JPH08112482A - 警告表示機能を備えたミシン - Google Patents

警告表示機能を備えたミシン

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JPH08112482A
JPH08112482A JP28004294A JP28004294A JPH08112482A JP H08112482 A JPH08112482 A JP H08112482A JP 28004294 A JP28004294 A JP 28004294A JP 28004294 A JP28004294 A JP 28004294A JP H08112482 A JPH08112482 A JP H08112482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
sewing machine
warning
display
sewing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28004294A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Murakami
英二 村上
Takayuki Kawasato
隆行 川里
Mitsufumirou Oumiya
光史郎 近江屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Janome Sewing Machine Co Ltd filed Critical Janome Sewing Machine Co Ltd
Priority to JP28004294A priority Critical patent/JPH08112482A/ja
Publication of JPH08112482A publication Critical patent/JPH08112482A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミシンの異常発生の情報を一元管理し、表示
部に異常情報に関する警告表示を同時に行うことによ
り、異常発生への対処が迅速に行え、初心者にも簡単に
縫製作業が楽しめるようにすること。 【構成】 ミシンにおいて、ミシンの運転始動を指令す
るためのスタートスイッチと、そのスタートスイッチに
対応して、ミシン内各部の異常を検出する検出センサー
と、異常検出センサーの信号に基づき異常の発生した異
常箇所の全情報を同一画面に表示する表示部を設けたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの制御に
よって駆動する直線縫い通常ミシンならびに刺しゅう機
能を有するミシンの異常発生時の警告に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来のコンピュータミシンは、送り歯の上
下、押えの上下、押え足の種類等各種の異常検出のため
の検出手段を備えている。これら複数の検出手段を備え
たコンピュータミシンでは、縫製作業の開始時(ミシン
始動時)に異常が検出されると画面上に警告表示を行な
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
異常発生に対する警告表示は、それぞれ独立して管理さ
れているため、複数箇所の異常発生の警告は、1つのと
きと同じ様に画面表示されていた。このため複数箇所の
異常が発生した場合でも、作業者は1回に1箇所の警告
表示しか確認できないため、「ミシンのスタートスイッ
チ入力」→「第一の異常警告表示」→「異常確認」→
「第1の異常解除作業」→「ミシンのスタートスイッチ
入力」→「第2の異常警告表示」→「異常確認」→「第
2の異常解除作業」……という作業となりその都度ミシ
ンのスタートスイッチを押して、異常を検出させなけれ
ばならず、非常にわずらわしいという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】コンピュータミシンにお
いて、ミシンの運転始動を指令するための始動指令手段
と、ミシンの運転に対応して、各部の異常を検出する異
常検出センサーと、該異常検知センサーに基づき異常の
発生した異常部の全情報または一部の情報を少なくとも
同一画面に警告表示するための表示部を設けたことを特
徴とする。また、ミシン駆動中、異常が検出された場合
には、ミシンを強制停止させるとともに異常検出部に異
常発生部を表示することさせても良い。前記表示部は文
字情報による画面表示、図形情報による画面表示または
文字情報と図形情報による組み合わせの表示を行うこと
もできる。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図7は本発明のミシンの外観を示したものである。
本発明のミシンAは表示部1を備え、その表示部1に
は、各センサー情報からの警告が表示される。表示部1
は液晶パネルやLED等画面表示可能なもので構成され
ている。ミシン本体前面のパネルには、ミシンの始動、
停止を指令するためのスタート/ストップスイッチ2が
設けられている。
【0006】ミシン本体内部には各装置の異常を検出す
るためのセンサーとそれらセンサーにより得られる情報
を制御するための中央演算装置Bが内蔵されている。本
発明を図1のフローチャートおよび図2の制御ブロック
図で説明すると、S1で作業者はミシンのスタートスイ
ッチをONし、縫製作業に入る。
【0007】異常検出センサーは、糸通し器が上または
下の位置にあるかを確認し、縫製時には糸通し器が下が
っている場合に警告を表示するための糸通し器上下検出
センサー3と、布押えのための押え足が上または下の位
置にあるかを確認し、押え足が上がっている場合に警告
を表示するための押え足上下検出センサー4と、刺しゅ
う縫いや通常の直線縫いなどの縫いによって使用する押
え足の種類を検出し、適正な押え足を使用しているか検
出するための押え足種類検出センサー5と、縫いの開始
に対し、送り歯が下がっているか確認するための送り歯
上下検出センサー6と、刺しゅう縫いの際、選択された
模様に適用されるの下糸の使用量を検出し、不足する場
合には、残量不足を警告するための下糸残量センサー7
と、ミシンコントローラーが踏まれた状態のままで装着
されたりその接触が不良であった場合に警告を発するた
めのコントローラー検出センサー8などで構成されてい
る。
【0008】S2では、これら異常検出センサーによ
り、異常情報をチェックし、D1で異常が検出されたか
を判断する。ここで異常が検出されず、正常であると判
断された場合にミシンはS5で運転が開始される。D1
で異常が検出された場合にし、S3で各異常検出センサ
ーに対応する表示部1に異常箇所の異常が画表示され
る。
【0009】これらは集中管理されており、すべての警
告メッセージが表示される。警告メッセージの表示例
は、図4、図5および図6のように表示される。図4で
は押えに対しての押え足レバー異常表示11と下糸残量
異常表示14に異常が発生した場合の画面表示を示した
ものである。
【0010】これらの異常箇所の警告表示は表示部1が
液晶ディスプレイで構成されている場合には、反転させ
たり点滅させたりすることにより、作業者が確認できる
ものである。また、カラーディスプレイにすることによ
り、その異常箇所の色を通常使用している色と変えたり
して表示することも可能である。
【0011】S3の警告表示が確認され作業者はS4で
警告箇所の異常を解除する。ここでは押え足のレバーを
下げ、下糸ボビンに充分の量の下糸が巻かれたボビンに
交換し、再びミシンのスタートスイッチを押すと異常は
全て解除されたことになるために、ミシンは運転を開始
する。
【0012】図5は前出S3の警告表示形態の一例を示
すもので、異常情報とその異常発生箇所の位置を示す図
形情報により異常箇所を表示するものである。図6は図
形情報と文字情報を一体化したものであり、異常発生箇
所とその内容がすぐ確認でき、異常解除等の作業が一目
で理解できるものである。また、図形情報画面の異常発
生箇所をタッチスイッチにすることにより、そのスイッ
チを選択すると、別画面で異常発生箇所の詳細な情報を
知ることも可能である。
【0013】警告表示装置は、画面表示可能なものであ
ればよく、液晶やブラウン管等の画像装置を用いること
ができる。液晶ディスプレイの場合、異常発生箇所を反
転表示したり、点滅表示またはカラーディスプレイでは
色を変化させて警告表示することも可能である。
【0014】図3は請求項2に記載した内容を示すもの
である。請求項2の内容を図3のフローチャートに基づ
いて説明する。本発明は、ミシン縫製開始時だけでな
く、縫製作業中に異常が発生した場合、ミシン運転を一
時中止し、異常解除を行ってから、再び縫製作業へ戻る
というものである。
【0015】本発明は、S1でミシンのスタートスイッ
チがONされたかを確認する。スタートスイッチがON
されると、S2で各センサー情報のチェックを行う。D
1で異常が検出されると、フローはYESへ行きミシン
が運転されているかをチェックする。ミシンが運転され
ている場合には、S3でミシンを強制的に停止させる。
【0016】S4では前記S3の停止原因である異常発
生箇所を表示し、作業者に異常のあったことを知らせ
る。ミシン縫製作業中、急に布押えが上がってしまい、
布が押えられなくなることがある。これにより布を送る
量が変化したり、直線に縫うことができなくなったりす
るため、縫いを失敗したりすることになる。また急に布
押えが上がったことにより、作業者が驚きケガをするこ
ともあることから、異常が発生すると、一旦ミシンを停
止させ、正常な状態に戻す必要がある。
【0017】S4で異常発生箇所を確認し、S5で作業
者は、その異常原因を取り除く。ここでは布押えのレバ
ーを下に降ろす作業である。本プログラムは、D3でミ
シンのストップスイッチが押され、ミシンによる縫製作
業が完了するまで安全装置としてループされる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1の発
明によれば、全ての異常情報が一元管理され、まとめて
画面表示されることにより異常原因を一目で確認するこ
とができ、作業性が向上する効果がある。また煩雑な異
常解除作業も、すぐに行うことができることから、従来
のように何度も繰り返し確認作業を行なわなくて済み、
高能率な作業が行える。次に請求項2の発明では、縫製
作業開始時だけでなく、縫製作業中に異常が発生したと
きには、ミシンが自動的に停止し、その異常原因および
異常箇所の情報がすぐにわかり、安全である。また、請
求項3および請求項4では、警告表示が文字情報、図形
情報または文字情報と図形情報の組み合わせによって表
示されることから、作業者は見間違うことなく、異常に
関する情報を的確に把握でき、その対処も迅速に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の動作を説明するフローチ
ャート図
【図2】 本発明の一実施例を示す制御ブロック図
【図3】 本発明の一実施例の動作を説明するフローチ
ャート図
【図4】 本発明の一実施例の表示形態を説明する説明
【図5】 本発明の一実施例の表示形態を説明する説明
【図6】 本発明の一実施例の表示形態を説明する説明
【図7】 本発明の一実施例を示すミシンの外観図
【符号の説明】
A:ミシン本体、B:中央演算装置(制御部)、1:液
晶表示部、2:スタートスイッチ(ストップスイッ
チ)、3:糸通し器上下検出センサー、4:押え足上下
検出センサー、5:押え足種類検出センサー、6:送り
歯上下検出センサー、7:下糸残量検出センサー、8:
コントローラー検出センサー、9:ボタンホールレバー
検出センサー、10:糸通し器異常表示部、11:押え
レバー異常表示部、12:押え足種類異常表示部、1
3:送り歯異常表示部、14:下糸残量異常表示部、1
5:コントローラー異常表示部、16:ボタンホール異
常表示部、17:速度検出手段、18:速度制御手段、
19ミシン駆動手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータミシンにおいて、ミシンの運
    転始動を指令するための始動指令手段と、ミシンの運転
    に対応して、各部の異常を検出する異常検出センサー
    と、該異常検知センサーに基づき異常の発生した異常部
    の全情報を少なくとも同一画面に警告表示するための表
    示部を設けたことを特徴とする警告表示機能を有するミ
    シン。
  2. 【請求項2】請求項1において、ミシン駆動中、異常が
    検出された場合には、ミシンを強制停止させるとともに
    異常検出部に異常発生部を表示することを特徴とするミ
    シン。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記表示部は文字情報
    または図形情報による画面表示を行うことを特徴とする
    警告表示機能を有するミシン。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記表示部は文字情報
    および図形情報による組み合わせを画面表示で行うこと
    を特徴とする警告表示機能を有するミシン。
JP28004294A 1994-10-19 1994-10-19 警告表示機能を備えたミシン Pending JPH08112482A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28004294A JPH08112482A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 警告表示機能を備えたミシン

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JP28004294A JPH08112482A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 警告表示機能を備えたミシン

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JPH08112482A true JPH08112482A (ja) 1996-05-07

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ID=17619494

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JP28004294A Pending JPH08112482A (ja) 1994-10-19 1994-10-19 警告表示機能を備えたミシン

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JP (1) JPH08112482A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100460582C (zh) * 2002-04-10 2009-02-11 重机公司 缝纫机的面线保持装置
KR101412980B1 (ko) * 2007-04-19 2014-06-27 주식회사 썬스타 자수기의 장애 자가진단 장치 및 방법

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