JPH01157869A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH01157869A
JPH01157869A JP31600787A JP31600787A JPH01157869A JP H01157869 A JPH01157869 A JP H01157869A JP 31600787 A JP31600787 A JP 31600787A JP 31600787 A JP31600787 A JP 31600787A JP H01157869 A JPH01157869 A JP H01157869A
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head pressure
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thermal head
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JP31600787A
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Tadashi Hanabusa
端 花房
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J25/00Actions or mechanisms not otherwise provided for
    • B41J25/304Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface
    • B41J25/312Bodily-movable mechanisms for print heads or carriages movable towards or from paper surface with print pressure adjustment mechanisms, e.g. pressure-on-the paper mechanisms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はサーマルヘッドに印加する電気的エネルギーや
サーマルヘッドの押圧力を変更して、記録媒体に印刷す
る記録濃度を変更できる記録装置に関するものである。
[従来の技術] プリンタやファクシミリ等の記録装置では、記録ヘッド
に設けた複数のドツト形成素子を記録情報(画像データ
)に基づいて選択的に駆動しながら、記録シート(用紙
やプラスチック薄板等の記録媒体)上にドツトパターン
を形成している。この記録装置の型式には、記録ヘッド
をシート幅方向に移動させながら記録していくシリアル
型、1行分まとめて記録するラインプリント型、および
1頁分まとめて記録するページプリント型などがある。
また、記録方式にはサーマル式、インクジェット式およ
びワイヤドツト式などがあり、サーマル式は、更にイン
クリボンを用いて普通紙にインクを転写する熱転写式と
、サーマルヘッドにより感熱シートを直接加熱発色させ
る感熱式とに分けることができる。
このような記録方式のうち、サーマル式の記録装置は記
録媒体の種類に大きく影響される。即ち、記録媒体の表
面が滑らかなときは記録濃度が濃くなるが、記録媒体の
表面が粗いときは記録濃度が薄くなる。従って、オペレ
ータは記録媒体の種類に対応してサーマルヘッドに印加
するエネルギーを変更し濃度調整を行っていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、このようなサーマル記録装置では、記録媒体の
種類を変更するたびに、サーマルヘッド圧の調整とサー
マルヘッドに印加する電気的エネルギーの調整のそれぞ
れを行わねばならず、最適な印字濃度を得るために、そ
れらを調整するのが面倒であった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録媒体
の変更等に対応して、単一の濃度調整手段により、サー
マルヘッドに印加する電気的エネルギーの調整とサーマ
ルヘッド圧の調整の両方を行うことができる記録装置を
提供することを目的とする。
また本発明はサーマルヘッド圧とサーマルヘッドに印加
する電気的エネルギーの指示値を複数組記憶しておき、
その複数組の任意の1組のデータを指示してサーマルヘ
ッド圧と印加エネルギーを調整することにより、記録シ
ートに対応して簡単に最適な記録濃度を設定できる。
また、これら記憶されている複数組のデータのうちの指
定された組のデータを、サーマルヘッド圧の調整手段と
電気エネルギーの調整手段の指示値を基に更新できる記
録装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の記録装置は以下の様
な構成からなる。即ち、 感熱ヘッドの記録媒体への押圧力を調整するヘッド圧調
整手段と、前記感熱ヘッドに印加する電気エネルギーを
調整する調整手段と、前記記録媒体への記録濃度を指示
する指示手段と、該指示手段により指示された記録濃度
と前記押圧力及び電気エネルギーの設定値とを対応づけ
る対応手段と、前記設定値を基に前記ヘッド圧調整手段
と前記調整手段を制御して記録濃度の調整を行う制御手
段とを備える。
また他の発明の構成は以下の様になる。即ち、感熱ヘッ
ドの記録媒体への押圧力を調整するヘッド圧調整手段と
、前記押圧力を指示するヘッド圧指示手段と、前記感熱
ヘッドに印加する電気エネルギーを調整する調整手段と
、前記電気エネルギーを指示する指示手段と、前記ヘッ
ド圧指示手段による指示値と前記指示手段による指示値
を複数組記憶する記憶手段と、前記ヘッド圧指示手段及
び前記指示手段により指示された指示値或いは前記記憶
手段の所定の1組を指定して読出した指示値を基に前記
ヘッド圧調整手段と前記調整手段を制御する制御手段と
、前記ヘッド圧指示手段と前記指示手段の指示に基づい
て前記記憶手段の指定された1組の指示値を更新する手
段とを備える。
[作用] 以上の構成において、ヘッド圧調整手段により感熱ヘッ
ドの記録媒体への押圧力を調整し、調整手段により感熱
ヘッドに印加する電気エネルギーを調整する。記録媒体
への記録濃度を指示する指示手段により指示された記録
濃度と、押圧力及び電気エネルギーの設定値とを対応づ
け、その設定値を基にヘッド圧調整手段と調整手段を制
御して記録濃度の調整を行うように動作する。
また他の構成によれば、ヘッド圧調整手段により感熱ヘ
ッドによる記録媒体への押圧力を調整し、調整手段によ
り感熱ヘッドに印加する電気エネルギーを調整する。ま
た、押圧力を指示するヘッド圧指示手段と電気エネルギ
ーを指示する指示手段とを備え、記憶手段にはヘッド圧
指示手段による指示値と指示手段による指示値を複数組
“記憶する。こうして、ヘッド圧指示手段及び指示手段
により指示された指示値或いは記憶手段の所定の1組を
指定して読出した指示値を基にヘッド圧調整手段と調整
手段を制御するとともに、ヘッド圧指示手段と指示手段
の指示に基づいて記憶手段の指定された1組の指示値を
更新するように動作する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[電子タイプライタの説明 (第1図)]第1図は実施
例の電子タイプライタの概略構成を示すブロック図であ
る。
図中、100は装置全体の制御を行う制御部で、制御部
100には例えばマイクロプロセッサ等のCPU43を
備え、CPU43はROM44に格納されている第8図
のフローチャートで示された制御プログラムに従って各
種制御信号を出力し、入力インターフェース部101よ
りの入力信号を処理したり、出力インターフェース部1
02に各種信号を出力して印字等の動作制御を行ってい
る。RAM45はCPU43のワークエリアとして使用
されるとともに、ボリューム104の設定値等を一時的
に記憶する。
101はキーボード103や各種センサ及びA/DR換
器105等からの信号を入力して制御部100に出力す
る入力インターフェース部である。出力インターフェー
ス部102は制御部1゜Oよりの印字データや印字機構
部108への各種制御信号及び後述するヘッド圧調整部
109に制御信号を出力する。こうして制御部100は
印字機構部108を駆動して、シリアル記録を実行する
ことができる。
103は文書情報や各種コマンド等を入力するキーボー
ドで、キーボード103より入力されたコード情報は人
力インターフェース部101を介して制御部100に入
力される。キーボード103よりの文字コードはRAM
45に記憶され、ROM44に格納されているパターン
データを基にパターン展開されてサーマルヘッド3に出
力されて印字される。104は第2図にその外観を示す
濃度ボリュームスイッチで、オペレータはこのボリュー
ム104により印字に使用される記録シートの種類等に
対応して印字濃度の設定を行う。
A/D変換器105は、濃度ボリューム104で設定さ
れた電圧値Vrを入力し、デジタル信号に変換して出力
する。106は印字機構部108における記録シートの
有無やサーマルヘッド3の発熱温度等を検知するセンサ
等よりの入力信号である。CPU43は入力インタフェ
ース部101を介して入力したA/D変換器105の出
力値をRAM45に記憶する。そしてRAM45に記憶
された値をもとに、ROM44のテーブル107を参照
し、その値(ボリューム104の設定値)に対応したヘ
ッド圧の設定値、即ち、モータ110への通電時間及び
サーマルヘッド3の発熱抵抗体へのエネルギー設定値(
通電電圧)等を決定する。こうして求められた各設定値
に従って、CPU43は出力インタフェース部102を
介してサーマルヘッド用のドライバ111とヘッド圧調
整部109に制御情報を出力して、記録濃度の調整を行
う。
109は第4図と第5図に詳細を示すヘッド圧調整部で
、制御部100の指示に従ってモータ110を回転させ
、サーマルヘッド3の印字圧(ヘッド圧)を調整する。
111はサーマルヘッド3の発熱駆動を行うドライバで
、ドライバ111は制御部100により指示された電圧
或いは通電時間で、出力インターフェース部102より
の印字データを基にサーマルヘッド3の発熱駆動を行う
。108は記録シートの送りを行うシート移送系機構部
や、シリアルヘッドの走査等を行うキャリッジの駆動系
機構部等を含む印字機構部である。
[印字部の説明 (第3図)] 第3図(A)は本実施例における印字機構部の印字部の
斜視図で、ここではシリアル熱転写式の印字部を示して
いる。
第3図(A)において、プラテン11にバックアップさ
れた記録シート1に対し、キャリッジ13に装着された
サーマルヘッド3で記録していくよう構成されている。
なお、図示のプラテン11はローラ状をしており、シー
ト搬送ローラを兼ねている。キャリッジ13はプラテン
11に平行に設置されたガイドシャフト15に沿って穆
助可能に装着され、ステップモータ16、駆動プーリ1
7、従動プーリ18およびこれらのプーリに張架されか
つキャリッジ13に結合されたベルト19から成る駆動
系によって往復駆動される。
サーマルヘッド3は複数の発熱素子、例えば縦1列に配
列された32個の発熱抵抗体を有し、記録シート1に圧
接するダウン位置および離反するアップ位置間で揺動可
能に装着されている。
キャリッジ13上には、サーマルヘッド3の前面すなわ
ちサーマルヘッド3と記録シート1との間にインクリボ
ン2を送給するためのリボンカセット20が交換可能に
装着されている。このリボンカセット20内のインクリ
ボン2は、記録時、キャリッジ13に設けたリボン駆動
軸(不図示)により、サーマルヘッド3(キャリッジ1
3)の動き(走査)に同期して所定方向に巻取られる。
以上の構成において、記録時には、サーマルヘッド3が
インクリボン2を介して記録シート1に圧接され、キャ
リッジ13を矢印P方向に主走査して移動させると共に
、インクリボン2を巻取っていく。この過程でキャリッ
ジ13と共に移動するサーマルヘッド3のドツト形成手
段を、ドライバ111を介し印字データ信号に基づいて
駆動することにより記録が行われる。
第3図(B)は他の実施例のシリアル熱転写式のサーマ
ル方式による印字部の斜視図で、第3図(A)と共通部
分は同一記号で示し、それらの説明を省略する。
第3図(B)では、平プラテン33にバックアップされ
た記録シート1に対し、キャリッジ13に装着されたサ
ーマルヘッド3で記録していくよう構成されている。な
お、34は記録シート1を搬送するための紙送りローラ
である。ここでキャリッジ13は平プラテン33に平行
に゛設置されたガイドシャフト15に沿って移動されて
印字が行われる。
[ヘッド圧調整部の説明(第4図、第5図)]第4図は
ヘッド圧調整部109の上面図で、第3図と共通部分は
同一記号で示している。
第4図において、サーマルヘッド3を一端に装着したヘ
ッドアーム5は3字形を成し、ヘッド3を装着した端部
の反対側端部が軸6によって支持されている。ヘッドア
ーム5の中央部にはヘッド3の押圧調整機構としてのシ
リンダ7が回動自在に軸8によって係着されている。シ
リンダフはシリンダブロック9、ブロック9に内挿され
るコイルばね101及びばね10を押圧可能に配設され
たピストン21より構成されている。ピストン21の端
部は軸22によって歯車23の周縁部に接続されている
。歯車23は軸24によって軸支され、モータ110の
回転軸に結合されたモータピニオン36に噛合して回転
されると共に、歯車23はピストン21に対しても回動
自在に結合されている。
以上の構成において、記録を行うに際し、モータピニオ
ン36が図示矢印入方向に回転すると、歯車23は矢印
B方向に回転する。この歯車23の回転に伴なって軸2
2がピストン21を図の上方向(ヘッドアーム5側)に
移動させて、シリンダ7内のコイルばね10を圧縮する
。この歯車23の回転量が増えるほどコイルばね10の
圧縮量は大きくなる。このようにしてピストン21がヘ
ッドアーム5側へ移動することにより、ヘッドアーム5
は軸6を回転中心として反時計回り方向へ回動し、ヘッ
ド3をプラテン11へ押圧する。
その抑圧量は、コイルばね10の圧縮量に比例する。従
って、所望の抑圧量が得られるところでモータ110の
回転を停止して、ピストン21の移動を停止させる。こ
の停止状態では、モータ110は固定励磁されているた
め、モータ110が停止しても歯車23は後戻りするこ
とはない。
この押圧状態のもとで、キャリアモータ16を駆動しサ
ーマルヘッド3の発熱抵抗体に通電することにより記録
を行うことができる。
第5図は第4図の場合よりも更に歯車23を矢印B方向
に回転させて、押圧力を増大させた状態を示す図である
ここでは第4図と比べて、ピストン21が更にシリンダ
ブロック9の奥深くへ侵入するため、コイルばね10の
圧縮量が大きくなり、サーマルヘッド3が記録シート1
を押圧する押圧力が大きくなる。
次に、非印字時(ヘッドアップ時)には、モータピニオ
ン36を矢印Aと逆方向に回転させ、ピストン21を図
面下側に戻すことにより、シリンダ7が図の下方に移動
する。これにより、ヘッドアーム5は軸6を中心として
時計回り方向へ回動し、サーマルヘッド3は記録シート
1から離間した位置で保持される。
以上の様に、サーマルヘッド3の押圧力は歯車23の回
転量、即ち、モータ110の回転量によって任意に設定
することができる。このように、記録シート1の質に応
じた押圧力を付与する方法としては、モータ110が例
えばDCモータ等である場合、モータ110を駆動する
通電時間を変更したり、例えばモータ110がステッピ
ングモータのときは、モータ110を回転駆動するステ
ップ数により押圧力を変更するようにしても良い。
[サーマルヘッドの発熱部の説明 (第6図)]第6図
はサーマルヘッド3の発熱部の拡大図で、31はヘッド
3のグレーズ層部分、32は電流を流すことにより発熱
する発熱抵抗体である。
インクリボン2はサーマルヘッド3により加熱されて、
発熱駆動された発熱抵抗体部分のインクが溶融して記録
シート1上に転写される。このサーマルヘッド3に印加
する電気エネルギーを変更して記録濃度の変更を行う方
法は、発熱抵抗体32に通電する電圧或いは通電時間を
変えることにより達成される。
[動作説明 (第8−図)] 第8図は実施例の電子タイプライタにおける印字動作を
示すフローチャートで、本動作はキーボード103より
キー人力により印字が指示されることにより開始される
キーボード103のキーにより、例えば1文字或いは1
ライン分の印字が指示されるとステップS1に進み、A
/D変換器105より出力される濃度ボリューム104
の設定値(電圧Vrのデジタル値)を入力してRAM4
5に記憶する。ステップS2ではRAM45に記憶され
たデジタル値を基にROM44のテーブル10フを参照
して、ヘッド圧調整部109のモータ110の駆動時間
と、ドライバ111のサーマルヘッド3の駆動電圧を決
定する。
第7図は、前記丸プラテン(第2図)及び平プラテン(
第9図)を用いた実施例における、記録シート1の種類
に対応した発熱抵抗体への印加エネルギーや電圧値及び
ヘッドの押圧力を示す値の一例を示す図である(尚、こ
の図表は後述する第2の実施例においても適用できる)
ROM44のテーブル107には、第7図に示された様
な発熱抵抗体32に印加するエネルギーや電圧値及びサ
ーマルヘッド3の押圧力を示す値等が、A/D変換器1
05の出力値に対応して格納されている。従って、CP
U43はRAM45に記憶されているA/D変換器10
5よりのデジタル値を基にテーブル107より押圧力と
電圧値等を読出し、それらの値を基−にヘッド圧調整部
109やドライバ111に対応する制御信号を出力して
印字濃度の調整を行っている。
ステップS3ではステップS2で決定した時間分(或い
は回転数分)、出力インターフェース部102を介して
モータ110を駆動し、ステップS4でモータ110を
固定励磁してヘッド圧の調整を終了する。ステップS’
5ではキャリッジモータ16の駆動を開始し、ステップ
S6でサーマルヘッド3に印字データを出力して通電を
行い、記録シート1に印字を行う。このとき、ドライバ
111は印字データとともに、制御部100より送られ
てくる電圧値或いは通電時間値を基に、サーマルヘッド
3の通電制御を行って印字濃度を変更する。
1文字分或いは1行目分の印字が終了するとステップS
7に進み、キャリッジ千−夕16の回転を停止し、ステ
ップS8でヘッド調整部109のモータ110を逆方向
(第4図の矢印A方向と逆方向)に回転して、サーマル
ヘッド3をプラテン11より離反(ヘッドアップ)させ
て印字動作を終了する。
尚、モータ110がステッピングモータのときは、ステ
ップS3で所定のステップ数モータ110を回転させて
印字圧の調整を行う。
[第2の実施例の説明 (第9図〜第11図)]第9図
は第2の実施例の電子タイプライタの概略構成を示すブ
ロック図で、第1の実施例と共通な部分は同一記号で示
している。
204は例えば記録シート1の種類に応じたサーマルヘ
ッド3の押圧力を指示する可変抵抗器、206はサーマ
ルヘッド3へ印加する電気エネルギーを設定する可変抵
抗器である。これら可変抵抗器204と206よりの出
力電圧値は、それぞれA/D変換器205及び207に
よってデジタル信号に変換される。A/D変換器205
及び20フの出力は、入力インタフェース部209を介
してCPU90の制御のもとにRAM93に取り込まれ
る。
第10図はキーボード201の学習機能スイッチ及び可
変抵抗器204と206の外観図である。
204はヘッド圧の設定を行うボリューム(可変抵抗器
)、206はサーマルヘッド3への通電時間或いは電圧
値等を設定して印字濃度の調整を行う濃度ボリューム(
可変抵抗器)である。202は学習機能キーで、5組の
学習データに対応して5個のキーが設けられている。2
03は学習機能記憶キーで、これらキー202と203
は共にオールタネイトキーで、学習機能キー202はオ
フ(OF F)キーの押下により全てオフされる。
キーボード201は第10図に示したような、学習機能
データによる濃度制御を指示するための学習機能キー2
02と、学習機能への記憶指示を行う学習機能記憶キー
203とを備えている。ROM91のテーブル92には
可変抵抗器204の設定値に対応するヘッド圧の設定値
(モータ110の通電時間或いはモータ110の回転ス
テップ数等)や、可変抵抗器206の設定値に対応する
サーマルヘッド3への印加電圧値等が記憶されている。
学習機能メモリ94は学習機能キー202に対応して、
それぞれ5組のヘッド圧と印加電圧成いは通電時間等が
対になって記憶している。そして学習機能キー202の
1つのキーを押下することにより、サーマルヘッド3の
押圧力及び発熱抵抗体32に印加するエネルギーが選択
される。また学習機能記憶キー203がオンであれば、
可変抵抗器204と206で設定されている電圧のデジ
タル値が、学習機能メモリ93の学習機能キー202で
指示されたエリアに記憶される。
CPU90は第11図のフローチャートで示されたRO
M92に格納されたプログラムに従って、キーボードや
201やA/D変換器205゜207等よりの入力情報
を取り込んでRAM93に一時的に記憶し、この情報と
ROM92に予め記憶しであるデータに基づいて出力イ
ンタフェース部102を介してヘッド圧調整部109や
ドライバ111等に制御情報を出力する。また、CPU
90は、印字機構部108を駆動してシリアル記録を実
行するための各種の制御も併せて実行する。
記録シート1への記録濃度調整を更に詳しく説明すると
、CPU90はRAM93に記憶されたヘッド圧情報(
可変抵抗204の設定値)及び発熱体のエネルギー情報
(可変抵抗206の設定値)に基づいて、そのヘッド圧
設定値及び発熱体のエネルギー設定値に応じた、モータ
通電時間及びサーマルヘッド3の発熱体への通電電圧等
をテーブル92を参照して決定し、出力インタフェース
部102を介してヘッド圧調整部109とドライバ11
1にデジタル信号により制御情報を出力する。
ヘッド圧調整部109では、記録開始時等に出力インタ
フェース部102からの制御情報に基づいてモータ11
0を設定した時間だけ通電し、モータピニオン36を所
定量回転させる。又、ドライバ111ではサーマルヘッ
ド3上の発熱抵抗体を設定した電圧で通電し印字を行う
。更に記録終了時に、ヘッド圧調整部109のモータ1
10を設定時間だけ逆回転させ、サーマルヘッド3をプ
ラテン11から離間させる。
尚、前述した可変抵抗器204及び206による設定は
、記録シート1の表面が粗い場合にはモータ110の通
電時間を長くしてヘッド圧を高めるとともに、発熱抵抗
体32の電圧を高くなるようにして印字濃度を高くする
。一方、表面が滑らかな記録シートを使用する場合には
、可変抵抗器204によりモータ110への通電時間を
短くしてヘッド圧を低くし、可変抵抗器206により発
熱抵抗体32の電圧を低く設定する(第7図参照)。
第11図は第2の実施例における印字処理を示すフロー
チャートである。
キーボード201より印字が指示されるとステップS1
0に進み、学習機能記憶スイッチ203がオンかどうか
をみる。スイッチ203がオンであれば学習機能の記憶
指示がなされているためステップS12に進み、可変抵
抗器204と206の設定値の入力処理に進む。
学習機能記憶スイッチ203がオフならばステップSl
lに進み、学習機能キー202のいずれかがオンされて
いるかどうかをみる。学習機能キー202のいずれもが
オンでなければステップS12に進み、ヘッド圧を指示
する可変抵抗器204の設定値を入力し、テーブル92
を参照してヘッド圧を決定する。そして次にステップ3
13に進み、サーマルヘッド3への通電電圧の設定を行
う可変抵抗器206(濃度ボリューム)の設定値を人力
し、テーブル92を参照してドライバ111に指示する
サーマルヘッド3の電圧値を決定する。
一方、ステップSllで学習機能キー202のいずれか
が押下されていればステップ314に進み、押下されて
いる機能番号に対応する学習機能メモリ94より、ヘッ
ド圧データとサーマルヘッド3の駆動電圧値等を指示す
るデータを読出す。
このデータは、例えばA/D変換器205と207から
出力される各ボリュームの設定電圧に対応したデジタル
値であるとする。
ステップ515ではステップS12、或いはステップS
14で読出されて決定されたヘッド圧データを基に、ヘ
ッド圧調整部109のモータ110を駆動してヘッド圧
の調整を行う0次にステップ316でキャリッジモータ
16の駆動を開始し、ステップS17でドライバ111
に印字データと、ステップ514或いはステップ513
で設定されたサーマルヘッド3の駆動電圧(或いは通電
時間)を出力して、サーマルヘッド3を駆動して印字を
行う。
こうして例えば、1文字或いは1ライン分の印字が終了
するとステップ518に進み、キャリッジモータ16の
駆動を停止し、ステップS19でヘッド圧調整部109
のモータ110を所定量逆転させてサーマルヘッド3を
プラテン11より離反させる。
ステップS20で学習機能記憶スイッチ203がオンで
あればステップS21に進む、ステップS21で可変抵
抗器204或いは206のいずれかの設定値が変更され
るかを調べる。これはRAM93に記憶されているもと
もとの設定値と、A/D変換器205或いは206より
入力されるデジタル値が等しいかどうかで判断する。可
変抵抗器204と206の設定値が変更される前に、次
の印字指示が入力されるとステップS10に進みその印
字処理に進む。
ステップ521で可変抵抗器204或いは206の設定
値が変更されるとステップS23に進み、学習機能キー
202のうちのいずれかのキーが押下されているかをみ
る。このとき、学習機能キー202のいずれのキーも押
下されていなければ、学習データの更新を行うことなく
ステップS10に進む。ステップS23で学習機能キー
202により学習機能の番号指示がされていればステッ
プS24に進み、学習機能キー202により指示されて
いる学習機能メモリ94の対応する番号の学習データを
更新する。これは、例えばA/D変換器205と207
よりのデジタル値を、そのまま学習機能メモリ94の対
応するエリアに記憶させるようにしても良い。
ステップ325では印字処理の終了かどうかを判定し、
終了でなければステップ510に進み前述の動作を実行
する。
こうすることにより、学習機能メモリ94のうち、学習
機能キー2’02で指示された番号の学習機能メモリ9
4の学習データが更新され、これ以降は、単に記録シー
ト1の種類等に対応して、学習機能キー202により学
習機能データの番号を指示するだけで、最適なヘッド圧
とサーマルヘッドの駆動エネルギーを設定することがで
きる。
尚、RAM93のうち少なくとも学習機能メモ  ′リ
94を不揮発に構成することにより、装置の電源断によ
る学習データの消滅を防止できる。
また、前記両実施例において、特に丸プラテンを用いた
実施例の場合には、記録シート1の腰が強い場合には、
モータ110の通電時間を長くしてヘッド押圧力を強く
(官製はがき程度で500gf位)することが好ましく
、記録シート1の腰が弱い場合には、モータ110への
通電時間を短くしてヘッド押圧力を弱く設定することが
好ましい。
なお、以上の実施例においては、シリアル式の熱転写記
録装置を例に説明したが、感熱シートを使用する感熱式
のサーマル記録装置にも同様に適用することができる。
さらに、ラインプリント式などのサーマルヘッドの型式
が異なる場合にも同様に適用することができる。
また、ヘッド押圧調整機構はコイルばねを用いるものと
したが、他に、油圧、空気圧、板ばね等の種々のものが
考えられる。
また更に本実施例では、学習機能メモリ94に記憶する
データをA/D変換器の出力デジタル値としたがこれに
限定されるものでなく、そのデジタル値を基に決定され
たヘッド押圧値や電圧値(通電時間値)等であってもよ
い。
以上説明したように本実施例によれば、1つのボリュー
ムスイッチ、あるいは選択スイッチにより、ヘッド押圧
力及びサーマルヘッドの発熱体に与える電気エネルギー
を連動させて変化できるので、ユーザが記録シートの種
類の違いに応じて1つの操作で最適な印字を選択できる
効果がある。
また、ヘッド圧及びサーマルヘッドへの印加電圧を調整
できるボリュームをそれぞれ設け、例えば各記録シート
の種類に対応してそれらの設定値を記憶できて記録シー
トの変更に対応して設定値を読出すことができるため、
簡単にヘッド圧や印加エネルギーの調整を行うことがで
きる。
更に、それら記憶されている設定値は、各ボリュームの
設定に伴なって更新されるため、記録シートの種類等に
対応した最適な設定値が記憶されることになる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、単一の濃度調整手
段により、ヘッド圧とヘッドへの印加エネルギーの両方
を調整できるので、例えば記録シートの変更による濃度
調整が簡単になる効果がある。
また他の発明によれば、最適なヘッド圧とサーマルヘッ
ドへの印加エネルギーの調整を行うことができ、更にそ
れらヘッド圧及び印加エネルギーの設定値を、例えば各
記録シートの種類に対応して記憶し、任意に選択して読
出すことにより、ヘッド圧の調整及び印加エネルギーの
調整を簡単に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の電子タイプライタの概略構成を
示すブロック図、 第2図は可変抵抗器の外観図、 第3図(A)、(B)は印字機構部の印字部の外観斜視
図、 第4図と第5図はヘッド圧調整部の構成を示す図、 第6図はサーマルヘッドの発熱部の拡大図、第7図は記
録シートの種類と発熱抵抗体に印加するエネルギー及び
ヘッド押圧力の関係の具体例を示す図、 第8図は第1の実施例の印字処理を示すフローチャート
、 第9図は第2の実施例の電子タイプライタの概略構成を
示すブロック図、 第10図はヘッド圧調整ボリューム、電気エネルギー調
整ボリューム及び学習機能キー等の外観図、 第11図は第2の実施例における印字処理のフローチャ
ートである。 図中、1・・・記録シート、2・・・インクリボン、3
・・・サーマルヘッド、5・・・ヘッドアーム、7・・
・シリンダ、11・・・プラテン、13・・・キャリッ
ジ、16・・・キャリッジモータ、20・・・インクリ
ボンカセット、21・・・ピストン、23・・・歯車、
32・・・発熱抵抗体、33・・・平プラテン、36・
・・モータビニオ。 ン、94・・・学習機能メモリ、100,200・・・
制御部、101.209−・・入力インターフェース部
、102・・・出力インターフェース部、103゜20
1・・・キーボード、104,204,206・・・可
変抵抗器、105.205.207−A/D変換器、9
2,107・・・テーブル、43.90−・・CPU、
44,91@−・ROM、45.94・・・RAM、1
08・・・印字機構部、109・・・ヘッド圧調整部、
110・・・モータ、111・・・ドライバ、202・
・・学習機能キー、203−・・学習機能記憶キーであ
る。 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感熱ヘッドの記録媒体への押圧力を調整するヘッ
    ド圧調整手段と、前記感熱ヘッドに印加する電気エネル
    ギーを調整する調整手段と、前記記録媒体への記録濃度
    を指示する指示手段と、該指示手段により指示された記
    録濃度と前記押圧力及び電気エネルギーの設定値とを対
    応づける対応手段と、前記設定値を基に前記ヘッド圧調
    整手段と前記調整手段を制御して記録濃度の調整を行う
    制御手段とを備えることを特徴とする記録装置。
  2. (2)感熱ヘッドの記録媒体への押圧力を調整するヘッ
    ド圧調整手段と、前記押圧力を指示するヘッド圧指示手
    段と、前記感熱ヘッドに印加する電気エネルギーを調整
    する調整手段と、前記電気エネルギーを指示する指示手
    段と、前記ヘッド圧指示手段による指示値と前記指示手
    段による指示値を複数組記憶する記憶手段と、前記ヘッ
    ド圧指示手段及び前記指示手段により指示された指示値
    或いは前記記憶手段の所定の1組を指定して読出した指
    示値を基に前記ヘッド圧調整手段と前記調整手段を制御
    する制御手段と、前記ヘッド圧指示手段と前記指示手段
    の指示に基づいて前記記憶手段の指定された1組の指示
    値を更新する手段とを備えることを特徴とする記録装置
JP31600787A 1987-01-13 1987-12-16 記録装置 Pending JPH01157869A (ja)

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JP31600787A JPH01157869A (ja) 1987-12-16 1987-12-16 記録装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7891893B2 (en) 2006-06-29 2011-02-22 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Printing apparatus including plural printheads and a drive mechanism for the platen rollers
US10882331B2 (en) 2018-05-18 2021-01-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing apparatus controlling energy to be supplied to thermal head

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