JP2647433B2 - 新規液状重合体及び組成物 - Google Patents

新規液状重合体及び組成物

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polyisoprene
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秀雄 高松
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正雄 石井
尚武 港野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は操作性に優れ、又その硬化物が優れた耐熱
性,耐候性,耐水性,接着性及びゴム弾性を有する新規
な液状重合体及びそれを含有する組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、ポリエステル,ポリエーテル系ポリオールより
なるポリウレタンがシーリング材,コーティング材、あ
るいはポッティング材等の用途に巾広く使用されてい
る。しかし従来のポリエステル,ポリエーテル系のポリ
オールはその分子鎖中に存在するエステル,エーテル結
合により耐水性,耐湿熱性は必ずしも十分ではなかっ
た。また近年ポリブタジエン系ポリオールが用いられる
ようになってきたが、このものは耐水性,耐湿熱性は改
善されるものの主鎖中の炭素−炭素2重結合のために耐
熱性,耐候性は劣っている。この耐熱性,耐候性を改善
する目的でその炭素−炭素2重結合を水添する方法がと
られているが、ポリブタジエンの場合水添することによ
り主鎖がCH2−CH2というポリエチレンの構造とな
り、結晶性を示すため、常温では固体状となり、ウレタ
ン原料として使用する際、イソシアネート化合物、充填
剤等の配合剤との混合、さらに成型等を行なう際その操
作性は著しく悪いものとなる。
さらに近年、 の構造を有する液状ポリイソプレンの水添物をウレタン
原料として用いる試みもなされているが、本発明者らの
検討の結果、十分な強度的性質,接着性が得られないこ
とがわかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、耐水性,耐湿性と同時に耐熱性,耐候性に
優れかつ、十分な強度的性質,接着性を有するポリウレ
タンを与え、なおかつポリウレタンを得る際の混合,成
型等の操作性も優れるポリウレタン用の原料を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、上記目的は、特定の水酸基含有液状
水添ポリイソプレンまたはそれを含有する組成物により
達成される。
すなわち本発明は1,2または3,4結合を5乃至20mol%
含有し、数平均分子量が700〜7,000であり、1分子当り
1.5〜4.0個の水酸基を有する液状ポリイソプレンの不飽
和結合の50%以上を水添することにより得られる水酸基
含有水添液状ポリイソプレンに関するものであり、さら
にまた、1,2または3,4結合を5乃至20mol%含有し、数
平均分子量が700〜7,000であり1分子当り1.5〜4.0個の
水酸基を有する液状ポリイソプレンの不飽和結合の50%
以上を水添することにより得られる水酸基含有水添液状
ポリイソプレン、およびポリイソシアネート化合物を含
有する組成物に関するものである。
本発明において使用される水酸基含有液状ポリイソプ
レンのビニル結合量(1,2または3,4結合量)は5乃至20
mol%の範囲であることが必要である。ビニル結合量が5
mol%より少ない場合最終的に得られるポリウレタンの
強伸度が低くまた金属ガラス等に対する接着力が十分で
はないという問題を生ずる。また、20mol%を超えると
ポリウレタンの低温でのゴム弾性等の力学的特性が低下
する。好ましくはビニル結合量は7〜15mol%である。
なお、1,4−シス,1,4−トランス,1,2−ビニル及び3,4−
ビニルのミクロ構造は1H−NMRスペクトルより求められ
る値によるものである。
また水酸基含有液状ポリイソプレンの数平均分子量は
700〜7,000であることが必要である。数平均分子量が70
0未満の場合、ポリイソシアネート化合物との硬化物が
良好なゴム弾性を有しない。また7,000を越える場合に
は該ポリイソプレンが良好な流動性を示さなくなる。ま
たこれを水添して得られる水添ポリイソプレンも流動性
を示さない。該ポリイソプレンの数平均分子量は好まし
くは1,000〜5,000である。
水酸基含有液状ポリイソプレンの水酸基数(=1分子
あたりの平均水酸基数)は1.50〜4.0であることが必要
である。水酸基数が1.50に満たない場合ポリイソシアネ
ート化合物との反応において充分な架橋が得られずポリ
ウレタンの力学的強度が劣る等の問題が生じる。水酸基
の数が4.0を超えると架橋密度が高くなりすぎ硬化物が
良好なゴム弾性を示さなくなる。従って水酸基数は上記
範囲であることを要し、好ましくは1.8〜3.0である。
なおこの水酸基は分子鎖の末端、鎖中のいずれにあっ
てもよいが、両末端にあるものが好ましく用いられる。
次に本発明の水酸基含有液状ポリイソプレン及びその
水添物の製造法について述べる。本発明にいう水酸基含
有液状ポリイソプレンは公知であるか又は公知の手法に
より容易に製造することができる。例えばイソプレンモ
ノマーを過酸化水素、水酸基を有するアゾ化合物(例え
2,2′−アゾビス〔2−メチル−N−(2−ヒドロキシ
エチル)−プロピオンアミド〕等)又は水酸基を有する
パーオキシド(例えばシクロヘキサノンパーオキサイド
等)を重合開始剤としてラジカル重合することにより水
酸基含有液状ポリイソプレンが得られる。重合開始剤の
使用量はイソプレンモノマー100gに対して例えばH2O21.
2〜12g、2,2′−アゾビス−〔2−メチル−N−(2−
ヒドロキシエチル)−プロピオンアミド〕9.2〜92g、シ
クロヘキサノンパーオキサイド7.6〜76gが適当である。
重合は無溶媒で行なうことも可能であるが、反応の制御
の容易さ等のため溶媒を用いるのが好ましい。溶媒とし
てはエタノール,イソプロパノール等が通常用いられ
る。反応温度は100〜150℃,反応時間は5〜15時間が適
当である。
又、ナフタレンジリチウム等の触媒を用いてイソプレ
ンモノマーをアニオン重合させてイソプレンリビングポ
リマーを製造し、さらにモノエポキシ化合物等を反応さ
せることによっても水酸基含有液状ポリイソプレンを得
ることができる。重合は無溶媒で行なうことも可能であ
るがラジカル重合の場合と同様の観点から溶媒を用いる
のが好ましい。溶媒としてはヘキサン,シクロヘキサン
等の飽和炭化水素が用いられる。反応温度は50〜100
℃、反応時間は1〜10時間が適当である。また、場合に
よっては液状ポリイソプレンの側鎖に付加反応により水
酸基を導入したものも用い得る(例えば特開昭57−1600
3)。
本発明においては上記のポリイソプレンは水添して用
いられる。このとき該ポリイソプレン中の炭素−炭素2
重結合の50%以上を水添する。50%未満ではポリイソシ
アネート化合物との硬化物の二重結合に起因する、熱あ
るいは光による耐熱性,耐光性の劣化が問題となる。好
ましくは水添率は80%以上さらに好ましくは90%以上で
ある。
かかる発明で使用する水酸基含有水添液状ポリイソプ
レンは均一系触媒、不均一系触媒等を用いる公知の手法
により、上記のごとく製造した水酸基含有液状ポリイソ
プレンを水素化することにより得ることができる。
均一系触媒を用いる場合、ヘキサン、シクロヘキサン
等の飽和炭化水素やベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素等を溶媒とし、常温〜150℃の反応温度
で常圧〜50kg/cm2の水素圧下で水素添加反応が行なわれ
る。均一系触媒としては遷移金属ハライドとアルミニウ
ム、アルカリ土類金属もしくはアルカリ金属などのアル
キル化物との組合せによるチーグラー触媒等をポリマー
の2重結合あたり0.01〜0.1mol%程度使用する。反応は
通常1〜24時間で終了する。
不均一系触媒を用いる場合、ヘキサン、シクロヘキサ
ン等の飽和炭化水素やベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素、ジエチルエーテル、THF、ジオキサ
ン等のエーテル類、エタノール、イソプロパノール、等
のアルコール類等あるいはこれらの混合系を溶媒とし、
常温〜200℃の反応温度で常圧〜100kg/cm2の水素圧下で
水素添加反応が行なわれる。
不均一系触媒としてはニッケル,コバルト,パラジウ
ム,白金,ロジウム,ルテニウム等の触媒を単独で、あ
るいはシリカ,ケイソウ土,アルミナ,活性炭等の担体
に担持して用い、使用量はポリマー重量に対し0.5〜10w
t%が適当である。反応は通常1〜48時間で終了する。
本発明の組成物は上記のようにして得られる水酸基含
有水添液状ポリイソプレンとポリイソシアネート化合物
とを含有する。両者の含有割合はポリイソプレン中の水
酸基に対するイソシアネート基の比すなわちNCO/OHとし
て2〜5の範囲である。この比が2より小さい場合には
すべての水酸基とイソシアナート基を反応させることが
できず、5を超える場合には付加反応時にゲル化等がお
こる恐れがあり好ましくない。
ここでポリイソシアネート化合物は特に制限されず、
1分子中に2個以上のイソシアネート基を含有するイソ
シアネート化合物が用いられる。例えばトリレンジイソ
シアネート、フエニレンジイソシアネート、ジフェニル
メタンジイソシアネート、変性ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート
等が挙げられる。
上記水酸基含有水添液状ポリイソプレンとポリイソシ
アネート化合物とは反応してイソシアネート基含有水添
液状ポリイソプレンを生成するが、反応条件としてはウ
レタンプレポリマー製造の場合に通常用いられる条件を
とり得る。
即ち、反応温度は室温ないし200℃の範囲から、また
反応時間は0.1時間ないし50時間の範囲から選ばれる。
このときスズ,鉛質の化合物を触媒として用いることが
できる。反応後未反応のイソシアネート化合物が存在す
る場合には場合によっては、減圧にする。溶媒により抽
出する等の方法によりこれを除去して次の工程へ用いる
ことも可能である。
このようにして分子中にイソシアナート基が付加した
水添ポリイソプレンが得られるが、このものは通常1分
子中にイソシアナート基を1.5個以上含む。またこのも
のはOH基と反応していないイソシアナート化合物を含ん
でいても良い。生成物中のNCOの量としてはNCO含有水添
ポリイソプレン中に10重量%以下であるのが好ましい。
上記のごとくして得られるイソシアナート基含有水添
液状ポリイソプレン重合体は従来のポリウレタンの製造
において用いられていた手法により硬化させ用いられ
る。硬化させるために、水、ポリオール化合物、ポリア
ミン化合物が用いられる。ポリオール化合物の例として
は1,4−ブタンジオールエチレングリコール,プロピレ
ングリコール,ペンタンジオール等が、またポリアミン
化合物としては、トリエチレンジアミン,テトラエチレ
ンジアミン,ヘキサメチレンジアミン等が挙げられる。
硬化させる場合これらの化合物は、ポリイソプレン中
のNCO基と水酸基またはアミノ基のモル比(NCO/OHまた
はNH2)が0.5〜2程度の間にあるのが得られる硬化物の
物性からは好ましい。この場合必要に応じ、イソシアナ
ート化合物を追加添加することも可能である。
硬化に際しては他に通常のポリウレタンを作成する際
に使用される種々の配合剤を添加し用いることができ
る。その例としてカーボンブラック,シリカ,炭酸カル
シウム等の補強剤,充填剤,フェノール系またはアミン
系を老化防止剤,粘着性,接着性改良のためのロジン系
樹脂、テルペン系樹脂,石油系樹脂等の粘着付与樹脂,
ナフテン系,パラフィン系,アロマ系のプロセスオイル
を代表例とする軟化剤,フタル酸ジオクチル,フタル酸
ジブチル,フタル酸ジアリル等の可塑剤等があげられ
る。これらの使用量については本発明の目的,効果を損
わない限り制限はなく、目的に応じ適宜決定されるもの
であるが、水酸基含有水添液状ポリイソプレン100重量
部に対し通常補強剤・充填剤は0〜500重量部、老化防
止剤は0〜10重量部、粘着付与樹脂は0〜250重量部、
軟化剤を0〜300重量部,可塑剤を0〜300重量部使用す
るのが適当である。
硬化させる条件としては、反応温度が常温〜250℃、
反応時間0.1〜50時間の範囲で行なわれる。
硬化物(ポリウレタン)は耐水性,耐湿熱性に優れ、
耐熱性,耐候性も良く、またさらに十分な強度的性質,
接着性を有しておりシーリング材,コーティング材,ポ
ッティング材として好適に用いうる。
実施例1および比較例1,2 ヘキサンにm−ジビニルベンゼン55mmolを溶解し、こ
れを−10℃に冷却し、n−BuLi120mmolを滴下してm−
ジ−リチオヘキシルベンゼンを生成させ、これにイソプ
レンモノマー2.2molを添加し40℃で重合させた。ついで
反応系にエチレンオキサイド4molを添加し得られた生成
物を大量のメタノールに注ぎ沈澱物として両末端に水酸
基を有する液状ポリイソプレン(I)を得た。得られた
ポリイソプレンの分子量は3,200,3,4結合量が11%,1分
子中の水酸基の数は1.93個というものであった。
これと同様に重合時にジエチルエーテルを5mol添加し
重合を行ない分子量が3,800,3,4結合量が29%1分子中
の水酸基の数が1.89個の液状ポリイソプレン(II)を得
た。
さらに、天然ゴムをヘキサンに溶解しアセトンにより
再沈する方法により精製した後クロロホルムに溶解した
後オゾンを吹き込みオゾン分解し、さらに水素化リチウ
ムアルミニウムで還元した。得られた反応生成物をメタ
ノールで洗浄後ヘキサン−メタノールにより分別沈澱す
ることにより分子量が4,100で1分子中に2.0個の水酸基
を有する液状ポリイソプレン(III)を得た。この液状
ポリイソプレンのミクロ構造はシス−1,4結合が100%の
ものであった。
得られた液状ポリイソプレンをジオキサンに溶解後そ
れぞれRu−C(Ru5%)を触媒として、水素圧30kg/cm2
で水添反応を行なった。反応後過することにより触媒
を分離し、さらに真空乾燥することにより水添液状ポリ
イソプレン(I),(II),(III)を得た。
この水添液状ポリイソプレン各々100重量部にTDI15重
量部を加え60℃で3時間反応させた後、80℃で0.1mmHg
に減圧し未反応のTDIを留去することにより、分子中に
イソシアナート基を含有する液状水添ポリイソプレンを
得た。NCO含有量はそれぞれ2.48%,2.05%,2.01%であ
った。それぞれの水添ポリイソプレンの水添率はヨウ素
価測定の結果95,96,95%であった。
上記で得られた各イソシアナート基含有水添液状ポリ
イソプレンを用い、表1に示す配合処法により硬化物を
作成しその物性を評価した。
強伸度はJIS−K6301に準じて測定した。また、接着力
は脱脂した鋼板に5mm厚に塗布し硬化させた後90゜ハク
リ応力を測定することにより評価した。
測定結果を表1に示す。
比較例3および4 m−ジビニルベンゼン,n−BuLiの使用量を変える他
は、実施例1と同様にして両末端に水酸基を含有するポ
リイソプレン(IV),(V)を得た。
得られた液状ポリイソプレンを実施例1の方法により
水添し水添液状ポリイソプレンを得た。得られた水添液
状ポリイソプレンとTDIとを反応させることにより分子
中にイソシアナートを含有する水添液状ポリイソプレン
を得た。
各々の反応条件、生成物の分析結果を表2に示す。
また得られた水添液状ポリイソプレンを用い表3に示
す配合処法により硬化物を作成しその物性を評価した。
表3に示した結果のとうり分子量の低い比較例3の水添
液状ポリイソプレンを用いた配合物では伸びが著しく低
下し十分なゴム弾性を示さずまた逆に分子量の高い比較
例4の水添液状ポリイソプレンを用いた配合物では強度
が著しく低く物性的には低いものとなっており実施例1
の水添液状ポリイソプレンを用いた配合物に比べ大きく
劣るものである。
比較例5 実施例1で得られた液状ポリイソプレンを水添する際
に反応を途中で止めることによりヨウ素価220g/100g水
添率40%の水添液状ポリイソプレンを得た。これにTDI1
5重量を加え実施例1と同様に反応させることにより、
数平均分子量3,300,NCO含有量2.46%のイソシアナート
含有水添液状ポリイソプレン(VI)を得た。得られたポ
リイソプレンを用い、表4に示す配合処法により硬化物
を作成し、120℃のオーブン中で1週間加熱し状態の変
化を調べた表4に示すとうり、水添率の低い比較例5の
ポリイソプレンでは耐熱性が著しく劣ることが判る。
〔発明の効果〕 本発明によって耐水性,耐湿性と同時に耐熱性,耐候
性に優れかつ、十分な強度的性質,接着性を有するポリ
ウレタンを与え、なおかつポリウレタンを得る際の混
合,成型等の操作性も優れるポリウレタン用の原料が提
供される。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1,2または3,4結合を5乃至20mol%含有
    し、数平均分子量が700〜7,000であり、1分子当り1.5
    〜4.0個の水酸基を有する液状ポリイソプレンの不飽和
    結合の50%以上を水添することにより得られる水酸基含
    有水添液状ポリイソプレン。
  2. 【請求項2】1,2または3,4結合を5乃至20mol%含有
    し、数平均分子量が700〜7,000であり1分子当り1.5〜
    4.0の水酸基を有する液状ポリイソプレンの不飽和結合
    の50%以上を水添することにより得られる水酸基含有水
    添液状ポリイソプレン、およびポリイソシアネート化合
    物を含有する組成物。
  3. 【請求項3】水酸基含有水添液状ポリイソプレンに対す
    るポリイソシアネート化合物の使用比がNCO/OHモル比で
    2〜5である請求項2記載の組成物。
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