JPH01210341A - 表面に凹凸を有する化粧材の製造方法 - Google Patents

表面に凹凸を有する化粧材の製造方法

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JPH01210341A
JPH01210341A JP63035117A JP3511788A JPH01210341A JP H01210341 A JPH01210341 A JP H01210341A JP 63035117 A JP63035117 A JP 63035117A JP 3511788 A JP3511788 A JP 3511788A JP H01210341 A JPH01210341 A JP H01210341A
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JP
Japan
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synthetic resin
resin layer
layer
patterned film
decorative member
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JP63035117A
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English (en)
Inventor
Tetsuhisa Yamaguchi
哲央 山口
Taiji Ishii
泰司 石井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表面に凹凸を有する化粧材の製造方法に関し
、主として冷蔵庫、洗濯機、大型熱器具などの家庭用電
化商品の外装に使用する化粧材の製造方法に関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来の化粧材の製造方法としては、塗装を施した基材上
に絵付けをした後、その上に表面保護層を設けるという
手段がとられていた。しかしながら、このような方法で
得られる化粧材は、ある程度の耐スクラッチ性はあるが
、キズが目立つ、表面が平滑であるため、リアル感がな
く肌ざわりもない、安価な感じがするという欠点を有し
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上述のような欠点のない美観の向上した化粧
材を製造する方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、基材上に隠ぺい性を有する合成樹脂層を設け
た後、印刷絵柄層を形成し、該印刷絵柄層上に透明性を
有する電子線又は電離放射線硬化型合成樹脂層を形成し
、該合成樹脂層が未硬化状態の間に、エンボスを施した
賦型フィルムを重ね合わせ、そのままの状態で前記合成
樹脂層を硬化させた後、賦型フィルムを剥離することを
特徴とする、表面に凹凸を有する化粧材の製造方法であ
る。
本発明においては、凹凸を有する賦型フィルムを使用し
て化粧材を製造することにより得られた化粧材が、凹凸
効果によりリアル感が向上し、また、表面が凹凸である
ため、製品化された後、使用中にキズがついても目立た
ないという特徴を有する。
本発明により得られる化粧材は第1図に示すように、表
面保護層1、絵柄層2、下塗層3、基材4から構成され
ている。
本発明において使用しうる各材料について以下に詳細に
説明する。
基材4としては、木材、プラスチック、合板、石膏ボー
ド、ガラス、鋼板、無機質を成分とする板、など、加工
上支障のない強度を有するものであれば使用できる。
下塗層3は、隠ぺい性を有する合成樹脂層からなり、ポ
リエステル、塩ビ、アクリルなどの熱可塑性樹脂、ユリ
ア、フェノール、エポキシ等の熱硬化性樹脂を使用しう
る。
印刷絵柄層2は、下塗層の上に直刷り、転写、手書き等
の手法により形成され、使用しうるインキは、特に制限
はなく、従来使用される熱可塑性、熱硬化性樹脂をビヒ
クルとしたものであれば良い。
表面保護層となる、透明性を有する電子線又は、電離放
射線硬化型合成樹脂層は、ロールコータ−、カーテンフ
ロータ−、スクリーン印刷、スプレー等による塗工によ
り形成することができ、使用し〜うる樹脂は、電子線、
電離放射線硬化型のものであれば何でもよく、特に限定
されない。
表面保護層に凹凸を設けるために用いる、エンボスを施
した賦型フィルムは、上記透明性を有する合成樹脂層゛
との剥離性を有するものでなければならない。具体的に
は、耐熱性があるフィルム、ポリエステル・フィルム、
ポリプロピレン・フィルムなどの合成樹脂フィルムが一
般的であるが紙、セロハン、金属シートでモ良い。
エンボスを施す手段としては、次のようなものがある。
・  まず、機械的手段としては、賦型フィルムを加熱
させることにより軟化させ、軟化した状態で凹凸を有す
る金属の表面に圧着させる手段がある。
また、賦型フィルム上にインキ層を設けることにより、
表面を凹凸にさせる方法もとりうる。
使用するインキの具体例は次に挙げる通りである。
i)−液タイプ ポリエステル樹脂、スチレン・アクリル樹脂、塩酢ビ−
ポリエステル、水溶性ポリエステル樹脂、水溶性スチレ
ン・アクリル樹脂、ポリエステル−硝化綿。
ii)二液タイプ ・ポリエステル樹脂、ポリエステル/アクリルポリオー
ル樹脂、ポリエステル/塩酢ビ樹脂、アクリルポリオー
ル樹脂、アクリルポリオール/塩酢ビ樹脂、ポリエステ
ルウレタン樹脂、塩酢ビ/ウレタン樹脂、スチレンアク
リル/硝化綿とイソシアネート ・ポリエステル樹脂、ポリエステル/エポキシ樹脂、熱
硬化アクリル樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂、ア
ルキッド/エポキシ樹脂、スチレンアクリル樹脂とメラ
ミン。
〔実施例〕
以下、第2図によって本発明の一実施例を説明する。
基材として大日本エリオ製剛板rXT 600J 、0
.5mm厚のポリエステルPCM塗装鋼板上に熱硬化ア
クリル系インキを用いて玉クリーン印刷により砂目に直
刷し絵柄層を設けた。そして、表面保護層として、アク
リレート系樹脂、TMPTAとフェノキシアクリレート
(東亜合成[アロニックスM5100J )を60 :
 40で配合し、増感剤としてベンゾイル1−ヒドロキ
シシクロヘキサンを2〜3%加えたものをフローコータ
ーにより20μ塗布する。
その上に第2図に示すように賦型フィルムとして30μ
の東し[ポリエステルフィルムX44」にポリエステル
/アクリルポリオール系インキに硬化剤としてイソシア
ネートを加えスクリーン印刷により砂目柄の厚盛したも
のを上記表面保護層にあてがいUV照射することにより
、表面保護層を硬化させ、該賦型フィルムを剥離するこ
とにより表面に凹凸を有する化粧材を得た。
〔発明の効果〕
本発明方法によって化粧材を製造することにより、化粧
材の加工表面が凹凸になり、美観を向上させうる。また
下層の柄と同調させることにより、リアル感を出すこと
もできる。さらに、使用中にキズがついても、凹凸表面
のため、目立たないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によって得られる化粧材の断面図で
あり、第2図は本発明製造方法の一工程を示す図である
。 1・・・表面保護層、2・・・絵柄層、3・・・下塗層
、4・・・基材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基材上に隠ぺい性を有する合成樹脂層を設けた後、印刷
    絵柄層を形成し、該印刷絵柄層上に透明性を有する電子
    線又は電離放射線硬化型合成樹脂層を形成し、該合成樹
    脂層が未硬化状態の間に、エンボスを施した賦型フィル
    ムを重ね合わせ、そのままの状態で前記合成樹脂層を硬
    化させた後、賦型フィルムを剥離することを特徴とする
    、表面に凹凸を有する化粧材の製造方法。
JP63035117A 1988-02-19 1988-02-19 表面に凹凸を有する化粧材の製造方法 Pending JPH01210341A (ja)

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