JPH07123020B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH07123020B2
JPH07123020B2 JP22702386A JP22702386A JPH07123020B2 JP H07123020 B2 JPH07123020 B2 JP H07123020B2 JP 22702386 A JP22702386 A JP 22702386A JP 22702386 A JP22702386 A JP 22702386A JP H07123020 B2 JPH07123020 B2 JP H07123020B2
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JP
Japan
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frame
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JP22702386A
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宏 松浦
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Toa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Toa Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、回路遮断器に関する。
従来の技術 この種のものは、固定接点に対向するコンタクトアーム
を固定接点から離反する一方向へ付勢して揺動自在に設
け、通常はコンタクトアームをその付勢力に対抗して開
閉体により押圧し、固定接点と可動接点とを接触状態に
維持し、引外し電磁装置が過電流又は過電圧を検出した
場合には、この引外し電磁装置の励磁作用によりアマチ
ユアを回動させ、このアマチユアの動作により回動する
トリツプバーの動作を引き金にして回路開閉機構を動作
させ、この回路開閉機構の動作に開閉体を連動させてコ
ンタクトアームを解放し、コンタクトアームを付勢力に
より揺動させて固定接点から離反させるものである。
アマチユアの支持構造としては次のようなものがある。
第4図及び第5図に示すものは、実開昭57−2547号公報
に記載された考案で、引外し電磁装置101のフレーム102
に段部103を有する切欠104を形成し、アマチユア105を
その両側に形成した切欠106をフレーム102の両側の突片
107に嵌合させて段部103に載置し、アマチユア105とフ
レーム102の下部とにコイルスプリング108を張設したも
のである。
第6図に示すものは、実開昭55−57258号公報に記載さ
れた考案で、これには引外し電磁装置101のフレーム102
にアマチユア109を回動自在に支持し、このアマチユア1
09とフレーム102の下部とにコイルスプリング108を張設
する構成が開示されている。
発明が解決しようとする問題点 ところで、第4図、第5図に示すものは、引外し電磁装
置101の励磁動作により段部103を支点としてアマチユア
105が回動するものであるが、アマチユア105は回路開閉
機構のトリツプバーに連結しながらフレーム102に組立
る必要が有るため、フレーム102を回路遮断器の筐体の
内部に組み立て、その後にフレーム102にアマチユア105
を組み立てることになる。しかし、コイルスプリング10
8が位置するフレーム102の背面102aは、回路開閉機構を
構成する機構部品が接近する位置であり、コイルスプリ
ング108の組み立てすなわちアマチユア105の組み立てが
困難である。このことは、第6図に示すものも同様であ
る。
問題点を解決するための手段 可動接点を有して固定接点から離反する方向へ付勢され
た揺動自在のコンタクトアームと、フレームに保持され
た電磁コイルと回動自在のアマチユアとを有して過電流
又は過電圧を検出する引外し電磁装置と、この引外し電
磁装置の近傍に位置するバーが形成された回動自在のト
リツプバーを有する回路開閉機構と、この回路開閉機構
と前記コンタクトアームとを連結する開閉体とを筐体に
装着した回路遮断器において、前記フレームに前記鉄心
の軸心に沿う側板を形成し、この側板の先端部に、前記
アマチユアを挿入する開口とこの開口の一縁に位置して
前記アマチユアを支える支え部と、前記開口から切り起
こされてエツジ部が前記アマチユアに当接する屈曲片と
を形成し、前記アマチユアに、一端付近に位置して前記
側板の平面に当接するストツパと他端に位置して前記バ
ーを三方から囲む屈曲部とを形成し、この屈曲部と前記
側板の先端部とにコイルスプリングを張設する。
作用 したがつて、電磁コイルの励磁作用によりアマチユアが
フレームの支え部と屈曲片との接触部を支点として回動
し、この時に屈曲部によりバーを引きトリツプバーを回
動させ、トリツプバーの回動動作を引き金として回路開
閉機構を動作させ、この回路開閉機構の動作に開閉体を
連動させ、コンタクトアームを開閉体に追従させて可動
接点を固定接点から離反させる。
組み立てに際しては、フレームの側板の先端に形成され
た開口にアマチユアを挿入し、屈曲部と側板の先端部と
にコイルスプリングを張設するが、コイルスプリングは
アマチユアに沿うため取付作業を広いスペースで容易に
行うことが可能となり、開口にアマチユアを挿入する過
程で屈曲部によりトリツプバーのバーを挾むため、アマ
チユアとトリツプバーとの連結も容易に行いうる。ま
た、コイルスプリングの付勢力によりアマチユアがスト
ツパをもつて側板に当接するとともに屈曲片により線接
触状態で支えらるため、アマチユアを無駄な動きを規制
して円滑に回動させることになる。
実施例 この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。1は一
面がカバー2により開閉される筐体で、この筐体1に
は、フレーム3に保持された引外し電磁装置4と、回路
開閉機構5と、開閉体6と、弾性体7により上方へ付勢
されたコンタクトアーム8と、このコンタクトアーム8
の先端に固定された可動接点9と、コンタクトアーム8
が接続された端子板10と、固定接点11が保持された端子
板12とが設けられている。
引外し電磁装置4は、継鉄を兼ねたフレーム3に保持さ
れた電磁コイル13と、引外し電磁装置4と回路開閉機5
との間を仕切るようにフレーム3に形成された側板14に
回動自在に取付けたアマチユア15とよりなる。
回路開閉機構5は、軸16に回動自在に保持されたハンド
ル17と、このハンドル17の先端に回動自在に連結された
リンク18と、軸19を支点に回動するリンク20と、バー21
を有して支点22を中心に回動するトリツプバー23とより
なり、このトリツプバー23にはリンク20の回動遊端に立
設されたピン24に係合する係止片25が形成されている。
リンク20は発条20aにより時計方向へ付勢されている。
開閉体6はコンタクトアーム8を通す開口26を有して傾
斜された上面がリンク18の下端に当接されている。コン
タクトアーム8の一端は軸3aによりフレーム3の一部に
回動自在に保持されている。
ついで、第2図、第3図に示すように、フレーム3の側
板14の先端部には細長の開口27と、この開口27の開口縁
の一部に位置してアマチユア15を支える支え部28と、こ
の開口27から切り起こされてエツジ部29によりアマチユ
ア15に線接触状態で接触する傾斜した屈曲片30と、小孔
31とが形成されている。そして、アマチユア15の一端に
は側板14に当接するストツパ32が形成され、他端にはト
リツプバー23のバー21を三方から囲むコの字形の屈曲部
33が形成され、この屈曲部33に形成された小孔34と側板
14の小孔31とにコイルスプリング35が張設されている。
このような構成において、第1図の状態は固定接点11に
可動接点9が接触する閉路の状態である。この状態で過
電流が流れ或いは過電圧が印加されると、電磁コイル13
の励磁作用によりアマチユア15が屈曲部33によりバー21
を押圧して支点22を中心にトリツプバー23を反時計方向
へ回動させながらエツジ部29及び支え部28のエツジ部28
aを支点として電磁コイル13側に回動する。すなわち、
トリツプバー23の係止片25がリンク20を解放することに
なる。したがつて、弾性体7の圧力を受けていた開閉体
6がその上面によりリンク18の下部をリンク20側に寄せ
ながらを押し上げ、このリンク18の傾きによりハンドル
17が反時計方向へ回動する。これにより、コンタクトア
ーム8の上方への回動動作が許容され、他方では、リン
ク20がリンク18に押圧されて軸19を支点に反時計方向へ
回動する。この状態では可動接点9は固定接点11から離
反する。このように、引外し電磁装置4の検出動作によ
り回路遮断がなされた直後には、アマチユア15がスプリ
ング35の付勢力により電磁コイル13から離反し、トリツ
プバー23は屈曲部33に押されて時計方向に復帰する。し
たがつて、軸16を支点にハンドル17を時計方向へ倒すこ
とにより、リンク18は垂直に姿勢を修正しながら下降し
て開閉体6を押圧し、コンタクトアーム8が開閉体6に
押し下げられ可動接点9が固定接点11に接触する。この
とき、リンク20は発条20aの付勢力により軸19を支点に
時計方向へ復帰し回動遊端のピン24と係止片25とが弾発
的に係合する。
以上のように、支え部28のエツジ部28aとこの真上に位
置するエツジ部29とは、線接触状態でアマチユア15を支
えるため、エツジ部28a,29の間隔を小さくしてアマチユ
ア15の無駄な動きを規制するとともに、アマチユア15を
円滑に回動させることができる。
また、組み立てに際しては、回路開閉機構5と電磁コイ
ル13を保持したフレーム3とを筐体1に組み立て、カバ
ー2を筐体1に固定する前の状態で、開口27にアマチユ
ア15を挿入し、屈曲部33の小孔34と側板14の小孔31とに
コイルスプリング35を張設するが、コイルスプリング35
はアマチユア15に沿うため、筐体1の広い開口面におい
て取付作業を行うことができ、開口27にアマチユア15を
挿入する過程で屈曲部33によりトリツプバー23のバー21
を挾むため、アマチユア15とトリツプバー23との連結も
簡単に行いうる。また、コイルスプリング35の付勢力に
よりアマチユア15がストツパ32をもつて側板14に当接す
るとともにエツジ部29に支えられて安定する。
発明の効果 この発明は上述のように構成したので、組み立てに際し
ては、フレームの側板の先端に形成された開口にアマチ
ユアを挿入し、屈曲部と側板の先端部とにコイルスプリ
ングを張設するが、コイルスプリングはアマチユアに沿
うため取付作業を広い作業スペースで容易に行うことが
でき、また、開口にアマチユアを挿入する過程で屈曲部
によりトリツプバーのバーを挾むため、アマチユアとト
リツプバーとの連結も容易に行うことができ、さらに、
コイルスプリングの付勢力によりアマチユアがストツパ
をもつて側板に当接するとともに屈曲片により線接触状
態で支えられるため、アマチユアを無駄な動きを規制し
ながら円滑に回動させることができる等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の一実施例を示すもの
で、第1図は縦断側面図、第2図はアマチユアの取付構
造を示す一部の分解斜視図、第3図その断面図、第4図
及び第5図は従来の一例を示すもので、第4図は一部を
断面にした引外し電磁装置の側面図、第5図はアマチユ
アの支持構造を示す分解斜視図、第6図は従来の他の例
を示す引外し電磁装置の側面図である。 1……筐体、4……引外し電磁装置、5……回路開閉機
構、6……開閉体、8……コンタクトアーム、9……可
動接点、11……固定接点、13……電磁コイル、14……側
板、15……アマチユア、21……バー、23……トリツプバ
ー、27……開口、28……支え部、29……エツジ部、30…
…屈曲片、32……ストツパ、33……屈曲部、35……コイ
ルスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動接点を有して固定接点から離反する方
    向へ付勢された揺動自在のコンタクトアームと、フレー
    ムに保持された電磁コイルと回動自在のアマチユアとを
    有して過電流又は過電圧を検出する引外し電磁装置と、
    この引外し電磁装置の近傍に位置するバーが形成された
    回動自在のトリツプバーを有する回路開閉機構と、この
    回路開閉機構と前記コンタクトアームとを連結する開閉
    体とを筐体に装着した回路遮断器において、前記フレー
    ムに前記鉄心の軸心に沿う側板を形成し、この側板の先
    端部に、前記アマチユアを挿入する開口とこの開口の一
    縁に位置して前記アマチユアを支える支え部と、前記開
    口から切り起こされてエツジ部が前記アマチユアに当接
    する屈曲片とを形成し、前記アマチユアに、一端付近に
    位置して前記側板の平面に当接するストツパと他端に位
    置して前記バーを三方から囲む屈曲部とを形成し、この
    屈曲部と前記側板の先端部とにコイルスプリングを張設
    したことを特徴とする回路遮断器。
JP22702386A 1986-09-25 1986-09-25 回路遮断器 Expired - Lifetime JPH07123020B2 (ja)

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