JPH01193270A - ミルベマイシン化合物、その製法及び用途 - Google Patents

ミルベマイシン化合物、その製法及び用途

Info

Publication number
JPH01193270A
JPH01193270A JP62313218A JP31321887A JPH01193270A JP H01193270 A JPH01193270 A JP H01193270A JP 62313218 A JP62313218 A JP 62313218A JP 31321887 A JP31321887 A JP 31321887A JP H01193270 A JPH01193270 A JP H01193270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
methyl
tables
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62313218A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0672145B2 (ja
Inventor
Hisao Okazaki
尚夫 岡崎
Hideji Takahashi
秀次 高橋
Seigo Iwato
誠吾 岩藤
Keiji Tanaka
啓司 田中
Toshiaki Yanai
矢内 利明
Hisayoshi Kajino
久喜 梶野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP62313218A priority Critical patent/JPH0672145B2/ja
Publication of JPH01193270A publication Critical patent/JPH01193270A/ja
Publication of JPH0672145B2 publication Critical patent/JPH0672145B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔従来の技術〕 本発明は、下記式(1)を有するミルベマイシン化合物
として定義される一連の新規マクロライド化合物に関す
るものである。この新規化合物は、本文中で一般的に殺
寄生虫活性と呼ぶところの有用な殺ダニ、殺虫および駆
虫活性を有する。本発明は、また新規ミルベマイシン化
合物の製法および本化合物を含有する殺寄生虫組成物に
関する。
本発明によって提供される新規化合物は、既知16員環
マクロライド構造をもつ数独の既知化合物が各種微生物
の醗酵あるいはそのような天然醗酵産物からの化学的誘
導により半合成的に得られ、そして殺ダニ、殺虫、駆虫
およびその他の殺寄生虫活性を示す。ミルベマイシン類
とアベルメクチン類は既知化合物のこのような二つのク
ラスの例であるが、他にもまた種々のクラスが存在し、
別の名称あるいはコード番号によりて同定されている。
これらの種々のマクロライド化合物の名称は。
一般に各クラスの天然物を産生ずる微生物の名称または
コード番号から採られてきた。そしてとれらの名称は、
従来そのような化合物に一般的に使用しうる標準的組織
的な命名法がなかったために、さらに同じクラスの化学
的誘導体に対しても用いられる。天然のミルベマイシン
類は次のように式%式% 疑いを避けるため罠1式(4)は本発明化合物に最も適
切な若干の炭素原子の番号をも示している。
4位のメチル基の炭素原子には26と番号を付けられた
天然に産生されたずルペマイシンA3およびA4はその
他多数のものと共に特公昭56−45890に、またミ
ルベマイシンDは特開昭56−32481に公表された
。これら特許においてミルベマイシンは「化合物B−4
1Jとして示された。これらの化合物は、上記式(4)
において25位にそれぞれメチル基、エチル基またはイ
ングロビル基が置換している。25位が思・C−ブチル
基が置換したミルベマイシン類縁体社特開昭54−14
5699に公表されている。
ミルベマイシンの各種誘導体が調製され、その活性が試
験された。例えば、5位エステル化ミルベマイシン類は
特開昭54−61197.特開昭54−145699 
 、特開昭55−20797.特開昭57−18684
.特開昭58−59988゜特開昭61−22087.
特開昭55−24165゜特開昭59−20285.特
開昭59−141582゜特開昭61−825390.
特開昭61−130292゜特開昭57−120589
および特開昭59−16894に公表されている。
13−ヒドロキシ−5−ケトミルベマイシン誘導体は米
国特許第4423209号に公表されている。
ミA/ペマイシン5−オキシム誘導体は特開昭60−・
14299に、そして特開昭62−89685に公表さ
れた。特開昭61−180787は5位のヒドロキシま
たはエステル化ヒドロキシ置換基と組合せて13位にエ
ステル化カルゲキシ置換基をもつミルベマイシン誘導体
を公表した。
ミルベマイシン類のように、アベルメクチン類も16員
環マクロライP構造を有している。アベルメクチン類は
例えば、Antimicroblal Ag@ntsC
h@moth@rapy 1979 、15 # 36
1 (1979)およびJ、 Am* Chew、 5
ocs+ 1981 el 03 e 4216に公表
された。これらの化合物は13位が4′−(α−L−オ
レアンドロシル)−α−L−オレアンドロシルオキシ基
で置換されている以外、上記式(A)によって表わされ
る。25位はイングロビル基またはμじ一ブチル基で置
換されていて、そして22位と23位の間は炭素−炭素
二重結合があるかまたは23位に水酸基があシ、4位に
メチルが置換されている。
アベルメクチン類は(文献によってはC076化合物と
称されている)矢のように定義される。
アヘルメクf:/  C22−C23R25R23R5
A1a     db   s@e −Bu   HO
MeAlb     db    1−Pr    H
OMeA2a     sb   s@e−Bu   
OHOM@A2b     sb    1−Pr  
  OHOM@B1a     db   s@e−B
u   H0HB1b     db    1−Pr
    H0HB2a     sb    s@e−
Bu   OH0HB2b     sb    1−
Pr    OHO)I”db″は22位と23位の間
の二重結合を示し、’sb″は22位と23位の間の一
重結合を示す。
アベルメクチン12& e A2b * 82mおよび
B2bの23位ケ)B導体は特開昭57−18684か
ら知られている*22t23位ノヒドロアペルメクチン
類は22位および23位の間の二重結合の還元によって
得られ、特開昭54−61198に公表されている。ミ
ルベマイシン類縁体であるアベルメクチン類のアグリコ
ン誘導体からさらに種々の誘導体が知られている0例え
ば、特開昭54−61197は13位が低級アルカノイ
ル基で置換されたような誘導体を公表した。
特開昭58−59988は4位メチル基において誘導さ
れているアベルメクチン化合物を公表し九。4位メチル
基のヒドロキシメチル基への変換がア七チルオキシメチ
ル、ベンゾイルオキシメチルおよびその他のカル−ニル
オキシメチル化合物のような各種のオキシメチル誘導体
の形成と共に記載されている。
特開昭61−10589はコード番号LL−F2824
9によって一括して同定され、醗酵によシ産生され、生
物活性を有する一重の化合物を公表した。それらのうち
の若干のものは23位が水酸基によって。
また25位が1−メチル−1−7’ロペニル、1−メチ
ル−1−グチニルまたは1,3−ジメチル−1−ブテニ
ルで置換された上記式(A)に対応する16員環マクロ
ライド構造を有している。これらの化合物の中で、5位
の水酸基はメトキシ基によって置換されることもある。
S−541として同定される同一または類似の化合物は
特開昭61−118387に知られている。
S−541の23位ケト誘導体および23位デオキシ誘
導体は特開昭61−280496に知られている。22
位および23位に炭素−炭素二重結合をもつS−541
誘導体は特開昭62−67087に公表されている。S
−541およびS−541の23位ケトおよび23位デ
オキシ誘導体の26位ヒドロキシおよび26位C1−4
アル力ノイルオキシ誘導体は特開昭62−226984
 に知られている。
特開昭61−280496は5位に水酸基または置換さ
れた水酸基、23位に水酸基、置換された水酸基、また
はケト基、また25位にα−分岐し友アルケニル基を有
し、上記式(AK対応するマクロライド抗生物質の他の
一重を公表した。
上記の各棟のクラスのミルベマイシン関連マクロライド
化合物はすべて駆虫剤、殺外部寄生虫剤、殺ダニ剤ある
いはその他の農薬としての一つまたはそれ以上の活性を
有するといわれている。けれども、一つないしそれ以上
の綱の寄生性害虫に対して改良された活性゛を有する化
合物を提供することかさらに要求されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
それ故、改良された殺寄生虫活性を有するマ之ロライド
化合物を提供することが本発明の目的である。このよう
な化合物を製造するための方法を提供することが本発明
のもう一つの目的である。
本化合物に基づく殺寄生虫組成物を提供することがさら
にまた別の目的である。
〔発明の構成〕
ミルベマイシン誘導体の活性は、4位メチル基の代りに
4位に不飽和エステル基を導入するととによシ改良され
ることを見い出した。特に、本発明はミルベマイシンの
26位アルケノイルオキシ誘導体を提供する。
本発明は、式 式中ニ ーX−Y−は=CH2−CH2−、−CH2−CHOH
−、−CH=CH−または−〇H2−C(=0)−を示
す。
R1はメチル基、エチル基、イングロビル基、烏ec−
ブチル基または式−C(α3)20皿5 (式中、R5
はメチル基、エチル基またはイングロビル基を示す)の
基を示す。
R2は式−(CH2)n−C(R’)=(R’)(R8
ン(式中、ユは0.1または2であシ、RとRはそれぞ
れ水素原子またはメチル基を示し、R8は水素原子、C
1−4アルキル基、フェニル基または工ないしそれ以上
のハロゲン、メチルもしくはニトロで置換されたフェニ
ル基を示す)を示す。
R3は水素原子、メチル基、とドロキシ保護基またはエ
ステルを形成するカルゲン酸残基もしくは炭酸残基を示
す。そして R4は水素原子、ハロゲン原子、α−L−オレアンドロ
シルーα−L−オレアンドロシルオキシ基、またはOR
’ (式中R9はエステルを形成するカルがン酸残基も
しくは炭酸残基を示す)を示す。
ただし、Rがイングロビル基又はgale−ブチル基を
示すときのみ、R4はα−L−オレアンドロシルーα−
L−オレアンドロシルオキシ基を示す。
本発明はさらにまた、駆虫剤、殺ダニ剤、殺虫剤等の活
性を有する殺寄生虫剤組成物を提供する。
本組成物は式(1)の化合物を含有し製薬、農業、獣医
あるいは園芸業に許容されうる担体または希釈剤と混合
した組成物からなる。
R1が式−〇(CH3)=CHR5の基を示す場合それ
は1〜メチル−1−プロペニル、1−メチル−1−ブテ
ニルまたは1.3−ツメチル−1−ブテニル基である。
R5がヒドロキシ保護基である場合、それはこの目的の
ために通常用いられる保護基のいずれでもjい。例、t
 ハ、保N基ハ式81 (R’)(R’)(R’) (
式中、R’ 、 R’およびR#はそれぞれC1−4ア
ルキル基、ベンジル基またはフェニル基を示す。)によ
って示されるシリル基でもよい、シリル基の例としては
トリメチルシリル、トリエチルシリル、トリグロピルシ
リル、トリイソプロピルシリル、ジイソプロピルメチル
シリル、t−ブチルジメチルシリル。
ジメチルフェニルシリル、t−ブチルジフェニルシリル
、トリフェニルシリルおよびトリベンジルシリル基を含
む。これらの基の中で、トリメチルシリル、トリエチル
シリルおよびt−ブチルジメチルシリル基が好適である
。保護基はまた、別に述べたように、エステルを形成す
るカル?ン酸残基または炭酸残基でもありうる。
R3が酸残基である場合、酸の性質に特別の制限はない
。式(1)の化合物の生物活性は、−〇R3が水酸基で
ある化合物の形成によると思われるので、多種類のカル
ボン酸および炭酸から選ぶことができる。前述の通シ、
公知文献は5位エステル化ミルベマイシンの形成のため
に適当な酸の多数の例を記載しており、そのような酸は
本発明の化合物のために容易に採りあげることができる
網羅しているのではないが、Rはエステルを形成するカ
ルがン酸または炭酸の残基である場合、式−〇〇−(0
)n−R(式中、nはOまたは1であり;Rは直鎖また
は分岐した鎖状Cアルキル基、C5−7シクロアルキル
基” 7−9アラルキル基。
’2−6アルケニル基あるいはアルキニル基、C6−1
゜アリル基または5ないし10個の環構成原子を有し少
くとも1個の酸素原子、硫黄原子または窒素原子を含む
モノシクリル基または縮合ヘテロシクリル基を示す。)
でありうる。Rは、例えばアk キk 、 7 /l/
 :ff キシ、アルコキシアルキル、ハロゲン、へα
アルキル、アルコキシカルゲニル、アシルオキシ、とド
ロキシ、カル−キシ、アミノ。
モノ−またはジ−アルキルカルバモイル、メルカグト、
アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホ
ニル、ニトロ、フェノキシ、ハロフェノキシ、アルキル
スルホニルオキシ、アリールスルホニルオキシ、シアノ
チオおよび少くトモ1個の酸素、硫黄もしくは窒素原子
を含む5または6員環へテロシクリル基のような1個な
いしそれ以上の買換基を有していてもよい。置換基が1
個ないしそれ以上の炭素原子を含む場合、炭素原子の数
は工ないし9個が適当である。R自体がアルキル、アル
ケニルまたはアルキニル基である場合、置換基はアルキ
ル、アルコキシアルキルまたはハロアルキル基ではない
。好ましいRはエチルである。
ヒドロキシ保護基としての使用に適した酸残基の特殊な
例には、ホルミル、アセチル、クロロアセチル、ジクロ
ロアセチル、トリクロロアセチル。
トリフルオロアセチル、メトキシアセチル、グロビオニ
ル、n−ブチリル、(ト)−2−メチル−2−ブテノイ
ル、イソブチリル、ペンタノイルまたはピパロイルのよ
うな低級脂肪族アシル基;またはペンソイル、O−(ジ
ブロモエチル)ベンソイル。
0−(メトキシアルゲニル)ベンソイル、p−フェニル
ペンソイル、21L6−) ’Jメチルペンゾイロペン
ゾイルまたはα−ナフトイルのような芳香族アシル基が
ある。
R4がハロダン原子である場合、それは例えばクロル、
フロル、ブロムである。R2>Eエステルヲ形成するカ
ルビン酸残基もしくは炭酸残基である場合、その例は前
記R3が酸残基−Co−(0)n−Rとしてあげた基が
あげられるが、とくに好ましいR11に対厄する基はC
1−6アルキル、フェニル、α−メチルベンジルまたは
α、α−ジメチルベンジルであシ、これらフェニル基に
はハロダン、メチルまたはアミノが1もしくは2以上置
換していてもよい。
式(1)の好適な化合物には次の化合物を含む、(a)
   −X−Y−は−CH2−CH2−、−CH2−C
HOH−、tたは=CH2−C(=O)−であシ;とく
に=CH2−CH2−であシ; (b)・trt  Rはメチル基、エチル基またはイソ
プロピル基であシ、R4は水素原子、ハロダン原子また
はOR(式中Rはエステルを形成するカルがン酸残基ま
たは炭酸残基を示す)であるか; (b)・(ii)  R’はイソプロピル基または8e
c−ブチル基テ、ifi、Rハα−L−オレアンドロシ
ル−α−L−オレアンドロシルオキシ基であるか;また
は (b)・G11) R’は式−C(CH,)=CHR5
(式中、R5は前記に同じ。)であシ、Rは水素原子で
あシ;(c)   R2は式−CH=C(CH3XR”
) (式中、R10はメチル基またはエチル基である。
)の基であり; (d)   R’は水素原子、工ないし4個の炭素原子
を有する低級アルカノイル基または2ないし5個の炭素
原子を有する低級アルキルスルホニル基である。
特に好適な化合物は−X−Y−が=CH2−CH2−で
あシ、R1がメチル基またはエチル基であシ、Rが2−
メチル−1−ゾロ(ニル基であシ、RおよびR4が水素
原子である化合物である。
本発明の好適な化合物の具体例は次の表にあげた化合物
であシ、表中の構造は、便宜上ここに再提示する式(1
)に関して与えられる:0:!    匡   閑  
 工   閑   閃   閃   d   セ   
工eJ(NCNWl+NIN&NlNCN&N(’r)
      (v’)      FI      C
Q      m      cra      cv
a      ty+      cq     cv
i国 工   Q   工   閑   閃 本表中、 BMS : t−ブチルジメチルシリルα: α−L−
オレアンドロシルーα−L−オレアンドロシルオキシ DMB : 1,3−ジメチル−1−ブテニル本発明の
式(1)の化合物は次の反応図(図中、基−x−y−1
およびR1からR4までは前記に同じ)に示した工程に
よって製造することができる:反応図の中で、工程人は
26位メチル基、すなわちミルベマイシン分子の4位に
結合したメチル基を選択的に酸化し、26位ヒドロキシ
メチル基とする工程である。この反応は「5harpl
・ss反応」または「8hcrpl・■酸化」として知
られておシ、二酸化セレンおよびt−ブチルヒドロパー
オキシドを用いたアリル酸化である。
式(II)の型のマクロライド類に5harpl・■反
応を適用することはすでに知られておシ、特開昭58−
59988が参照される。工程Aを行うに二酸化セレン
の触媒量の存在下で式(II)の4位メチル化合物6t
−ブチルヒドロパーオキシドで酸化する。を−ブチルヒ
ドロパーオキシドはその分子をさらに酸化するために還
元型のセレン化合物を酸化して二酸化セレンに戻す。こ
の方法において二酸化セレンは極〈わずかカ触媒量を必
要とするだけである。
反応は酸化されにくい不活性溶媒中で行われる。
酢酸エチル、テトラヒドロフランおよびその他の溶媒も
使用する、ことができるが、塩化メチレンが好適である
。反応温度は特に限定はないが、例えばOないし50℃
である。室温での反応が好適である。反応゛は通常、工
ないし48時間で完了するが、好適な条件下では反応は
概して約24時間内に完了する。
式(II)の化合物の中でR4は好適にはハelrン原
子、水酸基保護基またはそのような保護基として作用す
ることのできるエステルを形成するカルがン酸残基また
は炭酸残基である0式(]IIの化合物のRが水素であ
り、従って式(2)の中間生成物の84も水素である場
合、上記の方法を用いて工程Bを続行する前にそれは他
の基に変換されることが好ましい。
工程Bは式RC0OH(Rは前記に同じ)のカルボン酸
またはその反応性誘導体による化合物(2)の26位水
酸基のエステル化であシ、それは本来知られた条件下で
行うことができる。
反応性誘導体の例としては酸クロライド、酸ブロマイド
または酸ヨーダイトのような酸ハライド:酸無水物;混
合酸無水物;ペンタクooフェニルエステルtたはp−
ニトロフェニルエステルのような活性エステル;および
活性酸アミドを含む。
工程Bは溶媒の存在下で行われるのが好ましく、その溶
媒の性質は反応上、副作用がなければ特に限定はない。
好適な溶媒の例としては、ヘキサン、石油エーテル、ベ
ンゼン、トルエン、キシレン、りc10ホルム、塩化メ
チレンまたはクロロベンゼンのヨウな脂肪族または芳香
族でありてよく、またハC!グン化されていてもよい炭
化水素ニジエチルエーテル、テトラヒドロフ2ンまたは
ジオキサンのようなエーテル;および酢酸メチルまたは
酢酸エチルのようなエステルを含む。反応は広範囲の温
度にわたって行われてよく、反応は0℃ないし100℃
の温度で行われるのが便宜であり、さらに好適には20
℃ないし50℃の温度である。反応に要する時間は多く
の要因によって異るが、30分ないし3時間で普通は十
分である。
概して、酸またはその反応性誘導体の1ないし10当量
、さらに好適には1.5ないし4当量が式(2)の化合
物の1モル当シに使用される。
酸自体が使用される場合、反応は好適にはジシクロへキ
シルカルがジイミド(DCCン、ポリシん酸エチルエス
テル(PPE) 、メシチレンスルホニルトリアゾリド
(MST) 、P−トルエンスルホン酸、または硫酸の
ような脱水剤の存在下で行われ、さらに好適にはDCC
である。脱水剤の量は通常1ないし5当量であり、好適
には1.5カいし4当量である。
DCCが使用される場合、反応はピリジンまたは4−ピ
ロリジノ−ピリジンのような塩基の触媒量の存在下で行
われるのが便宜である。
工程Bの反応生成物がシリル保護基によって保護されて
いる場合には、5位水酸基を脱保護して水酸基に変換す
る。脱保護は希塩酸、希硫酸等の希酸;ギ酸、酢酸等の
有機酸: p −)ルエンスルホン酸・ナト2プチルア
ンモニウムフルオリド、または7ツ化水素・ピリジンを
使用して達成されるが、その中で好適には希塩酸と7フ
化水素・ピリジンである。その酸は通常、過剰量であり
、好適には約2ないし100当量である。
脱保護反応は好適には溶媒の存在下で行われるが、その
溶媒の性質は反応に副作用がなければ特に限定はない。
適当な溶媒としては、たとえは、ヘキサン、石油エーテ
ル、ベンゼン1 トルエン、クロロホルム、塩化メチレ
ン、ノクロロエタンのような炭化水素類(脂肪族ま九は
芳香族であシ、ハロゲン化していてもよい)、ジエチル
エーテル、テトラヒトミフラン、ジオキサン、ジメトキ
シエタンのようなエーテル類、メタノール、エタノール
のようなアルコール類、アセトニトリル、!ロビオニト
リルのようなニトリル類1.およびこれら溶媒の混合物
があげられる。
反応は広範な温度にわたって行われ、選ばれ九温度は本
発明に制限されるものではない。しかしながら、反応は
便宜的には一20℃ないし70Cの温度で行われるが、
さらに好適には一10’Cないし30℃である。反応に
要する時間は多くの要因によりて異るが、30分ないし
24時間で、好適には30分表いし6時間で概して十分
である。
R3が水素である式(1)の化合物は、カルIン酸もし
くは炭酸またはその反応性誘導体にょジエステル化され
て、5位がエステル化された化合物となる。
各工程の反応終了後、生成物は周知の方法で反応混合物
よル回収され、必要に応じてカラムクロマドグラフィー
のよう表公知の手段にようてさらに精製される。式(1
)の化合物は、時にそのような化合物の混合物として得
られるが、それらは必ずしも互いに分離される必要はな
い。
式(n)の出発物質は既知の化合物であるが、または文
献に記載の方法によシ製造することができる。
たとえば、特公昭56−45890、特開昭53−13
0695、特開昭57−120589、J、Am、Ch
@m。
、Soc、、1981,103,4216.特公昭62
−54113゜特開昭54−61198.特開昭57−
18684.特開昭61−118387.特開昭61−
10589、特開昭62−67087、特開昭61−2
80496、特開昭54−14569鯖参照されたい。
原料化合物である式(10)のミルベマイシン誘導体及
びアベルメクチン誘導体のうち、13位が水酸基である
化合物は特開昭58−59988に公知であシ、式(釦
の13位がハロゲン原子である化合物は、13位が水酸
基である化合物にハロダン化剤を反応させることによシ
製造され、13位がOR’で、R9がエステルを形成す
るカルがン酸残基又はエステルを形成する炭酸残基であ
る化合物は、13位が水酸基である化合物を所望の酸で
エステル化することによシ得られる。式(IIDのS−
541誘導体のうち、13位が水素原子である化合物は
特開昭62−226984に公知であり、対応する13
位が水酸基、ハロゲン原子及びエステルを形成するカル
?ン酸残基もしくは炭酸残基は、上記対応するミルベマ
イシン化合物と同様の方法で製造される。
即ち、13−ヒドロキシル化は、13−位が水素原子で
ある化合物を低級アルカン酸触媒の存在下に二酸化セレ
ンで酸化する方法である。13−ハロダン化は、13位
が水酸基である化合物に例えばジメチルアミノサルファ
ートリフルオライド、三塩化リン、塩化チオニル、三臭
化す/、ブロモトリメチルシラン、クロロトリメチルシ
ラン−沃化ナトリウムのようなへcIダン化剤と反応さ
せる。
エステル化は、13位が水酸基である化合物に所望の酸
の反応性誘導体を通常のエステル化手段で反応させるこ
とにより製造される。
R3が水素原子である化合物をR3が他の意義をとる目
的化合物に変換するためには公知の方法を採ることがで
きる。そのエラな変換は工程Aおよび工程Bが実施され
る前に行われるのが好ましい。
シリル基のような保護基による5位水酸基の保護は次の
ようにして達成することができる。
カルゲン酸または炭酸での5位水酸基のエステル化は、
上記工程Bのために記載した技法を用いて行うことがで
きる。
天然物である出発物質は、単一分離化合物または分離せ
ずに使われる2種以上の混合物が用いられる。たとえば
、ミルベマイシンA3とA4の混合物は容易に得られる
し、また容易に使用することができるので、それらは分
離することなしに各反応に供することができる。
本発明の式(1)の化合物の中には醗酵産物として得ら
れるものもある。
従って、本発明はまた一x−y−が−CH2−CH2−
を示し、RとRがそれぞれ水素原子を示し、そして中R
1がメチル基を示し R2が2−メチル−1−プロペニ
ル基を示し、(iiLa’がメチル基を示し、R2が2
−メチル−1−ブテニル基を示し、または(iii) 
R1がエチル基を示し R2が2−メチル−1−プロペ
ニル基を示す式(1)の化合物を製造するための方法を
提供する。
このような化合物はここにおいてミルベマイシンα1.
(上記の中)、ミルベマイシンα13(上記の(!り 
) 、およびミルベマイシンα14(上記の(iiD 
)と呼ぶ。これらの化合物はストレプトミセス属の生産
菌の培養によりて得られる。この菌は神奈川県三浦市の
土壌よシ分離したストレプトミセス属に属する5ANK
60286薗株である。
ミルベマイシンα、1、ミルベマイシンα、3、ミルベ
マイシンα、4はストレプトミセスIA BANK60
286、菌株の醗酵プロスから分離された化合物類の一
部であシ、次表に示すようにミルベマイシンα1.な放
線菌5ANK60286株の菌学的性状は次のとお9で
ある。
1、形態学的特徴 本菌株は顕微鏡下で分岐した薄黄〜黄茶に生育した基底
菌糸よシ白〜黄味灰の気菌糸を伸長し、その先端は螺旋
状を示す。成熟した胞子鎖には10個以上の胞子の連鎖
を認め、胞子の表面は粗面状である0本菌株はある種の
培地で気菌糸表面に明瞭な黄金色粘液(511m・)を
形成し、培養が進むとともにこの粘液は黄色味を帯びた
斑点と表る。
また培養後期に湿潤化に基づく黒味を帯びた斑点を形成
することもある。
2、各種培養基上の諸性質 各槙培養基上で28℃、14日間培養後の性状は次光に
示す通りである。色詞の表示は日本色彩研究所版“標準
色票”のカラーチップ・ナンバーを表わす。
培地の種類  項目    5ANK 60286株の
性状シェフロース・   G  良好、訳註(N−9)
硝酸塩寒天    届  良好、白色 R黄味灰(2−9−10) sp  産生ぜず グルコース・    G  非常に良好、黄味灰(2−
9−11)アスノ母ライン   AM   良好、訳註
(N−9)寒天      Rうす黄(3−9−10)
sp   産生ぜず グリセリン・   G  良好、黄茶(2−9−11)
アスノ9ラギン    AM   良好、白色〜黄味灰
(2−9−11)寒天      8  うす黄(8−
9−11)(ISP 5)     SP   産生ぜ
ず培地の種類  項目    5ANK60286株の
性状R黄茶(2−9−11) sp  産生ぜず AM  良好、白色〜うす黄(3−9−10)Rうす黄
(6−8−10) sp  産生ぜず ペプトン・イ    G  良好、黄味灰(2−9−1
2)−ストエキス・     AM   良好、白色鉄
寒天     R黄味灰(4−9−11)(ISP6)
     SP  産生ぜず栄養寒天     G  
良好、黄味灰(1−9−10)(Difco)    
  AM  僅かに形風灰色(N−9)Rうす黄(3−
9−10) 培地の種類  項目    81NK60286株の性
状イースト・麦    G  非常に良好、黄茶(2−
9−11)芽寒天      AM  豊富、訳註(N
−9)(I8P 2)     R赤味黄(12−8−
9)sp   うす黄(8−9−12) オートミール    G  非常に良好、うす黄(8−
9−12)寒天       AM  豊富、訳註(N
−8)(ISP3)     R黄茶(2−9−11)
sp   明るいオリーブ灰(4−7−11)水 寒天
    G 貧弱、訳註(N−9)R訳註(N−9) sp  産生ぜず ポテトエキス・   G  貧弱、訳註(N−9)人参
エキス    AM  良好、明るい茶味灰(2−8−
8)寒天         Rうす黄オレンジ(2−9
−9)sp  産生ぜず G:生育、AM:気菌糸、R:裏面、SP:可溶性色素
3、生理学的性質 5ANK60286株の生理学的性質は次表に示す通シ
である。
澱粉の氷解         陽性 ゼラチンの液化       陽性(弱)硝酸塩の還元
        陽性 ミルクの凝固(28,37℃)  陽性(弱)ミルクの
ペプトン化(28,37℃)  陽性(弱)生育温度範
囲(培地1)”      18〜37℃メラニン様色
素生産性(培地2)    陰性(C3)   陰性 (I4)   陰性 串:培地1:イースト・麦芽寒天(ISP2)2;トリ
プトン・イーストエキス・プロス(ISPl)3:ペグ
トン・イーストエキスe鉄寒天(ISP6)4;チロシ
ン寒天(ISP7) また、グリドハム・ゴドリーツ寒天培地を使用して、2
8℃、14日間培養後に観察した5ANK60286株
の炭素源の資化性は次表に示す通りである。
++:非常に良く利用する +:利用する m:利用しない 4、 菌体成分について 5ANK60286株の細胞壁はビー・ペラカーらの。
方法(B、B@ck@r @t ml、、 Appli
ed Microbiology。
12巻、421〜423頁、1964年〕に従い検討し
た結果、L、L−ジアミノピメリン酸およびグリシンが
検出されたことから、細胞壁タイflであることが確認
された。また、全細胞中の糖成分をエム・−一・レシエ
パリエの方法(M、P。
Lschsvalier、 Journal of L
aboratory & CC11nica1@d1e
ln*、 71巻、934頁、1968年〕に従い検討
した結果、特徴的なノ母ターンは認められなかった。
以上のことから、本菌株は放線菌の中でもストレグトミ
セス属に属することは明らかである。
なお、5ANK60286株の同定はl5P(Th@I
nt@rnatlonal Streptomyces
 Projeet)基準1B@rgey’ a Man
ual of D@t@rminativ@Bacte
riology第8版、S、Aa Waksman著T
h@Act1nomye*t*−および放線菌に関する
最近の文献によって行った。
本8ANK60286株の菌学的諸性状を既知菌株と比
較すると、形態的および生理的性質はStr@ptom
yc6s+hygroscopicum 5txbsp
e aureolacrimosus (’LAntl
bioLiea、 36. 438.1983)とほぼ
一致する。
しかしながら、培養性状においては両画株間に若干の差
異が認められる。放線菌では同一菌株でも継代植えつぎ
によシ若干の性状変化がみられることは衆知のとお9で
あシ、若干の培養性状の差異を以て両菌株を分類学的に
区別することはできない。
従って、ミルベマイシンα55.α、2.α、3.α、
4およびα、5を生産する5ANK60286株をSt
reptomyeeshygroseopicus 5
ubspa aureolaerimosus 5AN
K60286と同定した。本菌株は1986年1.0月
20日に、微工研条寄第1190号(FERM BP−
1190)としてブダペスト条約による国際寄託がされ
ている。本菌株の標本はブダペスト条約の関連規定のも
とで、利用することができる。
衆知のとおシ、放線菌は自然界において、また人工的な
操作(たとえば、紫外線照射、放射線照射、化学薬品処
理等)により、変異をおこしやすく、本発明の5ANK
60286株もこの点は同じである。
本発明にいう8ANK60286株はそのすべての変異
株を包含する。また、これらの変異株の中には、遺伝学
的方法、たとえば組換え、形質導入、形質転換等によシ
得られたものも包含される。すなわち、本発明では抗生
物質ミルベマイシンα14.α、3およびα、4を生産
し、5ANK60286株またはその変異株と明確に区
別されない菌は、全て包含されるものである。
11  12’α13・α14および ミルベマイシンα 、α α、5は5ANK60286株を適当な培地で培養し、
それから採取することによって得られる。栄養源として
は、従来ストレプトミセス属の菌株の培養に利用されて
いる公知のものが使用できる。例えば、炭素源としては
グルコース、シ為クロース、でんぷん、グリセリン、水
あめ、糖みつ、大豆油などが使用できる。また窒素源と
しては、大豆粉、小麦はいが、肉エキス、ペゾトン、酵
母菌体、コーンスチープリカー、硫酸アンモニウム、硝
酸ナトリウム等を使用しうる。このほか必要に応じて炭
酸カルシウム、食塩、塩化カリ、リン酸塩等の無機塩類
を添加するほか、菌株の発育を助け、ミルベマイシンα
 、α 、およびα、4の生産を促進11    1s するような有機及び無機物を適当に添加することができ
る。
培養法としては、一般の抗生物質を生産する方法と同じ
く液体培養法、とくに深部培養法が最も適している。培
養は好気的条件下で行なわれ、培養に適当な温度は22
−30℃であるが、多くの場合28℃付近で培養する。
ミルベマイシンα4.。
α、3.およびα、4の生産は振とり培養、タンク培養
ともに5−15日で最高値に達する。
ミルベマイシンα14.α、2.α15.α、4および
α、5の検定にあたっては次の方法が用いられる。すな
わち、培養物1dを小試験管にと、6、so%メタノー
ル水9dを添加、振とうして抽出し、遠心分離する。高
速液体クロマトグラフィーはH−2151、OD8逆相
カラム(センシ為−社、6×tsom)、ポンプ(日立
model 655 ) t”用い、上記試料を5μ!
注入し、アセトニトリル−水(go:20)の溶媒系を
流速1.5 rut / ml nで行りた。ミルベマ
イシンα11.α1s、およびα、4は紫外線検出器(
240nm )でモニターし、データー処理装置(ユニ
オン技研、 MCPD−350PC)を用いて定量した
ミルベマイシンα 、α 、およびα、4を培養物から
採取するにあたっては活性炭、アルミナ、シリカゲルな
どの吸着剤、ダイヤイオン)IP−20(三菱化成社製
)など合成吸着剤、アビセル(旭化成社製)、ろ紙など
の固定剤、イオン交換樹脂、イオン交換グルろ遅刻など
が使用されうるが、以下に示す採取方法が最も効果的で
ある。
培養物を、けいそう土などのろ過助剤を用いてろ過し、
ここで見られたケーキをメタノール抽出することによシ
、目的物はメタノール水に溶解してくる。これに水を加
えた後、ヘキサンで抽出し、これを減圧下で濃縮するこ
とによシ、ミルベマイシンα71.α、3.およびα、
4を含有するオイル状物質がえられる。
ミルベマイシンα 、α 、α を含有する第イル状物
質をローパーカラム5s60(メルク社製。
サイズB)のカラムに吸着せしめ、ヘキサン:酢酸エチ
ル(8:2)で溶出し、ミルベマイシン11g 1!5
1α、4をそれぞれ含有する7ラクシ璽α     α ンを集める。これらのミルベマイシン化合物をそれぞれ
含有するフラクションは減圧下で濃縮し再びオイル状と
なし、小量のメタノールを加えて、a−パーカラムRP
−8(メルク社製、サイズB)に吸着させ、アセトニト
リル:水(80:20)で溶出し、上記化合物をそれぞ
れ含有するフラクションを集め、減圧下でアセトニトリ
ルを除去した後酢酸エチルで抽出する。単品を得るため
には最終的にはHPLC(逆相カラム)で分取を行い、
ミルベマイシンα11.α、3.およびα14が粉末状
に、tられる。ミルベマイシンα、2およびα、5は同
様の方法で得ることができる。
本発明の式(1)の化合物は果樹、野菜及び花弁に寄生
するナミハダニ類(T・tranyehu畠)為 リン
fハダニやミカンハダニ(Panonychum )及
びサビダニ等の成虫及び卵、動物に寄生するマダニ科(
Ixodidae )、ワクモ科(D*rmanyss
ids )及びヒゼンダニ科(5areoptidae
 )等に対してすぐれた殺ダニ活性を有している。更に
ヒツジバエ(0*5trus )、キンバエ(Luci
lim ) 、ウシバエ(Hypod@rma )、ウ
マバエ(Gautrophllus )等及びのみ、し
らみ等の動物や鳥類の外部寄生虫::/キプリ、家バエ
等の衛生害虫;その他アブラムシ類、コナガ、鱗翅目幼
虫等の各種農園害虫に対して活性である。
本発明の化合物は、更にまた土壌中の根こぶ線虫(M@
loldogFn@)、マツノザイセンチュウ(Bur
saphel@nchus) 、ネダニ(Phizog
lyphus跡に対しても活性である。
本発明の化合物は動物および人間の内部寄生虫に対して
もすぐれた活性を有している。特に豚、羊、山羊、牛、
馬、犬、猫および鶏のような家畜、家禽およびペットに
感染する線虫のほか、フィラリア科(Filarild
as)やセタリャ科(S@tarlidas)の寄生虫
、人間の消化管、血液または他の組織および臓器に見出
される寄生虫に対しても有効である。
本発明の化合物を農園芸用途に供するには、担体および
必要に応じて他の補助剤と混合して農薬として通常用い
られる製剤形態、たとえば粉剤、水和剤、乳剤、水もし
くは油性懸濁液、エアゾール等の組成物に調製されて使
用される。ここでいう担体とは、処理すべき部位へ有効
成分化合物の到達性を助け、また、有効成分化合物の貯
蔵、輸送あるいは取シ扱いを容易にするために、農薬中
に混合される合成または天然の無機または有機物質を意
味する。
適当な固体担体としては、カオリナイト群、モンモリロ
ナイト群あるいはアタノfルゾヤイト群等で代表される
クレー類、メルク、雲母、葉ロウ石、軽石、バーミキュ
ライト、石こう、炭酸カルシウム、ドロマイト、けいそ
う±、炭酸マグネシウム、りん灰石、ゼオライト、無水
ケイ酸、合成ケイ酸カルシウム、等の無機物質、大豆粉
、タバコ粉、クルミ粉、小麦粉、木粉、でんぷん、結晶
セルロース等の植物性有機物質、クマロン樹脂、石油樹
脂、アルキド樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアルキレング
リコール、ケトン樹脂、エステルガム、コーパルガム、
ダンマルガム等の合成または天然の高分子化合物、カル
ナバロウ、密ロウ等のワックス類、あるいは尿素等があ
げられる。
適当な液体担体としては、ケロシン、鉱油、スピンドル
油、ホワイトオイル等のパラフィン系もしくハナフテン
系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、クメン、メチルナフタリン等の芳香族炭化水素
、四塩化炭素、クロロホルム、トリクロルエチレン、モ
ノクロルベンゼン、0−クロルトルエン等の塩素化炭化
水素、ジオキサン、テトラヒドロフランのようなエーテ
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、ノイソブチルケ
トン、シクロヘキサノン、アセトフェノン、イソホロン
等のケトン類、酢酸エチル、酢酸アミル、エチレングリ
コールアセテート、ジエチレングリコールアセテート、
マレイン類ジプチル、コハク酸ジエチル等のエステル類
、メタノール、n−ヘキサノール、エチレングリコール
、ジエチレンクリコール、シクロヘキサノール、ベンジ
ルアルコール等のアルコール類、エチレングリコールエ
チルエーテル、エチレンクリコールフェニルエーテル、
ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリ
コールブチルエーテル等のエーテルアルコール類、ツメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の極性溶媒
あるいは水等があげられる。また気体担体としては空気
、窒素、炭酸ガス、フレオンのような気体がよく、これ
らを混合噴射することもできる。
また薬剤の分散、乳化、展着、浸透、固着等の性質の向
上をはかるため、各種界面活性剤、高分子化合物等を必
要に応じて加え、本則の動植物体への濡れ、付着、吸収
を高め、効果を高めることができる。
乳化、分散、湿潤、拡展、結合、崩壊性調節、有効成分
安定化、流動性改良、防錆等の目的で使用される界面活
性剤は、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性および両
性イオン性のいずれのものをも使用しうるが、通常は非
イオン性および(または)陰イオン性のものが使用され
る。適当な非イオン性界面活性剤としては、次とえば、
ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、オレイル
アルコール等の高級アルコールにエチレンオキシド9を
重合付加させたもの、インオクチルフェノール、ノニル
フェノール等のアルキルフェノールにエチレンオキシド
を重合付加させたもの、ブチルナフトール、オクチルナ
フトール等のアルキルナフトールにエチレンオキシドを
重合付加させたもの、、4ルミチン酸、ステアリン酸、
オレイン酸等の高級脂肪酸にエチレンオキシドを重合付
加させたもの、ステアリンりん酸、ソックリルりん酸等
のモノもしくはジアルキルりん酸にエチレンオキシドを
重合付加させたもの、ドデシルアミン、ステアリン酸ア
ミド等のアミンにエチレンオキシドtX合付加させたも
の、ソルビタン等の多価アルコールの高級脂肪酸エステ
ルおよびそれにエチレンオキシドを重合付加させたもの
、エチレンオキシドとプロピレンオキシドを重合付加さ
せたもの等があけられる。適当な陰イオン性界面活性剤
としては、たとえば、ラウリル硫酸ナトリウム、オレイ
ルアルコール硫酸エステルアミン塩等のアルキル硫酸エ
ステル塩、スルホこはく酸ジオクチルエステルナトリウ
ム、2−エチルヘキセンスルホン酸ナトリウム等のアル
キルスルホ/酸塩、イソプロピルナフタレンスルホン酸
ナトリウム、メチレンビスナ7タレンスルホン酸ナトリ
ウム、リグニンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム等のアリールスルホン酸塩等が
あげられる。
さらに本発明の組成物には製剤の性状を改善し、生物効
果を高める目的で、カゼイン、ゼラチン、アルブミン、
ニカワ、アルギン酸ソーダ、カルゲキシメチルセルロー
ス、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ポリビニルアルコール等の高分子化合物や他の補助剤を
併用することもできる。
上記の担体および種々の補助剤は製剤の剤型、適用場面
等を考慮して、目的に応じてそれぞれ単独にあるいは組
合わせて適宜使用される。
粉剤は、例えば有効成分化合物を通常工ないし25重量
部含有し、残部は固体担体である。
水和剤は、例えば有効成分化合物を通常10ないし90
重置部含有し、残部は固体担体、分散湿潤剤であって、
必要に応じて保護コロイド剤、チキントロピー剤、消泡
剤等が加えられる・乳剤は、例えば有効成分化合巻金通
常5ないし50重量部含有しており、これに約5ないし
20i量部の乳化剤が含まれ、残部は液体担体であり。
必要に応じて防錆剤が加えられる。
油剤は、例えば有効成分化合物を通常0.5ないし5重
量部含有しており、残部は灯油等の液体担体である。
エアロゾルは、例えば有効成分化合物を通常0.1ない
し5重量部含有しており、また適宜香料を含有し、残部
は油性および/または液体担体であり、液化石油ガス、
フロンガス、炭駿ガス等のプロにラントが封入されてい
る。
このようにして種々の剤型に調製された本発明の組成物
を、例えば、水田、果樹園または畑地において有害昆虫
、ハダニ類の寄生した農作物または家畜に散布するとき
は、有効成分濃度として0.5〜100 ppmを農作
物の茎葉、土壌または家畜に処理することにより、有効
に防除することができへ。
本発明の化合物を動物および人における駆虫剤として使
用する場合は、液体飲料として経口的に投与することが
できる。飲料は普通ベントナイトのような懸濁剤及び湿
潤剤又はその他の賦形剤と共に適当な非毒性の溶剤又は
水での溶液、懸濁液又は分散液である。一般に飲料はま
た消泡剤を含有する。飲料処方は一般に活性化合物を約
0.01〜0.5重量%、好適にはo、oi〜0.1重
量%を含有する。
本発明の化合物を動物洞料によって投与する場合は、そ
れta料に均質に分散させるか、トップドレッシングと
して使用されるか又はペレットの形態として使用される
。普通望ましい抗寄生虫効果を達成するためには、最終
飼料中に活性化合物をo、ooot〜0.02%を含有
している。
また、本発明の化合物を液体担体賦形剤に溶解又は分散
させたものは、前胃内、筋肉内、気管内又は皮下に注射
によって非経口的に動物に投与することができる。非経
口投与のために、活性化合物は好適には落花生油、綿実
油のような適当な植物油と混合する。このような処方は
、一般に活性化合物を0.05〜50重@%含有する。
本発明の化合物はまた、ジメチルスルホキシド又は炭化
水素溶剤のような適当な担体と混合することによって局
所的に投与し得る。この製剤はスダレー又は直接的圧加
によって動物の外部表面に直接適用される。
最讐の結果を得るための活性化合物の最適使用量は、治
療される動物の種類及び寄生虫感染の型及び程度によっ
てきまるが、一般に動物体重1kg当り約0.01〜1
100rIi、好適には0.5〜50.01n9を経口
投与することによって得られる。このような使用量は一
度に又は分割した使用量で1〜5日のような比較的短期
間にわたって与えられる。
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
実施例1゜ ミルベマイシンα11、α、3およびα、4(化合@I
I2および3) シュクロース1%、ポリベグトン0.35%およびに2
HPO40,05%を含有する前培養培地100dを含
む5001!Lt容三角フラスコ10個にストレグトマ
イセスeバイグロスコピカス・サブエスピー・アクレオ
ラクリモウサス5ANK 60286株を一白金耳接種
し、48時間28℃にてロータリーシェーカーで培養し
た。この培養液11を201の生産培地(シュクロース
8%、大豆粉1%、スキムミルク1%、イーストエキス
0.1%、陶工*x□、1%、CaC00,3%、K2
HPO40,03%、MgSO4−7H200,1%、
FeSO4” 7H200,005%、滅直前pH7,
2)を含む301容ジヤー7アーメンター2基に植菌し
た。
ジャーファーメンタ−は、無菌空気流0.5vマm。
内圧0.5に9・譚、回転数40〜180rpm。
DO値4〜7ppmの条件下で作動させ、28℃で12
日間培養した。この培養物3211をセライト1、8 
kl?と混合し、濾過した。菌糸体ケーキを水51で洗
滌し、炉液と洗液を捨てた。菌糸体ケーキをメタノール
201と1時間混合し、濾過後、菌糸体を更にメタノー
ル51で洗滌した。
F液と洗液を集め減圧濃縮し、約21の水性残液とした
。このものをヘキサン21で3回抽出し、へΦサン層を
2%水酸化ナトリウム水溶液11で3回洗滌した。ヘキ
サン層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後、炉液を
濃縮して油状物38J’を得た。この油状物のうち20
.9をヘキサン500dに溶解し、シリカゲル(マリン
クロット社製、シリカ−、タイプ60)300.9をヘ
キサンで調夷したカラムにかけ、はじめヘキサン21で
、次いでヘキサン/酢酸エチル(3:1)で展開した。
溶出する分画をHPLCでモニターしながら、目的、!
ニーjるミルベマイシンα1.・α、2書α13 eα
、4およびα、5を混合物として集め、溶媒を濃縮して
油状の粗生成物を1,9I得た。ついで、この全量f!
:50%メタノール/水10−に溶解し、シラン化シリ
カrル(メルク社製、Art 7719) 1601を
50%メタノール/水で調製したカラムにかけ、展開溶
媒を、はじめ60%メタノール/水、ついで70%メタ
ノール/水、最後に80%メタノ−14永に順次かえて
展開し、 HPLCでモニターしながら、目的とするミ
ルベマイシンα11.α、2.α、3゜α およびα、
5を混合物として集めた。
溶媒を濃縮して油状の粗生成物を8401119得た。
ついでこの全量をアセトニトリル2011j?に溶解し
、逆相カラム(センシ為−社展、ODS 、 H−52
51,20X 250 wm )を用いた分取用HPL
Cに供した。
1回のサンプルチャージ量は1dとし、展開溶媒を80
%アセトニトリル/水、流速を9.9d/分として展開
し、U V (240nm)でそニターしながら各ピー
クを集めた。各フラクシ冒ンから溶媒を留去し、水性の
残液を凍結乾燥に付して、溶出順にC1,を128■、
α、2を11.71rIg、α、3を14.8111&
、α を43〜、セしてα、5を3■それそれ粉末状で
得た。
元素分析値(資): C=68.83.H=8.32分
子it:626(電子衝撃質祉スペクトルによる。以下
同じ。) 分子式:C36H5oO7 比旋光度:〔α発’=+104.3°(C= 1.05
 、 CHCL3)紫外線吸収スペクトル:第1図に示
すとおシ。
λ’、”、”nm (E、’、) : 230(sh)
 $ 238(990) 。
244(990)、252(ah) 赤外線吸収スペクトル:第2図に示すとおり。
ν”rcIfl−’:3450e2950* 1715
+ 1650emax 1450.1380.1330,1270.1220゜
1180.1160,1140,1090,1080゜
1050.1020.990,940,850グロトン
核磁気共鳴スペクトル(CDC23,270MHz )
 :第3図に示すとおり。
1.90(3H,s、 )ランス−CH3−C(CH3
) =CH−C00−)2.15(3H,s、シスーC
当−〇(CH,) = CH−COO−)3.27(I
H,aq、 C25H) 4−00 (L H= d −J =6 Hz * C
bH)4.65−4.90 (4H,me C26He
 C27H)電子@宰質祉スペクトル:鳩今閏1てyi
l”Z’R’J。
m/z=626(M”)、558,526,508,4
00゜181.153 HPLCの保持時間:13.4分(ODS、 H−21
51。
6X 150■、センシュー社製、展開溶媒80%アセ
トニトリル/水、流M1.5rtLl1分、UV240
nmでモニター、以下同じ。ン 元素分析f[%) : C=67.04 、 H=8.
01分子11:628 分子式:C36H5oO2 比旋光度: (a)二3=+ 118.3°(C=1.
0 、 CHCL3)紫外線吸収ス(クトル: λma二 nm(E’、二) =238(750)、2
44(810)。
253(ah) 赤外線吸収スペクトル: y”’m−’: 3500* 2950* 1740e
 1710#ax 1450.1380,1330,1290.1180゜
1120.1090.1050.990プロトン核磁気
共鳴スペクト/L/(CDC23127θMHz): 電子衝撃質量スペクトル: 1=628−556,548,525−400.382
−329.181,153 HPLCの保持時間:14.6分 元素分析値殉: C=67.41 、 H=8.12分
子量:640 分子式:C37H5209 比旋光v : (a)v=+9 tsO(c=o、s 
9 、 cHct3)紫外線吸収ス(クトル:第9図だ
示す通り。
λc!I”Ham (E” )=230(sh) 、 
237 (805) 。
rn&X          ICIL245 (79
5)、253(@h) 赤外線吸収スペクトル:第10図に示す通り。
Kmr−1゜ シrn、xcm  、3500,2950,1720,
1650゜1450.1380,1340.1310,
1270゜1210.1180,1140,1115,
1095゜1050.990,960,940.860
プロトン核磁気共鳴スペクトル(CDCA、 、 27
0MHz ) :第11図に示す通り。
1.07 (3H、t 、 CH3CH2−C(CH,
)=CHCOO−)2.16 (3H,l 、 CH,
−C(IC2H,)=CH−COO−)3.27 (I
 H、dqe C25H)4−00 (I He d 
、J =6 Hz # C6H)4、s s −4,9
0(4He m e C2AHa C27H)電子衝撃
質祉スペクトル二唱1フ圀くホー’fiQ。
m/z = 640 (M” )、526,508,2
76.181,153HPLCの保持時間:16.4分 ミルペマ・イシンα、4 元素分析値(94: C= 67.62 、 H=7.
84分子量:640 分子式” C!57H5□O9 比旋光度:〔α)二’=+96.1°(C= 1.14
 、 CHCts)紫外線吸収ス(クトル:第13図に
示す通り。
λ3am(E”)=230(ah) 、 237(80
0)。
max            tca244(810
)、253(sh) 赤外線吸収ス(クトル:第14図に示す通り。
k”” cns−’ : 3450 # 2950 v
 1720 # 1650 *rIu&! 1450.1380.1340,1270,1220゜
1180.1140.1100.1060,1030゜
990.960,860 プロトン核磁気共鳴スイクトル(CDC1,、270M
Hz ) :第15図に示す通シ。
電子衝撃質量スペクトル:第16図にテす通シ。
m/z = 640.540,522,276.263
,195゜HPLCの保持時間:18.0分 ミルベマイシンα、5 分子量:642 分子式:C37H5409 紫外線吸収スペクトル: プロトン核磁気共鳴ス(クトル(CDC1,、270M
Hz ) : 電子衝撃質量スペクトルニ m/z=642.555,540,414,396,3
85゜356.314,264,245,195.16
7HPLCの保持時間:19.6分 実施例2 S−O−t−ブチルジメチルシリルミルベマイシンα1
4 (化合物ム13) 26−ヒドロキシ−5−0−t−ブチルジメチルシリル
ミルベマイシンA4(319,311kg)のジクロロ
メタン(ioy)溶液にOCで、ピリジン(150μl
)塩化3−メチル−2−ブテノイル(200μl)を加
え、30分間攪拌した0反応混合液を飽和重そう水に注
ぎ、ジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、濃縮した。得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製し目的化合物(32
6,2〜。
収率91%)を得た。
質量スペクトk (IH法) (m/z): 754(
M+)736.715,697,654,636,59
7.589核磁気共鳴スペクトル(270MHz t 
CDCLs *δppm): 0.11 (3H= s 、S i CHs )0.1
3 (3H、a −S 1cHs )3.07(IH,
dt、 J=2.4 、9.3Hz 、 C25H)3
.85 (I H、d * J=5.6Hz 1C6H
)5、78 (I H= s −CsH)実施例3 ミルベマイシンα、4 (化合643 )5−0−t−
ブチルジメチルシリルミルベマイシンα、4(302,
8〜)のアセトニトリル(15ゴ)溶液KO℃で68%
フッ化水素ピリジン(2,5aJ)を加え、2.5時間
攪拌した。反応混合液に炭酸カリウム(約3001#g
・)を加えたのち、水を加え、クロロホルムで抽出した
。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、目的化合物(232,21Rg、収率90%)
を得た。
二の4し杏、ま勿め物性111↓突先副り下・博Rミル
ベマ4ジン沈、4の予員乙−歎しn。
実施例4 26−(2−ブテノイルオキシ)ミルベマイシンA4(
化合物&5) 26−ヒドロキシ−5−O−t−ブチルジメチルシリル
ミルベマイシンA4(150■)のジクロロメタン(2
+++4)溶液に0℃でピリジン(24μg)および塩
化2−ブテノイル(39μl)を加え、室頗b 温で3時間攪拌した。反応温合液を氷冷水に注ぎ、酢酸
エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、濃縮した。残渣をアセトニトリル(4rILl)溶
液にし、ここへ0℃で68%7ツ化水素・ピリジン(0
,5d)を加え、室温で1.5時間攪拌した。反応混合
液を氷冷水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機層、を
飽和重そう水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
濃縮した。残渣は分取薄層クロマトグラフィーで#I型
し、目的化合物(66,5119、収率48%)を得た
質量スペクトル(EI法、m/、): 626(M+)、540,522,414,264,2
45゜191.167.151 核磁気共鳴スペクト/’ (270b/rllz %C
DCLs、δppm ) : 1.99 (3H= d d 、J =6.9− L 
6 Hz −CHJ−CH−C00−)3.08(IH
,dt、J=2.4.9.3Hz 、C25H)4.8
4(IH,d、J=13.3H,C26H)5.87(
IH,qd、 J=1.6.15.3H,CH3−CH
=C!(−COO−) 7.03 (IH,qd、J=6.9.15.3H,C
H−CH= CH−COO−) 実施例5 26−(3−メチル−2−ブテノイルオキシ)ミルベマ
イシンD (化合物416) 26−ヒドロキシ−5−0−t−ブチルジメチルシリル
ミルベマイシンD(177,3■)トビリゾat ) 
t−加え2時間攬拝した。反応混合液を飽和重そう水に
注ぎジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、濃縮した。得られた残渣をアセトニ
トリル(10d)に溶かしう水を注ぎ、酢酸エチルで抽
出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮
した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーで精製し目的化合物(144,7〜、収率86%)
を得た。
質量スペクトル(EI法、m/、)二 654(M”)、618,554,428,410.3
56核磁気共鳴スペクトル(270A’n(z 、 C
DCLs、δppm ) : 3.07 (I HIbrd −J=7.7 Hz −
C25H)4−48 (I H、brd、 J z4−
 OHz 、CsH)4.68 (IH,d 、 J=
14.7Hz 、 C261()べたどれか適当な方法
に従って調製された。
化合物&6 質量スペクトル(EI法、m/z ’)640(M”)
、604,540,522.414核磁気共鳴スペクト
ル(270MH=、CDCl2、δppm): 1、80 (3H* d −に7.2 Hz。
CH,−CH=C(Cf(3)−COO−)1.85 
(3H= s −CH3−CH=C(CU s )−C
OO−)3.08 (I H* dt−J =2.4 
Hz + 9.3 Hz + C25H)4.73 (
IH,d 、 J”13.7Hz、 C26H)化合物
A7 質量スペクトル(EI法、m/z ) :654(M”
)、618,522,504,414,396核磁気共
鳴スペクトル(270MHz 、 CDCLs、δpp
m): 0.93 (3H、t 、 J=7.3Hz。
CH,−CH2CH2CH=CH−COO−)4.02
(IH,d、J=13.3Hz、C26H)4.86(
IH,d 、 J=13.3Hz 、C26H)7.0
1 (IH、t d 、 J−6,9Hz、15.71
(z。
C3H,−CH(=CH−COO−)   、化合物A
8 質量スペクトル(EI法、m/z ):654(M”)
、618,522,414,396核出気共鳴ス(クト
ル(270MHz −CDCLs、δppm): 1.07 (6H、d 、 J=6.9 Hz。
(C町)2CH−CH=CH−COO−)3.08 (
I H−d t = J”2−4 Hz p 9.3 
Hz −02sH)4.72(IH,d、J=+=13
.3Hz、 026H)4.86 (IH,d 、 J
=13.3Hz、 C26H)6.99 (IH、dd
、  J=6.5Hz、  15.7Hz 。
(CH,) 2Cl(−CH= CH−coo−)化合
物&9 質量スペクトル(EI法、m/z ) :654(M”
)、414,279,195,167核磁気共鳴スペク
トル(270N[)Iz −CDCLs、δppm): 3.07 (2H、d 、 J=6.4Hz。
C2H3−CH=CH−CH,−COO−)4.68 
(I H= d 、J=i 2−9 Hz−026H)
4.79 (I H、d 、 J=12.9Hz、 C
26H)化合@ム10 質量スペクトル(III法、m/z ) :640(M
”)、604,522,264,195,167核磁気
共鳴スペクトル(270MHz1CDC4s。
δppm ) : 3.07 (I He dtn J =2.4 Hz 
e 9.3 Hz、 C25H)4−69 (I H=
 d 、J =13.7 Hz−026H)4.79(
IH,d、J=13.7Hz、026H)4.99−5
.10(2H,m。
CH2= CH−CH2CH2−COO−)化合物ム1
1 質量スペクトル(EI法、m/z) :688(M”)
、652,522,276.195,167核磁気共鳴
スペクトル(270MHz 、 CDCLs、δppm
 ) : 3.07 (I H、dt、 J=2.4Hz、 9.
7Hz、 025H)4.81 (IH,d 、 J=
13.3Hz、 C26H)4.89 (I H、d 
、 J=13.3H1,C26H)6.47(IH,d
、J=16.1Hz。
Ph −CH= CH−COO−) 7.72(IH,d、J=16.1Hz。
Ph −cn= CH−COO−) 化合物ム12 質量スペクトル(EI法、m/−)ニ ア22(M”)、704,540,522,504核磁
気共鳴スペクトル(270MHz、CDCl2、δpp
m): 3.07 (I H+ d t * J ;2−4 H
z m 8.9 Hz * C2sH)4.81(IH
,d、J=13.3Hz、C26H)4.93(IH,
d、J”13.3Hz、C26H)6.44(IH,d
、J=16.1Hz。
p−cz−ph−ca= CH−COO−)7.67(
IH,d、J=16.1Hz。
p−CL−Ph−CH=CH−COO−)化合物414 質量スペクトル(EI法、m/z ) :696(M+
)、604,504,414,396,356゜264
.195,167.151 核磁気共鳴スペクトル(270MH2,CDCl2、δ
ppm ) : 1.15 (3H、t 、 J=7.6H1,CL(、
CH2C0−)2−40 (2H、q 、J =7−6
 Hz −CH5CH2Co−)3.07 (I H+
 brt、 J=8−OHl、 c25)1 )4−1
1 (I H= d −J =6−OHz−CbH)4
、s o −4,76(4He m + C26He 
C27H)5.65−5.95(5H,m、 C3H,
C5H,C,H,C,。H(CH,)2C=C…−co
o−) 化合物415 質量スペクトル(EI法、m/z ) ニア12(M”
)、414,396,264,195,167゜核磁気
共鳴スペクトル(270MH21CDCt3、δppm
 ) : 1.31 (3H、t 、 J=7.1 Hz、 C)
j、CH20COO−)3.07(IH,dt、J=2
.4,8.9 H2# C25H)4−14 (I H
= d −J=6−I Hzt CbH)4.19 (
2H、q 、 J=7.1Hz、CH,CH20COO
−)4.57−4.76(4H,m、C26H,C2,
H)5.54 (IH,dd、 J=1.6Hz、 6
.1Hz、 C3H)化合物産17 質量スペクトル(FAB法、トリエタノールアミン添加
、m/z): 1014.992,978,962,934,878゜
830.299,194 核磁気共鳴スペクトル(270Nm1(z −CDCL
s、δppm):     。
3.07− 3.29  (3H,m、C4H,C/H
,C25H)3.35 (I H= s 、C2H)3
−48 (6H= s −−0CHs 2個)3.97
 (I H# d −J=6.1 HzlCbH)4.
49 (I H* brs、 CsH)4.69 (2
H、brs、 C2,H)4.49 (I H* b 
rd + J =7.3 Hz −Ct sH)化合物
420 質量スペクトル(E I 7f、 m/ z ) ニア
10(M+)、592,523,468,448,42
3゜核磁気共鳴スペクトル(270MHz 、 CDC
Ls、δppm): 3.75(IH,d、J=10.9Hz、025H)4
.6.7(IH,d、J=13.3H1,C26H)4
.82(IH,d、J=13.3Hz、C26H)5.
20 (I H、d 、 J==8.9Hz、 03□
H)実施例7 13−70ルーミルベマイシンα14 (化合物ム25
)13−フロル−26−ヒドロキシミルベマイシンA4
(36,2〜)のベンゼン(2d)溶液に、5℃でトリ
エチルアミン(17,5IIL)と3−メチル−2−ブ
テノイルクロライド(10,6μl)を加え、室温で3
時間攪拌した。反応混合液を氷冷水に注ぎ、酢酸エチル
で抽出した。抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃
縮した。得られた残渣を分取シリカゲル薄層クロマトグ
ラフィーによって精表し、目的化合物(15m9、収率
34%)を得た。
質量スペクトル(El法) (:m/z ) : 65
8 (M”)。
558.432,263,195.167核磁気共鳴ス
イクトル(270MHz)、δ(CDCl2)ppm 
: 3.07 (I H、dt、 J=2.4Hz、 
9.3Hz。
C25−H)、 4.42 (I H、dd、 J=3
.6Hz、 47.5Hz。
C,、−H)、 4.70 (LH,d 、 J=13
.5Hz、C26−H) 。
4.80(IH,d、J=13.5Hz、C26−H)
実施例8 13−エトキシ力ル〆ニルオキシミルペマイシンα、4
(化合物厘28) 13−エトキシカルボニルオキシ−26−ヒドロキシミ
ルベマイシンA4(50rng)、ヒリジン(14μl
)のベンゼン(21Ll)溶液に、5℃で3−メチル−
2−ブテノイルクロライド(19μりを加え、室温で3
時間攪拌した。反応混合液を氷冷水に注ぎ酢酸エチルで
抽出した。抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮
した。得られた残渣を分取シリカゲル薄層クロマトグラ
フィーで精製し、目的化合物(28,2ダ、収率50%
)を得た。
質量スペクトル(II法) (m/z ) : 728
 (M”)。
628.520,279,195,167核磁気共鳴ス
ペクトル(270MHz )、δ(cDct3)ppm
 : 3.03(IH,む、 J=2.4Hz、 9.
3Hz。
C25−H)、 4.70 (IH,d、 J=13.
7Hz、C26−H) 。
4.74 (I H,d 、 J=10.47Hz、 
C,3−H) 。
4.82(IH,d 、 J=13.7Hz、 C26
−H)。
実施例9 活性試験:ダニ成虫 本発明の個々の化合物または3種の対照化合物(特開昭
50−29742号KWa@されたミルベマイシンC1
およびC2の混合物;26−アセトキシミルベマイシン
A4;ま九は26−アセドキシアベルメクチyB、a)
を各0.3 ppm 、 1 ppmまたは3ppm含
有し、これに展着剤0.01%を加用した薬液を調製し
た。ササグ(Vigna sin@n5is 5avi
)の初生葉に、有機リン殺虫剤感受性のナミハダニ(T
etranyahus urticae)を接種し、接
種1日後にミズホ式回転撒布塔にて、上記の薬液71R
1を、撒布液穢が3.5m9/cm”葉になるように撒
布した。撒布後、ササ2葉を25℃の恒温室内に保存し
、3日後に実体顕微鏡によって成虫の生死を調べ、死虫
率(%)を算出した。その結果を次光に示す。
1、【 化合物番号 死 虫 率− 3酵 1騨 0.3解 2(α13)    100 95.677.33 (
α、4)    100 100100810′o1o
o51 20     100  Zoo  5928    
  Zoo  100 Zo。
C+C210010028 26−アセドキシミルベマイシyA     92  
  81    2326−アセトキシアベルメクチン
Ba   83    65    15実施例10 活性試験:ダニ卵 本発明の個々の化合物または3種の対照化合物(特開昭
50−29742号に記載されたミルベマイシンC1と
C2との混合物;26−アセトキシミルベマイシンA4
;または26−アセトキシアベルメクチンB、a )の
中の一つを1 ppmまたは3 ppm含有し、これに
展着剤0.01%を加用した薬液を調製した。ササグ初
生葉にナミハダニ雌成虫を産卵させ、成惠を取り除き、
卵約50個を担持する試験葉を得た。
この試験葉を用いて、実施例9と同様にして薬液を撒布
し、その後25℃の恒温室内に2週間保ち、未解化卵数
を数え、未瞬化卵率鉤を算出した。
化合物番号 本格簿イしり目率鉤 1 (α、、)               94 
    512 (α、、)            
   94     713 (α、4)      
         95     57C,+ C22
,72,1 26−アセトキシミルベマイシンA4    31  
   1226−アセトキシアベルメクチンB&   
   4.2    2.4物は0.3ppmの低濃度
において高い殺成虫ダニ効果を示し、また殺卵活性を併
有していることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、ミルベマイシンα1.の紫外線
吸収スペクトル、赤外線吸収スペクトル、fc1トン核
磁気共鳴スペクトルおよび電子衝撃質量スペクトルをそ
れぞれ示す。第9図ないし第12図は、ミルベマイシン
α、3の紫外線吸収スペクトル、赤外線吸収スペクトル
、グロトン核磁気共鳴スペクトルおよび電子衝撃質量ス
ペクトルをそれぞれ示す。第13図ないし第16図は、
ミルベマイシンα、4の紫外線吸収ス(クトル、赤外線
吸収スペクトル、プロトン核磁気共鳴スイクトルおよび
電子衝撃質量ス(クトルをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する化合物。 〔式中、−X−Y−は、−CH_2−CH_2−、▲数
    式、化学式、表等があります▼、−CH=CH−又は▲
    数式、化学式、表等があります▼を示す。 R^1は、メチル基、エチル基、イソプロピル基、se
    c−ブチル基又は式▲数式、化学式、表等があります▼
    を示し、R^5はメチル基、エチル基又はイソプロピル
    基を示す。 R^2は、式▲数式、化学式、表等があります▼を示し
    、nは0、1又は2を示し、R^6及びR^7はそれぞ
    れ水素原子又はメチル基を示し、R^8は水素原子、C
    _1_−_4アルキル基、フェニル基又は1ないしそれ
    以上のハロゲン、メチルもしくはニトロで置換されたフ
    ェニル基を示す。 R^3は、水素原子、メチル基、ヒドロキシル保護基又
    はエステルを形成するカルボン酸残基もしくは炭酸残基
    を示す。 R^4は、水素原子、ハロゲン原子、α−L−オレアン
    ドロシル−α−L−オレアンドロシルオキシ基又はOR
    ^9を示し、R^9はエステルを形成するカルボン酸残
    基もしくは炭酸残基を示す。 ただし、R^1がイソプロピル基又はsec−ブチル基
    を示すときのみ、R^4はα−L−オレアンドロシル−
    α−L−オレアンドロシルオキシ基を示す。〕 2 X−Yが−CH_2−CH_2−、▲数式、化学式
    、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等がありま
    す▼である特許請求の範囲第1項の化合物。 3 X−YがCH_2CH_2−である特許請求の範囲
    第1項の化合物。 4 R^1がメチル基、エチル基又はイソプロピル基で
    あり、R^4が水素原子、ハロゲン原子又はOR^9を
    示し、R^9がエステルを形成するカルボン酸残基もし
    くは炭酸残基である特許請求の範囲第2項又は第3項の
    化合物。 5 R^1がイソプロピル基又はsec−ブチル基であ
    り、R^4がα−L−オレアンドロシル−α−L−オレ
    アンドロシルオキシ基である特許請求の範囲第2項又は
    第3項の化合物。 6 R^1が式▲数式、化学式、表等があります▼を示
    し(R^5は特許請求の範囲第1項の記載と同じ)、R
    ^4が水素原子である特許請求の範囲第2項又は第3項
    の化合物。 7 R^2が式▲数式、化学式、表等があります▼を示
    し、R^1^0がメチル基又はエチル基である特許請求
    の範囲第1項の化合物。 8 R^3が水素原子、C_1_−_4のアルカノイル
    基又はC_2_−_5のアルコキシカルボニル基である
    特許請求の範囲第1項の化合物。 9 −X−Y−が−CH_2−CH_2−であり、R^
    1がメチル基又はエチル基であり、R^2が2−メチル
    −1−プロペニル基であり、R^3及びR^4が水素原
    子である特許請求の範囲第1項の化合物。 10 特許請求の範囲第1項に記載の化合物を有効成分
    とする殺寄生虫組成物。 11 殺寄生虫が殺ダニである特許請求の範囲第10項
    の組成物。 12 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、−X−Y−、R^1、R^3及びR^4は特許
    請求の範囲第1項の記載と同じ〕を有する化合物と、R
    ^2COOH 〔式中、R^2は特許請求の範囲第1項の記載と同じ〕
    を有する化合物又はその反応性誘導体とを反応させるこ
    とからなる 式▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、−X−Y−、R^1、R^2、R^3及びR^
    4は上記と同じ〕を有する化合物の製造法。 13 ストレプトミセス属に属するミルベマイシンα_
    1_1、α_1_3及びα_1_4生産菌を培養して、
    その培養物からミルベマイシンα_1_1、α_1_3
    及びα_1_4のそれぞれを分離採取することからなる
    ミルベマイシンα_1_1、α_1_3及びα_1_4
    の製造法。 14 ミルベマイシンα_1_1、α_1_3及びα_
    1_4生産菌がストレプトミセスハイグロスコピイカス
    オーレオラクリモサスSANK60286FERMBP
    −1190である特許請求の範囲第12項の製造法。
JP62313218A 1986-12-11 1987-12-11 ミルベマイシン化合物、その製法及び用途 Expired - Fee Related JPH0672145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62313218A JPH0672145B2 (ja) 1986-12-11 1987-12-11 ミルベマイシン化合物、その製法及び用途

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61295452 1986-12-11
JP61-295452 1986-12-11
JP62313218A JPH0672145B2 (ja) 1986-12-11 1987-12-11 ミルベマイシン化合物、その製法及び用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01193270A true JPH01193270A (ja) 1989-08-03
JPH0672145B2 JPH0672145B2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=26560282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62313218A Expired - Fee Related JPH0672145B2 (ja) 1986-12-11 1987-12-11 ミルベマイシン化合物、その製法及び用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0672145B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02311480A (ja) * 1989-05-17 1990-12-27 Beecham Group Plc 新規化合物および薬剤として有用な化合物の製法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357591A (ja) * 1986-07-24 1988-03-12 ビ−チヤム・グル−プ・ピ−エルシ− 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6357591A (ja) * 1986-07-24 1988-03-12 ビ−チヤム・グル−プ・ピ−エルシ− 新規化合物、その製法及びそれを含む医薬組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02311480A (ja) * 1989-05-17 1990-12-27 Beecham Group Plc 新規化合物および薬剤として有用な化合物の製法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0672145B2 (ja) 1994-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0342710B1 (en) Macrolide compounds, their preparation and their use
AT397095B (de) Verfahren zur herstellung neuer antibiotischer makrolite
KR880001868B1 (ko) 디데히드로 밀베마이신 유도체의 제조방법
JPH0637501B2 (ja) 駆虫剤およびその製造方法
EP0274871B1 (en) Macrolide compounds, their preparation and their use
JPS6354375A (ja) マクロライド化合物
JPH0699437B2 (ja) 寄生虫駆除用マクロライド系抗生物質
EP0350187B1 (en) Antiparasitic agents
JPH01160983A (ja) 抗寄生虫剤
JP2837957B2 (ja) 駆虫薬
JPH0678342B2 (ja) 新規マクロライド化合物
JPS62226984A (ja) マクロライド抗生物質
US5212322A (en) Macrolide compounds, their preparation and their use
JPH01193270A (ja) ミルベマイシン化合物、その製法及び用途
DD296929A5 (de) Verfahren zur herstellung von macrolidverbindungen und deren verwendung als pestizide
JP3147321B2 (ja) 新規ミルベマイシン化合物
JPS62221691A (ja) マクロライド抗生物質
CA1337934C (en) Macrolide compounds, their preparation and their use
KR890000405B1 (ko) 아버멕틴 및 밀베마이신 유도체의 제조방법
JP2008143818A (ja) オキシム基を有するミルベマイシン誘導体
JP2954959B2 (ja) 新規ミルベマイシン類およびその製造法
JPH0826026B2 (ja) ミルベマイシン類の13−エステル誘導体およびその用途
JPS6345281A (ja) 5−ケトミルベマイシン類の5−ヒドラゾン誘導体
JP2750124B2 (ja) 新規ミルベマイシン類およびその製造法
JPH08504789A (ja) 駆虫薬

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees