JPS6316466Y2 - - Google Patents

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JPS6316466Y2
JPS6316466Y2 JP1981041951U JP4195181U JPS6316466Y2 JP S6316466 Y2 JPS6316466 Y2 JP S6316466Y2 JP 1981041951 U JP1981041951 U JP 1981041951U JP 4195181 U JP4195181 U JP 4195181U JP S6316466 Y2 JPS6316466 Y2 JP S6316466Y2
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JP
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gasket
door
grooves
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bottom wall
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JP1981041951U
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JPS57153696U (ja
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば冷蔵庫、冷凍庫および建物
等における扉のシール装置に関する。
従来の技術 一般に、この種の扉の内面周縁部には密封性を
保持するためにガスケツトが取り付けられている
が、例えば第6図に示すように、従来はガスケツ
ト18が4本のガスケツト部材18a,18bに
よつて構成され、これらのガスケツト部材18
a,18bが長方形に組み合わせられ、4つの隅
部においてガスケツト部材18a,18bの端部
同志が溶着または接着により相互に接合され、こ
のように予め組み合わせて接続されたガスケツト
18が扉に取り付けられていた。また例えば第7
図に示すように、従来のガスケツト18は扉の内
側周縁部の四隅に配置される注型品よりなる4つ
のL形のガスケツト部材18cと、これらの中間
に配置される4本の直線状のガスケツト部材18
d,18eとによつて構成され、これらのガスケ
ツト部材18c,18d,18eが全体として長
方形に組み合わせられて、その端部同志が溶着ま
たは接着により相互に接合され、このように予め
組み合わせて接続されたガスケツト18が扉に取
り付けられていた。なお、ここで、従来のガスケ
ツト18は、第8図に示すように、扉にビス等に
よつて固定される取付部19と、これの上側に配
置された中空部20と、両者の一側部同志を相互
に連結する連結部21とによつて構成せられたも
のである。
しかしながら、このような従来のシール装置で
は、いずれの場合にもガスケツト18の溶着また
は接着の作業が非常に面倒で手間がかかり、した
がつて製造が容易でなく、短納期化にも対応でき
なかつた。またガスケツト18の溶着または接着
されている接続部は圧縮力が大きくなつて硬くな
るので密封性が低下した。またガスケツト18は
長方形に組み合わせた嵩張つた状態でストツクあ
るいは運送するので、これらのためにスペースを
広く必要とし、非常に不便であつた。また長方形
に組み合わせたガスケツト18を多数積み重ねる
と上下のガスケツト18の辺部分が交差して、ガ
スケツト18が変形するおそれがあつた。さらに
溶着または接着により接続しているので、ガスケ
ツト18としては溶着性あるいは密着性の良い材
質および形状を有するものを使用する必要があ
り、このようなガスケツトは比較的コストが高く
つくという問題があつた。
考案の目的 この考案の目的は、上記の問題を解決し、ガス
ケツト部材の端部の溶着または接着作業を省略す
ることができて、扉へのガスケツト装着工数を大
幅に削減することができ、従つて扉の短納期化に
対応することができ、しかもすぐれた密封性を有
するうえに、ガスケツトは非常にコンパクトで、
ストツクおよび運送に広いスペースを要すること
なく、かつストツクおよび運送のさいにガスケツ
トが変形するようなことがなく、またガスケツト
部材として安価な材料を使用することができ、ひ
いては扉の製造コストが安くつく扉のシール装置
を提供しようとするにある。
考案の構成 この考案は、上記の目的を達成するために、方
形扉の内面周縁部に、ガスケツト嵌入部が設けら
れ、4本のガスケツト部材よりなるガスケツトが
ガスケツト嵌入部に嵌め込まれ、嵌入部の4つの
隅部においてガスケツト部材が相互に接続されて
いる扉のシール装置において、各ガスケツト部材
は、帯状底壁およびこれの両側縁部に互いに対向
状にかつ底壁より先端に至るほど次第に外側に広
がるように連なつている両側壁よりなる取付部
と、取付部の両側壁の各先端部外側に設けられた
中空部とで構成され、取付部と中空部とによつて
底部より開口部に至るほど次第に外側に広がる凹
溝が形成せられており、ガスケツト嵌入部の4つ
の隅部においてガスケツト部材の端部同志がそれ
らの凹溝を連続させた状態突合わせられ、これら
の突合わせ端部において両者の凹溝内に跨がりか
つ凹溝内全体を埋めるように接続部シール用弾性
片が略L形に嵌め込まれている扉のシール装置を
要旨としている。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図〜第5図において、1は冷蔵庫、2は扉
で、これは内外一対のアルミニウム板3同志の中
間に発泡合成樹脂製の断熱材4が充填され、かつ
扉2の内面周縁部に合成樹脂製の庫口対向部材5
が取り付けられている。6は庫口対向部材5の庫
口対向面に設けられた横断面略U形のガスケツト
嵌入部で、これの両側壁に凹条7の長さ方向にか
つ互いに対向状に設けられている。8は扉1の内
面周縁部において庫口対向部材5に取り付けられ
た帯状ガスケツトで、これは扉2の内側周縁部の
4つの辺部分にそれぞれ配置された4本のガスケ
ツト部材8b,8cによつて構成されている。各
ガスケツト部材8b,8cは、帯状底壁10bお
よびこれの両側縁部に互いに対向状にかつ底壁1
0bより先端に至るほど次第に外側に広がるよう
に連なつている両側壁10a,10aよりなる取
付部10と、取付部10の両側壁10a,10a
の各先端部外側に設けられた中空部9,9とで構
成され、取付部10と中空部9,9とによつて底
部より開口部に至るほど次第に外側に広がる凹溝
11が形成されている。また各ガスケツト部材8
b,8cの取付部10の両側壁10a,10aの
外面には係合凸条12がそれぞれ設けられてい
る。そして扉2の内面周縁部の四隅においてこれ
らのガスケツト部材8b,8cの端部同志がそれ
らの凹溝11,11同志を連続させた状態に突き
合わせられている。
ガスケツト部材8b,8cを扉2の庫口対向部
材5に装着するには、ガスケツト部材8b,8c
が幅狭となるように変形させ、すなわちこれの両
側の中空部9同志が互いに接触するように屈曲さ
せて、その取付部10を庫口対向部材5の嵌入部
6に嵌め込むものである。嵌入部6内においては
ガスケツト部材8b,8cの弾性に基づく復元力
により取付部10の両側壁10a,10aがそれ
ぞれ嵌入部6の内壁に押し付けられるとともに、
取付部10両側の係合凸条12が嵌入部6両側の
凹条7内にそれぞれ嵌まり込み、これによつて各
ガスケツト部材8b,8cが庫口対向部材5にし
つかりと取り付けられる。
14は扉2の四隅においてガスケツト部材8
b,8cの連続した凹溝11,11内に両者に跨
がりかつ凹溝11,11内全体を埋めるように略
L形に嵌め込まれた短い帯状スポンジよりなる接
続部シール用弾性片で、これは凹溝11内におい
てこれの両側壁に挾まれることによりしつかりと
止められ、ガスケツト8の接続部の気密性を保持
するものである。
なお、上記実施例においては、この考案のシー
ル装置を冷蔵庫の扉に適用した場合を示したが、
この考案は、その他冷凍庫の扉あるいは建物の気
密性を要する扉などにも同様に適用されるもので
ある。
考案の効果 この考案は、上述のように、方形扉2の内面周
縁部に、ガスケツト嵌入部6が設けられ、4本の
ガスケツト部材8b,8cよりなるガスケツト8
がガスケツト嵌入部6に嵌め込まれ、嵌入部6の
4つの隅部においてガスケツト部材8b,8cが
相互に接続されている扉のシール装置において、
各ガスケツト部材8b,8cは、帯状底壁10b
およびこれの両側縁部に互いに対向状にかつ底壁
10bより先端に至るほど次第に外側に広がるよ
うに連なつている両側壁10a,10aよりなる
取付部10と、取付部10の両側壁10a,10
aの各先端部外側に設けられた中空部9,9とで
構成され、取付部10と中空部9,9とによつて
底部より開口部に至るほど次第に外側に広がる凹
溝11が形成せられており、ガスケツト嵌入部6
の4つの隅部においてガスケツト部材8b,8c
の端部同志がそれらの凹溝11,11を連続させ
た状態突合わせられ、これらの突合わせ端部にお
いて両者の凹溝11,11内に跨がりかつ凹溝1
1,11内全体を埋めるように接続部シール用弾
性片14が略L形に嵌め込まれているものである
から、従来のガスケツトの溶着または接着作業を
省略することができて、扉2へのガスケツト装着
工数を大幅に削減することができるとともに、ガ
スケツト部材8b,8cを扉2のガスケツト嵌入
部6にワンタツチで装着することができ、従つて
非常に作業性がよく、扉2の短納期化に対応でき
る。しかもガスケツト部材8b,8cの装着後は
取付部10の両側壁10a,10aのいわゆるス
プリングバツク効果によつてこれらの両側壁10
a,10aが嵌入部6の内壁にしつかりと押え付
けられるため、ガスケツト部材8b,8cは扉2
に確実に取り付けられる。また各ガスケツト部材
8b,8cに一対の中空部9,9が設けられてい
るため、扉2を締めたさい、これらの中空部9,
9の周壁の一部が弾性変形せしめられて冷蔵庫等
の扉対向壁に密着せしめられ、従つて密封性に優
れている。またガスケツト部材8b,8cは溶着
または接着しないのでその接続部が硬化せず、こ
れらの接続部において両者の凹溝11,11内に
跨がりかつ凹溝11,11内全体を埋める接続部
シール用弾性片14によつて長期間充分な密封性
を保持することができる。さらにガスケツト部材
8b,8cを予め組み合わせることなく扉2に装
着できるので、これを線状材のままでストツクあ
るいは運送でき、したがつてこれらのために広い
スペースを必要とせず、非常に便利である。また
ガスケツト部材8b,8cは扉2に装着前は線状
材のままであるから、これをストツクあるいは運
送するさいに積み重ねても変形するようなおそれ
がない。またガスケツト部材8b,8cは溶着ま
たは接着を全く行なわないので、溶着性または接
着性の良くない材質および形状の安価な材料を使
用することができ、ひいては扉2の製造コストが
安くつくという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は冷蔵庫の斜視図、第2図〜第5図はこ
の考案の実施例を示すもので、第2図はシール装
置を装着した扉の背面図、第3図は第2図−
線に沿う拡大断面図、第4図は第2図−線に
沿う拡大断面図、第5図は扉に装着前の状態のガ
スケツトの拡大断面図である。第6図は従来のガ
スケツトの正面図、第7図は従来のいま1つのガ
スケツトの正面図、第8図は従来のガスケツトの
拡大横断面図である。 1……冷蔵庫、2……扉、5……庫口対向材、
6……嵌入部、8……ガスケツト、8b,8c…
…ガスケツト部材、9……中空部、10……取付
部、10a……側壁、10b……底壁、11……
凹溝、14……接続部シール用弾性片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 方形扉2の内面周縁部に、ガスケツト嵌入部6
    が設けられ、4本のガスケツト部材8b,8cよ
    りなるガスケツト8がガスケツト嵌入部6に嵌め
    込まれ、嵌入部6の4つの隅部においてガスケツ
    ト部材8b,8cが相互に接続されている扉のシ
    ール装置において、各ガスケツト部材8b,8c
    は、帯状底壁10bおよびこれの両側縁部に互い
    に対向状にかつ底壁10bより先端に至るほど次
    第に外側に広がるように連なつている両側壁10
    a,10aよりなる取付部10と、取付部10の
    両側壁10a,10aの各先端部外側に設けられ
    た中空部9,9とで構成され、取付部10と中空
    部9,9とによつて底部より開口部に至るほど次
    第に外側に広がる凹溝11が形成せられており、
    ガスケツト嵌入部6の4つの隅部においてガスケ
    ツト部材8b,8cの端部同志がそれらの凹溝1
    1,11を連続させた状態突合わせられ、これら
    の突合わせ端部において両者の凹溝11,11内
    に跨がりかつ凹溝11,11内全体を埋めるよう
    に接続部シール用弾性片14が略L形に嵌め込ま
    れている扉のシール装置。
JP1981041951U 1981-03-24 1981-03-24 Expired JPS6316466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981041951U JPS6316466Y2 (ja) 1981-03-24 1981-03-24

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JP1981041951U JPS6316466Y2 (ja) 1981-03-24 1981-03-24

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Publication Number Publication Date
JPS57153696U JPS57153696U (ja) 1982-09-27
JPS6316466Y2 true JPS6316466Y2 (ja) 1988-05-11

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ID=29838982

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2598236Y2 (ja) * 1993-10-14 1999-08-03 昭和アルミニウム株式会社 冷蔵庫等における扉付きパネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544536B2 (ja) * 1974-07-12 1979-03-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS557677Y2 (ja) * 1975-08-01 1980-02-20
JPS5549426Y2 (ja) * 1977-06-14 1980-11-18

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JPS544536B2 (ja) * 1974-07-12 1979-03-07

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JPS57153696U (ja) 1982-09-27

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