JP2967148B2 - 化粧材シート及びその製造方法 - Google Patents

化粧材シート及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内部に、凹凸のエンボス模様を有する立体
感に富む化粧材シート及びその化粧材シートの製造方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
立体感のある化粧材シートを得る目的で、化粧材シー
トの表面に凹凸のエンボス模様を賦形させたものが利用
されており、例えば、エンボスロールによる凹凸模様が
表面に付されている化粧材シートが使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来のエンボスロールによる凹凸模様が
表面に付されている化粧材シートは、ある程度の立体感
は表現されているが、全体的に満足され得る程の立体感
を具備するするのではなく、例えば、木目模様を印刷し
た化粧材シートを天然木による化粧材と比較した場合
に、その立体感が充分ではなく、品質性において劣ると
いう欠点を有している。
また、前記化粧材シートに再び熱圧成型を施した場
合、凹凸のエンボス模様がこの熱圧成型により消えてし
まう。したがって、前記化粧材シートに熱圧成型によ
り、裏打ち材を積層した場合、立体感のある化粧材シー
トを得ることができない。また、前記化粧材シートの凹
凸のエンボス模様を有している面の反対側の面に新たに
凹凸のエンボス模様を、熱圧成型により設けた場合、最
初の凹凸模様が消失してしまい、両面にそれぞれ凹凸模
様を有する化粧材シートを得ることができない。
これに対して、本発明は、立体感に富み、多彩な意匠
効果を持つ、化粧材シート及びその製造方法を提供す
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の課題を解決するものであって、 『 透明ないし半透明の熱可塑性樹脂フィルムによる
上層樹脂層と、着色されている熱可塑性樹脂フィルムに
よる下層樹脂層とが、前記上層樹脂層の裏面と下層樹脂
層の表面とが対向するように積層されている化粧材シー
トにおいて、前記下層樹脂層の裏面に、上層樹脂層の裏
面と下層樹脂層の表面との間の境界面に到達するような
凹凸のエンボス模様を有し、前記下層樹脂層の裏面の凹
部に透明ないし半透明の耐熱圧性のある樹脂が埋め込ま
れていることを特徴とする化粧材シート』、 『 前記の化粧材シートにおいて、前記上層樹脂層
の表面に更に別の凹凸のエンボス模様が形成されている
ことを特徴とする化粧材シート』、 『 前記又はの化粧材シートにおいて、前記下層
樹脂層の裏面に裏打ち材が積層されていることを特徴と
する化粧シート』、 『 前記の化粧材シートにおいて、透明ないし半透
明の熱可塑性樹脂フィルムによる上層樹脂層と、着色さ
れている熱可塑性樹脂フィルムによる下層樹脂層を、前
記上層樹脂層の裏面と下層樹脂層の表面とが対向するよ
うに積層し、前記下層樹脂層の裏面に、上層樹脂層の裏
面と下層樹脂層の表面との間の境界面に到達するように
凹凸のエンボス模様を設け、前記下層樹脂層の裏面の凹
部に透明ないし半透明の耐熱圧性のある樹脂を埋め込む
ことを特徴とする化粧材シートの製造方法』、 『 前記の化粧材シートの製造方法において、前記
上層樹脂層の表面に更に別の凹凸のエンボス模様を設け
ることを特徴とする化粧材シートの製造方法』、 『 前記の化粧材シートの製造方法において、透明
ないし半透明の耐熱圧性のある樹脂を埋め込んだ後、前
記下層樹脂層の裏面に裏打ち材を積層することを特徴と
する化粧材シートの製造方法』及び、 『 前記の化粧材シートの製造方法において、透明
ないし半透明の耐熱圧性のある樹脂を埋め込んだ後、前
記上層樹脂層の表面に更に別の凹凸のエンボス模様を設
けながら、前記下層樹脂層の裏面に裏打ち材を積層する
ことを特徴とする化粧材シートの製造方法』 を要旨とするものである。
〔実施例〕
図面を引用して、本発明を説明する。
第1図は、本発明の化粧材シートの一例を示すもので
あって、透明ないし半透明の熱可塑性樹脂フィルムから
なる上層樹脂層1と着色熱可塑性フィルムからなる下層
樹脂層2が積層されていて、下層樹脂層2の裏面より両
層の間の境界面に到達する凹凸のエンボス模様5aが形成
され、下層樹脂層2の裏面の凹部に透明ないし半透明の
耐熱圧性のある樹脂3が埋め込まれている。
第1図に示す化粧材シートを製造するには、上層樹脂
層1の裏面と下層樹脂層2の表面とが対向するように両
層を積層した後、下層樹脂層2の裏面に、両層の間の境
界面に到達するように適当なエンボス版、エンボスロー
ルを用いたエンボス方法により、凹凸のエンボス模様5a
を設け、このエンボス模様5aの凹部に透明ないし半透明
の耐熱圧性樹脂3を埋め込むことによって行う。
また、必要に応じ、エンボス模様5a上に絵柄層を設け
てもよい。
上層樹脂層1となる透明ないし半透明の熱可塑性樹脂
フィルムには、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、
ポリ酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、ポリフッ化ビニ
ル、ポリビニルブチラール、ポリフッ化ビニリデン、ビ
ニロン等のビニル重合体樹脂、ポリスチレン、アクリル
スチレン、ABS等のスチレン系樹脂、ポリメタクリル酸
エチル、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸ブチ
ル、ポリアクリロニトリルなどのアクリル系樹脂、ポリ
エチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂等
による厚さ20〜500μ程度のフィルムで、塩化ビニル樹
脂フィルムで言えば0〜100phr.の可塑剤添加に相当す
る硬度のフィルムが使用される。
なお、上層樹脂層1となる透明ないし半透明の熱可塑
性樹脂フィルムは、例えば、パールクリヤー、カラーク
リヤー、無色クリヤー等のフィルムであってもく、下の
層が透視できるものであればよい。
また、必要に応じ、上層樹脂層1の表面もしくは裏面
に絵柄層6を設けてもよい。
また、下層樹脂層2となる着色されている熱可塑性樹
脂フィルムには、上層樹脂層1となる熱可塑性樹脂フィ
ルムについて説明したものと同様の熱可塑性樹脂によ
る、厚さ20〜100μ程度の着色フィルムを用いることが
でき、好ましくは塩化ビニル樹脂フィルムで言えば、0
〜100phr.の可塑剤添加に相当する硬度のものが使用さ
れる。
なお、下層樹脂層2となる着色されている熱可塑性樹
脂フィルムは、着色剤が含有されている着色フィルムで
あっても、着色剤が含有されているインクを用いた印
刷、もしくは塗装による着色フィルムであってもよく、
着色剤としてはアルミニウム、銅、真鍮等による金属を
利用して得られる金属粉、金属箔片、金属烝着合成フィ
ルムの裁断等による金属光沢を有する顔料をはじめ、二
酸化チタンで被覆されている雲母、魚鱗箔、酸塩化ビス
マス等による真珠光沢〜干渉光沢を発する顔料などによ
る光輝性顔料等のメタリック調ないしパール調のもので
あってもよい。
また、凹凸のエンボス模様5aの凹部に埋め込む、透明
ないし半透明の耐熱圧性のある樹脂3としては、UV、EB
等による電離放射線硬化性樹脂が良く、最も耐熱圧性に
優れている。この電離放射線硬化性樹脂としては、分子
中に重合性不飽和結合もしくはエポキシ基を有するプレ
ポリマー、オリゴマー又は単量体を用いる。また、上記
プレポリマー、オリゴマー及び単量体を必要に応じ、1
種もしくは2種以上混合して用いてもよい。
前記プレポリマー及びオリゴマーとしては、不飽和カ
ルボン酸と多価アルコールの縮合物等の不飽和ポリエス
テル類、ポリエステルメタクリレート、ポリエーテルメ
タクリレート、ポリオールメタクリレート、メラミンメ
タクリレート等のメタクリレート類、ポリエステルアク
リレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレー
ト、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアクリレー
ト、メラミンアクリレート等のアクリレート類等があ
る。
また、前記単量体としては、スチレン、α−メチルス
チレン等のスチレン系単量体、アクリル酸メチル、アク
リル酸−2−エチルエキシル、アクリル酸メトキシエチ
ル、アクリル酸ブトキシエチル、アクリル酸ブチル、ア
クリル酸メトキシブチル、アクリル酸フェニル等のアク
リル酸エステル類、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸メトキシ
エチル、メタクリル酸エトキシメチル、メタクリル酸フ
ェニル、メタクリル酸ラウリル等のメタクリル酸エステ
ル類、アクリル酸−2−(N、N−ジメチルアミノ)エ
チル、アクリル酸−2−(N、N−ジベンジルアミノ)
エチル、メタクリル酸−2−(N、N−ジメチルアミ
ノ)メチル、アクリル酸−2−(N、N−ジメチルアミ
ノ)プロピル等の不飽和酸の置換アミノアルコールエス
テル類、アクリルアミド、メタクリルアミド等の不飽和
カルボン酸アミド、エチレングリコールジアクリレー
ト、プロピレングリコールジアクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジアクリレート、1、6−ヘキサンジオー
ルジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレー
ト、トリエチレングリコールジアクリレート等の化合
物、ジプロプレングリコールジアクリレート、エチレン
グリコールジアクリレート、プロピレングリコールジメ
タクレート、ジエチレングリコールジメタクリレート等
の多官能性化合物、分子中に2個以上のチオール基を有
するポリチオール化合物等がある。
なお、透明ないし半透明の耐熱圧性樹脂3として、ウ
レタン系樹脂、アクリル系樹脂等の2液硬化性樹脂、あ
るいは酢酸セルロース系樹脂等の溶剤乾燥硬化性樹脂を
用いてもよく、上記電離放射線硬化樹脂よりも耐熱圧性
は劣るが、加工適性はよく、コストは安くつく。
耐熱圧性樹脂3をエンボス模様5aに埋め込むには、ワ
イピング塗装や、その他の塗装によって行う。
第2図に示す化粧材シートは、第1図に示す化粧材シ
ートの上層樹脂層1の表面に熱圧成型により、別の凹凸
のエンボス模様5bを設けたものである。
第2図に示す化粧材シートを製造するには、第1図に
示す化粧材シートを製造した後に、エンボス法により上
層樹脂層1の表面に更に別の凹凸模様5bを設けることに
より行う。
第3図に示す化粧材シートは、第1図に示す化粧材シ
ートの下層樹脂層2の裏面に裏打ち材4を熱圧成型によ
り積層したものである。
第3図に示す化粧材シートを製造するには、第1図に
示す化粧材シートを製造する過程において、あるいはそ
の後に、下層樹脂層2の裏面に適当な方法により、裏打
ち材4を積層することにより行う。
裏打ち材4としては、化粧板の基板として通常に使用
できるものであるかぎり、どのようなものでもよく、例
えば、合板、パーティクルボード、ハードボード、イン
シュレーションボード等の木質系の基盤、石膏ボード、
石綿パーライト板、ケイ酸カルシウム板、グラスウー
ル、ロックウール等の無機質基材、鉄板、亜鉛板、アル
ミニウム板、鉛板、銅板等の金属系基板、発泡ポリエチ
レン板、発泡ポリスチレン板、ウレタンフォーム、フェ
ノールフォーム等の発泡プラスチック板(フォーム基
板)、フェノール樹脂板、メラミン樹脂板、ポリエステ
ル樹脂板、アクリル樹脂板、塩化ビニル樹脂板等の合成
樹脂板等がある。前記したような基板は、同じもの同
士、あるいは違うもの同士を貼り合わせて複合し、複合
板として使用してもよい。
第4図に示す化粧材シートは、熱圧成型により、上層
樹脂層1の表面に凹凸のエンボス模様5bを設け、かてつ
下層樹脂層2の裏面に裏打ち材4を積層したものであ
る。
第4図に示す化粧材シートを製造するには、第1図の
化粧材シートを製造する過程において、あるいはその後
に、上層樹脂層1の表面にエンボス法によりエンボス模
様5aを設けること、及び下層樹脂層2の裏面に裏打ち材
4を積層することにより行うが、エンボスすることと裏
打ち材を積層することを同時に行うと、いずれも加熱・
加圧を伴うのが普通であるので効率的である。
前記構成の本各発明において、上層樹脂層1と下層樹
脂層2との間に、必要に応じ、1層以上の熱可塑性樹脂
フィルムによる中間樹脂層を設けてもよく、また、この
中間樹脂層に絵柄層を設けてもよい。
次に、本発明の化粧材シート及びその製造方法の具体
的な構成を、図面実施例に基づいて説明する。
実施例1 第2図において、厚さ0.1mmの白色ポリ塩化ビニルフ
ィルム2(理研ビニル工業(株)製)の表面に、パール
インクを含む印刷インク((株)昭和インク工業所製、
化X)を用いて絵柄層6を設けた。絵柄層6の上に、厚
さ0.2mmの透明ポリ塩化ビニルフィルム1(理研ビニル
工業(株)製)を積層した後、白色ポリ塩化ビニルフィ
ルム2の裏面をエンボス面として凹凸のあるエンボス版
を用いて熱圧成型を施し、エンボス模様5aを設けた。透
明ないし半透明の耐熱圧性樹脂3としてウレタン系樹脂
の塗料((株)昭和インク工業所製、ワイピングNo.1
8)にイソシアネートの硬化剤を15部添加したものを用
い、この耐熱圧性樹脂3でエンボス模様5aの凹部をワイ
ピング塗装し、埋め込み、完全に耐熱圧性樹脂3を硬化
させた。その後、透明ポリ塩化ビニルフィルム1の表面
に、別の凹凸のエンボス模様5bを熱圧成型により設け
た。
得られた化粧材シートは、表面と内部の両方に凹凸模
様を有する、立体感のあるシートであった。
実施例2 実施例1と同様にした後、ポリ塩化ビニルタイル4を
白色ポリ塩化ビニルフィルム2の裏面に熱圧成型によ
り、積層した。
得られた化粧材シートは、内部の凹凸模様が熱圧成型
前と同様の凹凸形状を保っており、内部立体感のあるシ
ートであった。
実施例3 実施例1と同様にした後、透明ポリ塩化ビニルフィル
ム1の表面に熱圧成型により、凹凸のエンボス模様5bを
設けながら、ポリ塩化ビニルタイル4を白色ポリ塩化ビ
ニルフィルム2の裏面に積層した。
得られた化粧材シートは、表面と内部の両方に凹凸模
様を有する、立体感のあるシートであり、プラスチック
タイルとして使用するのに適したものであった。
〔発明の作用、効果〕
本発明の請求項1〜3記載の化粧材シートにおいて、
エンボス模様5aの凹部に耐熱圧性樹脂3が埋め込まれて
いるので、前記化粧材シートに再び熱圧成型を施しても
エンボス模様5aが消失することがない。
したがって、本発明の化粧材シートにおいていずれ
も、下層樹脂層2の裏面の凹凸模様による立体感と、上
層樹脂層1の裏面と下層樹脂2の表面との間の境界面に
形成されている凹凸模様による立体感とが相乗して作用
しており立体感において、極めて優れた効果がある。
また、請求項2記載の化粧材シートにおいては、更に
上層樹脂層1の表面にも別の凹凸模様5bが設けられてお
り、この表面の凹凸模様による立体感が加わって化粧材
シートの立体感が更に優れている。
また、請求項3記載の化粧材シートにおいては、下層
樹脂層2の裏面に裏打ち材4を有するので、厚みの必要
なプラスチックタイル等の用途に適している。
また、請求項4もしくは5の発明によればそれぞれ請
求項もしくは2記載の化粧材シートが、請求項6又は7
の発明によれば請求項3記載の化粧材シートが、それぞ
れ効率よく製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はいずれも本発明の化粧材シートの断面
図である。 1……上層樹脂層 2……下層樹脂層 3……透明ないし半透明の耐熱圧性樹脂 4……裏打ち材 5a……エンボス模様a 5b……エンボス模様b 6……絵柄層

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明ないし半透明の熱可塑性樹脂フィルム
    による上層樹脂層と、着色されている熱可塑性樹脂フィ
    ルムによる下層樹脂層とが、前記上層樹脂層の裏面と下
    層樹脂層の表面とが対向するように積層されている化粧
    材シートにおいて、前記下層樹脂層の裏面に、上層樹脂
    層の裏面と下層樹脂層の表面との間の境界面に到達する
    ような凹凸のエンボス模様を有し、前記下層樹脂層の裏
    面の凹部に透明ないし半透明の耐熱圧性のある樹脂が埋
    め込まれていることを特徴とする化粧材シート。
  2. 【請求項2】請求項1記載の化粧材シートにおいて、前
    記上層樹脂層の表面に更に別の凹凸のエンボス模様が形
    成されていることを特徴とする化粧材シート。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の化粧材シートにおい
    て、前記下層樹脂層の裏面に裏打ち材が積層されている
    ことを特徴とする化粧材シート。
  4. 【請求項4】透明ないし半透明の熱可塑性樹脂フィルム
    による上層樹脂層と、着色されている熱可塑性樹脂フィ
    ルムによる下層樹脂層を、前記上層樹脂層の裏面と下層
    樹脂層の表面とが対向するように積層し、前記下層樹脂
    層の裏面に、上層樹脂層の裏面と下層樹脂層の表面との
    間の境界面に到達するように凹凸のエンボス模様を設
    け、前記下層樹脂層の裏面の凹部に透明ないし半透明の
    耐熱圧性のある樹脂を埋め込むことを特徴とする化粧材
    シートの製造方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の化粧材シートの製造方法に
    おいて、前記上層樹脂層の表面に更に別の凹凸のエンボ
    ス模様を設けることを特徴とする化粧材シートの製造方
    法。
  6. 【請求項6】請求項4記載の化粧材シートの製造方法に
    おいて、透明ないし半透明の耐熱圧性のある樹脂を埋め
    込んだ後、前記下層樹脂層の裏面に裏打ち材を積層する
    ことを特徴とする化粧材シートの製造方法。
  7. 【請求項7】請求項4記載の化粧材シートの製造方法に
    おいて、透明ないし半透明の耐熱圧性のある樹脂を埋め
    込んだ後、前記上層樹脂層の表面に更に別の凹凸のエン
    ボス模様を設けながら、前記下層樹脂層の裏面に裏打ち
    材を積層することを特徴とする化粧材シートの製造方
    法。
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