JPH01202412A - 射出成形品の仕上げ方法 - Google Patents
射出成形品の仕上げ方法Info
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- JPH01202412A JPH01202412A JP2651888A JP2651888A JPH01202412A JP H01202412 A JPH01202412 A JP H01202412A JP 2651888 A JP2651888 A JP 2651888A JP 2651888 A JP2651888 A JP 2651888A JP H01202412 A JPH01202412 A JP H01202412A
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- wall surface
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- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims abstract description 16
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プラスチック材料による射出成形品の仕上げ
に関する。更に詳しくは、中空部を有する射出成形品の
スプル一部に生じる開口を始末する方法に関する。
に関する。更に詳しくは、中空部を有する射出成形品の
スプル一部に生じる開口を始末する方法に関する。
中空部を有するプラスチック成形品を製造する方法の一
つとして、金型キャビティ1内に、溶融プラスチック材
料2をノズル3から射出しながら(第3図a)、ノズル
3内に設置されたガス注入口4からガスを金型キャビテ
ィ1内の溶融プラスチック材料内に射出することによっ
て(第3図b)、所望の中空成形品5を得るやり方が知
られている(第3図C)。
つとして、金型キャビティ1内に、溶融プラスチック材
料2をノズル3から射出しながら(第3図a)、ノズル
3内に設置されたガス注入口4からガスを金型キャビテ
ィ1内の溶融プラスチック材料内に射出することによっ
て(第3図b)、所望の中空成形品5を得るやり方が知
られている(第3図C)。
成形品5には、必然的に余分なスプルー6が付属してお
り、このスプルー6はガス体の通路となった空洞を有し
ているので、このままでは成形品5の壁面に中空内部と
連通した孔が開いた状態となってしまう。この孔を通じ
て塵埃や水分が成形品5の内部に侵入してこれを汚染す
る可能性があるので、これを嫌う用途に使用される成形
品の場合にはこの孔を閉鎖する必要がある。
り、このスプルー6はガス体の通路となった空洞を有し
ているので、このままでは成形品5の壁面に中空内部と
連通した孔が開いた状態となってしまう。この孔を通じ
て塵埃や水分が成形品5の内部に侵入してこれを汚染す
る可能性があるので、これを嫌う用途に使用される成形
品の場合にはこの孔を閉鎖する必要がある。
従来この閉鎖方法として、例えば、中空内部のガス圧を
抜いた後に、少量の樹脂をノズルから注入してスプルー
6の空洞を塞ぎ、型7.8を分離して成形品5を取り出
した後、スプルー6を作業員がペンチ等の工具を用いて
切除している。
抜いた後に、少量の樹脂をノズルから注入してスプルー
6の空洞を塞ぎ、型7.8を分離して成形品5を取り出
した後、スプルー6を作業員がペンチ等の工具を用いて
切除している。
しかし、この方法は工数が掛かるので改善が求められて
いた。
いた。
本発明はこのような従来技術の課題を解決し、少ない工
数で簡便にスプルーの孔を閉鎖する方法を提供すること
を目的とする。
数で簡便にスプルーの孔を閉鎖する方法を提供すること
を目的とする。
即ち、この目的は、金型キャビティ内にノズルから溶融
プラスチック材料を射出し、その後で/又はこれと若干
位相を後らせて同時に、同じノズルを通じて前記プラス
チック材料内にガスを注入することによって得られた中
空成形品を仕上げる方法であって、該成形品のスプルー
周辺の壁面を予め周囲の壁面よりも若干窪ませて設計し
ておき、成形後、成形品を型から取り出した後、その壁
面から突出している中空状スプルーを該壁面から所定の
高さを残して切除し、次いで、該残存部分を加熱・軟化
させ、この部分の樹脂で開口を閉鎖して周囲の壁面より
も窪んだ領域を形成することを特徴とする中空成形品の
仕上げ方法によって達成される。
プラスチック材料を射出し、その後で/又はこれと若干
位相を後らせて同時に、同じノズルを通じて前記プラス
チック材料内にガスを注入することによって得られた中
空成形品を仕上げる方法であって、該成形品のスプルー
周辺の壁面を予め周囲の壁面よりも若干窪ませて設計し
ておき、成形後、成形品を型から取り出した後、その壁
面から突出している中空状スプルーを該壁面から所定の
高さを残して切除し、次いで、該残存部分を加熱・軟化
させ、この部分の樹脂で開口を閉鎖して周囲の壁面より
も窪んだ領域を形成することを特徴とする中空成形品の
仕上げ方法によって達成される。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図a w dは本発明方法の手順を示す工程図であ
る。
る。
第3図a % Cに関連して述べた従来技術と同様に、
金型キャビティ11内にノズル12から射出されたポリ
プロピレン等の溶融プラスチック材料13は、これより
も遅れた位相で同じノズル12から注入されるガスによ
って、型キヤビテイ11内に拡がり、所望の中空成形品
14となる(第1図a)e 成形品14は、型キャビティ11を形成する型15.1
6を分解して取り出される(第1図b)。
金型キャビティ11内にノズル12から射出されたポリ
プロピレン等の溶融プラスチック材料13は、これより
も遅れた位相で同じノズル12から注入されるガスによ
って、型キヤビテイ11内に拡がり、所望の中空成形品
14となる(第1図a)e 成形品14は、型キャビティ11を形成する型15.1
6を分解して取り出される(第1図b)。
この成形品14は、第2図に示すように、中央に一プラ
スチック材料注入のために型15に設けられたランチ内
に溜まったプラスチック材料が固化した中空状のスプル
ー17が突出している。本発明においては、このスプル
ー17が形成される領域の成形品の壁面18を、その周
囲の壁面19よりも窪んだ状態に設計しであること特徴
とする。
スチック材料注入のために型15に設けられたランチ内
に溜まったプラスチック材料が固化した中空状のスプル
ー17が突出している。本発明においては、このスプル
ー17が形成される領域の成形品の壁面18を、その周
囲の壁面19よりも窪んだ状態に設計しであること特徴
とする。
取り出された成形品14は、そのスプルー17を所定の
高さhを残して作業員の手によって切除される(第1図
C)。これによって、開口20が形成される。この残存
部分17aの高さhは開口20の面積に応じて決められ
る。即ち、後述するようにこの残存部分17aのプラス
チック材料によって前記開口20を閉鎖できるように選
定される。
高さhを残して作業員の手によって切除される(第1図
C)。これによって、開口20が形成される。この残存
部分17aの高さhは開口20の面積に応じて決められ
る。即ち、後述するようにこの残存部分17aのプラス
チック材料によって前記開口20を閉鎖できるように選
定される。
次いで、作業員の手によって、例えば第1図dに示すよ
うな形状の加熱治具21を使用して、前記残存部分17
aを上から押圧し、これを軟化させると同時に内向きに
変形させ、周囲から開口20を閉鎖する。この作業によ
って開口20の跡に若干の盛り上がりが生じることがあ
っても、残存部分17aの高さhを適当に選ぶことによ
って盛り上がりは成形品の壁面19より上に突出するこ
とはない。これによって、この壁面を裏面として成形品
14を卓上に載置して使用するような場合にも、安定性
が損なわれることはない。
うな形状の加熱治具21を使用して、前記残存部分17
aを上から押圧し、これを軟化させると同時に内向きに
変形させ、周囲から開口20を閉鎖する。この作業によ
って開口20の跡に若干の盛り上がりが生じることがあ
っても、残存部分17aの高さhを適当に選ぶことによ
って盛り上がりは成形品の壁面19より上に突出するこ
とはない。これによって、この壁面を裏面として成形品
14を卓上に載置して使用するような場合にも、安定性
が損なわれることはない。
本発明によれば、スプルーの切除によって生じた開口を
スプルーの残存部分のプラスチック材料で埋めるように
したので、閉鎖のために別のプラスチック材料を改めて
供給する必要がない。
スプルーの残存部分のプラスチック材料で埋めるように
したので、閉鎖のために別のプラスチック材料を改めて
供給する必要がない。
この開口は通常、目立たないように成形品の裏面側に設
けられ、使用時にはこの部分が台の表面に接するような
姿勢で置かれるが、本発明においては開口の生じるスプ
ルー領域の壁面を予め周囲の壁面よりも窪んだ状態に製
作しであるので、開口の閉鎖に際し、たとえこの部分が
盛り上がったとしでもこの盛り上がりが周囲の壁面の平
面より上に突出することが防止され、使用時における成
形品の安定性が維持される。
けられ、使用時にはこの部分が台の表面に接するような
姿勢で置かれるが、本発明においては開口の生じるスプ
ルー領域の壁面を予め周囲の壁面よりも窪んだ状態に製
作しであるので、開口の閉鎖に際し、たとえこの部分が
盛り上がったとしでもこの盛り上がりが周囲の壁面の平
面より上に突出することが防止され、使用時における成
形品の安定性が維持される。
第1図a −dは、本発明方法の手順を示す工程図、
第2図は、これによって得られた成形品の一例の斜視図
、 第3図a−cは、中空成形品を製造するための−JG的
な手順を示す工程図である。 11−型キャビティ、 12−・ノズル、13
−プラスチック材料、 14−成形品、15.16
−型、 17〜・・スプルー、18−スプ
ルーの設けられる壁面、 19−その周囲の壁面、 2〇−開口。 (a) (b)第1月 (a) (b)(C) 第3図
、 第3図a−cは、中空成形品を製造するための−JG的
な手順を示す工程図である。 11−型キャビティ、 12−・ノズル、13
−プラスチック材料、 14−成形品、15.16
−型、 17〜・・スプルー、18−スプ
ルーの設けられる壁面、 19−その周囲の壁面、 2〇−開口。 (a) (b)第1月 (a) (b)(C) 第3図
Claims (1)
- 1、金型キャビティ内にノズルから溶融プラスチック材
料を射出し、その後で/又はこれと若干位相を後らせて
同時に、同じノズルを通じて前記プラスチック材料内に
ガスを注入することによって得られた中空成形品を仕上
げる方法であって、該成形品のスプルー周辺の壁面を予
め周囲の壁面よりも若干窪ませて設計しておき、成形後
、成形品を型から取り出した後、その壁面から突出して
いる中空状スプルーを該壁面から所定の高さを残して切
除し、次いで、該残存部分を加熱・軟化させ、この部分
の樹脂で開口を閉鎖して周囲の壁面よりも窪んだ領域を
形成することを特徴とする中空成形品の仕上げ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2651888A JPH01202412A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 射出成形品の仕上げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2651888A JPH01202412A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 射出成形品の仕上げ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01202412A true JPH01202412A (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=12195698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2651888A Pending JPH01202412A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 射出成形品の仕上げ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01202412A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5302337A (en) * | 1993-06-11 | 1994-04-12 | Cascade Engineering, Inc. | Method for making a coated gas-assisted injection molded article |
JPH06270182A (ja) * | 1993-03-19 | 1994-09-27 | Nippon Plast Co Ltd | 中空樹脂成形体 |
JP2006118705A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-05-11 | Ntn Corp | 流体軸受装置およびその製造方法 |
US8267588B2 (en) | 2004-09-27 | 2012-09-18 | Ntn Corporation | Fluid lubrication bearing device and method of manufacturing the same |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP2651888A patent/JPH01202412A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06270182A (ja) * | 1993-03-19 | 1994-09-27 | Nippon Plast Co Ltd | 中空樹脂成形体 |
US5302337A (en) * | 1993-06-11 | 1994-04-12 | Cascade Engineering, Inc. | Method for making a coated gas-assisted injection molded article |
JP2006118705A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-05-11 | Ntn Corp | 流体軸受装置およびその製造方法 |
US8267588B2 (en) | 2004-09-27 | 2012-09-18 | Ntn Corporation | Fluid lubrication bearing device and method of manufacturing the same |
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