JP2006118705A - 流体軸受装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体軸受装置における樹脂製ハウジングからコンタミが発生するのを抑えて、軸受装置内部あるいは周辺の清浄度を高レベルに維持する。
【解決手段】ハウジング7の側部7aおよび底部7bを樹脂材料で一体に射出成形した後、成形品の底部7bの下側端面7dの側に形成されたゲート樹脂部11のゲート跡12を、凹面形状をなす成形面13aを有する治具13で成形する。これにより、鋭利な凹凸を有するゲート跡12の分断部分12aが均され、ゲート跡12の表面12dが、滑らかな凸状の曲面となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ラジアル軸受隙間に生じる流体の潤滑膜によって軸部材を支持する流体軸受装置およびその製造方法に関するものである。この軸受装置は、情報機器、例えばHDD等の磁気ディスク装置、CD−ROM、CD−R/RW、DVD−ROM/RAM等の光ディスク装置、MD、MO等の光磁気ディスク装置等のスピンドルモータ、レーザビームプリンタ(LBP)のポリゴンスキャナモータ、その他の小型モータ用として好適である。
上記各種モータには、高回転精度の他、高速化、低コスト化、低騒音化等が求められている。これらの要求性能を決定づける構成要素の1つに当該モータのスピンドルを支持する軸受があり、近年では、上記要求性能に優れた特性を有する流体軸受の使用が検討され、あるいは実際に使用されている。
この種の流体軸受は、軸受隙間内の潤滑油に動圧を発生させる動圧発生手段を備えた動圧軸受と、動圧発生手段を備えていない、いわゆる真円軸受(軸受面が真円形状である軸受)とに大別される。
例えば、HDD等のディスク駆動装置のスピンドルモータに組込まれる流体軸受装置では、軸部材をラジアル方向に回転自在に非接触支持するラジアル軸受部と、軸部材をスラスト方向に回転自在に非接触支持するスラスト軸受部とが設けられ、ラジアル軸受部として、軸受スリーブの内周面または軸部材の外周面に動圧発生用の溝(動圧溝)を設けた軸受(動圧軸受)が用いられる。スラスト軸受部としては、例えば、軸部材のフランジ部の両端面、あるいは、これに対向する面に動圧溝を設けた動圧軸受が用いられる(例えば、特許文献1参照)。あるいは、スラスト軸受部として、軸部材の一端面をスラスト部材によって接触支持する構造の軸受(いわゆるピボット軸受)が用いられる場合もある(例えば、特許文献2参照)。
この種の流体軸受装置は、ハウジング、軸受スリーブ、軸部材といった部品で構成され、情報機器の益々の高性能化に伴って必要とされる高い軸受性能を確保すべく、各部品の加工精度や組立精度を高める努力がなされている。その一方で、情報機器の低価格化の傾向に伴い、この種の流体軸受装置に対するコスト低減の要求も益々厳しくなっている。
特開2002−61641号公報 特開平11−191943号公報
この種の流体軸受装置の低コスト化を図る一手段として、ハウジングを樹脂材料で成形(射出成形)することが考えられる。樹脂の射出成形では、成形金型のキャビティーに溶融状態の樹脂を充填するためのゲートを設け、このゲートから溶融樹脂をキャビティー内に射出する。そして、キャビティー内の溶融樹脂が冷却されて固化した後、成形金型の型開きを行うことで、成形品(ハウジング)が取り出される。成形品は、型開き前の状態では、ゲート内に形成されたゲート樹脂部とつながった形態となるが、型開きを行うことにより、ゲート樹脂部が分断され、ゲート樹脂部の一部がゲート跡として成形品側に残る。
ところが、型開きの際、ゲート樹脂部はあたかも引きちぎられるかの如く分断されるため、ゲート樹脂部の一部として成形品側に残ったゲート跡の分断部分は、鋭利な凹凸を有する粗い分断面を形成し,例えば樹脂材料に繊維等の充填材が含まれている場合には、充填材が一部露出した形態となる。この場合、充填材やその他の異物がハウジングのゲート跡から脱落し易くなる。脱落した充填材等はハウジング等の表面に付着し、軸受装置の組立て時に、軸受装置内部に充満した潤滑油にコンタミとして混入するおそれがある。
本発明の課題は、この種の流体軸受装置におけるハウジングからコンタミが発生するのを抑えて、軸受装置内部あるいは周辺の清浄度を高レベルに維持することである。
前記課題を解決するため、本発明に係る流体軸受装置は、ハウジングと、ハウジングの内部に配置された軸受スリーブと、軸受スリーブの内周面に挿入された軸部材と、軸受スリーブの内周面と軸部材の外周面との間のラジアル軸受隙間に生じる流体の潤滑膜で軸部材をラジアル方向に非接触支持するラジアル軸受部とを備えたものにおいて、ハウジングが樹脂の射出成形品で、そのゲート跡が成形されていることを特徴とする。
このように、射出成形後のハウジングに残ったゲート跡を成形すれば、ゲート跡分断部分の鋭利な表面凹凸が平滑化される。すなわち、成形時の圧力により、分断部分の表面凹凸のうち、凸部が塑性的に押し倒されるため、ゲート跡の表面凹凸が均される。また、押し倒された凸部によって分断面がカバーされた状態となり、分断面自体の露出が防止される。従って、ゲート跡から充填材やその他の異物(以下、「充填材等」という)が脱落するのを抑制することが可能となる。ゲート跡の成形は、例えば治具をゲート跡に押し付けることによって行うことができる。
成形後のゲート跡の表面形状としては、凸状の曲面、例えば部分凸球面が考えられる。この形状は、例えば部分凹球面状に形成された成形用の治具を用いることにより得られる。この治具をゲート跡に押し付ければ、ゲート跡分断部分の凸部は、治具の凹状成形面に案内され、成形面の傾斜方向に添って押し倒されるので、凸部の倒伏方向に規則性を持たせることができる。従って、ゲート跡表面の平滑性が増す。
また、前記課題を解決するため、本発明に係る流体軸受装置の製造方法は、ハウジングと、ハウジングの内部に配置された軸受スリーブと、軸受スリーブの内周面に挿入された軸部材と、軸受スリーブの内周面と軸部材の外周面との間のラジアル軸受隙間に生じる流体の潤滑膜で軸部材をラジアル方向に非接触支持するラジアル軸受部とを備えた流体軸受装置の製造方法を提供するものであって、ハウジングを樹脂で射出成形して離型した後、ゲート跡を治具で成形することを特徴とする。
ゲート跡を治具で成形する際に治具を回転させれば、ゲート跡分断面の凸部が治具の成形面との間の摩擦力で回転方向の力を受けつつ押し曲げられるので、凸部の倒伏方向により一層の規則性を持たせることができる。また、その時の摩擦熱で樹脂成分が軟化するため、凸部の押し曲げが一層容易になる。
上述の理由から、ハウジングのゲート跡は成形されていることが好ましいが、さらに、ゲート跡の周囲が成形されていることが好ましい。かかる構成によれば、例えばゲート跡の成形時、成形圧によってゲート跡の肉(特に分断面部分の肉)がその周囲に押し出され、分断面部分を完全に成形し切れない場合であっても、ゲート跡の周囲を成形することで充填材等の脱落をより確実に防ぐことができる。
上記構成をなすハウジングは、例えばゲート跡を成形する第1成形面と、ゲート跡の周囲を成形する第2成形面とを備えた治具で成形を行うことによって得ることができる。
また、前記課題を解決するため、本発明に係る流体軸受装置は、ハウジングと、ハウジングの内部に配置された軸受スリーブと、軸受スリーブの内周面に挿入された軸部材と、軸受スリーブの内周面と軸部材の外周面との間のラジアル軸受隙間に生じる流体の潤滑膜で軸部材をラジアル方向に非接触支持するラジアル軸受部とを備えたものであって、ハウジングが樹脂の射出成形品で、そのゲート跡が被覆材で被覆されていることを特徴とする。
かかる構成では、ゲート跡が外部に対して密封された状態となるので、樹脂に含まれる充填材等のゲート跡からの脱落を防止することができる。被覆材の供給前に既にゲート跡から脱落した充填材等も、その後の被覆材の供給で被覆材に捕捉されるため、その散逸を防止することができる。ゲート跡が完全に被覆されておらず、一部の充填材が被覆材の表面から突出している場合でも突出部分の根元は被覆材で拘束されているので、その脱落を防止することができる。
ハウジングが有底筒状をなす場合、その底部の軸心にゲート跡を有するのが好ましい。このようにゲート跡が形成される場合、キャビティー内へ射出するためのゲートは、成形金型の、ハウジング底部の端面の軸心(中央)に対応する箇所に位置し(点状ゲート)、かつそのゲート数は1となる。従って、上述のようにゲートを設ければ、ゲートを介してキャビティー内に送り込まれた溶融樹脂が、底部の中央から半径方向に均等に広がって、キャビティー内が溶融樹脂でムラなく均一に充填される。そのため、ウェルドの発生を避けて、寸法精度を高めた成形品を安定して得ることができる。
上記流体軸受装置は、流体軸受装置と、ロータマグネットと、ステータコイルとを備えたモータとして提供することも可能である。
本発明によれば、この種の流体軸受装置におけるハウジングからコンタミが発生するのを抑えて、軸受装置内部あるいは周辺の清浄度を高レベルに維持することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る流体軸受装置(動圧軸受装置)1を組込んだ情報機器用スピンドルモータの一構成例を概念的に示している。この情報機器用スピンドルモータは、HDD等のディスク駆動装置に用いられるもので、軸部材2を回転自在に非接触支持する流体軸受装置1と、軸部材2に取付けられたディスクハブ3と、例えば半径方向のギャップを介して対向させたステータコイル4およびロータマグネット5と、ブラケット6とを備えている。ステータコイル4はブラケット6の外周に取付けられ、ロータマグネット5は、ディスクハブ3の内周に取付けられる。また、ブラケット6は、その内周に流体軸受装置1を装着している。ディスクハブ3は、その外周に磁気ディスク等のディスク状情報記録媒体(以下、単にディスクという。)Dを一枚または複数枚保持している。このように構成された情報機器用スピンドルモータにおいて、ステータコイル4に通電すると、ステータコイル4とロータマグネット5との間の励磁力でロータマグネット5が回転し、これに伴って、ディスクハブ3およびディスクハブ3に保持されたディスクDが軸部材2と一体に回転する。
図2は、流体軸受装置1を示している。この流体軸受装置1は、一端に底部7bを有するハウジング7と、ハウジング7に固定された軸受スリーブ8と、軸受スリーブ8の内周に挿入された軸部材2と、シール部材9とを構成部品として構成される。なお、説明の便宜上、ハウジング7の底部7bの側を下側、底部7bと反対の側を上側として以下説明を行う。
軸部材2は、例えば、ステンレス鋼等の金属材料で形成され、軸部2aと、軸部2aの下端に一体または別体に設けられたフランジ部2bを備えている。
軸受スリーブ8は、例えば、焼結金属からなる多孔質体、例えば銅を主成分とする焼結金属の多孔質体で円筒状に形成され、後述するハウジング7内周の所定位置に固定される。
軸受スリーブ8の内周面8aには、第1ラジアル軸受部R1と第2ラジアル軸受部R2のラジアル軸受隙間に面する上下2つの領域が軸方向に離隔して設けられ、この2つの領域には、例えば図示は省略するが、動圧発生部として、へリングボーン形状等の動圧溝がそれぞれ形成される。
軸受スリーブ8の下側端面8bの全面又は一部の環状領域には、図示は省略するが、動圧発生部として、例えばスパイラル形状の動圧溝が形成される。
ハウジング7は、例えば液晶ポリマー(LCP)やポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の結晶性樹脂、あるいはポリフェニルサルフォン(PPSU)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルイミド(PEI)等の非晶性樹脂をベースとする樹脂組成物で射出成形される。このハウジング7は、図2に示すように、円筒状の側部7aと、側部7aの下端に一体に設けられた底部7bとを備えている。底部7bの上側端面7cのうち、軸部材2のフランジ部2bに対向する一部環状領域には、図示は省略するが、例えばスパイラル形状の動圧溝が形成される。底部7bの下側端面7d中央には、窪み部7eが形成され、その中央には凸状の表面12dを有するゲート跡12が形成される。また、上側端面7cの上方には、軸受スリーブ8の下側端面8bと係合して軸方向の位置決めを行う段部7fが側部7aと一体に形成される。
ハウジング7を構成する上記樹脂組成物には、例えば、ガラス繊維等の繊維状充填材、チタン酸カリウム等のウィスカ状充填材、マイカ等の鱗片状充填材、カーボン繊維、カーボンブラック、黒鉛、カーボンナノマテリアル、各種金属粉等の繊維状または粉末状の導電性充填材を、目的に応じて適量配合することができる。
上記ハウジング7は、例えば以下に示す工程を経て製造される。
図3は、上記ハウジング7の成形工程を概念的に示している。この工程で使用される成形金型は、固定型と可動型とで構成され、ランナー10a、点状ゲート10b、およびキャビティー10cを備えている。点状ゲート10bは、この実施形態では、キャビティー10cの、ハウジング底部7bの下側端面7d(図3では上側の面)の中央に対応する位置に1箇所形成される。ゲート面積は、溶融樹脂の溶融時の粘度や射出速度を考慮して適正な大きさに設定される。
図示されない射出成形機のノズルから射出された溶融樹脂Pは、成形金型のランナー10a、点状ゲート10bを通ってキャビティー10c内に充填される。このように、点状ゲート10bからキャビティー10c内に溶融樹脂Pを充填することにより、溶融樹脂Pがキャビティー10cの半径方向(主に底部7b対応領域)および軸方向(主に側部7a対応領域)に均一に充填される。これにより、ウェルドの発生を回避することができ、高い寸法精度を有するハウジング7が得られる。
キャビティー10c内に充填された溶融樹脂Pが固化した後、成形金型を型開きして成形したハウジング7を取り出す。型開きに伴い、点状ゲート10b内に形成されたゲート樹脂部11が分断され、ハウジング7にゲート跡12が残る。ゲート跡12の分断部分12a先端に形成された分断面12bは、鋭利な凹凸状をなす。このゲート跡12は、上記点状ゲート10bに対応する位置、本実施形態でいえば、図4に示すようにハウジング底部7bに形成された窪み部7eの軸心上に形成される。また、その先端はハウジング底部7bの下側端面7dから一部突出している。
次いで、図4に示すように、成形用の治具13をゲート跡12の分断部分12aに押し当てて軸方向に加圧する。治具13は凹曲面状、例えば部分凹球面(これに近似する形状も含む)の成形面13aを備えている。このように治具13をゲート跡12に押し当てることにより、その時の加圧力で分断部分12aの表面凹凸のうち、特に針状の凸部12cが成形面13aによって案内され、その傾斜方向に沿って塑性的に押し曲げられて倒伏する。倒伏した各凸部12cは、例えば他の凸部12cと絡み合い、あるいは凹部に嵌まり込むことによって分断面12bをカバーする。従って、分断部分12aの凹凸が均され、図5に示すように、ゲート跡12の表面12dが成形面13a形状に対応した部分凸球面状に成形される。この結果、ゲート跡からの充填材等の脱落が抑制される。また、分断部分12aをハウジング7内周側(開口側)に向けて加圧することで、例えば図5に示すように、分断部分12aの下側端面7dからの飛び出しを抑えることができる。
上記成形時、治具13を軸方向に加圧しつつ回転させれば、ゲート跡12の凸部12cには、軸方向の力だけでなく、回転方向に押し曲げる力も付与される。これにより、凸部12cの倒伏方向により一層の規則性を持たせ、分断部分12aの表面凹凸をさらに平滑化することができる。治具13の回転により摩擦熱が生じると、ゲート跡12の表面凹凸中の樹脂成分が軟化するので、凸部12cの押し曲げが容易となり、あるいは押し曲げた凸部12c同士の結着力が高まる。従って、成形後のゲート跡表面12dの平滑性を高め、かつ成形後のゲート跡12の表面12d形状を安定して保持することが可能となる。ゲート跡12の加熱は、摩擦熱を利用する他、別途配置した加熱装置を利用して行うこともできる。
上述の如く製造したハウジング7の内周に、軸部材2および軸受スリーブ8を挿入し、軸受スリーブ8を、段部7fにより軸受スリーブ8の軸方向の位置決めを行った上でハウジング7の内周に固定する。そして、シール部材9をハウジング7の側部7aの上端内周に固定する。その後、ハウジング7の内部空間に潤滑油を充満させることで、流体軸受装置1の組立てが完了する。このとき、シール部材9で密封されたハウジング7の内部空間に充満した潤滑油の油面は、シール部材9の内周に設けられたテーパ面9aと、軸部材2の軸部2aの外周面2a1との間に形成されたシール空間Sの範囲内に維持される。
上述のように構成された流体軸受装置1において、軸部材2を回転させると、軸受スリーブ8の内周面8aの動圧溝の形成領域(上下2箇所)と、これら動圧溝の形成領域にそれぞれ対向する軸部2aの外周面2a1との間のラジアル軸受隙間に、潤滑油の動圧作用による圧力が発生し、軸部材2の軸部2aがラジアル方向に回転自在に非接触支持される。これにより、軸部材2をラジアル方向に回転自在に非接触支持する第1ラジアル軸受部R1と第2ラジアル軸受部R2とが形成される。また、軸受スリーブ8の下側端面8bに形成される動圧溝領域と、この動圧溝領域に対向するフランジ部2bの上側端面2b1との間のスラスト軸受隙間、および底部7bの上側端面7cに形成される動圧溝領域と、この動圧溝領域と対向するフランジ部2bの下側端面2b2との間のスラスト軸受隙間に、潤滑油の動圧作用による圧力がそれぞれ発生し、軸部材2のフランジ部2bが両スラスト方向に回転自在に非接触支持される。これにより、軸部材2をスラスト方向に回転自在に非接触支持する第1スラスト軸受部T1と第2スラスト軸受部T2とが形成される。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、凹球面状をなす成形面13aを備えた治具13でゲート跡12を成形した場合を説明したが、これ以外の治具13を用いて成形することも可能である。例えば図6は、ゲート跡12の成形工程の他形態を概念的に示すもので、同図において使用される治具13は、凹球面状の成形面13a(第1成形面)と、成形面13aの外径側に設けられるテーパ面状の成形面13b(第2成形面)とを備えたものである。
図6に示すように、例えばゲート跡12が窪んだ凹状の形態を成す場合、分断面12bを全面に亘って成形するためには、治具13を底部7bの奥深くにまで押し込む必要が生じるが、単に治具13を押し込むだけでは、分断面12b部分の肉がゲート跡12の周囲に押し出されてしまい、分断面12bを完全に成形することができないことがある。ここで、図6に示す治具13を用いて成形を行えば、周囲に押し出された分断面12b部分の肉も第1成形面13aの外径側に設けた第2成形面13bによって成形することができる。これにより、ゲート跡12およびその周囲を成形して、充填材等の脱落をより確実に防ぐことができる。
また、この実施形態では、第1成形面13aとその外径側で連続する円環状の下端面13c、および下端面13cと第2成形面13bとをつなげる筒状面13dとが治具13に設けられている。このうち、第2成形面13bや筒状面13dが、治具13の押込み方向に対して傾斜させた状態で設けられている。そのため、治具13の押込み時、これらの面13b、13dが比較的緩やかな角度でゲート跡12およびその周囲の面に当るため、押込みにより角部やバリなどを生じることなく成形を行うことができる。
上述のように成形されたハウジング7には、図7に示すように、第1成形面13aによる半球面12dと、第2成形面13bによるテーパ面12e、および半球面12dとテーパ面12eとの間に、治具13の下端面13cおよび筒状面13dによる面12f、12gがそれぞれ成形される。また、窪み部7eにおける平坦面7e1とテーパ面12eとが滑らかにつながり、テーパ面12eと筒状成形面12gとが滑らかにつながった形態をなす。
あるいは、図4に示す凸状のゲート跡12を、第1、第2成形面13a、13bを有する治具13を底部7bの奥深くまで押し込むことによっても、分断面12bを漏れなく成形することができ、分断面12bからの充填材等の脱落をより確実に抑えることができる。この場合、図8に示すように、第1成形面13aによるゲート跡12の表面(凸状面)12dは、窪み部7eの平坦面7e1よりも軸方向下側(ハウジング開口側)に成形される。また、ゲート跡12の周囲には、平坦面7e1と滑らかにつながったテーパ面12eが第2成形面13bにより成形される。
また、図6に示すように、ゲート跡12を直接成形する第1成形面13aを第2成形面13bよりも下方(ハウジング7側)に突出させた治具13を用いることで、ゲート跡12を直接押し込む面積を最小限にして、ハウジング7に過度の負荷をかけずに成形を行うことができる。これにより、例えば底部7bの上側端面7cに形成される動圧溝形成領域の変形を極力避けて成形を行うことができる。また、上述の形状とすることで、ゲート跡12が凸状あるいは凹状何れの場合にも使用する(兼用する)ことができ、経済的である。
何れにしても、テーパ面12eを成形する第2成形面13bのテーパ角(傾斜角)δは、平坦面7e1とテーパ面12eとを滑らかにつなげる観点から、例えば図6に示す治具13の押込み方向線(1点鎖線)に直交する面から10°〜20°傾斜していることが望ましい。
また、以上の実施形態では、射出時のゲートを、成形金型の底部7bの軸心(図示例では、下側端面7dの窪み部7eの中央)に対応する位置に1箇所設けた場合を説明したが、特にこの形態に限ることはない。例えば、上記ゲートを、底部7bの軸心以外の箇所に設ける場合や、複数箇所に設ける場合にも本発明を適用することができる。また、上述のゲート形状(点状ゲート)に限らず、フィルム状(環状)のゲートを設ける場合にも同様に本発明を適用することができる。
また、以上の実施形態では、ハウジング7の射出成形後、ゲート跡12の分断部分12aを、治具13で成形する場合を説明したが、他の方法を採ることもできる。例えば図6に示すように、ゲート跡12の表面に被覆材14を供給し、この被覆材14でゲート跡12の表面を被覆することによっても、同様に分断面12bからの充填材等の脱落を防ぐことができる。被覆材14としては、例えば光硬化性樹脂が使用可能であり、特に硬化時間の短い紫外線硬化樹脂を用いるのが好ましい。
また、以上の実施形態では、ラジアル軸受部R1、R2およびスラスト軸受部T1、T2として、へリングボーン形状やスパイラル形状の動圧溝により潤滑流体の動圧作用を発生させる構成を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、ラジアル軸受部R1、R2として、いわゆるステップ軸受や多円弧軸受を採用してもよい。
ステップ軸受としては、例えば図示は省略するが、軸受スリーブ8の内周面8aのラジアル軸受隙間に面する領域(ラジアル軸受面となる領域)に、複数の軸方向溝形状の動圧溝を円周方向所定間隔に設けたものが挙げられる。このステップ軸受により、ラジアル軸受部R1、R2の一方又は双方が構成される。
多円弧軸受としては、例えば図示は省略するが、軸受スリーブ8の内周面8aのラジアル軸受面となる領域を、3つの円弧面で構成したものが挙げられる(いわゆる3円弧軸受)。3つの円弧面の曲率中心は、それぞれ、軸受スリーブ8(軸部2a)の軸中心から等距離オフセットされている。3つの円弧面で区画される各領域において、ラジアル軸受隙間は、円周方向の両方向に対して、それぞれ楔状に漸次縮小した形状を有している。そのため、軸受スリーブ8と軸部2aとが相対回転すると、その相対回転の方向に応じて、ラジアル軸受隙間内の潤滑流体が楔状に縮小した最小隙間側に押し込まれて、その圧力が上昇する。このような構成の多円弧軸受における潤滑流体の動圧作用によって、軸受スリーブ8と軸部2aとが非接触支持され、ラジアル軸受部R1、R2の一方又は双方が構成される。なお、3つの円弧面の相互間の境界部に、分離溝と称される、一段深い軸方向溝を形成してもよい。
多円弧軸受は、これ以外の構成を採ることもできる。例えば図示は省略するが、軸受スリーブ8の内周面8aのラジアル軸受面となる領域を、3つの円弧面で構成し(いわゆる3円弧軸受)、3つの円弧面で区画される各領域において、ラジアル軸受隙間を、円周方向の一方向に対して、それぞれ楔状に漸次縮小した形状とすることもできる。このような構成の多円弧軸受は、テーパ軸受と称されることもある。また、3つの円弧面の相互間の境界部に、分離溝と称される、一段深い軸方向溝を形成することもできる。この場合、軸受スリーブ8と軸部2aとが所定方向に相対回転すると、ラジアル軸受隙間内の潤滑流体が楔状に縮小した最小隙間側に押し込まれて、その圧力が上昇する。このような構成の多円弧軸受における潤滑流体の動圧作用によって、軸受スリーブ8と軸部2aとが非接触支持され、ラジアル軸受部R1、R2の一方又は双方が構成される。
多円弧軸受は、さらに別の構成を採ることもできる。例えば図示は省略するが、上記3円弧軸受において、3つの円弧面の最小隙間側の円周方向所定領域を、それぞれ、軸受スリーブ8(軸部2a)の軸中心を曲率中心とする同心かつ同径の円弧で構成することもできる。従って、各所定領域において、ラジアル軸受隙間(最小隙間)は一定になる。このような構成の多円弧軸受は、テーパ・フラット軸受と称され、ラジアル軸受部R1、R2の一方又は双方を構成する。
以上の各例における多円弧軸受は、いわゆる3円弧軸受であるが、これに限らず、いわゆる4円弧軸受、5円弧軸受、さらに6円弧以上の数の円弧面で構成された多円弧軸受を採用してもよい。また、ラジアル軸受部をステップ軸受や多円弧軸受で構成する場合、ラジアル軸受部R1、R2のように、2つのラジアル軸受部を軸方向に離隔して設けた構成とする他、軸受スリーブ8の内周面8aの上下領域に亘って1つのラジアル軸受部を設けた構成としてもよい。
また、スラスト軸受部T1、T2の一方又は双方は、例えば、スラスト軸受面となる領域に、複数の半径方向溝形状の動圧溝を円周方向所定間隔に設けた、いわゆるステップ軸受、いわゆる波型軸受(ステップ型が波型になったもの)等で構成することもできる。
また、ラジアル軸受部R1、R2やスラスト軸受部T1、T2を動圧軸受以外の軸受で構成することもでき、例えばスラスト軸受部としてピボット軸受が、ラジアル軸受部として真円軸受が使用可能である。
また、以上の実施形態では、流体軸受装置1の内部に充満し、軸受スリーブ8と軸部材2との間のラジアル軸受隙間や、軸受スリーブ8およびハウジング7と軸部材2との間のスラスト軸受隙間に潤滑膜を形成する流体として、潤滑油を例示したが、それ以外にも各軸受隙間に潤滑膜を形成可能な流体、例えば空気等の気体や、磁性流体等の流動性を有する潤滑剤を使用することもできる。
本発明の一実施形態に係る流体軸受装置を組み込んだ情報機器用スピンドルモータの断面図である。 流体軸受装置の断面図である。 ハウジングの成形工程を概念的に示す断面図である。 ハウジングのゲート跡成形の一例を概念的に示す断面図である。 ゲート跡周辺の一例を示す拡大断面図である。 ハウジングのゲート跡成形の他の例を概念的に示す断面図である。 ゲート跡周辺の他の例を示す拡大断面図である。 ゲート跡周辺の他の例を示す拡大断面図である。 ハウジングのゲート跡の被覆加工の一例を概念的に示す断面図である。
符号の説明
1 流体軸受装置
2 軸部材
3 ディスクハブ
4 ステータコイル
5 ロータマグネット
7 ハウジング
7a 側部
7b 底部
7c 上側端面
7d 下側端面
7e 窪み部
8 軸受スリーブ
9 シール部材
10a ランナー
10b 点状ゲート
10c キャビティー
11 ゲート樹脂部
12 ゲート跡
12a 分断部分
12b 分断面
12c 凸部
12d 表面
12e テーパ面
13 治具
13a 第1成形面
13b 第2成形面
R1、R2 ラジアル軸受部
T1、T2 スラスト軸受部

Claims (10)

  1. ハウジングと、ハウジングの内部に配置された軸受スリーブと、軸受スリーブの内周面に挿入された軸部材と、軸受スリーブの内周面と軸部材の外周面との間のラジアル軸受隙間に生じる流体の潤滑膜で軸部材をラジアル方向に非接触支持するラジアル軸受部とを備えた流体軸受装置において、
    ハウジングが樹脂の射出成形品で、そのゲート跡が成形されていることを特徴とする流体軸受装置。
  2. ハウジングと、ハウジングの内部に配置された軸受スリーブと、軸受スリーブの内周面に挿入された軸部材と、軸受スリーブの内周面と軸部材の外周面との間のラジアル軸受隙間に生じる流体の圧力で軸部材をラジアル方向に非接触支持するラジアル軸受部とを備えた流体軸受装置において、
    ハウジングが樹脂の射出成形品で、そのゲート跡が被覆材で被覆されていることを特徴とする流体軸受装置。
  3. ゲート跡の表面は、滑らかな凸状の曲面である請求項1記載の流体軸受装置。
  4. さらに、ゲート跡の周囲が成形されている請求項1記載の流体軸受装置。
  5. ハウジングが有底筒状をなし、その底部の軸心にゲート跡を有する請求項1又は2記載の流体軸受装置。
  6. 請求項1〜5記載の流体軸受装置と、ロータマグネットと、ステータコイルとを備えたモータ。
  7. ハウジングと、ハウジングの内部に配置された軸受スリーブと、軸受スリーブの内周面に挿入された軸部材と、軸受スリーブの内周面と軸部材の外周面との間のラジアル軸受隙間に生じる流体の潤滑膜で軸部材をラジアル方向に非接触支持するラジアル軸受部とを備えた流体軸受装置の製造方法において、
    ハウジングを樹脂材料で射出成形して離型した後、ゲート跡を治具で成形することを特徴とする流体軸受装置の製造方法。
  8. 治具を回転させながらゲート跡を成形する請求項7記載の流体軸受装置の製造方法。
  9. ゲート跡を加熱しながら成形する請求項7記載の流体軸受装置の製造方法。
  10. ゲート跡を成形する第1成形面と、ゲート跡の周囲を成形する第2成形面とを備えた治具で成形を行う請求項7記載の流体軸受装置の製造方法。
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