JPH0118523Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0118523Y2 JPH0118523Y2 JP1981189557U JP18955781U JPH0118523Y2 JP H0118523 Y2 JPH0118523 Y2 JP H0118523Y2 JP 1981189557 U JP1981189557 U JP 1981189557U JP 18955781 U JP18955781 U JP 18955781U JP H0118523 Y2 JPH0118523 Y2 JP H0118523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- side piece
- long side
- insertion groove
- end cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 27
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 27
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 9
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 9
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 3
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂槽のパネル端部カバーに関
し、その要旨とするところは端部カバー本体1の
両側にパネル2の端縁を挿入するための差込み溝
3を設け、この差込み溝3の一方側片を他方側片
よりも長く延出させて長側片4aとし、差込み溝
3の開口部がやや幅狭となるように長側片4aの
先端側をパネル2の挿入方向に対してやや内方へ
向けて傾かせ、且つ長側片4aを他方の短側片4
bに比べて薄肉として成る合成樹脂槽のパネル端
部カバーにあり、その目的とするところは差込み
溝にパネルを挿入し易く、しかもパネルの板厚の
違いにも対応してぴつたりとパネル端部をカバー
することができる合成樹脂槽のパネル端部カバー
を提供するにある。
し、その要旨とするところは端部カバー本体1の
両側にパネル2の端縁を挿入するための差込み溝
3を設け、この差込み溝3の一方側片を他方側片
よりも長く延出させて長側片4aとし、差込み溝
3の開口部がやや幅狭となるように長側片4aの
先端側をパネル2の挿入方向に対してやや内方へ
向けて傾かせ、且つ長側片4aを他方の短側片4
bに比べて薄肉として成る合成樹脂槽のパネル端
部カバーにあり、その目的とするところは差込み
溝にパネルを挿入し易く、しかもパネルの板厚の
違いにも対応してぴつたりとパネル端部をカバー
することができる合成樹脂槽のパネル端部カバー
を提供するにある。
以下、本考案を添付図により詳述する。第2図
中2は軽量で耐薬品性に優れた合成樹脂製のパネ
ルであり、ウレタン発泡体の芯材5の表裏両面に
耐薬品性のあるポリ塩化ビニルの表面材6を貼着
してある。
中2は軽量で耐薬品性に優れた合成樹脂製のパネ
ルであり、ウレタン発泡体の芯材5の表裏両面に
耐薬品性のあるポリ塩化ビニルの表面材6を貼着
してある。
第1図に示すものはポリ塩化ビニルにより長尺
物に成形された本考案パネル端部カバーの一種で
あるコーナー用の継手Aであり、端部カバー本体
1である継手本体1aの90度の角度を成す両側に
は夫々断面略コ字状の差込み溝3を設けてあり、
この継手本体1aのうち外面側の第1図イーイ線
に沿つた片を厚肉に形成して短側片4bとなし、
その他の片をそれよりも薄肉且つ長く延出して長
側片4aとしてある。差込み溝3の薄肉側の長側
片4aは差込み溝3の開口部がやや幅狭となるよ
うに長側片4aの先端側をパネルの挿入方向に対
してやや内方へ向けて傾かせてある。しかして、
この差込み溝3内にパネル2の端縁を挿入する場
合には、パネル2の表面を長側片4aの内面に沿
わせて、この長側片4aをガイドとしながら容易
に差込み溝3内に挿入できるものである。特にパ
ネル2が大きい場合でも長側片4aをガイドにす
ることにより容易に挿入できるものである。挿入
後、第2図に示すように、両側片4a,4bの先
端とパネル2の表面材6との間をポリ塩化ビニル
の溶接棒により溶接してシール部7を形成する。
尚、接着剤で両側片4a,4bとパネル2の表面
材6とを接着した後に溶接することにより確実に
固定できる。継手Aは強度増大と溶接時の熱変形
防止のためには厚肉とすることが望ましいが、パ
ネル2の挿入を容易にするために傾いている長側
片4aを薄肉として容易に撓ませ差込み溝3の開
口幅を拡開し、パネル2の板厚変化にも対応し易
くしてあり、このため継手Aの外面側のみを厚肉
にしてあるのである。
物に成形された本考案パネル端部カバーの一種で
あるコーナー用の継手Aであり、端部カバー本体
1である継手本体1aの90度の角度を成す両側に
は夫々断面略コ字状の差込み溝3を設けてあり、
この継手本体1aのうち外面側の第1図イーイ線
に沿つた片を厚肉に形成して短側片4bとなし、
その他の片をそれよりも薄肉且つ長く延出して長
側片4aとしてある。差込み溝3の薄肉側の長側
片4aは差込み溝3の開口部がやや幅狭となるよ
うに長側片4aの先端側をパネルの挿入方向に対
してやや内方へ向けて傾かせてある。しかして、
この差込み溝3内にパネル2の端縁を挿入する場
合には、パネル2の表面を長側片4aの内面に沿
わせて、この長側片4aをガイドとしながら容易
に差込み溝3内に挿入できるものである。特にパ
ネル2が大きい場合でも長側片4aをガイドにす
ることにより容易に挿入できるものである。挿入
後、第2図に示すように、両側片4a,4bの先
端とパネル2の表面材6との間をポリ塩化ビニル
の溶接棒により溶接してシール部7を形成する。
尚、接着剤で両側片4a,4bとパネル2の表面
材6とを接着した後に溶接することにより確実に
固定できる。継手Aは強度増大と溶接時の熱変形
防止のためには厚肉とすることが望ましいが、パ
ネル2の挿入を容易にするために傾いている長側
片4aを薄肉として容易に撓ませ差込み溝3の開
口幅を拡開し、パネル2の板厚変化にも対応し易
くしてあり、このため継手Aの外面側のみを厚肉
にしてあるのである。
第3図に示すものは本考案のコーナー用の継手
Aの他例であり、同図イ−イ線に沿つて継手本体
1aの中央部のみが厚肉となつており、その他パ
ネル2の挿入方向に対して傾いた長側片4a等は
薄肉となつている。第1図の実施例のように外面
側のみが厚肉となつていると、厚肉部分が片寄つ
ていることと、厚肉部分のコーナー部が一箇所で
一方を向いているために成形時に継手の外隅側へ
彎曲するおそれがあるが、第3図のように厚肉部
分を形成すれば、厚肉部分が中央部にあること
と、厚肉部分のコーナー部が3箇所あつて交互に
逆向いていることから成形時の変形が小さく抑え
られ、成形がスムーズに行なわれるのである。
Aの他例であり、同図イ−イ線に沿つて継手本体
1aの中央部のみが厚肉となつており、その他パ
ネル2の挿入方向に対して傾いた長側片4a等は
薄肉となつている。第1図の実施例のように外面
側のみが厚肉となつていると、厚肉部分が片寄つ
ていることと、厚肉部分のコーナー部が一箇所で
一方を向いているために成形時に継手の外隅側へ
彎曲するおそれがあるが、第3図のように厚肉部
分を形成すれば、厚肉部分が中央部にあること
と、厚肉部分のコーナー部が3箇所あつて交互に
逆向いていることから成形時の変形が小さく抑え
られ、成形がスムーズに行なわれるのである。
第4図に示すものは本考案パネル端部カバーの
他例である平面用の継手Bであり、端部カバー本
体1である継手本体1bの両側に差込み溝3を形
成し、差込み溝3の一方の長側片4aを他方の短
側片4bよりも長く延出させ、且つ長側片4aを
パネル2の挿入方向に対してやや傾かせ、長側片
4aを薄肉にしたものである。
他例である平面用の継手Bであり、端部カバー本
体1である継手本体1bの両側に差込み溝3を形
成し、差込み溝3の一方の長側片4aを他方の短
側片4bよりも長く延出させ、且つ長側片4aを
パネル2の挿入方向に対してやや傾かせ、長側片
4aを薄肉にしたものである。
しかして、パネル2を上述のコーナー用の継手
A、平面用の継手Bにより組立て、これら同志の
間を全て溶接して閉じて第5図の如き酸を入れる
ための合成樹脂槽Dが製作される。ここで、合成
樹脂槽Dの開口部に位置するパネル2の端部には
断面逆U字状の端カバーCが被嵌される。なおこ
の端カバーCもコーナー用の継手Aや平面用の継
手Bと同じように一方側片を他方側片よりも長く
延出させて長側片とし、差込み溝の開口部がやや
幅狭となるように長側片の先端側をパネルの挿入
方向に対してやや内方へ向けて傾かせ、且つ長側
片を他方の短側片に比べて薄肉としてもよいもの
である。また端カバーCとパネル2とは溶接によ
りシールされるものである。このように継手A,
B及び端カバーCとパネル2の間をシール部7に
より封じてあるためにウレタン発泡体の芯材5は
酸に侵されることがなく、又酸が洩れることもな
い。
A、平面用の継手Bにより組立て、これら同志の
間を全て溶接して閉じて第5図の如き酸を入れる
ための合成樹脂槽Dが製作される。ここで、合成
樹脂槽Dの開口部に位置するパネル2の端部には
断面逆U字状の端カバーCが被嵌される。なおこ
の端カバーCもコーナー用の継手Aや平面用の継
手Bと同じように一方側片を他方側片よりも長く
延出させて長側片とし、差込み溝の開口部がやや
幅狭となるように長側片の先端側をパネルの挿入
方向に対してやや内方へ向けて傾かせ、且つ長側
片を他方の短側片に比べて薄肉としてもよいもの
である。また端カバーCとパネル2とは溶接によ
りシールされるものである。このように継手A,
B及び端カバーCとパネル2の間をシール部7に
より封じてあるためにウレタン発泡体の芯材5は
酸に侵されることがなく、又酸が洩れることもな
い。
上記の実施例においては、酸を入れる合成樹脂
槽Dを構成する場合について述べたが、このよう
に酸を取扱う場所で使用されるものに限らずどの
ような種類の合成樹脂槽であつてもよい。
槽Dを構成する場合について述べたが、このよう
に酸を取扱う場所で使用されるものに限らずどの
ような種類の合成樹脂槽であつてもよい。
本考案は叙述の如く端部カバー本体の片側にパ
ネルの端縁を挿入するための差込み溝を設け、こ
の差込み溝の一方側片を他方側片よりも長く延出
させて長側片とし、差込み溝の開口部がやや幅狭
となるように長側片の先端側をパネルの挿入方向
に対してやや内方へ向けて傾むかせ、且つ長側片
を他方の短側片に比べて薄肉としてあるから、差
込み溝内にパネルを挿入する際にはパネルの表面
を長側片に沿わせてガイドさせながら挿入するこ
とにより容易にパネルを挿入できるものであり、
しかもパネルの板厚が異なる場合には傾いている
側片が撓むことにより差込み溝の開口部が拡開
し、パネルの板厚変化にも対応してパネルがたつ
きなく、しつかりと差込むことができる利点があ
る。しかも長側片が短側片より長く且つ薄肉でし
かも内方へ傾むいているので、パネル挿入の際に
長側片が極めて容易に確実に撓ませることがで
き、パネルが容易に挿入でき、しかもパネルに密
接できて確実に取り付けができるものであり、さ
らに他方の短側片はその板厚を厚くしているの
で、端部カバーとしての全体の強度を高めること
ができるとともに溶接が行ない易く熱変形も防止
できる、という利点もある。
ネルの端縁を挿入するための差込み溝を設け、こ
の差込み溝の一方側片を他方側片よりも長く延出
させて長側片とし、差込み溝の開口部がやや幅狭
となるように長側片の先端側をパネルの挿入方向
に対してやや内方へ向けて傾むかせ、且つ長側片
を他方の短側片に比べて薄肉としてあるから、差
込み溝内にパネルを挿入する際にはパネルの表面
を長側片に沿わせてガイドさせながら挿入するこ
とにより容易にパネルを挿入できるものであり、
しかもパネルの板厚が異なる場合には傾いている
側片が撓むことにより差込み溝の開口部が拡開
し、パネルの板厚変化にも対応してパネルがたつ
きなく、しつかりと差込むことができる利点があ
る。しかも長側片が短側片より長く且つ薄肉でし
かも内方へ傾むいているので、パネル挿入の際に
長側片が極めて容易に確実に撓ませることがで
き、パネルが容易に挿入でき、しかもパネルに密
接できて確実に取り付けができるものであり、さ
らに他方の短側片はその板厚を厚くしているの
で、端部カバーとしての全体の強度を高めること
ができるとともに溶接が行ない易く熱変形も防止
できる、という利点もある。
第1図は本考案の一実施例であるコーナー用の
継手を示す一部破断した斜視図、第2図は同上の
継手にパネルを挿入した状態を示す断面図、第3
図はコーナー用の継手の他例を示す断面図、第4
図は本考案の他例である平面用の継手を示す断面
図、第5図は上記継手と端カバーによりパネルを
組立てた一例を示す斜視図である。 1……端部カバー本体、2……パネル、3……
差込み溝、4a……長側片、4b……短側片。
継手を示す一部破断した斜視図、第2図は同上の
継手にパネルを挿入した状態を示す断面図、第3
図はコーナー用の継手の他例を示す断面図、第4
図は本考案の他例である平面用の継手を示す断面
図、第5図は上記継手と端カバーによりパネルを
組立てた一例を示す斜視図である。 1……端部カバー本体、2……パネル、3……
差込み溝、4a……長側片、4b……短側片。
Claims (1)
- 端部カバー本体の片側にパネルの端縁を挿入す
るための差込み溝を設け、この差込み溝の一方側
片を他方側片よりも長く延出させて長側片とし、
差込み溝の開口部がやや幅狭となるように長側片
の先端側をパネルの挿入方向に対してやや内方へ
向けて傾かせ、且つ長側片を他方の短側片に比べ
て薄肉として成る合成樹脂槽のパネル端部カバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18955781U JPS5893135U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | パネル端部カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18955781U JPS5893135U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | パネル端部カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5893135U JPS5893135U (ja) | 1983-06-24 |
JPH0118523Y2 true JPH0118523Y2 (ja) | 1989-05-30 |
Family
ID=29993690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18955781U Granted JPS5893135U (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | パネル端部カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5893135U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016160744A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | ケージーパルテック株式会社 | 巾木用コーナーパッドの取付装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5582335U (ja) * | 1978-11-27 | 1980-06-06 |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP18955781U patent/JPS5893135U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5893135U (ja) | 1983-06-24 |
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