記筒環の一部とが相互に重合
し得るよう前記容器蓋と筒環とを位置決めし、前
記筒環の周端縁を半径方向にカーリングしてリン
グに形成すると共に裂取りタブをこのリング内に
巻込んで両者を結合することにより、低コストで
多量生産の可能な金属製引張リング付き容器蓋の
製造方法および装置につき、本出願人が技術提携
を行つたスウエーデン国のヴイカンデルス社によ
り開発された。
すなわち、この種の金属製引張リング付き容器
蓋は、例えば第1図に示すように構成される。そ
して、この容器蓋の連続的な成形は、帯状金属
薄板を切断し筒環状の前成形体を成形する前成形
体形成手段と、前成形体を容器蓋タブ片と結合
する位置へ供給する前成形体供給手段と、容器
蓋供給手段と、容器蓋タブ片に突き合せた前成
形体を引張リングに成形すると同時にこれを容器
蓋に結合する引張リング成形および結合手段とか
ら基本的に構成される装置によつて容易に達成で
きる。
蓋は、例えば第1図に示すように構成される。そ
して、この容器蓋の連続的な成形は、帯状金属
薄板を切断し筒環状の前成形体を成形する前成形
体形成手段と、前成形体を容器蓋タブ片と結合
する位置へ供給する前成形体供給手段と、容器
蓋供給手段と、容器蓋タブ片に突き合せた前成
形体を引張リングに成形すると同時にこれを容器
蓋に結合する引張リング成形および結合手段とか
ら基本的に構成される装置によつて容易に達成で
きる。
この場合、低コストで品質の安定した金属製引
張リング付き容器蓋を得るためには、筒環状の前
成形体を充分高速で成形し、この前成形体を容器
蓋タブ片に対し引張リングとして充分高速に成形
しかつ充分強固に結合することが要求される。
張リング付き容器蓋を得るためには、筒環状の前
成形体を充分高速で成形し、この前成形体を容器
蓋タブ片に対し引張リングとして充分高速に成形
しかつ充分強固に結合することが要求される。
本発明の目的は、容器蓋の裂取りタブの自由端
部と、前成形体の金属薄板からなる筒環の一部と
が相互に重合するよう適正に位置決めし、筒環の
周端縁を半径方向にカーリングしてリングに形成
する際に裂取りタブを前記リング内に巻込んで両
者を結合する装置における引張リングの成形と容
器蓋への結合とを行う引張リング成形および結合
手段を改良することにある。
部と、前成形体の金属薄板からなる筒環の一部と
が相互に重合するよう適正に位置決めし、筒環の
周端縁を半径方向にカーリングしてリングに形成
する際に裂取りタブを前記リング内に巻込んで両
者を結合する装置における引張リングの成形と容
器蓋への結合とを行う引張リング成形および結合
手段を改良することにある。
本発明は、金属薄板の端部より短冊片を剪断す
ると同時に湾曲せしめて両端部の重畳した筒環状
の前成形体を形成する手段と、容器蓋の裂取りタ
ブの自由端部と前成形体の一部とから相互に重合
せしめられた関係になるように前記容器蓋と前記
前成形体とを位置決めし、前記前成形体の周端縁
を半径方向にカーリングしてリングに形成せしめ
ると共に前記裂取りタブを前記リング内に巻込ん
で両者を結合する引張リング成形および結合手段
とからなる金属製引張リングを成形すると同時に
容器蓋に結合する装置において、 前記引張リング成形および結合手段は、 連続的に回転駆動される回転支持体と、鉛直方
向に整合して配設された上部マンドレル部材と下
部マンドレル部材とからなる鉛直マンドレルを前
記回転支持体に対しその周方向に所定間隔離間し
て複数個設けた引張リング成形および結合ユニツ
トと、前記鉛直マンドレルの外周に上下動自在に
配置された上部環状巻込み工具および下部環状巻
込み工具とを具備し、 前成形体受域において前成形体を上下方向に所
定間隔離間して位置する上部マンドレル部材と下
部マンドレル部材との間に搬送し、上部マンドレ
ル部材を下降および/または下部マンドレル部材
を上昇することによつて前成形体を鉛直マンドレ
ルに被嵌し、 次いで容器蓋受域において前成形体の一部に容
器蓋の裂取りタブの自由端部を重合し、 さらに巻込み域において鉛直マンドレルの外周
に配置された上部環状巻込み工具と下部環状巻込
み工具との間に搬送し、互いに重合した前成形体
と容器蓋の裂取りタブの自由端部を同時にカーリ
ングして巻込み結合が遂行されるよう構成するこ
とを特徴とする。
ると同時に湾曲せしめて両端部の重畳した筒環状
の前成形体を形成する手段と、容器蓋の裂取りタ
ブの自由端部と前成形体の一部とから相互に重合
せしめられた関係になるように前記容器蓋と前記
前成形体とを位置決めし、前記前成形体の周端縁
を半径方向にカーリングしてリングに形成せしめ
ると共に前記裂取りタブを前記リング内に巻込ん
で両者を結合する引張リング成形および結合手段
とからなる金属製引張リングを成形すると同時に
容器蓋に結合する装置において、 前記引張リング成形および結合手段は、 連続的に回転駆動される回転支持体と、鉛直方
向に整合して配設された上部マンドレル部材と下
部マンドレル部材とからなる鉛直マンドレルを前
記回転支持体に対しその周方向に所定間隔離間し
て複数個設けた引張リング成形および結合ユニツ
トと、前記鉛直マンドレルの外周に上下動自在に
配置された上部環状巻込み工具および下部環状巻
込み工具とを具備し、 前成形体受域において前成形体を上下方向に所
定間隔離間して位置する上部マンドレル部材と下
部マンドレル部材との間に搬送し、上部マンドレ
ル部材を下降および/または下部マンドレル部材
を上昇することによつて前成形体を鉛直マンドレ
ルに被嵌し、 次いで容器蓋受域において前成形体の一部に容
器蓋の裂取りタブの自由端部を重合し、 さらに巻込み域において鉛直マンドレルの外周
に配置された上部環状巻込み工具と下部環状巻込
み工具との間に搬送し、互いに重合した前成形体
と容器蓋の裂取りタブの自由端部を同時にカーリ
ングして巻込み結合が遂行されるよう構成するこ
とを特徴とする。
次に、本発明に係る装置の実施例につき、添付
図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図面を参照しながら以下詳細に説明する。
まず、本発明に係る容器蓋における金属製引張
リングの成形および結合装置の全体的な基本構成
につき、第2図を参照して説明する。すなわち、
本発明装置は、前成形体形成手段10と、前成形
体供給手段12と、容器蓋供給手段14と、引張
リング成形および結合手段16と、容器蓋移送手
段18と、結合強化手段20とを備えている。こ
れら各手段の機能とその動作は概略次の通りであ
る。
リングの成形および結合装置の全体的な基本構成
につき、第2図を参照して説明する。すなわち、
本発明装置は、前成形体形成手段10と、前成形
体供給手段12と、容器蓋供給手段14と、引張
リング成形および結合手段16と、容器蓋移送手
段18と、結合強化手段20とを備えている。こ
れら各手段の機能とその動作は概略次の通りであ
る。
前成形体形成手段10は、クロム酸処理鋼、ブ
リキまたはアルミニウム系合金等からなる帯状金
属薄板より短冊片を切断すると同時に長手方向に
湾曲せしめてその両端部を相互に重合せしめた形
態の略筒環状の前成形体を形成する。次に、前成
形体供給手段12は、前成形体形成手段10によ
つて成形された前成形体を保持域A,Bで受取
り、矢印方向に搬送し、前成形体受域Cへ搬出す
る。一方、容器蓋供給手段14は、容器蓋を保持
域Dで受取り、矢印方向に搬送し、容器蓋受域E
へ搬出する。引張リンク成形および結合手段16
は、前記前成形体受域Cで前成形体供給手段12
から前成形体を受取り、矢印方向に搬送し、次い
で前記容器蓋受板Eで容器蓋供給手段14から容
器蓋を受取り、容器蓋タブ片と前成形体の一部と
が相互に重合し得るよう容器蓋と前成形体とを位
置決めし、その後湾曲域Fで前成形体の周縁部を
半径方向にカーリングしてリングに形成すると共
に引張リング成形および結合域Gで容器蓋タブ片
をこのリング内に巻込んで両者を結合し、排出域
Hへ搬出する。
リキまたはアルミニウム系合金等からなる帯状金
属薄板より短冊片を切断すると同時に長手方向に
湾曲せしめてその両端部を相互に重合せしめた形
態の略筒環状の前成形体を形成する。次に、前成
形体供給手段12は、前成形体形成手段10によ
つて成形された前成形体を保持域A,Bで受取
り、矢印方向に搬送し、前成形体受域Cへ搬出す
る。一方、容器蓋供給手段14は、容器蓋を保持
域Dで受取り、矢印方向に搬送し、容器蓋受域E
へ搬出する。引張リンク成形および結合手段16
は、前記前成形体受域Cで前成形体供給手段12
から前成形体を受取り、矢印方向に搬送し、次い
で前記容器蓋受板Eで容器蓋供給手段14から容
器蓋を受取り、容器蓋タブ片と前成形体の一部と
が相互に重合し得るよう容器蓋と前成形体とを位
置決めし、その後湾曲域Fで前成形体の周縁部を
半径方向にカーリングしてリングに形成すると共
に引張リング成形および結合域Gで容器蓋タブ片
をこのリング内に巻込んで両者を結合し、排出域
Hへ搬出する。
さらに、容器蓋移送手段18は、前記排出域H
において引張リング成形および結合手段16から
引張リングが結合された容器蓋を受取り、矢印方
向に搬送し、移送域へ搬出する。そして、結合
強化手段20は、前記移送域において容器蓋移
送手段18から引張リングが結合された容器蓋を
受取り、矢印方向に搬送し、加圧変形域Jで容器
蓋タブ片と引張リングの一部との相互巻込み結合
部に加圧変形を行つて結合部の強化を行つた後
〔第1図参照〕、送出域Kへ搬出する。
において引張リング成形および結合手段16から
引張リングが結合された容器蓋を受取り、矢印方
向に搬送し、移送域へ搬出する。そして、結合
強化手段20は、前記移送域において容器蓋移
送手段18から引張リングが結合された容器蓋を
受取り、矢印方向に搬送し、加圧変形域Jで容器
蓋タブ片と引張リングの一部との相互巻込み結合
部に加圧変形を行つて結合部の強化を行つた後
〔第1図参照〕、送出域Kへ搬出する。
次に、本発明装置の要部である引張リング成形
および結合手段の実施例につき、第3図乃至第1
2図を参照して説明する。
および結合手段の実施例につき、第3図乃至第1
2図を参照して説明する。
本発明装置における引張リング成形および結合
手段16は、第3図に示すように、実質上鉛直に
延在する静止支持軸22を備え、この支持軸22
の周囲には軸受部材24,26を介して回転支持
体28が回転自在に装着されている。回転支持体
28は、その下端部に大型入力歯車30が固定さ
れ、この歯車30を介して適宜の駆動源に連結さ
れ、所定の方向に連続的に回転駆動するよう構成
される。前記支持軸22には、上端部に第1の環
状カムブロツク32が固定されている。この第1
の環状カムブロツク32の円筒状垂下部の外周面
には、環状カム溝34が設けられている。また、
第1の環状カムブロツク32の上端部外周には、
第2の環状カムブロツク36が固定されており、
この第2の環状カムブロツク36の外周面に環状
カム溝38が設けられている。
手段16は、第3図に示すように、実質上鉛直に
延在する静止支持軸22を備え、この支持軸22
の周囲には軸受部材24,26を介して回転支持
体28が回転自在に装着されている。回転支持体
28は、その下端部に大型入力歯車30が固定さ
れ、この歯車30を介して適宜の駆動源に連結さ
れ、所定の方向に連続的に回転駆動するよう構成
される。前記支持軸22には、上端部に第1の環
状カムブロツク32が固定されている。この第1
の環状カムブロツク32の円筒状垂下部の外周面
には、環状カム溝34が設けられている。また、
第1の環状カムブロツク32の上端部外周には、
第2の環状カムブロツク36が固定されており、
この第2の環状カムブロツク36の外周面に環状
カム溝38が設けられている。
本実施例の引張リング成形および結合手段16
には、さらに前記回転支持体28の下端部に対し
て所定の間隔を置いてその周囲に環状静止支持板
40が設けられている。この支持板40は支持脚
42に支持され、その上面には第3の環状カムブ
ロツク44および第4の環状カムブロツク46が
固定されている。第3の環状カムブロツク44の
外周面には環状カム溝48が設けられ、第4の環
状カムブロツク46の外周面には環状カム溝50
が設けられている。
には、さらに前記回転支持体28の下端部に対し
て所定の間隔を置いてその周囲に環状静止支持板
40が設けられている。この支持板40は支持脚
42に支持され、その上面には第3の環状カムブ
ロツク44および第4の環状カムブロツク46が
固定されている。第3の環状カムブロツク44の
外周面には環状カム溝48が設けられ、第4の環
状カムブロツク46の外周面には環状カム溝50
が設けられている。
また、回転支持体28には、周方向に等間隔離
間して複数個の引張リング成形および結合ユニツ
ト52が配設されている。すなわち、前記回転支
持体28の上半部は、前記引張リング成形および
結合ユニツト52の個数と対応した正多角形状の
外形を有し、これら多角形の各外側面54にそれ
ぞれ引張リング成形および結合ユニツト52が配
設されている。これらの引張リング成形および結
合ユニツト52は、それぞれ回転支持体28の各
外側面54に止めねじ56によつて固定された支
持部材58が設けられている。支持部材58は、
第4図および第5図に示すように、その上半部6
0の半径方向寸法が下半部62の半径方向寸法よ
りも大きく、上半部60が下半部62の半径方向
外面を越えて突出している。第4図に示すよう
に、支持部材58の下半部62の半径方向外面を
越えて突出している上半部60の半径方向外側部
には、鉛直方向に貫通して延在する方形断面の溝
64が設けられている。この溝64は、支持部材
58の上半部60自体においては半径方向外方に
開放されているが、支持部材58の上半部60の
半径方向外面には止めねじ66によつて外側部材
68が固定されており、この外側部材68が前記
溝64の半径方向外面を覆つている。さらに、支
持部材58には、上半部60の半径方向内側部お
よび下半部62を通つて鉛直方向に貫通して延在
する溝70が設けられている。この溝70は、前
記溝64の方形断面よりも幾分小さい方形断面を
有し、支持部材58の上半部60において半径方
向に前記溝64に直接的に続き、下半部62にお
いて半径方向外方に開放されている。また、支持
部材58の上半部60において、上端部を除いて
前記溝70と同一の幅でこの溝70から支持部材
58の半径方向内側端まで延在する溝72が設け
られている。従つて、前記上半部60において
は、その上端部を除いて、支持部材58は溝7
2,70および64によつて半径方向内側端から
半径方向外側端まで連続して開口している。一
方、第3図および第5図に示すように、支持部材
58の下半部62の下端部においては、下半部6
2の半径方向外面に止めねじ74によつて外側部
材76が固定されており、この外側部材76が前
記溝70の半径方向外面を覆つている。
間して複数個の引張リング成形および結合ユニツ
ト52が配設されている。すなわち、前記回転支
持体28の上半部は、前記引張リング成形および
結合ユニツト52の個数と対応した正多角形状の
外形を有し、これら多角形の各外側面54にそれ
ぞれ引張リング成形および結合ユニツト52が配
設されている。これらの引張リング成形および結
合ユニツト52は、それぞれ回転支持体28の各
外側面54に止めねじ56によつて固定された支
持部材58が設けられている。支持部材58は、
第4図および第5図に示すように、その上半部6
0の半径方向寸法が下半部62の半径方向寸法よ
りも大きく、上半部60が下半部62の半径方向
外面を越えて突出している。第4図に示すよう
に、支持部材58の下半部62の半径方向外面を
越えて突出している上半部60の半径方向外側部
には、鉛直方向に貫通して延在する方形断面の溝
64が設けられている。この溝64は、支持部材
58の上半部60自体においては半径方向外方に
開放されているが、支持部材58の上半部60の
半径方向外面には止めねじ66によつて外側部材
68が固定されており、この外側部材68が前記
溝64の半径方向外面を覆つている。さらに、支
持部材58には、上半部60の半径方向内側部お
よび下半部62を通つて鉛直方向に貫通して延在
する溝70が設けられている。この溝70は、前
記溝64の方形断面よりも幾分小さい方形断面を
有し、支持部材58の上半部60において半径方
向に前記溝64に直接的に続き、下半部62にお
いて半径方向外方に開放されている。また、支持
部材58の上半部60において、上端部を除いて
前記溝70と同一の幅でこの溝70から支持部材
58の半径方向内側端まで延在する溝72が設け
られている。従つて、前記上半部60において
は、その上端部を除いて、支持部材58は溝7
2,70および64によつて半径方向内側端から
半径方向外側端まで連続して開口している。一
方、第3図および第5図に示すように、支持部材
58の下半部62の下端部においては、下半部6
2の半径方向外面に止めねじ74によつて外側部
材76が固定されており、この外側部材76が前
記溝70の半径方向外面を覆つている。
第3図において、支持部材58の上半部60に
設けられた溝64には、この溝64の断面形状に
対応した方形断面を有する角柱78が鉛直方向に
滑動自在に装着されている。この角柱78の下端
には、皿ばね80を挾持した2枚の板部材82,
84を介して角柱86が固定されている。この角
柱86には、下方に開放された円形断面の孔88
が設けられ、この孔88の上端から上方に角柱8
6を貫通して延在する前記孔88よりも幾分小径
の孔90が設けられている。また、皿ばね80並
びにこれを挾持する2枚の板部材82,84に
も、前記孔90と整合する貫通孔92が設けられ
ている。そして、角柱86に設けられている前記
孔88の上端に頭部が位置する止めねじ94が、
前記孔90,92を通して前記角柱78の下端部
に形成されているねじ穴96に螺合され、これに
より角柱78の下端に皿ばね80を挾持した2枚
の板部材82,84並びに角柱86が固定され
る。皿ばね80を挾持した2枚の板部材82,8
4並びに角柱86は、角柱78の断面外形と同一
の断面外形を有し、角柱78と共に溝64内を鉛
直方向に滑動することができる。
設けられた溝64には、この溝64の断面形状に
対応した方形断面を有する角柱78が鉛直方向に
滑動自在に装着されている。この角柱78の下端
には、皿ばね80を挾持した2枚の板部材82,
84を介して角柱86が固定されている。この角
柱86には、下方に開放された円形断面の孔88
が設けられ、この孔88の上端から上方に角柱8
6を貫通して延在する前記孔88よりも幾分小径
の孔90が設けられている。また、皿ばね80並
びにこれを挾持する2枚の板部材82,84に
も、前記孔90と整合する貫通孔92が設けられ
ている。そして、角柱86に設けられている前記
孔88の上端に頭部が位置する止めねじ94が、
前記孔90,92を通して前記角柱78の下端部
に形成されているねじ穴96に螺合され、これに
より角柱78の下端に皿ばね80を挾持した2枚
の板部材82,84並びに角柱86が固定され
る。皿ばね80を挾持した2枚の板部材82,8
4並びに角柱86は、角柱78の断面外形と同一
の断面外形を有し、角柱78と共に溝64内を鉛
直方向に滑動することができる。
また、角柱78に設けられている前記孔88の
下端には、環状の上部巻込み工具98の上端が固
定されている。すなわち、前記孔88の内面に形
成されている肩部に上部巻込み工具98の上端を
当接すると共に、上部巻込み工具98の外周面に
形成されている肩部に当接する止め部材100を
角柱86の下端に固定することによつて、孔88
の下端に上部巻込み工具98の上部端が固定され
ている。この上部巻込み工具98内には、上部マ
ンドレル部材102が鉛直方向に滑動自在に装着
されている。上部マンドレル部材102の上端と
前記止めねじ94の頭部との間には、上部マンド
レル部材102を鉛直方向下方に弾性的に偏倚す
るばね部材104が介在している。上部マンドレ
ル部材102の鉛直方向下方への移動は、その上
端に形成されたフランジの下面が上部巻込み工具
98の上端面に当接することによつて制限され
る。上部マンドレル部材102には、鉛直方向に
延在するスロツト106が設けられ、このスロツ
トル106には上部巻込み工具98を貫通して延
在する両端が角柱86に固定されている水平ピン
108が挿通されている。水平ピン108は、角
柱86および上部巻込み工具98に対して上部マ
ンドレル部材102がばね部材104の弾性偏倚
作用に抗して鉛直方向上方へ所定範囲に亘つて相
対的に移動するのを許容すると共に、角柱86に
対して上部巻込み工具98および上部マンドレル
部材102が鉛直方向に延在する中心軸線を中心
として相対的に回転するのを阻止する。他方、前
記角柱78の上端部には、水平方向に延在する軸
110が固定され、この軸110の内側突出端部
に前記第1の環状カムブロツク32に設けられた
環状カム溝34に収容された従動ローラ112が
回転自在に装着されている。このようにして、回
転支持体28が所定方向に回転する際に、角柱7
8、従つてその下端に位置する上部巻込み工具9
8および上部マンドレル部材102は、環状カム
溝34によつて規定される軌跡に従つて鉛直方向
に昇降することが諒解されよう。
下端には、環状の上部巻込み工具98の上端が固
定されている。すなわち、前記孔88の内面に形
成されている肩部に上部巻込み工具98の上端を
当接すると共に、上部巻込み工具98の外周面に
形成されている肩部に当接する止め部材100を
角柱86の下端に固定することによつて、孔88
の下端に上部巻込み工具98の上部端が固定され
ている。この上部巻込み工具98内には、上部マ
ンドレル部材102が鉛直方向に滑動自在に装着
されている。上部マンドレル部材102の上端と
前記止めねじ94の頭部との間には、上部マンド
レル部材102を鉛直方向下方に弾性的に偏倚す
るばね部材104が介在している。上部マンドレ
ル部材102の鉛直方向下方への移動は、その上
端に形成されたフランジの下面が上部巻込み工具
98の上端面に当接することによつて制限され
る。上部マンドレル部材102には、鉛直方向に
延在するスロツト106が設けられ、このスロツ
トル106には上部巻込み工具98を貫通して延
在する両端が角柱86に固定されている水平ピン
108が挿通されている。水平ピン108は、角
柱86および上部巻込み工具98に対して上部マ
ンドレル部材102がばね部材104の弾性偏倚
作用に抗して鉛直方向上方へ所定範囲に亘つて相
対的に移動するのを許容すると共に、角柱86に
対して上部巻込み工具98および上部マンドレル
部材102が鉛直方向に延在する中心軸線を中心
として相対的に回転するのを阻止する。他方、前
記角柱78の上端部には、水平方向に延在する軸
110が固定され、この軸110の内側突出端部
に前記第1の環状カムブロツク32に設けられた
環状カム溝34に収容された従動ローラ112が
回転自在に装着されている。このようにして、回
転支持体28が所定方向に回転する際に、角柱7
8、従つてその下端に位置する上部巻込み工具9
8および上部マンドレル部材102は、環状カム
溝34によつて規定される軌跡に従つて鉛直方向
に昇降することが諒解されよう。
第3図、第4図および第6図において、支持部
材58の上半部60の半径方向外面に固定された
前記外側部材68の外面には、横方向に所定間隔
離間して鉛直方向に延在する一対の案内部材11
4が固定されており、この一対の案内部材114
間に鉛直方向に延在する案内溝116が設定され
ている。そして、この案内溝116に細長い滑動
板118が鉛直方向に滑動自在に装着されてい
る。外側部材68および一対の案内部材114の
下端を越えて下方に突出する滑動板118の下端
内側面には、合成ゴム等の柔軟な材料からなる押
え部材120が接合されている。他方、滑動板1
18の上端部外面には、そこからさらに鉛直方向
上方に延在する板部材122が固定されており、
この板部材122の上端部に水平方向に延在する
軸124が固定されている。そして、この軸12
4の内側突出端部には、前記第2の環状カムブロ
ツク36に設けられた環状カム溝38に収容され
た従動ローラ126が回転自在に装着されてい
る。このようにして、回転支持体28が所定方向
に回転する際に、滑動板118は環状カム溝38
によつて規定される軌跡に従つて鉛直方向昇降す
ることが諒解されよう。
材58の上半部60の半径方向外面に固定された
前記外側部材68の外面には、横方向に所定間隔
離間して鉛直方向に延在する一対の案内部材11
4が固定されており、この一対の案内部材114
間に鉛直方向に延在する案内溝116が設定され
ている。そして、この案内溝116に細長い滑動
板118が鉛直方向に滑動自在に装着されてい
る。外側部材68および一対の案内部材114の
下端を越えて下方に突出する滑動板118の下端
内側面には、合成ゴム等の柔軟な材料からなる押
え部材120が接合されている。他方、滑動板1
18の上端部外面には、そこからさらに鉛直方向
上方に延在する板部材122が固定されており、
この板部材122の上端部に水平方向に延在する
軸124が固定されている。そして、この軸12
4の内側突出端部には、前記第2の環状カムブロ
ツク36に設けられた環状カム溝38に収容され
た従動ローラ126が回転自在に装着されてい
る。このようにして、回転支持体28が所定方向
に回転する際に、滑動板118は環状カム溝38
によつて規定される軌跡に従つて鉛直方向昇降す
ることが諒解されよう。
第3図および第5図において、支持部材58の
下半部62の半径方向外面に固定された外側部材
76には、鉛直方向に貫通する円形断面の孔12
8が設けられている。この孔128には、上端部
および下端部を除く主部を前記孔128の円形断
面に対応した円形断面とした下部マンドレル部材
130が、その軸線を中心として回転することは
できないが鉛直方向に滑動自在に装着されてい
る。下部マンドレル部材130の下端部は、外側
部材76の下端を越えて下方に突出しており、こ
の突出部に水平方向に延在する軸132が固定さ
れている。そして、この軸132の外側突出端部
には、前記第4の環状カムブロツク46に設けら
れた環状カム溝50に収容された従動ローラ13
4が回転自在に装着されている。このようにし
て、回転支持体28が所定方向に回転する際に、
下部マンドレル部材130は環状カム溝50によ
つて規定される軌跡に従つて鉛直方向に昇降する
ことが諒解されよう。また、この下部マンドレル
部材130は、前記上部マンドレル部材102に
対し鉛直方向に整合位置し、上部マンドレル部材
102と協働する。前記外側部材76には、その
上面に環状の下部巻込み工具136が固定されて
いる。すなわち、前記孔128の周囲、従つて前
記下部マンドレル部材130の周囲に位置する下
部巻込み工具136は、前記上部巻込み工具98
に対して鉛直方向に整合して位置し、上部巻込み
工具98と協働する。さらに、前記外側部材76
には、その外面上端部に容器蓋を受入れる容器蓋
受入れポケツト138が設けられている。
下半部62の半径方向外面に固定された外側部材
76には、鉛直方向に貫通する円形断面の孔12
8が設けられている。この孔128には、上端部
および下端部を除く主部を前記孔128の円形断
面に対応した円形断面とした下部マンドレル部材
130が、その軸線を中心として回転することは
できないが鉛直方向に滑動自在に装着されてい
る。下部マンドレル部材130の下端部は、外側
部材76の下端を越えて下方に突出しており、こ
の突出部に水平方向に延在する軸132が固定さ
れている。そして、この軸132の外側突出端部
には、前記第4の環状カムブロツク46に設けら
れた環状カム溝50に収容された従動ローラ13
4が回転自在に装着されている。このようにし
て、回転支持体28が所定方向に回転する際に、
下部マンドレル部材130は環状カム溝50によ
つて規定される軌跡に従つて鉛直方向に昇降する
ことが諒解されよう。また、この下部マンドレル
部材130は、前記上部マンドレル部材102に
対し鉛直方向に整合位置し、上部マンドレル部材
102と協働する。前記外側部材76には、その
上面に環状の下部巻込み工具136が固定されて
いる。すなわち、前記孔128の周囲、従つて前
記下部マンドレル部材130の周囲に位置する下
部巻込み工具136は、前記上部巻込み工具98
に対して鉛直方向に整合して位置し、上部巻込み
工具98と協働する。さらに、前記外側部材76
には、その外面上端部に容器蓋を受入れる容器蓋
受入れポケツト138が設けられている。
第3図において、引張リング成形および結合ユ
ニツト52は、ハンマ手段140を備えている。
すなわち、このハンマ手段140は、前記角柱7
8の鉛直方向中間部に半径方向に貫通した開口1
42において、両端が角柱78に固定され第3図
の垂直方向に延在するピン144により枢着され
ている。このピン144には、略L字状のアーム
146が旋回自在に装着され、このアーム146
の先端部は前記外側部材68に設けられた開口1
48および前記滑動板118に設けられた開口1
50を通つて外方へ突出している(第6図参照)。
さらに、アーム146の先端部には、そこからさ
らに突出する連結部材152が止めねじ154に
より固定され、この連結部材152にハンマ工具
156が装着されている。この場合、連結部材1
52に対するハンマ工具156の装着は次のよう
に行われる。連結部材152の先端部に貫通孔が
設けられ、この貫通孔を通して両端部にねじが設
けられている連結棒158が延設されており、こ
の連結棒158の一端部がハンマ工具156に螺
合され、連結部材152の外面を越えて突出する
他端部に止めナツト160が螺合されて、ハンマ
工具156が連結部材152に装着される。連結
部材152とハンマ工具156の相互に対向する
面には凹部が設けられており、この凹部によつて
規定される空間には、前記連結棒158が貫通す
る複数枚の皿ばね162が収容されている。この
皿ばね162は、後述するようにハンマ工具15
6の先端が容器蓋の裂取りタブ片の自由端部を打
撃してこれを加圧する際の衝撃を弾性的に緩衝す
る。他方、前記アーム146の後端部は、支持部
材58に設けた溝70,72内へ突出している。
そして、アーム146の後端部には、連結レバー
164の一端が旋回自在に連結されている。連結
レバー164の他端には、滑動レバー166の上
端に旋回自在に連結されている。この滑動レバー
164は、第3図および第5図に示すように、支
持部材58に設けた溝70に鉛直方向に滑動自在
に装着されている。すなわち、滑動レバー164
の下端部は、支持部材58の下端を越えて下方に
突出しており、そこに水平方向に延在する軸16
8が固定され、この軸168の内側突出端に前記
第3の環状カムブロツク44に設けられた環状カ
ム溝48に収容された従動ローラ170が回転自
在に装着されている。このようにして、回転支持
体28が所定方向に回転する際に、滑動レバー1
66は環状カム溝48によつて規定される軌跡に
従つて鉛直方向に昇降することが諒解されよう。
この場合、滑動レバー166が上昇した際にはア
ーム146がピン144を中心として反時計方向
に旋回し、逆に滑動レバー166が下降した際に
はアーム146がピン144を中心として時計方
向に旋回する(第3図参照)。なお、このように
滑動レバー166が上昇してアーム146がピン
144を中心として反時計方向に旋回すると、ハ
ンマ工具156の先端は前記滑動板118の下端
に設けられている開口172を通つて半径方向内
側に突出し(第6図参照)、容器蓋の裂取りタブ
片の自由端部に作用する。
ニツト52は、ハンマ手段140を備えている。
すなわち、このハンマ手段140は、前記角柱7
8の鉛直方向中間部に半径方向に貫通した開口1
42において、両端が角柱78に固定され第3図
の垂直方向に延在するピン144により枢着され
ている。このピン144には、略L字状のアーム
146が旋回自在に装着され、このアーム146
の先端部は前記外側部材68に設けられた開口1
48および前記滑動板118に設けられた開口1
50を通つて外方へ突出している(第6図参照)。
さらに、アーム146の先端部には、そこからさ
らに突出する連結部材152が止めねじ154に
より固定され、この連結部材152にハンマ工具
156が装着されている。この場合、連結部材1
52に対するハンマ工具156の装着は次のよう
に行われる。連結部材152の先端部に貫通孔が
設けられ、この貫通孔を通して両端部にねじが設
けられている連結棒158が延設されており、こ
の連結棒158の一端部がハンマ工具156に螺
合され、連結部材152の外面を越えて突出する
他端部に止めナツト160が螺合されて、ハンマ
工具156が連結部材152に装着される。連結
部材152とハンマ工具156の相互に対向する
面には凹部が設けられており、この凹部によつて
規定される空間には、前記連結棒158が貫通す
る複数枚の皿ばね162が収容されている。この
皿ばね162は、後述するようにハンマ工具15
6の先端が容器蓋の裂取りタブ片の自由端部を打
撃してこれを加圧する際の衝撃を弾性的に緩衝す
る。他方、前記アーム146の後端部は、支持部
材58に設けた溝70,72内へ突出している。
そして、アーム146の後端部には、連結レバー
164の一端が旋回自在に連結されている。連結
レバー164の他端には、滑動レバー166の上
端に旋回自在に連結されている。この滑動レバー
164は、第3図および第5図に示すように、支
持部材58に設けた溝70に鉛直方向に滑動自在
に装着されている。すなわち、滑動レバー164
の下端部は、支持部材58の下端を越えて下方に
突出しており、そこに水平方向に延在する軸16
8が固定され、この軸168の内側突出端に前記
第3の環状カムブロツク44に設けられた環状カ
ム溝48に収容された従動ローラ170が回転自
在に装着されている。このようにして、回転支持
体28が所定方向に回転する際に、滑動レバー1
66は環状カム溝48によつて規定される軌跡に
従つて鉛直方向に昇降することが諒解されよう。
この場合、滑動レバー166が上昇した際にはア
ーム146がピン144を中心として反時計方向
に旋回し、逆に滑動レバー166が下降した際に
はアーム146がピン144を中心として時計方
向に旋回する(第3図参照)。なお、このように
滑動レバー166が上昇してアーム146がピン
144を中心として反時計方向に旋回すると、ハ
ンマ工具156の先端は前記滑動板118の下端
に設けられている開口172を通つて半径方向内
側に突出し(第6図参照)、容器蓋の裂取りタブ
片の自由端部に作用する。
第7図は、前述したように回転支持体28が1
回転する際にそれぞれ昇降動作する引張リング成
形および結合ユニツト52における、角柱78
(これに装着された上部巻込み工具98および上
部マンドレル部材102)と、下部マンドレル部
材130と、滑動板118と、ハンマ手段140
の滑動レバー166とのそれぞれ昇降軌跡を示し
たものである。なお、第7図における回転角度0
度および360度は、第2図に示す引張リング成形
および結合手段16の前成形体受域Cに対応す
る。
回転する際にそれぞれ昇降動作する引張リング成
形および結合ユニツト52における、角柱78
(これに装着された上部巻込み工具98および上
部マンドレル部材102)と、下部マンドレル部
材130と、滑動板118と、ハンマ手段140
の滑動レバー166とのそれぞれ昇降軌跡を示し
たものである。なお、第7図における回転角度0
度および360度は、第2図に示す引張リング成形
および結合手段16の前成形体受域Cに対応す
る。
次に、第7図と共に第8図を参照しながら、引
張リング成形および結合ユニツト52の作用につ
いて説明する。第8図において、前成形体供給手
段12の保持具174a,174bの先端に保持
されている前成形体176が前成形体受域Cに到
達するのと同期して、引張リング成形および結合
ユニツト52を構成する上部マンドレル部材10
2および下部マンドレル部材130の中心軸線が
前成形体受域Cに到達する。この場合、前成形体
受域Cよりも上流側においては、上部マンドレル
部材102の下端と下部マンドレル部材130の
上端との間には充分な間隔が存在し、上部マンド
レル部102の下端および下部マンドレル部材1
30の上端は、それぞれ保持具174aまたは1
74bによつて前成形体受域Cに搬送されている
前成形体176よりも上方または下方に位置して
いる。上部マンドレル部材102は、第8図に示
すように、円柱状の主部178と下方に向つて漸
次先細になつた略円錐状の下端部180とを有
し、また下部マンドレル部材130は、円柱状の
主部182と上方に向つて漸次先細になつた略円
錐状の上端184とを有している。そして、上部
マンドレル部材102の主部178の外径と下部
マンドレル部材130の主部182の外径とは実
質上同一である。さらに、上部マンドレル部材1
02の下端部180と下部マンドレル部材130
の上端部184とには、それぞれ他方を完全に受
入れる相補的切欠き186,188が設けられて
おり、上部マンドレル部材102の下端部180
と下部マンドレル部材130の上端部184とを
充分に組合せると、第8図の左端部に示すよう
に、上部マンドレル部材102の主部178と下
部マンドレル部材130の主部182とが当接す
ることによつてこれらが実質上連続した円柱状の
鉛直マンドレル190を構成する。
張リング成形および結合ユニツト52の作用につ
いて説明する。第8図において、前成形体供給手
段12の保持具174a,174bの先端に保持
されている前成形体176が前成形体受域Cに到
達するのと同期して、引張リング成形および結合
ユニツト52を構成する上部マンドレル部材10
2および下部マンドレル部材130の中心軸線が
前成形体受域Cに到達する。この場合、前成形体
受域Cよりも上流側においては、上部マンドレル
部材102の下端と下部マンドレル部材130の
上端との間には充分な間隔が存在し、上部マンド
レル部102の下端および下部マンドレル部材1
30の上端は、それぞれ保持具174aまたは1
74bによつて前成形体受域Cに搬送されている
前成形体176よりも上方または下方に位置して
いる。上部マンドレル部材102は、第8図に示
すように、円柱状の主部178と下方に向つて漸
次先細になつた略円錐状の下端部180とを有
し、また下部マンドレル部材130は、円柱状の
主部182と上方に向つて漸次先細になつた略円
錐状の上端184とを有している。そして、上部
マンドレル部材102の主部178の外径と下部
マンドレル部材130の主部182の外径とは実
質上同一である。さらに、上部マンドレル部材1
02の下端部180と下部マンドレル部材130
の上端部184とには、それぞれ他方を完全に受
入れる相補的切欠き186,188が設けられて
おり、上部マンドレル部材102の下端部180
と下部マンドレル部材130の上端部184とを
充分に組合せると、第8図の左端部に示すよう
に、上部マンドレル部材102の主部178と下
部マンドレル部材130の主部182とが当接す
ることによつてこれらが実質上連続した円柱状の
鉛直マンドレル190を構成する。
しかるに、第7図からも明らかなように、第8
図に実線で示す位置から矢印方向に上部マンドレ
ル部材102および下部マンドレル部材130が
旋回して前成形体受域Cに到達する際には、角柱
78が下降して上部マンドレル部材102が下降
すると共に下部マンドレル部材130が上昇し、
前成形体受域Cにおいて、第8図の中央部に図示
すると共に第9図に示すように、上部マンドレル
部材102の下端部180および下部マンドレル
部材130の上端部184は、それぞれ同期して
前成形体受域Cに到達した前成形体176内に上
方および下方から挿入され、相互に部分的に組合
される。次いで、前成形体受域Cから保持具17
4a,174bは矢印方向に旋回し、上部マンド
レル部材102および下部マンドレル部材130
は矢印方向に旋回する。従つて、この時保持具1
74a,174bと上部マンドレル部材102お
よび下部マンドレル部材130は漸次遠ざかる
が、この際前成形体176は、相互に部分的に組
合された上部マンドレル部材102の下端部18
0と下部マンドレル部材130の上端部184と
の周囲に存在することから、前成形体176を例
えば磁気的に吸着保持していた保持具174a,
174bの先端から離脱して上部マンドレル部材
102および下部マンドレル部材130に受取ら
れる。上部マンドレル部材102は、前成形体受
域Cから矢印方向に旋回する際には角柱78がさ
らに幾分下降して上部マンドレル部材102をさ
らに幾分下降すると共に、下部マンドレル部材1
30がさらに幾分上昇し、第8図の左端部に図示
するように、上部マンドレル部材102の下端部
180と下部マンドレル部材130の上端部18
4とが充分組合され、実質上連続した円柱状の鉛
直マンドレル190を構成し、前成形体176は
この鉛直マンドレル190の周囲に被嵌された状
態になる。
図に実線で示す位置から矢印方向に上部マンドレ
ル部材102および下部マンドレル部材130が
旋回して前成形体受域Cに到達する際には、角柱
78が下降して上部マンドレル部材102が下降
すると共に下部マンドレル部材130が上昇し、
前成形体受域Cにおいて、第8図の中央部に図示
すると共に第9図に示すように、上部マンドレル
部材102の下端部180および下部マンドレル
部材130の上端部184は、それぞれ同期して
前成形体受域Cに到達した前成形体176内に上
方および下方から挿入され、相互に部分的に組合
される。次いで、前成形体受域Cから保持具17
4a,174bは矢印方向に旋回し、上部マンド
レル部材102および下部マンドレル部材130
は矢印方向に旋回する。従つて、この時保持具1
74a,174bと上部マンドレル部材102お
よび下部マンドレル部材130は漸次遠ざかる
が、この際前成形体176は、相互に部分的に組
合された上部マンドレル部材102の下端部18
0と下部マンドレル部材130の上端部184と
の周囲に存在することから、前成形体176を例
えば磁気的に吸着保持していた保持具174a,
174bの先端から離脱して上部マンドレル部材
102および下部マンドレル部材130に受取ら
れる。上部マンドレル部材102は、前成形体受
域Cから矢印方向に旋回する際には角柱78がさ
らに幾分下降して上部マンドレル部材102をさ
らに幾分下降すると共に、下部マンドレル部材1
30がさらに幾分上昇し、第8図の左端部に図示
するように、上部マンドレル部材102の下端部
180と下部マンドレル部材130の上端部18
4とが充分組合され、実質上連続した円柱状の鉛
直マンドレル190を構成し、前成形体176は
この鉛直マンドレル190の周囲に被嵌された状
態になる。
前述したように、前成形体供給手段12から引
張リング成形および結合ユニツト52の鉛直マン
ドレル190に前成形体176が受渡された後、
引張リング成形および結合ユニツト52がさらに
旋回を続け、前成形体受域Cから略25度の角度位
置になると、第7図から明らかなように角柱78
がさらに下降を開始し、前成形体受域Cから略45
度の角度位置まで角柱78の下降が維持される。
このような角柱78の下降に際し、上部マンドレ
ル部材102は、その下端部180が昇降されな
い下部マンドレル部材130の上端部184に充
分に組合されているために下降し得ず、従つてば
ね部材104の弾性偏倚作用に抗して角柱78に
対し相対的に上昇する。他方、上部巻込み工具9
8は角柱78と共に下降し、これにより上部巻込
み工具98の下面内周縁部が鉛直マンドレル19
0に被嵌された前成形体176の上縁に当接し、
前成形体176を鉛直マンドレル190に沿つて
下降させる。上部巻込み工具98が所定位置まで
下降すると、これによつて下降した前成形体17
6の下縁が下部巻込み工具136の上面内周縁部
に当接され、この時点で上部巻込み工具98の下
降が終了される。従つて、このような上部巻込み
工具98の下降によつて、上部巻込み工具98と
下部巻込み工具136との間において、前成形体
176が実質上変形することはない。
張リング成形および結合ユニツト52の鉛直マン
ドレル190に前成形体176が受渡された後、
引張リング成形および結合ユニツト52がさらに
旋回を続け、前成形体受域Cから略25度の角度位
置になると、第7図から明らかなように角柱78
がさらに下降を開始し、前成形体受域Cから略45
度の角度位置まで角柱78の下降が維持される。
このような角柱78の下降に際し、上部マンドレ
ル部材102は、その下端部180が昇降されな
い下部マンドレル部材130の上端部184に充
分に組合されているために下降し得ず、従つてば
ね部材104の弾性偏倚作用に抗して角柱78に
対し相対的に上昇する。他方、上部巻込み工具9
8は角柱78と共に下降し、これにより上部巻込
み工具98の下面内周縁部が鉛直マンドレル19
0に被嵌された前成形体176の上縁に当接し、
前成形体176を鉛直マンドレル190に沿つて
下降させる。上部巻込み工具98が所定位置まで
下降すると、これによつて下降した前成形体17
6の下縁が下部巻込み工具136の上面内周縁部
に当接され、この時点で上部巻込み工具98の下
降が終了される。従つて、このような上部巻込み
工具98の下降によつて、上部巻込み工具98と
下部巻込み工具136との間において、前成形体
176が実質上変形することはない。
次いで、引張リング成形および結合ユニツト5
2が略20度の角度範囲に亘つて旋回する際、すな
わち前記前成形体受域Cから見て略45度の角度位
置から略65度の角度位置まで旋回する際には、角
柱78が上昇し、また上部巻込み工具98も原位
置に戻される。この時、上部マンドレル部材10
2は、ばね部材104の弾性偏倚作用によつて角
柱78に対し相対的に下降するが、下部マンドレ
ル部材130に対しては昇降しない。また、下縁
が下部巻込み工具136の上面内周縁部に当接す
る位置まで下降した前成形体176は、上部巻込
み工具98に付随して上昇することなくその位置
に維持される。
2が略20度の角度範囲に亘つて旋回する際、すな
わち前記前成形体受域Cから見て略45度の角度位
置から略65度の角度位置まで旋回する際には、角
柱78が上昇し、また上部巻込み工具98も原位
置に戻される。この時、上部マンドレル部材10
2は、ばね部材104の弾性偏倚作用によつて角
柱78に対し相対的に下降するが、下部マンドレ
ル部材130に対しては昇降しない。また、下縁
が下部巻込み工具136の上面内周縁部に当接す
る位置まで下降した前成形体176は、上部巻込
み工具98に付随して上昇することなくその位置
に維持される。
引張リング成形および結合ユニツト52がさら
に旋回を続け、前記前成形体受域Cから略80度の
角度位置に到達すると、引張リング成形および結
合ユニツト52は、第2図に示すように容器蓋受
域Eに到達する。そして、この容器蓋受域Eにお
いては、容器蓋供給手段14によつて搬送された
容器蓋192が引張リング成形および結合ユニツ
ト52における外側部材76の外面上端部に設け
られた容器蓋受入れポケツト138に受渡され
る。すなわち、容器蓋受入れポケツト138は、
第10図に示すように、引張リング成形および結
合ユニツト52における外側部材76の外面上端
部に設けられている。このポケツト138は、容
器蓋192のスカート壁194の外形に対応した
形状を有する略円形に構成され、その半径方向深
さはスカート壁194の高さの略半分である。こ
のポケツト138の鉛直方向略中間部において、
外側部材76には周方向に貫通して延在する溝1
96が設けられている。ポケツト138に続いて
いるこの溝196の半径方向深さは、ポケツト1
38の半径方向深さよりも相当大きく設定され
る。他方、引張リング成形および結合手段16に
は、外側部材76の移動経路に沿つて延在する静
止案内レール198が配設されている。この静止
案内レール198は、図示しない支持脚によつて
支持され、引張リング成形および結合ユニツト5
2の矢印方向に見て容器蓋受域Eから容器蓋排出
域Hまで延在している(第2図参照)。静止案内
レール198の内面200は、外側部材76の外
面に対して所定の間隔、すなわち容器蓋192の
スカート壁194の高さの略半分の間隔を置いて
位置決めされる。しかるに、引張リング成形およ
び結合ユニツト52が容器蓋受域Eに到達する
と、これと同期して容器蓋供給手段14における
回転搬送盤(図示せず)の外周に固定されている
容器蓋受入れブロツク(図示せず)が容器蓋受域
Eに到達する。この時、引張リング成形および結
合ユニツト52における外側部材76の外面と、
容器蓋受入れブロツクの外面とが相互に近接して
対向する。そして、一部が容器蓋受入れブロツク
のポケツト(図示せず)に収容されている容器蓋
192の一部(すなわちスカート壁194の下端
部)が外側部材76のポケツト138に挿入され
る。この時点において、容器蓋供給手段14に配
設されている静止案内レール202の下流端部
が、外側部材76に設けられている溝196の深
部に位置する。静止案内レール202の下流端部
は、第10図に示すように、それより上流側の部
分に比べて厚さおよび高さが減少されており、溝
196の深部に位置決めされる。他方、引張リン
グ成形および結合手段16に配設されている静止
案内レール198の上流端は、容器蓋受入れブロ
ツクに設けられた溝の深部に位置決めされる(図
示せず)。従つて、外側部材76が容器蓋受域E
から矢印方向に旋回し、容器蓋受入れブロツクが
容器蓋受域Eから矢印方向に旋回すると、外側部
材76と容器蓋受入れブロツクとが相互に離れる
際には、容器蓋192は静止案内レール202に
よる拘束から解除されて容器蓋受入れブロツクの
ポケツトから離脱されると共に静止案内レール1
98によつて外側部材76のポケツト138に拘
束される。このようにして、外側部材76のポケ
ツト138に受入れられた容器蓋192は、第1
0図に示すように、その天面壁204を半径方向
外方に向けかつ裂取りタブ片206が最上位に位
置決めされる。裂取りタブ片206は、外側部材
76の上面上に位置する。すなわち、裂取りタブ
片206は、その基部208が外側部材76に沿
つて半径方向内側に延在し、自由端部210が基
部208から鉛直方向上方に延在する。従つて、
裂取りタブ片206の自由端部210は、鉛直マ
ンドレル190に被嵌されている前成形体176
の半径方向に見て外側に位置する部分の外側に重
合された状態に位置決めされる。また、裂取りタ
ブ片206の基部208と自由端部210との境
界部は、前成形体176の下縁と略同一の高さに
位置し、自由端部210の突出長さは前成形体1
76の幅よりも幾分小さいために、自由端部21
0の端縁は前成形体17bの上縁よりも幾分低い
位置に位置決めされる。引張リング成形および結
合ユニツト52が矢印方向に旋回を続けて外側部
材76が容器蓋受域Eから矢印方向に搬送される
と、ポケツト138に受入れられた容器蓋192
も外側部材76と共に矢印方向に搬送される。そ
して、この搬送に際し、容器蓋192は外側部材
76に対して前述した通りの状態に維持される。
また、外側部材76が矢印方向に旋回することに
起因して容器蓋192に作用する遠心力によつ
て、容器蓋192はポケツト138から半径方向
外方へ離脱しようとするが、これは静止案内レー
ル198によつて阻止される。
に旋回を続け、前記前成形体受域Cから略80度の
角度位置に到達すると、引張リング成形および結
合ユニツト52は、第2図に示すように容器蓋受
域Eに到達する。そして、この容器蓋受域Eにお
いては、容器蓋供給手段14によつて搬送された
容器蓋192が引張リング成形および結合ユニツ
ト52における外側部材76の外面上端部に設け
られた容器蓋受入れポケツト138に受渡され
る。すなわち、容器蓋受入れポケツト138は、
第10図に示すように、引張リング成形および結
合ユニツト52における外側部材76の外面上端
部に設けられている。このポケツト138は、容
器蓋192のスカート壁194の外形に対応した
形状を有する略円形に構成され、その半径方向深
さはスカート壁194の高さの略半分である。こ
のポケツト138の鉛直方向略中間部において、
外側部材76には周方向に貫通して延在する溝1
96が設けられている。ポケツト138に続いて
いるこの溝196の半径方向深さは、ポケツト1
38の半径方向深さよりも相当大きく設定され
る。他方、引張リング成形および結合手段16に
は、外側部材76の移動経路に沿つて延在する静
止案内レール198が配設されている。この静止
案内レール198は、図示しない支持脚によつて
支持され、引張リング成形および結合ユニツト5
2の矢印方向に見て容器蓋受域Eから容器蓋排出
域Hまで延在している(第2図参照)。静止案内
レール198の内面200は、外側部材76の外
面に対して所定の間隔、すなわち容器蓋192の
スカート壁194の高さの略半分の間隔を置いて
位置決めされる。しかるに、引張リング成形およ
び結合ユニツト52が容器蓋受域Eに到達する
と、これと同期して容器蓋供給手段14における
回転搬送盤(図示せず)の外周に固定されている
容器蓋受入れブロツク(図示せず)が容器蓋受域
Eに到達する。この時、引張リング成形および結
合ユニツト52における外側部材76の外面と、
容器蓋受入れブロツクの外面とが相互に近接して
対向する。そして、一部が容器蓋受入れブロツク
のポケツト(図示せず)に収容されている容器蓋
192の一部(すなわちスカート壁194の下端
部)が外側部材76のポケツト138に挿入され
る。この時点において、容器蓋供給手段14に配
設されている静止案内レール202の下流端部
が、外側部材76に設けられている溝196の深
部に位置する。静止案内レール202の下流端部
は、第10図に示すように、それより上流側の部
分に比べて厚さおよび高さが減少されており、溝
196の深部に位置決めされる。他方、引張リン
グ成形および結合手段16に配設されている静止
案内レール198の上流端は、容器蓋受入れブロ
ツクに設けられた溝の深部に位置決めされる(図
示せず)。従つて、外側部材76が容器蓋受域E
から矢印方向に旋回し、容器蓋受入れブロツクが
容器蓋受域Eから矢印方向に旋回すると、外側部
材76と容器蓋受入れブロツクとが相互に離れる
際には、容器蓋192は静止案内レール202に
よる拘束から解除されて容器蓋受入れブロツクの
ポケツトから離脱されると共に静止案内レール1
98によつて外側部材76のポケツト138に拘
束される。このようにして、外側部材76のポケ
ツト138に受入れられた容器蓋192は、第1
0図に示すように、その天面壁204を半径方向
外方に向けかつ裂取りタブ片206が最上位に位
置決めされる。裂取りタブ片206は、外側部材
76の上面上に位置する。すなわち、裂取りタブ
片206は、その基部208が外側部材76に沿
つて半径方向内側に延在し、自由端部210が基
部208から鉛直方向上方に延在する。従つて、
裂取りタブ片206の自由端部210は、鉛直マ
ンドレル190に被嵌されている前成形体176
の半径方向に見て外側に位置する部分の外側に重
合された状態に位置決めされる。また、裂取りタ
ブ片206の基部208と自由端部210との境
界部は、前成形体176の下縁と略同一の高さに
位置し、自由端部210の突出長さは前成形体1
76の幅よりも幾分小さいために、自由端部21
0の端縁は前成形体17bの上縁よりも幾分低い
位置に位置決めされる。引張リング成形および結
合ユニツト52が矢印方向に旋回を続けて外側部
材76が容器蓋受域Eから矢印方向に搬送される
と、ポケツト138に受入れられた容器蓋192
も外側部材76と共に矢印方向に搬送される。そ
して、この搬送に際し、容器蓋192は外側部材
76に対して前述した通りの状態に維持される。
また、外側部材76が矢印方向に旋回することに
起因して容器蓋192に作用する遠心力によつ
て、容器蓋192はポケツト138から半径方向
外方へ離脱しようとするが、これは静止案内レー
ル198によつて阻止される。
引張リング成形および結合ユニツト52が、容
器蓋受域Eから矢印方向に略45度の角度範囲に亘
つて旋回する間には、第7図に示すように、滑動
板118が下降する。この滑動板118の下降に
よつて、滑動板118は、第3図および第6図に
示す非作用位置から、第11図および第12図に
示す作用位置に位置決めされる。すなわち、第1
1図および第12図において、滑動板118が作
用位置に下降すると、滑動板118の下端は、外
側部材76のポケツト138に収容されている容
器蓋192の最上位部を越えてそれよりも下方に
なり、容器蓋192の天面壁204の上半部に対
向して位置する。この結果、滑動板118の下端
内側面に接合されている合成ゴム等の柔軟な材料
からなる押え部材120が容器蓋192の天面壁
204の外面上半部に押付けられる。
器蓋受域Eから矢印方向に略45度の角度範囲に亘
つて旋回する間には、第7図に示すように、滑動
板118が下降する。この滑動板118の下降に
よつて、滑動板118は、第3図および第6図に
示す非作用位置から、第11図および第12図に
示す作用位置に位置決めされる。すなわち、第1
1図および第12図において、滑動板118が作
用位置に下降すると、滑動板118の下端は、外
側部材76のポケツト138に収容されている容
器蓋192の最上位部を越えてそれよりも下方に
なり、容器蓋192の天面壁204の上半部に対
向して位置する。この結果、滑動板118の下端
内側面に接合されている合成ゴム等の柔軟な材料
からなる押え部材120が容器蓋192の天面壁
204の外面上半部に押付けられる。
さらに、第7図に示すように、第11図および
第12図に示す作用位置に下降した滑動板118
は、引張リング成形および結合ユニツト52が前
成形体受域Cから見て略200度の角度位置になる
まで作用位置に維持され続ける。そして、この角
度位置から略60度の角度範囲に亘つて引張リング
成形および結合ユニツト52が旋回する際に、滑
動板118は上昇して第11図および第12図に
示す作用位置から第3図および第6図に示す非作
用位置に戻される。
第12図に示す作用位置に下降した滑動板118
は、引張リング成形および結合ユニツト52が前
成形体受域Cから見て略200度の角度位置になる
まで作用位置に維持され続ける。そして、この角
度位置から略60度の角度範囲に亘つて引張リング
成形および結合ユニツト52が旋回する際に、滑
動板118は上昇して第11図および第12図に
示す作用位置から第3図および第6図に示す非作
用位置に戻される。
他方、第7図に示すように、引張リング成形お
よび結合ユニツト52が、湾曲域F(第2図参照)
を通る間以外は、ハンマ手段140の滑動レバー
166は、角柱78の昇降に対応して全く同様に
昇降する。従つて、ハンマ手段140は、アーム
146がピン144を中心として旋回することは
ない。しかしながら、引張リング成形および結合
ユニツト52が湾曲域Fを通る間には、角柱78
が昇降されないが、ハンマ手段140の滑動レバ
ー166は上昇し、次いで下降する。すなわち、
引張リング成形および結合ユニツト52が前成形
体受域Cから見て略100度の角度位置から略135度
の角度位置まで旋回する間には、滑動レバー16
6は上昇され、次いで前成形体受域Cから見て略
135度の角度位置から略170度の角度位置まで旋回
する間には、滑動レバー166は元の位置まで下
降する。第3図と第11図とを比較参照すれば明
らかなように、ハンマ手段140の滑動レバー1
66が上昇すると、アーム146がピン144を
中心として反時計方向に旋回する(第3図参照)。
そして、引張リング成形および結合ユニツト52
が前成形体受域Cから見て略135度の角度位置に
なると、アーム146は滑動レバー166の上昇
によつて第11図および第12図に示す位置まで
旋回する。この結果、アーム146の先端に装着
されているハンマ工具156の先端部は、滑動板
118の下端部に設けられている開口172を通
つて半径方向内側に突出して、容器蓋192の裂
取りタブ片206の自由端部210および前成形
体176を打撃して鉛直マンドレル190に押付
ける。従つて、ハンマ工具156の先端すなわち
打撃面は、鉛直マンドレル190の外周面の曲率
に対応した曲率の弧状面に形成されている。この
ため、ハンマ工具156の前記打撃により、それ
までは平坦であつた容器蓋192の裂取りタブ片
206の自由端部210が、鉛直マンドレル19
0の外周面の曲率と実質上同一の曲率、従つて前
成形体176の外面の曲率(長手方向曲率)と実
質上同一の曲率で幅方向に湾曲され、そしてその
幅方向全体に亘つて前成形体176の外面に充分
緊密に重合する。しかる後、引張リング成形およ
び結合ユニツト52が前成形体受域Cから見て略
135度の角度位置から略170度の角度位置まで旋回
し、この間に滑動レバー166が下降すると、ア
ーム146はピン144を中心として時計方向に
旋回し(第11図参照)、第11図および第12
図に示す打撃位置から第3図に示す位置に戻され
る。
よび結合ユニツト52が、湾曲域F(第2図参照)
を通る間以外は、ハンマ手段140の滑動レバー
166は、角柱78の昇降に対応して全く同様に
昇降する。従つて、ハンマ手段140は、アーム
146がピン144を中心として旋回することは
ない。しかしながら、引張リング成形および結合
ユニツト52が湾曲域Fを通る間には、角柱78
が昇降されないが、ハンマ手段140の滑動レバ
ー166は上昇し、次いで下降する。すなわち、
引張リング成形および結合ユニツト52が前成形
体受域Cから見て略100度の角度位置から略135度
の角度位置まで旋回する間には、滑動レバー16
6は上昇され、次いで前成形体受域Cから見て略
135度の角度位置から略170度の角度位置まで旋回
する間には、滑動レバー166は元の位置まで下
降する。第3図と第11図とを比較参照すれば明
らかなように、ハンマ手段140の滑動レバー1
66が上昇すると、アーム146がピン144を
中心として反時計方向に旋回する(第3図参照)。
そして、引張リング成形および結合ユニツト52
が前成形体受域Cから見て略135度の角度位置に
なると、アーム146は滑動レバー166の上昇
によつて第11図および第12図に示す位置まで
旋回する。この結果、アーム146の先端に装着
されているハンマ工具156の先端部は、滑動板
118の下端部に設けられている開口172を通
つて半径方向内側に突出して、容器蓋192の裂
取りタブ片206の自由端部210および前成形
体176を打撃して鉛直マンドレル190に押付
ける。従つて、ハンマ工具156の先端すなわち
打撃面は、鉛直マンドレル190の外周面の曲率
に対応した曲率の弧状面に形成されている。この
ため、ハンマ工具156の前記打撃により、それ
までは平坦であつた容器蓋192の裂取りタブ片
206の自由端部210が、鉛直マンドレル19
0の外周面の曲率と実質上同一の曲率、従つて前
成形体176の外面の曲率(長手方向曲率)と実
質上同一の曲率で幅方向に湾曲され、そしてその
幅方向全体に亘つて前成形体176の外面に充分
緊密に重合する。しかる後、引張リング成形およ
び結合ユニツト52が前成形体受域Cから見て略
135度の角度位置から略170度の角度位置まで旋回
し、この間に滑動レバー166が下降すると、ア
ーム146はピン144を中心として時計方向に
旋回し(第11図参照)、第11図および第12
図に示す打撃位置から第3図に示す位置に戻され
る。
引張リング成形および結合ユニツト52が、前
記湾曲域Fを通過した後、引張リング成形および
結合域Gを通過する間、すなわち前成形体受域C
から見て略180度の角度位置から略210度の角度位
置までの範囲を旋回する間には(第2図参照)、
上部巻込み工具98と下部巻込み工具136との
協働によつて、前成形体176が引張リングに成
形されると共にこの引張リングが容器蓋192の
裂取りタブ片206の自由端部210に巻込み連
結される(第1図参照)。すなわち、前成形体1
76の上縁部は、略円弧状に巻込まれる際に、裂
取りタブ片206の自由端部210を囲繞し、前
成形体176の上縁部の巻込みの進行に応じて裂
取りタブ片206の自由端部210もこれと一緒
に巻込まれる。このようにして、前成形体176
が略円形断面形状を有する引張リングに巻込まれ
ると共にこの引張リングが裂取りタブ片206の
自由端部210に巻込み連結される。
記湾曲域Fを通過した後、引張リング成形および
結合域Gを通過する間、すなわち前成形体受域C
から見て略180度の角度位置から略210度の角度位
置までの範囲を旋回する間には(第2図参照)、
上部巻込み工具98と下部巻込み工具136との
協働によつて、前成形体176が引張リングに成
形されると共にこの引張リングが容器蓋192の
裂取りタブ片206の自由端部210に巻込み連
結される(第1図参照)。すなわち、前成形体1
76の上縁部は、略円弧状に巻込まれる際に、裂
取りタブ片206の自由端部210を囲繞し、前
成形体176の上縁部の巻込みの進行に応じて裂
取りタブ片206の自由端部210もこれと一緒
に巻込まれる。このようにして、前成形体176
が略円形断面形状を有する引張リングに巻込まれ
ると共にこの引張リングが裂取りタブ片206の
自由端部210に巻込み連結される。
引張リング成形および結合ユニツト52が前記
引張リング成形および結合域Gを通過し、前記成
形体受域Cから見て略210度の角度位置から略260
度の角度位置に旋回する間には(第2図参照)、
第7図から明らかなように、角柱78が上昇し上
部巻込み工具98が第3図に示す位置に戻され
る。このような角柱78の上昇の初期において
は、上部マンドレル部材102は、ばね部材10
4の弾性偏倚作用によつて角柱78に対して相対
的に下降するが、上部マンドレル部材102の上
端に形成されているフランジの下面が上部巻込み
工具98の上端面に当接した時点から後において
は、角柱78の上昇に付随して上部巻込み工具9
8と共に上昇し、そして成形された引張リングか
ら上方へ離脱して第3図に示す位置に戻る。ま
た、引張リング成形および結合ユニツト52が前
成形体受域Cから略210度の角度位置から略260度
の角度位置旋回する際には、下部マンドレル部材
130が下降し、下部マンドレル部材130も成
形された引張リングから下方へ離脱して第3図に
示す位置に戻る。このようにして、引張リング成
形および結合ユニツト52は、第3図に示す状態
に戻る。なお、引張リング成形および結合ユニツ
ト52は、引張リングが結合された容器蓋192
を保持する。
引張リング成形および結合域Gを通過し、前記成
形体受域Cから見て略210度の角度位置から略260
度の角度位置に旋回する間には(第2図参照)、
第7図から明らかなように、角柱78が上昇し上
部巻込み工具98が第3図に示す位置に戻され
る。このような角柱78の上昇の初期において
は、上部マンドレル部材102は、ばね部材10
4の弾性偏倚作用によつて角柱78に対して相対
的に下降するが、上部マンドレル部材102の上
端に形成されているフランジの下面が上部巻込み
工具98の上端面に当接した時点から後において
は、角柱78の上昇に付随して上部巻込み工具9
8と共に上昇し、そして成形された引張リングか
ら上方へ離脱して第3図に示す位置に戻る。ま
た、引張リング成形および結合ユニツト52が前
成形体受域Cから略210度の角度位置から略260度
の角度位置旋回する際には、下部マンドレル部材
130が下降し、下部マンドレル部材130も成
形された引張リングから下方へ離脱して第3図に
示す位置に戻る。このようにして、引張リング成
形および結合ユニツト52は、第3図に示す状態
に戻る。なお、引張リング成形および結合ユニツ
ト52は、引張リングが結合された容器蓋192
を保持する。
引張リング成形および結合ユニツト52は、さ
らに旋回を続けて、前成形体受域Cから見て略
280度の角度位置になると、排出域Hに到達する
(第2図参照)。
らに旋回を続けて、前成形体受域Cから見て略
280度の角度位置になると、排出域Hに到達する
(第2図参照)。
前成形体形成手段10、前成形体供給手段1
2、容器蓋供給手段14、容器蓋移送手段18お
よび結合強化手段20の各々の構成の詳細につい
ては、それぞれ本出願と同日付け提出の特許願
(1)、(2)、(3)、(5)、(6)および(7)の明細書並びに図面
に詳述されているので、これらの明細書および図
面に委ね、本明細書においては説明を省略する。
2、容器蓋供給手段14、容器蓋移送手段18お
よび結合強化手段20の各々の構成の詳細につい
ては、それぞれ本出願と同日付け提出の特許願
(1)、(2)、(3)、(5)、(6)および(7)の明細書並びに図面
に詳述されているので、これらの明細書および図
面に委ね、本明細書においては説明を省略する。
前述したところから明らかなように、本発明に
おいては、鉛直方向に整合して配設された上部マ
ンドレル部材と下部マンドレル部材とからなる鉛
直マンドレルを回転支持体の周方向に設け、さら
にこれら鉛直マンドレルの外周に上部環状巻込み
工具と下部環状巻込み工具とを備え、前記上下部
のマンドレル部材間に前成形体を搬送してこれを
被嵌し、次いでこの前成形体の一部に容器蓋の裂
取りタブの自由端部を重合し、そして上下部の環
状巻込み工具によつて互いに重合した前成形体と
容器蓋の裂取りタブの自由端部を同時にカーリン
グしてこれらを巻込み結合することにより、高速
度に成形されかつ供給される前成形体と高速度に
供給される容器蓋とを適正位置で確実に重合させ
て連続的な引張リング成形と結合とを高速度に達
成することができる。従つて、このように成形お
よび結合された容器蓋は、その容器蓋移送手段を
介して結合強化手段へ供給して引張リングと容器
蓋との結合部の加圧変形を施すことにより、低コ
ストで強度的に優れた金属製引張リング付き容器
蓋を量産することができる。
おいては、鉛直方向に整合して配設された上部マ
ンドレル部材と下部マンドレル部材とからなる鉛
直マンドレルを回転支持体の周方向に設け、さら
にこれら鉛直マンドレルの外周に上部環状巻込み
工具と下部環状巻込み工具とを備え、前記上下部
のマンドレル部材間に前成形体を搬送してこれを
被嵌し、次いでこの前成形体の一部に容器蓋の裂
取りタブの自由端部を重合し、そして上下部の環
状巻込み工具によつて互いに重合した前成形体と
容器蓋の裂取りタブの自由端部を同時にカーリン
グしてこれらを巻込み結合することにより、高速
度に成形されかつ供給される前成形体と高速度に
供給される容器蓋とを適正位置で確実に重合させ
て連続的な引張リング成形と結合とを高速度に達
成することができる。従つて、このように成形お
よび結合された容器蓋は、その容器蓋移送手段を
介して結合強化手段へ供給して引張リングと容器
蓋との結合部の加圧変形を施すことにより、低コ
ストで強度的に優れた金属製引張リング付き容器
蓋を量産することができる。
第1図は本発明装置によつて製造する金属製引
張リング付き容器蓋の斜視図、第2図は第1図に
示す金属製引張リング付き容器蓋の製造工程を示
す概略説明図、第3図は本発明装置の要部である
金属製引張リングの成形と容器蓋の結合とを行う
引張リング成形および結合手段の一実施例を示す
要部断面側面図、第4図は第3図に示す手段の
−線要部断面図、第5図は第3図に示す手段の
−線要部断面図、第6図は第3図に示す手段
の−線要部断面図、第7図は第3図に示す引
張リング成形および結合ユニツトの種々の構成要
素の昇降動作の軌跡を示す線図、第8図は前成形
体受域において前成形体供給手段から前成形体の
受渡しを行う状態を示す引張リング成形および結
合ユニツトの要部説明斜視図、第9図は前成形体
受域における引張リング成形および結合ユニツト
の要部断面図、第10図は容器蓋受域において容
器蓋供給手段から容器蓋の受渡しを行う状態を示
す引張リング成形および結合ユニツトの要部説明
斜視図、第11図は湾曲域における引張リング成
形および結合ユニツトの要部断面図、第12図は
湾曲域における引張リング成形および結合ユニツ
トの要部斜視図である。 10……前成形体形成手段、12……前成形体
供給手段、14……容器蓋供給手段、16……引
張リング成形および結合手段、18……容器蓋移
送手段、20……結合強化手段、22……静止支
持軸、24,26……軸受部材、28……回転支
持体、30……大型入力歯車、32……第1の環
状カムブロツク、34……環状カム溝、36……
第2の環状カムブロツク、38……環状カム溝、
40……環状静止支持板、42……支持脚、44
……第3の環状カムブロツク、46……第4の環
状カムブロツク、48,50……環状カム溝、5
2……引張リング成形および結合ユニツト、54
……外側面、56……止めねじ、58……支持部
材、60……上半部、62……下半部、64……
溝、66……止めねじ、68……外側部材、7
0,72……溝、74……止めねじ、76……外
側部材、78……角柱、80……皿ねじ、82,
84……板部材、86……角柱、88,90……
孔、92……貫通孔、94……止めねじ、96…
…ねじ穴、98……上部巻込み工具、100……
止め部材、102……上部マンドレル部材、10
4……ばね部材、106……スロツト、108…
…水平ピン、110……軸、112……従動ロー
ラ、114……案内部材、116……案内溝、1
18……滑動板、120……押え部材、122…
…板部材、124……軸、126……従動ロー
ラ、128……孔、130……下部マンドレル部
材、132……軸、134……従動ローラ、13
6……下部巻込み工具、138……容器蓋受入れ
ポケツト、140……ハンマ手段、142……開
口、144……ピン、146……アーム、14
9,150……開口、152……連結部材、15
4……止めねじ、156……ハンマ工具、158
……連結棒、160……止めナツト、162……
皿ばね、164……連結レバー、166……滑動
レバー、168……軸、170……従動ローラ、
172……開口、174a,174b……保持
具、176……前成形体、178……円柱状の主
部、180……下端部、182……円柱状の主
部、184……上端部、186,188……相補
的切欠、190……鉛直マンドレル、192……
容器蓋、194……スカート壁、196……溝、
198……静止案内レール、200……内面、2
02……静止案内レール、204……天面壁、2
06……裂取りタブ片、208……基部、210
……自由端部。
張リング付き容器蓋の斜視図、第2図は第1図に
示す金属製引張リング付き容器蓋の製造工程を示
す概略説明図、第3図は本発明装置の要部である
金属製引張リングの成形と容器蓋の結合とを行う
引張リング成形および結合手段の一実施例を示す
要部断面側面図、第4図は第3図に示す手段の
−線要部断面図、第5図は第3図に示す手段の
−線要部断面図、第6図は第3図に示す手段
の−線要部断面図、第7図は第3図に示す引
張リング成形および結合ユニツトの種々の構成要
素の昇降動作の軌跡を示す線図、第8図は前成形
体受域において前成形体供給手段から前成形体の
受渡しを行う状態を示す引張リング成形および結
合ユニツトの要部説明斜視図、第9図は前成形体
受域における引張リング成形および結合ユニツト
の要部断面図、第10図は容器蓋受域において容
器蓋供給手段から容器蓋の受渡しを行う状態を示
す引張リング成形および結合ユニツトの要部説明
斜視図、第11図は湾曲域における引張リング成
形および結合ユニツトの要部断面図、第12図は
湾曲域における引張リング成形および結合ユニツ
トの要部斜視図である。 10……前成形体形成手段、12……前成形体
供給手段、14……容器蓋供給手段、16……引
張リング成形および結合手段、18……容器蓋移
送手段、20……結合強化手段、22……静止支
持軸、24,26……軸受部材、28……回転支
持体、30……大型入力歯車、32……第1の環
状カムブロツク、34……環状カム溝、36……
第2の環状カムブロツク、38……環状カム溝、
40……環状静止支持板、42……支持脚、44
……第3の環状カムブロツク、46……第4の環
状カムブロツク、48,50……環状カム溝、5
2……引張リング成形および結合ユニツト、54
……外側面、56……止めねじ、58……支持部
材、60……上半部、62……下半部、64……
溝、66……止めねじ、68……外側部材、7
0,72……溝、74……止めねじ、76……外
側部材、78……角柱、80……皿ねじ、82,
84……板部材、86……角柱、88,90……
孔、92……貫通孔、94……止めねじ、96…
…ねじ穴、98……上部巻込み工具、100……
止め部材、102……上部マンドレル部材、10
4……ばね部材、106……スロツト、108…
…水平ピン、110……軸、112……従動ロー
ラ、114……案内部材、116……案内溝、1
18……滑動板、120……押え部材、122…
…板部材、124……軸、126……従動ロー
ラ、128……孔、130……下部マンドレル部
材、132……軸、134……従動ローラ、13
6……下部巻込み工具、138……容器蓋受入れ
ポケツト、140……ハンマ手段、142……開
口、144……ピン、146……アーム、14
9,150……開口、152……連結部材、15
4……止めねじ、156……ハンマ工具、158
……連結棒、160……止めナツト、162……
皿ばね、164……連結レバー、166……滑動
レバー、168……軸、170……従動ローラ、
172……開口、174a,174b……保持
具、176……前成形体、178……円柱状の主
部、180……下端部、182……円柱状の主
部、184……上端部、186,188……相補
的切欠、190……鉛直マンドレル、192……
容器蓋、194……スカート壁、196……溝、
198……静止案内レール、200……内面、2
02……静止案内レール、204……天面壁、2
06……裂取りタブ片、208……基部、210
……自由端部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 金属薄板の端部より短冊片を剪断すると同時
に湾曲せしめて両端部の重畳した筒環状の前成形
体を形成する手段と、容器蓋の裂取りタブの自由
端部と前成形体の一部とから相互に重合せしめら
れた関係になるように前記容器蓋と前記前成形体
とを位置決めし、前記前成形体の周端縁を半径方
向にカーリングしてリングに形成せしめると共に
前記裂取りタブを前記リング内に巻込んで両者を
結合する引張リング成形および結合手段とからな
る金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に
結合する装置において、 前記引張リング成形および結合手段は、 連続的に回転駆動される回転支持体と、鉛直方
向に整合して配設された上部マンドレル部材と下
部マンドレル部材とからなる鉛直マンドレルと前
記回転支持体に対しその周方向に所定間隔離間し
て複数個設けた引張リング成形および結合ユニツ
トと、前記鉛直マンドレルの外周に上下動自在に
配置された上部環状巻込み工具および下部環状巻
込み工具とを具備し、 前成形体受域において前成形体を上下方向に所
定間隔離間して位置する上部マンドレル部材と下
部マンドレル部材との間に搬送し、上部マンドレ
ル部材を下降および/または下部マンドレル部材
を上昇することによつて前成形体を鉛直マンドレ
ルに被嵌し、 次いで容器蓋受域において前成形体の一部に容
器蓋の裂取りタブの自由端部を重合し、 さらに巻込み域において鉛直マンドレルの外周
に配置された上部環状巻込み工具と下部環状巻込
み工具との間に搬送し、互いに重合した前成形体
と容器蓋の裂取りタブの自由端部を同時にカーリ
ングして巻込み結合が遂行されるよう構成するこ
とを特徴とする金属製引張リングを成形すると同
時に容器蓋に結合する装置。 2 上部マンドレル部材は円柱状の主部と略円錐
状の下端部を有し、下部マンドレル部材は円柱状
の主部と略円錐状の上端部を有し、上部マンドレ
ル部材の主部と下部マンドレル部材の主部との外
径を実質上同一とし、上部マンドレル部材の下端
部と下部マンドレル部材の上端部とに相補的切欠
きを設け、上部マンドレル部材を下降および/ま
たは下部マンドレル部材を上昇した際上部マンド
レル部材の主部と下部マンドレル部材の主部とが
結合して実質上連続した円柱状の鉛直マンドレル
を形成するよう構成してなる特許請求の範囲第1
項記載の装置。 3 鉛直マンドレルの外周に上下動自在に配設さ
れた上部環状巻込み工具および下部環状巻込み工
具は、前成形体受域を通過後容器蓋受域に到達す
る前に上部環状巻込み工具を所定位置まで下降
し、鉛直マンドレルに被嵌された前成形体の下縁
が下部環状巻込み工具に当接する位置まで下降
し、容器蓋受域を通過した後上部環状巻込み工具
が下降して下部環状巻込み工具と協働して前成形
体と容器蓋の裂取りタブの自由端部とを同時に変
形するよう構成してなる特許請求の範囲第1項記
載の装置。 4 引張リング成形および結合ユニツトの各々
は、容器蓋本体受域を通過後でかつ巻込み域に入
る前に裂取りタブの自由端部をそれに重合せしめ
られた前成形体の一部および前記鉛直マンドレル
の表面に加圧して裂取りタブの自由端部をその幅
方向に前成形体の長手方向における曲率と実質上
同一の曲率に湾曲せしめるハンマ手段を含む特許
請求の範囲第1項記載の装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58065288A JPS59191533A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置 |
SE8402046A SE456071B (sv) | 1983-04-15 | 1984-04-12 | Apparat for framstellning av en metalldragring och samtidig anslutning av denna till ett upprivbart behallarlock |
US06/599,666 US4586863A (en) | 1983-04-15 | 1984-04-12 | Apparatus for shaping an metallic pull ring and simultaneously connecting it to a container closure |
GB08409643A GB2138327B (en) | 1983-04-15 | 1984-04-13 | Shaping pull-ring and attaching it to container closure |
DE19843414189 DE3414189A1 (de) | 1983-04-15 | 1984-04-14 | Vorrichtung zum formen eines metallenen zugringes und zum gleichzeitigen anbringen desselben an einem behaelterverschluss |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58065288A JPS59191533A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59191533A JPS59191533A (ja) | 1984-10-30 |
JPS6333932B2 true JPS6333932B2 (ja) | 1988-07-07 |
Family
ID=13282594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58065288A Granted JPS59191533A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59191533A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2724602B2 (ja) * | 1988-11-07 | 1998-03-09 | 日本クラウンコルク株式会社 | 圧縮成形装置 |
JP2785053B2 (ja) * | 1989-12-27 | 1998-08-13 | 日本クラウンコルク株式会社 | 金属製本体と合成樹脂製把持片とを具備する容器蓋 |
KR20060000086U (ko) | 2006-11-14 | 2006-12-05 | 박태업 | 고정식 환기구 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5391476A (en) * | 1976-11-08 | 1978-08-11 | Metal Box Co Ltd | Method of sequentially producing articles and apparatus therefor |
JPS54133988A (en) * | 1978-02-27 | 1979-10-18 | Wicanders Gmbh | Bottle stopper with annular tornnoff member |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP58065288A patent/JPS59191533A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5391476A (en) * | 1976-11-08 | 1978-08-11 | Metal Box Co Ltd | Method of sequentially producing articles and apparatus therefor |
JPS54133988A (en) * | 1978-02-27 | 1979-10-18 | Wicanders Gmbh | Bottle stopper with annular tornnoff member |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59191533A (ja) | 1984-10-30 |
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