JPS6325647Y2 - - Google Patents

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JPS6325647Y2
JPS6325647Y2 JP1981141281U JP14128181U JPS6325647Y2 JP S6325647 Y2 JPS6325647 Y2 JP S6325647Y2 JP 1981141281 U JP1981141281 U JP 1981141281U JP 14128181 U JP14128181 U JP 14128181U JP S6325647 Y2 JPS6325647 Y2 JP S6325647Y2
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JP1981141281U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は回路しや断器に関するものであり、
例えば安全ブレーカのように比較的小形の回路し
や断器における引外し装置の構造を改良した回路
しや断器に関するものである。
〔従来の技術〕
第1図は例えば特公昭55−34599号公報に示さ
れた従来の回路しや断器の引外し杆部分を示す部
分側断面図である。第1図において、引外し杆1
2に反時計方向に回転力を与えるために、板ばね
13はその両端部を引外し杆12の細溝部12d
とベース1の細溝部1dとに挿入し、且つ両端部
に設けられた夫々の突起13cを引外し杆12の
係止部12e及びベース1の係止部1cに係止さ
せており、引外し杆12の軸12aをフレーム3
の溝(図示せず)に支承していた。またこれ以外
の方法として、引外し杆12に貫通孔を明け、こ
の貫通孔に支軸を貫通挿入し、この支軸の両端を
フレーム3の軸穴に支承し、且つ支軸にひねりば
ねを挿入して構成されていた。
従来の回路しや断器は上記のように構成されて
いるため、板ばね13もしくはひねりばねの装着
が繁雑となり、かつ構造が大きくなる等の欠点が
あつた。
この考案は、上記のような従来のものの問題点
を解消するためになされたものであり、板ばねの
装着を容易にし、かつベースの厚さを小さくして
全体の高さを低くした回路しや断器を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る回路しや断器は、ベースに固定
され、一端部に固定接点を有する端子板と、 前記固定接点に相対して、一端部に可動接点を
有する可動子と、 前記可動子の中間部を貫通挿入する切込み溝も
しくは孔を有し、前記可動接点を前記固定接点に
対して開閉させる押え板と、 前記押え板と前記ベースとの間に設置され、前
記押え板を前記ベースから開離する方向に押圧す
る押しばねと、 前記可動接点と前記固定接点との手動開閉操作
時に、開閉操作されるハンドルと、 前記ハンドルの閉成操作時に、前記押え板の上
端部を前端部で押圧し、中間部を支点にして前後
方向に回動可能に支持された板状のレバーと、 下端部が前記ベースに回動可能に支持され、中
間部に前記レバーの考案部の下面と面接触して係
合する係合部を有し、上端部が過電流流通時に湾
曲するバイメタルに係合して、前記レバーの後端
部と前記係合部との係合を解除し、前記可動接点
を前記固定接点から開離させる引外し杆と、 及び係合片をもつ立板部と横板部とを有するL
字状に構成され、前記立板部が前記引外し杆の底
部に設けられた縦溝もしくは穴に挿入され、且つ
係合片が引外し杆の係合部に係合し、前記横板部
が前記ベース下面に当接する板ばねと を備えたものである。
〔作用〕
この考案に係る回路しや断器では、ベースの背
面から、L字状の板ばねの立板部を引外し杆の縦
溝もしくは穴に挿入し係合片を溝、穴内の係合部
に係合させ、かつ、L字状ばねの横板部はベース
の下面に単に当接させる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。
第2図はこの考案に係る回路しや断器の一実施
例を示す側断面図である。第3図は第2図の開閉
機構部の組立展開図である。第2図及び第3図に
おいて、ベース1及びカバー2は共に合成樹脂で
成形され、しや断器の外かくを構成するものであ
る。フレーム3は略L字状に成形され、立板部3
aは後に詳述するように開閉機構部品の装着に供
され、底板部3bは小ねじ4によつてベース1に
累着されている。ハンドル5は内溝5aにフレー
ム3の上部を収容し、フレーム3の丸穴3cに軸
6により回動自在に支承されている。軸6の両端
はハンドル5がフレーム3に組立てられた状態で
カバー2の案内溝(図示せず)に挿入される。コ
字状のピン7は、上腕7aはハンドル5の先端の
穴5bに嵌装され、その下腕7bはレバー8の穴
8b及びフレーム3の細長穴3dに嵌装されてい
る。レバー8は略コ字状に形成され、両垂下板8
aにはコ字状のピン7の下腕7bを挿通する丸穴
8bが設けられ、上面部の中央にはフレーム3の
立板部3aを遊嵌する細角穴8cが設けられ、後
端部8dは両丸穴8bのほぼ真中を中心としての
丸味が成形されている。ハンドルばね9はハンド
ル5の内溝5aに収容され、コイル部に軸6を挿
通し、前足9aの先端は略半円弧状に成形され、
内溝5a内にてコ字状のピン7の上腕7aに掛止
され、後足9bはフレーム3の係止部3eに係止
されてハンドル5を時計方向に付勢している。な
お前足9aは上腕7aに係止されたとき、上腕7
aを軸6の方向に引寄せるようにされている。押
え板10は合成樹脂で構成され、ベース1の溝1
aにはまり、押しばね11により上方向に付勢さ
れ、かつ上部をレバー8により押さえられて上下
動するように設置されている。引外し杆12は合
成樹脂で構成され、第4図に示すようにベース1
のU字状溝1bに支持軸部12aが回動可能に支
持されており、その取付状態を第5図に示すよう
に、レバー8の後端部8dに係合する係合部12
bと、後述するバイメタル16に係合する係合部
12cと、後述する板ばね13の取付用の細溝部
12d及び係止部12eと、回路しや断器が開状
態において引外し杆12の前傾防止用の凸部12
fを有する。板ばね13は第3図及び第5図に示
すように略L字状に構成され、立板13aを引外
し杆12の細溝部12dに嵌め込み、更に横板1
3bをベース1の係止部1cに係止して組立てら
れ、組立て状態にてわん曲される如くなり、この
板ばね13の弾性により引外し杆12は支持軸部
12aを支点として反時計方向に付勢されてい
る。なお板ばね13は立板部13aの先端部に切
出し状の突起13cが形成され、細溝部12dに
隣接する係止部12eに係止され、嵌め込んだ際
抜けないようにされている。可動子14はフレー
ム3の底板3bから延長した可動子取付部3fに
一端が固定され、ほぼ中央部を前述の押え板10
の切込溝10aに貫通挿入され、可動自由端に可
動接点15が固着されている。バイメタル16は
可動子14と共に可動子取付部3fに固着されて
おり、電流による発熱作用により先端が第2図に
おいて右方向にわん曲するもので、わん曲時に先
端は引外し杆12の係合部12cと係合して、引
外し杆12を板ばね13の付勢力に抗して時計方
向に回動させるものである。端子装置17はベー
ス1に装着され、回路しや断器に接続する電源側
の電線(図示せず)を接続するものである。可撓
銅より線18は、その一端は端子装置17に固着
され、その他端はバイメタル16に固着されて、
両者を接続するものである。端子板19はベース
1に装着されたものである。固定接点20は端子
板19の可動接点15に対応する位置に固着され
たものである。端子板装置21は端子板19の他
端を収容し、回路しや断器に接続する負荷側の電
線(図示せず)を接続するものである。
次に以上の如く構成された回路しや断器につい
て動作を説明する。第2図に示す回路しや断器の
閉成状態において、電流は端子装置17→可撓銅
より線18→バイメタル16→可動子14→可動
接点15→固定接点20→端子板19→端子装置
21と流れ、バイメタル16の先端は電流の発熱
作用により第2図において右方向にわん曲する。
今、所定値以上の過電流が流れると、バイメタル
16の先端は引外し杆12の係合部12cと係合
し、引外し杆12を時計方向に回動される。引外
し杆12が時計方向に回動すると、引外し杆12
の係合部12bとレバー8の後端部8dの係合が
外れ、レバー8は押え板10を介した押しばね1
1の作用により、コ字状のピン7の下腕7bを支
点として時計方向に回転する。従つて押え板10
は上方向に移動し、押え板10の切込溝10aに
貫通挿入された可動子14も上り、可動接点15
を固定接点20より開離させる。以上の如くして
過電流が流れたとき、第2図の閉成状態より自動
的にこの回路しや断器を開路する。続いてハンド
ル5はハンドルばね9によつて時計方向に付勢さ
れているので、コ字状のピン7はフレーム3の細
長穴3dに沿つて上方に移動し、それによりレバ
ー8の後端部8dは引外し杆12の係合部12b
との係合が解かれて上方へ上り、凸部12fの付
近で静止する。従つて電流が切れてバイメタル1
6が元の位置に戻ると、引外し杆12は板ばね1
3の作用により反時計方向に回転され第6図の如
き状態となる。従つてこの状態よりハンドル5を
反時計方向に回動させれば、コ字状のピン7はフ
レーム3の細長穴3dに沿つて下方に移動し、こ
のときレバー8の後端部8dと引外し杆12の係
合部12bが係合し、レバー8はこの係合部12
bを支点として押え板10を押し、ばね11に抗
して押し下げ及び第2図の状態となり閉路する。
次に、引外し杆12及び板ばね13の組立につ
いて説明する。板ばね13は引外し杆12にあら
かじめ組込んでおいてからベース1に配設し、続
いてその他の機構部品を組込む。または、その他
の機構部品を先に組込んでおいて、引外し杆12
を上部から装着し、続いてベース1の裏側から板
ばね13を引外し杆12に差込んでもよい。
第7図は可動子14の他の取付け状態を示す斜
視図である。即ち、第2図及び第3図に示す実施
例ではフレーム3に可動子取付部3fを設け、こ
の可動子取付部3fに可動子14とバイメタル1
6とを取付けたが、第7図に示す実施例のもの
は、フレーム3の底板3bに取付けられる取付板
22を別個に設けこの取付板22に可動子14と
バイメタル16とを取付けたものである。なお、
押え板10の切欠溝10aの代わりに貫通孔を設
けてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は以上のように構成され、従来のよう
に板ばね13に突起13cが2個所もあるもの
や、軸とひねりばねの組合せのようなものに比べ
て構造が簡単で、組立てが簡単であり、且つ組立
順序も都合のよい方法が選べ、万一引外し杆12
の部分の組替が必要な場合でも、他の機構部品の
取除きを必要としない。また板ばね13は略L字
状になつているため、引外し杆12の支持軸部1
2aより下方において小さな設置空間に納まり、
回路しや断器の高さを低くすることができ、安価
となる。
以上ようにこの考案によれば、引外し杆へのば
ねの取りつけ作業が簡単となり、回路しや断器を
小型且つ安価にすることができる等の諸効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路しや断器の引外し杆部分を
示す部分側断面図、第2図はこの考案に係る回路
しや断器の閉路状態の一実施例を示す側断面図、
第3図は第2図の開閉機構部の組立展開図、第4
図はベースの要部を示す斜視図、第5図は引外し
杆の組立状態を示す部分側断面図、第6図はこの
考案に係る回路しや断器の開路状態を示す側断面
図、第7図は可動子の他の実施例を示す斜視図で
ある。 図において、各図中同一部分には同一符号を付
しており、1はベース、2はカバー、3はフレー
ム、3aは立板、3cは丸穴、3dは細長穴、5
はハンドル、5aは内溝、5bは穴、6は軸、7
はコ字状ピン、7aは上腕、7bは下腕、8はレ
バー、8bは丸穴、8cは細角穴、8dは後端
部、12は引外し杆、12bは係合部、13は板
ばね、13aは立板、13bは横板、13cは突
起、16はバイメタルである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベースに固定され、一端部に固定接点を有する
    端子板と、 前記固定接点に相対して、一端部に可動接点を
    有する可動子と、 前記可動子の中間部を貫通挿入する切込み溝も
    しくは孔を有し、前記可動接点を前記固定接点に
    対して開閉させる押え板と、 前記押え板と前記ベースとの間に設置され、前
    記押え板を前記ベースから開離する方向に押圧す
    る押しばねと、 前記可動接点と前記固定接点との手動開閉操作
    時に、開閉操作されるハンドルと、 前記ハンドルの閉成操作時に、前記押え板の上
    端部を前端部で押圧し、中間部を支点にして前後
    方向に回動可能に支持された板状のレバーと、 下端部が前記ベースに回動可能に支持され、中
    間部に前記レバーの考案部の下面と面接触して係
    合する係合部を有し、上端部が過電流流通時に湾
    曲するバイメタルに係合して、前記レバーの後端
    部と前記係合部との係合を解除し、前記可動接点
    を前記固定接点から開離させる引外し杆と、 及び係合片をもつ立板部と横板部とを有するL
    字状に構成され、前記立板部が前記引外し杆の底
    部に設けられた縦溝もしくは穴に挿入され、且つ
    係合片が引外し杆の係合部に係合し、前記横板部
    が前記ベース下面に当接する板ばねとを 備えた回路しや断器。
JP14128181U 1981-09-21 1981-09-21 回路しや断器 Granted JPS5844749U (ja)

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