JPS63142Y2 - - Google Patents

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JPS63142Y2
JPS63142Y2 JP1982199415U JP19941582U JPS63142Y2 JP S63142 Y2 JPS63142 Y2 JP S63142Y2 JP 1982199415 U JP1982199415 U JP 1982199415U JP 19941582 U JP19941582 U JP 19941582U JP S63142 Y2 JPS63142 Y2 JP S63142Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、枠材を枠連結具を用いて連結して額
縁又はパネル等の枠を形成するその枠連結具に関
する。
〔従来の技術〕
枠連結具を安価にする方策として、従来第8図
に示すように、枠材1,2を連結する枠連結具3
を樹脂製としたものが提案されている(実開昭53
−80205号公報)。
そして、金属製の枠材1,2の断面コ字状部4
内に樹脂製の枠連結具3が金属製の枠材1,2及
び枠連結具3の仕上寸法にかかわらず常に円滑に
挿嵌できるようにするために、一般に枠連結具3
の外郭寸法a,bを断面コ字状部4の内郭寸法
a′,b′よりも充分に小さくしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 しかしそのようにすると、両者の間に所謂「ガ
タ」が生ずる。ところで、金属製の枠材1,2
は、普通金型による引出し成形によつて形成する
が、生産数量の増大につれて金型内面が摩耗して
断面コ字状部4の内郭寸法a′,b′が狭くなるの
で、一般にはこれを予め見込んでその内郭寸法
a′,b′を大きく採つている。従つて、勢い枠連結
具3と断面コ字状部4との間の「ガタ」は大きく
なり、この原因によつて、連結した枠材1,2間
の位置ずれが大きくなり、形成された額縁又はパ
ネル等の枠が歪んだ形になる。
また、「ガタ」があることによつて両者の間の
密着性が悪くなり、しかも連結具本体3a自体の
剛性も比較的弱いことから、これらの原因によつ
て枠材1,2と枠連結具3間の連結強度が弱い欠
点がある。更に枠材1,2を連結する枠連結具3
は、断面コ字状部4に合致させるために、断面コ
字状にしているから、比較的多くの材料を必要と
した。
〔考案の目的〕
本考案は如上に鑑みてなされたもので、本考案
の目的とする処は枠材間の位置ずれが生じて枠が
歪むことなく、また、枠材と枠連結具間の連結強
度が大きくなり、しかも、安価な枠連結具を提供
することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の基本的な構
成は、断面コ字状の金属製の枠材を連結して枠を
形成する樹脂製の枠連結具において、上記金属製
の枠材に設けられた支持突条に係止される連結具
本体を断面L字状とし、連結具本体の側板及び背
板の縁にその連結具本体の外郭寸法が枠材の内郭
寸法よりもわずかに大きくなる抜け防止を兼ねる
保持突条を設け、連結具本体の両端に枠材の嵌合
孔と嵌合する小突起を有する可撓片を設けてなる
ことを特徴とすることである。
〔考案の作用〕
上記構成にすれば、連結の際金属製の枠材の刃
物状面となつている端面で抜け防止を兼ねる保持
突起の一部が切削されて枠連結具の外郭寸法と金
属製の枠材の内郭寸法が同一寸法となつて「ガ
タ」が解消される。また、小突起を有する可撓片
の小突起が嵌合孔に確実に嵌合し、剛性ある連結
具本体で枠材を保持して連結強度を増大される。
〔考案の実施例〕
第1図は、本考案に係る樹脂製の枠連結具の一
実施例を示したものである。
5,6は金属製の枠材、Aはこれら金属製の枠
材5,6を連結するのに用いる樹脂製の枠連結具
である。
前記金属製の枠材5,6は、第2図に示すよう
に、両側板5a,6a,6a,6bと背板5c,
6cからなる断面コ字状の金属製の枠材で、その
両側板5a,5b,6a,6bの縁及び側板5
b,6bの内面に、枠連結具Aの連結具本体7を
係止するための支持突条8がそれぞれ枠材5,6
の長手方向に沿つて設けられている。また、枠材
5,6の背板5c,6cの先端部10側には矩形
状の嵌合孔9が形成され、それぞれの先端部10
の端面10aが第3図に示すように45゜にカツト
した面となつている。
一方、樹脂製の枠連結具Aは、例えばABS樹
脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂等の樹
脂で製造したもので、第4図に示すように連結具
本体7は断面L字状で、かつ全体もL字状になつ
ている。その連結具本体7の側板7a及び背板7
bの縁には、例えば円弧状の抜け防止を兼ねる保
持突起11が設けられている。この抜け防止を兼
ねる保持突起11を設けることによつて、枠連結
具Aの外郭寸法a,bを前記断面コ字状となつた
金属製の枠材5,6の内郭寸法a′,b′よりも例え
ば0.2mm〜1mm程度わずかに大きくなつている。
また、連結具本体7の背板7bの先端部側に
は、側板7a側に接続する例えば三角形状の小突
起12を有する可撓片13が一体に設けられてい
る。そして、前記断面L字状の樹脂製の枠連結具
Aがそれぞれ断面コ字状の金属製の枠材5,6に
挿嵌されて第1図及び第2図に示すように、枠材
5,6側の支持突条8と枠連結具A側の円弧状保
持突起11が係合し、矩形状の嵌合孔9に可撓片
13の三角形状の小突起12が嵌合して両金属製
の枠材5,6が連結され、両縁又はパネル等の枠
が形成されている。
このような樹脂製の枠連結具によれば、金属製
の枠材5,6の内郭寸法a′,b′よりも若干大きく
なつた外郭寸法a,bを有する樹脂製の枠連結具
Aを、金属製の両枠材5,6内に挿嵌する際、金
属製の枠材5,6の内部からわずかに突出する連
結具本体7の側板7a及び背板7bの縁に設けた
抜け防止を兼ねる円弧状の各保持突起11の一部
先端が、各金属製の枠材5,6の刃物状面となつ
ている45゜にカツトされた先端部10の端面10
aで、切削されて枠連結具Aの外郭寸法と金属製
の枠材5,6の内郭寸法a′,b′が同一寸法になつ
て樹脂製の枠連結具Aが金属製の両枠材5,6に
挿嵌合致される。そのため、枠材5,6と枠連結
具Aとの間に、所謂「ガタ」が生じなくなる。従
つて、金型内面の摩耗による金属製の枠材5,6
の内郭寸法a′,b′が狭くなるのを見込んでその寸
法a′,b′を大きく採つた場合であつても、上記刃
物状面となつた先端面10の端面10aによる保
持突起11の先端の切削により常に枠連結具Aの
外郭寸法と枠材5,6の内郭寸法a′,b′とは同一
になり、枠連結具Aと枠材5,6との間の「ガ
タ」はなくなり、かかる樹脂製の枠連結具Aによ
つて連結された金属製の枠材5,6間の位置ずれ
は生ずることはなく、直角に連結される。当然、
形成された額縁又はパネル等の枠は歪むことはな
い。
また、枠材5,6と枠連結具Aとの間に「ガ
タ」がないことによつて両者の間の密着性は非常
に良好になる。加えて小突起12を有する可撓片
13の小突起12が嵌合孔9に確実に嵌合し、剛
性ある連結具本体7で枠材5,6を保持する。こ
れによつて枠材5,6間の連結強度は大になり、
機械的強度の大なる枠が得られる。
上記樹脂製の連結具本体7の側板7a及び背板
7bの縁に設ける円弧状の抜け防止を兼ねる保持
突起11は枠連結具Aを金属製の枠材5,6に挿
嵌する際に、刃物状面となつた先端部10の端面
10aによつて必要以上に突出している部分を簡
単に切削できるようにその先端部分を薄くしてお
くことが望ましい。
尚、この抜け防止を兼ねる保持突起11は、円
弧状に限らず、のこぎり刃状にしても差し支えな
い。
更に、上記の枠連結具Aによれば、樹脂製とし
て、しかも、強度が充分保持できる断面L字状に
して、樹脂材料を必要最小限におさえているか
ら、強度大にして充分なコスト低減が図れる。
第5図は、本考案に係る樹脂製の枠連結具Aの
他の実施例を示したものである。
この例は、金属製の枠材14,15を第6図に
示すような連結具本体16が断面L字状で全体が
直になつた樹脂製の枠連結具Aで一直線状に連結
した場合である。勿論、金属製の枠材14,15
の先端部17の端面17aは、枠材14,15の
軸方向に対して直角の方向にカツトしてある。
尚、第7図は、その底面から見た一部断面斜視
図である。
この場合にも、前記実施例と同様に、挿嵌の際
に、抜け防止を兼ねる保持突起11の不必要に突
出した先端の一部を切削して枠材14,15と枠
連結具Aとの間の「ガタ」を解消するから、歪み
のない、枠材14,15間の連結強度の大なる枠
が得られる。また、樹脂材料を必要最小限におさ
えて同時に安価な枠が得られる。
上記実施例は、いずれも抜け防止を図る嵌合孔
を金属製の枠材の背板に形成した例であるが、枠
材の裏側に該当する側板、又は一方の側板に設け
るような構成とすることも可能である。この場合
には、樹脂製の枠連結具の側板側に、小突起を有
する可撓片を配設するように設けることは当然で
ある。
〔考案の効果〕
以上述べた如く本考案によれば、枠材と枠連結
具間の「ガタ」がなくなつて枠材間の位置ずれが
なくなり、形成された額縁又はパネル等の枠の歪
みが生じない。また枠材と枠連結具間の密着性が
良好になり、しかも剛性ある連結具本体で枠材を
確実に保持して連結強度が大になる。加えて樹脂
材料の節減により、コスト低減も図れる等の効果
が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る樹脂製の枠連結具の一実
施例の一部断面斜視図、第2図は第1図のX−X
線に沿つた断面図、第3図は第1図に用いる一方
の枠材の斜視図、第4図は第1図に用いる樹脂製
の枠連結具の斜視図、第5図は本考案に係る樹脂
製の枠連結具の他の実施例の斜視図、第6図は第
5図に用いる樹脂製の枠連結具の斜視図、第7図
は第5図の底面から見た一部断面斜視図、第8図
は従来の枠連結具の一例の分解斜視図である。 5,6,14,15……(金属製製の)枠材、
5a,5b,6a,6b,7a……側板、5c,
6c,7c……背板、7,16……連結具本体、
8……支持突条、9……嵌合孔、10,17……
先端部、11……保持突起、12……小突起、1
3……可撓片、A……枠連結具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面コ字状の金属製の枠材を連結して枠を形成
    する樹脂製の枠連結具において、上記金属製の枠
    材に設けられた支持突条に係止される連結具本体
    を断面L字状とし、連結具本体の側板及び背板の
    縁にその連結具本体の外郭寸法が枠材の内郭寸法
    よりもわずかに大きくなる抜け防止を兼ねる保持
    突起を設け、連結具本体の両端に枠材の嵌合孔と
    嵌合する小突起を有する可撓片を設けてなること
    を特徴とする樹脂製の枠連結具。
JP19941582U 1982-12-29 1982-12-29 樹脂製の枠連結具 Granted JPS59106473U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19941582U JPS59106473U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 樹脂製の枠連結具
AU24112/84A AU2411284A (en) 1982-12-29 1983-12-28 Coupling device for formed frame
PCT/JP1983/000465 WO1984002559A1 (fr) 1982-12-29 1983-12-28 Dispositif de couplage pour cadre façonne

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19941582U JPS59106473U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 樹脂製の枠連結具

Publications (2)

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JPS59106473U JPS59106473U (ja) 1984-07-18
JPS63142Y2 true JPS63142Y2 (ja) 1988-01-05

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ID=30424946

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19941582U Granted JPS59106473U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 樹脂製の枠連結具

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JP (1) JPS59106473U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431187Y2 (ja) * 1977-01-20 1979-09-29

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Publication number Publication date
JPS59106473U (ja) 1984-07-18

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