JPH01160984A - 置換されたチエノイミダゾール誘導体及びその製法 - Google Patents

置換されたチエノイミダゾール誘導体及びその製法

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JPH01160984A
JPH01160984A JP63284094A JP28409488A JPH01160984A JP H01160984 A JPH01160984 A JP H01160984A JP 63284094 A JP63284094 A JP 63284094A JP 28409488 A JP28409488 A JP 28409488A JP H01160984 A JPH01160984 A JP H01160984A
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Hans-Jochen Lang
ハンス‐ヨヘン・ラング
Buaitoman Kurausu
クラウス・ヴアイトマン
Karl-Heinz Scheunemann
カルル‐ハインツ・シヨイネマン
Nimesugerun Hirudegaruto
ヒルデガルト・ニメスゲルン
Robert Rippel
ローベルト・リペル
Andreas W Herling
アンドレーアス・ヴエー・ヘルリング
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Hoechst AG
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    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
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    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/14Prodigestives, e.g. acids, enzymes, appetite stimulants, antidyspeptics, tonics, antiflatulents

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 胃液分泌阻害作用を有するチェノイミダゾール誘導体は
ヨーロッパ特許A4−234,485、同A2−201
,094および同人−23ス248号に開示されている
本発明は、次の式l の化合物及びそれらの生理学的に許容され得る塩に関す
る。
t を示し、 Tは−8−1−SO−またバー502−を示し、R1及
びR2は同一または異なって、水素、ハロゲン、シアノ
、ニトロ、トリフルオロメチル、(01〜06)−アル
キル、(01〜c6)−ヒドロキシアルキル、(c1〜
C5)−アルコキシ、−O−[”0H2−)xofH(
2f+1−g)Fg 、  −00F2cl 。
−0−CF2−OHF(l、(C1〜06)−アルキル
メルカプト、(a、〜c6)−アルキルスルフィニル、
(01〜C6)−アルキルスルホニル、(c1〜Cs)
 −フルキルカルボニル、(01〜C6)−アルコキシ
カルボニル、カルバモイル、N−(C,〜C4)−アル
キルカルバモイル、N、N−ジー(01〜(4)−アル
キルカルバモイル、  (C1〜06)−アルキルカル
ボニルオキシ、  (o5〜C3)−シクロアルキル、
フェニル、ベンジル、フェノキシ、ベンジルオキシ、ア
ニリノ、N−メチルアニリノ、フェニルメルカプト、フ
ェニルスルホニル、フェニルスルフィニル、スルファモ
イル、N−(01〜04)−アルキルスルファモイルも
しくはN、N−ジー(01〜04)−アルキルスルフア
モイルを示し、または、Aが上記の(a)もしくは(c
)である場合には、−緒になって−1:0H2)。−も
しくは−CH=CH−CH=CH−を示すこともでき、
式中でCH2基は場合によりo、s、soまたはso2
で置き換えられるものとし、 R5は、水素、(C1〜c6)−アルカノイル、(01
〜06)−アルキルカルバモイル、(C1〜C6)−ア
ルコキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニルまたは
、酸性溶謀中で及び/または生理学的条件下で好適には
分解されることのできるその他の生理学的に許容され得
るNim保護基、例えば(01〜C1o)−アシルオキ
シ−(01〜06) −アルキル、好ましくは(c1〜
”10)−アルカノイルオキシ−(01〜C6)−アル
キル、ペンソイルオji ’/ −(01〜06)−ア
ルキル、ベンジルオキシカルボニルオキシ−(01〜C
6)−アルキルもしくは(01〜06)−アルコキシカ
ルボニルオキシ−(01〜C6)−アルキルを示し、R
4及びR5は同一または異なって、水素または(01〜
03)−アルキルを示し、 R6及びR8は同一または異なって、水素、ハロゲン、
トリフルオロメチル、(01〜Cl2)−アルキル* 
(01〜Cl2)−アルコキシ、−o−〔CH2−)x
cfH(2f+r−g)Fg、−NR’ R’、(c1
〜Cl2)−アルコキシ−(01〜C12)−アルキル
、(01〜Cl2)−アルコキシ−(c1〜Cl2)−
アルコキシ、(07〜C11)−アラルコキシ、(01
〜Cl2)−アルキルメルカプト、(01〜Cl2)−
アルキルスルフィニルまたは(01〜Cl2)−アルキ
ルスルホニルを示し、 R7は、置換された(06〜Cl2)−アリールオキシ
基を示すか;またはハロゲン、シアノ、二)0、トリフ
ルオロメチル、(C1〜C6)−アルキル、(01〜0
6)−ヒドロキシアルキル、(01〜C6)−アルコキ
シ、−□−(C!H2−)zcfH(2f+1−g)F
g 。
−ocF2cx、 −o−aF2−cHpcl、 (C
1〜C6)−アルキルメルカプト、(01〜06)−ア
ルキルスルフィニル、(01〜06)−アルキルスルホ
ニル、(C1〜C6)−アルギルカルボニル、(C1〜
C6)−アルコキシカルボニル、カルバモイル、N−(
C!、〜C4)−アルキルカルバモイル、N、N−ジー
(C1〜C4)−フルキルカルバモイル、(01〜C6
)−アルキルカルボニルオキシ、(Os−C3)−シク
ロアルキル、フェニル、ベンジル、フェノキシ、ベンジ
ルオキシ、NR’R’、フェニルメルカプト、フェニル
スルホニル、フェニルスルフィニル、スルファモイル、
N−(01〜(4)−フルキルスルファモイル及びN、
N−ジー(01〜Ca)−アルキルスルファモイルから
なる群から選ばれる1、2.5.4または5個の同一ま
たは異なる置換基を担持するか、または場合)二より6
個までの上記の同一または異なる置換基を担持しアラル
コキシ基の隣り合う2つの炭素原子が一緒(ニー(OH
2−)。または−0H=CH−CI(=CH鎖を担持し
、その鎖の1つのCH2基が場合により0、S、S○、
so2またはNR’により置き換えられた(07〜C1
1)−アラルコキシを示し、R5及びR6は一緒(=−
(OH2”ll−を示し、そしてR4、R7及びR8が
上記定義の通りであり、2及びR′は同一または異なっ
て水素、(06〜Cl2)−アリールまたは(01〜0
s)−アルキルを示すか、または R′及びR′は一緒に−[CH21h−を示し、式中O
H2基はO,S%N −(01〜04)−アルカノイル
イミノマタハN −(C1〜C4)−アルコキシカルボ
ニルイミノ(二より置き換えることができ、fは1.2
.3.4.5.6.7または8であり、gは0.1から
(2f+1)までの数値を示し、hは6.4.5または
6であり、 1は1.2.3または4であり、 nは6または4であり、 Xは0.1.2または6である。
式!(式中人は上記(b)の定義の通りである)の1H
−チェノ[3,4−d〕イミダゾール誘導体は好ましい
。Tは好ましくは一8〇−基である。
R7は好ましくは次の式 (式中 R9,BIG、 Hll、 R12及びR’5
は同一または異なって、 水i、ハロゲン、シアノ、ニ
トロ。
トリフルオロメチル、(C1〜c6)−アルキル、(0
1〜C6)−アルコキシ、−〇−[:0H2−]工Cf
H(2f+1−g)Fg。
−QC!F20J 、−0−OF2−CHFOJ、 (
01〜C6)−アルキルメルカフ)、(01〜C6)−
アルキルスルフィニル、(01〜(i6)−アルキルス
ルホニル、(01〜06)−アルキルカルボニル、(0
1〜C6)−アルコキシカルボニル、カルバモイル、N
 −(01〜C4)−アルキルカルバモイル、N、N−
ジー(01〜C4)−アルキルカルバモイル、(01〜
C6)−アルキルカルボニルオキシ、  ((SmO2
)−シクロアルキル、フェニル、ベンジル、フェノキシ
、ベンジルオキシ、NR’ R’ 、例えば、アミノ、
アニリノ、N−メチル7−’l/、フェニルメルカプト
、フェニルスルホニル、フェニルスルフィニル、スルフ
ァモイル、 N −(01〜C4)−アルキルスルファ
モイルもしくはN、N−ジー(C1〜c4)−アルキル
スルファモイルを示すか、または2つの隣り合った置換
基が一緒(二、−(CH2−)のもしくは−C!)T=
CI(−CH=CH−鎖を示し1式中鎖の1つのCH2
基が場合(二よりO%S%So%SO2またはNR’に
よって置換され、yが0.1.2.3または4、好まし
くは0または1を示し、残りの置換基R9、R10、R
11,R12及びR15は上記定義の通りであり、ただ
し、未置換のベンジルオキシ及び未置換のフェノキシは
除かれ、R/ 、 R1、flg、 n及びXは上記定
義の通りである)の置換されたフェニルアルコキシ基を
示す。
式Iの特に好ましい化合物は、式中 Aが上記(b)の定義の通りであり Tが一8o−基を示し、 R1及びR2が同一または異なって、水素、(01〜C
5)−アルキル、へロケ゛ン、(自〜Ca)−アルコキ
シ、 −o−(CH2−?xC!fH(zf+1−g)
Fgまたは(0゜〜C4)−アルコキシカルボニルを示
シ、R5が上記定義の通りであり、 R4及びR5が各々水素を示し、 R6及びR6が同一または異なって、水素、ハロゲン、
(01〜C3)−アルキル、(0,〜C6)−アルコキ
シ及び次の式 %式%) のフルオロアルコキシ基を示し、 R7は、−置換または多置換されたばンジルオキシまた
はフェノキシ基を示し、 R9,R2O、R11,R12及びR13は同一または
異なって、水素、フッ素、塩素、臭素、トリフルオロメ
チル、シアノ、二)C1,、(01〜06) −フルコ
キシ力ルボニルを示し、残りの基及び変数は上記定義の
通りである。
しかし、式Iの化合物は特に、式中 Aが上記(b)の定義の通りであり、 Tが好ましくは一8〇−基を示し、 R1及びR2は同一または異なって水素または(C1〜
c3)  −アル第ルを示し、R5は上記定義の通りで
あり、 R4及びR5は各々水素を示し、 R6及びR8は同一または異なって水素、(01〜0s
)−アルキルまたは(C1〜c5)−アルコキシな示し
R7は一置換または多置換されたベンジルオキシまたは
フェノキシ基を示し、 R9、R10、Hll、R12及びB5は同一または異
なって、水素、フッ素、塩素、トリフルオロメチルを示
し、残りの基及び変数は上記定義の通りであるものが特
に好ましい。
下記の化合物は、特(二i要である。
2−(4−(4−トリフルオロメチルにンジルオキシ)
−2−ピコリル−スルフィニル)−1H−チエノ〔3、
4−d)イミダゾール、2−〔6−メドキシー4−(4
−)リフルオロメチルベンジルオキシ)−2−ピコリル
−スルフィニルツー1H−チエノIj、4−d〕イミダ
ゾール、2−〔5−メトキシ−4−(4−フルオロベン
ジルオキシ)−2−ピコリルスルフィニル’) −1H
−チェノC5,4−6〕イミダゾール、2−(4−(3
,5−ビストリフルオロメチルベンジルオキシ)−2−
ピコリルスルフィニル〕−IH−チェノ(3,4−d〕
イミダゾール、2−(4−(2,4−ジフルオロフェノ
キシ)−2−ピコリルスルフィニル)−1H−yエノ[
5,4−a]イミダゾール、 2−(4−(!i−)リフルオロメチルフェノキシ)−
2−ピコリルスルフィニル)−1H−チェノ(3,4−
d)イミダゾール、 2−(4−(4−フルオロフェノキシ)−2−ピコリル
スルフィニルツー1H−チエノ(3,4−d) −イミ
ダゾール及び 2−C4−<4−クロロフェノキシ−2−ピコリルスル
フィニルツー1H−チエノ[3,4−d)−イミダゾー
ル。
アルキル及びそれから誘導される基、例えば、アルコキ
シ、アルキルメルカプト、アルキルスルフィニル、アル
キルスルホニル、アラルキルまたはアルカノイルは直鎖
または分枝鎖状であってよい。
(06〜Cl2)−アリールは、例えばフェニル、ナフ
チルまたはビフェニリルであり、フェニルは好ましい。
(07〜011)−アラルキルは、例えば、ベンジルま
たはフェネチルであり、ベンジルは好ましい。
それから誘導される基、例えばアラルコキシも同様のこ
とがあてはまる。
ハロケ゛ンはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素を示す。
適当なNim保護基R5は例えばヨーロッパ特許A−1
75,308及びヨーロツノξ特許A2−221.04
1中の置換されたピコリルスルフィニルベンズイミダゾ
ール及びヨーロッパ特許A−234,485中のチェノ
イミダゾール化合物(=関して記載されている。
好適なNim保護基は、酸の存在下で、好適には約1〜
6のpal範囲で及び/または生理学的条件下で分解さ
れることができるものである。
場合により、存在する不斉炭素及びイオウ原子はR及び
S形状で存在しうる。このような場合において、式Iの
化合物は、純粋なエナンチオマーの形態で、または立体
異性体の混合物として(例えばエナンチオマーの混合物
及びジアステレオマーの混合物として)存在する。
適当な塩は、特に、アルカリ金属及びアルカリ土類金属
塩、及び生理学的に許容され得るアミンとの塩である。
本発明はさらに、式Iの化合物の製法に関し、それは、 a)次の式■ R5 (式中、A、R1,R2及びR5は上記定義の通りであ
り Xlは1.)脱離基またはIl、) −8H,−s
tまたは−802−M+を示す) の化合物と式■ Rコ (式中 H4、R5、R6、R7及びR8は上記定義の
通りであり、X2はxlが上記1.)の場合には一5H
1−S−M” * タハ−802−M+ ヲ示シ、マタ
上記11.)(’)場合には好ましくは脱離基またはO
Hを示す)の化合物とを反応させるか、または b)次の弐■ (式中A、R’、I’+2及びR5は上記定義の通りで
ある) の化合物と次の式V (式中 H4、R5、R6,R7及びR8は上記定義の
通りであり、Rはエステル化された基を示す)の化合物
とを反応させ、 1)式夏の化合物弓:おいて、所望により、場合により
存在する1または複数の−S−基を酸化して、1または
複数の−SO−または−802−基を得。
++)  式■の化合物において、所望により、場合に
より存在する1または複数の−SO−基を酸化して、1
または複数の−502−基を得、111)所望により、
式I(式中R3は水素を示す)の化合物をアシル化、ア
ルキル化またはアラルキル化し、 IV)  所望により、式I(式中I(5は水素を示さ
ない)の化合物を加水分解し、そして ■)所望(二より、式■の化合物をそれらの生理学的(
=許容され得る塩に転化 することからなり、上記操作1)からIV)のうちの2
つまたそれ以上は、示された順序以外の順序でも行なう
ことができる。
針は、カチオン、例えば、アルカリ金属もしくはアルカ
リ土類金机イオン、またはアンモニウムもしくはアルキ
ルアンモニウムイオン、特にす)リウムイオンまたはカ
リウムイオンを意味する。
好ましい製造例(a)によって、式■の化合物を式■の
化合物と反応させる場合には、xlまたはX2は求核的
に除去されつる脱離基、例えばCt。
Br、I、−0−8O2−CHg、−0−802−CF
!lまたは−0−8O2−(C6H4−pcHs)を示
す。
式■の化合物と式■の化合物またはその塩との反応は、
不活性溶媒、例えば、水、メチレンクロライド、メタノ
ール、エタノール、アセトン、酢酸エチル、トルエン、
テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシドまたはこれら溶媒の混合
物中において、好適には、無機または有機塩基、例えば
す) IJラムまたはカリウムの水酸化物、ナトリウム
またはカリウムの炭酸塩、ナトリウム又はカリウムのア
ルコキシド、ナトリウム又はカリウムの水素化物または
ナトリウムまたはカリウムのアミド、アンモニア、トリ
エチルアミン、トリブチルアミンまたはピリジンの存在
下で、−20〜+150℃、好適には0〜80℃におい
て行なわれる。
式Hの化合物は既知化合物であり(例えばGronow
itzの「The Chemistry of Het
eroayoli。
Compounds J Band 44 「Th1o
phene and 1tsDerivatives 
J Parts l −3、ニューヨーク(j985〜
6)参照)、または、例えば、上記定義の式1vの適当
に置換された2、3−13,4−または4,5−ジアミ
ノチオフェンを二硫化炭素のような適当な硫黄化合物で
環形成することにより、公知方法と同様に製造すること
ができる(例えばDE−A−3,132,167号)。
このために必装な2,3−13,4−または4,5−ジ
アミノチオフェンは文献既知であるか、または既知の方
法と同様にして製造することができる。
例えば適当に置換されたアミノニトロチオフェンの還元
反応により得られる。
製造例(′0)で用いられる式Vのエステルにおいて、
Rはエステル化された基、好ましくは(C1−C4)−
アルキルまたはベンジルを示す。
製造例(b)による式■の化合物と式■の化合物との反
応は、Prestonらによる「Benzimidag
oleand Congenerio Tricyol
ia CompoundsJ Partl、ニューヨー
ク、10〜13ページに記載された方法と同様にして実
施される。
このようにして得られた式Iの化合物は、R3が水素で
ある場合には、生理学的に許容され得る塩に転化するこ
とができる。
T =−8−である式Iの化合物は、さらに、適当なオ
キシダントを用いてT −−8o−または−802−で
ある化合物に転化することができる。同様にして、置換
基11 、R2及びR7中の−8−基は酸化されること
ができる。
この反応は、例えばメチレンクロライド、クロロホルム
、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、トルエン、酢
酸エチル、酢酸、) !Jフルオロ酢酸、水、メタノー
ル、エタノールまタバコれらの混合物のような適当な不
活性溶媒中において、−20〜+150℃、好適には一
10〜+40°Cにおいて実施される。
適当なオキシダントは、例えば:(過酸化水素、過酸及
び過エステル、例えば過酢酸、トリフルオロ過酢酸、モ
ノ過フタル酸、m−クロロ過安息香酸及びそのエステル
、オゾン、四酸化二窒素、ヨウドベンゼン、N−クロロ
スクシンイミド、1−クロロベンゾトリアゾール、次亜
塩素酸ナトリウム、ベルオキソニ硫酸カリウム、次亜塩
素酸t−ブチル、過ヨウ累酸テトラブチルアンモニウム
、過マンガン酸テFラブチルアンモニウム、メタ通口つ
素酸ナトリウム、二酸化セレン、二酸化マンガン、硝酸
セリウムアンモニウム、クロム酸、塩素、臭素、ジアザ
ビシクロ−(2,2,2)オクタン−臭索俟合化合物、
三臭化ジオキサン、過臭化ピリジニウム、塩化スルフリ
ル、2−アリールスルホニル−3−71J−ルオキサジ
リジン、チタンテトライソプロポキシド/l−ブチルヒ
ドロペルオキシド(」助合により、(D)−または(L
)−γ酉石酸のジアルキルエステルと一定情の水を添加
)である。
同様に%単離された、場合により同定した重化酵素また
は微生物は、オキシダントとして用いることができる。
オキシダントは、等モル量で用いられ、好適には、T=
−8o−とする酸化には、5〜10モル%のわずかに過
剰量で用いられまたはT−−E102−となる酸化が望
まれる場合には多過剰量で及び/またはより高い反応温
度で用いられる。
本発明は、さらに弐■の新規な中間体にも関する。これ
らは、当業者には既知の方法、例えば「The Che
mistry of Heterooyolio Co
mpounda−Pyridine and its 
DerivativesJ Pta、 2及び5 、E
、 Klingsberg Ed、 Intersoi
enoe Publiahers。
(1962)に記載の方法により製造することができる
式1tI(式中x2は脱離基を示す)の化合物の、式■
(式中X2はヒドロキシル基を示す)の化合物からの合
成の他に1式■(式中X2は塩素または臭素を示す)の
化合物は、例えば、対応する2−ピコリンのN−ブpモ
スクシンイミド、トリク田ロイソシアヌール酸(「ch
em、 Ber、J 120.649〜651(198
7)または他のN−ハロアミド例えばN−クロロフタル
イミドを用いるハロゲン化によって製造することができ
る。
式■(式中x2はヒドロキシルを示す)の化合物のいく
つかの製造例を以下示すが、本発明はこれらの例に限定
されるものではない。式■(式中X2は脱離基を示す)
の化合物への転化は、榛準的な方法により行なうことが
できる。
式■(式中x2はとドロ中シル基を示し、R6及びR8
は同一または異なって水素またはメチルを示し、・R7
は一置換または多IJ1撲された(C6−C12)−ア
リールオキシまたは(C7−clf )−アラルコキシ
基を示す)の化合物は、式■のニトロ化合物または式■
の塩素化合物から得られる。
■                 ■IXR“=C
OCH3 式■または糧の化合物は、不活性溶媒、例えばテトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、アセトニトリル、アセトン、
メチルエチルケトン、ジメチルスルホキシド、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホ
スホン酸トリアミド、または1,3−ジメチル−5,4
,5,6−テト2ヒドロ−2−(IH)−ピリミジノン
中で、有機または無機塩基、例えば、ナ) +7ウムの
水酸化物、炭酸水素酸、炭酸塩、水素化物またはプロポ
キシド、炭酸リチウム、カリウムの水酸化物、炭酸塩、
水素化物、炭酸水素塩またはt−プトキシドの存在下で
、0℃から溶媒の非点までの温度で、弐R7Hのアルコ
ールとの反応に付される。
塩素化剤、例えば塩化アセチル、塩化チオニル及びオキ
シ塩化リンの式■の化合物への作用によって得られる式
■の化合物からの化合物■の製造は、式■の化合物との
反応に較べて好都合である。
4−フルオロ−2−ピコリン(1”J、 Prakt。
Chem、 J 9.164〜172(1959))及
び■Kfi似の4−フルオロ−2−ピコリン−N−オキ
シドちまた用いることができる。
本発明はこれらに限定されるものではないが、4−フル
オロ−14−クロロ−14−トリフルオロメチル−12
,4−ジフルオロ−13,5−ジフルオロ−13,5−
ジクロロ−13,5−ビストリフルオロメチル−及びは
ンタフルオロベンジルアルコール、4−フルオロ−14
−クロロ−15−トリフルオロメチル−12,4−ジフ
ルオロフェノール及ヒインタフルオロフェノールヲ例え
ば、アルコールとして用いることができる。
このようにして得られた式■の化合物を0℃においてト
リフルオロ酢酸無水物と反応させるか、または必要であ
れば酸、例えば氷酢酸の存在下で、80〜120℃にお
いて無水酢酸と反応して、式■のアセテートを得る。
メタノール、エタノール、水または同様の溶媒中でのア
ルカリ余端の水酸化物または炭酸塩を用いるそれらのア
ルカリ加水分解により、式■(式中x2はヒドロキシル
を示す)の化合物が得られる。
次の式■(式中、 X2はヒドロキシル基を示し、R6
はアルコキシ基を示し、R8は水素を示す)の化合物は
、下記の方法により製造することができる。
(X)            (XI)マルトールX
は、例えば酸化銀の存在下ハロゲン化?!1R5LXと
反応するか、またはフルオロアルキルトリフレートと反
応し、3−アルコキシピラン−4−オンを得、それが水
性アンモニアと反応して、式■の2−メチル−3−アル
コキシ−4−ピリドンが生成される( 「J、 Org
、ユ巴、」29.77(S(1964))。
ハロゲン化剤、例えばPOC4gを用いて、弐刀の化合
物t2−メチルー3−アルフキシー4−クロロピリジン
に転化し、それから、アルコールR7Hを用い塩基の存
在下で4−アルコキシ誘導体が得られる。
類似のN−オキシド■とアルコラードとの反応により弐
■の化合物を得ることは好都合であるO 用いられるM換されたベンジルアルコール及びフェノー
ルについては、既に説明され【いる。
弐Mの化合物はまた、酸化銀の存在下で直接反応して、
式Wの化合物が得られるO xt           xv 本発明はさらに、式■の化合物にも関し、それは、マル
トールXの代わりに、例えば「J。
Chem、 Boo、 J 1956.2558に記載
された麹酸Wから製造される式贋異性体の5−ヒドロキ
シ−2−メチル−4−ピラノンを用いて同様に得ること
ができる。
xvx          xvm X〜’I                 XIX5
.4−ジアルコキシ−2−ピコリン及び4,5−シアル
フキシー2−ピコリンの製造については、up−A−1
66,287及びgP−A−208,452に開示され
ている。
式Iの新規化合物及びそれらの塩は、有用な薬理学的性
質を有している。
これらは胃酸分泌を確実に阻害し、さらに優れた胃腸保
護作用を示す。
「胃腸保設」とは、ちなみに、例えば微生物、微生物の
毒素、薬物(例えば消炎薬及び抗リウマチ薬)、化学薬
品(例えばエタノール)、胃酸またはストレス状態によ
ってひき起こされ得る胃腸障害、特に炎症性胃腸障害及
び病変(例えば、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎または胃
酸過多もしくは薬物によって起こる胃の刺激状態の予防
及び治療を意味して用いられる。
これらの優れた性質に基づいて、式Iのfit換された
チェノイミダゾール及びその薬理学的に許容されうる塩
は、ヒト及び哺乳動物の薬剤への使用に著しく適してお
り、その場合これらは胃腸の疾患及び過剰の胃酸分泌に
よるそれらの疾患の治療及び予防に、特に用いられるこ
とができる。
大腸H”/K”ATPase (Guatin及びGo
odmanの「J、 Biol、 Chem、 J 2
56(1981)10651〜10656)は、本発明
の式■の化合物を、酸(例えばpH約4〜5.5の酢酸
ナトリウム/ HCj緩衝液を用いて)で処理すること
によって生成される化合物によりインビトロで強く阻害
されることが発見さねている。このような転化生成物は
また、式Iの化合物が胃腸管を通過することによりイン
ビボで生成されることができる。それらが生成される程
度は、置換の型及びpHによって決まる。
腸粘膜中の電解質バランスに対する決定的な影響は、大
腸H”/K” ATPaseによる。上記の大@ H+
/1’C+AT Paa e阻害剤は、従ってこのバラ
ンスに干渉することができ、そして電解質バランスの障
害による疾患の治療のために用いられることができる。
従って、本発明はまた式Iの化合物またはそれらの酸転
化生成物の下痢疾患の治療における用途にも関する。こ
のような疾患の例としては、炎症性胃疾患、例えばコレ
ラ、パラチフス、旅行による下痢または他の型の分泌性
下痢の他、潰瘍性大腸炎、クローン病及び限局性回腸炎
がある。
本発明はさらに、式Iの化合物を酸で処理するととKよ
り得られる転化生成物にも関する。
従って、本発明は、さらに、上記疾患の治療及び予防に
用いられる本発明の式■の化合物に関する。
同様に、本発明は、上記疾患の予防及び治療に用いられ
る薬剤の製造における本発明の化合物の用途を包含する
本発明はさらに、−形式lで示される1またはそれ以上
の化合物及び/またはそれらの薬理学的に許容され得る
塩を含む薬剤及び式Iの化合物とシクロデキストリン、
好ましくはβ−シクロデキストリンとの包摂化合物にも
関する。
薬剤は、それ自体既知で当業者には周知の方法により製
造される。本発明の薬理学的に活性の化合物(=活性化
合物)は、そのままで薬剤として用いられるか、または
、活性化合物の含有量が好適には0.1〜96%となる
ように、錠剤、糖衣錠、カプセル、生薬、乳濁液、懸濁
液または溶液の形帽で適当な薬学的補助剤とともに用い
られる。
所望の薬剤処方に対してどの補助剤が適しているかは、
その知識に基づいて尚業者には自明である。溶媒、ゲル
形成剤、坐剤基剤、錠剤形成補助剤及び他の活性化合物
賦形剤の他に、例えば、酸化防止剤、分散剤、乳化剤、
消泡剤、フレーバ補正剤、保存料、可溶化剤または着色
料は用いられることができる。
活性化合物は経口的または非経口的に投与することがで
きるが、経口投与が好ましい。
−船釣には、ヒトの薬剤において本活性化合物を経口投
与する場合1日当り約α01〜約20q/体重〜の投与
量で、好適にはいくつかの、望ましくは1〜40単位投
与形態物で投与して所望の結果を得ることが、有利であ
ることが証明されている。非経口投与では、同様の、ま
たは(特に活性化合物の静脈内投与において)−船釣に
はより低い投与量を用いることができる。
各々の場合における最適投与量及び活性化合物の投与の
型の決定は、専門家がその専門的知識に基いて行なうこ
とができる。
本発明の化合物及び/またはそれらの塩を上記疾患の治
療に用いる場合には、薬学的製剤は、他の薬剤群の1ま
たはそれ以上の薬理学的に活性な構成物を含むことがで
きる。例えば抗生物質、例えばオフロキサシン、制酸剤
、例えば水酸化アルミニウム、アルミン酸マグネシウム
、スクラルフェート、B1塩、トランキライザー、例え
ばベンゾジアゼピン、例えばジアゼパム;鎮痙剤、例え
ばビエタミベリン、カミロフィン;抗コリン薬、例えば
ピレンゼピン、テレゼビン、オキシフエンサイクリミン
、フェンカルバミド;局所麻酔薬、例えばテトラカイン
、プロ力イン;及び場合によりガストリン阻害剤、酵素
、ビタZンまたはアミノ酸である。
経口的使用のために1、活性化合物は、この目的のため
に慣用的に用いられる添加物、例えば、賦形剤、安定剤
または不活性希釈剤とともに混合され、投与に適した形
態、例えば錠剤、糖衣錠、硬ゼラチンカプセル、水性、
アルコール性もしくは油性の懸濁液または水性、アルコ
ール性もしくは油性の溶液へ、慣用の方法を用いて変え
られる。例えばアラビアガム、酸化マグネシウム、炭酸
マグネシウム、ラクトース、グルツースまたはデンプン
、特にトウモロコシデンプンを不活性賦形剤として用い
ることができる。
この場合、処方は乾燥または湿潤顆粒として行なうこと
ができる。考えられる油状の賦形剤または溶媒は、例え
ば植物油及び動物油、例えばヒマワリ油または夕2肝油
である。
皮下または静脈内投与のために、活性化合物またはその
生理学的に許容されうる塩は、所望により、可溶化剤、
乳化剤またはさらに補助剤のようなこの目的のために慣
用されている物質とともに、溶液、懸濁猷または乳濁液
とされる。
この新規活性化合物及び対応する生理学的に許容されう
る塩にとって適轟な溶媒は、例えば:水、生理食塩水ま
たはアルコール、例えばエタノール、プロパツールまた
はグリセロール、並びにN溶液、例えばゲルコールまた
はマンニトール溶液及び上記の異種溶成の混合物である
下記の実施例は、本発明の詳細な説明するものであるが
本発明は実施例中の化合物に限定されるものではない。
なお、示される融点及び分解点は、補正または標準化さ
れたものではない。
実施例 1 4−クロロ−2−11”コリン−N−オキシド4−ニト
ロ−2−ピコリン−N−オキシド15.1’(0,1モ
ル)を、少しずつ0℃において、塩化アセチル75−へ
加えた。室温まで加温したところ、透明な溶液が得られ
、それを滴下しながら攪拌し、水中に加えた。K2CO
3を加えた後、この混合物をジクロロメタン及び酢酸エ
チルを用いて数回抽出した。蒸発後、生成物をシリカゲ
ル上のクロマトグラフィーにより精製した。得られた油
状物を放置したところ結晶化した。融点37℃。
実施例 2 4−(4−)リフルオロメチルベンジルオキシ)−2−
ピコリン−N−オキシド カリウムtert−ブトキシド11.2t(100ミリ
モル)をN2雰囲気下25℃ζ二おいて、4−トリフル
オロメチルベンジルアルコール25+d(185ミリモ
ル)へ加えた。4−クロロ−2−ピコリン−N−オキシ
ド7、29 (50ミリモル)をその後滴下して加え次
いでtert−ブタノール10ゴを加え、次いでこの混
合物V25℃で1時間、その後75〜80℃で30分間
攪拌した。その抜水を加え、次いで混合物をジクロロメ
タンを用いて3回抽出し、抽出物を乾燥し、濃縮し、次
いで残留物をジクロロメタン/メタノールを用いるシリ
カゲル上のクロマトグラフィーで処理した。生成物を対
応する画分から得た。融点116〜115℃。
実施例 3 4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)−2−
ヒドロキシメチルピリジン 実施例2で得られたその標記化合物3.1’(12ミリ
モル)を氷酢酸5 ml中で80℃ζユ加温し、次いで
無水酢[10−を攪拌しながら同温度で滴下しながら加
えた。その後混合物を2時間110〜120℃に加温し
、80℃に冷却し、メタノール101ntを加え、この
混合物をさらに15分間還流加熱し、次いで濃縮した。
残存物をメタノール1〇−中にとり、10℃において2
Nのメタノールa NaOH50d l:す早く滴下し
ながら加えた。この溶液をその後活性炭上で清澄化し、
濃縮し、残留物を    50−で処理し、ジクロロメ
タン50dを用いて3回抽出し、次いで有機相を乾燥及
び濃縮した。結晶化した残留物を石油エーテル/ジイソ
プロピルエーテル混合物(1:1)で磨砕し、次いで生
成物を吸引濾過し、少量のジイソプロピルエーテルで洗
浄し、真空乾燥した。融点96〜98℃。
実施例 4 4−(4−ト!jフルオロメチルベ/ジルオキシ)−2
−クロロメチルビリジン 実施例3で得られたその標記化合物2.29(7,8ミ
リモル)を無水ジクロロメタン50 ml中に溶解し、
次いで塩化チオニル2−のジクロロメタン61Rt中の
溶液を一10℃において滴下して加えた。この混合物を
室温(二まで加温し、さら(−30分間攪拌し、次いで
濃縮した。結晶性の残留物をジイソプロピルエーテルを
用いて結晶せしめ、次いでオイルポンプを用いて乾燥し
た。融点166〜135℃。
実施例 5 2−(4−(4−)リフルオロメチルベンジルオキシ)
−2−ピコリルメルカプト)−1H−チェノ[3,4−
d]イミダゾールジヒドロクロライド2−メルカプトチ
ェノ[3,4−d]イミダゾール0.625f(4ミリ
モル)を、エタノール5〇−中の実施例4で得られたそ
の標記化合物1.35?(4ミリモル)に、25℃で加
え、次いでこの混合物を60℃で15時間攪拌した。反
応混合物を真空濃縮し、残留物をアセトンで処理し、吸
引−過し、アセトンで洗浄し、次いで真空乾燥した。融
点180〜182℃。
実施例 6 2−(:4−(4−)リフルオロメチルベンジルオキシ
)−2−ピコリルメルカプト)−1H−チェノ(3,4
−d)イミダゾール 実施例5で得られたジヒドロクロライドt5t (3,
0ミリモル)ya1′、氷冷しながら認素雰囲気下でメ
タノール25−中に懸濁し、次いでトリエチルアミン1
.7 m/ (約12ミリモル)を滴下して加え、それ
により透明な溶液が得られ、次いで活性炭上で清澄化し
、濃縮した。水で処理したところ、残留物が結晶化し、
次いで水洗し、真空乾燥した。融点141〜143℃(
分解)。
実施例 7 2−[4−(4−)9フルオロメチルベンジルオキシ)
−2−ピコリルスルフィニル〕−IH−チエノ[3,4
−d]イミダゾール ジクロロメタン1〇−中のm−クロロ過安息香酸0.5
 t (2,5ミリモル、85%)の溶液を、攪拌しな
から0〜5℃(:おいて、ジクロロメタン200ゴ及び
水洗KH2PO4/Na2HPO4緩衝溶液(…=7.
5)100+l!7!の2相混合物中の実施例6で得ら
れたその標記化合物1. Of (2,371モル)へ
滴下して加えた。有機相を分離し、飽和水性NaHCO
s溶液で振盪し、Mg804上で乾燥し、活性炭上で清
澄化し、次いで濃縮した。結晶性の蒸発残留物を酢酸エ
チルで処理し、吸引濾過し、少量の酢酸エチルで2度水
洗した。無色の結晶性生成物を真空乾燥した。融点14
9℃(分解)。
実施例 8 4−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−2−ピコリン
−N−オキシド 4−クロロ−2−ピコリン−N−オキシド4、3 f 
(30きリモル)を、N、N−ジメチルアセトアミド2
5w1を中の2,4−ジフルオロフェノール4.6 t
 (35ミ9モル)及び微細に粉砕された炭酸カリウム
4.9 f (35ミリモル)の混合物へ加え、この混
合物を攪拌しながら140℃孟:5時間加温した。冷却
後、反応混合物を水25〇−中1−注加し、ジクロロメ
タンを用いて3回抽出し、次いで有機相をMgSO4上
で乾燥し、次いでm縮した。残留物をジクロロメタン中
にとり、飽和水性NaCL溶液による振盪により抽出し
た。乾燥させて溶媒を除いた後、抽出物をジイソプロピ
ルエーテルを用いて結晶化し、酢酸エチルで洗浄した。
無色の結晶物、融点112〜124℃。
下記実施例9〜72は、実施例1〜8及び示された合成
スキームと同様にして製造した。
?+  −W       F  !F工  工  閑
  頴  頴  1) 工  エト 一一一  −″ −−〇  ν 猪 = +4 < Ll’) <1 k O) 0% Ov+ 
 W   r   r   r   r   W   
へ大   工  工   1)  工  工  工  
 1) 工l!l   工  9  工  エ  −四
  h  工0             0    
     Q工  工   018018   工  
工  工  工  四ω 値J り  <5h   の   か  ロ  −へ  唖 
    。
へ   C’JN    ヘ   ヘ   唖   (
イ)   (イ)   (イ)1) 閤  工  国 
 工  1) 国  工9  工  −h  工  h
  工  民○              ○ 工  →  工  ミ  四  h  a  工Q  
            Q         Ql)
 国  工  大  国  国  冒  hじ ?    v+ff    F?+    −〇   
〇     パハ ウ  。 −CN  M、、、  。 。   り噂 
  臂  qcr   臂  寸   寸  寸  寸
工  工  工  工  閤  工  工  閤  工
工  置  N  工  工  邑  閃  工  工
Q             ○ −r4 9  エ  rx4   四  工  氏  
国  −〇            〇 工  工  O1!   工  1) 工  1) 工
  ミv−y   v−Fv−w−00 −へ   (イ)   寸   +n4    +−b
    の   さILj’)    叩   LOり
   り   り   い   hP       む
   寸   V−へ   ω      V−臂℃ 
     寸   ロ   ヘ  臂  0     
 ヘ   ヘ国   工   1)  工   工  
 国   工   1)  国   工工   1) 
 工   01+   工   1)  エ   エ 
  工   国v’−v’−f+PFw+Pv+   
ロ   ロ(イ)   寸   の  ’Oh   (
Oき  Oy   NM)Mコ    +0     
’ONo     <     Nコ    x   
  r<     h、特に断りのない限り、下記の実
施例は、実施例2〜8と同様にして得た。
実施例 73 4−(4−フルオロフェノキシ)−2−ピコリン−N−
オキシド 4−フルオロフェノール6.21i(55ミリモル)を
N、N−ジメチルアセトアミド75−中に溶解し、次い
で微粉砕した炭酸カリウム20.7.9(150ミリモ
ル)を加えた。4−ニトロ−2−ピコリン−N−オキシ
ド7、7 g(50ミリモル)をこの懸濁液へ加え、こ
の混合物を80℃に6時間加温した。さらに炭酸カリウ
ム7.9(50ミリモル)を加え、この混合物を1時間
100℃で攪拌した。冷却後に、N、N−ジメチルアセ
トアミドを真空除去し1次いで残留物を水中にとジ、ジ
クロロメタンを用いて数回抽出しs ”gsO4上で乾
燥し、濃縮し、次いで得られた残留物をジインプロピル
エーテルを用いて結晶化した。
融点122〜124℃。
実施例 74 4−(4−フルオロフェノキ7)−2−ヒドロキシ−メ
チルビリジン、融点75〜77℃(ジイソプロピルエー
テルから) 実施例 75 4−(4−フルオロフェノキシ)−2−クロロメチルビ
リジンハイドロクロライド、油状の粗生成物。実施例7
6においてさらに反応に付した。
実施例 76 2−[:4−(4−フルオロフェノキシ)−2−ピコリ
ルメルカプトクー14−チェノ[:3.4−d]イミダ
ゾール 2−メルカプトチェノIj、4−d)イミダゾール1.
6(1(10ミリモル)をメタノール100−中シニ懸
濁し、5.5Mのナトリウムメトキシド溶液7−を加え
た。メタノール2〇−中のXM例75で得られた標記化
合物3. Or (10ミ9モル)の溶液を、得られた
透明な溶液に室温で滴下して加え次いでこの混合物を1
時間還流加熱した。
この溶液を濃縮し、残留物へ水を加え、この混金物をジ
クロロメタンで抽出した。有機相をMg5OJ上で乾燥
し、濃縮し、残留物をジエチルエーテルを用いて結晶化
した。淡茶色の粗生成物を酢酸エチル/活性炭から再結
晶した。融点157〜159℃。
実施例 77 2−(4−(4−フルオロフェノキ7)−2−ピコリル
スルフィニル)−1H−チェノ(3,4−d)イミダゾ
ール、融点146℃(分解)(酢酸エチルから) 実施例 78 4−(4−クロロフェノキシ)−2−ピコリン−N−オ
キノド、融点81〜86℃(ジインプロピルエーテルか
ら) 実施例73と同様にして得た。
実施例 79 4−(4−クロロフェノキシ)−2−ヒドロキシメチル
ピリジン、融点64〜65℃(ジイソプロピルエーテル
から) 実施例 80 4−(4−クロロフェノキシ)−2−クロロメチル−ピ
リジンハイドロクロライド、融点156〜157℃(酢
酸エチルから) 実施例 81 2−[:4−(4−クロロフェノキシ)−2−ピコリル
−メルカプトコ−1H−チエノ(3,4−d)イミダゾ
ール、融点150〜151℃(分解)(ey。
flllflllエルルエーテルカラ)実施例 82 2−(4−(4−クロロフェノキシ)−2−ピコリル−
スルフィニルツー1H−チエノ(3,4−d)イミダゾ
ール、融点140〜141℃(分解)(酢酸エチルから
) 実施例 83 4− (3,5−ビストリフルオロメチルフェノキシ)
−2−ピコリン−N−オキシド a)カリウムtert、ブトキシド1.84f(16,
5ミリモル)を激しく攪拌しながら、20℃窒素雰囲気
下で少量ずつ、tert−ブタノール1〇−中に溶解し
た6、5−ビストリフルオロメチルフェノール3.45
M(15ミリモル)へ導入した。tert−ブタノール
を次いで蒸発除去し、残留物をN、N−ジメチルアセト
アミド1〇−中にとり、N、N−ジメチルアセトアミド
2−中の4−フルオロ−2−ピコリン1.66r(15
ミリモル)へ20℃(:おいて滴下して加えた。この反
応混合物をその後4時間165〜140℃に加熱し、水
を加え、次いで混合物をジクロロメタンを用いて抽出し
た。油状の粗生成物を酢酸エチル/トルエン(5:1)
を用いるシリカケ゛ル上のクロマトグラフィー処理をし
た。(Rf=0.4)。
b)上記実施例83a)で得られた生成物4.31(1
1ミリモル)を20℃で攪拌しながら、85鴨強度のm
−クロロ過安息香酸2.7F(13,3ミリモル)を用
いて、ジクロロメタン中で酸化した。
有機相を2時間後に飽和水性NaHCO3を用いて攪拌
して抽出し、乾燥、濃縮して油状の生成物を得た。Rf
(酢酸エチル/メタノール=8:1)=0.08 実施例 84 4− (3,4−ジクロロフェノキシ)−2−ピコリン
−N−オキシド、融点125〜127℃(石油エーテル
から) 実施例73と同様にして得た。
実施例 85 4− (3,4−ジクロロフェノキシ)−2−ヒドロキ
シメチル−ピリジン、融点103〜105℃(ジインプ
ロピルエーテルから) 実施例 86 4− (5,4−ジクロロフェノキシ)−2−クロロメ
チルビリジンハイドロクロライド、融点173〜175
°C(ジイソプロピルエーテルから)実施例 87 2− (4−(3,4−ジクロロフェノキシ)−2−ピ
コリルメルカプトコ−1H−チエノ[:3.4−d]イ
ミダゾール、融点161〜166℃(酢酸エチルから) 実施例 88 2− (4−(3,4−ジクロロフェノキシ)−2−ピ
コリルスルフィニル)−1H−チエノー[3,4−d]
イミダゾール、融点116’C(分解;トルエンから) 次の式 の下記化合物は、同様の方法で製造することができる。
工 工 1)国 エ エ 国 1)  閤 1)1)工
 エ 工 工 工工 工 O18→ 匡 匡 国 1)
  国 工 1)1)ヱ 1)1)工○ 国 O18工 工 工 工 工 エ   エ 工 工 
工 エ 国 工 田工 工 工 工 出 工 1)工 
  工 1)工 工 1)工 工 =リクリU−りしU 閃 工 1)  国 工   工 1)工 1)m 工
   工 工 工 工工 1)工   I 工   1
)置 国 工 工 工   工 1)工 田工 1)9
  9 工    工 1)工 工 1)1)  国 
大 エ エQ     0 1)1)工   工 1)  1)工 工 1)工 1
)  匡 匡 工 工1)工 工   工 工   国
 工 て 1)工 工   工 工 エ 図工 工 工
 国 工 工 工 工 閑 ¥ 1)工 置 1)頴 
田9 9  叫  9  →     9 92 h 
1)閤 1) 工  霞 工  QQ(J  ○  Q
 −○ OJQ                  
Q21)1)1)工 蟲 工 纂 O○ (JO(J 
 茜 工 田QQQ%)%J = 工 工 国 工 h 工 −00000−工 工=
 工 工 1)工 工 エ エ 工 エ エ 工 工 
1)工 匡I  由  由  −両  山  山  山
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    ○                    
 ○偽I富FXJrx46田田6エエ国 先【工工工LCbE田工工 11工工工エエエ田工工工

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次の式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) の化合物及びそれらの生理学的に許容され得る塩。 ただし、式中 Aはa)▲数式、化学式、表等があります▼、b)▲数
    式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、
    表等があります▼ を示し、 Tは−S−、−SO−または−SO_2−を示し、R^
    1及びR^2は同一または異なつて、水素、ハロゲン、
    シアノ、ニトロ、トリフルオロメ チル、(C_1〜C_6)−アルキル、(C_1〜C_
    6)−ヒドロキシアルキル、(C_1〜C_6)−アル
    コキシ、−O−〔CH_2−〕_xC_fH_(_2_
    f_+_1_−_g_)Fg、−OCF_2Cl、−O
    −CF_2−CHFCl、(C_1〜C_6)−アルキ
    ルメルカプト、(C_1〜C_6)−アルキルスルフィ
    ニル、(C_1〜C_6)−アルキルスルホニル、(C
    _1〜C_6)−アルキルカルボニル、(C_1〜C_
    6)−アルコキシカルボニル、カルバモイル、N−(C
    _1〜C_4)−アルキルカルバモイル、N,N−ジ−
    (C_1〜C_4)−アルキルカルバモイル、(C_1
    〜C_6)−アルキルカルボニルオキシ、(C_3〜C
    _8)−シクロアルキル、フェニル、ベンジル、フェ ノキシ、ベンジルオキシ、アニリノ、N− メチルアニリノ、フェニルメルカプト、フ ェニルスルホニル、フェニルスルフィニル、スルファモ
    イル、N−(C_1〜C_4)−アルキルスルファモイ
    ルもしくはN,N−ジ−(C_1〜C_4)−アルキル
    スルファモイルを示し、または、Aが上記の(a)もし
    くは(c)である場合には、一緒になって−〔CH_2
    〕n−もしくは−CH=CH−CH=CH−を示すこと
    もでき、式中でCH_2基は場合によりO、S、SOま
    たはSO_2で置き換えられるものとし、 R^3は、水素、(C_1〜C_6)−アルカノイル、
    (C_1〜C_6)−アルキルカルバモイル、(C_1
    〜C_6)−アルコキシカルボニル、ベンジルオキシカ ルボニルまたは、酸性溶媒中で及び/また は生理学的条件下で好適には分解されるこ とのできるその他の生理学的に許容され得 るN^i^m保護基、例えば(C_1〜C_1_0)−
    アシルオキシ−(C_1〜C_6)−アルキル、好まし
    くは(C_1〜C_1_0)−アルカノイルオキシ−(
    C_1〜C_6)−アルキル、ベンゾイルオキシ−(C
    _1〜C_6)−アルキル、ベンジルオキシカルボニル
    オ キシ−(C_1〜C_6)−アルキルもしくは(C_1
    〜C_6)−アルコキシカルボニルオキシ−(C_1〜
    C_6)−アルキルを示し、 R^4及びR^5は同一または異なつて、水素または(
    C_1〜C_3)−アルキルを示し、 R^6及びR^8は同一または異なつて、水素、ハロゲ
    ン、トリフルオロメチル、(C_1〜C_1_2)−ア
    ルキル、(C_1〜C_1_2)−アルコキシ、−O−
    〔CH_2−〕_xC_fH_(_2_f_+_1_−
    _g_)Fg、−NR′R″(C_1〜C_1_2)−
    アルコキシ−(C_1〜C_1_2)−アルキル、(C
    _1〜C_1_2)−アルコキシ−(C_1〜C_1_
    2)−アルコキシ、(C_7〜C_1_1)−アラルコ
    キシ、(C_1〜C_1_2)−アルキルメルカプト、
    (C_1〜C_1_2)−アルキルスルフィニルまたは
    (C_1〜C_1_2)−アルキルスルホニルを示し、 R^7は、置換された(C_6〜C_1_2)−アリー
    ルオキシ基を示すか;またはハロゲン、シアノ、ニ トロ、トリフルオロメチル、(C_1〜C_6)−アル
    キル、(C_1〜C_6)−ヒドロキシアルキル、(C
    _1〜C_6)−アルコキシ、−O−〔CH_2−〕_
    xC_fH_(_2_f_+_1_−_g_)F_g、
    −OCF_2Cl、−O−CF_2−CHFCl、(C
    _1〜C_6)−アルキルメルカプト、(C_1〜C_
    6)−アルキルスルフィニル、(C_1〜C_6)−ア
    ルキルスルホニル、(C_1〜C_6)−アルキルカル
    ボニル、(C_1〜C_6)−アルコキシカルボニル、
    カルバモイル、 N−(C_1〜C_4)−アルキルカルバモイル、N,
    N−ジ−(C_1〜C_4)−アルキルカルバモイル、
    (C_1〜C_6)−アルキルカルボニルオキシ、(C
    _3〜C_8)−シクロアルキル、フェニル、ベンジル
    、フェノキシ、ベンジルオキシ、 NR′R″、フェニルメルカプト、フェニルスルホニル
    、フェニルスルフィニル、スルファ モイル、N−(C_1〜C_4)−アルキルスルファモ
    イル及びN,N−ジ−(C_1〜C_4)−アルキルス
    ルファモイルからなる群から選ばれる1、2、3、4ま
    たは5個の同一または異なる置換基を担持するか、また
    は場合により5個 までの上記の同一または異なる置換基を担 持しアラルコキシ基の隣り合う2つの炭素 原子が一緒に−〔CH_2−〕_nまたは−CH=CH
    −CH=CH鎖を担持し、その鎖の1つのCH_2基が
    場合によりO、S、SO、SO_2またはNR′により
    置き換えられた(C_7〜C_1_1)−アラルコキシ
    を示し、R^5及びR^6は一緒に−〔CH_2〕_i
    −を示し、そしてR^4、R^7及びR^8が上記定義
    の通りであり、R′及びR″は同一または異なつて水素
    、(C_6〜C_1_2)−アリールまたは(C_1〜
    C_8)−アルキルを示すか、または R′及びR″は一緒に−〔CH_2〕_h−を示し、式
    中CH_2基はO、S、N−(C_1〜C_4)−アル
    カノイルイミノまたはN−(C_1〜C_4)−アルコ
    キシカルボニルイミノにより置き換えることができ、f
    は、1、2、3、4、5、6、7または8であり、gは
    0、1から(2f+1)までの数値を示し、hは3、4
    、5または6であり、 iは1、2、3または4であり、 nは3または4であり、 xは0、1、2または3である。 2)式中Aが請求項1のb)と同様に置換される請求項
    1に記載の式 I の化合物及びそれらの生理学的に許容
    され得る塩。 3)式中Tが−SO−基を示す請求項1または2に記載
    の式 I の化合物及びそれらの生理学的に許容され得る
    塩。 4)式中、R^7が次の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^9、R^1^0、R^1^1、R^1^2
    及びR^1^3は同一または異なつて、水素、ハロゲン
    、シアノ、ニトロ、トリフルオロメチル、(C_1〜C
    _6)−アルキル、(C_1〜C_6)−アルコキシ、
    −O−〔CH_2〕_xC_fH_(_2_f_+_1
    _−_g_)F_g、−OCF_2Cl、−O−CF_
    2−CHFCl、(C_1〜C_6)−アルキルメルカ
    プト、(C_1〜C_6)−アルキルスルフィニル、(
    C_1〜C_6)−アルキルスルホニル、(C_1〜C
    _6)−アルキルカルボニル、(C_1〜C_6)−ア
    ルコキシカルボニル、カルバモイル、N−(C_1〜C
    _4)−アルキルカルバモイル、N,N−ジ−(C_1
    〜C_4)−アルキルカルバモイル、(C_1〜C_6
    )−アルキルカルボニルオキシ、(C_3〜C_8)−
    シクロアルキル、フェニル、ベンジル、フェノキシ、ベ
    ンジルオキシ、NR′R″、例えばアミノ、アニリノ、
    N−メチルアニリノ、フェニルメルカプト、フェニルス
    ルホニル、フェニルスルフィニル、スルファモイル、N
    −(C_1〜C_4)−アルキルスルファモイルもしく
    はN,N−ジ−(C_1〜C_4)−アルキルスルファ
    モイルを示すか、または2つの隣り合つた置換基が一緒
    に、 −〔CH_2−〕のもしくは−CH=CH−CH=CH
    −鎖を示し、式中鎖の1つのCH_2基が場合によりO
    、S、SO、SO_2またはNR′によつて置き換えら
    れ、yが0、1、2、3または4、好ましくは0または
    1を示し、残りの置換基R^9、R^1^0、R^1^
    1、R^1^2及びR^1^3は上記定義の通りであり
    、ただし、未置換のベンジルオキシ及び未置換のフェノ
    キシは除かれ、R′、R″、f、g、n及びxは上記定
    義の通りである)の置換されたフェニルアルコキシ基を
    示す請求項1〜3のうちいずれかに記載の式 I の化合
    物及びそれらの生理学的に許容され得る塩。 5)式中、R^1及びR^2が同一または異なつて、水
    素、(C_1〜C_3)−アルキル、ハロゲン、(C_
    1〜C_4)−アルコキシ、−O−〔CH_2−〕_x
    C_fH_(_2_f_+_1_−_g_)F_gまた
    は(C_1〜C_4)−アルコキシカルボニルを示し、 R^3が請求項1の定義の通りであり、 R^4及びR^5が各々水素を示し、 R^6及びR^8が同一または異なつて、水素、ハロゲ
    ン、(C_1〜C_3)−アルキル、(C_1〜C_6
    )−アルコキシ及び次の式 −O−〔CH_2−〕_xC_fH_(_2_f_+_
    1_−_g_)F_gのフルオロアルコキシ基を示し、 R^7は、一置換または多置換されたベンジルオキシま
    たはフェノキシ基を示し、 R^9、R^1^0、R^1^1、R^1^2及びR^
    1^3は同一または異なつて、水素、フッ素、塩素、臭
    素、トリフルオロメチル、シアノ、ニトロ、(C_1〜
    C_6)−アルコキシカルボニルを示し、残りの基及び
    変数は請求項1の通りである請求項1〜4のいずれかに
    記載の式 I の化合物及びそれらの生理学的に許容され
    得る塩。 6)式中、R^1及びR^2は同一または異なつて水素
    または(C_1〜C_3)−アルキルを示し、R^3は
    請求項1の定義の通りであり、 R^4及びR^5は各々水素を示し、 R^6及びR^8は同一または異なつて水素、(C_1
    〜C_3)−アルキルまたは(C_1〜C_3)−アル
    コキシを示し、 R^7は一置換または多置換されたベンジルオキシまた
    はフェノキシ基を示し、 R^9、R^1^0、R^1^1、R^1^2及びR^
    3は同一または異なつて、水素、フッ素、塩素、トリフ
    ルオロメチルを示し、残りの基及び変数は請求項1の定
    義の通りである請求項1〜5のいずれかに記載の式 I
    の化合物及びそれらの生理学的に許容されうる塩。 7)2−〔4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキ
    シ)−2−ピコリル−スルフィニル〕−1H−チエノ〔
    3,4−d〕イミダゾール、2−〔3−メトキシ−4−
    (4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)−2−ピコ
    リル−スルフィニル〕−1H−チエノ〔3,4−d〕イ
    ミダゾール、 2−〔3−メトキシ−4−(4−フルオロベンジルオキ
    シ)−2−ピコリルスルフィニル〕−1H−チエノ〔3
    ,4−d〕イミダゾール、2−〔4−(3,5−ビスト
    リフルオロメチルベンジルオキシ)−2−ピコリルスル
    フィニル〕−1H−チエノ〔3,4−d〕イミダゾール
    、2−〔4−(2,4−ジフルオロフェノキシ)−2−
    ピコリルスルフィニル〕−1H−チエノ〔3,4−d〕
    イミダゾール、 2−〔4−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)−2
    −ピコリルスルフィニル〕−1H−チエノ〔3,4−d
    〕イミダゾール、 2−〔4−(4−フルオロフェノキシ)−2−ピコリル
    スルフィニル〕−1H−チエノ〔3,4−d〕−イミダ
    ゾールまたは 2−〔4−(4−クロロフェノキシ−2−ピコリルスル
    フィニル〕−1H−チエノ〔3,4−d〕−イミダゾー
    ル 及びそれらの生理学的に許容され得る塩。 8)a)次の式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、A、R^1、R^2及びR^3は上記定義の通
    りであり、X^1はi、)脱離基またはii、)−SH
    、−S^−M^+または−SO_2−M^+を示す) の化合物と次の式III ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^4、R^5、R^6、R^7及びR^8は
    上記定義の通りであり、X^2はX^1が上記i、)の
    場合は−SH、−S^−M^+または−SO_2−M^
    +を示し、また上記ii、)の場合には好ましくは脱離
    基またはOHを示す)の化合物とを反応させるか、また
    は、 b)次の式IV ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中A、R^1、R^2及びR^3は上記定義の通り
    である) の化合物と次の式V ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^4、R^5、R^6、R^7及びR^8は
    上記定義の通りであり、Rはエステル化された基を示す
    )の化合物とを反応させ、 i)式 I の化合物において、所望により、場合により
    存在する、または複数の−S−基を酸化して、1または
    複数の−SO−または−SO_2−基を得、 ii)式 I の化合物において、所望により、場合によ
    り存在する1または複数の−SO−基を酸化して、1ま
    たは複数の−SO_2−基を得、iii)所望により、
    式 I (式中R^3は水素を示す)の化合物をアシル化
    、アルキル化またはア ラルキル化し、 iv)所望により、式 I (式中R^3は水素を示さな
    い)の化合物を加水分解し、そして v)所望により、式 I の化合物をそれらの生理学的に
    許容され得る塩に転化 することからなり、上記操作i)からiv)のうちの2
    つまたそれ以上は、示された順序以外の順序でも行なう
    ことができる請求項1〜7のいずれかに記載の式 I の
    化合物の製造方法。 9)請求項1〜7のいずれかに記載の化合物からなる薬
    物。 10)請求項9に記載の化合物からなる胃酸分泌阻害剤
    。 11)請求項1〜7、9及び10のいずれかに記載の化
    合物を含む薬学的製剤。 12)式 I の化合物を、生理学的に許容され得る賦形
    剤とともに、好適にはさらに添加剤または補助剤も一緒
    に、適当な投与形態物に変えることからなる請求項11
    に記載の薬学的組成物の製造方法。
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