JPH01139855A

JPH01139855A - ミシンのカラー表示装置

Info

Publication number: JPH01139855A
Application number: JP62297378A
Authority: JP
Inventors: Toru Hyodo; 透兵藤
Original assignee: Janome Sewing Machine Co Ltd
Current assignee: Janome Corp
Priority date: 1987-11-27
Filing date: 1987-11-27
Publication date: 1989-06-01
Anticipated expiration: 2011-11-20
Also published as: JP2554903B2; US4869188A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はミシンの選択された模様を絵図表示するカラー
表示装置に関するものである。

（従来の技術）従来、選択された模様を絵図表示するには、モノクロ表
示装置が使用されていた。近年、カラー表示の可能なカ
ラー表示装置が出現してきたが、単にあらかじめ設定さ
れた色で選択された模様を絵図で表示するだけであった
。

（発明が解決しようとする問題点）従来の如く単にあらかじめ設定された色で選択された模
様を絵図で表示する方法では、布地の色に対しどのよう
な色の上糸が最適かを選択するのが困難であった。

また、最適な上糸の色を選定するために試し縫い等をす
る必要があり、布地や工数の無駄にもなった。

（問題点を解決するための手段）本発明では、それらを解決するために布地の色と上糸の
色を別々に識別し、カラー表示装置の選択された模様を
絵図表示する部分を上糸の色と同一の色で表示し、他の
表示部を布地の色と同一の色で表示することにより、試
し縫い等をせず簡単に最適な上糸の色が選択、確認出来
る表示制御手段とした。

（実施例）本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

実施例を第１図、第２図、第３図に示す。

第１図は、本発明の電子ミシンの外観図であり、模様選
択手段１４とカラー表示器１３がミシンの前面に、布地
の色を検知するための照明用光源ｌとカラーセンサ２が
ミシンの針棒近くに、上糸の色を検知するための照明用
光源６とカラーセンサ７が県立て近くに設けられている
。

゛　　第２図において詳しく説明すると、模様選択手段
１４はミシン使用者が縫製したい模様を選択するための
複数のキー群で構成されている。

照明用光源１．６は各々布地と上糸の色を検知するため
のカラーセンサ２．７の光源として用い、周囲の明暗に
よる感度の影響を減少させる。

カラーセンサ２．７は本実施例においては、３色分解法
によるアモルファス集積型カラーセンサを用いている。

これには、光の３原色である赤（Ｒ）、緑（Ｇ）、青（
Ｂ）に分解する３色のカラー・フィルタが、各々対応す
る３個のフォトダイオードに備え付けられており３本の
出力端子を有する。

増幅回路３．８は各々接続されているカラーセンサ２．
７からのＲ，Ｇ、Ｂ入力信号を各々増幅する。Ｒ，Ｇ、
Ｂ各々の増幅率は、照明用光源１．６の光源で赤、緑、
青色の物体を証明し、各々Ｒ１Ｇ、Ｈの増幅後の出力信
号のレベルが等しくなるように調整する。− Ａ／Ｄ変換器４．９は、前記増幅後のＲ，Ｇ、Ｂ信号を
各々ディジタル値に変換して出力する。

布地色識別手段５は、Ａ／Ｄ変換器４からのＲｌＧ、Ｂ
信号のディジタル値の比率から布地の色を識別する。

上糸色識別手段１０は、Ａ／Ｄ変換器９からのＲ，Ｇ、
Ｂ信号のディジタル値の比率から上糸の色を識別する。

模様表示情報記憶手段１５は、前記模様選択手段１４で
選択された模様に対応する絵図の模様表示情報を読取り
出力する。

表示色制御手段１１は、前記模様表示情報記憶手段１５
からの模様表示情報と前記上糸色識別手段１０からの上
糸色情報に基づき、選択された模様の絵図を表示する色
を上糸の色と同一になる様に制御する。更に、前記布地
色識別手段５からの布地色情報に基づき、前記絵図を表
示する以外の表示部の色を布地の色と同一になる様に制
御する。

カラー表示器１３は、カラー用グラフィック表示器であ
り、例えば、ＬＣＤ、蛍光表示管等である。カラーに表
示する構造としては、グラフィック表示の１ドツトあた
りに光の３原色である赤、緑、青色に対応する素子があ
り、その点灯、消灯の組合せにより中間色も含め１ドツ
ト単位で表示する。

表示器駆動手段１２は、前記表示色制御手段１１からの
ドツト単位の表示色の情報に基づき、前記カラー表示器
１３の対応するドツトの表示を駆動制御する。

以上の構成より成る本実施例において、動作説明を行な
う。

（ａ）布地の色を°白′とする。照明用光源ｌの光が布
地に反射し、カラーセンサ２のＲ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ
（青）フィルタを通し、各々のフォトダイオードに光起
電力効果が起こり電圧を発生する。

（ｂ）Ｒ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）に対応するフォト
ダイオードに発生した電圧は、各々増幅回路３とＡ／Ｄ
変換器４を介してディジタル値に変換される。

（ｃ）布地色識別手段５は、入力したＲ（赤）、Ｇ（緑
）、Ｂ（青）のディジタル値を各々ＲＤ、ＧＤ、ＢＤと
すると、それらの和に対する各成分比を求め、それらの
値から色を判定する。

Ｔ＝ＲＤ＋ＧＤ＋ＢＤＲｘ＝ＲＤ／ＴＧｘ＝ＧＤ／ＴＢｘ＝ＢＤ／Ｔ各成分比ＲＸ、ＧＸ、ＢＸの値の比較より白色であるこ
とを識別する。

（ｄ）上糸の色を゛赤′とする。前記（ａ）と同様に照
明用光源６の光が上糸に反射しカラーセンサ７に電圧が
発生する。

（ｅ）それらの電圧は、各々増幅回路６とＡ／Ｄ変換器
９を介してディジタル値に変換される。

（Ｄ上糸色識別手段１０は、前記（ｃ）と同様にＲ（赤
）、Ｇ（緑）、Ｂ（青）の成分比Ｒｘ、Ｇｘ、Ｂｘの値
を求め、それらの比較より赤色であることを識別する。

（ｇ）模様選択手段１４から模様としてアルファベット
の°Ａ゛を選択したとすると、模様゛Ａ゛が選択された
情報を出力する。

（ｈ）模様表示情報記憶手段１５は、前記模様選択手段
１４からの模様゛Ａ°の選択情報に基づき対応する表示
器のドツト単位の絵図表示情報を内部メモリより読取り
出力する。

（ｉ）表示色制御手段１１は、前記模様表示情報記憶手
段１５からの模様゛Ａ°の絵図表示情報に対応する表示
器のドツトの色を前記上糸色識別手段ＩＯからの赤色情
報に従い赤色になる様に制御する。

更に、模様°Ａ゛の絵図表示情報に対応しない表示器の
ドツトの色を前記布地色識別手段５からの白色情報に従
い白色になる様に制御する。

（Ｄドツトの色を赤くするには、カラー表示器１３のド
ツト毎にある赤、緑、青色に対応する３個の素子の内、
赤色の素子のみ有効にする。同様にドツトの色を白くす
るには、赤、緑、青色の３個の素子を有効にする手段を
用いる。

（ｋ）表示器駆動手段１２は、前記表示制御手段ｌｌか
らの制御情報に従い、カラー表示器１３に例えば時分割
の駆動信号を出力する。

（す）カラー表示器１３は、駆動信号に基づき、１ドツ
ト毎に赤、緑、青色に対応する表示素子の有効、無効を
実施する。

第３図に示した表示例において、模様絵図゛Ａ′の部分
は、上糸の色である赤色に、他の部分は布地の色である
白色になる。

（発明の効果）布地の色と上糸の色を別々に識別し、カラー表示装置の
選択された模様を絵図表示する部分を上糸の色と同一の
色で表示し、他の表示部を布地の色と同一の色で表示す
ることにより、試し縫いをする事なく、布地の色と選択
された模様の形状に対し、最適な色の上糸を容易に選択
する事が可能になり、試し縫いに要した布地や工数の無
駄がなくなり、効率の良いミシンを提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は電子ミシンの外観図、第２図は第１図に対応し
た電気的構成を示すブロック図、第３図は本発明の具体
的な表示例である。図中２．７・・・カラーセンサー、５・・・布地色識別
手段、１０・・・上糸色識別手段、１１・・・表示色制
御手段、１２・・・表示器駆動手段、１３・・・カラー
表示器、１４・・・模様選択手段である。特許出願人　蛇の目ミシン工業株式会社第　　１　　図

Claims

【特許請求の範囲】

縫い模様を選択するための模様選択手段と、選択された
模様を表示するためのカラー表示手段と、縫製用の布地
の色を検知するカラーセンサと、該センサの出力情報か
ら布地の色を識別する布地色識別手段と、上糸の色を検
知するカラーセンサと、該センサの出力情報から上糸の
色を識別する上糸識別手段と、該上糸識別手段と前記布
地色識別手段からの情報に基づき前記カラー表示手段の
選択された模様を表す部分の表示色を上糸の色で行い、
他の部分の表示色を布地の色で行う表示色制御手段を有
することを特徴とするミシンのカラー表示装置。