JPH01201687A - 定着ローラー - Google Patents
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- JPH01201687A JPH01201687A JP2639788A JP2639788A JPH01201687A JP H01201687 A JPH01201687 A JP H01201687A JP 2639788 A JP2639788 A JP 2639788A JP 2639788 A JP2639788 A JP 2639788A JP H01201687 A JPH01201687 A JP H01201687A
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、電子複写機等に使用するために外周面にふ
っ素樹脂スリーブを被覆した定着ローラーに関するもの
である。
っ素樹脂スリーブを被覆した定着ローラーに関するもの
である。
「従来の技術、発明か解決せんとする問題点」従来、電
子複写機等の定着ローラー等として離型性を良くするた
めに、芯金入りゴムローラーに外周にふっ素樹脂スリー
ブを被覆したローラーか知られている。
子複写機等の定着ローラー等として離型性を良くするた
めに、芯金入りゴムローラーに外周にふっ素樹脂スリー
ブを被覆したローラーか知られている。
そして、従来のこの種のローラーは、円筒型の内周面の
内側に装填した円筒形内径より外径の小さいスリーブの
両端を、芯金を保持する側型に固定し、この状態で芯金
とスリーツ間の環状空間内にゴム材料を高圧て注入充填
し、その充填圧力てスリーブを拡張しなから円筒型内周
面に密着させると共に、ゴム材料にスリーブを一体化さ
せることにより製造する方法が採用されている(特公昭
50−7097号公報、特公昭51−27276号公報
)。
内側に装填した円筒形内径より外径の小さいスリーブの
両端を、芯金を保持する側型に固定し、この状態で芯金
とスリーツ間の環状空間内にゴム材料を高圧て注入充填
し、その充填圧力てスリーブを拡張しなから円筒型内周
面に密着させると共に、ゴム材料にスリーブを一体化さ
せることにより製造する方法が採用されている(特公昭
50−7097号公報、特公昭51−27276号公報
)。
しかしながら、このような方法で製造される従来の定着
ローラーにおいては、特に肉厚か0.1mm以下の薄肉
のふっ素樹脂スリーブを用いる場合、スリーブの引張応
力か低いためにスリーブとゴム材料との密着性が充分で
なく、スリーブとゴム層との間でしばしば剥離を生じ、
定着ローラーとしての寿命か短いという欠点があった。
ローラーにおいては、特に肉厚か0.1mm以下の薄肉
のふっ素樹脂スリーブを用いる場合、スリーブの引張応
力か低いためにスリーブとゴム材料との密着性が充分で
なく、スリーブとゴム層との間でしばしば剥離を生じ、
定着ローラーとしての寿命か短いという欠点があった。
「問題点を解決するための手段」
この発明は前記従来の課題を解決すべく鋭意研究した結
果、金属シャフトの外周に被覆するゴム層としてその破
断時の伸びが3SO%以上の特性を有するゴム材料を使
用することにより、ふっ素樹脂スリーブとゴム材料との
密着性が良く、定着ローラーとしての寿命を満足するこ
とを見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
果、金属シャフトの外周に被覆するゴム層としてその破
断時の伸びが3SO%以上の特性を有するゴム材料を使
用することにより、ふっ素樹脂スリーブとゴム材料との
密着性が良く、定着ローラーとしての寿命を満足するこ
とを見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
「実施例」
以下この発明を図面に示す実施例について説明すると、
定着ローラー1はその金属芯金2の外周にゴム層3が被
覆されている。
定着ローラー1はその金属芯金2の外周にゴム層3が被
覆されている。
このゴム層3の材質としては、シリコーンゴム、SEP
、EPDMといった耐熱性のゴム材質か使用され得るか
、シリコーンゴムか一般的である。
、EPDMといった耐熱性のゴム材質か使用され得るか
、シリコーンゴムか一般的である。
このシリコーンゴムの種類は特に制限されるものではな
く、熱加硫型、付加型、縮合型のいずれも使用可能であ
る。
く、熱加硫型、付加型、縮合型のいずれも使用可能であ
る。
この発明に使用するゴム材質の物性は別紙の表−1の実
施例に示した如きものであり、硬さ(JISA )か4
0度で伸びか350%を超えるものであることか必要で
ある。
施例に示した如きものであり、硬さ(JISA )か4
0度で伸びか350%を超えるものであることか必要で
ある。
そして、このゴム層3の外周に厚さ0.1u++++以
ドのふっ素樹脂スリーブ4か被覆されている。
ドのふっ素樹脂スリーブ4か被覆されている。
このようにして製造したローラーについて、スリーブ4
とコム層3の接着剥離デストな比較例1〜3と共に実験
したところ、別紙の表−2のような結果か得られた。即
ち、イニシャルでは実施例並びに比較例1〜3共に接着
力に差かないことか分った。
とコム層3の接着剥離デストな比較例1〜3と共に実験
したところ、別紙の表−2のような結果か得られた。即
ち、イニシャルでは実施例並びに比較例1〜3共に接着
力に差かないことか分った。
しかしながら、 230℃で70時間加熱後の接着デス
トては、伸びの大きい実施例の材質のみ接着強度を保持
していた。また、実施例の材質と同レベルの破断強度を
有している比較例1においても接着強度を保持できない
ことか分った。
トては、伸びの大きい実施例の材質のみ接着強度を保持
していた。また、実施例の材質と同レベルの破断強度を
有している比較例1においても接着強度を保持できない
ことか分った。
ここで、スリーブ4とゴム層3の接着剥離テストとして
は、試料の軸方向にLoIm間隔て2木のスリットを入
れ、表層のスリーブ4に一部を強制剥離し、この部分を
引張試験機にクランプして90度剥離テストを行ない、
剥離面のゴム残率と接着強度を調べた。
は、試料の軸方向にLoIm間隔て2木のスリットを入
れ、表層のスリーブ4に一部を強制剥離し、この部分を
引張試験機にクランプして90度剥離テストを行ない、
剥離面のゴム残率と接着強度を調べた。
次に、これらの製品の耐久性を評価するために複写機で
の通紙テストを行ない、表−3の結果を得た。
の通紙テストを行ない、表−3の結果を得た。
表−1各試料の物性(試験方法: JISK6301)
表−2スリーブ(製品)の接着テスト 表−3製品の通紙テスト ここで、I耐久性の評価方法としては、ヒートローラー
直径Sowm、その表面温度200°C、ニップ荷重6
0kgfハopal、周速250mm/secの仕様で
、白紙を50枚/分の速度て定着ローラー間を通過させ
、スリーブ4とゴム層3間の剥離の発生を寿命として評
価した。なお、評価には、下記の仕様の加圧ローラーを
用いた。
表−2スリーブ(製品)の接着テスト 表−3製品の通紙テスト ここで、I耐久性の評価方法としては、ヒートローラー
直径Sowm、その表面温度200°C、ニップ荷重6
0kgfハopal、周速250mm/secの仕様で
、白紙を50枚/分の速度て定着ローラー間を通過させ
、スリーブ4とゴム層3間の剥離の発生を寿命として評
価した。なお、評価には、下記の仕様の加圧ローラーを
用いた。
ローラー外径50m+s、ゴム層の肉厚6.□、ゴム層
の長さ 340nm。
の長さ 340nm。
表−3の結果から分るように、この発明により製造した
ローラーはふっ素樹脂スリーブとゴム層の密着性か極め
て良好で長期にわたる耐久性を有している。しかも、#
久終了後も画像形成上不具合となるような2−Jムラ、
紙シワ、カール等は発生しなかった。
ローラーはふっ素樹脂スリーブとゴム層の密着性か極め
て良好で長期にわたる耐久性を有している。しかも、#
久終了後も画像形成上不具合となるような2−Jムラ、
紙シワ、カール等は発生しなかった。
この発明において、ゴム硬度は、特に制限されろもので
はなく 15〜50度の範囲で任意に選定てきる。
はなく 15〜50度の範囲で任意に選定てきる。
また、一般にシリコーンゴムにおいて、伸びを出す配合
処決として、ベースゴムの架橋密度を低くする方法、C
ab−0−3itに代表される高補強性のフエームトシ
リカを充填する方法など種々の処決かあるか、この発明
においてはそれらの内どの処決を利用してもよい。
処決として、ベースゴムの架橋密度を低くする方法、C
ab−0−3itに代表される高補強性のフエームトシ
リカを充填する方法など種々の処決かあるか、この発明
においてはそれらの内どの処決を利用してもよい。
しかしなから、一般に伸びを大きくした処決ては、圧縮
永久歪み性の低下を誘発する場合か多いため、この点に
注意して配合設計を行なう必要かある。
永久歪み性の低下を誘発する場合か多いため、この点に
注意して配合設計を行なう必要かある。
そのためには、熱加硫型シリコーンゴムにおいては、架
橋剤としては、2,4−ジクロロベンソイルパーオキシ
サイドよりも 2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)
2.5−ジメチルヘキサンの使用か望ましい。
橋剤としては、2,4−ジクロロベンソイルパーオキシ
サイドよりも 2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)
2.5−ジメチルヘキサンの使用か望ましい。
ふっ素樹脂スリーブ4とシリコーンゴム層3の接着は、
例えば、ケムロツク607の如きシリコーン系ブライマ
ーを使用することにより対応することかでき、予めふっ
素樹脂スリーブの内面を芳香族炭化水素溶液中の活性金
属ナトリウムで腐蝕処理して接着剤受容性にする内面g
蝕処理工程を行った後、シリコーン系プライマーを塗7
【コするのが一般的である。
例えば、ケムロツク607の如きシリコーン系ブライマ
ーを使用することにより対応することかでき、予めふっ
素樹脂スリーブの内面を芳香族炭化水素溶液中の活性金
属ナトリウムで腐蝕処理して接着剤受容性にする内面g
蝕処理工程を行った後、シリコーン系プライマーを塗7
【コするのが一般的である。
また、金属芯金2とゴム層3の接着は、例えはプライマ
ー No、15 (信越化学!A)の如きシリコーン系
ブライマーを使用することにより対応することかてき、
このとき金属芯金2は、予めサントララスト等で表面を
活性化したのち、プライマーか塗布される。
ー No、15 (信越化学!A)の如きシリコーン系
ブライマーを使用することにより対応することかてき、
このとき金属芯金2は、予めサントララスト等で表面を
活性化したのち、プライマーか塗布される。
これらのプライマー類は、特に限定されるものてはない
か、ゴム材質との相性に注意する必要かあり、付加型シ
リコーンゴムには、たとえば、プライv−No、IO,
IA&B (信越化学業)の如きものか使用される。
か、ゴム材質との相性に注意する必要かあり、付加型シ
リコーンゴムには、たとえば、プライv−No、IO,
IA&B (信越化学業)の如きものか使用される。
また、この発明おいては、ゴム配合物の耐熱性の向上、
低価格等の目的により、耐熱剤、増量充填剤、可塑性剤
等の添加を制限するものではない。更に、熱電導等を考
慮して、金属酸化物、例えば、アルミナの如き充填剤を
添加してもよい。
低価格等の目的により、耐熱剤、増量充填剤、可塑性剤
等の添加を制限するものではない。更に、熱電導等を考
慮して、金属酸化物、例えば、アルミナの如き充填剤を
添加してもよい。
この発明において、物理特性上、引張強さや引裂き強さ
に留意する必要はなく、これらの特性については製品の
成形上でワレ等の不具合か発生しないレベル以上を有し
ていれば良い。
に留意する必要はなく、これらの特性については製品の
成形上でワレ等の不具合か発生しないレベル以上を有し
ていれば良い。
但し、一般に伸びを大きくする配合外法ては付属的に引
張強さか大きくなる傾向かあるが、引張強さの増大を避
ける必要はない。
張強さか大きくなる傾向かあるが、引張強さの増大を避
ける必要はない。
なお、本発明の定着ローラーは、主として加圧ローラー
についC述べたか、定着ローラーの加熱ローラー(ヒー
トローラー)についても同様に適用できることは、勿論
である。
についC述べたか、定着ローラーの加熱ローラー(ヒー
トローラー)についても同様に適用できることは、勿論
である。
「発明の効果」
以−ヒの通りこの発明によれば、耐久性にすぐれたふっ
素樹脂スリーブを有した定着ローラーを得ることかでき
る。
素樹脂スリーブを有した定着ローラーを得ることかでき
る。
図は、この発明の実施例を示す縦断正面図である。
1・・定着ローラー、2・・金属芯金、3・・ゴム層、
4・・ふっ素樹脂スリーブ。
4・・ふっ素樹脂スリーブ。
Claims (1)
- 1)金属芯金の外周に被覆したゴム層の外周に、厚さ0
.1mm以下のふっ素樹脂スリーブを有した定着ローラ
において、前記ゴム層の破断伸びが350%以上の材質
を使用したことを特徴とする定着ローラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2639788A JPH01201687A (ja) | 1988-02-06 | 1988-02-06 | 定着ローラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2639788A JPH01201687A (ja) | 1988-02-06 | 1988-02-06 | 定着ローラー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01201687A true JPH01201687A (ja) | 1989-08-14 |
JPH0424711B2 JPH0424711B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=12192421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2639788A Granted JPH01201687A (ja) | 1988-02-06 | 1988-02-06 | 定着ローラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01201687A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5243393A (en) * | 1989-05-31 | 1993-09-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Rotatory member for fixing and fixing device having the rotatory member |
JPH06266257A (ja) * | 1993-03-11 | 1994-09-22 | Arai Pump Mfg Co Ltd | 加圧ローラ |
WO1999059034A1 (en) * | 1998-05-13 | 1999-11-18 | Daikin Industries, Ltd. | Melt-extrusion material suitable for forming outermost layer of fixing roller of fixing unit of image forming apparatus |
JP2007233111A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Fuji Xerox Co Ltd | 加圧ロール、定着装置及び画像形成装置 |
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JPS5127276A (en) * | 1974-08-29 | 1976-03-06 | Nagaharu Tatsuno | Tasoshiki no jitenshahokanko |
JPS542750A (en) * | 1977-06-03 | 1979-01-10 | Xerox Corp | Copying apparatus having press roll and parts thereof |
JPS61185775A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-19 | Nitto Kogyo Kk | 電子写真機の定着用加圧ロ−ラ− |
JPS61248731A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-06 | Nitto Kogyo Kk | フツ素樹脂被覆定着ロ−ラ−の生産方法 |
JPS638680A (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-14 | Arai Pump Mfg Co Ltd | 表層にふつ素樹脂スリ−ブを有する定着ロ−ラ−の製造方法 |
JPH01197781A (ja) * | 1988-02-02 | 1989-08-09 | Canon Inc | 定着器用加圧ローラー |
-
1988
- 1988-02-06 JP JP2639788A patent/JPH01201687A/ja active Granted
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