JPH0118549Y2 - - Google Patents

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JPH0118549Y2
JPH0118549Y2 JP1984134371U JP13437184U JPH0118549Y2 JP H0118549 Y2 JPH0118549 Y2 JP H0118549Y2 JP 1984134371 U JP1984134371 U JP 1984134371U JP 13437184 U JP13437184 U JP 13437184U JP H0118549 Y2 JPH0118549 Y2 JP H0118549Y2
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JP
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joint
gap
floor
strength
airtightness
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JP1984134371U
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JPS6148193U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は気密性及び強度的にも優れ、製作が容
易であり、安価に提供できるコンテナ等の床板接
合構造に関する。
すなわち、床板として強度が比較的劣る合板等
を使用しても、その接合部に破損等が起きる恐れ
がなく、気密性が維持されるものであり、さら
に、製作が容易で経済的なものである。
〔従来の技術〕
従来、コンテナの床板としては主にアピトンと
言われる南洋材あるいは合板等が使用されてい
る。
そして、第4図示の如く、床板1の接合に際し
ては気密性及び強度を確保するため接合部に金属
製のハツト型材6を使用している。図中5は床根
太である。
しかしながら、ハツト型材6を別に準備しなけ
ればならず、床の組立には手数を要する欠点があ
つた。またハツト型材6はコンテナ内の度重なる
洗滌等のために腐食して、コンテナ内に積載した
貨物を汚損してしまう場合があつた。
そこで、床板の接合部は第5図示の如く上記ハ
ツト型材6を必要としない、いわゆるシツプラツ
プ形とされる場合があつた。
しかしながら、その接合部7にフオークトロツ
コの車輪等が載せられ荷重が集中してかかると、
特に接合部7の直角部8に応力が集中するため、
破損する恐れがあるという欠点があつた。そし
て、床板として合板を使用した場合には、その積
層板がずれたりして割れる恐れが顕著であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記従来技術の欠点を除去するもの
で、気密性及び強度的にも優れ、極めて製作が容
易であり、安価に提供できるように構成したもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案は、床板の
接合部に断面滑らかなS字状の上下係合部が構成
され、上記接合部内部に間隙が構成され、該間隙
にシール剤を充填した構成としたものである。
〔作用〕
本考案によれば、床板の接合部に荷重が集中し
てかかつても、その上下接合部に構成された上下
係合部は断面滑らかなS字状とされているため、
一部に応力が集中することがなく分散されるの
で、破損する恐れがなく、強度が著しく向上す
る。
また、上記接合部内部に構成した間隙にシール
剤が充填されているので、完全に気密性が保たれ
る。
さらに金属製のハツト型材等を別に準備する必
要がないため、製作も容易で安価に提供できると
ともに、腐食によつて積載貨物を汚損することが
なくなる。
〔実施例〕
1は床を構成するそれぞれの床板であり、図断
実施例の場合合板が示されているが、いわゆる単
板であつてもよいものである。
本考案では、上記床板1の接合部にそれぞれ断
面滑らかなS字状の上下係合部2a,2bが構成
される。
なお、上記上下係合部2a,2bは、第2図示
の如く、係合時に接合部2内部に間隙3を構成す
る形状とされる。
そして、予め上下係合部2a,2bの上記間隙
3を構成する部分に第3図示の如く合成樹脂等の
シール剤4を塗布し、床根太5上に載置すればよ
いものである。
上記構成の本考案は床板1の接合部2に荷重が
集中してかかつても、その接合部2に構成された
上下係合部2a,2bは断面滑らかなS字状とさ
れているため、一部に応力が集中することがなく
分散される。したがつて、接合部2の強度が著し
く向上し、床板1として強度が比較的劣る合板等
を使用しても破損等が起きる恐れがない。
また、上記接合部2内部に構成した間隙3にシ
ール剤4が充填されているため、完全に気密性が
保たれる。
さらに金属製のハツト型材等を別に準備する必
要がないため、製作も容易で安価に提供できると
ともに、腐食によつて積載貨物を汚損することが
なくなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、強度が著しく向上し、気密性
にも優れ、極めて製作が容易であり、安価に提供
できる効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は床部平面図、第2図は第1図A−A線断面図、
第3図は床板の接合過程を示す断面図、第4図は
従来例を示す第2図に対応する断面図、第5図は
他の従来例を示す第2図に対応する断面図であ
る。 1……床板、2……接合部、2a,2b……上
下係合部、3……間隙、4……シール剤、5……
床根太。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床板の接合部に断面滑らかなS字状の上下係合
    部が構成され、上記接合部内部に間隙が構成さ
    れ、該間隙にシール剤が充填されてなることを特
    徴とするコンテナ等の床板接合構造。
JP13437184U 1984-09-04 1984-09-04 コンテナ等の床板接合構造 Granted JPS6148193U (ja)

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JP13437184U JPS6148193U (ja) 1984-09-04 1984-09-04 コンテナ等の床板接合構造

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JP13437184U JPS6148193U (ja) 1984-09-04 1984-09-04 コンテナ等の床板接合構造

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Publication Number Publication Date
JPS6148193U JPS6148193U (ja) 1986-03-31
JPH0118549Y2 true JPH0118549Y2 (ja) 1989-05-30

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JP13437184U Granted JPS6148193U (ja) 1984-09-04 1984-09-04 コンテナ等の床板接合構造

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS491613U (ja) * 1972-04-20 1974-01-09
JPS5530254B2 (ja) * 1972-02-17 1980-08-09

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530254U (ja) * 1978-08-18 1980-02-27

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5530254B2 (ja) * 1972-02-17 1980-08-09
JPS491613U (ja) * 1972-04-20 1974-01-09

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JPS6148193U (ja) 1986-03-31

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