JPH0623811A - 二次加圧成形金型及び射出成形方法 - Google Patents
二次加圧成形金型及び射出成形方法Info
- Publication number
- JPH0623811A JPH0623811A JP18485692A JP18485692A JPH0623811A JP H0623811 A JPH0623811 A JP H0623811A JP 18485692 A JP18485692 A JP 18485692A JP 18485692 A JP18485692 A JP 18485692A JP H0623811 A JPH0623811 A JP H0623811A
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- JP
- Japan
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- molding
- mold
- resin
- pin
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/57—Exerting after-pressure on the moulding material
- B29C45/572—Exerting after-pressure on the moulding material using movable mould wall or runner parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 射出成形用金型において、突出しピン並びに
リターンピンの長さを二次加圧する樹脂量分だけ、キャ
ビティ部の製品面並びにパーティングライン面より短く
したことを特徴とする成形用金型。 【効果】 射出充填完了後突出しピンでキャビティ(成
形品)容量の5〜20%を二次加圧することにより、成
形品の密度を上げることができる。従ってゲート数を多
くすることなく、リング状の成形品であれば、真円度が
大巾に向上し、その他、リブ等の充填性や厚肉によるヒ
ケ及びウェルドによる強度劣化が大巾に改善でき、工業
的な射出成形品の製造方法として好適である。
リターンピンの長さを二次加圧する樹脂量分だけ、キャ
ビティ部の製品面並びにパーティングライン面より短く
したことを特徴とする成形用金型。 【効果】 射出充填完了後突出しピンでキャビティ(成
形品)容量の5〜20%を二次加圧することにより、成
形品の密度を上げることができる。従ってゲート数を多
くすることなく、リング状の成形品であれば、真円度が
大巾に向上し、その他、リブ等の充填性や厚肉によるヒ
ケ及びウェルドによる強度劣化が大巾に改善でき、工業
的な射出成形品の製造方法として好適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形金型及びこの
金型を用いた射出成形方法に関するものである。
金型を用いた射出成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、射出成形による成形品の製造法は
あらゆる分野の製品に採用されている。しかし、成形品
の形状や要求特性によっては、精度面、外観面、強度面
において多くの問題がある。例えば、精度面において
は、真円度の問題、外観面においてはリブ等の充填性並
びにヒケの問題、強度面においてはウェルドによる強度
劣化の問題があり、これらに対しては、ゲート位置を工
夫しながら解決しようとしているのが実状である。しか
し、ゲート位置については、成形品の形状によっては制
約のある場合があり、また多くのゲートを設けること
は、ランナーが長くなり材料ロスの要因となる。また、
ゲート断面積を大きくして、射出充填完了後、ゲート部
のみをシールする方法があるが、金型構造が複雑(例え
ば、突出板構成が2段となる)になり、金型コストも高
くなる。
あらゆる分野の製品に採用されている。しかし、成形品
の形状や要求特性によっては、精度面、外観面、強度面
において多くの問題がある。例えば、精度面において
は、真円度の問題、外観面においてはリブ等の充填性並
びにヒケの問題、強度面においてはウェルドによる強度
劣化の問題があり、これらに対しては、ゲート位置を工
夫しながら解決しようとしているのが実状である。しか
し、ゲート位置については、成形品の形状によっては制
約のある場合があり、また多くのゲートを設けること
は、ランナーが長くなり材料ロスの要因となる。また、
ゲート断面積を大きくして、射出充填完了後、ゲート部
のみをシールする方法があるが、金型構造が複雑(例え
ば、突出板構成が2段となる)になり、金型コストも高
くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、射出成形に
おいて、前記の問題を解決することにより品質の良い成
形品を得ることを目的とする。
おいて、前記の問題を解決することにより品質の良い成
形品を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、射出成形用金
型において、突出しピン並びにリターンピンを二次加圧
する樹脂量に相当する長さだけ、キャビティ部の製品面
並びにパーティングライン面より短くし、射出充填完了
後成形機の持つ油圧エゼクター装置を利用して金型の突
出し板を動かし金型内の樹脂を更に二次加圧する金型構
造、及びその金型を使用した射出成形方法に関するもの
である。
型において、突出しピン並びにリターンピンを二次加圧
する樹脂量に相当する長さだけ、キャビティ部の製品面
並びにパーティングライン面より短くし、射出充填完了
後成形機の持つ油圧エゼクター装置を利用して金型の突
出し板を動かし金型内の樹脂を更に二次加圧する金型構
造、及びその金型を使用した射出成形方法に関するもの
である。
【0005】本発明の二次加圧成形金型及びその金型を
使用した射出成形方法を図面を用いて説明する。図1及
び図2は本発明に使用する金型装置を示す概略断面図で
あり、固定側金型(1)と可動側金型(2)との間にパ
ーティングライン(3)を介してキャビティ(4)が形
成されている。射出充填完了後、二次加圧する樹脂量に
相当する寸法(a)分だけすべての突出しピン(5)並
びにリターンピン(6)を短く設定してある。(8)は
成形機の油圧エゼクターを示し、金型の突出し板(7)
に直結もしくは接した状態になっている。
使用した射出成形方法を図面を用いて説明する。図1及
び図2は本発明に使用する金型装置を示す概略断面図で
あり、固定側金型(1)と可動側金型(2)との間にパ
ーティングライン(3)を介してキャビティ(4)が形
成されている。射出充填完了後、二次加圧する樹脂量に
相当する寸法(a)分だけすべての突出しピン(5)並
びにリターンピン(6)を短く設定してある。(8)は
成形機の油圧エゼクターを示し、金型の突出し板(7)
に直結もしくは接した状態になっている。
【0006】
【実施例】図面の金型による成形工程を説明する。図1
は、射出充填前の金型構造を示し、すべての突出しピン
(5)及びリターンピン(6)が二次加圧する樹脂量に
相当する寸法(a)だけ短く設定してある。寸法(a)
は、成形品の必要特性に合わせて設定するが、一般的に
は二次加圧する樹脂量はキャビティ容量の5〜20%が
好ましい。次にキャビティ内への充填完了後二次加圧の
ために成形機の持つ油圧エゼクター(8)を作動させ、
金型の突出し板(7)を前進させ保持を行う。この時、
金型内のリターンピン(6)がパーティングライン
(3)に当たって、寸法(a)が零となり、突出しピン
の正確な位置が確保される。この状態で樹脂を固化又は
硬化させる。その後、型開きを行い、油圧エゼクターを
もう一度作動させ、成形品とスプルー、ランナーを突出
しピン(5)により、それぞれ突出して取り出す。
は、射出充填前の金型構造を示し、すべての突出しピン
(5)及びリターンピン(6)が二次加圧する樹脂量に
相当する寸法(a)だけ短く設定してある。寸法(a)
は、成形品の必要特性に合わせて設定するが、一般的に
は二次加圧する樹脂量はキャビティ容量の5〜20%が
好ましい。次にキャビティ内への充填完了後二次加圧の
ために成形機の持つ油圧エゼクター(8)を作動させ、
金型の突出し板(7)を前進させ保持を行う。この時、
金型内のリターンピン(6)がパーティングライン
(3)に当たって、寸法(a)が零となり、突出しピン
の正確な位置が確保される。この状態で樹脂を固化又は
硬化させる。その後、型開きを行い、油圧エゼクターを
もう一度作動させ、成形品とスプルー、ランナーを突出
しピン(5)により、それぞれ突出して取り出す。
【0007】
【発明の効果】本発明の二次加圧成形金型及び射出成形
方法は、金型コストを変えることなく、射出充填完了後
突出しピンでキャビティ(成形品)容量の5〜20%を
二次加圧することにより、成形品の密度を上げることが
できる。従ってゲート数を多くすることなく、リング状
の成形品であれば、真円度が大巾に向上し、その他、リ
ブ等の充填性や厚肉によるヒケ及びウェルドによる強度
劣化が大巾に改善でき、工業的な射出成形品の製造方法
として好適である。
方法は、金型コストを変えることなく、射出充填完了後
突出しピンでキャビティ(成形品)容量の5〜20%を
二次加圧することにより、成形品の密度を上げることが
できる。従ってゲート数を多くすることなく、リング状
の成形品であれば、真円度が大巾に向上し、その他、リ
ブ等の充填性や厚肉によるヒケ及びウェルドによる強度
劣化が大巾に改善でき、工業的な射出成形品の製造方法
として好適である。
【図1】本発明金型装置の一実施例の断面図(射出充填
前)
前)
【図2】本発明金型装置の一実施例の断面図(充填完了
し二次加圧後)
し二次加圧後)
1 固定側金型 2 可動側金型 3 パーティングライン 4 キャビティ 5 突出しピン 6 リターンピン 7 突出し板 8 油圧エゼクター a 二次加圧する寸法
Claims (2)
- 【請求項1】 射出成形用金型において、突出しピン並
びにリターンピンの長さを二次加圧する樹脂量分だけ、
キャビティ部の製品面並びにパーティングライン面より
短くしたことを特徴とする成形用金型。 - 【請求項2】 請求項1記載の成形金型を使用する射出
成形法において、射出充填完了後、成形機の持つ油圧エ
ゼクター装置を利用して金型の突出板に連動する突出し
ピン及びリターンピンを所定位置まで動かすことにより
金型内の樹脂を更に二次加圧することを特徴とする成形
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18485692A JPH0623811A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 二次加圧成形金型及び射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18485692A JPH0623811A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 二次加圧成形金型及び射出成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0623811A true JPH0623811A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16160508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18485692A Pending JPH0623811A (ja) | 1992-07-13 | 1992-07-13 | 二次加圧成形金型及び射出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0623811A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6334646B1 (en) | 1999-05-06 | 2002-01-01 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Movable roof having a drainage structure |
CN102398351A (zh) * | 2011-11-14 | 2012-04-04 | 青岛海尔模具有限公司 | 一种外置式二次顶出机构组件 |
CN104602933A (zh) * | 2012-10-23 | 2015-05-06 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用车门结构 |
-
1992
- 1992-07-13 JP JP18485692A patent/JPH0623811A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6334646B1 (en) | 1999-05-06 | 2002-01-01 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Movable roof having a drainage structure |
CN102398351A (zh) * | 2011-11-14 | 2012-04-04 | 青岛海尔模具有限公司 | 一种外置式二次顶出机构组件 |
CN104602933A (zh) * | 2012-10-23 | 2015-05-06 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用车门结构 |
CN104602933B (zh) * | 2012-10-23 | 2016-11-09 | 丰田自动车株式会社 | 车辆用车门结构 |
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