JPH037454B2 - - Google Patents

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JPH037454B2
JPH037454B2 JP58065285A JP6528583A JPH037454B2 JP H037454 B2 JPH037454 B2 JP H037454B2 JP 58065285 A JP58065285 A JP 58065285A JP 6528583 A JP6528583 A JP 6528583A JP H037454 B2 JPH037454 B2 JP H037454B2
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JP
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preformed body
shearing
container lid
strip
stationary
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JP58065285A
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English (en)
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JPS59191530A (ja
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Kenji Morimoto
Tamotsu Ikegami
Masao Naito
Takeo Kubo
Shinichi Kizawa
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
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Priority to US06/599,666 priority patent/US4586863A/en
Priority to SE8402046A priority patent/SE456071B/sv
Priority to GB08409643A priority patent/GB2138327B/en
Priority to KR1019840001949A priority patent/KR890003404B1/ko
Priority to DE19843414189 priority patent/DE3414189A1/de
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Publication of JPH037454B2 publication Critical patent/JPH037454B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/38Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
    • B21D51/44Making closures, e.g. caps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/38Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures
    • B21D51/383Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures scoring lines, tear strips or pulling tabs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属製引張リングを成形すると同時
にこれを容器蓋に結合する装置に関する。
〔従来の技術〕
最近、容器蓋のスカート部より突出する裂取り
タブから頂面に至る所まで導かれる引裂弱化線を
容器蓋本体に設け、裂取りタブを引張ることによ
り簡便に開封できる容器蓋が普及している。この
種の容器蓋の開封に際し、裂取りタブの引上げに
は相当の力を加える必要があることから裂取りタ
ブを長く構成したり、適切な掴持片を付して開封
を容易にする手段が計られている。しかしなが
ら、これらの手段は、容器蓋を金属薄板から予備
成形する際多くの無駄が生じ、従つて容器蓋のコ
スト高を来たす欠点がある。
また、掴持片を別に構成してこれを接着、鋲着
ないしは挾持等の手段により裂取りタブに接続す
る方法も数多く提案されているが、これらの方法
は工程中に多くの手間と時間とを要し、接続部が
脆弱で開封前に切断等の故障を生じ易く、しかも
製造コストが著しく増大する難点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような問題点を克服するため、金属薄板の
端部より短冊片を切断すると同時に湾曲せしめて
両端部の重畳した筒環を形成し、容器蓋の裂取り
タブの自由端部と前記筒環の一部とが相互に重合
し得るよう前記容器蓋と筒環とを位置決めし、前
記筒環の周端縁を半径方向にカーリングしてリン
グに形成すると共に裂取りタブをこのリング内に
巻込んで両者を結合することにより、低コストで
多量生産の可能な金属製引張リング付き容器蓋の
製造方法および装置につき、本出願人が技術提携
を行つたスウエーデン国のヴイカンデルス社によ
り開発され特許出願(特開昭59−144536号公報お
よび特開昭59−144537号公報)がなされた。
すなわち、この種の金属製引張リング付き容器
蓋は、例えば第1図に示すように構成される。そ
して、この容器蓋の連続的な成形は、帯状金属
薄板を切断し筒環状の前成形体を成形する前成形
体形成手段と、前成形体を容器蓋タブ片と結合
する位置へ供給する前成形体供給手段と、容器
蓋供給手段と、容器蓋タブ片に突き合せた前成
形体を引張リングに成形すると同時にこれを容器
蓋に結合する引張リング成形および結合手段とか
ら基本的に構成される装置によつて行うことがで
きる。
しかしながら、前記従来の装置において、前述
した〜の各手段では、それぞれ所要の成形を
行う機械装置が固定配置され、しかも成形加工を
行う機械部分が定位置で往復動するよう構成され
ている。このため、前記各手段で所定の成形が行
われる1往復動作中では、前成形体等の成形品は
定位置に停止した状態に置かれるため、前記各手
段を連続運転しても、成形品は間欠的な移送とな
る。従つて、装置全体を連続運転させて成形品の
連続的な製造を行うためには、各手段における1
往復動作のタイミングを成形加工に最も時間を要
する手段の動作と全て一致させて同期をとる必要
がある。
このように、従来の装置では、成形品の連続製
造を行う場合、前記各手段の運転を同期化させる
必要があり、しかも成形品は間欠移送であるた
め、成形品の高速度な成形加工に限界があり、成
形品の大量生産によるコスト低減は困難であつ
た。また、仮に各手段の運転を高速化しても成形
品の品質の安定化に問題があり、却つて歩留まり
が低下する難点がある。
そこで、本発明の目的は、容器蓋の裂取りタブ
の自由端部と、前成形体の金属薄板からなる筒環
の一部とが相互に重合するように適正に位置決め
し、筒環の周端縁を半径方向にカーリングしてリ
ングに形成する際に裂取りタブを前記リング内に
巻込んで両者を結合する装置において、品質の安
定した前成形体を間欠的ではなく高速度に連続形
成し、これを所定のタイミングで前記容器蓋と適
正に結合すべく所定の位置へ確実にしかも高速度
に送給して大量生産化を可能にした前成形体を形
成する前成形体形成手段を改良した金属製引張リ
ングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、金属薄板の端部より短冊片を剪断す
ると同時に湾曲せしめて両端部の重畳した筒環状
の前成形体を形成する手段10と、 容器蓋の裂取りタブの自由端部と前成形体の一
部とが相互に重合せしめられた関係になるように
前記容器蓋と前記前成形体とを位置決めし、前記
前成形体の周端縁を半径方向にカーリングしてリ
ングに形成せしめると共に前記裂取りタブを前記
リング内に巻込んで両者を結合する引張リング成
形および結合手段16と、 前記前成形体形成手段10で形成された前成形
体を引張リング成形および結合手段の所定位置に
供給する前成形体供給手段12とからなる金属製
引張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する
装置において、 前成形体形成手段10は、 支持軸22を中心として回転する回転支持体3
0と、この回転支持体にその周方向に所定間隔離
間して設けた複数の可動剪断具26と、この可動
剪断具と対向位置し帯状金属薄板42を案内送出
し該可動剪断具と協働してこれを剪断する静止剪
断具34と、この静止剪断具に対し帯状金属薄板
を所定寸法づつ間欠的に送給する帯状金属薄板送
給手段54と、前記静止剪断具に対し帯状金属薄
板が剪断される外方に位置して前成形体70を保
持する保持具86とからなり、 前記可動剪断具26は、前記静止剪断具と協働
して帯状金属薄板の先端部を片側縁から他側縁に
向けて旋回移動しながら漸次剪断し、これを順次
長手方向に湾曲を生じさせて筒環状の前成形体に
形成すると同時に該前成形体の一側周縁部に剪断
そりにより外向きの予備カーリングを形成する刃
先縁80を有する可動剪断刃32を備え、 前記静止剪断具34は、前記可動剪断刃と対向
する下面がそれぞれ共通平面を形成する矩形状の
静止剪断刃36と静止案内拘束部材38とを有
し、該案内拘束部材の前記剪断刃と当接する面に
帯状金属薄板を送給する案内スロツト40を備
え、 前記帯状金属薄板送給手段54は、帯状金属薄
板の側面に当接してこれを長手方向に送給する送
給ロール46と、前記金属薄板の両側縁に当接し
てこれを案内する案内溝車対52と、前記金属薄
板に対し前成形体を形成する短冊状の幅方向寸法
に合致した距離づつ送給するよう前記送給ロール
を間欠的に駆動する手段60とを備え、 さらに前記保持具86は、前成形体の外径より
若干大径の湾曲面88を備え、各可動剪断具と同
期して所定の前成形体保持域A,Bに位置し、保
持した前成形体を前成形体供給手段12に搬送す
るよう構成することを特徴とする。
〔作用〕
本発明装置によれば、帯状金属薄板42は静止
剪断刃36と回転支持体30に配置された可動剪
断刃32との協働によつてこれを剪断することに
より、順次長手方向に湾曲を生じさせて筒環状の
前成形体70を形成すると同時に該前成形体の一
側周縁部に剪断そりによる外向きの予備カーリン
グを形成し、前記静止剪断刃と可動剪断刃との協
働する剪断位置の半径方向外側に位置する前成形
体保持域A,Bで前成形体の外径より若干大径の
湾曲面88を形成した保持具86を備える前成形
体供給手段12に搬送し、次のステツプすなわち
容器蓋の裂取りタブの自由端部との最適な突合せ
並びに引張リングの成形および結合を容易かつ確
実にしかも迅速に達成することができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る装置の実施例につき添付図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
まず、本発明に係る容器蓋における金属製引張
リングの成形および結合装置の全体的な基本構成
につき、第2図を参照して説明する。すなわち、
本発明装置は、前成形体形成手段10と、前成形
体供給手段12と、容器蓋供給手段14と、引張
リング成形および結合手段16と、容器蓋移送手
段18と、結合強化手段20とを備えている。こ
れら各手段の機能とその動作は概略次の通りであ
る。
前成形体形成手段10は、クロム酸処理鋼、ブ
リキまたはアルミニウム系合金等からなる帯状金
属薄板より短冊片を切断すると同時に長手方向に
湾曲せしめてその両端部を相互に重合せしめた形
態の略筒環状の前成形体を形成する。次に、前成
形体供給手段12は、前成形体形成手段10によ
つて成形された前成形体を保持域A,Bで受取
り、矢印方向に搬送し、前成形体受域Cへ搬出す
る。一方、容器蓋供給手段14は、容器蓋を保持
域Dで受取り、矢印方向に搬送し、容器蓋受域E
へ搬出する。引張リング成形および結合手段16
は、前記前成形体受域Cで前成形体供給手段12
から前成形体を受取り、矢印方向に搬送し、次い
で前記容器蓋受域Eで容器蓋供給手段14から容
器蓋を受取り、容器蓋タブ片と前成形体の一部と
が相互に重合し得るよう容器蓋と前成形体とを位
置決めし、その後湾曲域Fで前成形体の周縁部を
半径方向にカーリングしてリングに成形すると共
に引張リング成形および結合域Gで容器蓋タブ片
をこのリング内に巻込んで両者を結合し、排出域
Hへ搬出する。
さらに、容器蓋移送手段18は、前記排出域H
において引張リングおよび結合手段16から引張
リングが結合された容器蓋を受取り、矢印方向に
搬送し、移送域Iへ搬出する。そして、結合強化
手段20は、前記移送域Iにおいて容器蓋移送手
段18から引張リングが結合された容器蓋を受取
り、矢印方向に搬送し、加圧変形域Jで容器蓋タ
ブ片と引張リングの一部との相互巻込み結合部に
加圧変形を行つて結合部の強化を行つた後〔第1
図参照〕、送出域Kへ搬出する。
次に、本発明装置の要部である前成形体形成手
段につき、第3図乃至第8図を参照して説明す
る。
第3図において、前成形体形成手段10は、静
止支持軸22を備え、この支持軸22の上端部に
水平支持板24が固定され、さらに前記水平支持
板24の下側に位置する可動剪断具26が装着さ
れている。可動剪断具26は、支持軸22に回転
自在に装着された大型歯車28および円板状の回
転支持体30とを備え、これらの歯車28と支持
体30とは一体として回転し得るよう相互に固定
されている。回転支持体30の上面外周部は、上
面中心部より幾分低く形成され、この上面外周部
には周方向に等角度離間して複数個の可動剪断刃
32が固定されている(第3図および第4図参
照)。
また、前記支持板24の所定位置、すなわち第
2図に符号Aで示した前成形体保持域と一致した
角度位置には、開口(図示せず)が設けられ、こ
の開口に前記可動剪断具26と協働する静止剪断
具34が固定されている。
しかるに、可動剪断具26と静止剪断具34と
は、第5図および第6図に示すように構成配置さ
れる。すなわち、静止剪断具34は、矩形状の静
止剪断刃36と矩形状の静止案内拘束部材38と
を備える。この静止剪断刃36と静止案内拘束部
材38とは、それぞれ下面が実質上水平な共通平
面を規定するように相互に連結されている。案内
拘束部材38の剪断刃36と当接する面には、上
下方向に延在する案内溝が形成され、この案内溝
によつて剪断刃36と案内拘束部材38との間に
上下方向に延在する案内スロツト40が規定され
る。案内スロツト40は、可動剪断具26と静止
剪断具34との協働によつて剪断される帯状金属
薄板42の横断面形状に対応した横断面形状を有
し、この案内スロツト40を通して帯状金属薄板
42が上方から下方に向けて送給される。
帯状金属薄板42は、第3図に示すように、案
内ロール対44間および送給ロール対46間を介
して静止剪断具34に規定されている案内スロツ
ト40に挿入される。この場合、案内ロール対4
4と送給ロール対46との間には、帯状金属薄板
42の両側縁を案内する案内溝車対48,50が
配設され、送給ロール対46と静止剪断具34と
の間にも、同様に帯状金属薄板42の両側縁を案
内する案内溝車対52が配設されている。
前述した送給ロール対46は、帯状金属薄板4
2を所定距離づつ間欠的に送給するための帯状金
属薄板送給手段54の出力端を構成する。すなわ
ち、第3図に示すように、送給ロール対46の一
方は、前記支持板24上に装着されている枠体5
6に回転自在に装着された被駆動軸58に固定さ
れている。この被駆動軸58は、支持板24上に
配設された周知の構成からなる間欠運動機構60
の出力軸62に継手64を介して連結されてい
る。一方、間欠運動機構60の入力軸66は、支
持板24を貫通して下方に延在しており、その下
端には前述した可動剪断具26の大型歯車28に
係合した歯車68が固定されている。可動剪断具
26の大型歯車28は、適宜の伝動機構を介して
駆動源(図示せず)に連結され、可動剪断具26
を矢印方向に所定の速度で連続的に回転駆動す
る。この結果、大型歯車28および歯車68を介
して間欠運動機構60の入力軸66が連続的に回
転し、間欠運動機構60の出力軸62およびこれ
に連結された被駆動軸58が所定量づつ間欠的に
回転する。従つて、送給ロール対46は、可動剪
断具26の回転と同期して帯状金属薄板42を上
方から下方へ所定量づつ間欠的に送給することが
できる。なお、この場合、帯状金属薄板42の1
回の送給距離は、第8図に示す前成形体70を形
成する短冊片の幅方向寸法に設定される。
なお、本実施例においては、前述した前成形体
70の成形に際しては、不良品の発生を防止する
ため、案内ロール対44の回転軸72に継手74
を介して回転エンコーダ76の検出入力軸78に
連結し、回転エンコーダ76によつて案内ロール
対44の回転量を検出するよう構成する。この結
果、回転エンコーダ76は、案内ロール対44の
回転量によつて帯状金属薄板42の送給距離を検
出することができ、この場合に帯状金属薄板42
の1回の送給距離が所定範囲から逸脱した際に警
告信号を出力するよう構成することができる。従
つて、前記回転エンコーダ76によつて警告信号
が発生した場合には、この時に形成された前成形
体を使用して容器蓋と共に引張リングの成形と結
合とを行つても不良品となるため、前記警告信号
の発生のタイミングに合せて、前記引張リングの
成形および結合が行われた容器蓋を不良品として
処分するよう構成することができる。
次に、本発明の要部である可動剪断具26と静
止剪断具34との協働作用によつて前成形体70
を成形する動作について、第5図乃至第7図を参
照して詳述する。
前述したように、本実施例において、可動剪断
具26は、矢印で示す連続的に回転駆動する回転
支持体30(第4図参照)の上面外周部に周方向
に等角度離間して複数個の可動剪断刃32が固定
されており、回転支持体30の回転によつて前記
可動剪断刃32が順次静止剪断具34の単一の静
止剪断刃36と協働して帯状金属薄板42を剪断
する。従つて、帯状金属薄板42は、静止剪断刃
36といずれかの可動剪断刃32とが協働して前
成形体を成形した後、次の可動剪断刃32が静止
剪断刃36と協働するまでの間において帯状金属
薄板42の先端部が所定距離だけ静止剪断刃36
の下面を越えて下方へ送り出される。
可動剪断刃32は、回転方向に見て前側に、そ
の上端縁によつて規定された凸状の刃先縁80
と、この刃先縁80に引続いて延在する凸状の押
面82とを有している。前記刃先縁80は、静止
剪断刃36の静止案内拘束部材38に当接する面
の下端縁によつて規定される刃先縁84と協働し
て、帯状金属薄板42の先端部を可動剪断具26
の半径方向内端から外側に向けて漸次剪断する。
この場合、可動剪断刃32の各刃先縁80の形状
は、前述したように、、その半径方向内端から外
端に向けて漸次に帯状金属薄板42に作用して剪
断するという要件に加えて、この剪断の際に帯状
金属薄板42にその幅方向全幅に亘つて均一な剪
断作用を及ぼすように、刃先縁80の実際に帯状
金属薄板42に剪断作用を加えている部位におけ
る接線と帯状金属薄板42とのなす剪断角αが刃
先縁80の全長に亘つて実質上変化しないという
要件も満足するよう設定すれば好適である。な
お、α度は、20〜35゜好ましくは25〜30゜に設定さ
れる。
また、前述したように、可動剪断刃32の刃先
縁80と静止剪断刃36の刃先縁84との協働に
よつて帯状金属薄板42の先端部をその片側縁か
ら他側縁に向つて漸次に剪断する際、可動剪断刃
32の刃先縁80から帯状金属薄板42の先端部
に加えられる剪断力に起因して、帯状金属薄板4
2の先端部剪断の進行に応じてその片側縁から他
側縁に向つて湾曲する傾向がある。この場合、可
動剪断刃32の各押面82は、帯状金属薄板42
の先端部に対してその片面を剪断の進行に応じて
片側縁(第5図において左側に位置する側縁)か
ら他側縁(第5図において右側に位置する側縁)
に向けて漸次押圧し、前述した湾曲する傾向を助
長する。押面82は、刃先端80から遠ざかる方
向に回転方向前側へ0.5゜乃至2.5゜傾斜させておく
ことが好都合である。従つて、帯状金属薄板42
の先端部を完全に剪断する時点では、帯状金属薄
板42の先端部は短冊片をその長手方向に湾曲し
てその両端部を相互に重合した筒環状の前成形体
70を形成する(第7図および第8図参照)。こ
のようにして、形成された前成形体70は、第8
図に示すように、その上側縁部が剪断の際の所謂
剪断そりによつて外側に幾分そつた状態となる。
しかるに、このそりは、前成形体70を引張リン
グ成形および結合手段において引張リングに成形
する際の予備カーリングとして有利に作用する。
前述したように、帯状金属薄板42の先端部か
ら形成された前成形体70は、帯状金属薄板42
から分離される時点において、静止剪断刃36と
可動剪断刃32との協働による剪断位置の半径方
向に見て最も外側に位置する(第7図参照)。こ
の位置は、第2図に符号Aで示す前形成保持域に
相当し、前成形体供給手段12が前成形体保持域
Aに位置する前成形体70を保持する。なお、前
成形体供給手段12としては、例えば第7図に示
すように、保持具86の先端部に前成形体70の
外径より若干大径の湾曲面88を形成し、この湾
曲面に磁石90を埋設して、金属製前成形体70
を磁力により吸着保持するよう構成することがで
きる。
また、本実施例においては、前記と全く同様に
構成した別の前成形体形成手段10を、前成形体
供給手段12に対し左右対称的に設ける(第2図
および第4図参照)。この結果、共通の前成形体
供給手段12に対する前成形体70の供給量を倍
増することができ、引張リング成形および結合手
段における容器蓋の成形能力を増大することがで
きる。
前成形体供給手段12、容器蓋供給手段14、
引張リング成形および結合手段16、容器蓋移送
手段18および結合強化手段20の各々の構成の
詳細については、それぞれ本出願と同日付け提出
の特許出願に係る特開昭59−191531号公報、同59
−191532号公報、同59−191533号公報、同59−
191527号公報、同59−191534号公報および特願昭
59−191526号公報にそれぞれ記載されているの
で、本明細書においてはこれらの説明を省略す
る。
〔発明の効果〕
前述したところから明らかなように、本発明に
おいては、帯状金属薄板は静止剪断刃と回転支持
体に配置された可動剪断刃との協働によつてこれ
を剪断することにより、順次長手方向に湾曲を生
じさせて筒環状の前成形体を形成すると同時に該
前成形体の一側周縁部に剪断そりによる外向きの
予備カーリングを形成し、前記静止剪断刃と可動
剪断刃との協働する剪断位置の半径方向外側に位
置する前成形体保持域で前成形体の外径より若干
大径の湾曲面を形成した保持具を備える前成形体
供給手段に搬送して、次のステツプすなわち容器
蓋の裂取りタブの自由端部との最適な突合せなら
びに引張リングの成形および結合を容易かつ確実
にしかも迅速に達成することができる。従つて、
このように成形された前成形体は、前述したよう
に前成形体供給手段を介して引張リング成形およ
び結合手段に供給すると共に容器蓋を容器蓋供給
手段を介して引張リング成形および結合手段に供
給し、容器蓋と共に引張リングの成形および結合
を行い、その後容器蓋移送手段を介して結合強化
手段へ供給して引張リングと容器蓋との結合部の
加圧変形を施すことにより、低コストで強度的に
優れた金属製引張リング付き容器蓋の量産化を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置によつて製造する金属製引
張リング付き容器蓋の斜視図、第2図は第1図に
示す金属製引張リング付き容器蓋の製造工程を示
す概略説明図、第3図は本発明装置の要部である
金属製引張リングを形成するための前成形体形成
手段の一実施例を示す一部断面側面図、第4図は
第3図に示す前成形体形成手段とこれに隣接する
前成形体供給手段との結合関係を示す平面説明
図、第5図乃至第7図は第3図に示す本発明装置
の可動剪断刃と静止剪断刃とによつて前成形体を
剪断形成する状態を示す部分説明図、第8図は本
発明装置により形成される前成形体の斜視図であ
る。 10……前成形体形成手段、12……前成形体
供給手段、14……容器蓋供給手段、16……引
張リング成形および結合手段、18……容器蓋移
送手段、20……結合強化手段、22……静止支
持軸、24……水平支持板、26……可動剪断
具、28……大型歯車、30……回転支持体、3
2……可動剪断刃、34……静止剪断具、36…
…静止剪断刃、38……静止案内拘束部材、40
……案内スロツト、42……帯状金属薄板、44
……案内ロール対、46……送給ロール対、4
8,50……案内溝車対、52……案内溝車対、
54……帯状金属薄板送給手段、56……枠体、
58……被駆動軸、60……間欠運動機構、62
……出力軸、64……継手、66……入力軸、6
8……歯車、70……前成形体、72……回転
軸、74……継手、76……回転エンコーダ、7
8……検出入力軸、80……刃先端(可動)、8
2……押面、84……刃先縁(静止)、86……
保持具、88……湾曲面、90……磁石。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属薄板の端部より短冊片を剪断すると同時
    に湾曲せしめて両端部の重畳した筒環状の前成形
    体を形成する手段10と、 容器蓋の裂取りタブの自由端部と前成形体の一
    部とが相互に重合せしめられた関係になるように
    前記容器蓋と前記前成形体とを位置決めし、前記
    前成形体の周端縁を半径方向にカーリングしてリ
    ングに形成せしめると共に前記裂取りタブを前記
    リング内に巻込んで両者を結合する引張リング成
    形および結合手段16と、 前記成形体形成手段10で形成された前成形体
    を引張リング成形および結合手段の所定位置に供
    給する前成形体供給手段12とからなる金属製引
    張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する装
    置において、 前成形体形成手段10は、 支持軸22を中心として回転する回転支持体3
    0と、この回転支持体にその周方向に所定間隔離
    間して設けた複数の可動剪断具26と、この可動
    剪断具と対向位置し帯状金属薄板42を案内送出
    し該可動剪断具と協働してこれを剪断する静止剪
    断具34と、この静止剪断具に対し帯状金属薄板
    を所定寸法づつ間欠的に送給する帯状金属薄板送
    給手段54と、前記静止剪断具に対し帯状金属薄
    板が剪断される外方に位置して前成形体70を保
    持する保持具86とからなり、 前記可動剪断具26は、前記静止剪断具と協働
    して帯状金属薄板の先端部を片側縁から他側縁に
    向けて旋回移動しながら漸次剪断し、これを順次
    長手方向に湾曲を生じさせて筒環状の前成形体に
    形成すると同時に該前成形体の一側周縁部に剪断
    そりにより外向きの予備カーリングを形成する刃
    先縁80を有する可動剪断刃32を備え、 前記静止剪断具34は、前記可動剪断刃と対向
    する下面がそれぞれ共通平面を形成する矩形状の
    静止剪断刃36と静止案内拘束部材38とを有
    し、該案内拘束部材の前記剪断刃と当接する面に
    帯状金属薄板を送給する案内スロツト40を備
    え、 前記帯状金属薄板送給手段54は、帯状金属薄
    板の側面に当接してこれを長手方向に送給する送
    給ロール46と、前記金属薄板の両側縁に当接し
    てこれを案内する案内溝車対52と、前記金属薄
    板に対し前成形体を形成する短冊状の幅方向寸法
    に合致した距離づつ送給するよう前記送給ロール
    を間欠的に駆動する手段60とを備え、 さらに前記保持具86は、前成形体の外径より
    若干大径の湾曲面88を備え、各可動剪断具と同
    期して所定の前成形体保持域A,Bに位置し、保
    持した前成形体を前成形体供給手段12に搬送す
    るよう構成することを特徴とする金属製引張リン
    グを成形すると同時に容器蓋に結合する装置。
JP58065285A 1983-04-15 1983-04-15 金属製引張リングを成形すると同時に容器蓋に結合する装置 Granted JPS59191530A (ja)

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SE8402046A SE456071B (sv) 1983-04-15 1984-04-12 Apparat for framstellning av en metalldragring och samtidig anslutning av denna till ett upprivbart behallarlock
GB08409643A GB2138327B (en) 1983-04-15 1984-04-13 Shaping pull-ring and attaching it to container closure
KR1019840001949A KR890003404B1 (ko) 1983-04-15 1984-04-13 금속제 인장링을 성형하는 동시에 용기뚜껑에 결합하는 장치
DE19843414189 DE3414189A1 (de) 1983-04-15 1984-04-14 Vorrichtung zum formen eines metallenen zugringes und zum gleichzeitigen anbringen desselben an einem behaelterverschluss

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JPS54133988A (en) * 1978-02-27 1979-10-18 Wicanders Gmbh Bottle stopper with annular tornnoff member

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