JPH068275A - リングを開口縁に一体に有する袋状製品の製法 - Google Patents

リングを開口縁に一体に有する袋状製品の製法

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Publication number
JPH068275A
JPH068275A JP18983492A JP18983492A JPH068275A JP H068275 A JPH068275 A JP H068275A JP 18983492 A JP18983492 A JP 18983492A JP 18983492 A JP18983492 A JP 18983492A JP H068275 A JPH068275 A JP H068275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
ring
bag
molding cavity
lower mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18983492A
Other languages
English (en)
Inventor
Koujirou Ono
康次良 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ono Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Ono Sangyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ono Sangyo Co Ltd filed Critical Ono Sangyo Co Ltd
Priority to JP18983492A priority Critical patent/JPH068275A/ja
Publication of JPH068275A publication Critical patent/JPH068275A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱シールを用いないで、リングを開口縁に一
体に有する袋状製品の製法を提供する。 【構成】 下方に出没自在の袋形状形成用雄型1をもつ
上型2と袋形状形成用雌型部3をもつ下型4を構成し、
下型4の合せ面にリング成形用キャビティ5を設けると
共に上型2および下型4の合せ面においてリング成形用
キャビティ5の外側で対向する個所に押下げ棒8で押下
する戻りスプリング9付き切断リング10と受けスプリ
ング11付き受けリング12を、また受けリング12の
合せ面に捨て代成形用キャビティ13をそれぞれ設ける
と共に上型2と下型4の間に極薄の合成樹脂フィルム1
5を張設し、この張設後に型を閉じ雄型1を突出し且つ
ゲート16からリング成形用キャビティ5および捨て代
成形用キャビティ13内に加熱溶融合成樹脂17を射出
充填し、充填物の冷却固化後に切断リング10を押下し
て捨て代18を切除し、この切除後に型2、4を開いて
成形物を取出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リングを開口縁に一体
に有する合成樹脂製の袋状製品の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開口縁にリングを有するこの種の
袋状製品は、リング部と袋形状部を別々に構成し、リン
グの裏面に袋形状部の開口縁を熱シールにより止着する
ことにより得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て述べた開口縁にリングを有する袋状製品の製法は、熱
シールにより止着する加工が必ずしも容易ではなく、高
度の技術が必要であり、不完全シールの不良品が比較的
多く発生する等の問題点があった。
【0004】本発明は上記のような問題点をもっていな
い新規のリングを開口縁に一体に有する、バリのない袋
状製品の製法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係わるリングを開口縁に一体に有する袋状製
品の製法は、下方に出没自在の袋形状形成用雄型1をも
つ上型2と袋形状形成用雌型部3をもつ下型4とを対向
配置で構成し、下型4の合せ面において袋形状形成用雌
型部3を囲む環状線上にリング成形用キャビティ5を設
けると共に上型2および下型4の合せ面においてリング
成形用キャビティ5の外側で対向する個所に深い凹溝
6、7をそれぞれ穿設し、これ等両凹溝6、7の内周面
をリング成形用キャビティ5の外周縁線を含む面と一致
させ、上型2における凹溝6内に押下げ棒8で押下する
戻りスプリング9付き切断リング10を、下型4におけ
る凹溝7内に受けスプリング11付き受けリング12を
それぞれ抜出不能の状態として装入し、受けリング12
の合せ面に内周縁が上記リング成形用キャビティ5に連
通する状態で捨て代成形用キャビティ13を設けると共
に上記上型2と下型4の間に極薄の合成樹脂フィルム1
5を張設し、この張設後に型を閉じ状態として袋形成用
雌型部3および雄型1によりフィルム15を袋形状にし
且つ上・下型2、4の合せ面より同フィルム15を挟持
し、この挟持状態において下型4に設けたゲート16か
らリング成形用キャビティ5および捨て代成形用キャビ
ティ13内に加熱溶融合成樹脂17を射出充填し、充填
物の冷却固化後に切断リング10を押下して捨て代18
を切除し、この切除後に型2、4を開いて成形物を取出
すようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明による場合には、成形のときにリングに
フィルムがインサートされ且つバリが除去されるので、
熱シールによる止着加工もバリ取り加工もいらなくなり
上記問題点も解決できる。
【0007】
【発明の効果】本発明に係わるリングを開口縁に一体に
有する袋状製品の製法は、上記のように下方に出没自在
の袋形状形成用雄型1をもつ上型2と袋形状形成用雌型
部3をもつ下型4とを対向配置で構成し、下型4の合せ
面において袋形状形成用雌型部3を囲む環状線上にリン
グ成形用キャビティ5を設けると共に上型2および下型
4の合せ面においてリング成形用キャビティ5の外側で
対向する個所に深い凹溝6、7をそれぞれ穿設し、これ
等両凹溝6、7の内周面をリング成形用キャビティ5の
外周縁線を含む面と一致させ、上型2における凹溝6内
に押下げ棒8で押下する戻りスプリング9付き切断リン
グ10を、下型4における凹溝7内に受けスプリング1
1付き受けリング12をそれぞれ抜出不能の状態として
装入し、受けリング12の合せ面に内周縁が上記リング
成形用キャビティ5に連通する状態で捨て代成形用キャ
ビティ13を設けると共に上記上型2と下型4の間に極
薄の合成樹脂フィルム15を張設し、この張設後に型を
閉じ状態として袋形成用雌型部3および雄型1によりフ
ィルム15を袋形状にし且つ上・下型2、4の合せ面よ
り同フィルム15を挟持し、この挟持状態において下型
4に設けたゲート16からリング成形用キャビティ5お
よび捨て代成形用キャビティ13内に加熱溶融合成樹脂
17を射出充填し、充填物の冷却固化後に切断リング1
0を押下して捨て代18を切除し、この切除後に型2、
4を開いて成形物を取出すようにしたので、熱シールに
より止着する加工やバリ取り加工をなさずとも極めて簡
単且つ容易に良品を得ることができるものである。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に依拠して説明する。
先ず、下方に出没自在の袋形状形成用雄型1をもつ上型
2と袋形状形成用雌型部3をもつ下型とを対向配置で構
成し、下型4の合せ面において袋形状形成用雌型部3を
囲む環状線上にリング成形用キャビティ5を設けると共
に上型2および下型4の合せ面においてリング成形用キ
ャビティ5の外側で対向する個所に深い凹溝6、7をそ
れぞれ穿設し、これ等両凹溝6、7の内周面をリング成
形用キャビティ5の外周縁線を含む面と一致させ、また
上型2における凹溝6内に押下げ棒8で押下する戻りス
プリング9付き切断リング10を、下型4における凹溝
7内に受けスプリング11付き受けリング12をそれぞ
れ抜出不能の状態として装入し、受けリング12の合せ
面に内周縁が上記リング成形用キャビティ5に連通する
状態で捨て代成形用キャビティ13を、またこの捨て代
成形用キャビティ13においてリング成形用キャビティ
5に近い方の縁部に薄肉形成部分19をそれぞれ設け
る。次いで、上記上型2と下型4の間に極薄の合成樹脂
フィルム15を張設し、この張設後に型を閉じ状態とし
て袋形成用雌型部3および雄型1によりフィルム15を
袋形状にし且つ上・下型2、4の合せ面より同フィルム
15を挟持する。然るのち、この挟持状態において下型
4に設けたゲート16からリング成形用キャビティ5お
よび捨て代成形用キャビティ13内に加熱溶融合成樹脂
17を射出充填し、充填物の冷却固化後に切断リング1
0を押下して捨て代18を切除し、この切除後に型2、
4を開きイジェクタピン21を利用して成形物を取出し
て補強リング22付き完成品20を得るようにしたもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】上・下型間にフィルムを張設した状態を示す断
面図である。
【図2】上・下型でフィルムを挟着した状態を示す断面
図である。
【図3】雄型を突出させた状態を示す断面図である。
【図4】樹脂を充填した状態を示す断面図である。
【図5】捨て代を切除した状態を示す断面図である。
【図6】完成品を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 雄型 2 上型 3 雌型部 4 下型 5 リング成形用キャビティ 6 凹溝 7 凹溝 8 押下げ棒 9 戻りスプリング 10 切断リング 11 受けスプリング 12 受けリング 13 捨て代成形用キャビティ 15 フィルム 16 ゲート 17 合成樹脂 18 捨て代 19 薄肉形成部分 20 完成品 21 イジェクタピン 22 補強リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に出没自在の袋形状形成用雄型1を
    もつ上型2と袋形状形成用雌型部3をもつ下型4とを対
    向配置で構成し、下型4の合せ面において袋形状形成用
    雌型部3を囲む環状線上にリング成形用キャビティ5を
    設けると共に上型2および下型4の合せ面においてリン
    グ成形用キャビティ5の外側で対向する個所に深い凹溝
    6、7をそれぞれ穿設し、これ等両凹溝6、7の内周面
    をリング成形用キャビティ5の外周縁線を含む面と一致
    させ、上型2における凹溝6内に押下げ棒8で押下する
    戻りスプリング9付き切断リング10を、下型4におけ
    る凹溝7内に受けスプリング11付き受けリング12を
    それぞれ抜出不能の状態として装入し、受けリング12
    の合せ面に内周縁が上記リング成形用キャビティ5に連
    通する状態で捨て代成形用キャビティ13を設けると共
    に上記上型2と下型4の間に極薄の合成樹脂フィルム1
    5を張設し、この張設後に型を閉じ状態として袋形成用
    雌型部3および雄型1によりフィルム15を袋形状にし
    且つ上・下型2、4の合せ面より同フィルム15を挟持
    し、この挟持状態において下型4に設けたゲート16か
    らリング成形用キャビティ5および捨て代成形用キャビ
    ティ13内に加熱溶融合成樹脂17を射出充填し、充填
    物の冷却固化後に切断リング10を押下して捨て代18
    を切除し、この切除後に型2、4を開いて成形物を取出
    すことを特徴とするリングを開口縁に一体に有する袋状
    製品の製法。
JP18983492A 1992-06-24 1992-06-24 リングを開口縁に一体に有する袋状製品の製法 Pending JPH068275A (ja)

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JPH068275A true JPH068275A (ja) 1994-01-18

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ID=16247993

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JP (1) JPH068275A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08229977A (ja) * 1995-02-27 1996-09-10 Kasai Kogyo Co Ltd 樹脂成形品の製造方法及び製造装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08229977A (ja) * 1995-02-27 1996-09-10 Kasai Kogyo Co Ltd 樹脂成形品の製造方法及び製造装置

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