JPH06327862A - 自動制御ミシンにおける故障箇所検出装置 - Google Patents

自動制御ミシンにおける故障箇所検出装置

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JPH06327862A
JPH06327862A JP11724293A JP11724293A JPH06327862A JP H06327862 A JPH06327862 A JP H06327862A JP 11724293 A JP11724293 A JP 11724293A JP 11724293 A JP11724293 A JP 11724293A JP H06327862 A JPH06327862 A JP H06327862A
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JP
Japan
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failure
data
type
operation type
program
Prior art date
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Pending
Application number
JP11724293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuji Inoue
和司 井上
Yuji Tagawa
祐二 田川
Takashi Kondo
隆 近藤
Yasushi Mizuno
靖 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06327862A publication Critical patent/JPH06327862A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御プログラムの故障発生箇所を自動的に検
出し、その位置と故障の種類とを表示すると同時に、時
系列的に累積して記憶し得るようにした自動制御ミシン
における故障箇所検出装置を提供することにある。 【構成】 故障検知手段により故障が検出されると、動
作種別データ読み出し手段により動作種別データが動作
種別データ記憶手段から読み出され、この読み出された
動作種別データと故障種類判別手段によって判別された
故障種類とが故障データ記憶手段により時系列的に累積
して記憶されると同時に、故障位置表示手段及び故障種
類表示手段に表示され、故障箇所の検出を速やかに行え
ると共に、過去の故障データを時系列的に呼び出すこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動制御ミシンにおけ
る故障箇所検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、例えば、特
開平4−26446号公報に示されるものが提案されて
いる。即ち、この装置は、各動作毎に異なる動作種別デ
ータがデータ記憶手段に記憶され、各動作途中において
故障が発生すると、その故障が故障検知手段により検知
され、その故障が検知されると、ミシンモータを緊急停
止すると共に、故障データ読み出し手段により動作種別
データが前記データ記憶手段から読み出され、この読み
出された動作種別データが故障表示手段に表示されるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の故障箇所検出装置は、故障が発生した時点で原因の
解析を行うために装置を停止させなければならず、例え
ば、これが生産材であれば原因解析に費やした時間分の
生産が落ちることになる。また、装置を継続動作させた
場合は前記故障箇所を示すデータは更新されてしまうた
め、後になって故障発生箇所を把握することが困難とな
り、その原因解析が遅れることもある。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、制御プログラムの故障発生箇所
を自動的に検出し、その位置と故障の種類を表示すると
同時に時系列的に累積して記憶し、かつ表示できる自動
制御ミシンにおける故障箇所検出装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の自動制御ミシンにおける故障箇所検出装置
は、プログラム記憶手段に記憶した縫製プログラムに基
づいて各種の動作を順次行うための動作制御手段と、前
記各種の動作毎に異なる動作種別データを記憶する動作
種別データ記憶手段と、前記各種の動作途中において発
生した故障を検知する故障検知手段と、その故障検知手
段により故障が検知されたことに応答して前記動作種別
データを前記動作種別データ記憶手段から読み出す動作
種別データ読み出し手段と、前記動作種別データ読み出
し手段により読み出された動作種別データを表示する故
障位置表示手段とを備えた自動制御ミシンを対象とした
ものである。
【0006】そして、特に、前記故障検知手段により故
障が検知されたことに応答してその故障の種類を判別す
る故障種類判別手段と、前記故障種類判別手段により得
られた故障の種類を表示する故障種類表示手段と、前記
故障検知手段により故障が検知される毎に前記動作種別
データ読み出し手段により読み出された動作種別データ
と前記故障種類判別手段によって判別された故障の種類
を時系列的に累積して記憶する故障データ記憶手段と、
前記故障データ記憶手段によって記憶された故障データ
を読み出す故障データ読み出し手段と、前記故障データ
読み出し手段によって読み出された故障データを表示す
る故障データ表示手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の自動制御ミシンに
おける故障箇所検出装置によれば、動作種別データ記憶
手段により各動作毎に異なる動作種別データが記憶さ
れ、各動作途中において故障が発生すると、故障検知手
段により検知される。故障検知手段により故障が検知さ
れると、動作種別データ読み出し手段により動作種別デ
ータが前記動作種別データ記憶手段から読みされ、この
読み出された動作種別データが故障位置表示手段により
表示される。同時に、故障種類判別手段により故障の種
類を判別し、故障種類表示手段により表示される。さら
に、前記動作種別データと故障種類とが故障データ記憶
手段により時系列的に累積して記憶される。また、前記
故障データ記憶手段により記憶された故障データを故障
データ読み出し手段により読み出し、故障データ表示手
段により表示される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0009】図3は自動制御ミシンの制御装置の電気的
構成を示すブロック図である。各種データを扱って演算
制御する動作制御手段としての中央処理装置(以下CP
Uと言う)1には、縫製プログラムを記憶するプログラ
ム記憶手段としてのリード・オンリー・メモリ(以下R
OMと言う)2が接続されている。同じく前記CPU1
には、縫製プログラムの各動作毎に異なる動作種別デー
タを書き換えながら記憶し、また故障が検知された際の
動作種別データ及びその種類を記憶するための動作種別
データ記憶手段としてのランダム・アクセス・メモリ
(以下RAMと言う)3が接続されている。そのRAM
3は、後記故障種類判別手段によって判別された故障の
種類を前記動作種別データと共に時系列的に累積して記
憶する故障データ記憶手段を構成するものでもある。
【0010】また、前記CPU1には、インターフェー
ス(I/O)4を介して各種の操作スイッチ(図示略)
を備えた操作パネル5が接続されている。前記インター
フェース4には、前記操作パネル5側からの例えば下糸
カウンタなどの各種入力データを読み取り、このデータ
を表示する表示部6が接続されている。前記表示部6
は、CRTや液晶表示画面等によって構成され、故障位
置表示手段、故障種類表示手段、及び故障データ表示手
段としての機能を付与している。
【0011】前記CPU1には、インターフェース(I
/O)7を介して例えば布押え部材動作用のシリンダを
制御するためのバルブ8が接続され、このバルブ8の開
閉動作によりシリンダのピストンが往復移動されて布押
え部材等が駆動されるようにしている。さらに、前記イ
ンターフェース7には、例えば布柄等を検出するための
センサー9、10が接続され、これらのセンサー9及び
10のオン、オフの読み取りを前記CPU1によって行
い、これを割り込み信号に使用するようにしている。
【0012】なお、前記CPU1は、前記動作種別デー
タ記憶手段から動作種別データを読み出す動作種別デー
タ読み出し手段と、前記故障データ記憶手段から故障デ
ータを読み出す故障データ読み出し手段とを構成するも
のでもある。
【0013】図1は縫製プログラムに基づいて各種の動
作を順次行うフローチャートを示している。図中A,
B,Cはメインプログラムを示し、D,E,Fは割り込
みプログラムを示している。また、前記CPU1は、前
記各プログラムA〜Fにおいてセンサーなどの故障が発
生した場合、その故障を検知する故障検知手段としての
機能を備えている。
【0014】ここで各プログラムの機能を説明すると、
AはCPU1及び周辺ICの初期化を行うメインプログ
ラム、Bはスタートスイッチを読み取るメインプログラ
ム、Cは割り込みプログラムE、Fが実行を終了するま
で待機するメインプログラムである。また、Dはスター
トスイッチのオンのタイミングによって実行される割り
込みプログラム、Eは割り込みプログラムDを実行した
ときのあるセンサー9のオンのタイミングによって実行
される割り込みプログラム、FはプログラムEを実行し
たときのあるセンサー10のオフのタイミングによって
実行される割り込みプログラムである。
【0015】以下に、以上の構成に基づく作用について
説明する。
【0016】今、プログラムA〜B〜C〜D〜E〜Fと
いうように縫製動作を実行しようとした場合、RAM3
によりフラグデータFLが、動作種別毎に、つまり各プ
ログラムA〜F毎に1〜2〜3〜4〜5〜6というよう
に書き換えられる。そして、例えば割り込みプログラム
Eで故障が発生した場合、それがCPU1(故障検知手
段)により検知され、そのCPU1からミシン主軸を駆
動するモータの動作回路(図示略)に緊急停止信号が出
力されるとともに、警報が行われ、RAM3に記憶され
たフラグデータFLの内容、FL=5がCPU1により
読み出され、さらに、故障の種類がCPU1(故障種類
判別手段)により判別されて表示部6により表示され
る。これと同時にフラグデータFLの内容と、故障の種
類(図4、種類1)がRAM3の記憶領域#1(図4)
に記憶される。この結果、プログラムEの実行中に故障
が発生したこととその種類が速やかに検出表示される。
【0017】続いて、故障を解消し継続動作させた結
果、割り込みプログラムFで故障が発生した場合、前記
CPU1からミシン主軸を駆動するモータの動作回路
(図示略)に緊急停止信号が出力されるとともに、警報
が行われ、RAM3に記憶されたフラグデータFLの内
容、FL=6がCPU1により読み出され、さらに、故
障の種類がCPU1(故障種類判別手段)により判別さ
れて表示部6により表示される。これと同時にフラグデ
ータFLの内容と、故障の種類(図4、種類2)がRA
M3の記憶領域#2(図4)に記憶される。この結果、
プログラムFの実行中に故障が発生したこととその種類
が速やかに検出表示される。
【0018】図2は故障発生時における処理動作を示す
フローチャートであって、いずれかのプログラムにおい
てステップS1で故障が発生すると、ステップS2で緊
急停止及び警告が行われ、ステップS3でRAM3に記
憶された動作種別毎のフラグデータ及び故障種類が表示
され、次に、ステップS4でフラグデータ及び故障種類
がRAM3に時系列的に累積して記憶される。
【0019】図5は故障データを呼び出し、表示する動
作を示すフローチャートであって、ステップSS1で呼
び出すデータの時系列的な順番を変数Nにセットし、ス
テップSS2で故障データ呼び出し操作(例えば操作パ
ネルからの入力によって)がなされたか判断し、されて
いなければ終了し、されたならばステップSS3でN回
目に発生した故障の故障データがあるかどうか判断し、
なければ終了し、あればステップSS4でN回目の故障
データを表示する。次に、ステップSS5でNに1を加
算してSS2に戻る。
【0020】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲内で構成を任意に変更し
て具体化することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の故障箇所検出装置は、任意のプログラムの処理動
作中に故障が発生した際の発生位置及び故障種類を時系
列的に確実に把握することができ、故障箇所の検出を速
やかに行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】メインプログラム及び割り込みプログラムを示
す説明図である。
【図2】故障箇所検出装置により故障を検出するための
フローチャートである。
【図3】制御装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図4】故障データの記憶領域を示す説明図である。
【図5】故障箇所検出装置により累積記憶された故障デ
ータを表示するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 6 表示部 A〜C メインプログラム D〜F 割り込みプログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 靖 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号ブラザー工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム記憶手段に記憶した縫製プロ
    グラムに基づいて各種の動作を順次行うための動作制御
    手段と、 前記各種の動作毎に異なる動作種別データを記憶する動
    作種別データ記憶手段と、 前記各種の動作途中において発生した故障を検知する故
    障検知手段と、 その故障検知手段により故障が検知されたことに応答し
    て前記動作種別データを前記動作種別データ記憶手段か
    ら読み出す動作種別データ読み出し手段と、 前記動作種別データ読み出し手段により読み出された動
    作種別データを表示する故障位置表示手段とを備えた自
    動制御ミシンにおいて、 前記故障検知手段により故障が検知されたことに応答し
    てその故障の種類を判別する故障種類判別手段と、 前記故障種類判別手段により得られた故障の種類を表示
    する故障種類表示手段と、 前記故障検知手段により故障が検知される毎に前記動作
    種別データ読み出し手段により読み出された動作種別デ
    ータと前記故障種類判別手段によって判別された故障の
    種類を時系列的に累積して記憶する故障データ記憶手段
    と、 前記故障データ記憶手段によって記憶された故障データ
    を任意の順に読み出す故障データ読み出し手段と、 前記故障データ読み出し手段によって読み出された故障
    データを表示する故障データ表示手段と、を備えたこと
    を特徴とする自動制御ミシンにおける故障箇所検出装
    置。
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JPH06327862A true JPH06327862A (ja) 1994-11-29

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JP (1) JPH06327862A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6016758A (en) * 1997-09-29 2000-01-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine
US6392257B1 (en) 2000-02-10 2002-05-21 Motorola Inc. Semiconductor structure, semiconductor device, communicating device, integrated circuit, and process for fabricating the same
JP2002248284A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Juki Corp ミシンの異常処理装置
JP2002248286A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Juki Corp ミシン、及びミシンのメンテナンス方法とメンテナンスシステム
US7046719B2 (en) 2001-03-08 2006-05-16 Motorola, Inc. Soft handoff between cellular systems employing different encoding rates

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002248284A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Juki Corp ミシンの異常処理装置
JP2002248286A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Juki Corp ミシン、及びミシンのメンテナンス方法とメンテナンスシステム
US7046719B2 (en) 2001-03-08 2006-05-16 Motorola, Inc. Soft handoff between cellular systems employing different encoding rates

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