JPH01187437A - 欠陥検査装置及び欠陥検査方法 - Google Patents

欠陥検査装置及び欠陥検査方法

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JPH01187437A
JPH01187437A JP63011725A JP1172588A JPH01187437A JP H01187437 A JPH01187437 A JP H01187437A JP 63011725 A JP63011725 A JP 63011725A JP 1172588 A JP1172588 A JP 1172588A JP H01187437 A JPH01187437 A JP H01187437A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は微小なゴミ等の異物を検査する装置、特に集
積回路の製造工程において用いられるフォトマスク、レ
チクル、半導体ウェハまたはフォトマスクもしくはレチ
クル用薄膜等(以下ペリクルという)の表面に付着した
異物等の欠陥を検査する装置に関するものである。
〔従来の技術] 集積回路の製造工程の1つであるフォトリソグラフィ工
程においては、レチクルやフォトマスク等(以下「レチ
クル」という)を用いて回路パターンの半導体ウェハへ
の転写が行われる。
この場合において、レチクル等にゴミ等の異物が付着し
ていると、半導体ウェハに転写される際に回路パターン
の欠陥として現われ、その結果、歩留り低下等の原因と
なる。
このためレチクル等の表面に異物が付着しているかどう
かを検査するために、異物検査装置が用いられる。この
異物検査装置は、被検査物に光を当て、異物からの散乱
光を光電検出手段で検出することにより、該レチクル等
の表面上の異物の位置及び大きさに関する情報が得られ
、上記の不都合を防止するのに役立っている。
また最近では、異物がレチクル等の表面上に付着するこ
とを防止する方法として、レチクル等の表面上にペリク
ルと呼ばれる薄膜(異物付着防止膜)を装着することも
行われている。ペリクルを支持枠を介してレチクル等の
表面を被覆するように装着することにより、レチクル等
に直接異物が付着するのを防ぐものである。このペリク
ルを使用して露光装置による投影露光を行う場合には、
ペリクルの表面上に異物が付着しても、被投影物体すな
わち半導体ウェハ面上において異物像の焦点が合わない
ので、かかる異物像は転写されないことになる。
しかし、ペリクルの表面上に付着している異物が比較的
大きい場合には、半導体ウェハ面上において露光ムラが
生ずるおそれがある。また、ペリクルの下面、すなわち
レチクル側に付着した異物はたとえ露光ムラの原因とな
るような大きなものではなくても、ペリクル表面から離
脱してレチクル等の表面に付着する可能性があり、その
場合には半導体ウェハへ異物像が転写されてしまうこと
になる。
従って、ペリクルを使用する場合でも、ペリクルに付着
した異物の位置や大きさを検査する必要があり、さらに
異物がペリクルの上面(レチクル等と反対側の面)に付
着しているのか、下面(レチクル等側の面)に付着して
いるのかをも判定する必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点3 以上説明したように、例えばペリクルを使用する場合に
は、ペリクルに付着した異物の位置や大きさのみならず
、異物がペリクルの上面あるいは下面(すなわち外面か
内面)のいずれの面に付着しているかをも検査する必要
があるが、従来の異物検査装置ではべりタルの表面上の
異物の位置及び大きさを知ることはできても、異物がペ
リクルの上面(レチクル等と反対側の面)に付着してい
るのか下面(レチクル等側の面)に付着しているのかを
判定することができないという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、薄膜に付着した異物の位置や大きさのみならず、
その異物が薄膜の上面あるいは下面のいずれの面に付着
しているのかをも判定することができる欠陥検査装置を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決する為の手段〕
上記目的のために本発明では、ペリクルのいずれか一方
の面に波長の異なる2つの光ビームを照射する照射手段
と前記2つの光ビームの入射角を変える入射角可変手段
と、前記光ビームのペリクルによる反射光もしくは、透
過光を受光する第一の光電検出手段と、前記光ビームの
異物による散乱光を受光する第二の光電検出手段と、こ
の第二の光電検出手段による検出信号に基づいて、ペリ
クルにおける異物付着面を判定する判定手段とを有する
ことを技術的要点とするものである。
あるいは、2つのビームの入射角は一定としたまま、第
二の光電検出手段の検出中心軸(光軸)とペリクルとの
成す角度を変化させるようにして、第一の光電検出手段
の機能を第二の光電検出手段−4= に持たせるようにした。
〔作 用〕
一般にペリクルは半導体ウェハへ回路パターンを転写す
る露光装置の与えられた露光波長に対して垂直入射のと
きその透過率が最も大きくなるようにペリクル膜厚を設
定している。
従って、入射する光の波長あるいはその入射角が異なれ
ばそれにともなってペリクルへの光の透過率も変化する
ことが本発明者によって確認されている。この様子を図
を用いて説明する。第2図(a)は同一のペリクルに対
して異なる2波長λ1、λ、の光を入射したときのペリ
クルへの光の透過率T(縦軸)の入射角θ(横軸)依存
性を示す。第2図中実線が波長λ、の光、−点鎖線が波
長λ2の光に対する透過率をそれぞれ示す。第2図(b
)は、波長λ1の光に対するペリクルの透過率T1と波
長λ2の光に対するペリクルの透過率T2の比”r、/
’r、(縦軸)の入射角θ依存性を示す。第2図(a)
、(b)ともに図中入射角θ2、θ4のときは波長λ1
に対するペリクルの透過率T1と波長λ2に対する透過
率T2は等しく’r+=’rzになり、入射角θ3、θ
、のときは2つの透過率T、、T、の関係はTI <T
gになり、また入射角θ、ではTI>Ttである。
さて、被検査対象であるペリクルが2つの波長λ1、λ
2の光に対して第2図(a)、(b)のような透過率特
性をもっていると、このペリクルのいずれか一方の面に
2つの波長λ1、λ2の光を照射する場合、光の入射角
θがθ−θ2、またはθ=θ4のときは光を照射する側
(以下、上面と称す)と反対のペリクル面(以下、下面
と称す)では、おのおのの光の絶対光量が低下すること
はあっても、波長λ1、λ2の光の光量比がペリクルの
上面と下面で変わることはない。これに対して、波長λ
1、λ2の光をθはθ1またはθ=θ5の入射角で照射
するとペリクルの下面では波長λ2の光の方が波長λ1
の光より多く透過し、θ=03ではこの関係は逆転して
波長λ1の光の方が波長λ2の光より多く透過する。
仮りに、入射角θ=θ3で、2つの波長λ1、λ2の光
をペリクルに照射したとき、ペリクルの上面に付着した
ある異物からの散乱光の光量を波長λ1、λ2に対応し
てI+、Igとすると、この2つの入射光の光量が同じ
であれば散乱光量もほぼ同じ(IlΣ1.)になる。し
かしペリクルの下面では波長λ1の光の方が波長λ2の
光より多く透過するので、波長λ1の光による異物から
の散乱光量11の方が、波長λ2の光による散乱光量I
2よりも大きくなる。従って2つの波長λ3、λ2によ
る異物の散乱光量の比1t/Lによってその異物がペリ
クルの上面、下面のいずれに付着しているかを判定する
ことが可能となる。
上記判定方法以外にも異なる2つの入射角で2つの波長
λ8、λ2の光を入射してもよい。すなわち、第2図(
b)で例えば入射角が01とθ3の組合せもしくはθ、
とθ、の組合せで、そのおのおのの2つの入射角につい
ておのおの2つの波長λ1、λ2の光を照射し、ペリク
ルに付着した異物からの散乱光量の比I+/I*を比較
するとき、ペリクルの下面に付着した異物では散乱光量
比Il/Izは入射角がθ−θ1ではI + / I 
z〈1、θ−θ3ではI + / I z >’1と逆
転する。
これに対してペリクルの上面に付着した異物では入射角
θがθ1であってもθ3であっても散乱光量比1t/L
は常にほぼ1である。同じことは別の入射角の組合せ(
例えばθ−θ、とθ−θ3)でも起こる。これにより異
物の付着面の判定が可能となる。
以上述べたように、ペリクルの透過率が照射する光の波
長及び光の入射角で異なり、与えられた波長に対しては
、ある入射角では、ペリクルの裏面にいたる透過光量が
少なくなるという作用を用いて、異なる2つの波長の光
をペリクル面に同一人射角で照射したときのペリクル上
の異物からの散乱光量の比がペリクルの上面に付着した
異物と、下面に付着した異物とでは異なるので、これに
よって異物の付着面の判定が可能となる。
別の方法としである決まった一つの入射角で波長λ1、
λ2のレーザビームをペリクル上の異物に照射し、その
異物から得られる散乱光を受光角(ペリクルに対する上
下方向の角度)を変えて受光しても同様の効果が得られ
る。
すなわち、レーザビームの照射と同じ側(ペリクルの上
面側)で散乱光を受光する場合、ペリクルの下面に付着
した異物からの散乱光はペリクルを透過したのちに受光
されるので、受光角が変わると第2図(a)に示したペ
リクル透過率の入射角依存性に対応した散乱光量の変化
があられれる。
例えば、受光角がθ3のとき(このとき波長λ。
の光に対するペリクルの透過率の方が波長λ2の光に対
するペリクルの透過率より大きい)、ペリクル上面に付
着した異物では波長λ、波長λ2のおのおののレーザビ
ームを照射したときの受光光量が同じであっても、ペリ
クル下面に付着した異物では波長λ1のレーザビームを
照射したときの散乱光の方が、波長λ2のレーザビーム
を照射したときの散乱光に比べて、受光光量も多い。こ
の受光光量の大小によってペリクルに付着した異物の付
着面の判定が可能となる。もちろん入射角と受光角の各
々をかえて最適な状態をつくる事も可能であるのはいう
までもない。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について、添付の図面を参照しなが
ら説明する。
まず第1図を参照しながら、本発明の第1実施例の構成
について説明する。
第1図において、被検査物としてのペリクル1は支持枠
2を介してレチクルまたはフォトマスク(以下レチクル
で代表する)3に装着されている。
レチクル3は、図中X方向及び紙面と垂直なX方向に移
動可能な不図示の載物台に載置されている。
従ってこの載物台をX方向、X方向に移動することによ
ってペリクル1の任意の位置の異物検査が可能となる。
一方ペリクル1の一方の面(第1図ではべりクル1の上
方の面)側には波長λ1の光ビームを出力するレーザ光
源4と波長λ、の光ビームを出力するレーザ光源5が置
かれている。波長λ1の光ビームと波長λ2の光ビーム
のおのおのの光量はほぼ等しくなるように設定される。
レーザ光源4.5のおのおのから出力されたレーザビー
ム6.7はダイクロイックミラー8によって同軸上の光
路9となる。ダイクロイックミラー8は、波長λ。
の光は反射せずに透過し、かつ波長λ2の光は透過せず
に反射するという波長選択性をもつ。同軸光路9を通る
波長λ1、λ2の2つのレーザビームは更に光路中に置
かれた可変濃度フィルター(可変NDフィルター)10
を通る。可変NDフィルター10はフィルターの位置に
よって透過率が異なり、駆動部11によって可変NDフ
ィルター10を矢印12の方向に移動することによって
光路9上の2つの波長λ7、λ2のレーザビームの光量
を同時に、かつ常に同じ減光率で変えることができる。
駆動部11と可変NDフィルター12によって照射レー
ザビーム9の光量を波長の違いによらず同じ比率で調節
するのは以下の理由による。すなわち、既に作用の項で
説明したようにペリクル1の下面にある異物に光を照射
する場合、異物付着面の判定を確度よく行うために、光
ビームの入射角を変えるが、このとき入射角によっては
ペリクル1の透過率が低く、特にペリクル1の下面に付
着した微小な異物からは十分な散乱光量が得られず、検
出信号のS/N比の低下により異物の付着面を誤まって
判定してしまう場合もありうる。また、逆に大きな異物
の場合、光量が強すぎて検出信号が飽和することを防ぐ
必要がある。つまり、いかなる場合でも適切な散乱光量
が得られるようにするためである。また、本発明におい
ては、異なる2つの波長の光を異物に照射するが、この
とき2つの波長の光の光量の比は常に同じでなければ異
物付着面を誤まって判定する可能性がある。上記光量調
整を2つの波長の光で別々に行うには、例えば第1図中
、光路6と光路7で別々に光量調整を行わなければなら
ず、おのおのの光量の比を常に一定にするのは同軸光路
9で光量調整するよりも制御が難しくなるからである。
可変NDフィルター12を透過したレーザビームは、偏
光板25によってペリクル1に対してS偏光(紙面と垂
直な偏光)で斜入射するように偏光されたのちに角度可
変ミラー13を矢印26の方向に回転することによって
、光路14と光路15の範囲内に偏向され、次いでレン
ズ16によって屈折してペリクル1上の点Qに入射する
。角度可変ミラー13の回転中心Pはペリクル1上の点
Qと光学的に共役な位置関係にあるので、角度可変ミラ
ー13の角度を変えることにより、レーザビーム90入
射角を入射角θヶからθ8の範囲で連続的に変え、かつ
常にペリクルl上の点Qを照射することが可能となる。
レーザビーム90入射角としては106〜90″の間が
好ましい。
ペリクル1の上面側にはべりクル1によるレーザビーム
9の正反射光を受光するためにレンズ17と光電検出器
18が配置されている。光電検出器18はペリクル1上
の照射位置Qと光学的に共役な点S1に置かれているの
で、レーザビーム9の入射角が変化しても常に正反射光
を受光することが可能となる。レンズ17と光電検出器
18の光路中にはダイクロイックミラー19が置かれ、
ダイクロイックミラー19で分岐された正反射光はやは
りペリクル1上の照射位置Qと光学的に共役な点S2に
置かれた光電検出器20によって受光される。ダイクロ
イックミラー19は波長λ1の光は反射せずに透過し、
波長λ2の光は逆に透過せずに反射する波長選択性をも
っているので、光電検出器18は波長λ1の正反射光の
みを、光電検出器20は波長λ2の正反射光のみを受光
し、おのおの光量に比例した光電信号を出力する。
ここでペリクル1によるレーザビーム9の正反射光を受
光するレンズ17及び2つの光電検出器18.20、ダ
イクロイックミラー19が、ペリクル1による正反射光
を受光する位置に配置されているのは、ペリクル1が支
持枠2を介してレチクル3に装着された状態ではペリク
ル1の透過光を受光して直接透過率を正確に測定するこ
とが困難だからである。すなわち、ペリクル1の透過率
だけではな(レチクル3の透過率、更にもしレチクル3
の上下面両方にペリクルを装着するような場合は、レー
ザビームを照射する面倒(上側)のペリクルだけではな
く、それと反対の側(下側)に貼付されるペリクルの透
過率も影響して、被検査面である上側のペリクルの透過
率の測定は著しく困難となるからである。従って第1図
のように既にペリクル1がレチクル3に装着された状態
でのペリクル1の異物検査においては、被検査面である
ペリクル1の透過率を直接測定するのではなく、ペリク
ルlの正反射光を検出して、2つの波長λ1、λ2に対
してペリクル1内部での吸収がないときは、透過率と反
射率の和が1であるという関係からペリクル1の透過率
を推し測る。もちろん、ペリクルがレチクルに装着され
ずペリクルが単体である場合は、レンズ17、光電検出
器18.20及びダイクロイックミラー19はべりタル
に対して、光を照射する側(上面側)と反対の側(下面
側)に配置して、ペリクルの透過率を直接測定すること
は可能であることはいうまでもない。
ペリクル1の上面にはべりクル1上の異物からの散乱光
を検出するための受光レンズ21及び光電検出器22.
24が配置されている。受光レンズ21と光電検出器2
2の間の光路中にはダイクロイックミラー23が置かれ
ていて、波長λ1の散乱光のみを透過し、光電検出器2
2へ導き、また波長λ2の散乱光のみを反射し光電検出
器24へ導くようになっている。散乱光検出用の光学系
、すなわち受光レンズ21、ダイクロイックミラー23
、光電検出器22.24はレーザビーム9の正反射光の
光路外の光の照射面側(上側)であれば、どこに配置し
てもよい。もちろん下面の異物からの散乱光がペリクル
を透過する際、減光されるべき角度を定めれば、より一
層効果がある。更にペリクルlがレチクル3に装着され
ず、ペリクル1を単体で異物検査するような場合は、照
射面側と反対の面倒(下側)に散乱光検出の光学系を配
置して、散乱光を受光してもよい。第1図に示した第一
実施例はXY力方向微動可能な載物台付きの顕微鏡に組
み込んでもよい。この場合は同時に異物の目視検査もで
きるという利点がある。
次に光電検出器18.20.22.24から出力される
光電信号の処理装置について第3図を参=16= 照しながら説明する。
光電検出器18.20.22.24の光電出力はおのお
の増幅器30.31.32.33によって増幅され、受
光光量に比例した電器信号R1、R2、I+、Lを得る
。すなわちペリクル1による正反射光のうち波長λ1の
光に対しては光電信号R0、波長λ2の光に対しては光
電信号R2が得られ、ペリクル1に付着した異物からの
散乱光のうち波長λ1の光に対しては光電信号11、波
長λ2の光に対しては光電信号I2がおのおの得られる
。−力制御部34からの出力信号35により角度可変ミ
ラー13を角度を指定して駆動させて、レーザビーム9
の入射角を変える。このとき光電信号R1、R1は演算
部36においてまず入射角θの関数として反射率R+(
θ)、RZ(θ)におのおの変換される。更に演算部3
6では波長λ1、λ2の光でのペリクル1の反射率R,
(θ)、R2(θ)の比が求められ、反射率R,(θ)
、R2(θ)の比が最も大きくなる入射角θ。が求めら
れ、この入射角でレーザビーム9がペリクル1に入射す
るように角度可変ミラー13を駆動させるために信号3
7を制御部に出力する。
角度可変ミラー13を駆動させて、波長λ1、λ2に対
するペリクル1の反射率R1(θ)、R2(θ)を求め
たのち、ペリクル1上の照射位置Qに検査したい異物を
不図示のx−y駆動装置により移動させる。このとき波
長し、λ2の照射光に対する前記異物からの散乱光の光
電信号1.、■2は、角度可変ミラー13を制御部34
によって駆動して先に演算部36で求めた入射角θ。に
固定した角度でIt(θ。)、Iz(θ。)を得る。演
算部38では、波長λ3、λ2に対するおのおのの光電
信号I+(θ。)、Ig(θ。)の比が求められ、その
出力信号39は判定部40に入力される。判定部40で
はl、(θ。)、1g(θ。)の比から前記異物がペリ
クル1の照射面側(上面)に付着しているか照射面と反
対面側(下面)に付着しているかの判定を行う。そのた
めには、あるしきい値αと、I、(θ)と12(θ)の
比との大小関係によって判定するが、そのときのしきい
値αは先に求めた反射率R+(θ)、R2(θ)から演
算部36において求められ、そのしきい値信号41が判
定部40に入力され、これによって前記異物の付着面を
判定し、その結果を例えば上面異物であるか、下面異物
であるかの状態に対応した2値化されたデジタル信号4
2を出力する。
次に第4図を用いて第1の異物付着面判定方法について
説明する。
まず波長λ1、λ2の光をペリクル面に照射しくステッ
プ50参照)、制御部34により角度可変ミラー13を
駆動してレーザビーム9のペリクル1への入射角θをθ
4から68の所定の角度範囲で変える。入射角θは連続
的に変えてもよいし数度ごとに離散的に変えてもよい。
入射角θは角度可変ミラー13に例えばガルバノスキャ
ナーを用いた場合は、ガルバノスキャナーから出力され
る角度検出信号から知ることができる。このとき同時に
波長λ1、λ2の光に対するペリクル1の正反射光を光
電検出器18.20によっておのおの受光し、おのおの
の波長の光に対する反射率R+(θ)、R2(θ)が入
射角θの関数として求められる(ステップ51参照)。
次に波長λ1、λ2の光に対するペリクル1の透過率、
すなわち1−R,(θ)、I  Rz(θ)の比が最大
となる入射角θ0をθヶ、θ、の角度範囲で求めるため
に、演算部36においてlog((I  R+(θ))
/(1−Rz(θ))〕の絶対値が最大となる入射角θ
。を求める(ステップ52参照)。次に角度可変ミラー
13を駆動してレーザビーム9の入射角をθ。に設定す
る(ステップ53参照)。入射角θ。では、波長λ1、
λ2の光に対するペリクル1の透過率の比が最も大きい
ので、異物の付着面の判定が他の入射角で2波長の光を
照射した場合よりも容易になる。ここで入射角θ。での
波長λ1、λ2の光に対する異物からの散乱光量T+(
θ。)、It(θ。)の比から異物の付着面を判定する
ためには、散乱光量の光電信号+、(θ。)、+z(θ
。)の比と、あるしきい値αとの大小関係を調べればよ
いが、そのしきい値αは入射角θ。での波長λ1、λ2
の光に対するペリクル1の反射率R+ (θ。)、R2
(θ0)によって決まる。例えば波長λ、の光に対して
、R+ (θ。)=0%すなわち、透過率100%、波
長λ2の光に対してR2(θ。)−50%すなわち透過
率50%であった場合は、しきい値αはおのおのの透過
率の平均値すなわち75%に対応した値、例えばα= 
]logO,75lに設定するというように、その入射
角θ。におけるおのおのの透過率によってその都度しき
い値αを、α=lIog((1−R1(θ。)+ 1−
Rz(θ。))/2)lというように設定する(ステッ
プ54参照)。
次に、検査したい異物をレーザビームの照射部Qに移動
させる(ステップ55参照)。第1図に示した第一実施
例を例えばXY力方向移動可能な載物台を有した顕微鏡
に組み込んだ場合、照射部Qを対物レンズの光軸上に設
定しておけば、検査したい異物を目視観察しながら視野
の中心に移動させるという作業で容易に行われる。更に
撮像素子例えばiTV等を接続すればiTVによる異物
観察と散乱光量の測定が同時に行うことが可能となる。
次に光電検出器22.24により、入射角θ。での波長
λ1、λ2に対する前記異物からの散乱光を受光して、
光量信号1.(θ。)、rz(θ。)をおのおの得る(
ステップ56参照)。この測定(直11(θ。)、It
(θ。)に基づいて第3図中の演算部38においてIt
(θ。)、L(θ。)の比、すなわちlog(1+(θ
6)/I!(θ。)〕の絶対値を求め、次いで判定部5
0において先にステップ54で求めた異物付着面判定の
しきい値αとの大小関係により異物付着面の判定を行う
(ステップ57参照)。既に述べたようにペリクル1に
照射する波長λ1の光と波長λ2の光の光量はおのおの
ほぼ等しい。従ってもし異物がペリクル1の上面(照射
面側)に付着している場合は、波長λ、の光に対する異
物からの散乱光量の光電信号It(θ。)と、波長λ2
の光に対する異物からの散乱光量の光電信号1z(θ。
)はほぼ等しく、log(1+(θ。)/12(θ。)
〕の絶対値はほぼゼロとなる。これに対して、異物がペ
リクル1の下面(照射面と反対の面倒)に付着している
場合は、1.(θ。)とIg(θ。)は、ペリクル1の
波長λ1、λ2に対する透過率の比と同程度の比となる
ので、log(L(θ。)/rg(θ。)〕の絶対値は
ゼロとはならない。そこで、先のしきい値αと比較して
もしlog(1,(θ。)71g(θ。)〕の絶対値が
しきい値αより大きければその異物はべりクル1の下面
(照射面側と反対の面)に付着していると判定しくステ
ップ58参照)、それ以外、すなわちlog(I、(θ
o)/It(θ。)〕の絶対値がしきい値αと等しいか
または小さい(ゼロも含む)場合は、前記異物はべりク
ル1の上面(照射面側)に付着していると判定しくステ
ップ59参照)、異物付着面がペリクルlの上面か下面
かの判定を例えば2値化されたデジタル信号42として
判定部40から出力する。
次に本発明による第2の異物付着面判定方法について第
5図のフローチャート図を参照して説明する。
まず波長λ0、λ2の光をペリクル面に照射しくステッ
プ60参照)、制御部34により角度可変ミラー13を
駆動して、レーザビーム9のペリクル1への入射角θを
θヶからθ、の所定の角度範囲で変える。このとき同時
に波長λ8、λ2の光に対するペリクル1の正反射光を
光電検出器18.20によっておのおの受光し、おのお
のの波長の光に対する反射率R+(θ)、R,(θ)が
入射角θの関数として求められる(ステップ61参照)
次にペリクル1の透過率、すなわちI  Rt(θ)、
1−Rz(θ)の比が最大となる入射角を、I  Rt
(θ)がI  Rt(θ)より大きい場合と、I  R
t(θ)がt−Rz(θ)より小さい場合の2通りで求
める。まず波長λ1に対するペリクル1の透過率I  
Rt(θ)が波長λ2に対する透過率I  Rz(θ)
より大きい場合、すなわちlog (=24− (1−R1(θ))/(1−R1(θ)))が正の値で
、かつlog((I  Rt(θ))/(1−Rバθ)
)〕の絶対値が最大となる入射角θ3が求められる(ス
テップ62参照)。同様にして、1−R,(θ)が1−
R,(θ)より小さい、すなわちlog ((1−Rt
(θ))/(1−R1(θ))〕が負の値で、かつlo
g((t−Rt(θ))/(1−R2(θ))〕の絶対
値が最大となる入射角θ1が求められる(ステップ63
参照)。つまり入射角θ、のときはθ、からθ、の所定
の角度範囲内で波長λ1の光が波長λ2の光に比べて最
も多くペリクル1を透過し、逆に入射角θ、のときは波
長λ2の光が波長λ、の光に比べて最も多くペリクル1
を透過する。このおのおのの入射角θ8、θ1で第4図
に示した第1の異物付着面判定方法を実施すれば、更に
高い確率で異物の付着面の判定が可能となる。そのため
に第1の異物付着面判定方法に準じて、まず入射角θ、
での波長λ1、λ2の光に対する反射率R+(θ3)、
Rt(θ、)から異物の付着面判定のしきい値β、(正
の値)を(ステップ64参照)求め、入射角θ1での波
長λ1、I2の光に対する反射率R+(θ、)、R,(
θ、)からしきい値β1 (正の値)を(ステップ65
参照)求め、それぞれ例えばR3= l log C(
1−R+(θs) + l  Rx(R3))/2)l
、β+ = l  log ((I  R+(θ、)+
1−R2(θ、))/2)lというように決める。次い
で検査したい異物をペリクル1上のレーザビーム9の照
射部Qに移動する(ステップ66参照)。
角度可変ミラー13を駆動して、レーザビーム−9の入
射角をR3に設定したのち(ステップ67参照)、光電
検出器22.24により、波長λl、I2に対する異物
からの散乱光を受光し、おのおの光電信号It(R3)
、L(R3)を得る(ステ・ノブ68参照)。同様にし
て、今度は入射角をR1に設定して(ステップ69参照
)、波長λ1、I2に対する異物からの散乱光の光電信
号I、(θl)、L(θ、)のおのおのを得る(ステッ
プ70参照)。
こうして得られた光電信号It(θ、)、I2(θ、)
、It(θI)、Iz(θI)に基づいて異物の付着面
の判定を行う(ステップ71参照)。ペリクル1の下面
(照射面側と反対の面)に付着した異物では、入射角θ
3については波長λ1の光に対するペリクル1の透過率
の方が大きいので、波長λ1の光に対する異物からの散
乱光の光電信号1.(R3)の方が波長λ2の光に対す
る異物からの散乱光の光電信号Ig(θ、)より多くか
つ入射角θ1については、逆に波長λ2の光に対するペ
リクル1の透過率の方が大きいので、波長λ2の光に対
する異物からの散乱光の光電信号It(θl)の方が、
波長λ1の光に対する異物からの散乱光の光電信号I。
(θI)より多い。このことから入射角θ3における波
長λ1、I2の光に対する散乱光の光電信号の比1og
(1+(θs)/I2(R3)〕がステップ64で求め
たしきい値β3  (>o)よりも大きく、かつ入射角
θ、における波長λ5、I1の光に対する散乱光の光電
信号の比log(1+(θ+)/Ig(θ+))がステ
ップ65で求めたしきい値β1 (〉0)の負数−β、
よりも小さければペリクル1の下面に付着した異物と判
定する(ステップ72参照)。そしてこの判定条件(ス
テップ71)を満足しなければ、その異物はペリクル1
の上面(照射面側)に付着していると判定する(ステッ
プ73参照)。
以上述べた第2の異物付着面判定方法は、波長λ3、I
2に対するペリクル透過率の比が逆転する2つの入射角
θ3、θ、に対して、同時に判定条件(ステップ71)
を満足するかどうかで異物の付着面の判定を行うので、
第4図に示した第1の付着面判定方法よりも、判定確率
は高いという利点がある。
なお、ペリクルの膜特性として、波長λ1、I2に対す
る光透過率の入射角依存性(R1(θ)及びRz(θ)
)が予めわかっている場合、第4図におけるステップ5
0からステップ54や、第5図におけるステップ60か
らステップ65は、既知としてただちに異物の散乱光を
受光するステップに入れる。また同種のペリクルを検査
する場合、予め、前のペリクルを検査時に求めた入射角
やしきい値を不図示の記憶装置に記憶しておき、同種の
ペリクルを検査する場合にそのデータを用いることもも
ちろん可能である。
次に第6図に基づいて本発明の第2実施例の装置構成を
説明する。
第6図においてはレーザビームの入射角を変える手段以
外の構成部分、すなわち、波長λ1、I2のビームを発
振するレーザ光源4.5、可変NDフィルター10、偏
光板25等で構成される光源部、レンズ17、光電検出
器18.20等のペリクルによる正反射光検出部、及び
受光レンズ21、光電検出器22.24等の異物散乱光
受光部はすべて第1図の第1実施例と同じである。レン
ズ82はペリクル1上の照射部Qが焦点と一致するよう
に配置されている。移動ミラー80は矢印81の方向に
不図示の駆動手段によって移動であり、かつ2波長のレ
ーザビーム9が常にレンズ82の光軸!と平行に移動す
るような角度に設定されている。従って移動ミラー80
によって移動されたのちのレーザビーム83は、移動ミ
ラー80を矢印81の方向に移動することによって照射
部Qを中心に入射角θ、からθ、の範囲で連続的にペリ
クル1への入射角を変えることができる。この入射角は
移動ミラー80の矢印81方向の移動量によって知るこ
とができ、それには例えば移動ミラー80に接続された
リニアエンコーダー等の測長器(図示せず)によって測
長される。第6図の第2実施例の場合、入射角可変のた
めのレンズ82は、第1図の第1実施例における同じ目
的のためのレンズ16よりも弱い屈折力で済み、その分
レンズ82の設計が容易になるという利点がある。
次に第7図に基づいて本発明の第3実施例の構成を説明
する。
波長λ3、λ、のレーザビームを出力するレーザ光源4
.5と可変NDフィルター10との間の光路中には切り
換えミラー90が配置されている。
切り換えミラー90は矢印91の方向に移動可能で、第
7図のように実線の位置に配置されているときはレーザ
光源5から出力されたレーザビーム92は切り換えミラ
ー90によって反射、偏向され、光路93にいたる。こ
のときレーザ光源4から出力されたレーザビーム94は
、切り換えミラー90によりしゃ断され光路93にいた
ることはできない。これに対して切り換えミラーを図中
破線の位置に移動すると、今度は逆にレーザビーム94
のみが光路93にいたる。つまり切り換えミラー90を
矢印91の方向に出し入れすることによって波長λ1の
レーザビーム94かあるいは波長λ、のレーザビーム9
2かを選択していずれか一方のレーザビームのみを光路
93に導くことが可能となる。
こうして得られた単波長のレーザビームは角度可変ミラ
ー13及び、レンズ16によって第1図に示した第1実
施例と同様にペリクル1上に斜入射し、その入射角をペ
リクル1上の照射部Qを中心にして変えることができる
本実施例においてペリクル1に入射するレーザ光は切り
換えミラー90を矢印91の方向に出し入れすることに
よって波長λ1の光か波長λ2の光かいずれか一方の光
であるので、正反射光95及び異物からの散乱光96を
受光する光電検出器も波長λ1、λ2用におのおの2個
用いる必要はない。ペリクル1による正反射光95はレ
ンズ17及びペリクル1上の照射部Qと共役な位置Sに
配置された光電検出器97によって受光され、かつ正反
射光95の光量に比例した光電信号を出力する。一方ペ
リクル1上の異物からの散乱光96は受光レンズ20に
よって集光され、光電検出器98によって受光されて、
散乱光96の光量に比例した光電信号を出力する。
もちろん本実施例においてはべりクル1へのレーザビー
ムの入射角を変えるための角度可変ミラー13の代わり
に、第6図の第2実施例で用いた移動ミラー80を利用
してもよい。
次に第8図に基づいて第7図中の光電検出器97.98
から出力される光電信号の処理装置を本発明の第3実施
例として説明する。
光電検出器97.98の光電出力はおのおの増幅器99
.100によって増幅され、受光光量に比例した電気信
号を出力する。光電検出器97.98は2つの波長λ1
、λtの光を受光するが、光電検出器97.98の波長
特性によっては波長λ、の光に対する感度と波長λ2の
光に対する感度が異なる場合があるので、増幅器99.
100をVCA(ボルテージ・コントロール・アンプ)
構成とし、波長選択制御部101の出力102.103
によって増幅器99.100の増幅度を波長λ1の光の
ときと波長λ2の光のときとで切り換えて、光電検出器
97.98の波長λ1、λ2による感度差を補正する。
波長選択制御部101は、さらに切り換えミラー90の
制御も行い、波長λ2の光をペリクル上に入射したいと
きは切り換えミラー90を光路93中に挿入し、波長λ
の光をペリクル1上に入射したいときは切り換えミラー
90を矢印91の方向に移動し、破線95の位置に配置
するように信号104を出力する。
同時に波長選択制御部101は信号105.106を演
算部に107.108に出力し、増幅器99.100か
ら入力される光電信号が波長λ1、λ2のいずれの光の
光電信号であるのかを決定して、波長λ、の光に対する
ペリクルの正反射光であるならR1(θ)を、波長λ2
の光に対する正反射光であるならRz(θ)を演算部1
07において得る。同様にして演算部108においては
信号106に基づいて、異物からの散乱光のうち波長λ
1の光に対しては1.(θ)を、波長λ2の光に対して
はIg(θ)をおのおの入射角θの関数として得る。そ
の後の信号処理、すなわち演算部107.108におけ
る光量比の演算、制御部34による角度可変ミラー13
の駆動制御及び判定部40による異物付着面の判定はす
べて第3図に示した第1実施例における信号処理装置の
機能と同じである。尚、第3実施例においても、異物付
着面の判定方法は第4図、第5図に示した方法と同じ方
法を用いることが可能である。
次に第9図を用いて本発明第4実施例を説明する。
第9図においてレーザ光源4.5、切り換えミラー95
、可変NDフィルター10、偏光板25等で構成される
光源部はすべて第7図で示した第3実施例と同じである
。この光源部から得られる波長λ、又は波長λ2のレー
ザビーム110は固定ミラー111により偏向され、適
当な入射角θ。でペリクル1上の点Qに照射される。一
方ペリクルの点Qに付着した異物から得られる散乱光1
12は受光レンズ113、光電検出器114によって構
成される受光部115によって受光され、受光光量に比
例した光電信号を出力する。受光部115は不図示の駆
動手段によって点Qを回転中心として矢印116の方向
にペリクルに対して上下に駆動可能である。受光部11
5は入射レーザビーJA110のペリクル1による正反
射レーザビーム117が受光レンズで113に入射しな
い位置であればどのような位置に配置してもよく、また
受光部115の受光角θゎの可変範囲も正反射レーザビ
ームが受光レンズ113に入射しない範囲であればどの
ように駆動させてもよい。しかしながら実際上は受光角
θ工は広範囲の方が異物の付着面判定の際の精度(判定
確率)が良く、O″〜90″′の間が好ましい。
この第4実施例に基づいた異物付着面判定方法について
以下に説明する。異物がペリクルの上面に付着していて
も、下面に付着していても異物から生じる散乱光112
の散乱光量は、受光部115を駆動して受光角θ。を変
えるにしたがい変化する。一般には散乱特性としては前
方散乱光量の方が後方散乱光量に比べて多いので、受光
角θ。
が大きいほど受光する散乱光量も多い。もし異物がペリ
クルの上面に付着している場合には、波長λ1、波長λ
2、いずれのレーザビームを異物に照射してもこの散乱
特性は波長λ1、波長λ2の場合で同じである。これに
対してペリクル下面に付着した異物からの散乱光はペリ
クル1を透過したのち受光されるので、ペリクルの透過
率が波長λ、と波長λ2の場合で異なる場合は、受光角
θ、を変えたとき異なった散乱特性を示す。従って、光
電検出器114の光電信号を不図示の判定回路に入力し
、この判定回路において、不図示の駆動手段により受光
部115を駆動し、受光角θゎを変えて波長λ1のレー
ザビームによる異物からの散乱光、波長λ2のレーザビ
ームによる異物から=36− の散乱光を受光し、その散乱光量の受光角θゎに対する
変化がおのおのの波長の場合で異なれば、ペリクル1の
下面に付着した異物、同じであればペリクル1の上面に
付着した異物として判定することが可能である。従って
本実施例においては、第1図に示した第1と第2の光電
検出器を設けなくとも単一の方向のみからペリクルのQ
点を見込む光電検出器により実質量等の効果を得ること
ができる。
以上本発明の各実施例においては、ペリクル上の付着位
置がすでに明らかとなっている異物を対象として、その
異物がペリクルの上面(照射面側)、下面(照射面側と
反対の面)のいずれかに付着しているかという付着面の
判定を行うが、ペリクル上を全面検査する機能を付加し
て、これによって異物の有無とそのペリクル上の位置を
検出し、次に適宜の移動手段によりペリクル1上のレー
ザ照射部Q上に前記異物を移動して、異物付着面の判定
を行う。又は、全面検査時に同時に並行して行うことも
可能である。これによって異物の検出とその付着面の判
定を自動化することが可能となり、更に、先に述べたよ
うに本実施例を顕微鏡に組み込めばその異物の大きさ等
の観察も可能となるという利点がある。
また、各実施例におけるレーザ光源4.5は気体レーザ
、固体レーザ、半導体レーザ等のうち、所望の発振波長
を持つものを適宜組み合わせて使うことができる。
先に述べたように、ペリクル上に付着した異物の有無を
検査し、その付着位置を検出する手法としては、例えば
特開昭57−128834号公報、又は特開昭58−6
2543号公報に開示されている方式が応用できる。こ
こに開示されている方式では、レーザビームを斜入射に
して一次元スキャンするとともに被検査物を副走査し、
異物からの散乱光を多方向から光電検出することによっ
て異物検出を行なうもので、ビームスキャンの主走査位
置と被検査物の副走査位置とを求めて、異物の付着座標
位置を決定している。このような異物検査装置と本発明
の各実施例による装置とを組み合わせれば、ペリクル上
の表裏のどちらに異物が付着したのかを極めて短時間の
うちに、かつ高精度(高い確率)に求められる。
また各実施例に示したレーザ光源4.5からのレーザビ
ームそのものを使って、斜入射方式の異物検査装置とし
てもよい。この場合は、制御部34で決定された角度可
変ミラー13の角度、すなわちレーザビーム(波長λ1
、λ2)の所定の入射角を保ったまま、−次元走査する
ためのビームスキャナー(ポリゴンミラー、又は別のガ
ルバノミラ−等)を設ける必要がある。また、レンズ1
6.21、(又はレンズ82)等をビームの走査方向に
母線を合わせたシリンドリカルレンズにするとよい。ま
た本発明の各実施例において、受光系内のペリクル面(
Q点)と共役な位置にスリット等のアパーチャを設け、
ペリクル面、又はレチクル面からの多重反射光が迷光と
して充電検出されるのを防止すると効果的である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、被検査対象に付
着した異物が該対象の上面に付着しているのか下面に付
着しているのかを良好に判定することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による欠陥検査装置の構
成を示す図、第2図はべりタル透過率の入射角の依存性
を示す図、第3図は第1図の装置に適用される信号処理
回路の構成を示す回路ブロック図、第4図は異物の付着
面の判定を行なう第1の判定方法を示すフローチャート
図、第5図は第2の判定方法を示すフローチャート図、
第6図は本発明の第2の実施例による検査装置の構成を
示す図、第7図は第3の実施例による検査装置の構成を
示す図、第8図は第7図の装置に適用される信号処理回
路の構成を示す回路ブロック図、第9図は本発明の第4
の実施例による検査装置の構成を示す図、である。 〔主要部分の符号の説明〕 1・・・ペリクル、  4.5・・・レーザ光源、10
・・・可変NDフィルター、 13・・・角度可変ミラー、 8.19.23・・・グイクロイックミラー、18.2
0,22.24.97.98・・・光電検出器。 出願人  日本光学工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  光透過性を有する薄膜状の被検査対象の表裏のいずれ
    に異物等の欠陥が存在しているかを検出する欠陥検査装
    置において、前記被検査対象のいずれか一方の面に波長
    の異なる2つの光ビームを照射する照射手段と;前記光
    ビームの入射角を変える入射角可変手段と;前記光ビー
    ムの前記被検査対象による反射光もしくは透過光を受光
    する第一の光電検出手段と;前記光ビームの前記欠陥に
    よる散乱光を受光する第二の光電検出手段と;前記第二
    の光電検出手段の検出出力に基づいて前記被検査対象に
    おける欠陥付着面を判定する判定手段とを有することを
    特徴とする欠陥検査装置。
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