JPH0724742Y2 - グロメット取付構造 - Google Patents

グロメット取付構造

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Publication number
JPH0724742Y2
JPH0724742Y2 JP1989072023U JP7202389U JPH0724742Y2 JP H0724742 Y2 JPH0724742 Y2 JP H0724742Y2 JP 1989072023 U JP1989072023 U JP 1989072023U JP 7202389 U JP7202389 U JP 7202389U JP H0724742 Y2 JPH0724742 Y2 JP H0724742Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
grommet
case
groove
mounting structure
notch
Prior art date
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Application number
JP1989072023U
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English (en)
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JPH0312317U (ja
Inventor
辰男 加藤
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電装部品の電線引出部に使用されるグロメット
取付構造に関するものである。
[従来の技術] 従来の電装部品に設けられているグロメット取付構造と
しては、例えば第4図乃至第7図に示す如きものであっ
て、1はスイッチケースであって、このスイッチケース
1には電線束2をケース1内より引き出すための正面逆
U字状をした切欠き3が形成される。4は前記の電線束
2を挿通する透孔5を有するゴム製のグロメットであっ
て、このグロメット4にはケース1に設けられている前
記切欠き3の辺縁に係止される係止溝6を周縁に形成す
るための鍔7が一体形成されている。そしてこのグロメ
ット4を使用して、電線束2をケース1に挿通せしめる
には、先ず電線束2をグロメット4の透孔5内に挿通
し、しかる後そのグロメット4の鍔7の周縁に形成した
係止溝6内にケース1に形成されている切欠き3の辺縁
を嵌合して電線束を挿通したグロメット4をケース1に
装着するものであった。
[考案が解決しようとする課題] ところがかかる構造のグロメットにあっては、鍔7の周
縁に形成されている係止溝6が、その鍔7の周縁に連続
して形成されているものであるために、その係止溝6の
両側に形成される一対のリップ部8a,8bは、係止溝6を
挟んで独立されていることから、例えば第4図に示す如
くケース1に装着されているグロメット4を、電線束2
と共にケース外方向へ無力な力で引張ればケース辺縁よ
りも内側に位置されているリップ部8aが撓んで、該グロ
メット4がケース1より離脱されてしまうという問題点
があった。
[課題を解決するための手段] 本考案はかかる従来の問題点に着目してなされたもの
で、グロメット4に形成されているリップ部8a及び8b
が、外力作用により撓んでケース1から離脱されること
を防止するために、その双方リップ部の撓みを防止用連
結部を、双方リップ部相互間に架設してなるグロメット
取付構造を提供することにある。従ってこのグロメット
取付構造によれば双方リップ部が連結部により結合され
て、該リップ部が外力を受けても撓みにくいために、こ
のグロメットとケースとの結合力が確保できるものであ
る。
[実施例] 以下に本考案を第1図乃至第3図に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
11は電装部品等が組込まれているスイッチケースであっ
て、このスイッチケース11には、電線束12を挿通するた
めの略逆U字状の切欠き13が形成されている。この逆U
字状切欠き13の頂部には、さらに切り込まれた切り込み
14が連続して形成されている。15は前記の電線束12を挿
通する透孔16を形成しているゴム製のグロメットであっ
て、このグロメット15には、前記切欠き13の周縁部が係
合される係合溝17と、この係合溝17を挟んで対設される
リップ部18aと18bが形成される鍔19が一体に形成されて
いる。さらに上記双方のリップ部18aと18bとは係合溝17
を跨って形成される連結部20により連結されている。こ
の連結部20の形成位置は、前記ケース11に設けた切り込
み14内に係合位置されるように、位置決めされているも
のである。
このように本実施例のグロメット15にあっては、ケース
11に形成した欠き13の周縁部を挾む一対のリップ部18a
と18bとの間に、その双方リップ部18aと18bとの撓みを
制御するための連結部20を設けたものであるから、この
グロメット15をケース11の欠き13に係合保持刺せた後
に、そのグロメットを電線束12に無理やりに引張って
も、連結部20による双方リップ部の連結作用により、該
リップ部の撓みが制御され、これにより、ケース11に対
するグロメット15の装着が確保できる。
[考案の効果] 以上のように本考案は、周面に、電装品ケース11の肉厚
相当の幅を有する凹溝17が設けられ、該凹溝にケース11
のグロメット取付部13の辺縁部が嵌挿されるグロメット
15をケース11に取付けるグロメット取付構造において、
前記グロメット15の凹溝17の一部に前記凹溝17の両側リ
ップ部18aと18bとを連結する連結部20を設けると共に前
記ケース11のグロメット取付部13の辺縁に、前記連結部
20が嵌入される切り込み14を設けたグロメット取付構造
であるから、これによれば、双方リップ部が連結部によ
り結合され、さらにその連結部が切り込み部に嵌入され
ていることから、例えばグロメット15を、電線束12と共
に、グロメットの軸方向(ケースのグロメット取付壁面
と直角方向)に強力に引張っても、そのグロメットの両
リップ部に応力が分散されると共に、上記連結部端部と
切り込み部辺縁との係合作用によって、上記グロメット
の特に反引張り側のリップ部が撓みにくく、このグロメ
ットとケースとの結合力が確保できるという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなるグロメットの実施例を示した斜
視図、第2図はその平面図、第3図はケースに設けた切
欠き形状を示した斜視図、第4図乃至第7図は従来例の
説明図である。 11……ケース 12……電線束 13……切欠き 14……切り込み 15……グロメット 16……透孔 17……溝 18a,18b……リップ部 19……鍔 20……連結部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面に、電装品ケース(11)の肉厚相当の
    幅を有する凹溝(17)が設けられ、該凹溝にケース(1
    1)のグロメット取付部(13)の辺縁部が嵌挿されるグ
    ロメット(15)をケース(11)に取付けるグロメット取
    付構造において、前記グロメット(15)の凹溝(17)の
    一部に前記凹溝(17)の両側リップ部(18a)と(18b)
    とを連結する連結部(20)を設けると共に前記ケース
    (11)のグロメット取付部(13)の辺縁に、前記連結部
    (20)が嵌入される切り込み(14)を設けたことを特徴
    とするグロメット取付構造。
JP1989072023U 1989-06-20 1989-06-20 グロメット取付構造 Expired - Lifetime JPH0724742Y2 (ja)

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JP1989072023U JPH0724742Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 グロメット取付構造

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JP1989072023U JPH0724742Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 グロメット取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0312317U JPH0312317U (ja) 1991-02-07
JPH0724742Y2 true JPH0724742Y2 (ja) 1995-06-05

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ID=31609586

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989072023U Expired - Lifetime JPH0724742Y2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 グロメット取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5361699U (ja) * 1976-10-29 1978-05-25

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Publication number Publication date
JPH0312317U (ja) 1991-02-07

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