JPS61289370A - トナ−定着用ロ−ルの製造方法 - Google Patents

トナ−定着用ロ−ルの製造方法

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JPS61289370A
JPS61289370A JP60131601A JP13160185A JPS61289370A JP S61289370 A JPS61289370 A JP S61289370A JP 60131601 A JP60131601 A JP 60131601A JP 13160185 A JP13160185 A JP 13160185A JP S61289370 A JPS61289370 A JP S61289370A
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幸治 清水
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脇田 春樹
Mitsuo Hamada
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    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、トナー定着用ロールの製造方法に関する。
更に詳しくは、乾式電子写真によるトナー粉末像を加熱
・加圧によって紙等の画像支持材に定着させる電子写真
用トナー定着用ロールの製造方法に関する。
[従来技術1 従来公知の電子写真用トナー定着用ロールの共形例とし
てシリコーンゴム被覆ロールがある。
単するシリコーンゴム被覆ロールでは溶融トナーに対す
る離型性が不足するので、シリコーンゴム被覆ロールを
長時間加熱シリコーンオイル中に浸漬してシリコーンオ
イルを含浸させたトナー定着用ロール、特に加熱定着ロ
ール;シリコーンオイルを含有するシリコーンゴム組成
物を加硫してなるトナー定着用ロール、特に加熱定着ロ
ール;シリコーンゴム被a[a−ルの表面にシリコーン
オイルを薄く供給しつつ使用するトナー定着用ロール、
特に加熱定着ロールがある。
[従来技術の問題点1 しかし、シリコーンオイル含浸トナー定着用ロール、特
に加熱定着ロールやシリコーンオイル含有トナー定着用
ロール、特に加熱定着ロールはシリコーンオイルの作用
でシリコーンゴムが膨潤したり、やがてはシリコーンオ
イルが出尽くして離型性が低下し、シリコーンゴムが収
縮するという問題点がある。また、シリコーンオイル供
給式トナー定着用ロール、特に加熱定着ロールはシリコ
ーンオイルの供給装置を必要とし装置が大型化するとい
う問題がある。
この発明はこうした従来技術の持つ欠点を解2肖するこ
と、すなわち、シリコーンオイルの助けを借りることな
くトナー離型性のすぐれたFす一定着用ロール、特に加
熱定着ロールの製造方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段とその作用1この目的は
、芯体の外周面上に耐熱剤を含有する硬化シリコーンゴ
ム層を直接または間接的に形成し、400℃〜270 
℃で15分間〜24時間、該硬化シリコーンゴム層を熱
処理することを特徴とするトナー定着用ロールの製造方
法によって達成される。
これを説明するに、芯体は通常金属製であり、円柱状と
円筒状がある。円筒状の芯体は内部に熱源が存在する。
この芯体の外周面上に耐熱剤を含有する硬化シリコーン
ゴム層を直接または間接的に形成する。ここで直接に形
成するとは芯体の外周面上に池の層を介さずして耐熱剤
を含有するシリコーンゴム層を形成することであり、間
接的に形成するとは芯体の外周面上に池の層、例えば池
の種類の硬化ゴム層や耐熱剤を含有しない硬化シリコー
ンゴム層を介して耐熱剤を含有する硬化シリコーンゴム
層を形成することをいう。この発明では高温熱処理を必
須とするので、耐熱剤を含有する硬化シリコーンゴム層
を直接形成することが好ましい。いずれの場合も芯体の
外周面上には適切なプライマ一層を薄く塗布しておくこ
とが接着性向上をはかる点で好ましい。ただし、耐熱剤
を含有する硬化シリコーンゴム層が熱収縮性のチューブ
からなる場合はそのIQではない、耐熱剤を含有する硬
化シリコーンゴム層の厚みは特に限定されないがあまり
薄いとトナー画像の輪郭が不鮮明となり、あまり厚いと
シリコーンゴムが無駄になるので加熱定着ロールは0.
25〜1.5−一、加圧ロールは3〜10mmが好まし
い。また、その硬度はあまり天外いとトナー画像の輪郭
が不鮮明となり、あまり小さいとトナーの紙等への定着
が不十分になるので10〜70が好ましい。
加圧ロールは内層が硬化シリフーンゴムスポンジ層、外
層が通常の硬化シリコーンゴム層の二層で被覆されてい
てもよい。
硬化シリコーンゴム層を形成するためのシリコーンゴム
組成物としては、ミリングタイプのシリコーンゴム組成
物と液状シリコーンゴム組成物があり、ミリングタイプ
のシリコーンゴム組成物には付加反応硬化型と有機過酸
化物加硫型とがあり、液状シリコーンゴム組成物には付
加反応硬化型、有機過酸化物加硫型、縮合反応硬化型な
どがある。ミリングタイプのシリコーンゴム組成物では
有機過酸化物加硫型が、液状シリコーンゴム組成物では
付加反応硬化型が一般的である。
ここで有機過酸化物加硫型は、ジオル〃ノボリシロキサ
ン生ゴムもしくは両末端ビニル基封鎖ジオル〃ノポリシ
ロキサン流体と充填剤と触媒量の有機過酸化物を主剤と
し、付加反応硬化型は両末端ビニル基封鎖ジオルガノポ
リシロキサン生ゴムないし流体とオル〃ノハイドロジェ
ンポリシロキサンと充填剤と触媒量の白金系触媒を主剤
とし、縮合反応硬化型は両末端シラノール基封鎖ジオル
〃/ポリシロキサン流体とけい素原子結合加水分解性基
を1分子中に3個ないし4個有するシランもしくはシロ
キサンと充填剤と触媒量の有機錫の有機カルボン酸塩を
主剤とするものが代表的である。いずれのタイプの硬化
性シリコーンゴム組成物も、耐熱剤を含有している必要
がある。硬化シリコーンゴム層の熱処理時の劣化を防止
するためである。耐熱剤として酸化第二鉄、四三酸化鉄
、水酸化第二鉄、酸化セリウム、水酸化セリウム、酸化
ランタン、7ユームド二酸化チタン、ナフテン酸鉄、ナ
フテン酸セリウム、セリウムジメチルポリシラル−トな
どの金属化合物が例示される。これらの耐熱剤は1種だ
け使用してもよいし2種以上を併用してもよい。 金属
酸化物系の耐熱剤は1〜30重量%、金属水酸化物系の
耐熱剤は0.1〜7重量%、その池の耐熱剤は0.05
〜5重量%含有することが好ましい。
芯体の外周面上に耐熱剤を含有する硬化シリコーンゴム
層を直接に形成させるには、必要に応じてプライマーを
塗布した芯体の外周面上に耐熱剤を含有する硬化性シリ
コーンゴム組成物層を形成し、ついで加熱するが室温放
置してシリコーンゴム組成物を硬化させる。
芯体の外周面上に硬化性シリコーンゴム組成物層を形成
する方法としては圧縮成形、液状射出成形、注型成形、
塗布、噴霧などがあるが、寸法精度、スピードの点で圧
縮成形と液状射出成形が好適である。成形方法は、シリ
コーンゴム組成物の粘性や硬化機構に応じて適宜選択す
ればよい。
有機過酸化物加硫型のシリコーンゴム組成物の硬化条件
は一般に一次加硫が110℃〜200℃で30分間〜5
分間であり、二次加硫が200°C〜250℃で10時
間〜2時間である。
ただし、有機過酸化物がフルキルパーオキサイド系のと
きは、二次加硫は必ずしも必要でない。
付加反応硬化型のシリコーンゴム組成物の硬化条件は一
般に室温〜180℃で48時間〜1時間である。縮合反
応硬化型シリコーンゴム組成物の硬化条件は一般に室温
〜150℃で10日間〜10分間である。もちろん、同
じ硬化機構のシリコーンゴム組成物であっても、硬化触
媒の種類や含有量、官能基の含有量、成形方法の種類な
どによって硬化温度や硬化時間が異なることはいう主で
もない。
芯体の外周面上に耐熱剤を含有する硬化シリコーンゴム
層を直接に形成させる別の方法として、その内径が芯体
の外径より若干大きい、耐熱剤を含有する熱収縮性シリ
コーンゴムチューブ内に芯体を筬挿し、該シリコーンゴ
ムチューブを加熱してその内径を芯体の外径以下に収縮
させる方法がある。
芯体の外周面上に耐熱剤を含有する硬化シリコーンゴム
層を間接的に形成させるには、芯体の外周面上にまず他
の種類のゴム組成物もしくは耐熱剤を含有しない硬化性
シリコーンゴム組成物の層を形成し、ついでその上に耐
熱剤を含有する硬化性シリコーンゴム層を形成し、両者
を同時に硬化させるとよい。
かくして芯体の外周面上に直接にまたは間接的に形成さ
れた耐熱剤を含有する硬化シリコーンゴム層を390℃
〜270℃で15分l111〜24時間、好ましくは3
70℃〜300℃で20分間〜16時間熱処理する。
熱処理は加熱空気中、金型中などで行なえばよいが、ト
ナー離型性向上の観点から流動する加熱空気中で行なう
ことが好ましい。
なお、耐熱剤を含有する硬化シリコーンゴム層は必ずし
も平滑でないので、上記熱処理を行なう前か、行なった
後にグラインダーなどで研摩して平滑にするとよい。
[実施例1 以下、この発明の実施例を示す。実施例中、U部」とあ
るのは重量部を意味する。粘度、粘着テープの剥離力、
トナー離型性は25°Cにおける測定値である。なお、
硬化したシリコーンゴム層のトナー離型性は便宜上下記
の条件で測定した。
すなわち、トナー定着用ロールの製造に使用した、硬化
性シリコーンゴム組成物から厚さ2゜1mmの硬化性シ
リコーンゴムシートをつくりその片面を粗度10μ論の
砥石で研摩し、熱処理した。このシートから幅3011
長さl50mm、厚さ2II11の試験片2枚を採取し
た。この2枚の試験片をその研摩面が長さ方向に100
1ラツプするように積み重ね、該ラップ部分間にミノル
タカメラ株式会社製MT)ナーを厚み0.1■になるよ
うに介在させ、180℃に加熱した電熱式加圧プレス間
に20分間はさんで該トナーを溶融せしめ、プレスから
取り出して放冷した。
このトナーにより固定された試験片を引張状Wlk磯に
セットし、非ラツプ部分を握んでラップ部分の長さ方向
に200mm/分の速さで引張り、引張り応力を測定し
、その最大値をもってトナー離型性の目安とした。
実施例1 ジメチルシロキサン命メチルビニルシロキサン共重合体
生ゴム(ジメチルシロキサンとメチルビニルシロキサン
とのモル比99.3:0゜7)71.4重量%と比表面
積200+i2/gのヒユームドシリカ25−0 重N
%とα、ω−ジヒトキシジメチルシロキサンオリゴマ−
3,6重量%とからなるシリコーンゴム組成物100部
に酸化第二鉄微粉末13.5部および2.5−ジメチル
−2,5−ビス(ジ−t−ブチルパーオキシ)ヘキサン
1.0部を添加して2本ロールにより均一になるまで混
練し、これをシート状に分出ししてトナー定着用ロール
用のアルミニウム製芯金(外径50IIIII5長さ3
00mm)に巻きつけた。なお、この芯金には予めシリ
コーン系プライマーを塗布し、乾燥しておいた。
このシリコーンゴム組成物シートを巻きつけたアルミニ
ウム芯金を金型にセットし、この金型を電熱式プレスの
180℃の熱板間に15分間はさみ、ついで金型を取り
出し、金型を開いてシリコーンゴム被覆ロール(シリコ
ーンゴム厚1.lam)を取り出した。二次加硫のため
、このシリコーンゴム被覆ロールを200℃の熱風循環
式オーブン中に4時間放置した。シリコーンゴム被覆ロ
ールをオーブンから取り出し放冷後、シリコーンゴム表
面を粗度1.θμ箇の砥石により研摩してシリコーンゴ
ム厚1.Oaamとした。この研摩済みシリコーンゴム
被覆ロールを360℃の熱風循環式オーブン中に30分
間放置し、取り出して放冷した。かくして得られた加熱
定着用ロールのシリコーンゴム面に日東電工株式会社製
ポリエステル粘着テープタイプ31Bを圧着したが、圧
を解放するとほぼ同時に該テープがはがれてしまった。
比較例として前記と同一組成の硬化性シリコーンゴム組
成物を使用して360℃での熱処理をしない以外は前記
と同一条件で硬化性シリコーンゴム被覆加熱定着用ロー
ルをつくり、このシリコーンゴム面に日東電工株式会社
製ポリエステル粘着テープタイプ31Bを圧着したとこ
ろ、圧を解放しても該テープがはがれず、引きはがすの
に最大40g/4cmの引張応力を要した。
前記の硬化性シリフーンゴムMtr&物を使用して硬化
シリコーンゴムシートをつくり、その片面を研摩し、3
60°C,30分間の熱処理前後のトナー離型性を調べ
た。なお、硬化条件は一次加硫が180℃で15分間の
圧縮成形であり、二次加硫が200℃で24時間の熱気
加硫であった。360℃での熱処理後の最大引張応力が
10g/4cmであるのに対し、360℃での熱処理前
の最大引張応力が35g/4cmであった。
360℃での熱処理によりトナー離型性が大幅に向上し
たことがわかる。
また、別の比較例として酸化第2鉄を添加しない以外は
上記実施例と同一条件で硬化シリコーンゴムシートをつ
くり、360℃、30分間の熱処理後のトナー離型性を
調べた。その最大引張応力は45g/4cmであった。
酸化第2鉄を含有していないと360℃での熱処理によ
り、シリコーンゴムが劣化するためがトナー離型性カ大
幅に悪くなることがわかる。
実施例2 粘度1000センチポイズの両末端ビニル基封鎖ジメチ
ルポリシロキサン55重量%とへキサメチルジシラザン
により疎水化処理した比表面積2001I2/gのヒユ
ームドシリカ17重量%と平均粒径5μ鎗の石英粉末2
8重1%とからなる液状シリコーンゴム組成物100部
に10センチボイズのメチルハイドロジエンポリシロキ
サン0.62部と酸化第2鉄微粉末13゜5部と酸化セ
リウム微粉末0.276と塩化白金酸0.003部とメ
チルブ千ノール0.05部とを添加し均一になる主で混
合した。
一方加熱定着用ロール用のアルミニウム製芯金(外径5
0mm、長さ300a+a+)にシリコーン系プライマ
ーを塗布し、乾燥させ、金型にセットし、この金型を電
熱式プレスの150℃の熱板間に10分間はさんで予熱
しておいた。上記のシリコーンゴム組成物を注入機を使
用して上記金型内に注入し、150℃5分間保ち、金型
を電熱式プレスから取り出し、金型を開いて芯金の外周
面が厚さ1.1mmの硬化シリコーンゴム層で被覆され
たアルミニウム製芯金からなるロールを取り出した。
このロールのシリコーンゴム表面を粗度10μmの砥石
により研摩してシリコーンゴムの厚みを1.OII++
+とじた後、360℃の熱風循環式オーブン中に30分
間放置し、取り出して放冷した。
かくして得られた加熱定着用ロールのシリコーンゴム面
に日東電工株式会社製ポリエステル粘着テープタイプ3
1Bを圧着したが、圧を解放するとほぼ同時に該テープ
がはがれてしまった。
比較例として前記と同一組成の硬化性シリコーンゴム組
成物を使用して360℃での熱処理をしない以外は前記
と同一条件で硬化性シリコーンゴム被覆加熱定着用ロー
ルをつくり、このシリコーンゴム面に日東電工株式会社
製ポリエステル粘着テープタイプ31Bを圧着したとこ
ろ、圧を解放しても該テープがはがれず、引きはがすの
に最大30H/4cmの引張応力を要した。
前記の硬化性シリコーンゴム組成物を使用して硬化シリ
コーンゴムシートをつくり、その片面を研摩し、360
℃、30分間の熱処理前後のトナー離型性を調べた。な
お、硬化条件は150°Cで5分間の圧縮成形であった
。360℃での熱処理後の最大引張応力が5g/4cm
であるのに対し、360°Cでの熱処理前の最大引張応
力が30g74cmであった。360℃での熱処理によ
りトナー離型性が大幅に向上したことがわかる。
また、別の比較例として酸化第2鉄と酸化セリウムを添
加しない以外は実施例と同一条件で硬化シリコーンゴム
シートをつ<0.360℃。
30分間の熱処理後のトナー離型性を調べた。
その最大引張応力は60g/4ctxであった。耐熱剤
を含有していないと360℃での熱処理によりシリコー
ンゴムが熱劣化するためかトナー離型性が大幅に悪くな
ることがわかる。
実施例3 実施例2における熱処理条件を300℃で8時間とした
以外は実施例2と同一条件でシリコーンゴム被覆加熱定
着用ロールおよび硬化シリコーンゴムシートをつくり、
粘着テープ剥離性とトナー離型性を調べた。粘着テープ
剥離性は実施例2のそれと同様であり、トナー離型性は
最大引張芯カフg/4c■であった。
実施例4 実施例1における耐熱剤を水酸化セリウム0゜5部とし
た以外は実施例1と同一条件でシリコーンゴム被覆加熱
定着用ロールおよび硬化シリコーンゴムシートをつくり
、粘着テープ剥離性とトナー離型性を調べた。粘着テー
プ剥離性は実施例1のそれと同様であり、トナー離型性
は最大引張芯カフg/4cmであった。
を発明の効果1 この発明では、芯体の外周面上に耐熱剤を含有する硬化
シリコーンゴム層を直接または間接的に形成し、ついで
400℃〜270℃で15分間〜24時間、該硬化シリ
コーンゴム層を熱処理することにより、トナー定着用ロ
ーラを製造するのでシリコーンオイルの助けを借りなく
ても溶融トナーに対する離型性が優れているという特徴
がある。従ってこの発明の製造方法により製造されたシ
リコーンゴム被覆ロールは乾式電子写真機用のトナー定
着用ロール、ナなわ相加熱定着用ロールおよび加圧用ロ
ールとして、特に加熱定着用ロールとして好適である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 芯体の外周面上に耐熱剤を含有する硬化シリコーン
    ゴム層を直接または間接的に形成し、ついで400℃〜
    270℃で15分間〜24時間、該硬化シリコーンゴム
    層を熱処理することを特徴とするトナー定着用ロールの
    製造方法。 2 耐熱剤が金属化合物系のものである特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。 3 耐熱剤が酸化第2鉄、酸化セリウムまたは水酸化セ
    リウムである特許請求の範囲第2項記載の製造方法。 4 400℃〜270℃の流動空気中で熱処理する特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP60131601A 1985-06-17 1985-06-17 トナ−定着用ロ−ルの製造方法 Expired - Lifetime JPH0697370B2 (ja)

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