JPH0117803Y2 - - Google Patents

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JPH0117803Y2
JPH0117803Y2 JP16075082U JP16075082U JPH0117803Y2 JP H0117803 Y2 JPH0117803 Y2 JP H0117803Y2 JP 16075082 U JP16075082 U JP 16075082U JP 16075082 U JP16075082 U JP 16075082U JP H0117803 Y2 JPH0117803 Y2 JP H0117803Y2
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operating
handle
plate
spring
opening
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回路しや断器の操作装置に関するも
のであり、特にON操作ばね力により瞬時に、
OFF操作をカムを介してモータにより操作する
ようにした回路しや断器の操作装置に関するもの
である。
第1図は従来の回路しや断器の操作装置の
OFF状態を示す部分側断面図、第2図は従来の
回路しや断器の操作装置のON状態を示す部分側
断面図である。第1図及び第2図において、回路
しや断器1にはON,OFF操作をする操作ハンド
ル2が設けられている。外箱3は回路しや断器1
の操作ハンドル2の部分に取付けられ、操作ハン
ドル2を貫通挿入する開口301を有する底面3
02と、側壁303,304とを備えている。操
作板4は外箱3内に摺動可能に設置され、操作ハ
ンドル2を貫通挿入する開口部401を有する底
面板402と、底面板402の幅方向の一側面と
一体に構成された第1の側壁板403と、底面板
402の長さ方向の一側面と第1の側壁板403
の一側面とに一体に構成された第2の側壁板40
4とを備えている。案内棒5は操作板4の第1の
側壁板403に摺動可能に貫通挿入され、その両
端は外箱3の両側壁303,304に固定されて
いる。投入用ばね6はその中空部に案内棒5が貫
通挿入され、外箱3の側壁303と操作板4の第
1の側壁板403間に装着された圧縮ばねであ
り、常時操作板4を図中の左方向、即ち操作ハン
ドル2の投入方向に押圧するものである。ローラ
7は操作板4の第2の側壁板404に軸8によつ
て回転可能に支持されている。カム9は軸10を
介してモータ(図示せず)によつて回動されるも
のである。
次に動作について説明する。第1図に示す
OFF状態において、外部からON信号が入力され
ると、操作板4を固定しているラツチ機構(図示
せず)のラツチを解除する。このため操作板4は
投入用ばね6のばね力によつて、第2図に示すよ
うに案内棒5に沿つて左方向に移動し、操作ハン
ドル2をON操作して回路しや断器1をON操作
する。この場合、操作板4は外箱3の側壁304
に衝突して停止する。次に第2図に示すON状態
において、外部からOFF信号が入力されると、
モータ(図示せず)が駆動され軸10を介してカ
ム9を第2図の矢印Aのように回転させる。この
ためカム9の周面がローラ7に当接し、ローラ7
を図中の右方向に押圧して操作板4を第2図の状
態から第1図の状態へと移動させ、操作ハンドル
2をOFF操作して回路しや断器1をOFF操作す
る。この場合、操作板4が第1図に示す位置に来
ると、ラツチ機構(図示せず)が動作して操作板
4を第1図の状態に固定する。
従来の装置は以上のように構成されており、操
作板4の開口部401と操作ハンドル2との遊び
が少いため、外箱3の回路しや断器1への取付状
態並びに操作板4の移動長の設定状態によつて、
操作ハンドル2に過大な力が作用して操作ハンド
ル2を損傷したり、操作ハンドル2のOFF操作
が不確実になつたりする欠点があつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたものである。
以下図についてこの考案の一実施例を説明す
る。
第3図はこの考案に係る回路しや断器の操作装
置のOFF状態の一実施例を示す部分側断面図、
第4図は第3図の主要部の詳細を示す拡大平面
図、第5図は第4図の線−における側断面図
である。図中第1図及び第2図と同一部分には同
一符号を付している。第3図ないし第5図におい
て、操作板4の底面板402には操作ハンドル2
を裕度をもつて貫通挿入する大きな開口405
と、ばね係止板406とが設けられている。ハン
ドル受11は操作板4の底面板402上に設置さ
れたもので、操作ハンドル2を裕度をもつて貫通
挿入する大きな開口部111と、操作板4の移動
方向に沿つて穿設された長孔112とを備えてい
る。段付ピン12はハンドル受11の長孔112
内に貫通挿入され、ハンドル受11を操作板4の
底面板402上に長孔112の孔長分だけ摺動可
能に取付けるものである。ばね受板13はL字状
に構成されており、L字状の一辺はハンドル受1
1上に摺動可能に設置され、かつ段付ピン12の
頭部を摺動可能に挿入し操作板4の移動方向に沿
つて長孔131が穿設されている。補助ばね14
はばね受板13のL字状の他辺と操作板4のばね
係止板406間に張架された引張りばねである。
次に動作について説明する。第3図ないし第5
図に示す回路しや断器のOFF状態においては、
操作板4の第3図に示す位置においてラツチ機構
(図示せず)が動作して、操作板4を第3図の状
態に固定している。この状態においては、操作板
4の開口405の左側端面は第3図及び第5図に
示すように操作ハンドル2に当接しないように構
成されている。この場合において、補助ばね14
のばね力によつてばね受板13は第5図の右方向
に引張られ、ばね受板13の長孔131の左側端
面と段付ピン12とが当接することによつてハン
ドル受11は第5図の右方向へ移動する。このハ
ンドル受11の移動によつて開口部111の左側
端面は操作ハンドル2に当接し、操作ハンドル2
をOFF操作する。従つて、操作ハンドル2の
OFF操作においては、操作板4の開口405が
大きく設定されているため、開口405の遊び分
だけ外箱3の回路しや断器1への取付状態並びに
操作板4の移動長の設定に裕度が得られ、補助ば
ね14のばね力によつて前記裕度の補正がなされ
る。
次に、第3図ないし第5図に示すOFF状態に
おいて、外部からON信号が入力されると、従来
の装置の動作説明と同様に操作板4を固定してい
るラツチ機構(図示せず)のラツチを解除する。
このため操作板4は投入用ばね6のばね力によつ
て、第3図に示す案内棒5に沿つて左方向に移動
し、開口405の右側端面と操作ハンドル2とが
当接して操作ハンドル2をON操作し、回路しや
断器1をON操作する。この場合、操作板4は外
箱3の側壁304に衝突して停止する。次に回路
しや断器のON状態において、外部からOFF信号
が入力されると、従来の装置の動作説明と同様
に、モータ(図示せず)が駆動され軸10を介し
てカム9を反時計方向に回転させる。このためカ
ム9の周面がローラ7に当接し、ローラ7を図中
の右方向に押圧して操作板4を第3図に示す状態
として、ラツチ機構(図示せず)を動作させて操
作板4を第3図の状態で固定する。操作板4が固
定されると補助ばね14のばね力によつてばね受
板13が第3図の右方向に移動し、段付ピン12
を介してハンドル受11が右方向に移動する。こ
のハンドル受11の移動によつて開口部111の
左側端面は操作ハンドル2に当接し、操作ハンド
ル2をOFF操作する。なお上記実施例では投入
用ばね6を圧縮ばねに、補助ばね14を引張りば
ねとしたが、構成を少し変えるだけで投入用ばね
6を引張りばねに、補助ばね14を圧縮ばねにで
きることは勿論である。
この考案は以上のように構成され、操作ハンド
ル2のON位置を基準にして操作板4を位置決め
するのみで、操作ハンドル2のON,OFF操作を
確実に行うことができる。また補助ばね14のば
ね力によつて操作ハンドル2のOFF操作の裕度
の補正をしているため、操作ハンドル2に過大な
荷重が加わることがなく、且つ操作裕度の少ない
リセツト操作を確実に行うことができる。
以上のようにこの考案によれば、ON,OFF操
作を確実に行うことができ、操作ハンドルに過大
な荷重が加わるのを防止できる等の諸効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路しや断器の操作装置の
OFF状態を示す部分側断面図、第2図は従来の
回路しや断器の操作装置のON状態を示す部分側
断面図、第3図はこの考案に係る回路しや断器の
操作装置のOFF状態の一実施例を示す部分側断
面図、第4図は第3図の主要部の詳細を示す拡大
平面図、第5図は第4図の線−における側断
面図である。 図において、各図中同一部分には同一符号を付
しており、1は回路しや断器、2は操作ハンド
ル、3は外箱、4は操作板、405は開口、5は
案内棒、6は投入用ばね、7はローラ、8は軸、
9はカム、10は軸、11はハンドル受、111
は開口部、112は長孔、12は段付ピン、13
はばね受板、14は補助ばねである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回路しや断器をON,OFF操作する操作ハン
    ドル、前記操作ハンドルを裕度をもつて貫通挿
    入する開口を有し投入用ばねのばね力により前
    記操作ハンドルのON操作方向に常時押圧され
    ている操作板、前記操作ハンドルを裕度をもつ
    て貫通挿入する開口部を有し補助ばねのばね力
    により前記操作ハンドルのOFF操作方向に常
    時押圧されているハンドル受、及び電動機によ
    り駆動され前記操作板を前記投入用ばねのばね
    力に抗して前記操作ハンドルのOFF操作方向
    に移動させるカムを備え、前記操作ハンドルの
    ON位置においては前記操作板の開口の一側端
    面を前記操作ハンドルに当接させ、前記操作ハ
    ンドルのOFF位置においては前記ハンドル受
    の開口部の他側端面を前記操作ハンドルに当接
    させるように構成された回路しや断器の操作装
    置。 (2) ハンドル受には、操作板の移動方向に沿つて
    長孔が穿設され、前記長孔には段付ピンが挿入
    されて前記ハンドル受を前記操作板に摺動可能
    に取付けている実用新案登録請求の範囲第(1)項
    記載の回路しや断器の操作装置。 (3) 補助ばねは、ハンドル受と操作板間に張架さ
    れている実用新案登録請求の範囲第(1)項または
    第(2)項記載の回路しや断器の操作装置。
JP16075082U 1982-10-22 1982-10-22 回路しや断器の操作装置 Granted JPS5963945U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16075082U JPS5963945U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 回路しや断器の操作装置

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JP16075082U JPS5963945U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 回路しや断器の操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5963945U JPS5963945U (ja) 1984-04-27
JPH0117803Y2 true JPH0117803Y2 (ja) 1989-05-24

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ID=30353476

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JP16075082U Granted JPS5963945U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 回路しや断器の操作装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2659738B2 (ja) * 1988-02-10 1997-09-30 株式会社東芝 回路しや断器の電動操作装置
KR101522269B1 (ko) * 2013-11-11 2015-05-21 엘에스산전 주식회사 차단기용 핸들조작장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5963945U (ja) 1984-04-27

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