JPH0830365B2 - 形鋼の接合部構造 - Google Patents
形鋼の接合部構造Info
- Publication number
- JPH0830365B2 JPH0830365B2 JP3070945A JP7094591A JPH0830365B2 JP H0830365 B2 JPH0830365 B2 JP H0830365B2 JP 3070945 A JP3070945 A JP 3070945A JP 7094591 A JP7094591 A JP 7094591A JP H0830365 B2 JPH0830365 B2 JP H0830365B2
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- JP
- Japan
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- plate
- web
- flange
- steel
- shaped steel
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は主としてＨ形鋼からな
る鉄骨梁の接合部構造に関するものである。
る鉄骨梁の接合部構造に関するものである。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】形鋼からなる鉄骨梁を
突合せ状態に接合する場合、図５、６に示すように上下
フランジおよびウエブに添わせて板状の接合板をボルト
・ナットにより固着するのが一般的である。ところでこ
の場合接合部において接合板がフランジ表面に突出し、
鉄骨梁上にデッキプレート、底板等を載置する場合治ま
りがよくなく、それに対処した構造が要求される。そこ
でこの発明は形鋼のフランジ表面側に接合板が現われな
い構造を案出しようとするものである。
突合せ状態に接合する場合、図５、６に示すように上下
フランジおよびウエブに添わせて板状の接合板をボルト
・ナットにより固着するのが一般的である。ところでこ
の場合接合部において接合板がフランジ表面に突出し、
鉄骨梁上にデッキプレート、底板等を載置する場合治ま
りがよくなく、それに対処した構造が要求される。そこ
でこの発明は形鋼のフランジ表面側に接合板が現われな
い構造を案出しようとするものである。
【０００３】
【課題を解決するための手段】この発明は形鋼の接合部
において、フランジとウエブを有する形鋼を突合せ状態
に接合するものであり、ウエブ間に板状の接合部材を添
わせてボルト・ナットで接合し、かつ前記接合部材より
厚い厚板接合部材をフランジとウエブの内隅角部に添わ
せかつ形鋼間に跨がってボルト・ナットにより固着して
ある構造である。
において、フランジとウエブを有する形鋼を突合せ状態
に接合するものであり、ウエブ間に板状の接合部材を添
わせてボルト・ナットで接合し、かつ前記接合部材より
厚い厚板接合部材をフランジとウエブの内隅角部に添わ
せかつ形鋼間に跨がってボルト・ナットにより固着して
ある構造である。
【０００４】
【実施例】図１、２において鉄骨梁となるＨ形鋼Ａ、Ａ
は突合せ状態に接合するもので、上下フランジ１、１と
ウエブ２を有している。厚い接合部材３を上フランジと
ウエブ２の内隅角部に添わせ、かつ相対するＨ形鋼Ａ、
Ａに跨がって配し、ボルト・ナットにより固着してあ
る。ウエブ２部には添板４からなる板状の接合部材をま
た下フランジ１部には添板５をそれぞれＨ形鋼Ａ、Ａに
跨がって配してあり、接合部材３、添板４はウエブ２を
貫通し、また添板５は下フランジ１を貫通する高力ボル
トおよびナットによってＨ形鋼Ａ、Ａに固着してある。
は突合せ状態に接合するもので、上下フランジ１、１と
ウエブ２を有している。厚い接合部材３を上フランジと
ウエブ２の内隅角部に添わせ、かつ相対するＨ形鋼Ａ、
Ａに跨がって配し、ボルト・ナットにより固着してあ
る。ウエブ２部には添板４からなる板状の接合部材をま
た下フランジ１部には添板５をそれぞれＨ形鋼Ａ、Ａに
跨がって配してあり、接合部材３、添板４はウエブ２を
貫通し、また添板５は下フランジ１を貫通する高力ボル
トおよびナットによってＨ形鋼Ａ、Ａに固着してある。
【０００５】厚板接合部材３はフランジ１、ウエブ２よ
り厚肉で３倍程度までの厚板とするとともに添板４より
厚板であり、かつＨ形鋼Ａ、Ａの内隅角部に密着できる
ように斜面または弧面を上部内角部に形成するか、また
は図４に示すようにＬ形断面とすることができる。
り厚肉で３倍程度までの厚板とするとともに添板４より
厚板であり、かつＨ形鋼Ａ、Ａの内隅角部に密着できる
ように斜面または弧面を上部内角部に形成するか、また
は図４に示すようにＬ形断面とすることができる。
【０００６】前記のように厚板接合部材３を添板より厚
板とすることにより、図５、６に示す従来構造と同等の
接合部の曲げ抵抗をもたらすことができる。
板とすることにより、図５、６に示す従来構造と同等の
接合部の曲げ抵抗をもたらすことができる。
【０００７】また厚板接合部材３は図３のようにウエブ
２と下フランジ１との内隅角部に配することもできる。
さらに形鋼としてはＴ形鋼とすることもでき、鉄骨梁の
みならず、鉄骨柱の上下接合部において実施することも
できる。
２と下フランジ１との内隅角部に配することもできる。
さらに形鋼としてはＴ形鋼とすることもでき、鉄骨梁の
みならず、鉄骨柱の上下接合部において実施することも
できる。
【０００８】
【発明の効果】この発明は以上の構成からなりＨ形鋼等
の接合部において、ウエブ間に配した板状の添板接合部
材より厚板の厚板接合部材を形鋼の内隅角部に配するこ
とにより、形鋼のフランジ表面側に添板が突出しない接
合部構造とすることができ、床仕上、その他内装材の取
付けに支障のない構造とすることができる。しかも厚板
接合部材をウエブとフランジとの内隅角部に配しかつ厚
板とすることによって所要の接合耐力をもたらすことが
容易である。
の接合部において、ウエブ間に配した板状の添板接合部
材より厚板の厚板接合部材を形鋼の内隅角部に配するこ
とにより、形鋼のフランジ表面側に添板が突出しない接
合部構造とすることができ、床仕上、その他内装材の取
付けに支障のない構造とすることができる。しかも厚板
接合部材をウエブとフランジとの内隅角部に配しかつ厚
板とすることによって所要の接合耐力をもたらすことが
容易である。
【図１】この発明の実施例の縦断面図である。
【図２】図１の正面図である。
【図３】他の実施例の縦断面図である。
【図４】他の実施例の縦断面図である。
【図５】従来例の縦断面図である。
【図６】図５の正面図である。
Ａ……形鋼、１……フランジ、２……ウエブ、３……厚
板接合部材、４……添板、５……添板、６……固着具。
板接合部材、４……添板、５……添板、６……固着具。
Claims (1)
- 【請求項１】 フランジとウエブを有する形鋼を突合せ
状態に接合するものであり、ウエブ間に板状の接合部材
を添わせてボルト・ナットで接合し、かつ前記接合部材
より厚い厚板接合部材をフランジとウエブの内隅角部に
添わせ、かつ形鋼間に跨がって、ボルト・ナットにより
固着してあることを特徴とする形鋼の接合部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3070945A JPH0830365B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 形鋼の接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3070945A JPH0830365B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 形鋼の接合部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04306338A JPH04306338A (ja) | 1992-10-29 |
| JPH0830365B2 true JPH0830365B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=13446152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3070945A Expired - Fee Related JPH0830365B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 形鋼の接合部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830365B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0734551A (ja) * | 1993-07-09 | 1995-02-03 | Hirobumi Furukawa | 鉄骨構造の継手における接合材及び接合法 |
| JP2908674B2 (ja) * | 1993-08-31 | 1999-06-21 | 淳 中川 | 形鋼の接合部構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02240342A (ja) * | 1989-03-13 | 1990-09-25 | Mitsui Constr Co Ltd | 鉄骨柱の接合部の構造 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP3070945A patent/JPH0830365B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04306338A (ja) | 1992-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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