JPH01203421A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH01203421A
JPH01203421A JP63028267A JP2826788A JPH01203421A JP H01203421 A JPH01203421 A JP H01203421A JP 63028267 A JP63028267 A JP 63028267A JP 2826788 A JP2826788 A JP 2826788A JP H01203421 A JPH01203421 A JP H01203421A
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JP
Japan
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hydroxyl group
hydroxyl groups
hydrogenated
resin composition
liquid polyisoprene
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Pending
Application number
JP63028267A
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English (en)
Inventor
Kazunari Ishiura
一成 石浦
Hideo Takamatsu
秀雄 高松
Masao Ishii
正雄 石井
Naotake Kono
港野 尚武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は操作性に優れ、又その硬化物が優れた耐熱性、
耐候性、耐水性、接着性及びゴム弾性を有する、ポリウ
レタン用樹脂組成物に関する。
〔従来の技術〕
近年ポリウレタンは防水シート、シーリング材。
コーティング材、ポクティング材用塗に非常に幅広く使
用されている。特°に上記の用途においては、液状ポリ
マーを用いる硬化システムが、その操作性等から有利で
あり広く利用されている。かかるぼりウレタンの成分と
して、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオー
ル、ジエン系ポリオール等のポリオールが用いられてい
る。しかしながら、ポリエーテルポリオール及びポリエ
ステルポリオールにおいては耐水性、耐加水分解性、耐
湿性及び耐熱性が劣る等の欠点がある。
一方ジエン系ポリオールを用いたウレタン組成物はゴム
弾性が良好で、しかも低@特性に優れる特長を有してい
る。しかしながら分子鎖中に炭素−炭素二重結合を有す
るため、耐熱性及び耐候性に問題があった。かかる欠点
を改良するためのポリオール成分として分子鎖中の炭素
−炭素二重結合を水素添加した低分子量の両末端水酸基
含有水添液状ポリブタジェンが知られている。
しかし上記の両末端水酸基含有水添液状ポリブタジェン
は、常温で流動性を全くもたない固体である。そのため
有機ポリイソシアネートとの混合操作を80℃以上の高
温で行なう必要があシ、混合物のポットライフが非常に
短かい、操作性が悪い等の問題があった。
その改良策として、両末端水酸基含有液状ポリブタジェ
ンのビニル結合量を多くしたものの水添物を用い、結晶
化度を低下させる方法もあるが、ガラス転移点が上昇す
るために低温特性が低下し、上記の用途には適さない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はポリウレタンの成分として広く利用されている
ポリオールについての問題点、すなわちポリエーテルポ
リオール及びポリエステルポリオールについては特に耐
水性、耐加水分解性に劣ること、そしてジエン系ポリオ
ールについては耐熱性、耐候性に劣ること、さらにジエ
ン系ポリオールの水添物のひとつである両末端水酸基含
有水添液状ポリブタジェンについては常温での流動性を
全く持たないために操作性に劣ること等の問題点が解消
された優れた樹脂組成物を提供することを目的とする。
すなわち、操作性に優れ、又その硬化物が優れた耐熱性
、耐候性、耐水性、接着性及びゴム弾性を有する、ポリ
ウレタン用組成物を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば上記目的は、特定の水酸基含有液状ポリ
イソプレンの水添物と有機ポリイソシアネート化合物よ
シなる樹脂組成物によシ達成された。
すなわち本発明はビニル結合量が20%以下の水酸基含
有液状ポリイソグレンの主鎖の炭素−炭素2重結合の8
0%以上が水素化されたポリマーであって、数平均分子
量が700〜7,000で1分子あたりの平均水酸基数
が1.50以上であるポリマー(以下、水酸基含有水添
液状ポリイノグレンという)と有機ポリイソシアネート
化合物とを必須成分とする樹脂組成物に関する。
本発明の水酸基含有液状?リイノグレンのビニル結合量
は20%以下であることが必要である。
ビニル結合量が20%を越えると、有機ポリベインアネ
ートとの硬化物(ポリウレタン)の低温でのゴム弾性等
の力学的特性が低下する。好ましくはビニル結合量は1
0チ以下である。なお、1,4−シス、 1.4−)ラ
ンス、1,2−ビニル及び3,4−ビニルのミクロ構造
は H−NMRスペクトルよシ求めた。
水酸基含有液状ポリイソプレンの水添率は80チ以上で
あることが必要である。80%未満では有機ポリイソシ
アネートとの硬化物の、二重結合に起因する、熱あるい
は光による耐熱性、耐光性の劣化が問題となる。好まし
くは水添率は90チ以上である。
本発明の水酸基含有水添液状ポリイソプレンの数平均分
子量は700〜7,000であることが必要である。数
平均分子量が700未満の場合、有機Iリイソシアネー
トとの硬化物が良好なゴム弾性を有しない。また7、0
00’を越える場合には該水添ポリイソプレンが良好な
流動性を示さなくなる。該水添ポリイノプレンの数平均
分子量は好ましくは1.000〜s、oooである。
水酸基含有水添液状/ IJベインレンの水酸基数(=
1分子あたりの平均水酸基数)は1.50以上であるこ
とが必要である。水酸基数が1.50に満たない場合有
機ポリイソシアネートとの反応において充分な架橋が得
られずポリウレタンの力学的強度が劣る等の問題が生じ
る。水酸基数は実際的にはあまシ上げることが困難であ
るので1.50以上という表現で充分であると思われる
。しかしながら経験的考察を加味した場合水酸基の数が
多すぎると架橋密度が高くなルすぎ硬化物が良好なゴム
弾性を示さなくなる。従って好ましくは水酸基数は1.
8〜5.0である。
なお、この水酸基は分子鎖の末端、鎖中のいずれにあっ
てもよいが、両末端にあるものが好ましく用いられる。
次に本発明の水酸基含有液状ポリイソグレン及びその水
添物の製造法について述べる。本発明にいう水酸基含有
液状ポリイソグレンは公知であるか又は公知の手法によ
シ容易に製造することができる。例えばインプレンモノ
マーを過酸化水素、水酸基を有するアゾ化合物(例えば
2,2′−アゾビス〔2−メチル−N−(2−ヒドロ午
ジエチル)−グロピオンアミド等〕又は水酸基を有する
パーオキシド(例えばシクロヘキサノンパーオキサイド
等)全重合開始剤としてラジカル重合することによシ水
酸基含有液状ポリイソプレンが得られる。
重合開始剤の使用量はインプレンモノマー100Iに対
して例えばH2O21,2〜12II、2.2’ −7
ソビスー〔2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)
−グロピオンアミド)9.2〜92g、シクロヘキサノ
ンパーオキサイド7.6〜76gが適当である。重合は
無済媒で行なうことも可能であるが、反応の制御の容易
さ等のため溶媒を用いるのが好ましい。溶媒としてはエ
タノール、イソプロノ臂ノール等が通常用いられる。反
応温度は100〜150℃1反応時間は5〜15時間が
適当である。
又、ナフタレンジリチウム等の触媒を用いてインプレン
モノマーをアニオン重合させてイソプレンリビングポリ
マーを製造し、さらにモノエポキシ化合物等を反応させ
ることによっても水酸基金ぜ 有膨喋すイソデレンを得ることができる。重合は無溶媒
で行なうことも可能であるがラジカル重合の場合と同様
の観点から溶媒を用いるのが好ましい。溶媒としてはへ
Φサン、シクロヘキサン等の飽和炭化水素が用いられる
。反応温度は50〜100℃、反応時間は1〜10時間
が適当である。
次に本発明で使用する水酸基含有水添液状ポリイソプレ
ンも公知であるか又は均一系触媒、不均一系触媒等を用
いる公知の手法によシ、上記のごとく製造した水酸基含
有液状?リインプレンを水素化することにより得ること
ができる。
均一系触媒を用いる場合、ヘキサン、シクロヘキサン等
の飽和炭化水素やベンゼン、トルエン。
キシレン等の芳香族炭化水素等を溶媒とし、常温〜15
0°Cの反応温度で常圧〜50kg/cIn2の水素圧
下で水素添加反応が行なわれる。均一系触媒としては遷
移金属ハライドとアルミニウム、アルカリ土類金属もし
くはアルカリ金属などのアルキル化物との組合せによる
チーグラー触媒等をポリマーの2重結合あた5 0.0
1〜0.1mo1%程度使用する。反応は通常1〜24
時間で終了する。
不均一系触媒を用いる場合、ヘキサン、シクロヘキサン
等の飽和炭化水素やベンゼン、トルエン。
キシレン等の芳香族炭化水素、ジエチルエーテル。
THF 、ジオキサン等のエーテル類、エタノール。
イングロパノール等のアルコール類等あるいはこれらの
混合系を溶媒とし、常温〜200℃の反応温度で常圧〜
100kgArIL2の水素圧下で水素添加反応が行な
われる。不均一系触媒としてはニッケル、コバルト、パ
ラジウムr 白金+ロジウム、ルテニウム等の触媒を単
独であるいはシリカ、クイソウ土、アルミナ、活性炭等
の担体に担持して用い、使用量はIリマー重量に対し0
.5〜10 wtチが適当である。反応は通常1〜48
時間で終了する。
次に本発明の樹脂組成物のもう一方の必須成分である有
機ポリイノシアネートについては特に制限はないが、た
とえばトリレンジイソシアネート。
フェニレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート
等の分子内に2個以上のイソシアネート基を有するイソ
シアネート化合物が用いられる。これらの使用にあたっ
ては単独あるいは2種以上のイソシアネート混合系も可
能である。
本発明の樹脂組成物中の両成分の混合比は該組成物の硬
化物の物性面に着目すれば、水酸基含有水添液状ポリイ
ソプレン中の水酸基当量に対する有機ポリイソシアネー
ト化合物中のイソシアネート基当量の反応当量比、すな
わちNC010Hとして0、5〜2.0であることが必
要である。反応当量比が0.5未満の場合に得られる?
リウレタンは充分な力学的強度を有さす、また水酸基含
有水添液状?リインプレンのブリードも起こシ好ましく
ない。
また反応当量比が2.0を越える場合はポリウレタンの
製造時にダル化が著しく、成型物が得られない場合があ
シ、又成型物が得られてもゴム弾性が不充分であるため
好ましくない。NCO/QHは好ましくは0.8〜1.
2の範囲である。
しかしながら、上記NC010H範囲は最終的硬化物製
造の際の必要条件とはなるが、本発明の、硬化前の組成
物にあっては必ずしもその範囲に拘束されることはない
。例えばワンショット法でポリウレタンを製造する場合
には本発明樹脂組成物は上記NC010H範囲に拘束さ
れるが、プレポリマー法で製造する場合にはプレポリマ
ー生成前の本発明樹脂組成物は上記NGO10H範囲に
拘束されない。
後者の場合のNC010H比は例えば後述するごとく2
.0〜10.0とすることができる。
本発明の樹脂組成物は水酸基含有水添液状ポリイソプレ
ンと有機ポリイソシアネート化合物とを主成分とするが
短鎖のポリアルコールを併用してもよい。またポリエス
テル?リオール、ポリエーテルIリオール、他のジエン
系ポリオール、あるいは他のジエン系ポリオールの水添
物または、ジアミン、ポリアミン、その他の添加剤を本
発明の主旨をそこなわない程度に添加することも可能で
ある。
上記の「その他の添加剤」としてはジプチル錫シラクレ
ートなどの架橋助剤、カーがンブラック。
シリカ、クレーなどの補強剤、炭酸カルシウムなどの充
てん剤、 BIT等の老化防止剤、顔料、パラフィン系
プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル等の可塑剤
等をあげることができる。
上記各種添加物、添加剤の添加理由1例示、用量を次表
に掲げる。
量 短鎖ポリオールカ学強度改良  IA−ブタンジオール
 5〜20部の親水性改良 ポリアミン  力学強度改良  テトラメチルグアニジ
 5〜10部ン (TMG) 「その他の添加物」の水酸基含有水添液状ポリイソグレ
ン100部に対する用量 架橋助剤  0.1〜5.0 補強剤   50〜600 充てん剤  50〜600 老化防止剤 0.1〜5.0 顔料 o、i〜50 可塑剤   100〜400 本発明の組成物を用いるプリウレタンはワンショット法
、プレポリマー法のいずれによってもよい。ワンシ冒y
)法では水酸基含有水添液状ポリイソプレン、有機ポリ
イソシアネート化合物及び必要に応じ上記種々の添加物
を同時に配合する。
反応温度は常温から200℃、好ましくは80〜150
℃の範囲で反応時間は通常0.5〜20時間である。プ
レポリマー法では反応当量比、すなわちNC010Hが
2.0〜10.0の範囲で両者を混合し。
さらにその他の添加剤の存在下あるいは非存在下で反応
させプレポリマーを製造する。プレポリマー製造の反応
温度はワンショット法と同様であシ、反応時間は通常0
.5〜5.0時間である。このプレポリマーからポリウ
レタンを製造する際に残〕の水酸基含有水添液状ポリイ
ソグレンを配合する。
このときの反応温度、反応時間はワンショット法と同様
でよい。
ワンショット法による場合、水酸基含有水添液状ポリイ
ソグレンが常温で液状であるため操作性に優れる。また
プレポリマー法による場合水酸基含有水添液状ポリイソ
グレンと有機ポリイソシアネート化合物の反応当量比を
変えることによシ、プレポリマーの粘度を任意に調整す
ることができるため操作性に優れている。
本発明樹脂組成物の硬化体は耐熱性、耐候性。
接着性、良好なゴム弾性を有し、自動車材料、防水シー
ト、電気材料等に用いることができその工業的価値は極
めて犬である。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて、本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれらの例によって限定されるものではない。
用いた水酸基含有液状ポリイソプレンジムあるいはその
水添物の数平均分子量は蒸気圧浸透圧計(Vapour
 Pressure Osmomster )で測定し
た値な用いた。また水酸基濃度はJISKOO70に従
いアセチル化法を用いて測定した。従って1分子あたり
の平均水酸基数つまシ水酸基数は次式であられされる。
水酸基数=水酸基濃度(meq/g) X数平均分子量
71,000さらに水添率は水添前後のヨウ素価より算
出した。算出式を次に示す。
また実施例、比較例において「反応当量比」とは水酸基
含有水添液状テリイソプレン中の水酸基当量に対する有
機ポリイソシアネート化合物中のイソシアネート基当量
の比、つまfi NeoloHの値をいう。
以下余白 実施例1 イソプレンモノマーを過酸化水素を開始剤として、イソ
プロピルアルコールを溶媒として用い、ラジカル重合を
130℃、6時間おこなうことによシ得られたビニル結
合量7.2%の水酸基含有液状ポリイソプレンを、ジル
コニウムを助触媒としたけいそう土担体ニッケル触媒(
日量ガードラー触媒■社製G−69)を、THFを溶媒
として170〜180℃で24時間水素圧20気圧で水
素添加する事によ多数平均分子量3,000.水酸基濃
度0.73m5q/I1.水酸基数2.19.水添率9
8%の水酸基含有液状ポリイソプレンの水添物を得た。
この水添物100,9.及びミリオネー) MTL (
カルデジイミド変性MDI日本ポリφレすン工業社製。
イソシアナート基濃度6.8 meq / Ii ) 
11.811(反応当量比=1.10)に架橋助剤とし
てジプチル錫ジラウレート0.1.9を添加し1温で混
合、脱泡後150℃に昇温しておいたプレス上に注入し
、150℃で3分間反応させ厚さ2瓢の架橋物を得た。
得られた架橋物の力学的強度を測定した結果を第1表に
示す。
また、耐熱性、耐水性、及び接着性の試験を行なった結
果を第2表から第4表に示す。耐熱性の評価として15
0℃空気中での架橋物の重量、硬度1体積固有抵抗、引
張強さ、伸びの経時変化の結果を示す、又耐水性評価と
して10日間沸水浸漬テスト前後の硬度変化及び吸水率
の結果を示す。
さらに金属との接着性も検討した。
第1表から成型物は良好なゴム弾性を示し、充分な力学
的強度も示すことがわかる。第2表、第3表よシ耐熱性
、耐水性ともに優れていることがわかる。さらに第4表
によシ成型物は良好な接着性も備えモいることがわかる
第  1  表 引張強さゆ/lyn”        15引裂強さゆ
/cW18 100%引張応力kg/備28 伸  び  %             200硬度
JIS A    40 測定条件 インストロン引張試験機 初期長2cm引張
速度5■/In i n 第  2  表 耐熱性(150℃空気中) 第  3  表 耐水性(10日間沸水浸漬テスト) 基  材     90度はく〕強度 ステンレス(SUS−304)      5.4ゆ/
α実施例2 イソプレンモノマーを過酸化水素を開始剤としてイソプ
ロピルアルコールを溶媒として用い、ラジカル重合を1
40℃、5時間おこなうことによシ得られたビニル結合
量9.2%の水酸基含有液状−リイソプレンを実施例1
と同様にして水素添加する事によシ得た数平均分子量1
,900.水酸基濃度1.1 meq / I #水酸
基数2.10.水添率96%の水酸基含有液状ポリイソ
プレンの水添物100g、ミリオネー) MTL (日
本ポリウレタン工業社興、イソシアネート基濃度6.8
 meq / I ) 17.8Ii(反応当量比=1
.10)を用いる以外は実施例1と同様にして成型物を
製造した。ウェブメーターによる促進暴露試験の結果を
第5表に示す。また第6表に低温での硬度変化を示す。
以下全白 第  5  表 耐候性試験 ウェブメーターによる促進暴露試験第  
6  表 低温での硬度変化 温度(℃)   硬度JISA 第5表によシ成型物は耐候性に優れ、第6表によシ低温
でのゴム弾性にも優れたものであることがわかる。
実施例3 イソグレンモノマーの重合温度を100℃1反応時間を
10時間おこなりたこと以外は、実施例1と同様にして
得られたビニル結合量7.4%の水酸基含有液状ポリイ
ソプレンを実施例1と同様にして水素添加する事によシ
得た数平均分子量4.300.水酸基濃度0.51 m
eq / I 、水酸基数2.20.水添率98%の水
酸基含有液状ポリイソプレンの水添物10011及びト
リレン−2,4−ジイソシアネート(和光紬薬工業社製
イソシアネート基濃度11.5 meq / I ) 
5.31 (反応当量比1.20)に1.4ブタンジオ
ール10Iを添加する以外は実施例1と同様にして成型
物を作成した。
第7表に力学的性質を示す。
第  7  表 引張強さkli/cm”        17引裂強さ
ゆ/l:m        11100%引張応力kg
/帰28 伸  び  %            190硬度J
ISA    45 第7表よシ、得られ九成型物は良好なゴム弾性を示し、
すぐれた力学的強度を有することがわかる。
以下に比較例を示すが各比較例ごとの比較の対象を以下
に示す。
比較例    比 較 の 対 象 1   水酸基含有水添液状ブタジェン2   低分子
量水添液状ポリイソプレン3   高分子量     
I 4    高ビニル結合量   I 5   低水酸基数    1 6   低水添率     1 7    NC010Hが小さいポリウレタン8   
 NC010Hが大きい  I比較例1 水酸基含有水添液状ポリブタジェン(数平均分子量2,
800.水酸基濃度0.89 rneq/ J’ *水
添率99%、水酸基数2.5)50ON及びミリオネー
) MTL (日本ウレタン工業社製、イソシアネート
基濃度6.8 m@q / i ) 72.01 (反
応当量比=1.10)に架橋助剤としてジプチル錫ジラ
ウレート0.1.Fを加えた。水添ポリブタジェンは室
温でワックス状の固体であるため90℃で融解させ混合
したところ、ただちにグル状物となシ成型物の作成は不
能であっ九。そのため後の物性を測定し得なかりた。従
りて混合時の操作性に問題がある。
比較例2 開始剤の過酸化水素を多量に用いる以外は実施例1と同
様に重合して得たビニル結合量9.2%の水酸基含有液
状ポリイソプレンを実施例1と同様にして水素添加する
事によシ得た数平均分子量500 、水酸基濃度4.3
 meq / 77 、水酸基数2.2゜水添率98%
の水酸基含有液状ポリイソプレンの水添物1001 ミ
リオネー) MTL (日本ポリウレタン工業社製、イ
ソシアネート基濃度、6.8meq / I ) 50
.11 (反応当量比1.10 )を用いる以外は実施
例工と同様にして成型物を作成した。
成型物の力学的性質を第8表に示す。第1表と第8表か
らあきらかなように、本比較例2で得られた成型物はコ
°ム弾性に劣ることがわかる。
双下奈白 第  8  表 引張強さゆ/α2      21 引裂強さkliT/c!IK15 100%引張応力kg/cm”     13伸  び
  %            121硬度JIS A
    62 比較例3 開始剤の過酸化水素を減らし、重合温度を100℃にす
る以外は実施例1と同様に重合して得たビニル結合量7
.4%の水酸基含有液状ポリイソプレンを実施例1と同
様にして水素添加する事によシ得た数平均分子量12,
000.水酸基濃度0.18m5q / I s水酸基
数2.2.水添率97%の水酸基含有液状ポリイソプレ
ンの水添物100.9、ミIJオネー) MTL (日
本Iリフレタン工業社展、イソシアネート基濃度6.8
 meq/ i ) 2.91 (反応当量比1.10
)に架橋助剤としてジプチル錫ジラウレート0.111
を加えた。水添ポリイソプレンは80℃に加温すると流
動性を示したので、80℃で混合したところただちにグ
ル状物とカり成型物の作成は不能でありた。そのため後
の物性を測定し得なかった。従って混合時の操作性に問
題がある。
比較例4 THF溶媒中でナフタレンとナトリウムよシ得られるナ
フタレンジナトリウム触媒を開始剤として。
イソプレンモノマーを50℃で6時間アニオン重合し、
その後エチレンオキサイドを付加して得られたビニル結
合量62%の水酸基含有液状ポリイソグレンを実施例1
と同様にして水素添加する事によシ得た数平均分子量2
,500.水酸基濃度0.78m@q / I +水酸
基数1.95.水添率99%の水酸基含有液状Iリイソ
プレンの水添物100.SリオネートMTL (日本ポ
リウレタン工業社製、イソシアネート基濃度6.8 m
eq / I ) 12.611 (反応当量比1.1
0)を用いた以外は実施例1と同様にして成型物を作成
した。第10表に成型物の力学的性質を、第11表に低
温での硬度変化を示す。
以下奈白 第10表 引張強度kg/crn!       20引裂強度k
ll/cm9 100%引張応力kli/cm”     8伸  び
  %          140硬度JIS A  
  49 第11表 低温での硬度変化 温度(℃)    硬度(JIS A)z5     
49 第1表と第10表との比較からあきらかなように、ビニ
ル結合量が62%の水酸基含有水添液状ポリイソプレン
を用いて作成した成型物は、実施例1の成型物よシもゴ
ム弾性が劣る。また第6表と第11表とからあきらかな
ように、比較例4の成型物は低温での硬度上昇が著しく
、低温でのゴム弾性が劣る。
比較例5 ブチルメルカプタンを触媒量添加する以外は。
実施例1と同様にして得られた、ビニル結合量6.2%
の水酸基含有液状?リイソプレンを実施例1と同様にし
て、水素添加する事によシ得られた数平均分子量1,8
00.水酸基濃度0.72 meq/I 。
水酸基数1.30.水添率96%の水酸基含有液状ポリ
イソプレンの水添物100g及びミリオネー) MTL
 (日本ウレタン工業社製、イソシアネート基濃度6.
8 ms+q / I ) 11.61 (反応当量比
1.10)を使用する以外は実施例1と同様にして成型
物を作成した。第12表に、成型物の力学的性質を示す
第12表 引張強度に9/cm”        9引裂強度kl
i/cm6 100%引張応力klil/cm”8 伸  び  %           105硬度 J
IS A    21 第1表と第12表の比較から明らかなように水酸基数の
低い水酸基含有水添液状?リイソプレンとイソシアネー
ト化合物とを反応させて得られるポリウレタン成型物の
力学的強度は実施例1の成型物に比べて劣る。
比較例6 実施例1と同様に重合して得られた。ビニル結合量6.
4%の水酸基含有液状ポリイソプレンを、5時間反応さ
せる以外は実施例1と同様にして水素添加して得られた
数平均分子量2,700.水酸基濃度0.81 meq
 / i 、水酸基数2.19.水添率61%の水酸基
含有液状ポリイソプレンの水添物100g及びミリオネ
ー) MTL (日本ポリウレタン工業社製、イソシア
ネート基濃度6.8 m@q / g)13、III(
反応当量比1.1)を用いる以外は実施例1と同様に実
施して成型物を作成した。
第13表には力学的性質の測定結果を、第14表には1
50℃空気中における重量、硬度、引張強さ、伸びの経
時変化を、第15表にはウェザ−メーターによる促進暴
露試験の結果を示す。
第13表 引張強度に5i1/副2     13引裂強度に9/
cm        7.2100%引張応力ゆ/6R
”     5伸   び %          2
30硬   度 JIS A         43第
14表 耐熱性 (150℃、空気中) 第15表 耐候性試験(ウニデーメーターによる促進暴露試験)照
射時間  硬さ囚  引張強さklil/cm”   
伸び%第2表と第14表を比較して明らかなように、水
添率が61%の水酸基含有水添液状ポリイソプレンを用
いて作成した成型物は実施例1で用いた成型物に比べて
耐熱性に劣る。
また第5表、第15表との比較から明らか表ように比較
例6の成型物は実施例2の成型物に比べて耐候性に劣る
比較例7 有機ポリイソシアネート化合物としてミリオネ−トMT
L (日本ポリウレタン工業社製、イソシアネート基濃
度6.8 meq / 11 ) 4.311 (反応
当量比0゜40)を用いる以外は実施例1と同様にして
成型物を得たが、粘着性を有していた。その力学的性質
を第16表に示す。第1表と第16表とから明らかなよ
うに比較例7の成型物は力学的強度で劣シ、コ°ム弾性
でも劣る。
以下不合 第16表 引張強度kll/cm21.3 引裂強度ゆ/訓      0.3 50%引張応力ゆ10n”    0.2伸  び  
%           90硬度JIS A   1
2 比較例8 有機ポリイソシアネート化合物としてミリオネ−) M
TL (日本ポリウレタン工業社製、イソシアネート基
濃度6.8 m@q / I ) 37.81 (反応
当量比3.5)を用いる以外は実施例1と同様にして成
型物を得た。その力学的性質を第17表に示す。
第1表と第17表との比較から明らかなように比較例8
の成型物はゴム弾性が著しく劣っている。
第17表 引張強度kg/口27 引裂強度に9/cW14 50%引張応力k19/α26 伸  び  %            55硬度 J
IS A    59 〔発明の効果〕 本発明の樹脂組成物は操作性に優れ、又その硬化物は耐
熱性、耐候性、接着性及びゴム弾性に優れる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ビニル結合量が20%以下の水酸基含有液状ポリ
    イソプレンの主鎖の炭素−炭素2重結合の80%以上が
    水素化されたポリマーであって、数平均分子量が700
    〜7,000で1分子あたりの平均水酸基数が1.50
    以上であるポリマー(以下、水酸基含有水添液状ポリイ
    ソプレンという)と有機ポリイソシアネート化合物とを
    必須成分とする樹脂組成物。
  2. (2)水酸基含有水添液状ポリイソプレンの水酸基数と
    有機ポリイソシアネート化合物中のイソシアネート基数
    との比(NCO/OH)が0.5〜2.0である請求項
    1記載の樹脂組成物。
  3. (3)水酸基含有水添液状ポリイソプレンの水酸基数と
    有機ポリイソシアネート化合物中のイソシアネート基数
    との比(NCO/OH)が2.0〜10.0である請求
    項1記載の樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7598336B2 (en) 2003-12-12 2009-10-06 Nihon Gosei Kako Co., Ltd. Two-part curing high-durable polyurethane elastomer composition
JP2010132753A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Three Bond Co Ltd 硬化性樹脂組成物

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357626A (ja) * 1986-08-29 1988-03-12 Idemitsu Petrochem Co Ltd 液状重合体組成物

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