JPH06333488A - 回路遮断器の内装付属品取付装置 - Google Patents

回路遮断器の内装付属品取付装置

Info

Publication number
JPH06333488A
JPH06333488A JP14556893A JP14556893A JPH06333488A JP H06333488 A JPH06333488 A JP H06333488A JP 14556893 A JP14556893 A JP 14556893A JP 14556893 A JP14556893 A JP 14556893A JP H06333488 A JPH06333488 A JP H06333488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
circuit breaker
trip
body case
interior accessory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14556893A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shizuka
隆 志塚
Kuniyuki Furukawa
国幸 古川
Kazuhiko Sato
一彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP14556893A priority Critical patent/JPH06333488A/ja
Publication of JPH06333488A publication Critical patent/JPH06333488A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】回路遮断器本体に不足電圧引外し装置などの内
装付属品を取り付ける際の位置調整を容易にする。 【構成】回路遮断器の本体ケース1に内装付属品5を取
り付ける場合において、本体ケース1の側壁2とその取
付窓3に挿入されるベース6の取付部6aとに跨がらせ
て中継駒23を嵌め込み、この中継駒23を仲立ちにし
て内装付属品5を本体ケース1に位置決めする。これに
より、中継駒23を取り替えるだけで本体ケース1に対
する内装付属品5の位置関係を変えることができ、内装
付属品を本体ケースに直に嵌め込んだ従来構成に比べて
位置調整が簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配線用遮断器や漏電
遮断器などの回路遮断器において、内装付属品を回路遮
断器の本体ケースに取り付けるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配線用遮断器などにおいては、主回路の
開閉状態を検知する補助接点、トリップの発生を検知す
る警報接点、主回路の電圧低下を検知して回路遮断器を
トリップさせる不足電圧引外し装置、回路遮断器を遠隔
操作する電圧引外し装置などの付属品(内装付属品)が
回路遮断器の内部に装備される。この内装付属品は一般
に、そのベース(内装付属品の機構部品を保持するハウ
ジング)の一部が回路遮断器の本体ケースに嵌め込まれ
ることにより位置決めされ、本体ケースに被着される本
体カバーで押さえられて保持されている。
【0003】図2及び図3は回路遮断器の本体ケースに
嵌め込まれた状態のこの種の内装付属品(この場合は不
足電圧引外し装置)を示すもので、図2は平面図、図3
はその縦断面図である。図2において、回路遮断器の本
体ケース1の側壁2(図2)には図示しない本体カバー
との合わせ面から方形の取付窓3があけられており、そ
の前後(図2の左右)の相対する壁面3aには断面方形
の条溝4が設けられている。一方、不足電圧引外し装置
5のベース6の側面には、上記条溝4と嵌合する突条6
aが前後に突出するように一体に設けられている。そこ
で、不足電圧引外し装置5は、この突条6aが条溝4に
その上面から図示の通り嵌め込まれることにより本体ケ
ース1に位置決めされ、突条6aの上面が本体カバー2
で押さえられることにより保持される。
【0004】ここで、不足電圧引外し装置5の内部構成
と引外し動作について図3により簡単に説明する。ベー
ス6に保持されたコ字形のヨーク7の中心に固定鉄心8
と可動鉄心9とが対向して設けられ、その外側に電磁コ
イル10と永久磁石11とが配置されている。可動鉄心
9にはヨーク7及び固定鉄心8を緩く貫通して操作ロッ
ド12が固定され、その頭部12aとヨーク7との間に
は圧縮コイルばねからなる復帰ばね13(図2)が挿入
されている。ベース6の一端上下には引外しレバー14
及びリセットレバー15がピン16及び17によりそれ
ぞれ回動自在に支持され、引外しレバー14とヨーク7
との間には引張コイルばねからなる引外しばね18が掛
けられている。引外しレバー14は3つの腕14a、1
4b及び14cを持ち、腕14aはロッド12の頭部1
2aと相対し、腕14bは回路遮断器の引外し機構の一
部を構成するトリップクロスバー19と相対している。
また、リセットレバー15はトリップクロスバー19と
相対する腕15aを有し、ピン17から離れた点で連結
バー20により引外しレバー14の腕14cと連結され
ている。
【0005】このような不足電圧引外し装置5の電磁コ
イル10には回路遮断器の主回路電圧が常時印加され、
可動鉄心9は電磁コイル10と永久磁石11との両方の
磁束により実線で示すように固定鉄心8に吸着されてい
る。そして、可動鉄心9と一体の操作ロッド12に押さ
れた引外しレバー14は引外しばね18に抗して図示位
置の保持され、また連結バー20を介して引外しレバー
14と連動するリセットレバー15も図示位置に保持さ
れている。いま、回路遮断器のON状態で主回路電圧が
一定値以下に低下すると、電磁コイル10の磁束が減っ
て可動鉄心9に対する吸引力が引外しばね18からの引
外し力に抗しきれなくなり、可動鉄心9は固定鉄心8か
ら引き離される。同時に、引外しレバー14は引外しば
ね18の力により図の時計方向に駆動され、それに伴っ
て腕14bでトリップクロスバー19を叩いて、これを
図の左方向に移動させる。
【0006】その際、トリップクロスバー19が図3に
破線で示す位置まで来ると、その瞬間に引外し機構の鎖
錠が外れ、可動接触子21は図示しない開閉機構に駆動
されて鎖線で示すOFF位置まで瞬時に開離する。ここ
で、可動接触子21を駆動した開閉機構はトリップクロ
スバー19にも作用し、これを最終的に図に鎖線で示す
位置まで移動させる構成となっている。その結果、当
初、引外しレバー14から力を受けたトリップクロスバ
ー19は、今度は開閉機構から力を受けてリセットレバ
ー15の腕15aに当たり、これを図の反時計方向に回
動させる。これに伴い、引外しレバー14も引外しばね
18に抗して反時計方向に回動させられ、腕14aが操
作ロッド12から離れるため、可動鉄心9は復帰ばね1
3の力により再び固定鉄心8に接触するようになる。そ
の後、回路遮断器の引外し機構が図示しない開閉ハンド
ルの操作によりリセット(再鎖錠)されると、トリップ
クロスバー19は図の実線位置まで復帰し、可動鉄心9
はロッド12を介して再び引外しばね18の力を受ける
ことになるが、その時点で主回路電圧が回復していれば
固定鉄心8に吸着されたままとなる。すなわち、図示不
足電圧引外し装置5はトリップ動作後、開閉機構により
自動リセットされるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述したよう
に、従来の内装付属品取付構成においては、ベース6の
一部が本体ケース1に直に嵌め込まれて位置決めされ、
内装付属品と回路遮断器本体の機構部分との間の位置関
係、具体的には内装付属品が例えば図示したような不足
電圧引外し装置5であれば、その引外しレバー14の腕
14bとトリップクロスバー19との間のギャップAが
規定の寸法公差内に収められるようになっている。とこ
ろが、回路遮断器本体や内装付属品の各部にはそれぞれ
寸法のばらつきがあるため、上記位置関係の精度を確保
するためには回路遮断器本体と内装付属品との組合せを
選別により色々と変えてみる必要があり、組立作業の効
率が極めてて悪かった。
【0008】ちなみに、上記ギャップAが大き過ぎる
と、トリップ動作時に引外しレバー14の回動により腕
14bがトリップクロスバー19を引外し機構の鎖錠が
外れる位置まで移動させる前に、腕15aが逆方向から
トリップクロスバー19に当接する。その結果、トリッ
プクロスバー19はその位置でロックされ、トリップ動
作が途中で停止してしまうことになる。また、ギャップ
Aが小さ過ぎると、その結果として図3に示す引外しレ
バー15の腕15aとトリップクロスバー19との間の
ギャップBが大きくなり、引外し機構の鎖錠が外れた
後、開閉機構の力を受けたトリップクロスバー19がそ
の最終位置まで移動しても腕15aを十分に押せず、そ
の結果として可動鉄心9と固定鉄心8との間に隙間が残
って、主回路電圧が回復した後も不足電圧引外し装置5
のリセットが達成されなくなる。そこで、この発明は、
内装付属品と回路遮断器本体の機構部分との間の位置関
係を簡単に調整できるようにした回路遮断器の内装付属
品取付装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するもの
とする。この発明は、回路遮断器の本体ケースと内装付
属品のベースとに跨がらせて中継駒を嵌め込み、この中
継駒を仲立ちにして前記内装付属品を前記本体ケースに
位置決めするものとする。
【0010】
【作用】この発明においては、内装付属品のベースを回
路遮断器の本体ケースに直に嵌合させて位置決めするの
ではなく、これらに跨がらせて中継駒を嵌め込み、この
中継駒を仲立ちにして位置決めする。これにより、中継
駒を取り替えれば回路遮断器の本体ケースに対する内装
付属品の取付位置を変えることができ、内装付属品と回
路遮断器本体との組合せを変えて位置調整する場合に比
べて作業がはるかに簡単になる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す要部斜視図
で、従来例と対応する部分には同一の符号を用いてあ
る。図において、回路遮断器の本体ケース1の側壁1a
には、図示しない本体カバーとの合わせ面(図の上面)
から取付窓3があけられ、その前後の壁面3aには断面
方形の条溝4が設けられている。一方、概念的に外観を
箱状に示した内装付属品5はこの場合も不足電圧引外し
装置で、そのベース6の側面には取付窓3に嵌め合わさ
れる直方体状の取付部6aが一体形成され、その上面と
前後面に沿って条溝4と整合する断面方形の条溝22が
設けられている。ここで、取付部6aは取付窓3に挿入
された状態で、上面は本体ケース側壁2の上面と同一面
となるが、前後(図の左右)方向は取付窓3との間に僅
かな遊び(調整代)が生じるように寸法設定されてい
る。23は本体ケース1とベース6との跨がって嵌め込
まれる樹脂成形品の中継駒で、両側の脚23aと23b
とが胴部23cで結ばれた門形となっている。
【0012】図の内装付属品5を本体ケース1に取り付
けるには、ベース6の取付部6aを本体ケース1の取付
窓3に挿入し、中継駒23の脚23a及び23bを条溝
4と条溝22とが向かい合って形成する前後2つの角穴
に密に差し込み、中継駒23の胴部23cを条溝22の
図の水平部に没入させる。これにより、内装付属品5は
中継駒23を仲立ちにして本体ケース1に対して位置決
めされる。なお、この状態の取付部6a及び中継駒23
は、その後に本体ケース1に被着される本体カバーに押
さえられて保持される。
【0013】このような構成において、中継駒23の脚
23aの幅寸法Cを小さくし、その分、脚23bの幅寸
法Dを大きくすれば、取付部6aは取付窓3内で図の実
線矢印方向に移動する。逆に、幅寸法Cを大きくし、そ
の分、幅寸法Dを小さくすれば、取付部6aは取付窓3
内で図の破線矢印方向に移動する。すなわち、幅寸法
C,Dの組合せ(ただし、C+Dは一定)により、取付
窓3と取付部6aとの間の遊びの範囲内で本体ケース1
に対する内装付属品5の前後方向の位置関係を自由に変
えることができる。
【0014】したがって、上記組合せを変えた中継駒2
3を数種類用意しておき、その中から適当なものを選択
して用いれば、図3で述べたギャップAを容易に所定範
囲に調整することができる。その場合、幅寸法C,Dの
大きさが互いに違っていれば、中継駒23を前後反転し
て用いることにより、同一の中継駒23を勝手違いの2
種類の寸法に使用できる。なお、図示実施例では内装付
属品5が不足電圧引外し装置である場合を示したが、こ
の発明はすべての種類の内装付属品に適用でき、またそ
の場合の位置調整は前後方向のみならず、前後・左右方
向についても同様に可能である。
【0015】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、中
継駒を仲立ちにして内装付属品を回路遮断器の本体ケー
スに位置決めすることにより、中継駒を取り替えるだけ
で内装付属品と回路遮断器本体の機構部分との間の位置
関係の調整が可能となり、内装付属品と回路遮断器本体
との組合せを変えながら手探りで調整していた従来構成
と比べて組立時間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す要部斜視図である。
【図2】従来例を示す要部平面図である。
【図3】図2の縦断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 3 取付窓 4 条溝 5 内装付属品 6 ベース 6a 取付部 22 条溝 23 中継駒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路遮断器の本体ケースと内装付属品のベ
    ースとに跨がらせて中継駒を嵌め込み、この中継駒を仲
    立ちにして前記内装付属品を前記本体ケースに位置決め
    したことを特徴とする回路遮断器の内装付属品取付装
    置。
JP14556893A 1993-05-25 1993-05-25 回路遮断器の内装付属品取付装置 Pending JPH06333488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14556893A JPH06333488A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 回路遮断器の内装付属品取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14556893A JPH06333488A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 回路遮断器の内装付属品取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06333488A true JPH06333488A (ja) 1994-12-02

Family

ID=15388131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14556893A Pending JPH06333488A (ja) 1993-05-25 1993-05-25 回路遮断器の内装付属品取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06333488A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5486660A (en) Reset only rocker guard for split case circuit breaker
JPH06333488A (ja) 回路遮断器の内装付属品取付装置
JP2002075158A (ja) 回路しゃ断器およびその付属スイッチ
JP3503396B2 (ja) 回路遮断器
TWI390571B (zh) 電路斷路器之附屬裝置
JPH0117803Y2 (ja)
JPH0643995Y2 (ja) 回路しや断器の不足電圧引外し装置
JP3113142B2 (ja) 回路遮断ユニット
JP2545600Y2 (ja) 回路遮断器の不足電圧引外し装置
JPH0568041U (ja) 遮断器
JPS62186437A (ja) 引外しコイルの固定装置
JP2862554B2 (ja) 回路しや断器
JPH0620278Y2 (ja) しや断器
JPH0728668Y2 (ja) 小型回路遮断器の開閉機構
JPH07123020B2 (ja) 回路遮断器
JPH0749715Y2 (ja) 多極回路遮断器
JP2519333Y2 (ja) 回路遮断器の引外し装置
JPH0729480A (ja) 漏電等の表示装置及びそれを用いた回路遮断器
JP3165185B2 (ja) 遮断器の引外し装置
JPH1040800A (ja) 漏電遮断器の漏電表示ユニット
JPH0222926Y2 (ja)
JPH03621Y2 (ja)
JPS603548Y2 (ja) 釈放型電磁石装置
JP3226319B2 (ja) リモートコントロール式回路遮断器
JP2529845Y2 (ja) 漏電遮断器の引外し装置