JPH06143352A - サイドゲートブロック切断式射出成形用金型 - Google Patents
サイドゲートブロック切断式射出成形用金型Info
- Publication number
- JPH06143352A JPH06143352A JP31560992A JP31560992A JPH06143352A JP H06143352 A JPH06143352 A JP H06143352A JP 31560992 A JP31560992 A JP 31560992A JP 31560992 A JP31560992 A JP 31560992A JP H06143352 A JPH06143352 A JP H06143352A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gate
- molded article
- runner
- mold
- molded product
- Prior art date
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- Pending
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、サイドゲートを設けた射出成形用
金型であり、成形品の離型突出しと同時にゲートを自動
的に切断し、ゲートの後仕上げを必要としない射出成形
用金型を提供することを目的とする。 【構成】 サイドゲートを設けた射出成形用金型におい
て、成形品の離型突出しと同時にゲートを自動的に切断
し、かつゲートの後仕上げを不要とするブロック形状の
ゲート切断用突出しピンを使用することを特徴とするサ
イドゲートブロック切断式射出成形用金型。
金型であり、成形品の離型突出しと同時にゲートを自動
的に切断し、ゲートの後仕上げを必要としない射出成形
用金型を提供することを目的とする。 【構成】 サイドゲートを設けた射出成形用金型におい
て、成形品の離型突出しと同時にゲートを自動的に切断
し、かつゲートの後仕上げを不要とするブロック形状の
ゲート切断用突出しピンを使用することを特徴とするサ
イドゲートブロック切断式射出成形用金型。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂の射出成形におい
て、成形品の外観を損なわずかつゲートの後仕上げを必
要としない射出成形用金型に関する。
て、成形品の外観を損なわずかつゲートの後仕上げを必
要としない射出成形用金型に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、射出成形用金型は、固定側金型と
可動側金型で構成され、その型合わせ面間に所定形状の
キャビティとそのキャビティに所定の溶融樹脂を導くス
プルーランナーおよびゲートから形成されている。
可動側金型で構成され、その型合わせ面間に所定形状の
キャビティとそのキャビティに所定の溶融樹脂を導くス
プルーランナーおよびゲートから形成されている。
【０００３】そして、その金型のスプルー、ランナーお
よびゲートの形状および配置は成形品の形状、使用する
樹脂の性質により種々の方法が用いられてきた。これら
のゲートの形状、配置の方法としては、サイドゲート、
ピンポイントゲート、サブマリンゲート、つの付きサブ
マリンゲートなど各種の方法があった。
よびゲートの形状および配置は成形品の形状、使用する
樹脂の性質により種々の方法が用いられてきた。これら
のゲートの形状、配置の方法としては、サイドゲート、
ピンポイントゲート、サブマリンゲート、つの付きサブ
マリンゲートなど各種の方法があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】通常、サイドゲート方
式の射出成形用金型では、成形品の表側壁面にゲートが
設けられており、成形品を離型し取り出す時にはその成
形品とスプルーランナーとが一体となっている為、成形
品を取り出した後にゲートを切断したり、成形品の表面
に残るゲートの切断傷跡を綺麗に仕上げるなどの後作業
が必要であった。
式の射出成形用金型では、成形品の表側壁面にゲートが
設けられており、成形品を離型し取り出す時にはその成
形品とスプルーランナーとが一体となっている為、成形
品を取り出した後にゲートを切断したり、成形品の表面
に残るゲートの切断傷跡を綺麗に仕上げるなどの後作業
が必要であった。
【０００５】またこのサイドゲートにピンポイントゲー
トを採用することによって成形品の離型突出しと同時に
ゲートの切断が可能になるがそれでも成形品の表面に残
る切断傷跡は外観を損なうものとなっている。
トを採用することによって成形品の離型突出しと同時に
ゲートの切断が可能になるがそれでも成形品の表面に残
る切断傷跡は外観を損なうものとなっている。
【０００６】また、サブマリンゲートの場合はピンポイ
ントゲートと同様成形品の離型突出しと同時にゲートが
切断されるという効果が得られるが、この場合は成形品
の外観を損なわないようつの付きサブマリンゲートとい
う成形品の裏面にゲートを設ける場合がある。しかしこ
の方法は離型後の成形品のゲート部に残るつのを切断し
て仕上げる後加工が必要であり、生産効率が悪いという
問題がある。
ントゲートと同様成形品の離型突出しと同時にゲートが
切断されるという効果が得られるが、この場合は成形品
の外観を損なわないようつの付きサブマリンゲートとい
う成形品の裏面にゲートを設ける場合がある。しかしこ
の方法は離型後の成形品のゲート部に残るつのを切断し
て仕上げる後加工が必要であり、生産効率が悪いという
問題がある。
【０００７】そのうえ、このゲートの断面は、成形品の
突出し時にゲートの切断が容易になるよう極めて小さく
してあるので、大型の成形品を射出成形する場合には、
射出圧力や樹脂温度をより高く設定してもこの狭いゲー
トを溶融樹脂がスムースに流れないという充填効率の悪
さによって成形不良が多発するという欠点がある。
突出し時にゲートの切断が容易になるよう極めて小さく
してあるので、大型の成形品を射出成形する場合には、
射出圧力や樹脂温度をより高く設定してもこの狭いゲー
トを溶融樹脂がスムースに流れないという充填効率の悪
さによって成形不良が多発するという欠点がある。
【０００８】本発明は、サイドゲートを設けた射出成形
用金型において、成形品の離型突き出しと同時にゲート
を自動的に切断し、かつゲートの後仕上げを不要とする
ようにブロック形状のゲート切断用突出しピンを用いる
ことによって外観を損なわい金型を提供することを目的
とする。
用金型において、成形品の離型突き出しと同時にゲート
を自動的に切断し、かつゲートの後仕上げを不要とする
ようにブロック形状のゲート切断用突出しピンを用いる
ことによって外観を損なわい金型を提供することを目的
とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、サイドゲートを設けた射出成形用金型に
おいて、成形品の離型時に成形品突出し用のブロック突
出しピンを用いてゲートを自動的に切断するように、成
形品の壁面端部にブロック形状のゲート切断用突出しピ
ンを配置したものである。このゲートの断面形状は丸
形、半円形、矩形、台形いずれでもよい。このゲートの
断面寸法は１．０×２．０〜１．５×３．０ｍｍの範囲
が好ましい。ブロック突出しピンの断面寸法は型締め圧
力１００トン射出成形機で１５×１５ｍｍ、型締め圧力
３００トン射出成形機で２０×２０ｍｍが好ましい。
成するために、サイドゲートを設けた射出成形用金型に
おいて、成形品の離型時に成形品突出し用のブロック突
出しピンを用いてゲートを自動的に切断するように、成
形品の壁面端部にブロック形状のゲート切断用突出しピ
ンを配置したものである。このゲートの断面形状は丸
形、半円形、矩形、台形いずれでもよい。このゲートの
断面寸法は１．０×２．０〜１．５×３．０ｍｍの範囲
が好ましい。ブロック突出しピンの断面寸法は型締め圧
力１００トン射出成形機で１５×１５ｍｍ、型締め圧力
３００トン射出成形機で２０×２０ｍｍが好ましい。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。図１は本発明のサイドゲートブロック切断式射出
成形用金型の閉じた状態を示す一部縦断面図である。１
は本発明の射出成形用金型を示し、該金型は互いに開閉
自在の例えば固定側金型２、可動側金型３およびブロッ
ク突出しピン４からなり、該金型１の合わせ面に沿って
スプルー５、ランナー６、ゲート７およびキャビティ８
を設けている。ゲート６は成形品の壁面に設けている。
する。図１は本発明のサイドゲートブロック切断式射出
成形用金型の閉じた状態を示す一部縦断面図である。１
は本発明の射出成形用金型を示し、該金型は互いに開閉
自在の例えば固定側金型２、可動側金型３およびブロッ
ク突出しピン４からなり、該金型１の合わせ面に沿って
スプルー５、ランナー６、ゲート７およびキャビティ８
を設けている。ゲート６は成形品の壁面に設けている。
【００１１】図１の射出成形用金型が閉まった状態でス
プルー５から溶融樹脂を注入し、ランナー６およびゲー
ト７を通じてキャビティ８に樹脂が充填される。その樹
脂が冷却固化してから金型は開かれる。そして突出しピ
ン４が突き出し、成形品９とランナー６がゲート７の位
置で切断される。図２は突出しピン４が突出しを完了し
た一部縦断面図である。この際、成形品９とランナー６
が分離される。
プルー５から溶融樹脂を注入し、ランナー６およびゲー
ト７を通じてキャビティ８に樹脂が充填される。その樹
脂が冷却固化してから金型は開かれる。そして突出しピ
ン４が突き出し、成形品９とランナー６がゲート７の位
置で切断される。図２は突出しピン４が突出しを完了し
た一部縦断面図である。この際、成形品９とランナー６
が分離される。
【００１２】
【発明の効果】本発明のサイドゲートブロック切断式射
出成形用金型は、成形品の突出しと同時にゲートを切断
して成形品とスプルーランナーを分離することができ、
さらにゲートの断面を大きく設定した大型品を成形する
場合でも成形品の表面に残るゲートの後仕上げを必要と
しないという成形品の不良の全くない良品が効果的に得
られる。
出成形用金型は、成形品の突出しと同時にゲートを切断
して成形品とスプルーランナーを分離することができ、
さらにゲートの断面を大きく設定した大型品を成形する
場合でも成形品の表面に残るゲートの後仕上げを必要と
しないという成形品の不良の全くない良品が効果的に得
られる。
【００１３】
【図１】本発明のサイドゲートブロック切断式射出成形
用金型の一部縦断面図である
用金型の一部縦断面図である
【図２】本発明のサイドゲートブロック切断式射出成形
用金型の突出しピンが突出し完了した一部縦断面図であ
る。
用金型の突出しピンが突出し完了した一部縦断面図であ
る。
１ 射出成形用金型 ２ 固定側金型 ３ 可動側金型 ４ ブロック突出しピン ５ スプルー ６ ランナー ７ ゲート ８ キャビティ ９ 成形品
Claims (1)
- 【請求項１】 サイドゲートを設けた射出成形用金型に
おいて、成形品の離型突出しと同時にゲートを自動的に
切断するためのブロック形状のゲート切断用突出しピン
を使用することを特徴とするサイドゲートブロック切断
式射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31560992A JPH06143352A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | サイドゲートブロック切断式射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31560992A JPH06143352A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | サイドゲートブロック切断式射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06143352A true JPH06143352A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18067421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31560992A Pending JPH06143352A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | サイドゲートブロック切断式射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06143352A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6113828A (en) * | 1997-03-24 | 2000-09-05 | Feick; Murray L. | Method of injection molding severing a looped gate passage |
| JP2003112332A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-15 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形方法および射出成形用金型 |
| GB2399535A (en) * | 2003-03-21 | 2004-09-22 | Lear Corp | Injection moulding system having a removable in-mould degating insert |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP31560992A patent/JPH06143352A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6113828A (en) * | 1997-03-24 | 2000-09-05 | Feick; Murray L. | Method of injection molding severing a looped gate passage |
| JP2003112332A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-15 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形方法および射出成形用金型 |
| GB2399535A (en) * | 2003-03-21 | 2004-09-22 | Lear Corp | Injection moulding system having a removable in-mould degating insert |
| GB2399535B (en) * | 2003-03-21 | 2005-07-13 | Lear Corp | Injection molding system having a removable in-mold degating insert |
| US7021923B2 (en) | 2003-03-21 | 2006-04-04 | Lear Corporation | Injection molding system having a removable in-mold degating insert |
| US7140862B2 (en) | 2003-03-21 | 2006-11-28 | Lear Corporation | Removable in-mold degating insert |
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