JPS5823864Y2 - 建築板の接合構造 - Google Patents
建築板の接合構造Info
- Publication number
- JPS5823864Y2 JPS5823864Y2 JP3379379U JP3379379U JPS5823864Y2 JP S5823864 Y2 JPS5823864 Y2 JP S5823864Y2 JP 3379379 U JP3379379 U JP 3379379U JP 3379379 U JP3379379 U JP 3379379U JP S5823864 Y2 JPS5823864 Y2 JP S5823864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building board
- protrusion
- elastic body
- waterproof
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建築板の接合構造に関し、建築板１の両側端に
差込み凹部２と差込み突部３とを設け、建築板１の一方
の側端面の差込み凹部２より前面寄りに突片４を突設し
、建築板１の他方側端の差込み突部３より前面寄りに防
水弾性体５を突設して防水弾性体５の前面側に弾性突部
６を突設し、相隣合う一方の建築板１の差込み凹部２に
他方の建築板１の差込み突部３を差込み、防水弾性体５
の先端を隣りの建築板１の側端面に弾接せしめると共に
防水弾性体５の弾性突部６を隣りの建築板１の突片４の
背面に弾接せしめて成る建築板の接合構造に係るもので
ある。
差込み凹部２と差込み突部３とを設け、建築板１の一方
の側端面の差込み凹部２より前面寄りに突片４を突設し
、建築板１の他方側端の差込み突部３より前面寄りに防
水弾性体５を突設して防水弾性体５の前面側に弾性突部
６を突設し、相隣合う一方の建築板１の差込み凹部２に
他方の建築板１の差込み突部３を差込み、防水弾性体５
の先端を隣りの建築板１の側端面に弾接せしめると共に
防水弾性体５の弾性突部６を隣りの建築板１の突片４の
背面に弾接せしめて成る建築板の接合構造に係るもので
ある。
浴室の内装材などとして用いられるこの種の従来の建築
板１は硬質ポリ塩化ビニルの押出成形で両側端に差込み
凹部２と差込み突部３とを設けて形成され、第１図のよ
うに差込み凹部２に差込み突部３を差込むことにより相
隣合う建築板１を接合すると共に、一方の建築板１に一
体に設けた軟質ポリ塩化ビニルの防水弾性体７を他方の
建築板１の側端面に弾接させることにより両建築板１，
１の接合部分の防水や気密を行なっていた。
板１は硬質ポリ塩化ビニルの押出成形で両側端に差込み
凹部２と差込み突部３とを設けて形成され、第１図のよ
うに差込み凹部２に差込み突部３を差込むことにより相
隣合う建築板１を接合すると共に、一方の建築板１に一
体に設けた軟質ポリ塩化ビニルの防水弾性体７を他方の
建築板１の側端面に弾接させることにより両建築板１，
１の接合部分の防水や気密を行なっていた。
しかしながらかかる従来例にあっては差込み凹部２への
差込み突部３の差込み寸法が足らないと防水弾性体７の
他方の建築板１の側端面への弾接力か弱くなって防水性
や気密性が低下するおそれがあり、また軟質ポリ塩化ビ
ニルの防水弾性体７は室内側に露出して直接湿気がかか
り、かびや汚れが付着しやすいという欠点があった。
差込み突部３の差込み寸法が足らないと防水弾性体７の
他方の建築板１の側端面への弾接力か弱くなって防水性
や気密性が低下するおそれがあり、また軟質ポリ塩化ビ
ニルの防水弾性体７は室内側に露出して直接湿気がかか
り、かびや汚れが付着しやすいという欠点があった。
本考案は上記の点に鑑みて威されたものであって、差込
み凹部への差込み突部の差込み寸法が施工時に狂っても
接合部分の防水性や気密性が低下するおそれがなく、シ
かも防水弾性体にかびや汚れが付着するおそれのない建
築板の接合構造を提供することを目的とするものである
。
み凹部への差込み突部の差込み寸法が施工時に狂っても
接合部分の防水性や気密性が低下するおそれがなく、シ
かも防水弾性体にかびや汚れが付着するおそれのない建
築板の接合構造を提供することを目的とするものである
。
以下本考案を実施例により詳述する。
建築板１は背面が凹部となった断面路コ字形に硬質ポリ
塩化ビニルの押出成形にて形成してあり、建築板１の一
方の側端面には全長に亙り二本の差込み突部３を突設し
、建築板１の他方の側端面には側方へ開口する二条の差
込み凹部２が全長に亙り設けである。
塩化ビニルの押出成形にて形成してあり、建築板１の一
方の側端面には全長に亙り二本の差込み突部３を突設し
、建築板１の他方の側端面には側方へ開口する二条の差
込み凹部２が全長に亙り設けである。
さらに建築板１の差込み凹部２を設けた側の側端面に突
片４が全長に亙り設けである。
片４が全長に亙り設けである。
また建築板１の差込み突部３を設けた側の側端面に突片
４よりやや背面側寄り位置にて軟質ポリ塩化ビニルの防
水弾性体５が全長に亙り突設しである。
４よりやや背面側寄り位置にて軟質ポリ塩化ビニルの防
水弾性体５が全長に亙り突設しである。
この防水弾性体５は建築板１の押出成形時に同時成形で
一体に設けるものである。
一体に設けるものである。
防水弾性体７の前面側には全長に亙って弾性突部６が突
設しである。
設しである。
しかして上記建築板１は背面凹部に発泡体などを充填し
て断熱性能を付与し、浴室などの室内壁に沿って多数枚
を敷き並べることにより使用に供するものであるが、建
築板１同志の接合は次のように行なう。
て断熱性能を付与し、浴室などの室内壁に沿って多数枚
を敷き並べることにより使用に供するものであるが、建
築板１同志の接合は次のように行なう。
すなわち相隣合う建築板１，１の一方の建築板１の差込
み凹部２に他方の建築板１の差込み突部３を差込んで接
合を行なうと共に、防水弾性体５の先端を隣りの建築板
１の側端面に弾接させ、さらに防水弾性体５の弾性突部
６を隣りの建築板１の突片４の背面に弾接させるのであ
る。
み凹部２に他方の建築板１の差込み突部３を差込んで接
合を行なうと共に、防水弾性体５の先端を隣りの建築板
１の側端面に弾接させ、さらに防水弾性体５の弾性突部
６を隣りの建築板１の突片４の背面に弾接させるのであ
る。
このようにして防水弾性体５の先端と弾性突部６の弾接
で二重に防水と気密が行なわれることになる。
で二重に防水と気密が行なわれることになる。
上記のように本考案にあっては、防水弾性体の先端を隣
りの建築板の側端面に弾接させると共に防水弾性体の前
面側の弾性突部を隣りの建築板の突片の背面に弾接させ
であるので、差込み凹部への差込み突部骨の差込み寸法
に誤差を生じて防水弾性体先端の弾接力が低下しても、
弾性突部は突片の背面に弾接していることになって、防
水性や気密性が低下するおそれがないものであり、しが
もこのように弾性突部が突片の背面に弾接することによ
って差込み凹部内に差込み突部が押え付けられることに
なり、建築板の接合強度を向上させることができるもの
である。
りの建築板の側端面に弾接させると共に防水弾性体の前
面側の弾性突部を隣りの建築板の突片の背面に弾接させ
であるので、差込み凹部への差込み突部骨の差込み寸法
に誤差を生じて防水弾性体先端の弾接力が低下しても、
弾性突部は突片の背面に弾接していることになって、防
水性や気密性が低下するおそれがないものであり、しが
もこのように弾性突部が突片の背面に弾接することによ
って差込み凹部内に差込み突部が押え付けられることに
なり、建築板の接合強度を向上させることができるもの
である。
さらに防水弾性体は突片の背面側に位置するので、防水
弾性体が室内側に露出して湿気などが直接防水弾性体に
かかるおそれがなく、かびや汚れが生じやすい防水弾性
体にかびが生じたり汚れが付着したりすることを防止で
きるものである。
弾性体が室内側に露出して湿気などが直接防水弾性体に
かかるおそれがなく、かびや汚れが生じやすい防水弾性
体にかびが生じたり汚れが付着したりすることを防止で
きるものである。
第１図は従来例の断面図、第２図は本考案−実施例の建
築板の一部切欠斜視図、第３図は同上の接合状態の拡大
断面図である。 １は建築板、２は差込み凹部、３は差込み突部、４は突
片、５は防水弾性体、６は弾性突部である。
築板の一部切欠斜視図、第３図は同上の接合状態の拡大
断面図である。 １は建築板、２は差込み凹部、３は差込み突部、４は突
片、５は防水弾性体、６は弾性突部である。
Claims (1)
- 建築板の両側端に差込み凹部と差込み突部とを設け、建
築板の一方の側端部の差込み凹部より前面寄りに突片を
突設し、建築板の他方側端の差込み突部より前面寄りに
防水弾性体を突設して防水弾性体の前面側に弾性突部を
突設し、相隣合ウ一方の建築板の差込み凹部に他方の建
築板の差込み突部を差込み、防水弾性体の先端を隣りの
建築板の側端面に弾接せしめると共に防水弾性体の弾性
突部を隣りの建築板の突片の背面に弾接せしめて成る建
築板の接合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3379379U JPS5823864Y2 (ja) | 1979-03-15 | 1979-03-15 | 建築板の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3379379U JPS5823864Y2 (ja) | 1979-03-15 | 1979-03-15 | 建築板の接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55134448U JPS55134448U (ja) | 1980-09-24 |
| JPS5823864Y2 true JPS5823864Y2 (ja) | 1983-05-21 |
Family
ID=28889962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3379379U Expired JPS5823864Y2 (ja) | 1979-03-15 | 1979-03-15 | 建築板の接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823864Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-15 JP JP3379379U patent/JPS5823864Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55134448U (ja) | 1980-09-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5823864Y2 (ja) | 建築板の接合構造 | |
| JPS609332Y2 (ja) | 建築用板の接続構造 | |
| JPS6318676Y2 (ja) | ||
| JPS6235790Y2 (ja) | ||
| JPS636353Y2 (ja) | ||
| JPH0118523Y2 (ja) | ||
| JPS6321634Y2 (ja) | ||
| JPS5820030Y2 (ja) | 建築板の接続構造 | |
| JPS639690Y2 (ja) | ||
| JPS6220637Y2 (ja) | ||
| JP3068485U (ja) | 建築用幅木 | |
| JPS6053949U (ja) | サイデイングボ−ド | |
| JPS6340566Y2 (ja) | ||
| JPS6329077Y2 (ja) | ||
| JPS5835803Y2 (ja) | 建築用板 | |
| JPH0140896Y2 (ja) | ||
| JPS584145B2 (ja) | 建築用板と継手との接合構造 | |
| JP3485535B2 (ja) | サイディング | |
| JPH0122033Y2 (ja) | ||
| JPS6133780Y2 (ja) | ||
| JPS5829682Y2 (ja) | 建築用板 | |
| JPS6143865Y2 (ja) | ||
| JPH0628565Y2 (ja) | 目地ジョイナー | |
| JPS5938585Y2 (ja) | 軒樋継手 | |
| JPS6212022Y2 (ja) |