JP2745855B2 - 冷蔵庫の扉並びにその製造方法 - Google Patents
冷蔵庫の扉並びにその製造方法Info
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- JP2745855B2 JP2745855B2 JP3078899A JP7889991A JP2745855B2 JP 2745855 B2 JP2745855 B2 JP 2745855B2 JP 3078899 A JP3078899 A JP 3078899A JP 7889991 A JP7889991 A JP 7889991A JP 2745855 B2 JP2745855 B2 JP 2745855B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷蔵庫の扉並びに冷
蔵庫の扉の製造方法に関するものである。
蔵庫の扉の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13,14は例えば特開平1−159
580号公報に示された従来の冷蔵庫の扉を示す斜視図
および断面図である。図13において、101は板金製
の扉外板、102は冷蔵庫の扉本体である。板金製の扉
外板101の右辺を内側にコ字状に折曲げ、左辺は、凹
部101dを形成するよう折曲げてある。扉外板101
の左辺に合成樹脂製のハンドル107を嵌着し、扉外板
101の上,下辺に合成樹脂製のドアキャップ105,
106が取り付けられている。図14〜16において、
104は扉内板、103は各部材の組立てにより形成さ
れる内部空間に発泡充填される断熱材であるポリウレタ
ンフォームである。101bは扉外板101の端部近傍
に、該扉外板101に一体に設けられた平坦部101a
および傾斜部101cとにより構成された折曲部で該折
曲部101bとハンドル107を構成している把手部1
07dとの手掛部E寸法は扉の開閉時のハンドル107
の操作性を従来と同様に行うことができる寸法に確保さ
れている。ハンドル107は側面107eから、扉表面
と略同一面に内方に曲折形成し、上記扉外板101の凹
部を覆う把手部107dを上記扉外板101の端部を挟
持する挿入溝107jおよび把手部107dの両端を覆
う端板107l,107mを有する。さらにハンドル1
07の両端部近傍には扉外板101の裏側でドアキャッ
プ105の内側フランジ105aに接して内方に延出し
た弾性係合爪107nがあり、上記ドアキャップ105
の内側フランジ105aには、係合穴105bが設けて
ある。また、ハンドルの端板107lの端面から挿入片
107pが延出している。一方ドアキャップ105の外
側面端の段部には、上記挿入片107pが入る穴105
cが設けてある。
580号公報に示された従来の冷蔵庫の扉を示す斜視図
および断面図である。図13において、101は板金製
の扉外板、102は冷蔵庫の扉本体である。板金製の扉
外板101の右辺を内側にコ字状に折曲げ、左辺は、凹
部101dを形成するよう折曲げてある。扉外板101
の左辺に合成樹脂製のハンドル107を嵌着し、扉外板
101の上,下辺に合成樹脂製のドアキャップ105,
106が取り付けられている。図14〜16において、
104は扉内板、103は各部材の組立てにより形成さ
れる内部空間に発泡充填される断熱材であるポリウレタ
ンフォームである。101bは扉外板101の端部近傍
に、該扉外板101に一体に設けられた平坦部101a
および傾斜部101cとにより構成された折曲部で該折
曲部101bとハンドル107を構成している把手部1
07dとの手掛部E寸法は扉の開閉時のハンドル107
の操作性を従来と同様に行うことができる寸法に確保さ
れている。ハンドル107は側面107eから、扉表面
と略同一面に内方に曲折形成し、上記扉外板101の凹
部を覆う把手部107dを上記扉外板101の端部を挟
持する挿入溝107jおよび把手部107dの両端を覆
う端板107l,107mを有する。さらにハンドル1
07の両端部近傍には扉外板101の裏側でドアキャッ
プ105の内側フランジ105aに接して内方に延出し
た弾性係合爪107nがあり、上記ドアキャップ105
の内側フランジ105aには、係合穴105bが設けて
ある。また、ハンドルの端板107lの端面から挿入片
107pが延出している。一方ドアキャップ105の外
側面端の段部には、上記挿入片107pが入る穴105
cが設けてある。
【0003】次に組立て方法を説明する。扉外板101
の上,下にドアキャップ105,106を嵌着した後に
ハンドル107を図16の矢印Aの方向から押し込むと
扉外板101の端部が挿入溝に入り、同時に係合爪10
7nが係合穴105bに掛り抜け止めとなる。さらに挿
入片107pが挿入穴105cに入り扉開閉時にかかる
図16の矢印B方向の力に対して挿入片107pが挿入
穴105cの側面に当接して対抗するために、接合部の
ゆるみがでることなく、また接合部表面の段差を防ぐこ
とができる。
の上,下にドアキャップ105,106を嵌着した後に
ハンドル107を図16の矢印Aの方向から押し込むと
扉外板101の端部が挿入溝に入り、同時に係合爪10
7nが係合穴105bに掛り抜け止めとなる。さらに挿
入片107pが挿入穴105cに入り扉開閉時にかかる
図16の矢印B方向の力に対して挿入片107pが挿入
穴105cの側面に当接して対抗するために、接合部の
ゆるみがでることなく、また接合部表面の段差を防ぐこ
とができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷蔵庫の扉は以
上のように構成されているので、ハンドルの構造は非常
に複雑で、金型構造においても、複雑で特殊な技術が必
要で、ハンドル成形後において、ソリなどの問題、矯正
等の後加工が必要であった。また、現在の市場のニーズ
に対応するためのコンスタントで、多種の冷蔵庫の開発
のために、ハンドル長さは多々変化するため、その度前
記の様な高度な金型の製作が一から必要であるなどの問
題点があった。
上のように構成されているので、ハンドルの構造は非常
に複雑で、金型構造においても、複雑で特殊な技術が必
要で、ハンドル成形後において、ソリなどの問題、矯正
等の後加工が必要であった。また、現在の市場のニーズ
に対応するためのコンスタントで、多種の冷蔵庫の開発
のために、ハンドル長さは多々変化するため、その度前
記の様な高度な金型の製作が一から必要であるなどの問
題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、簡易な金型構造で成形すること
ができるとともに、多くのハンドル長の変化に対応する
ことが可能な冷蔵庫の扉を得ることを目的としており、
さらに時代のニーズに答えることが可能な冷蔵庫の扉及
び冷蔵庫の扉の製造方法を提供することを目的とする。
ためになされたもので、簡易な金型構造で成形すること
ができるとともに、多くのハンドル長の変化に対応する
ことが可能な冷蔵庫の扉を得ることを目的としており、
さらに時代のニーズに答えることが可能な冷蔵庫の扉及
び冷蔵庫の扉の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る冷蔵庫の
扉は、扉外板と、この扉外板の上下部に取り付けられた
ドアキャップと、扉外板の一側端に嵌着され、押出し成
形されたハンドル本体と、このハンドル本体の端部に取
り付けられたハンドルキャップとから構成され、手掛け
部を有するハンドルと、ハンドルキャップに設けられ
て、ドアキャップと係合する係合部材とを設けたもので
ある。
扉は、扉外板と、この扉外板の上下部に取り付けられた
ドアキャップと、扉外板の一側端に嵌着され、押出し成
形されたハンドル本体と、このハンドル本体の端部に取
り付けられたハンドルキャップとから構成され、手掛け
部を有するハンドルと、ハンドルキャップに設けられ
て、ドアキャップと係合する係合部材とを設けたもので
ある。
【0007】また、ハンドル本体とハンドルキャップと
の結合時の位置合わせのために、ハンドル本体及びハン
ドルキャップの一方に小凸部を設け、他方に小凸部と嵌
合する小凹部を設けたものである。
の結合時の位置合わせのために、ハンドル本体及びハン
ドルキャップの一方に小凸部を設け、他方に小凸部と嵌
合する小凹部を設けたものである。
【0008】また、扉外板と、この扉外板の一側端に嵌
着され、押出し成形されたハンドル本体と、このハンド
ル本体の端部に取り付けられたハンドルキャップとから
構成され、手掛け部を有するハンドルと、冷蔵庫本体を
閉塞する時の冷気洩れ防止用に当該扉本体周囲に配置さ
れるマグネットガスケットと、このマグネットガスケッ
トを装着するためのドアサッシと、ハンドルキャップに
設けられて、ドアサッシと共にマグネットガスケットを
取り付けるマグネットガスケット取付部とを設けたもの
である。
着され、押出し成形されたハンドル本体と、このハンド
ル本体の端部に取り付けられたハンドルキャップとから
構成され、手掛け部を有するハンドルと、冷蔵庫本体を
閉塞する時の冷気洩れ防止用に当該扉本体周囲に配置さ
れるマグネットガスケットと、このマグネットガスケッ
トを装着するためのドアサッシと、ハンドルキャップに
設けられて、ドアサッシと共にマグネットガスケットを
取り付けるマグネットガスケット取付部とを設けたもの
である。
【0009】また、ハンドルキャップに設けられて、ハ
ンドル本体との嵌合時の位置ズレの防止、又はハンドル
本体との接着剤による接着時に接着面積が増加するよう
に、ハンドル本体の把手部内壁に接合される案内壁を備
えたものである。
ンドル本体との嵌合時の位置ズレの防止、又はハンドル
本体との接着剤による接着時に接着面積が増加するよう
に、ハンドル本体の把手部内壁に接合される案内壁を備
えたものである。
【0010】また、ハンドルキャップのハンドル本体の
端面が接合される平坦部に配置され、接着剤をハンドル
キャップに塗付後ハンドル本体を接合した時の圧延され
た余分の前記接着剤を収容する接着剤溜り用凹溝を設け
たものである。
端面が接合される平坦部に配置され、接着剤をハンドル
キャップに塗付後ハンドル本体を接合した時の圧延され
た余分の前記接着剤を収容する接着剤溜り用凹溝を設け
たものである。
【0011】また、ハンドルキャップの接着剤塗付面に
設けられて、ハンドル本体の把手部と超音波溶着で仮接
合するための三角リブを設けたものである。
設けられて、ハンドル本体の把手部と超音波溶着で仮接
合するための三角リブを設けたものである。
【0012】また、冷蔵庫の扉の製造方法としては、ハ
ンドル本体とハンドルキャップとを超音波溶着にて結合
固定するようにしたものである。
ンドル本体とハンドルキャップとを超音波溶着にて結合
固定するようにしたものである。
【0013】また、ハンドル本体とハンドルキャップと
の結合に、予め接着剤を接着剤塗付面である切断面の接
合部に塗付し、主接合を接着剤の接着力で行ない、接着
剤の乾燥する硬化時間までの位置ズレ防止として瞬時に
接合可能な超音波溶着を施行するようにしたものであ
る。
の結合に、予め接着剤を接着剤塗付面である切断面の接
合部に塗付し、主接合を接着剤の接着力で行ない、接着
剤の乾燥する硬化時間までの位置ズレ防止として瞬時に
接合可能な超音波溶着を施行するようにしたものであ
る。
【0014】
【作用】この発明における冷蔵庫の扉は、ハンドル本体
をハンドルキャップと別部品として構成したので、簡単
な構造の金型で成形することができると共に、高さを金
型を変更せずに自由に変化できる。また、ハンドルキャ
ップがドアキャップにも係合するので、ハンドルキャッ
プが扉により確実に固定される。
をハンドルキャップと別部品として構成したので、簡単
な構造の金型で成形することができると共に、高さを金
型を変更せずに自由に変化できる。また、ハンドルキャ
ップがドアキャップにも係合するので、ハンドルキャッ
プが扉により確実に固定される。
【0015】また、位置合わせ用の小凸部と小凹部とを
設けることにより、ハンドル本体とハンドルキャップと
の結合時の位置合わせが容易に行える。
設けることにより、ハンドル本体とハンドルキャップと
の結合時の位置合わせが容易に行える。
【0016】また、ハンドルの端面二次加工が容易にな
ると共にハンドルとハンドルキャップの接合部の強度向
上が可能となる。
ると共にハンドルとハンドルキャップの接合部の強度向
上が可能となる。
【0017】また、ハンドルキャップに設けた案内壁に
より、ハンドル本体との嵌合時の位置ズレの防止、又は
接着剤による接着時、接着面積が増加するため接着強度
の向上および、余分の接着剤の意匠面部への漏洩防止と
なっている。
より、ハンドル本体との嵌合時の位置ズレの防止、又は
接着剤による接着時、接着面積が増加するため接着強度
の向上および、余分の接着剤の意匠面部への漏洩防止と
なっている。
【0018】また、ハンドルキャップに設けた接着剤溜
り用凹溝により、接着剤をハンドルキャップに塗付後ハ
ンドル本体を接合した時の圧延された余分の接着剤がこ
の接着剤溜り用凹部溝内に収容されて、意匠面部への漏
洩防止となっている。
り用凹溝により、接着剤をハンドルキャップに塗付後ハ
ンドル本体を接合した時の圧延された余分の接着剤がこ
の接着剤溜り用凹部溝内に収容されて、意匠面部への漏
洩防止となっている。
【0019】また、ハンドルキャップの接着剤塗付面に
設けた三角リブにより、三角リブが超音波溶着により溶
着し、ハンドル把手内壁に溶着し結合される為、溶着後
はハンドルを移動することが可能な為作業性が改善でき
る。
設けた三角リブにより、三角リブが超音波溶着により溶
着し、ハンドル把手内壁に溶着し結合される為、溶着後
はハンドルを移動することが可能な為作業性が改善でき
る。
【0020】また、ハンドル本体とハンドルキャップと
を超音波溶着にて結合固定するようにしたので、容易に
冷蔵庫の扉を製造できる。
を超音波溶着にて結合固定するようにしたので、容易に
冷蔵庫の扉を製造できる。
【0021】また、ハンドル本体とハンドルキャップと
の結合に、予め接着剤を接着剤塗付面である切断面の接
合部に塗付し、主接合を接着剤の接着力で行ない、接着
剤の乾燥する硬化時間までの位置ズレ防止として瞬時に
接合可能な超音波溶着を施行するようにしたので、容易
に冷蔵庫の扉を製造できる。
の結合に、予め接着剤を接着剤塗付面である切断面の接
合部に塗付し、主接合を接着剤の接着力で行ない、接着
剤の乾燥する硬化時間までの位置ズレ防止として瞬時に
接合可能な超音波溶着を施行するようにしたので、容易
に冷蔵庫の扉を製造できる。
【0022】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
において、2は冷蔵庫の扉本体、1は板金製の扉外板、
この扉外板1左辺に合成樹脂製のハンドル4が嵌着さ
れ、8,9はこのハンドル本体7の上下端部に結合され
るハンドルキャップ部品で、5,6は前記扉外板1の上
下に取り付けられ、かつ、ハンドルキャップ部品8,9
にも結合するドアキャップである。そして14は扉の周
囲に配置されるマグネットガスケットである。
において、2は冷蔵庫の扉本体、1は板金製の扉外板、
この扉外板1左辺に合成樹脂製のハンドル4が嵌着さ
れ、8,9はこのハンドル本体7の上下端部に結合され
るハンドルキャップ部品で、5,6は前記扉外板1の上
下に取り付けられ、かつ、ハンドルキャップ部品8,9
にも結合するドアキャップである。そして14は扉の周
囲に配置されるマグネットガスケットである。
【0023】図2は、図1の略分解図であり、図3は、
図2のハンドル本体7と、ハンドルキャップ部品9の結
合部の拡大図を示す。また、図4はハンドルキャップ部
品9と、ドアキャップ6の結合部の平面図であり、図5
は図4の正面図である。ハンドル本体7の凹凸形状11
と、ハンドルキャップ部品9の凹凸形状12が、各々互
いに係合固定される。扉外板1の左辺の凹部1dはハン
ドル本体7の挿入溝7jに挿入される。ドアキャップ
5,6の左端部は、各々ハンドルキャップ8,9に嵌合
するが、その構造は以下の通りである。ハンドルキャッ
プ部品9には係合部材としての挿入片9pが設けてあ
り、これが挿入される相手の挿入穴6cがドアキャップ
6に設けられている。かつ、前記ハンドルキャップ部品
9には弾性係合爪9nが設けられ、これと嵌合する係合
穴6bがドアキャップ6に設けられている。ここではド
アキャップ6とハンドルキャップ部品9として述べてい
るが、ドアキャップ5とハンドルキャップ部品8につい
ても同様の構成である。そしてハンドル7はドアキャッ
プ5,6に結合する上下の部分を別部品のハンドルキャ
ップ8,9としているため、形状をほぼ同一断面形状を
延設したものとすることができるので、安価な押出し成
形加工法により形成している。また、凹凸形状11は押
出し成形後に、切除して形成している。
図2のハンドル本体7と、ハンドルキャップ部品9の結
合部の拡大図を示す。また、図4はハンドルキャップ部
品9と、ドアキャップ6の結合部の平面図であり、図5
は図4の正面図である。ハンドル本体7の凹凸形状11
と、ハンドルキャップ部品9の凹凸形状12が、各々互
いに係合固定される。扉外板1の左辺の凹部1dはハン
ドル本体7の挿入溝7jに挿入される。ドアキャップ
5,6の左端部は、各々ハンドルキャップ8,9に嵌合
するが、その構造は以下の通りである。ハンドルキャッ
プ部品9には係合部材としての挿入片9pが設けてあ
り、これが挿入される相手の挿入穴6cがドアキャップ
6に設けられている。かつ、前記ハンドルキャップ部品
9には弾性係合爪9nが設けられ、これと嵌合する係合
穴6bがドアキャップ6に設けられている。ここではド
アキャップ6とハンドルキャップ部品9として述べてい
るが、ドアキャップ5とハンドルキャップ部品8につい
ても同様の構成である。そしてハンドル7はドアキャッ
プ5,6に結合する上下の部分を別部品のハンドルキャ
ップ8,9としているため、形状をほぼ同一断面形状を
延設したものとすることができるので、安価な押出し成
形加工法により形成している。また、凹凸形状11は押
出し成形後に、切除して形成している。
【0024】次に動作について説明する。図1の扉体を
略分解した図を図2に示す。先ず、ハンドル本体7の上
下端部にハンドルキャップ部品8,9を結合させる。ま
た、扉外板1の上下端に、ドアキャップ5,6を結合さ
せ、ここに前記、ハンドルキャップ部品8,9を装着し
たハンドル4を扉外板1の左辺により結合させる。ハン
ドル本体7と、ハンドルキャップ部品9との結合は、図
3に示すように、ハンドル本体7の凹凸形状11とハン
ドルキャップ部品凹凸形状12が各々互いに係合固定さ
れる構成に成っている。また、前記ハンドルキャップ部
品8,9を装置したハンドル本体7をドアキャップ5,
6を装着した扉外板1の左辺より結合させる時、扉外板
1の左辺の凹部1dは、ハンドル7の挿入溝7jに挿入
され、ドアキャップ5,6の左端部は、各々ハンドルキ
ャップ部品8,9に嵌合する。これを図4,5に示す。
ドアキャップ6に設けられた挿入穴6cに挿入される挿
入片9pがハンドルキャップ部品9に設けてあり、か
つ、このハンドルキャップ部品9には弾性係合爪9nが
設けられ、ドアキャップ6にはこれと嵌合するように、
係合穴6bが設けてあり、ドアキャップ5,6はハンド
ルキャップ部品8,9と結合される。そして、ハンドル
本体7を押出し成形加工法により形成しているので、新
しい金型を設けることなく、ハンドル本体7の高さを自
在に変えることができ、扉本体2の上下寸法を容易に変
更することができる。
略分解した図を図2に示す。先ず、ハンドル本体7の上
下端部にハンドルキャップ部品8,9を結合させる。ま
た、扉外板1の上下端に、ドアキャップ5,6を結合さ
せ、ここに前記、ハンドルキャップ部品8,9を装着し
たハンドル4を扉外板1の左辺により結合させる。ハン
ドル本体7と、ハンドルキャップ部品9との結合は、図
3に示すように、ハンドル本体7の凹凸形状11とハン
ドルキャップ部品凹凸形状12が各々互いに係合固定さ
れる構成に成っている。また、前記ハンドルキャップ部
品8,9を装置したハンドル本体7をドアキャップ5,
6を装着した扉外板1の左辺より結合させる時、扉外板
1の左辺の凹部1dは、ハンドル7の挿入溝7jに挿入
され、ドアキャップ5,6の左端部は、各々ハンドルキ
ャップ部品8,9に嵌合する。これを図4,5に示す。
ドアキャップ6に設けられた挿入穴6cに挿入される挿
入片9pがハンドルキャップ部品9に設けてあり、か
つ、このハンドルキャップ部品9には弾性係合爪9nが
設けられ、ドアキャップ6にはこれと嵌合するように、
係合穴6bが設けてあり、ドアキャップ5,6はハンド
ルキャップ部品8,9と結合される。そして、ハンドル
本体7を押出し成形加工法により形成しているので、新
しい金型を設けることなく、ハンドル本体7の高さを自
在に変えることができ、扉本体2の上下寸法を容易に変
更することができる。
【0025】実施例2. また、ハンドル本体7と、ハンドルキャップ部品8,9
との結合時の位置合わせのために、図6に示すように、
ハンドルキャップ部品9に小凸部9aを設け、これと嵌
合する小凹部7aをハンドル本体7に設けてもよい。
との結合時の位置合わせのために、図6に示すように、
ハンドルキャップ部品9に小凸部9aを設け、これと嵌
合する小凹部7aをハンドル本体7に設けてもよい。
【0026】実施例3. また、ハンドル本体7とハンドルキャップ部品8,9の
結合固定方法として、超音波溶着の技術を用いてもよ
い。
結合固定方法として、超音波溶着の技術を用いてもよ
い。
【0027】実施例4. また、図3に示すようにハンドル本体7とハンドルキャ
ップ部品8,9の結合に予め接着剤を接着剤塗付面10
である切断面の接合部に塗付し、主接合を接着剤の接着
力で行ない、接着剤の乾燥する硬化時間までの位置ズレ
防止として即座に接合可能な超音波溶着を施行してもよ
い。
ップ部品8,9の結合に予め接着剤を接着剤塗付面10
である切断面の接合部に塗付し、主接合を接着剤の接着
力で行ない、接着剤の乾燥する硬化時間までの位置ズレ
防止として即座に接合可能な超音波溶着を施行してもよ
い。
【0028】実施例5. 次にこの発明の実施例5を図7〜12を参照しながら説
明する。扉外板1の右辺を内側にコ字状に折曲げ、冷蔵
庫本体(図示せず)を閉塞する時の冷気洩れ防止用に扉
本体1周囲に配置されるマグネットガスケット14(図
1参照)を装着可能とするためのドアサッシ13が嵌着
するよう形成され、左辺は凹部1dを形成するよう折曲
してある。扉外板1の左辺には合成樹脂製の押出成形に
よるハンドル本体7および、ハンドル本体7の両端面に
接合するよう形成配置した合成樹脂製の射出成形による
ハンドルキャップ8,9が挿入されるよう形成されてい
る。扉外板1の上,下辺に合成樹脂製のドアキャップ
5,6が取り付けられており、上,下辺および左辺には
ドアサッシ13が嵌着されている。
明する。扉外板1の右辺を内側にコ字状に折曲げ、冷蔵
庫本体(図示せず)を閉塞する時の冷気洩れ防止用に扉
本体1周囲に配置されるマグネットガスケット14(図
1参照)を装着可能とするためのドアサッシ13が嵌着
するよう形成され、左辺は凹部1dを形成するよう折曲
してある。扉外板1の左辺には合成樹脂製の押出成形に
よるハンドル本体7および、ハンドル本体7の両端面に
接合するよう形成配置した合成樹脂製の射出成形による
ハンドルキャップ8,9が挿入されるよう形成されてい
る。扉外板1の上,下辺に合成樹脂製のドアキャップ
5,6が取り付けられており、上,下辺および左辺には
ドアサッシ13が嵌着されている。
【0029】3は各部材の組立てにより形成される内部
空間に発泡充填される断熱材であるポリウレタンフォー
ムである。このポリウレタンフォーム3が各部材と融着
して、各部材が強固に結合されている。
空間に発泡充填される断熱材であるポリウレタンフォー
ムである。このポリウレタンフォーム3が各部材と融着
して、各部材が強固に結合されている。
【0030】ハンドル7の上下端面にはドアサッシ載置
リブ7jの一部を切り欠いた切り欠き部7bが形成され
ている。7cは扉外板の凹部1d左端面が挿入される外
板挿入溝である。外板挿入溝7cには略S字状案内片7
fを形成し、外板1の挿入性を向上している。7dは断
面L字状の把手部であり先端には指が掛けやすいよう凸
状丸味部7gが一体に形成される。
リブ7jの一部を切り欠いた切り欠き部7bが形成され
ている。7cは扉外板の凹部1d左端面が挿入される外
板挿入溝である。外板挿入溝7cには略S字状案内片7
fを形成し、外板1の挿入性を向上している。7dは断
面L字状の把手部であり先端には指が掛けやすいよう凸
状丸味部7gが一体に形成される。
【0031】上記ハンドル本体7の上下端面と接合され
るハンドルキャップ8,9にはハンドル本体7の略S字
状案内片7fに重複するよう配置した略S字状リブ9m
および、マグネットガスケット14が挿入固定されるた
めの袋状部9bおよび、扉内板(図示せず)の外周が載
置されるためのフランジ9cが45゜のカット面9dを
有して一体に形成されている。9eはドアキャップ5,
6の外側面端の段部5dとラップして、接合強度の向上
および外観の見バエを向上するよう配慮されたキャップ
裏面壁である。9fはキャップ裏面壁9eの端面から延
出した挿入片であり、一方ドアキャップ5の外側面端の
段部には、上記挿入片9fが入る挿入穴5cが設けられ
ドアキャップ5との嵌合時、従来例の如く挿入片9fが
挿入穴5cの側面に当接して対抗するために、接合部の
ゆるみが出ることもなく接合されている。
るハンドルキャップ8,9にはハンドル本体7の略S字
状案内片7fに重複するよう配置した略S字状リブ9m
および、マグネットガスケット14が挿入固定されるた
めの袋状部9bおよび、扉内板(図示せず)の外周が載
置されるためのフランジ9cが45゜のカット面9dを
有して一体に形成されている。9eはドアキャップ5,
6の外側面端の段部5dとラップして、接合強度の向上
および外観の見バエを向上するよう配慮されたキャップ
裏面壁である。9fはキャップ裏面壁9eの端面から延
出した挿入片であり、一方ドアキャップ5の外側面端の
段部には、上記挿入片9fが入る挿入穴5cが設けられ
ドアキャップ5との嵌合時、従来例の如く挿入片9fが
挿入穴5cの側面に当接して対抗するために、接合部の
ゆるみが出ることもなく接合されている。
【0032】ドアサッシ13の端面13aは図9に示す
ように、キャップ9の45゜カット面9dとそろうよう
にC面13bが形成されており、袋状部9bと連結する
ようにドアサッシ13にも袋状部13cが形成されてい
る。ドアキャップ5側に装着されるドアサッシ13は端
面を45゜カットしており、キャップ9の45゜のカッ
ト面9dとが接合して、全周にわたりマグネットガスケ
ット14が挿入固定されるための袋状部が形成されてい
る。
ように、キャップ9の45゜カット面9dとそろうよう
にC面13bが形成されており、袋状部9bと連結する
ようにドアサッシ13にも袋状部13cが形成されてい
る。ドアキャップ5側に装着されるドアサッシ13は端
面を45゜カットしており、キャップ9の45゜のカッ
ト面9dとが接合して、全周にわたりマグネットガスケ
ット14が挿入固定されるための袋状部が形成されてい
る。
【0033】また図11,12に示すように、ハンドル
キャップ9にはハンドル本体7の把手部内壁7hに接合
されるよう案内壁9jが一体に形成され、ハンドル本体
7との嵌合時の位置ズレの防止および、接着剤による接
着時、接着面積が増加するため接着強度の向上および、
余分の接着剤の意匠面部への漏洩防止となっている。
キャップ9にはハンドル本体7の把手部内壁7hに接合
されるよう案内壁9jが一体に形成され、ハンドル本体
7との嵌合時の位置ズレの防止および、接着剤による接
着時、接着面積が増加するため接着強度の向上および、
余分の接着剤の意匠面部への漏洩防止となっている。
【0034】また、図12の9kはそれぞれハンドル本
体7の端面が接合され平坦部に配置した接着剤溜り用凹
溝であり、接着剤をハンドルキャップ9に塗付後ハンド
ル本体7を接合した時の圧延された余分の接着剤がこの
接着剤溜り用凹部溝内に収容されて、意匠面部への漏洩
防止となっている。
体7の端面が接合され平坦部に配置した接着剤溜り用凹
溝であり、接着剤をハンドルキャップ9に塗付後ハンド
ル本体7を接合した時の圧延された余分の接着剤がこの
接着剤溜り用凹部溝内に収容されて、意匠面部への漏洩
防止となっている。
【0035】図12において多点状に示す部分は接着剤
塗付面を示す。9lは上記接着剤塗付面に配置した三角
リブであり、接着剤が接合後乾燥するまでに通常1時間
以上必要とするため、ハンドルを静止させねばならず作
業効率が悪いため、三角リブ9lとハンドル把手部内壁
7hと超音波溶着で仮接合するためのものであり、三角
リブが超音波溶着により溶着し、ハンドル把手内壁7h
に溶着し結合される為、溶着後はハンドルを移動するこ
とが可能な為作業性も改善できる。
塗付面を示す。9lは上記接着剤塗付面に配置した三角
リブであり、接着剤が接合後乾燥するまでに通常1時間
以上必要とするため、ハンドルを静止させねばならず作
業効率が悪いため、三角リブ9lとハンドル把手部内壁
7hと超音波溶着で仮接合するためのものであり、三角
リブが超音波溶着により溶着し、ハンドル把手内壁7h
に溶着し結合される為、溶着後はハンドルを移動するこ
とが可能な為作業性も改善できる。
【0036】図8,11に示すように冷蔵庫の断熱材で
あるポリウレタンフォームの面接触部は図示の如く、ハ
ンドルキャップ9の9a〜9d部が密着しているためハ
ンドルキャップが扉本体と強固に結合されるよう形成さ
れている。
あるポリウレタンフォームの面接触部は図示の如く、ハ
ンドルキャップ9の9a〜9d部が密着しているためハ
ンドルキャップが扉本体と強固に結合されるよう形成さ
れている。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0038】ハンドル本体をハンドルキャップと別部品
として構成したので、簡単な構造の金型で成形すること
ができると共に、高さを金型を変更せずに自由に変化で
きる。また、ハンドルキャップがドアキャップにも係合
するので、ハンドルキャップが扉により確実に固定され
る。
として構成したので、簡単な構造の金型で成形すること
ができると共に、高さを金型を変更せずに自由に変化で
きる。また、ハンドルキャップがドアキャップにも係合
するので、ハンドルキャップが扉により確実に固定され
る。
【0039】また、位置合わせ用の小凸部と小凹部とを
設けることにより、ハンドル本体とハンドルキャップと
の結合時の位置合わせが容易に行える。
設けることにより、ハンドル本体とハンドルキャップと
の結合時の位置合わせが容易に行える。
【0040】また、ハンドルの端面二次加工が容易にな
ると共にハンドルとハンドルキャップの接合部の強度向
上が可能となる。
ると共にハンドルとハンドルキャップの接合部の強度向
上が可能となる。
【0041】また、ハンドルキャップに設けた案内壁に
より、ハンドル本体との嵌合時の位置ズレの防止、又は
接着剤による接着時、接着面積が増加するため接着強度
の向上および、余分の接着剤の意匠面部への漏洩を抑制
する。
より、ハンドル本体との嵌合時の位置ズレの防止、又は
接着剤による接着時、接着面積が増加するため接着強度
の向上および、余分の接着剤の意匠面部への漏洩を抑制
する。
【0042】また、ハンドルキャップに設けた接着剤溜
り用凹溝により、接着剤をハンドルキャップに塗付後ハ
ンドル本体を接合した時の圧延された余分の接着剤がこ
の接着剤溜り用凹部溝内に収容されて、意匠面部への漏
洩を防止する。
り用凹溝により、接着剤をハンドルキャップに塗付後ハ
ンドル本体を接合した時の圧延された余分の接着剤がこ
の接着剤溜り用凹部溝内に収容されて、意匠面部への漏
洩を防止する。
【0043】また、ハンドルキャップの接着剤塗付面に
設けた三角リブにより、三角リブが超音波溶着により溶
着し、ハンドル把手内壁に溶着し結合される為、溶着後
はハンドルを移動することが可能な為作業性が改善でき
る。
設けた三角リブにより、三角リブが超音波溶着により溶
着し、ハンドル把手内壁に溶着し結合される為、溶着後
はハンドルを移動することが可能な為作業性が改善でき
る。
【0044】また、ハンドル本体とハンドルキャップと
を超音波溶着にて結合固定するようにしたので、容易に
冷蔵庫の扉を製造できる。
を超音波溶着にて結合固定するようにしたので、容易に
冷蔵庫の扉を製造できる。
【0045】また、ハンドル本体とハンドルキャップと
の結合に、予め接着剤を接着剤塗付面である切断面の接
合部に塗付し、主接合を接着剤の接着力で行ない、接着
剤の乾燥する硬化時間までの位置ズレ防止として瞬時に
接合可能な超音波溶着を施行するようにしたので、容易
に冷蔵庫の扉を製造できる。
の結合に、予め接着剤を接着剤塗付面である切断面の接
合部に塗付し、主接合を接着剤の接着力で行ない、接着
剤の乾燥する硬化時間までの位置ズレ防止として瞬時に
接合可能な超音波溶着を施行するようにしたので、容易
に冷蔵庫の扉を製造できる。
【図1】この発明の一実施例による冷蔵庫の扉を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】この発明の一実施例による冷蔵庫の扉を示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図3】この発明の一実施例による冷蔵庫の扉のハンド
ルキャップ取付斜視図である。
ルキャップ取付斜視図である。
【図4】この発明の一実施例による冷蔵庫の扉のハンド
ルキャップとドアキャップの取付平面図である。
ルキャップとドアキャップの取付平面図である。
【図5】この発明の一実施例による冷蔵庫の扉のハンド
ルキャップとドアキャップの取付正面図である。
ルキャップとドアキャップの取付正面図である。
【図6】この発明の他の実施例による冷蔵庫の扉のハン
ドルキャップとドアキャップの取付斜視図である。
ドルキャップとドアキャップの取付斜視図である。
【図7】この発明のさらに他の実施例による冷蔵庫の扉
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図8】(a)はこの発明のさらに他の実施例による図
1のC−C線断面図、(b)は図8(a)のD−D線断
面図である。
1のC−C線断面図、(b)は図8(a)のD−D線断
面図である。
【図9】この発明のさらに他の実施例による図8のE方
向から見た図である。
向から見た図である。
【図10】この発明のさらに他の実施例による冷蔵庫の
扉のハンドルキャップ取付斜視図である。
扉のハンドルキャップ取付斜視図である。
【図11】この発明のさらに他の実施例による冷蔵庫の
扉の要部斜視図である。
扉の要部斜視図である。
【図12】この発明のさらに他の実施例による冷蔵庫の
扉の要部斜視図である。
扉の要部斜視図である。
【図13】従来の冷蔵庫の扉の斜視図である。
【図14】従来の冷蔵庫の扉の図13のF−F線断面図
である。
である。
【図15】従来の冷蔵庫の扉の図13のG−G線断面図
である。
である。
【図16】従来の冷蔵庫の扉の図13のH−H線断面図
である。
である。
1 扉外板 4 ハンドル 7 ハンドル本体 8,9 ハンドルキャップ 9b マグネットガスケット取付部
Claims (8)
- 【請求項1】 扉外板と、 この扉外板の上下部に取り付けられたドアキャップと、 前記扉外板の一側端に嵌着され、押出し成形されたハン
ドル本体と、このハンドル本体の端部に取り付けられた
ハンドルキャップとから構成され、手掛け部を有するハ
ンドルと、 前記ハンドルキャップに設けられて、前記ドアキャップ
と係合する係合部材と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の扉。 - 【請求項2】 前記ハンドル本体と前記ハンドルキャッ
プとの結合時の位置合わせのために、前記ハンドル本体
及び前記ハンドルキャップの一方に小凸部を設け、他方
に該小凸部と嵌合する小凹部を設けたことを特徴とする
請求項1記載の冷蔵庫の扉。 - 【請求項3】 扉外板と、 この扉外板の一側端に嵌着され、押出し成形されたハン
ドル本体と、このハンドル本体の端部に取り付けられた
ハンドルキャップとから構成され、手掛け部を有するハ
ンドルと、 冷蔵庫本体を閉塞する時の冷気洩れ防止用に当該扉本体
周囲に配置されるマグネットガスケットと、 このマグネットガスケットを装着するためのドアサッシ
と、 前記ハンドルキャップに設けられて、前記ドアサッシと
共に前記マグネットガスケットを取り付けるマグネット
ガスケット取付部と、 を備えたことを特徴とする冷蔵庫の扉。 - 【請求項4】 前記ハンドルキャップに設けられて、前
記ハンドル本体との嵌合時の位置ズレの防止、又は前記
ハンドル本体との接着剤による接着時に接着面積が増加
するように、前記ハンドル本体の把手部内壁に接合され
る案内壁を備えたことを特徴とする請求項3記載の冷蔵
庫の扉。 - 【請求項5】 前記ハンドルキャップの前記ハンドル本
体の端面が接合される平坦部に配置され、接着剤を前記
ハンドルキャップに塗付後前記ハンドル本体を接合した
時の圧延された余分の前記接着剤を収容する接着剤溜り
用凹溝を備えたことを特徴とする請求項3記載の冷蔵庫
の扉。 - 【請求項6】 前記ハンドルキャップの接着剤塗付面に
設けられて、前記ハンドル本体の把手部と超音波溶着で
仮接合するための三角リブを備えたことを特徴とする請
求項3記載の冷蔵庫の扉。 - 【請求項7】 請求項1記載の冷蔵庫の扉の製造方法で
あって、前記ハンドル本体と前記ハンドルキャップとを
超音波溶着にて結合固定するようにしたことを特徴とす
る冷蔵庫の扉の製造方法。 - 【請求項8】 請求項1記載の冷蔵庫の扉の製造方法で
あって、前記ハンドル本体と前記ハンドルキャップとの
結合に、予め接着剤を接着剤塗付面である切断面の接合
部に塗付し、主接合を前記接着剤の接着力で行ない、前
記接着剤の乾燥する硬化時間までの位置ズレ防止として
瞬時に接合可能な超音波溶着を施行するようにしたこと
を特徴とする冷蔵庫の扉の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078899A JP2745855B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 冷蔵庫の扉並びにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3078899A JP2745855B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 冷蔵庫の扉並びにその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313674A JPH04313674A (ja) | 1992-11-05 |
JP2745855B2 true JP2745855B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=13674672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3078899A Expired - Fee Related JP2745855B2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 冷蔵庫の扉並びにその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745855B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4179244B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2008-11-12 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
KR101132499B1 (ko) * | 2005-08-30 | 2012-04-02 | 엘지전자 주식회사 | 김치냉장고 트림킷 도어의 결합구조 |
DE202006019378U1 (de) * | 2006-12-22 | 2007-04-12 | Bsh Bosch Siemens Hausgeraete | Kältegerät |
JP6134554B2 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-05-24 | 日立アプライアンス株式会社 | 冷蔵庫 |
JP6609791B2 (ja) * | 2015-06-24 | 2019-11-27 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫の扉及び冷蔵庫 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59191877A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-31 | 株式会社日立製作所 | 冷蔵庫の扉 |
JPS62195849A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-28 | Japan Storage Battery Co Ltd | 密閉形蓄電池の封口方法 |
JPS62200652A (ja) * | 1986-02-26 | 1987-09-04 | Furukawa Battery Co Ltd:The | 蓄電池の製造法 |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP3078899A patent/JP2745855B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH04313674A (ja) | 1992-11-05 |
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