JPH11104371A - 縫製装置 - Google Patents

縫製装置

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JPH11104371A
JPH11104371A JP9267421A JP26742197A JPH11104371A JP H11104371 A JPH11104371 A JP H11104371A JP 9267421 A JP9267421 A JP 9267421A JP 26742197 A JP26742197 A JP 26742197A JP H11104371 A JPH11104371 A JP H11104371A
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JP
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sewing
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warning
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JP9267421A
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English (en)
Inventor
Shintaro Tomita
信太郎 冨田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
    • D05B19/105Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異常事態を含む縫製装置の動作状況を迅速且
つ適格に使用者に認識させて縫製処理に係わる作業を適
切に行える縫製装置を提供する。 【解決手段】 カラー表示可能なLCD12を備えた縫
製装置において、当該縫製装置の動作状況を検出するセ
ンサと、シンボル表示領域15とコメント表示領域16
を含む警告表示の背景色を、検出された動作状況に基づ
いて変化させることにより当該動作状況における警告状
態の報知を行うCPUを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CPUを少なくと
も含んで縫製すべき模様の選択等の情報の処理が電子的
に可能であると共に、自動的に縫製処理が可能な刺繍ミ
シンの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記刺繍ミシン等の縫製装置
には、当該刺繍ミシンの作動状況や操作状況を検出する
センサが備えられ、当該センサによって検出された状況
に対して予め用意された警告文や警告音を発生するプロ
グラムが記億されていた。そして、当該プログラムによ
り、刺繍ミシンの異常な状況に対して予め決められた使
用者に対する警告報知が、LCD(Liquid Crystal D
isplay;液晶ディスプレイ)などのモノクロ表示のディ
スプレイ上の表示やブザーの音によって行われていた。
【0003】一方、当該警告報知を必要とする異常な状
況の中には、縫製処理自体に極めて悪い影響を及ぼすも
のもあるので、そのような極めて悪影響を及ぼす状況に
ついては、その状況が即座に改善されることが望まれ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように各状況に対して予め決められた警告文や警告音を
発生するだけでは、刺繍ミシンの現在の状況がどれほど
縫製処理に対して影響を与えるのかが不明であるため
に、刺繍ミシンの現在の状況が極めて悪いにも係わら
ず、縫製処理を続行して刺繍ミシンを破損させたり、縫
製処理を失敗したりする恐れがある。従って、異常な状
況の発生が自動的に検出されても、その状況の異常の程
度が不明であるために、すぐに改善すれば簡単に改善で
きたにも拘わらず、その異常な状況を放置或いは無視し
たので、結局、その状況を改善させるために膨大な時間
や労力を強いられることになるという間題点がある。
【0005】また、ディスプレイは正常な状況下の各種
の表示にも用いられており、その状況に関する警告を文
字で表示する場合、その警告文を一字ずつ読み取らなけ
れば、警告の内容であるか否か、即ち、刺繍ミシンの状
況を正確に把握し辛かった。
【0006】更に、従来のディスプレイはモノクロ表示
であったので、緊急を要するような異常事態が生起して
も、当該異常事態に対応する警告文も白又は黒の警告文
で表示されるのみであり、当該異常事態の程度を使用者
が直感的且つ迅速に認識することが困難であった。
【0007】一方、警告を音声で行う場合、作業場が静
かでなければ、他の音にかき消されてしまったり、刺繍
ミシンが複数ある場合どの刺繍ミシンが警告を発してい
るのかわらなくなる。
【0008】更にまた、音声の場合、聞き逃すと報知内
容がわからなくなる。従って、状況の改善が更に遅延し
てしまうという恐れがあった。
【0009】本発明は上述した間題点を解決するために
なされたものであり、その課題は、異常事態を含む縫製
装置の動作状況を迅速且つ適格に使用者に認識させて縫
製処理に係わる作業を適切に行える縫製装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、カラー表示可能なLC
D等の表示手段を備えた縫製装置において、当該縫製装
置の動作状況を検出するセンサ等の検出手段と、前記表
示手段における表示色を、前記検出された動作状況に基
づいて変化させることにより当該動作状況の報知を行う
CPU等の報知手段と、を備える。
【0011】請求項1に記載の発明の作用によれば、検
出手段は、縫製装置の動作状況を検出する。
【0012】そして、報知手段は、表示手段における表
示色を、検出された動作状況に基づいて変化させること
により当該動作状況の報知を行う。
【0013】よって、表示手段上の表示色によって動作
状況が報知されるので、明確に動作状況を認識すること
ができる。
【0014】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の縫製装置において、前
記報知手段は、前記表示手段における背景色を前記検出
された動作状況に対応して変化させることにより前記報
知を行うように構成される。
【0015】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、報知手段が表示手
段における背景色を検出された動作状況に対応して変化
させることにより報知を行うので、より明瞭に動作状況
の変化を認識することができる。
【0016】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の縫製装置におい
て、前記検出手段は、前記動作状況が、注意状況、警告
状況、危険状況、故障状況又は処理エラー状況のうち、
いずれか一の状況であることを検出すると共に、前記報
知手段は、前記表示色を、前記注意状況、前記警告状
況、前記危険状況、前記故障状況又は前記処理エラー状
況のうち、前記検出されたいずれか一の動作状況に対応
する表示色とすることにより前記報知を行うように構成
される。
【0017】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、検出手段
は、動作状況が、注意状況、警告状況、危険状況、故障
状況又は処理エラー状況のうち、いずれか一の状況であ
ることを検出する。
【0018】そして、報知手段は、表示手段における表
示色を、注意状況、警告状況、危険状況、故障状況又は
処理エラー状況のうち、検出されたいずれか一の動作状
況に対応する表示色とする。
【0019】よって、動作状況の変化に伴って発生した
危険度のレベルを明確に認識することができる。
【0020】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項3に記載の縫製装置において、前
記報知手段は、前記注意状況に対応する前記表示色を黄
色とし、前記警告状況に対応する前記表示色を橙色と
し、前記危険状況に対応する前記表示色を赤色として前
記報知を行うように構成される。
【0021】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項3に記載の発明の作用に加えて、報知手段は、注意
状況に対応する表示色を黄色とし、警告状況に対応する
表示色を橙色とし、危険状況に対応する表示色を赤色と
して報知を行う。
【0022】よって、より明確に危険度のレベルを認識
することができる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、請求項3又は4に記載の縫製装置におい
て、前記注意状況、前記警告状況、前記危険状況、前記
故障状況又は前記処理エラー状況のうち、前記検出され
たいずれか一の動作状況に対応した表示態様を有するシ
ンボルを前記表示手段に表示するCPU等のシンボル表
示手段を更に備える。
【0024】請求項5に記載の発明の作用によれば、請
求項3又は4に記載の発明の作用に加えて、シンボル表
示手段は、注意状況、警告状況、危険状況、故障状況又
は処理エラー状況のうち、検出されたいずれか一の動作
状況に対応した表示態様を有するシンボルを表示手段に
表示する。
【0025】よって、表示色の変化に併せてシンボルの
表示態様も変化するので、動作状況の変化をより明確に
認識することができる。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の
縫製装置において、当該縫製装置は、縫製を行う一又は
複数のミシンと、前記刺繍ミシンに外部から接続される
と共に前記表示手段及び前記報知手段を少なくとも含
み、夫々の前記ミシンにおける前記縫製を制御するコン
ピュータ等の制御部と、を備え、前記検出手段は、前記
ミシン毎に前記動作状況を検出すると共に、前記報知手
段は、当該ミシン毎に前記検出された動作状況に対応す
る前記報知を行うように構成される。
【0027】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項1から5のいずれか一項に記載の発明の作用に加え
て、縫製装置に含まれる一又は複数のミシンは縫製を行
う。
【0028】そして、縫製装置に含まれると共に、表示
手段及び報知手段を少なくとも含む制御部は、ミシンに
外部から接続されると共に夫々のミシンにおける縫製を
制御する。
【0029】このとき、検出手段は、ミシン毎に動作状
況を検出する。
【0030】そして、報知手段は、当該ミシン毎に検出
された動作状況に対応する報知を行う。
【0031】よって、制御部により一又は複数のミシン
を制御する縫製装置において、各ミシンにおける動作状
況を制御部において明確に認識することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。
【0033】始めに、実施形態の刺繍ミシンの構成につ
いて、図1乃至図5を用いて説明する。
【0034】図1に示すように、実施形態の刺繍ミシン
Mには、液晶画面を有する表示装置11が当該刺繍ミシ
ンMの正面に配置されている。この刺繍ミシンMは、縫
い針と加工布とを相対的に運動させて、刺繍模様を加工
布に形成する刺繍ミシンMである。その表示装置11
は、図2に示すように、文字、図、シンボル及び記号等
を表示する表示手段としてのLCD12と、LCD12
に表示された内容を操作するためにその前面に配置され
たタッチパネル13と、タッチパネル13によって得ら
れる命令などを判断し、LCD12に表示するための演
算処理をする制御部14とによって構成される。
【0035】次に、各部の詳細について説明する。
【0036】刺繍ミシンMの動作及び操作上の注意、警
告、危険などに係わる度合に関するメッセージを表示す
る場合においては、LCD12の表示画面は、図3に例
示するように、当該操作の注意、警告、危険などに係わ
る度合に関するシンボル又は記号を表示するシンボル表
示領域15と、刺繍ミシンMの使用方法、操作手順、注
意及び警告などのメッセージに関する文字及び図などを
表示するコメント表示領域16とから構成される。
【0037】ここで、本発明においては、当該シンボル
表示領域15及びコメント表示領域16の背景が、上記
操作の危険度の度合に応じてその色が変化するように表
示制御される。
【0038】一方、タッチパネル13は、図4に示すよ
うに、LCD12に表示される模様、文宇、シンボルな
どを使用者が触れることにより選択、設定することを可
能にするためにLCD12の表面に配置され、キーの位
置がLCD12の画面上のすべてを網羅するためにドッ
トマトリクス形式のキー19を有している。
【0039】また、制御部14は、図5に示すように、
各種デ一夕を扱って演算処理する報知手段及びシンボル
表示手段としてのCPU17と、制御プログラム及び当
該ミシンの動作及び操作上の注意、警告、危険などに係
わる度合に関するシンボル及び記号などを記憶するRO
M(Read Only Memory)18と、各種データを一時的
に記億するRAM(Random Access Memory)20と、L
CD12に表示されるデータを制御するコントローラ2
1と、各種データなどの入出力のための入出力インター
フエース22と、その入出力インターフエース22にC
PU17などを接続するためのバス23と、によって構
成され、入出力インターフエース22には、LCD12
と、タッチパネル13の他に、刺繍ミシンMを動作、停
止、並びに設定するための各種スイッチ24、刺繍ミシ
ンMの動作状況や使用状態を検知するための検出手段と
しての各種センサ25、操作方法、操作手順、刺繍縫製
データなどを格納した外部R0Mカード26などが接続
されている。
【0040】このうち、上記各種センサ25は、刺繍ミ
シンMの各部のモータや、各種の操作スイッチ24、外
部から操作できる部材、照明ランプなどの状態を常に監
視し、その結果をCPU17へ出力するように構成され
ている。外部から操作できる部材としては、押え上げレ
バーFLやボタンホールレバーBL等があり、それら
は、所定の縫製条件の場合、所定の位置になくてはなら
いか、又は特定の位置にあってはならないものである。
例えば、直線縫いを行う場合、上下動可能なボタンホー
ルレバーBLは、図2に示すボタンホール成形時のよう
に、下方に位置していてはならない。また、直線縫いの
場合、押え上げレバーFLは、押えが上方に上がってい
てはならない。このような誤った状況等の刺繍ミシンM
の故障や異常を各種センサ25が検出するように構成さ
れている。
【0041】以上の如く構成された刺繍ミシンMの表示
について、図6に示す表示例を用いて具体的に説明す
る。尚、表示装置11は、通常作動時には刺繍模様の選
択や縫製作業の説明を表示するが、その詳細な説明は省
略する。
【0042】先ず、図6に示すシンボル5−Aが表示さ
れる場合について述べると、例えば刺繍データを外部R
OMカード26から呼び出すというような使用者による
入力操作が為された場合、CPU17は他の入力操作が
ないかどうかをチェックしながら刺繍データをRAM2
0に取り込み、他に呼び出しを妨害するような入力操作
がなければ、その刺繍データを取り込むのに要する時間
中にシンボル5−Aと呼び出し中であるという旨の処理
動作のコメントをLCD12に表示する。このように刺
繍ミシンMが使用者によって適切に操作されている状態
においてはシンボル5−Aが継続して表示される。な
お、当該シンボル5−Aが表示される状況においては、
LCD12の背景は通常の白等の色とされる。
【0043】一方、シンボル5−Bが表示される場合に
ついては、例えば、上述したような刺繍データを外部R
OMカード26から呼び出すというような使用者の入力
操作による処理動作が終了し、入力操作が何も行われな
い状態が暫く継続した場合、CPU17はシンボル5−
Bと次の入力操作を要求する旨のコメントをLCD12
に表示する。このように刺繍ミシンMが使用者による何
らかの入力操作を待っている状態においてはシンボル5
−Bが表示される。なお、当該シンボル5−Bが表示さ
れる状況においては、シンボル5−Aが表示される場合
と同様にLCD12の背景は通常の白等の色とされる。
【0044】更に、シンボル5−Cが表示される場合に
ついて述べると、例えば、上述したような刺繍データを
外部ROMカード26から呼び出すといった動作が行わ
れている途中に、刺繍を開始するためのスタートキーを
押下するというような使用者による誤操作が為された場
合、CPU17はシンボル5−Cと別の処理中であると
いう旨のコメントをLCD12に表示する。これ以外に
も刺繍データが設定されていなかったり、上糸及び下糸
が無かったり、布を押さえるための押え棒が降りていな
かったりする状態でスタートキーが押下されたりするよ
うな通常の操作ができない場合にも、CPU17はシン
ボル5−Cとその状況の改善を促すコメントをLCD1
2に表示する。このように刺繍ミシンMが使用者によっ
て通常の操作手順とは異なる誤った入力操作を受けた状
態もしくは通常操作ができない状況においてシンボル5
−Cが表示される。なお、当該シンボル5−Cが表示さ
れる状況においては、LCD12の背景は注意を示す黄
色とされる。
【0045】次に、シンボル5−Dが表示される場合に
ついては、例えば、上述したようなシンボル5−Cが表
示されている状態で、使用者によって誤操作や通常操作
ができない状況の改善がされずに再度同じような操作が
為された場合、CPU17はシンボル5−Dと操作及び
状況の改善を要求する旨のコメントをLCD12に表示
する。このように刺繍ミシンMが使用者によつて再度同
じような誤操作を受けた汰態もしくは通常操作ができな
い状況の改善が為されない状態においてシンボル5−D
が表示される。なお、当該シンボル5−Dが表示される
状況においては、LCD12の背景は警告を示す橙色と
される。
【0046】最後に、シンボル5−Eが表示される場合
については、例えば、刺繍ミシンMが刺繍を行っている
ような動作状態において、使用者によって下糸を巻くた
めの糸巻き軸が動かされたり、布を押さえるための押え
棒が動かされたりするような通常禁止されている危険行
為及び危険操作が為された場合、CPU17はシンボル
5−Eと当該行為及び操作を禁止する旨のコメントをL
CD12に表示する。このように刺繍ミシンMが使用者
によって通常の操作手順で禁止されている行為及び操作
が為された状態においてシンボル5−Eが表示される。
なお、当該シンボル5−Eが表示される状況において
は、LCD12の背景は危険を示す赤色とされる。
【0047】上述したことからも明らかなように、図6
に示す5つのシンボルが表すミシンの動作及び僻作上の
注意、警告、危険などに係わる度合は、シンボル5−
A、シンボル5−Bでは危険がない状態を示し、シンボ
ル5−Cでは注意、シンボル5−Dでは警告、シンボル
5−Eでは危険をそれぞれ表し、シンボル5−Cからシ
ンボル5−Dへ、シンボル5−Dからシンボル5−Eヘ
移行するにつれてより高次、即ち、危険の高い度合を示
している。
【0048】次に、上述したような縫製処理に伴う警告
表示を行う際にCPU17において実行される処理を含
む刺繍ミシンMにおける縫製処理及びそのためのデータ
の構成について、図7乃至図9を用いて説明する。な
お、図7は縫製処理全体を示すフローチャートであり、
図8はそのうちの本発明の警告表示に係る画面表示処理
の細部を示すフローチャートである。
【0049】刺繍ミシンMの縫製処理においては、始め
に、刺繍ミシンMの電源が投入されると、各種イニシャ
ル設定(RAM18の初期化等)が実行され(ステップ
S1)、次に、縫製処理の初期設定値として直線模様
を選択する(ステップS2)。
【0050】次に、LCDパネル2に対して、縫製すべ
き模様等を選択するための所定の画面を表示する画面表
示処理を行う(ステップS3)。
【0051】そして、当該表示されている画面と、その
表面に配置されているキー19を用いて縫製模様の選択
処理が実行されたか否かが判定され(ステップS4)、
選択処理が実行されたときは(ステップS4;ye
s)、次に、現在の刺繍ミシンMの動作状況について、
警告表示すべきものがあるか否かが判定される(ステッ
プS10)。一方、選択処理が実行されないとき又は選
択処理が終了したときは(ステップS4;NO)、次
に、刺繍ミシンMにおける上述した各種キーが操作され
たか否かが判定され(ステップS5)、操作されたとき
は(ステップS5;yes)、次に、当該刺繍ミシンM
の操作状況について、警告表示すべきものがあるか否か
が判定される(ステップS10)。
【0052】また、刺繍ミシンMに対して何ら操作が実
行されないときは(ステップS5;no)、次に、縫製
開始を示す操作がスタート/ストップボタン等において
行われたか否かが判定される(ステップS6)。
【0053】そして、縫製開始が指示されないときは
(ステップS6;no)ステップS4に戻って模様選択
を行い、縫製開始が指示されたときは(ステップS6;
yes)、次に、LCD12において選択された情報に
基づいて縫製処理が実行される(ステップS7)。その
後、再びスタート/ストップボタンが操作されて縫製処
理の終了が指示されたか否かが判定され(ステップS
8)、縫製処理の終了が指示されていないときは(ステ
ップS8;no)ステップS7に戻って縫製処理を続行
し、縫製処理の終了が指示されたときは(ステップS
8;yes)、次に、ミシンMの電源が断とされたか否
かが判定され(ステップS9)、断とされているときは
(ステップS9;yes)そのまま処理を終了し、断と
されていないときは(ステップS8;no)次の模様等
を選択すべくステップS4へ戻る。
【0054】一方、ステップS10においては、刺繍ミ
シンMにおける動作状況又は操作状況について、それら
のいずれかが警告表示すべきものであるか否かが判定さ
れ、いずれも警告表示すべきものでないときは(ステッ
プS10;ok)、ステップS4における模様選択又は
ステップS5におけるキー操作に対応した処理を実行し
(ステップS11)、次の縫製処理に移行すべくステッ
プS3に戻る。
【0055】また、ステップS10において、傾向表示
すべき動作状況又は操作状況であるときは(ステップS
10;NG)、次に、警告内容を認識して対応する警告
表示を実行し(ステップS12)ステップS3に戻る。
【0056】なお、図7に示す手順によると、一度警告
表示した後に更に高次の危険度を有する状況が発生した
ときは、ステップS10及びS12が繰り返されること
となり、従って、より高次の危険性を報知する警告表示
がなされることとなる。
【0057】次に、ステップS12における警告表示処
理について、図8を用いて詳説する。
【0058】図8に示すように、警告表示処理において
は、先ず、ステップS10において判定された傾向のレ
ベルに対応する後述の警告処理データをROM18から
読み出し(ステップS13)、次に、シンボル表示領域
15及びコメント表示領域16の背景を、読み込んだ警
告処理データ内に含まれる色コードデータに対応する色
で表示し(ステップS14)、次に、当該警告処理デー
タ内に含まれているメッセージデータ(文字コード列デ
ータ)に対応する文字列をコメント表示領域16に表示
して(ステップS15)元のメインルーチンに戻る。
【0059】次に、上述した背景色又はメッセージを描
画するための警告処理データについて、図9を用いて説
明する。なお、図9に示す各データは、ROM18内に
予め記憶されているものである。
【0060】図9(a)に示すように、警告処理データ
が記録されているROM18内の対応する領域のうち、
上位領域には、各警告内容を表示するための色データ及
び文字コード列データが記憶されている領域の先頭アド
レスが含まれるデータアドレスヘッダ30が記憶されて
いる。
【0061】図9(a)に例示する場合では、各警告内
容のレベル(危険度のレベル)に応じて夫々予め設定さ
れている「警告1」の表示データ先頭アドレス30a
と、「警告2」の表示データ先頭アドレス30bと、
「警告3」の表示データ先頭アドレス30cと、「警告
4」の表示データ先頭アドレス30dと、「警告5」の
表示データ先頭アドレス30eと、「警告6」の表示デ
ータ先頭アドレス30fと、「警告7」の表示データ先
頭アドレス30gと、「警告8」の表示データ先頭アド
レス30hと、「警告9」の表示データ先頭アドレス3
0iとを含んでいる。
【0062】そして、ステップS12の警告表示処理に
おいては、警告表示を行うときには、最初にデータアド
レスヘッダ30を参照して対応する警告内容の色コード
データ及び文字コード列データの先頭アドレスを検索す
る。そして、検索された先頭アドレスに移行してそこに
記録されている色コードデータ及び文字コード列データ
を用いて実際にシンボル表示領域15及びコメント表示
領域16の背景を描画すると共にコメント表示領域16
に警告用のメッセージを表示する。
【0063】次に、データアドレスヘッダ30を用いて
検索される色コードデータ及び文字コード列データの構
成について図9(b)を用いて例示すると、当該色コー
ドデータ及び文字コード列データは、ROM18の下位
領域にデータ40として記憶されている。そして、デー
タ40内には、例えば、赤の背景色を表示するための赤
コードデータ40aと、当該赤の背景色と同時にコメン
ト表示領域16に表示されるメッセージに対応する文字
コード列データ40bと、黄色の背景色を表示するため
の黄色コードデータ40cと、当該黄色の背景色と同時
にコメント表示領域16に表示されるメッセージに対応
する文字コード列データ40dと、青の背景色を表示す
るための青コードデータ40eと、当該青の背景色と同
時にコメント表示領域16に表示されるメッセージに対
応する文字コード列データ40fと、が含まれている。
【0064】また、当該データ40内には、ステップS
3において表示される模様の選択画面のための色コード
データ40gや実際に選択すべき模様を描画するための
ビットマップデータ40h等も含まれている。
【0065】そして、実際の各警告表示画面又は動作表
示画面の描画の際には、色コードデータで指定される色
を用い、文字コード列データにより示されるメッセージ
を表示することとなる。
【0066】以上説明したように、実施形態の刺繍ミシ
ンMの動作によれば、LCD12上の表示色によって動
作状況が報知されるので、明確に動作状況を認識するこ
とができる。
【0067】また、LCD12における背景色を検出さ
れた動作状況に対応して変化させることにより報知を行
うので、より明瞭に動作状況の変化を認識することがで
きる。
【0068】更に、動作状況が、注意状況、警告状況、
危険状況のうち、いずれか一の状況であることを検出
し、LCD12における表示色を、注意状況、警告状
況、危険状況のうち、検出されたいずれか一の動作状況
に対応する表示色とするので、動作状況の変化に伴って
発生した危険度のレベルを明確に認識することができ
る。
【0069】更にまた、注意状況に対応する表示色を黄
色とし、警告状況に対応する表示色を橙色とし、危険状
況に対応する表示色を赤色として報知を行うので、より
明確に危険度のレベルを認識することができる。
【0070】また、表示色の変化に併せてシンボル5−
A等の表示態様も変化するので、動作状況の変化をより
明確に認識することができる。
【0071】なお、上述した警告表示のほかに、背景色
は一定とし、表示すべき警告の度合いに応じてシンボル
のみを変更して表示してもよい。
【0072】ここで、上述した実施形態においては、状
況の度合を注意、警告、危険の3段階の度合に大別し、
その順番に危険性が高くなっていくことを示すように、
それぞれの度合に対応させてシンボル5−C,5−D,
5−Eを設定している。しかし、状況に係わる度合が示
す事柄としては、縫製にどれほど支障を来すかというこ
と、その支障を解消する手間やコスト、縫製に関して重
要な場所や部品であるか否かということなどがある。そ
して、これらの事柄がどれほど縫製に係わっているか、
即ち、これらの事柄がどれほど縫製に影響を与えるか
が、上述した実施形態における「度合」を定義してい
る。
【0073】そして、縫製に支障を大いに来す状況が生
じたほど、その復帰に手間やコストがかかる状況が生じ
たほど、或いは、縫製に支障を来す場所や部品に不具合
が生じたほど、危険性、重要性、緊急性が高いことを示
す高次なシンボルが表示される。即ち、高次のシンボル
が表示されると、各状況と危険性、重要性、緊急性など
との係わりが高く、当該状況による縫製への大きいとい
うことである(状況と縫製との関係が密)。なお、故障
すると縫製に大いに支障を来す場所や部品としては、外
部メモリカード、その読み取り装置、ミシンモータ、縫
い針等が相当する。それらの部品が破損した状況が、縫
製に支障を大いに来す状況である。
【0074】また、上述した実施形態においては、状況
の度合を注意、警告、危険の3段階の度合に大別してい
るが、注意、警告、危険それぞれについて、状況に関す
る注意に係わる度合、状況に関する警告に係わる度合、
状況に関する危険に係わる度合というように、別々の度
合を設定し報知するようにしても良いし、それらを組み
合わせるようにしても良い。
【0075】更に、上述した実施形態では、縫製に与え
る影響の状況の度合が3段階のシンボルに対応している
ので、使用者はそのシンボルを見ることにより、状況の
危険性、重要性、緊急性などを即座に認識することがで
きる。このように、ミシンの動作及び操作上の危険など
に係わる度合をLCD12という表示装置11に、人の
顔の表情を表す形象を用いて緊急度及び危険度が増すつ
れてより高次の内容に変化させて表示することにより、
操作ミスなどによって生じた状況が、注意、警告、危険
などに係わる複数段階ある度合うちどの度合に達してい
るかを、使用者は瞬時に判断することが可能である。そ
して、使用者による操作ミスや危険行為などを極力減ら
すことや、ミシンの誤操作による事故などを未然に防ぐ
ことが可能であるなどの優れた効果を奏する。
【0076】更にまた、上述した実施形態においては、
レバーの上げ忘れに関して説明したが、ミシンモータに
過大な負荷が長時間かかることによるミシンモータの破
損に備えるためには、ミシンモータに許容量を超える負
荷が継続してかかった時間を計測し、その時間が増大す
るのにつれて、危険性、緊急性がより高いことを示す高
次のシンボルを順次表示するように構成すれば良い。ま
た、このように同じ場所や部品に対してその状況の変化
に対応してシンボルの段階を高次に昇進させたが、重要
性の高い場所ほど高次のシンボルによって報知を行って
も良い。例えば、照明用の補助ランプが断線しているぐ
らいであれば上述したミシンモータの破損などと比べ縫
製にはそれほど支障がないので、重要性の低いシンボル
によって報知を行えば良い。
【0077】また、上述した実施形態においては、度合
をLCD12を用いた表示装置11によって説明した
が、ブザーなどの音の大小もしくは高低を用いた報知装
置を単独に又はLCD12を用いた表示装置11と一緒
に用いて度合に応じた報知をしても構わない。その際、
危険の度合が大きくなるにつれてユーザーが確実に認識
できるような大きな音量で報知するようにすることもで
きる。
【0078】更に、上述した実施形態においては、図3
に示すように顔の表情を表す形象を一の画面上に一つ用
いてコメントとともに表示したが、図10に示すように
シンボル表示15に全ての度合を示すシンボルを予め配
置しておき、注意、警告、危険などに係わる度合(危険
性、重要性)に応じて、その度合に相当するシンボルだ
けをハイライト又は点滅させて表示しても構わない。
【0079】更に、上述した実施形態については、シン
ボル表示部15に表示される注意、警告、危険などに係
わる度合を示すシンボルを、ROM18に格納すると共
に、コメント表示部16に表示されるコメント用の上記
文字コード列データを、外部ROMカード26に格納し
てもよい。こうすれば、言語仕様が他国の言語に変更さ
れた場合、シンボルは共通で使用できると共に、言語仕
様別に格納されている外部ROMカード26のメモリー
容量を節約することができる。もちろん、シンボルとコ
メントなどの言語を外部ROMカード26に格納し、そ
の制御プログラムを制御部14のROM18に格納して
も構わない。
【0080】上述した実施形態では、注意、警告、危険
に係わる状況について説明したが、同様に、故障や処理
エラーに係わる状況について度合を報知するように構成
しても良い。それら注意、警告、危険、故障、処理エラ
ーのうち少なくとも1つとの係わる度合が自動的に報知
されることに加え、他の縫製に係わる状況の度合であっ
ても良い。
【0081】更に、上述した実施形態においては、刺繍
ミシンMにおいて説明したが、縫製のためのデータを作
成する装置で、不適当なデータが作成されたために、そ
のデータで縫製を行うと糸すけ、或いは、糸の団子が生
じる場合に、その糸すけの透けの具合や、糸の団子の密
集の具合に比例してその状況の度合を報知し、縫製の品
質がどのぐらい低下するかを、使用者に縫製に先立ち認
識させるようにしても良い。また、上述した刺繍ミシン
Mがオートパワーオフ機能を備える刺繍ミシンで有れ
ば、電源が自動的に切られる残り時間が少なくなればな
るほど、より望ましい状態が進んだことを示すように高
次の度合を示すようにしても良い。そうすれば、オート
パワーオフが作動して電源が切れる前にミシンを作動さ
せることを使用者は心がけることができる。
【0082】また、刺繍や衣服の作成に関して、縫製の
難易度が高ければ高い度合を表示するように構成して、
縫製を開始する前にその難易度(度合に相当)を使用者
に認識させるようにしても良い。
【0083】更に、上述した実施形態においては、現在
既に生じている状況を検出して、警告のための報知を行
っているが、縫製に先立ちデータ処理のみを行い、縫製
に支障(故障、データエラー、破損、危険など)が生じ
る演算結果が得られた場合、上述したような度合を縫製
に先立ち報知するようにしても良い。
【0084】また、上述した実施形態においては、警告
表示が行われた後に、その警告に係わる状況が維持もし
くは悪化させられた操作が行われると、シンボルが高次
のものに進行するが、その状況が多少なりとも改善され
れば、逆に、シンボルを低次のものに降下させても良
い。
【0085】更に、上述した実施形態においては、人問
の顔をシンボルのモチーフとしたが、その他の動物や植
物、擬人化した物品をシンボルのモチーフとして良い。
【0086】また、上述した実施形態においては、シン
ボルによって度合を表示しているが、度合を報知する目
的であれば、点灯させるLED数や、「危険レべル5」
というような短いメッセージであっても良く、この場合
も、使用者は即座に状況の度合を視覚的に認識すること
ができる。
【0087】更に、上述した実施形態においては、度合
の段階に係わらず、人の表情を統一して用いたが、それ
ぞれの段階ごとにモチーフとする対象を異なるようにし
ても良い。但し、高次及び低次が識別できるものを用い
ること必要である。
【0088】更にまた、シンボル表示領域15及びコメ
ント表示領域16を含む図3に示す傾向表示を行わず
に、通常の模様選択画面等の背景のみを、警告の度合い
に応じて変更することもできる。
【0089】なお、上記実施形態においては、一の刺繍
ミシンMの中にキー19とLCD12を含む構成につい
て説明したが、これ以外に、図11に示すように、複数
の刺繍ミシンMを一の制御部としてのコンピュータCで
集中的に制御する縫製装置であって、図3又は図10に
示す画面等をコンピュータCのディスプレイ上に表示す
る場合に本発明を適用することもできる。
【0090】また、上述の実施形態では、キー19が、
全体の押圧による抵抗値の変化を累積してタッチパネル
25上の無数の(不特定の)位置から押圧位置を検出す
る、いわゆるアナログ式のタッチパネルある場合につい
て説明したが、これ以外に、当該キー19が透明スイッ
チよりなるボタンを複数個含む、いわゆるディジタル式
のタッチパネルであっても全く同様に本発明を適用する
ことができる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、表示手段上の表示色によって動作状況が
報知されるので、明確に動作状況を認識することができ
る。
【0092】従って、例えば、誤操作したとき等におい
ても、その誤操作を迅速且つ明確に認識することがで
き、縫製処理に係わる作業を適切に行うことができる。
【0093】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、表示手段における背景色
を検出された動作状況に対応して変化させることにより
報知を行うので、より明瞭に動作状況の変化を認識する
ことができる。
【0094】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、動作状況が、注意
状況、警告状況、危険状況、故障状況又は処理エラー状
況のうち、いずれか一の状況であることを検出し、表示
手段における表示色を、注意状況、警告状況、危険状
況、故障状況又は処理エラー状況のうち、検出されたい
ずれか一の動作状況に対応する表示色とするので、動作
状況の変化に伴って発生した危険度のレベルを明確に認
識することができる。
【0095】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明の効果に加えて、注意状況に対応する表示
色を黄色とし、警告状況に対応する表示色を橙色とし、
危険状況に対応する表示色を赤色として報知を行うの
で、より明確に危険度のレベルを認識することができ
る。
【0096】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
又は4に記載の発明の効果に加えて、表示色の変化に併
せてシンボルの表示態様も変化するので、動作状況の変
化をより明確に認識することができる。
【0097】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
から5のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、制
御部により一又は複数のミシンを制御する縫製装置にお
いて、各ミシンにおける動作状況を制御部において明確
に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】刺繍ミシンの概観を示す斜視図である。
【図2】表示装置の構成を示す概略図である。
【図3】表示画面例を示す図である。
【図4】タッチパネルの構成を示す概略図である。
【図5】刺繍ミシンの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図6】シンボルの表示例を示す図である。
【図7】縫製処理の全体構成を示すフローチャートであ
る。
【図8】警告表示処理を示すフローチャートである。
【図9】データ構成を示す図であり、(a)はデータア
ドレスヘッダの構成例を示す図であり、(b)はデータ
の構成例を示す図である。
【図10】シンボルの他の表示例を示す図である。
【図11】刺繍ミシンを複数個含む縫製装置の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
5−A、5−B、5−C、5−D、5−E…シンボル 11…表示装置 12…LCD 13…タッチパネル 14…制御部 15…シンボル表示領域 16…コメント表示領域 17…CPU 18…ROM 19…キー 20…RAM 21…コントローラ 22…入出力インターフェース 23…バス 24…スイッチ 25…センサ 26…外部ROMカード 30…データアドレスヘッダ 30a、30b、30c、30d、30e、30f、3
0g、30h、30i…表示データ先頭アドレス 40…データ 40a、40c、40e、40g…色コードデータ 40b、40d、40f…文字コード列データ 40h…ビットマップデータ M…刺繍ミシン S…外部周辺スイッチ C…コンピュータ FL…押え上げレバー BL…ボタンホールレバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー表示可能な表示手段を備えた縫製
    装置において、 当該縫製装置の動作状況を検出する検出手段と、 前記表示手段における表示色を、前記検出された動作状
    況に基づいて変化させることにより当該動作状況の報知
    を行う報知手段と、 を備えることを特徴とする縫製装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の縫製装置において、 前記報知手段は、前記表示手段における背景色を前記検
    出された動作状況に対応して変化させることにより前記
    報知を行うことを特徴とする縫製装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の縫製装置におい
    て、 前記検出手段は、前記動作状況が、注意状況、警告状
    況、危険状況、故障状況又は処理エラー状況のうち、い
    ずれか一の状況であることを検出すると共に、 前記報知手段は、前記表示色を、前記注意状況、前記警
    告状況、前記危険状況、前記故障状況又は前記処理エラ
    ー状況のうち、前記検出されたいずれか一の動作状況に
    対応する表示色とすることにより前記報知を行うことを
    特徴とする縫製装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の縫製装置において、 前記報知手段は、前記注意状況に対応する前記表示色を
    黄色とし、前記警告状況に対応する前記表示色を橙色と
    し、前記危険状況に対応する前記表示色を赤色として前
    記報知を行うことを特徴とする縫製装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載の縫製装置におい
    て、 前記注意状況、前記警告状況、前記危険状況、前記故障
    状況又は前記処理エラー状況のうち、前記検出されたい
    ずれか一の動作状況に対応した表示態様を有するシンボ
    ルを前記表示手段に表示するシンボル表示手段を更に備
    えることを特徴とする縫製装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか一項に記載の
    縫製装置において、 当該縫製装置は、 縫製を行う一又は複数のミシンと、 前記ミシンに外部から接続されると共に前記表示手段及
    び前記報知手段を少なくとも含み、夫々の前記ミシンに
    おける前記縫製を制御する制御部と、を備え、 前記検出手段は、前記ミシン毎に前記動作状況を検出す
    ると共に、 前記報知手段は、当該ミシン毎に前記検出された動作状
    況に対応する前記報知を行うことを特徴とする縫製装
    置。
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